ストーキングキャット 2


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 「なにも、猫に嫉妬することないじゃんよ。器ちっちぇ~」
 「だってよ」
 「だってよじゃねえよ」

 「ご、ご主人様~」

 「だいじょうぶかい。しろ」

 「体がフリーズしたけどだいじょうぶ」

 中年男は帰ったのか。

 「しろ。溜まってたんでしょ。いっぱい射精(だ)したのね」

 「お隣の三毛ちゃんが好きなんでしょ」

 
 「三毛ちゃんか~」

 
 「なにじろじろ見てんのさ。高々雄猫風情が」

 「高飛車な雌猫だな~」

 しかし、セクシーなお尻に目が釘付けになっていたのは否めない事実だった。

 「三毛ちゃん」

 夢の中で腰を使っていた。

 「あ」

 射精(だ)しちゃったよ。

 夕べご主人様の脇の下と細腕で発射したばかりなのに。

 発情期キタ~ッ!

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