「え? 月に一回くらいなの? 意外に少ないのね。ウチは、週に2回くらいはあるわよ」 菜々子さんが、そんなことを言う。妻の里香が、 その言葉に驚いた顔を見せる。 「週に2回ですか? 菜々子さんって、結婚してもう5年くらい経つんですよね? びっくりです」 素直にそんな感想を話す里香。俺も、週に二回という話には驚いていた。 今日は、高校からの友人の祐馬と、奥さんの菜々子さんを自宅に招いて鍋を...
「私なんかで良いの? 私、裕也君が思ってるような女じゃないよ」 七海にそんなことを言われて、想定が良すぎて言葉を失ってしまった。同じ大学の七海とは、バイト先も同じだった。すぐに仲良くなって、一緒に映画に行ったり遊園地に行ったりするようになり、女性と付き合ったことがなかった僕は、あっさりと恋に落ちた。 七海は、150センチそこそこの小柄な女の子だ。可愛らしい顔をしていて、実際の年齢よりも幼...
御手洗佑樹
みぞね
「そんなの無理だよ、私なんかじゃ誰も買わないよ!」 妻の美久が、慌てた顔で言う。俺が話したことに、驚いてもいるようだ。俺が話したことは、美久に写真集のモデルにならないかという話だ。それは、親友の秋典から提案されたことだった。 秋典は、昔から個性的な男だった。協調性のない性格で、案の定会社勤めは無理だった。いまは、SNSでインフルエンサー的なことをして収益を上げているようだ。何十万人もフォ...
僕には長い間ずっと憧れ続けている人が居た。 18の時、初めて彼女を見たときの衝撃は今でも忘れられない。 僕は群馬の片田舎で生まれ育ち、県内ではそこそこ名の通った桐生高校へ進学した。 しかし、やってもいないカンニングの疑いを掛けらたことが発端で 教師と揉めて高校を中退してしまった。 それからは絵に描いた様な転落人生だった。 彼女と出会った18の頃は、 ちょうど東京の田町駅近くにある金融屋で働き...
8月9日(金)が兄妹SEXのスタートとなった日。メグミと俺がマジモンの恋人関係が始まった日です。 メグミ(22歳)、俺(28歳)の二人で2LDK同居中です。 もともとは俺が就職して東京に出て来て一人暮らしを開始した。 九州の実家にいるメグミは地元ではヤンキー生活していたんだが、メグミが高校卒業(一応卒業できた!)して東京に行く!ってことになって、両親から引き取ってくれぇ!とお願いが来て、兄の...
突然思い詰めた顔で、妻のめぐみがパートを辞めると言い始めた。めぐみは、週に2~3回程度、近所のファミレスで働いている。私の稼ぎがそれなりに多いので、専業主婦をやってくれても良いと言ったが、まだ子供もいないので少しは働きたいと始めたことだった。 楽しそうに働いていたので、どうしたのだろう? と思った。28歳の彼女が、可愛らしいファミレスの制服を着て働くのは、少し違和感はあったかもしれないが可...
「どうしたの? ジッと見てるね」 妻のあやみに言われて、少し動揺してしまった。朝ご飯を食べながら、相変わらず可愛いなと思って見つめてしまっていた。それを伝えると、 「そんなことないよ。私なんて、普通だもん。でも、ありがとう」 あやみは、嬉しそうに笑ってくれた。結婚して4年経つ。あやみも僕も32歳になり、それなりに加齢を感じるようになってきた。あやみは2年前に子供も産んでいるので、肉体的に...
結婚して10年経ち、子供もさほど手がかからなくなってきた。妻の恭子が妊娠して出産、そして子育てとバタバタ忙しく、長らくセックスレスになっていた。最近、それも復活し、夫婦関係も良好そのものだ。 ただ、長いセックスレス期間の間に、俺は寝取られ性癖に目覚めてしまった。色々なジャンルの動画や漫画でオナニーをしていたある日、たまたま寝取られ系の動画を見て衝撃を受けてしまった。 それは、自分の妻を他...