私は宮崎といいます。地方国立大卒、地方のIT企業の技術職、社会人3年目の25歳です。学生時代はラグビーをしていて、身長も180センチと体の大きさと頑丈さが取り柄です。
大学時代にはじめて彼女ができて、有頂天になっていたら、ラグビーの合宿で離れている間に、彼女の寂しさの相談に乗るフリをして近寄った後輩に奪われて、合宿のお土産を持参した日にフラレました(涙)。
それ以来、女性不信気味になってしまい、就職後も彼女がいないまま今日に至ります。
就職してからはほぼ社内や客先での残業に追われて、女生徒のお付き合いやスポーツをする時間はありませんが、筋トレだけは習慣で今も続けています。
私の職場は、ほぼ全員残業が多く、そのうえ、もともと他の部署より女性が少なく、上司だけは女性ですが、他の部署の女性も含め、プライベートな接点もなかったため彼女、普段の性欲解消はもっぱらAVを見ながらの自家発電か、せいぜいボーナス時に風俗に行くか、でした。
ある日、溜まった性欲を外に吐き出したくてひさしぶりに出会い系サイトをあちこち見ていたら、寝取られ系のある投稿が目につきました。
「当方35歳の夫婦です。子宝に恵まれないため、妻を妊娠させてくださる方を募集しています。条件は、心身ともに健康であること。できれば高学歴&スポーツマンである方が希望です」
とあります。寝取られ系にしては場違いな、というか、妙な印象でしたし、地方国立大学が高学歴に該当するのか?学生時代はスポーツマンだったけど、いまはやってないけどいいのか?など自問自答しつつ、ダメ元でメッセージを送ってみました。個人は特定できないレベルですが、経歴についてはそれなりに正直に伝えました。
数日後、先方から連絡がありました。あなたの詳しい話を聞きたい、とのこと。送られてきたメールアドレスに、連絡して、まずは旦那さんとお会いすることになりました。
仕事帰りに旦那さんとファミレスで待ち合わせてお会いしてみると、温和な感じで静かに話す思慮深い感じの方でした。こんな人が寝取られ希望・・?しかも妊娠させてくれる人、ということは中出しまで??なんとなく不思議に思い、ダメ元で理由を聞いてみると、思いのほか詳しく教えてくれました。
本名は明かしたくない、ということで、銀行などの凡例名で多い、山田さん、とお呼びすることになりました。
それは、切実な話でした。学生時代に大恋愛して、お互いの家にも認めてもらって就職後も恋愛継続、就職3年で結婚、その後5年は2人とも仕事に打ち込み、30歳になって、避妊をやめて子供を作ろうとしたものの3年経っても妊娠の兆候もなかったため、奥さんが、
「もしかして私、子供ができない体なのかも・・」
と泣き出してしまったそうです。それで思い切って2人で病院に行き調べてもらったところ、実は奥さんには問題はなく、ご主人の側に問題が見つかったのだそうです。精子の量が少ないうえに活動量が少ないことがわかり、妊娠が難しいことがわかったのだとか。
その後、不妊治療も続けたものの一向に妊娠できず、年齢も35になり、子供が欲しいならそろそろ考えないと、いうことで、養子のことも含め2人で何度も話し合った結果、旦那さんのは無理でも、せめて奥さんの遺伝子だけは受け継いだ子供が欲しい、ということになったそうです。
ただ、奥さんが「浮気はしたくない」という強い意志があるそうで、そこで旦那さんが出した案がこういうものでした。
・奥さんは相手の顔を見ない
・相手も奥さんに話しかけない
・旦那さん同席の上で、旦那さんとセックスしながら、奥さんは旦那さんとセックスし続けているつもりで終わる
要は、旦那さんとセックスしているつもりになっているうちに、いつのまにか入れ替わって中出しだけしてほしい、ということのようです。
ただ、せっかくだからいい精子がほしいよね、ということで学歴やスポーツマンなどの条件が上がったそうですが、浮気にしないため、相手の情報は奥さんには一切伝えない、相手の学歴やスポーツマンかどうかなどは、すべて旦那さんが判断して、旦那さんが受け入れられる相手にする、ということだそうです。要は、旦那さんのお眼鏡に叶えばよいということらしいです。
奥さんとのツーショットの写真も見せていただきました。顔はボカシが入っていますが、小柄でかわいい感じです。こんな人とセックスできるなら、儲けものです。
私のほうも、身長も旦那さん(176センチ)と近く、話して好印象も与えられたようで、終始穏やかに話しながら、最後に、
「宮崎さんがかまわないなら、私は宮崎さんにお願いしたいと思います」
と言われました。そして、旦那さんから
「これだけ宮崎さんの個人情報を聞いておきながら申し訳ないですが、両親には、不妊の話はしていないので、自分たちの間の子供として育てようと思っています。」
「宮崎さんを信用しないわけではないですが、あとでこの話が漏れないように、こちらの名前や住所などは伏せさせて頂きたく、セックスもシティホテルとさせてください。」
と言われました。
そして実行する日程は後日連絡を頂くことにして、その日は解散しました。
翌日、さっそく山田さんから連絡がありました。急ですが今週の土曜日の夜はどうでしょうか、とのこと。土曜夜なら、休日出勤があっても大丈夫そうです。ということで快諾しました。会話を最低限にしたいので、シャワーも浴びて来てほしいとのこと。
そして土曜日、念のためシャワーも浴びて、指定されたシティホテルのロビーで待っていると、目の前に立つ人がいました。山田さんでした。
山田さんは、
「すでに部屋に妻を待たせています。妻はアイマスクをしています。中では絶対に声を出さないでください。最初私が彼女と前戯をしますので、その間に衣服を脱いでいてください。合図をしたら交代する、ということで。」
「妻には、まず最初に私とセックスして、そのあと交代すると伝えてありますが、前戯したらすぐ交代して、妻には私としているつもりで安心してセックスしてもらいたいと思っています」
と言われ、山田さんのあとについて部屋に行きました。
部屋に着くと、そこはスイートルームでした。山田さんは奥さんの手を引いて、
「じゃあ、はじめるよ」
と言いながら、私に目配せします。衣服を脱いでソファーで待つことにしました。服を脱いだ私を見て、山田さんは一瞬目を見張ったような気がしましたが、奥さんのほうに向きなおり、奥さんとキスしながら、少しずつ奥さんの服を脱がせていきます。
奥さんは、さすがに見ず知らずの人に見られている緊張感からか、最初は少し抵抗気味でしたが、途中であきらめたのか、キスに専念することにしたように、夢中で山田さんにキスをして、下着姿になりました。
下着姿の奥さんは、色白、小柄で、写真の見た衣服を着た姿から想像した以上に胸も大きく、ウエストもくびれていて、とても35才には見えない美しい姿でした。両手で胸と股間を押さえて恥ずかしそうにしていますが、胸の大きさは隠し切れない感じで、恥ずかしそうな姿もそそります。
山田さんも衣服を脱ぎながら奥さんをベッドに静かに押し倒し、胸を揉みながら、耳、首筋、とキスをしていきます。恥ずかしそうに体をくねらせる奥さんは、だんだん山田さんとのセックスに夢中になってきているようで、
「ん・・んあっ・・あなた、、なんか、恥ずかしい・・んはぁっ・・・」
となまめかしい声も出し始めました。
自然にブラジャーも脱がせ、乳首に吸いつきながら、手は下のほうに体を這っていき、ショーツまでたどり着きました。足元から見ると、すでにそこはしっとり染みになっています。
山田さんはショーツも脱がせて、秘所に口を這わせます。奥さんはもう声を我慢できないようで、
「ああっ・・いい・・きもちいいの・・・」
と言いつつ体をくねらせますが、M字に開かれた体を、くねるように動かします。
山田さんが指で中を刺激して、クリトリスを舐めると、
「はぁぁっ、きもちいい・・・もっとして・・」
とおねだりしています。
私は初めて見る他人のセックスにすっかり見入っていましたが、山田さんがこちらを振り向いて、声を出さずに
「おねがいします」
と口を動かしたのに気づいて、はっとしました。そうでした、私の役目は2人の痴態を見ることじゃなかった。この人とセックスするんだったと思い出して、静かに近寄りました。
離れていく山田さんのものも大きくなっていましたが、よく見ると、私の半分くらいしかありません。私のは18センチ以上、太さも5センチくらいあります。山田さんのは10センチもあるかどうか、太さも3センチくらいでした。
そこで、なるべく奥さんに違和感がないように、直前まで山田さんがやっていた、指を入れてクリトリスを吸うことからはじめたところ、奥さんはまだ山田さんとしているつもりだったようでしたが、クリトリスを強く吸い、指でGスポットを探し当てて刺激し始めると、奥さんは大きな声で
「あああ!!あなた、そこ、イイっ!!いつもよりキモチいいのぉっ!」
と声を上げました。私はそれでも続け、奥さんは
「ダメ、だめぇ、んああ!、イキそう、イッちゃいそうなのぉ!!」
と腰をくねらせます。
「もう、ダメぇ、今日のあなた、いつもよりすごいわ、お願い、欲しいの、ああ、またイッちゃいそう、お願い、中に来てぇ!んああ!!」
と懇願したのを聞いて、我慢汁がだらだらあふれ出している私のイチモツを、奥さんのそこにこすりつけました。山田さんが
「これが欲しいの?」
と言うと
「お願い、いじわるしないで、中に入れて!」
と言うので、私はこすりつけていたイチモツを、挿入しました。中は思いのほか狭く、ミチミチと音をたてそうなくらいでしたが、充分に濡れていたので、入れることができました。
「んああ!!!あなた、いつもよりおっきいぃぃ!!すごいい!あああ!イク!!イクぅぅ!!!」
入れただけで奥さんは背中を反らして絶頂してしまいました。大きな私のものを入れると、それを女性の中が押し出そうと動く人が多いのですが、この奥さんのものは、それでも奥へ奥へと引きずり込もうとする感じで、ある意味、いままでしたことのある女性の中ではピカ一の気持ちよさでした。
でもまだ、あと5センチ位を残して、最後まで入ってはいません。でも、奥に当たっているようでした。とりあえずそこまでを何度か出し入れする間、奥さんはイキっぱなしでした。そして、もう少し押し込んでみると、奥が狭いながらもさらに入っていく感じになりました。
「え?!これなに?!奥、奥が変なの!こんなのはじめて!!ああ!イクぅぅ!」
叫ぶようにイキ続ける奥さんに、私も、そろそろ出したくなってきました。じわじわとさらに奥に入れていくと、なにかが、イチモツの先を咥えるように包み込んできます。これが子宮口に入る、という感覚なのでしょうか。奥さんは
「ひいぃぃぃ!!こんな、こんなの知らない!すごい!!こわれちゃうぅ!!んああ!!」
と叫んでます。そして全体が強く締め付けられ、私も限界に達して、中に勢いよく放出しました。
「奥、奥が熱いのぉ!!イクぅ!またイッちゃうう!!!」
背中を大きく反らすようにブリッジしたあと、
「んんんーーー!!!!」
と一声上げて痙攣したと思うと、ドサッとベッドに落ちました。失神してしまったようです。
のけぞったときに見えた首元に、可愛く三角に3つのホクロがあるのが見え、それが色白な肌に映えて、肌をより白くみせていました。
強く締め付けられていたせいか、イチモツもなんとか抜けず、意識がなくなっているのにむしろまだ奥に引き込もうと動いていて、私のイチモツも普段と違い、出す前と変わらぬ硬さで奥さんを貫いています。
もう、その先は本能のなすがまま、奥さんを突き続け、奥さんは快感で目覚めてはイキ続け、放出時にまた失神する、というのを3度繰り返し、3度目で私も放出しました。会う日が決まってから、私も禁欲していたので、自分でもすごい量が出た気がします。
ほぼ放出しきって、ふうっ、と息を吐いたとき、旦那さんからめくばせされ、はっとわれに返りました。私のイチモツを抜いた奥さんの中からは、なぜかあまり精子は出てきませんでした。ほとんどが子宮の中に直接送り込まれてしまったのでしょうか。
奥さんを労ろうとしていたはずの旦那さんも、私達の痴態を見て、興奮してしまっていたようで、離れた私に代わり、失神したままの奥さんの中に入れました。が、奥さんは目を覚ますことなく旦那さんのなすがままでしたが、ほんの2分ほどで旦那さんは果てて、そのまま彼のモノは小さくなり抜けるのが見えました。旦那さんが離れたあと、白い精子が溢れて流れ出て来ていました。
旦那さんに、
「今日はありがとうございました。もしかしたらまたお願いするかもしれません」
と謝礼の封筒を渡され、私は帰ることになりました。2人はそのままそこに泊まっていくとのことでした。
次があるとしたら今回は妊娠しなかった、ということでしょうし、数回くらい続いてくれたらうれしいな、と思いつつ、ともあれすごい体験をしたもんだ、と思いながら、久しぶりの大量放出に、スタミナ復活のため、臨時収入で一人焼肉をしにいったあと、家に帰りました。
翌週、いつものように月曜に仕事に行くと、いつもの多忙な日々です。夢のような週末から一気に現実に戻されたような気持ちになり、ほんとにあれは夢だったんじゃないかと思いはじめました。
その週は、翌週の会議に向けた資料作成をしていました。そして金曜日の昼には上司に提出して、チェックをお願いしました。夕方になって、作成した資料のことで課長に呼ばれ小会議室に行きました。
職場の直属上司は藤原課長、10歳上の仕事ができる既婚の女性です。仕事にも自分にも厳しいタイプで、正直仕事でついていくのは結構大変ですが、客先との調整がうまくいったときには必ず褒めてくれるし、その笑顔が魅力的で、それが見ちゃうと、またつい頑張っちゃう同僚が少なくないようです。
それほどすごい美人、というわけではありませんが、小柄で表情が豊かなせいか、時々すごく若く見えるときもあります。とはいえ、職場では私の席からは離れているので、あまりまじまじと課長を見ることもありませんでした。
課長に促されて、資料の流れと、データの出どころの説明をしました。そして課長が納得してくれて
「よくここまでまとめられたわね。説明もよかったし、来週の会議、このままで使えるわね。私の手直しはいらないみたい。プレゼンも宮崎くんで大丈夫そうね。」
と顔を上げて褒めてくれました。
その日は資料の手直しが発生する前提で、残業する覚悟をしていたのですが、課長もそのつもりだったようで、席に戻った後、
「宮崎くんの資料の出来がよかったから、残業しなくてよくなったね。あとちょっとで私の仕事も終わりそうだから、お祝いにこのあとご飯行こうか?ご馳走するよ!」
と社内メールで連絡がありました。部下のやる気を出させるために、そんなことがある話は聞いたことがありましたが、私ははじめてだったので、やった!と思い、
「せっかくだから居酒屋でお酒でもいいですか?」
と聞くと、
「あんまりお酒は強くないけど、任せるよ。場所も宮崎くんに任せていい?」
と返事があったので、ゆっくり話ができる個室系の居酒屋を予約しました。
他の社員に自慢したい気持ちを抑え、むしろ余計な詮索をされないよう、「お先にお店でお待ちしてます」と課長にメールしたあと、先に会社を出て店に入り、課長が来店を待ちました。そして課長到着、ビールで乾杯です。そして仕事の話から趣味の話など、話がはずみました。
仕事中には私語を話すことがほとんどない課長で、いままで私は課長とプライベートな話もしたことがなかったのですが、その日の課長は思いのほか饒舌で、そしていつもの表情の多様さで、何度も見とれて話を聞き逃してしまうほどでした。
そのたびに、課長に
「え?なにぼーっとしてるの?もしかして、宮崎くん、私に見惚れてる?おばさんに見惚れても何も出ないよ~♪」
とからかわれる始末でした。お酒も思いのほか進み、お酒はあまり強くないと言っていた課長もビールに続きワインも飲み、こころなしか呂律も怪しくなってきました。
「そういえば課長、今週はごきげん良かったみたいですけど、なにかいいことでもあったんですか?」
と聞くと、
「え?わかった?そうなのよー」
とうれしそうにしています。
「いいことって、なにがあったんですか?」
と聞くと、数年来のストレス発散ができたみたいでした。
数年来のストレスというので、仕事のことかと思い、ちょっと大変そうだなと思ったので、
「ここんとこ、仕事忙しかったですもんね。部長からなにか言われたりとかあったんですか?」
というと、
「仕事じゃないわよ、家庭内の話よ~。人に話すようなことじゃないんだけどね。」
といいます。
「旦那さんとは大恋愛結婚だったと噂で聞いてますよ、家庭内でストレスなんてあるんですか?」
と聞くと、
「そりゃね、好きで結婚しても、思うようにならないことってあるわけよ」
と歯切れが悪い様子。そして
「まぁ、悩み事もなんとかなりそうだから、いいのよ。それに、すっきりしたし!」
といい、大きく伸びをして、
「終電なくなると困るから、そろそろ帰ろっか」
と言いました。その伸びをした課長の首元に、三角に3つのホクロがあるのが見えました。
そのホクロに、なにか見覚えが・・。あのときの奥さんにも、そういえば・・・と思い出しました。
でも、まさかあのときの奥さんが・・・課長なわけないか?!私の脳裏に、あの日の奥さんの激しくイク姿が浮かびました。それで、ちょっとカマをかけてみることにしました。
「課長、その悩み事って・・・もしかして、お子さんができなくて、とかいうことですか?」
と聞くと、課長はうろたえるように、
「え?!ちょ、な、なに?なんのこと?」
といいつつ、目が泳いでいます。
あ、これは当たりだ、あのきれいな奥さんが、いま目の前にいる課長だなんて、毎日課長と顔を合わせて声も聞いていたのに、気づかなかったなんて!
さらに突っ込んで、
「不妊治療がうまくいかなくて、他の人に精子をもらったんですよね?」
「しかも、治療とかじゃなくて、旦那さんの前で浮気セックスしたんですよね?」
と言うと、課長は焦って座り直し、
「ちょっと待って、み、宮崎くん、どこでそんなこと知って・・・」
「もしかして夫が・・でもそんなはずは・・、ねぇ、どうして知ってるの?!私、酔ってなんか口走っちゃってた?そんなことないよね?」
「そりゃ、わかりますよ、尊敬してる課長のことですから」
「入れられた途端に、旦那さんのじゃないモノでイキまくって何度も失神したとか、さすが課長です」
「ほんとは、もっとしたかったんじゃないですか?」
「み、宮崎くん、お願い、恥ずかしいから大きな声出さないで・・、もしかして・・・あの時の人って・・・」
「当たりです。俺ですよ」
「そ・・・そんな、まさか同じ職場の、それも後輩だったなんて・・・ね、宮崎くん、お願い、他に人には内緒にして!」
「え?どうしてですか?さっきまで課長も喜んでたことだったし、隠さなくてもいいんじゃないですか?」
「他の人達も、きっと喜んでくれると思いますよ。課長がちゃんと子供を授かろうとしてる、他の人のモノで何度もイッてがんばった、って知ったら、応援してくれるんじゃないですかね」
「やめて、みんなに言わないで!」
「それは、課長次第じゃないですかね?」
「私次第って・・・ど、どういうこと・・?」
「課長って、要は妊娠したいんですよね?この前の1回で、ちゃんと妊娠できてるか、不安じゃないですか?もっと何回もしたほうがよくないですか?」
「そ、それはそうだけど・・でもできなかった場合は、また主人から連絡することになってるし・・」
「そうやって妊娠できないまま毎月1回だけ続けていくほうがいいんですか?旦那さんに言わなくても、できるだけ、多くしたほうがいいんじゃないですか?」
「で、でも・・夫が・・・それにそんな浮気みたいなこと・・・」
「その旦那さん公認で前回はしたんですよね?旦那さん的にも妊娠させることが目的なわけだし、旦那さんから見ても、俺は課長に種付けする許容対象だったわけだし、じゃああとは、確率を高めるほうがよくないですか?やることは結局一緒ですよ?」
「1回を一晩と考えるか、妊娠するまでと考えるかの違いだと思えばいいんじゃないですか?確実に妊娠したいんじゃないんですか?」
「そ、そうだけど・・・」
「課長さえよかったら、このあと、続きをしませんか?ちゃんと眼で見て、味わってみたくないですか?妊娠するためだけじゃなく、もう一度、あの快感を味わいたくないですか?」
「俺も、旦那さんの前でするのは正直落ち着かなかったし、ストレスがあるときの精子って、妊娠しにくいらしいですよ」
など、都合のいいことを立て続けに畳み掛けるように言ってみると、アルコールで判断力が落ちているのも手伝ってか、こくん、とうなずきました。
「課長、いつも言ってますよね?ちゃんと言葉にしてください」
「宮崎くん・・・もう一回、私を妊娠させてほしい・・・」
恥ずかしそうに話す課長は、とても10歳上とは思えないかわいらしさでした。
「じゃあ、善は急げ、ですね。どこへ行きますか?」
と聞くと、
「外で会うのは、人に見られると困るから、ウチに来て・・」
「え、でも家には旦那さんがいるんじゃ・・・」
「夫は、今週から一ヶ月くらい、出張でいないの。土曜にあんなことしたけど、ほんとは今週末のほうが妊娠しやすいタイミングだったのよね。でも夫がいるときじゃないとあんなことできないし、来月に延ばしたとしても、その時にちゃんと出張が終わって帰ってこれるかわからないっていうから、じゃあできるときに・・ってことにしたのよ。」
「だから、むしろ今週のほうが妊娠しやすいと思うの。宮崎くん・・私を妊娠させて。お願い。」
そこまで言われたら、断る理由がありません。会計をして、お店をでることにしました。
まだ終電には間に合う時間でしたが、駅で一緒に歩いてるところを他人に見られると困るので、店のそばのコンビニであらためてビールと軽いつまみを買って、タクシーを拾い、課長のマンションに移動しました。マンションは、私のアパートから歩いても行ける場所でした。微妙に最寄り路線が違うため、いままで通勤で会うことはありませんでした。
幸い、他の住人に会うことなく、課長の部屋に入ることができました。
「着替えてくるから、そこに座ってて。」
リビングに通され、ソファに座ってしばらく待つと、パジャマに着替えた課長が戻ってきました。寝室はリビングの向かい側のようで、課長が出入りするときに、ちらりとベッドが見えました。
課長はやはり緊張したのか素面に戻ってしまったようで、あらためて飲み直すことになりました。
私としては、ここまで来たら、急ぐこともないので、缶ビールを飲みながら、ソファで隣りに座って、旦那さんのことなど、少しずつ話してくれました。
スーツ姿からラフなピンクのパジャマに着替えた課長は、会社でのキリッとした雰囲気ではなく、普通の、いや、むしろかわいらしい若い女性に見えました。それでも、ゆったりしたパジャマから覗く胸元と、パジャマを押し上げる思いのほか大きい胸など、改めて女性としての魅力を見せつけられた気分でした。
「課長は、旦那さん以前にお付き合いした男性はいたんですか?」
「はじめては、仲の良かった幼馴染と高校3年の卒業の時だったけど、痛いだけだったよ。」
「幼馴染とは、大学も違ったから結局それっきりで、大学で今の主人に会ったの。」「だから、エッチって、主人とのことがそのものだったし、男性ってそういうものだと思っていたの」
「でも、不満があったわけじゃないのよ。主人は、いつも、少しキスして、お互い裸になって、少し前戯をしたらすぐに入れてきて、短時間で終わっちゃう人だったけど、なにより抱き合ってる安心感があったから、私もそれで満足してたの。というより、満足していると思っていた、かな。」
「正直に言うとね、あの日の前戯は、いままで感じたことがないほど気持ちよかったわ。主人、他の人の前だからいつもより頑張ってくれてるんだと思ってたの。でも、中に入ってきたものが、主人と勘違いするにはあまりにも違いすぎて・・・いままで、男の人とセックスするってどういうことなのか、何も知らなかったことを思い知らされたわ」
「課長、気持ちよさそうでしたもんね。」
「やだ・・知らない人だと思ってたし、見えてもいないから、想像もしなかった快感に、主人と子供ができない寂しさを払拭するために神様が一生で1度与えてくれたご褒美、くらいに感じて、その快感に身を委ねることにしたから・・・」
「声も我慢しなかったのに、まさかそれが部下の宮崎くんで、全部見られて聞かれてただなんて・・・でも、宮崎くんじゃなかったら、もっと大変なことになってたかも。」
「課長、俺だからって、大変なことにならないとは限りませんよ」
「大丈夫、宮崎くんが真面目なのは知ってるもの・・。宮崎くん、職場の他の部署の女の子からも、評判いいのよ?荷物を運んでたら手伝ってくれた、とか、伝言の取次ぎが丁寧だったとか、女の子って、普段のちょっとした気配りとか、敏感なんだから。」
そして、小柄な課長が上目遣いで私を見る姿に、私は我慢できなくなってきました。
「課長・・でも、今日の俺、ちょっと真面目じゃいられなさそうです」
そう言いながら、課長が手に持っていた缶ビールをテーブルに置くと、課長に覆いかぶさるようにしてキスをしました。
「ちょ、ちょっと待って、宮崎くん、まだ心の準備が・・」
「準備なんてしなくていいです。受け身でいいので、ただ俺を受け入れてください。」
「で、でも、そ、そうだ!シャワー、シャワー浴びなくちゃ!」
そう言って私の腕から抜け出そうとするのを、少し力を入れて抱きしめて、首筋に唇を這わせながら、
「そのままの課長を味わわせてください」
そういって耳元にキスをして、舌を這わせると、
「はぅっ、だ、だめよ、耳弱いの、お願い、シャワー・・」
と言いかける唇をキスで塞ぎ、パジャマの上から胸をなでました。
「んんっ、ふぅっ!んんんっ!」
もう感じ始めているのが、抵抗する力が弱まってきたので、そのままパジャマのボタンを外してブラジャーの上から胸をもみ始めると、
「んああ!だめ、今日の私、なんか変・・はぁぁっ」
いい反応をしてくれます。パジャマの上も脱がせて、慣れないブラジャー外しをなんとかこなして、露わになった大きな胸は、このまえ見たはずなのに、35歳とは思えない張りでした。
乳首に舌を這わせつつ、手を少しずつ下に這わせ、パジャマの下に手を潜らせて、ショーツの上から秘所に触れると、もうぐっしょりでした。
「課長・・課長のここ、すごいことになってますよ」
そういいながら、ショーツの上から秘所を撫でると、
「ひぁぁっ、言わないで、はずかしいっ・・いつもはそんなことないのに・・ふぅぁっ!」
言ってる間にも、どんどんショーツに染みだしてきます。
「汚れすぎないように、脱がしますね」
と言いながら、一気にパジャマの下とショーツを一緒に引き下ろすと、
「いやぁ・・恥ずかしい・・・!」
と、片手で顔を、片手で股間を隠して足を閉じようとします。
「課長、隠さないで、見せてください」
そう言って、無理やりM字に足を広げさせ両手首をつかんで、顔と股間を隠していた手を掴んでヒザの裏を持たせます。
「こ、こんな格好したことない・・・恥ずかしい・・・ダメ・・・見ないで・・!」
課長は真っ赤な顔を背けながら、掴まされたヒザから手を離すことはなく、秘所からは触れてもいないのに愛液があふれてきます。私がそこに顔を近づけると、
「宮崎くん、お願い、汚いから、せめてシャワー、シャワー浴びさせて!」
といいつつ、力が入らないのか、足はあいかわらずそのままです。
「課長に汚いトコなんかないです。それに、俺がもっときれいにしてあげますよ」
と濡れそぼった秘所にそっと舌を這わせました。
「くぅっ!そ、そこ、だめっ!はぁぁ!」
舐めるたびに体をピクッとさせ、そのたびに愛液があふれ出してきます。上で充血して舐めて欲しがって見えるクリトリスも、舐めてみました。
「んあああ!だめ、そこ、すごい、だめぇぇ!!」
さらにいい反応です。少し強めに吸ってみると
「ひいっ!!強く吸っちゃだめぇ!!ひぁぁ!!ああ!宮崎くんにイカされちゃうう!!」
課長はクリトリスの感度も良くて、集中的に攻めました。愛液がどんどんあふれてくるのを舌で舐め取りながら、指をゆっくり挿入して、Gスポットを探して、ゆっくりこすってみました。
「くぅぅ!!中、すごい、こんなのはじめて、キモチよすぎるぅ!」
「んあ!そんなにしちゃ、だめぇ!!ああ!イッちゃう、イク、イックぅぅぅ!!!」
指を入れてまもなく、課長は背中を反らしてビクビク痙攣したあと、どさっと脱力しました。
ほんとに敏感です。
「こんなに早くイッちゃうなんて、課長、敏感なんですね。」
というと、
「普段は・・ほとんどイクことないのよ・・若い頃、自分でしてイッたことはあるけど、主人とのエッチでイッたことはほとんどないのに・・今日の私、なんか変だわ」
そう言いながら肩で息をしている課長がかわいらしくて、頭の後ろに手をまわし、引き寄せてキスをしました。時間をかけてディープキスをしていると、また課長の息がはぁはぁと荒くなってきました。
「キスだけでこんなに気持ちいいなんて・・・知らなかった・・」
課長はそういうと、私のワイシャツのボタンをはずしはじめました。
「私ばっかり裸で・・恥ずかしい姿を見られて・・・宮崎くん、ずるい」
すねたようにそういうと、私のワイシャツを脱がせ、ズボンのベルトに手を伸ばしたとき、その下で大きくなっている私のモノに気づき、そっと撫でてきました。
「すごい・・・こんな・・おっきくなるの・・?」
ズボンを脱がされた後、トランクスを持ち上げる私のモノを撫でています。
「ちゃんと見なくていいんですか?」
と聞くと、
「そうよね、私ばっかり見られて、不公平だし!」
そう言って、トランクスを下げようとしましたが、固くなったモノがひっかかって、下がりにくくなっています。
「宮崎くん、ひっかかって下げられないよ・・・」
「そのまま、一気に下げちゃってください」
「いいの・・・?」
そう言って、近づいて、えい、と一気にトランクスを下げると、反動で私のモノが跳ね上がり、課長の顔を直撃しました。
「きゃぁぁ!!」
課長が驚いて尻もちをつきました。そしてあらためて私のモノに手を伸ばして
「宮崎くん・・こんな大きくて・・長くて、それに固いの、見たいことないよ・・・」
「始めてだったら、ぜったい入る気がしないよ・・でも、入ったんだよね・・?あの時・・」
そう言いながら、撫でています。
「課長、口で・・してもらえますか?」
そう言うと、
「え?!口で?私、したことないよ?!」
と言います。旦那さんは、ほんとに淡泊なようで、フェラすらさせていないようです。
「俺がさっき課長にしたのをクンニって言うけど、女性が男性のを口に含んでするのをフェラチオ、フェラっていって、みんな普通にしてますよ。」
そういうと、「こう?」と、恐る恐る、舌を出して舐め始めました。
「そうそう、手も添えて、裏側を舐めたり、全体を口に含んだりしてみてください。歯は立てないように」
そういうと、ぎこちないながらも、咥えてきました。ほんとに初めてらしく、たまに歯が当たったりして正直フェラとしてはいまいちでしたが、「舌も使ってください」というと、一生懸命、頭を動かしながら舌も絡めようとしてきます。
なにより美人の課長が私のモノを咥えている、ということに興奮して、一気に射精感が高まってきました。
「課長、そのまま少し早く動かして、一度出すので、口で受け止めてください」
そう言って、頭の後ろにそっと手を当てると、口から出すなということが伝わったようで、頑張って頭を動かしてきたので、そのまま口の中に出しました。課長は、びっくりしたように目を見開き、一瞬頭を後ろに下げそうになりましたが、私が手を添えていることに気づいて、ビク、ビクと出したものを、なんとか全部口で受け止めてくれました。
「課長、気持ちよかったです。出したものを見せてください」
というと、口をあけて、舌の上にある白いものを見せてくれました。
「それを唾液と混ぜて、飲み込んで。」
というと、意を決したように、飲み込んでくれました。
「私・・初めて飲んだよ。精液って、こんな味なのね・・変な味だけど、嫌いじゃないかも」
というので、「もう一度咥えて、中に残ってるのも吸い出してください。お掃除フェラといって、セックスしたあとも、そうするのが普通ですよ。」
というと、「そうなんだ」と素直にまた咥えて吸い出してくれます。吸い出したものも、飲み込んでくれました。
課長は残っていたビールを一口飲んで、「妊娠させてもらいたいのに、口に出しちゃったらダメじゃない・・・って、宮崎くん!出したのになんでまだこんなに固いの?!」
と一向に萎えない私のものを見て目を見張っています。
「課長、本番はこれからですよ。ここから先は、ベッドでしましょう」
私はそういって、課長を抱き上げて寝室に向かいました。
課長を抱き上げて寝室に向かった私は、課長をベッドに座らせて、私も隣に座りました。
課長は、私のモノに手を這わせながら、
「主人だったら、一回出したあとは、小さくなってもう終わりなのに・・・宮崎くんの、まだこんなに・・・。すごいね」
と驚いていました。
「一回だけじゃあ、課長、あんまり満足できないんじゃないんですか?」
と聞くと、
「実質主人しか知らないようなものだから、そういうものだと思ってたの。アダルトビデオとかも見たことないし。主人としたときも、気持ちはいいし、終わった後にくっついて寝ていればシアワセな気分になれてたから、特に不満もなかったの」
とのこと。
「じゃあ、新しい世界を知っちゃった感じですかね。せっかくだから、課長に世間の普通のセックス、いろいろ教えてあげますよ」と言うと、
「ねぇ・・・ベッドで課長って言われるの、なんかヤだな・・・会社の延長みたいで。逆に会社で今のこと思い出しちゃいそうだし。ね、宮崎くん、今夜だけ私のこと、名前で呼んでくれない?」
「え?じゃあ藤原さん・・とかですか?」
「それもなんか他人行儀っぽいかなぁ・・下の名前で呼んでくれる?」
「えっと・・あみさん、でしたっけ。」
「そう、できれば呼び捨てがいいな。あと、敬語もやめようよ」
「じゃあ、あみ・・で、いい?」
「うん、それがいいな、宮崎くんのことも、名前で呼んでいい?ゆうじ・・だっけ?ゆうくん、って呼んでいい?」
「いいですよ、じゃなかった、いいよ、あみがそう呼びたいなら」
「じゃあ、ゆうくん♪あみにいろいろ教えて。いっぱい感じさせて、私を妊娠させて。」
その言葉と、紅潮した課長の顔を見て、私のモノは、ピクン!と震えました。
「じゃあ、あらためて、キスから。もっと舌を出して、絡めるようにして」
「んっ・・んんっ!んん~!!」
キスをしながら、片手は背中を這わせ、もう片手で胸のまわりをそっと撫でると、課長は私の舌に自分から吸いついてきました。耳が弱い、と言っていたのを思い出し、片手で片耳をそっと撫で、もう片方の耳に舌を這わせると、
「ひゃぅ!それだめぇ・・・力が抜けちゃう・・・」
と声を上げ、ホントに課長の体から力が抜けていったので、そのまま、ベッドに横たえました。仰向けになっても、形のいいバストは、つぶれることなく大きさを主張しています。そして乳首も、存在を主張していました。
さらに乳首に舌を這わせながら、片手で体を撫でるよう下げていくと、
「ああ・・ゆうくん、今日の私、ヘン・・前戯だけでこんなに感じたこと・・ないのに・・・」
と言いながら、腰も自然とクネクネ動きはじめました。
体を撫で回していた手が、秘所に近づくと、無意識なのかそれまで脱力していた足をぎゅっと閉じようとしたので、太ももを撫でながら、少しずつ開かせて、股間を指を撫でてみると、すでに大洪水でした。
「おねがい・・・ゆうくんの・・・もう、ちょうだい。私のなかに来て・・・」
お願いされては拒むわけにいきません(拒むつもりもありませんが)。
両足の間に体を入れて、私のモノを先端から少しずつ入れていきました。かなり狭いですが、十分に潤っているので、ゆっくりと途中まで入れていくと
「ああああぁぁ!おおおきいいぃ!!こすれてすごいの、んああ!私の中、いっぱいになってるぅぅ!ああっ!」
と、先を入れただけでかなり感じてくれているようです。このまま奥まで一気に入れてみることにしました。
「まだ全部じゃないよ、ほら、思う存分イッていいよ?!」
ぐいっ、っと奥の当たるところまで、突きました。
「えっ?なに?!そんな、ああ!!すごい、あああ!奥、奥が、んあ!イッちゃう、イク、イクぅぅ!!」
課長も一気にイッてくれました。そのまま、奥を突き続けると、
「またイク、イッちゃうう、んクぅぅぅ!!だめ、おかしくなっちゃう、、またイクぅぅ!!」
課長は背中をそらしながら、ピクピクしながらいい声であえいでくれます。もともと中が狭いのにイクたびに締め付けてくるし、今まで経験にないような絡みつき方なこともあり、その姿を見ていたら、2度めなのに急に射精感が高まってきたので、ラストスパートをかけました。
「俺もイキそう、あみ、中に出すよ」
「ゆうくん、きて、中に、あああっ、中に出してっ、あみを、妊娠させてぇ!!」
「ほら、イクよ、あみ、俺の子、生んでよ!!でるっ」
「ああ!熱いのが出てるっ!んあ!またイッちゃう、イクぅぅ!!」
課長はひときわ激しく痙攣して、脱力してベッドに横たわりました。
2回目だというのに、すごい量が出た感覚がありました。課長を見ると、目をつぶっていますが、まだ時折ピクピク痙攣しているようです。
ちょっとやりすぎちゃったでしょうか・・。
つながったまま、課長の頭の後ろに手をまわしてキスをすると、目を開けて「ゆうくん・・すごかった・・・」
と恥ずかしそうに話す、とても10歳も違うとは思えないかわいい表情を見たら、思わず私のモノが反応してしまいました。
「え?!まだ入ったまま?っていうか、大きくない?なんで2回も出したのに?!」
と目をみはって驚くのも構わず、課長の頭の後ろと背中に手を回して抱き上げ、対面座位の姿勢になって、私は再度動き出しました。
「あみ、ごめん、俺、今日は自制できない」「ちょ、ちょっとまって、ああっ」
「まってっ!こんな恰好で、あっ、したことないっ!」
「イッたばかりだから、ああ!敏感で、んああ!イクっ、またイッちゃううう!!」
「この恰好、あっ、私のイッた顔が見られて、んんああ!恥ずかし・・あああ!」
「さっきイッたばっかりだから、あああ!敏感で、んあっ!イクっ、またイッちゃううう!!イク、イクイク~!!!」
課長はイッて背中をのけぞろうとしますが、離しません。課長の体重がかかっているせいか、さっきよりもさらに奥に入ったような気がします。
「ああ!奥が、奥がヘン、ゆうくん!イッてるから、あああ!またイク、ダメ、イッてるってば、イクイク~!!!」
さらに2度ほど大きく痙攣をして、課長は脱力してしまいましたが、私が支えているので姿勢はそのままです。体力にものを言わせて、意識があるかないかわからない課長に思いっきりピストンさせてもらい、3度目の中出しをしました。
そしてつながったままで姿勢を反転させて、意識のない課長を私の上に倒れこませた状態でベッドに横たわり、そのまま抱き合ったまま、シーツにくるまって、眠りにつきました。
目覚めると明け方のようで、カーテンの外が少し白んでいるのが見えます。課長はまだ私の上で眠っています。少し開いた口の端からよだれが出そうになっているの見て、抱きよせて舌で舐め取り、そのままキスをしているともともと朝立ちしていたモノにさらに力がみなぎりました。
課長が起きないのをいいことに、腰の位置を動かしてモノで秘所をこすると「ん・・・あ・・ん・・・」と悩まし気な声を出しますが、まだ目を覚ましません。
こすりながら時々ゆっくり突き上げてみると、先が、中に入るのがわかりました。
「んあっ・・・な、なに・・・???」
課長は意識を取り戻し始めましたが、まだ寝ぼけていたので、軽く抱きしめて体を起こして対面座位にすると、モノが一気に奥まで入りました。
「はぅぅ!!な、なに?!イク、イク、イッちゃうぅぅぅ」
急な刺激で、一気にイッてしまったようです。私はそのまま下から突き上げます。
「み、宮崎くん、ああっ!だめ、なんで、ひぁっ、また、またイッちゃう!!」
「あみの寝顔が可愛いすぎて、朝から止まんない。それに、宮崎くんってなに?名前で呼ぶんじゃなかったの?」
「あっ、ご、ごめんなさ、あああっ!ゆ、ゆうくん、んああ!一回止まって、んああ!」
「俺がイクまで止まれないよ。止めてほしかったら、早くイカせて」
「そんな、あああ!また、んああ!ど、どうしたら、はああっ!イカせら、ああっ!られるの??んんん!また、またイクぅぅ!」
「ギュって、中を締め付けてみたらいいんじゃない?早くイクと思うよ」
「そんなこと、ああ!できな、ぃいいいいい!!!あああ!」
そんなやりとりをしながら、私は一眠りしたのでちょっと余裕です。でも、課長が気の毒なので、一度出しておくことにしました。
「じゃあ、少し激しくするよ。いい?」
「これ以上、うぁぁ!激しくされたら、ああ!」
「いくよ!あみ、そのまま出すから受けとって」
「ああっ!また、もうイッちゃう、ゆうくんも、ああっ、一緒に、ああ、イクっ、イッてぇぇ!!」
位置を逆転させて、正常位になり、ラストスパートをかけました。
「あみ、出る!中に出すよ!!」
「ああ!!出して!いっぱいちょうだいぃぃ!!んあああああああああ!!」
課長はそう言いながら激しくブリッジして、脱力しました。
奥に充分出したあと、ゆっくり抜きました。お掃除フェラしてほしいところですが、課長はそのまま寝かせ、私はぐちゃぐちゃになってる自分のモノと、課長の股間まわりとシーツをとりあえずティッシュで拭いて、私も課長の隣に横になると、また睡魔がやってきました。
再び目覚めると、もう明るくなっていて、隣に課長の姿がありませんでした。トントントン・・と家庭らしいいい音が聞こえてきました。課長はキッチンでしょうか。
下着だけ身に着けてトイレに行き、キッチンに行くと、課長はもう着替えて作業中でした。私服の普段着もかわいいです。シャワーも浴びたようで、軽く湿った髪を、後ろにまとめていました。
「ゆうくん、起きた~?もうすぐ朝ご飯できるから」
「おはようございます・・・ってまだ名前呼び、してくれるんですね。じゃあ、おはよう、あみ。でいいのかな?」
「ちょっと恥ずかしいけど、そのほうがいいな。家で2人きりなのに、課長、宮崎くんじゃ、まるっきり不倫してる上司と部下だもの(笑)」
「まぁ、それも半分当たってるかもだけど、俺もあみと恋人気分でいられるほうがうれしいな」
「じゃあ、2人のプライベートの時間は、そうしよっか」
「ゆうくんもシャワー浴びてきて、もうすぐできるから」
課長はにっこり笑いながらそう言うので、シャワーを借りました。
シャワーを浴びて出ると、脱衣所には、バスタオルと、旦那さんのものらしい室内着がたたんで置いてありました。これを着るようにということなのでしょう。リビングに私のシャツ下着がなく洗濯機が回っているので、すでに洗濯中みたいだし、そのまま甘えてそれを借りることにしました。
リビングに戻ると、もう朝食の準備ができていました。テーブルにはベーコンエッグとサラダが。課長が、トーストとスープを運んできて、向かい合って「いただきます」しました。
しばらく無言で食事をして、食後のコーヒーを飲んでいると、
「ねぇ、ゆうくん、昨日って・・・ベッドに行ってからすごかった記憶はあるんだけど、私・・・途中から記憶が朧で、いまいちよく覚えてなくて」
「なんか夢なのかホントなのか・・・今朝も・・した・・・?」
というので、正直に言いました。
「昨日のあみ、すごかったよ・・あんなに感じてもらえるなんて」
「感じてるあみが可愛くて、2回も出しちゃったよ」
「つながったまま寝て、明け方に目が覚めたら寝てるあみが可愛すぎて、またそのまましちゃった・・」
「朝、起きてシャワーを浴びるのに立ち上がろうとしたら、力が入らないし、シャワー中も、中からどんどんあふれてきちゃって、大変だったのよ・・・」
と恥ずかしそうに言います。
「土日、その、私は特に用事はないから、もしゆうくんがよかったら、あの、一緒にいてくれる?」
「で、もしイヤじゃ・・なかったら、その・・・また・・してくれる?」
「俺は大丈夫だけど。いいの?」
「うん、もちろん大丈夫。いっぱいしてほしいし・・・あ、あの、できるだけ確実に妊娠したいから・・だからね?!」
恥ずかしそうに話す課長。
「来週は仕事も忙しくないし、私もたぶん定時で帰れるから、私は来週も夜はヒマだし・・・。」
「それって、あみ、来週いっぱい、夜もしてほしいってこと?そんなによかった?」
ちょっとからかうように言ってみると、課長は慌てたように
「ち、ちがうの!いっぱいしてもらったほうが、あの、妊娠しやすいかなって・・・少しは違わないけど・・・」
課長は真っ赤になって、仕事のときのキビキビした話し方と全く違う、モジモジ話す課長が可愛い。
「来週は大丈夫だよ。特に予定も入れてないし、例の会議を乗り切ったら、ちょっと楽だよね。じゃあ、今日は、まず俺の部屋に着替えを取りに行っていいかな?来週末まで大丈夫、ってことでいい?」
「そ、そうね!私も一緒に行こうかな!ゆうくんの部屋見てみたいな!」
なんか課長のテンションが高め。
「なんかさ、期間限定の同棲みたいだね。じゃあさ、その間だけでいいから、つきあってるみたいに過ごしてもいい?彼氏彼女、みたいな。そのほうが、気分も高まるし、気持ちが入ってるほうが妊娠もしやすいんじゃない?」
と、適当なことを含めて行ってみると、
「そ、そうね!妊娠しやすくしないとね!じゃあ、ゆうくん、よろしくね!」
課長は、恥ずかしさを隠すように、そう言いました。
「じゃあ、食器は俺が片づけておくからさ、その間に、あみも支度してもらって準備ができたらでかけよっか」
そう言うと
「わかった!洗濯物を乾燥機にかけてくるね。あと化粧するまでちょっと待ってね!」
課長はそう言って、パタパタとリビングから出ていきました。
食器をキッチンに運んで洗い、水切りかごに並べて、まわりを見渡すと、食器棚に2つずつ並べられたたくさんの食器。旦那さんとのペア食器。なんかモヤモヤする。。
私は借りた下着の上にスーツをはおり、準備完了。
「ゆうくん、おまたせ!」
出かける支度をした課長が寝室から出て、そばに駆け寄ってきました。
仕事の時の控え目なメイクとちがい、少し明るめで鮮やかな色合いのメイクで、すぐ近くでみると、あらためて美人であることを認識して、ドキドキしていると、
「どうしたの?私、なんかヘン?」と小首をかしげるしぐさも可愛すぎる。
「ん、いや、あの、あ、あみが・・・なんか美人すぎて・・・ちょっと見惚れてた」
ドモりそうになりながら言うと
「もう、またからかって~!」
と背中を叩かれます。思わず、抱きしめてしまいました。
「え?なに?ゆうくん、どうしたの?」
「ん、なんでもない、ちっちゃいなと思って、ちょっと抱きしめたくなっただけ」
私はそれしか言えませんでした。
「もう、ちっちゃいのは仕方ないでしょ。さ、行こう?」
笑われながら、課長のマンションを出ました。
外はいいお天気で、私の家まで思ったより離れていないことがわかったので、散歩がてら歩くことにしました。2本の電車の路線のはざまなので、いままで通ったことがなく、途中の風景も、新鮮でした。親子連れが遊んでいるのがちらほらと見えます。
「こんなところに公園があるんだね~。知らなかった。ゆうくん知ってた?」
「いや、こっちには来たことないから、俺も知らなかったよ」
「・・もし子供ができたら、こんなところでのんびり遊びたいな・・」
とつぶやく課長に、またモヤモヤします。
部屋に着き、課長に「荷物を取ってくるからちょっと待ってて」というと、「え~、中に入れてくれないの?」と課長。「いや、だって男の一人暮らしで散らかってるし」というと、「大丈夫よ、私が出張から帰ると、主人一人でいた家の中がいつもひどいことになってるので慣れてるし。ほら、他の人に見られてもなんだから、入れて!」
と、半ば強引に一緒に入ってきました。ワンルームなので、狭い部屋で、待機してもらう場所もありません。
あきらめて、少しでも早く出ようと、着替えやらちょっとした小物などをまとめていると、
「ゆうくん、こういうの見るんだ・・」と課長が手に持っているのを見て焦りました。
自家発電に買ったAVのDVDでした。「ちょ、だめだって、見たら」そういって取り上げようとすると、「え~、私も見てみたい、ね、持ち帰って一緒にみようよ!私、アダルトビデオって、見たことないの!楽しみ!」
といって、バッグに入れてしまいました。またあきらめて、着替えをまとめました。近いのでいつでも必要があれば帰れるとはいえ、1週間ちょっとの外泊なので、ノートPCや充電器などもまとめていると、その間に、課長は散乱していた空き缶やゴミなどを、手際よく片付けておいてくれていて、キッチンに置きっぱなしの洗い物も、洗ってくれていました。
「ふう、適当だけど、とりあえずこんなもんかな」
「いやいや、俺が片づけたらこれがMAXのキレイさだけど・・・短時間で、すごいね」というと
「ほめても何も出ないわよ~」
というので、あみを後ろから抱きしめて、「もちろん、出すのは俺のほう、あみは出されるほうに決まってるじゃない」
そう言って、顔をこちらに向けさせて、キスしました。
「んっ!だめ、そんなつもりじゃ、んんん~っ!」
「また・・あみが欲しくなった・・ここでしよ」
そのままベッドに倒れ込み、キスしながら服の上から胸を揉むと、「んっ!感じちゃうから、だめだって、んあっ」
と、抵抗しようとしますが、すでに力が入っていません。
スカートを捲り上げ、中に手を入れると、もう、湿っていることがわかります。
「脱がすよ」といってストッキングとショーツを一気に下ろし、潤んだ秘所にしゃぶりつきました。
「ああっ!そこ弱いからっ!だ、ああっう!!!」
クリを舐め上げながら、指を奥に入れると、さらにいい反応です。
「くぅぅ!!だめなの、そこ、だめぇ!!指、指じゃなくて、ああっ!ゆうくんの、ん!ちょうだい!!」
「俺の、なにを欲しいの?」
「ああっ、はずかしい、んん!いえない・・んんああ!」
「言わないともっと激しくするよ」
「んあっ!お、おちんちん、入れて!あああ!!」
「ちゃんと、誰のなにを、誰のどこにって言わないと。説明は明確に、だよね?」
「そんな、ああ!いう!いうからっ!あああ!いいます!んあっ!ゆうくんの、お、おっきい、おちんちん、くぁ!あみの、あみの、お、おまんこに、入れてください!!ああ!!」
「よくできました。じゃあ、おのぞみどおりに、いくよ!」
モノを奥まで差し込んで、激しく動かします。
「ひぃぃ!!すごい、イクイクイク~~~!!!あああ!!!またイク、くぅぅ!!ああ!イってる、まだイってるから、ゆうくん、おねがい、中に出してぇ!!」
「じゃあ、イクよ!奥に出すよ!」
「あみの、一番奥に、ください!!ああっ!んあああ!!熱いの、出てる!くうう!イク、またイッちゃううう!!」
今朝も出したはずなのに、かなりの量が出たような気がします。
課長は、今回は意識を失わなかったものの、しばらく肩で息をしていて、立ち上がることができないようなので、2人分のコーヒーを入れました。一人暮らしの自宅に、おしゃれな食器なんかありませんが、キャンプ用のマグカップが2つあったのでそれに入れて出し、隣に座って軽くキスをしました。
「ゆうくん・・・どうしてそんなに普通に動けるの?ゆうくんって・・絶倫なの・・・?」
「どうでしょう、他の人と比べたこともないし・・。他人と一緒にセックスしたこともないから、普通がどうなのかも知らないです」
「ただ、昔ラグビーやってたから、体力だけはありますね。いまも筋トレしてるし」
そういうと、
「私、普通の男女のセックスって・・もっと穏やかな優しいものだと思ってた・・最初の人も、何回もはしてないけど、すぐ終わっちゃってたし、主人もあまり動かないけどわりと短時間で終わるから、この年まで、男性に包まれる穏やかな時間を感じるのがいいセックスだと思っていたのに・・」
「なんか、新しい世界を見ちゃった感じ・・・」
「あみは、そういうセックス、好きじゃない?」
と聞くと、こっちを見て大きく首を振って「そんなことない・・というか、好き・・かも・・。」
そう言って、私から目をそらしました。
そろそろ昼、私の部屋には食材もなにもないうえ、荷物もあるので、帰りは私の車で駅まで行き、外食することになりました。課長のマンションの駐車場は、旦那さんが出張に空港まで乗っていったため、空いているとのこと。
一週間分の着替えを持ち出そうとしていたら、課長が
「お洗濯してあげるから、そんなにたくさん要らないんじゃない?」
と言ってくれたので、着替えは半分に。
自宅用のノートPCも荷物に入れ、あとはなにかあるかな、と思って部屋を見回すと、学生時代に試合を撮影するために買ったビデオカメラが目に止まりました。課長との情事、あとで見ながら一人でできたら、と思い、課長に見つからないように、それも荷物に入れました。
「ずいぶん荷物多いね。着替え、減らしたんだよね?」と課長が言うので、「まぁ、まあ、パソコンとか、いろいろ、ね」と言うと、納得してくれたようでした。
荷物を車に詰め込み、とりあえず出発です。
「ゆうくんは、何食べたい?」
「ん~、朝はトーストだったから、昼は少しボリュームがあるのがいいかなぁ。あみは?」
「私も、なんかお腹すいてきた。とりあえずファミレスでも行こっか。」
ちょうど目についたファミリーレストランへ。昼少し前だったので、まだ空席がたくさんあり、すぐ座ることができました。私はハンバーグ定食、課長はドリアを注文。
「ゆうくん、それで足りるの?」
というので、シェアして食べる用に追加でピザも注文。
思いのほか私も空腹だったようで、6枚カットのピザは私が5枚、あみが1枚でした。
「ふ~、食べた食べた♪」
「さすがに若い男の子の食欲はすごいね!男の兄弟いないから、食べっぷりにびっくりしちゃった!」
「運動系男子なんて、みんなこのくらい食べますよ」
というと課長に笑われました。
車に乗り込むと、課長から
「午後はどうしよっか?」
との質問。
「せっかく車を持ってきたから、ドライブでもしない?」と提案すると
「ドライブ?!行きたい行きたい!ウチの旦那、週末も結構仕事したり持ち帰ったりしてて、あんまりドライブってしたことないの」
「じゃあ、明日も休みだし遅くなってもいいよね?海まで行ってみる??」
ということで、ガソリンを足して、急遽ドライブに。
たどり着いた海は、シーズンオフの誰もいない砂浜。遠くに漁船らしい船が見えます。
「砂浜の海なんて、ひさしぶり。子供の頃に砂浜で遊んだのを思い出しちゃった」
「海見たら、なんか泳ぎたくなるね」
「え~、私、泳げないからなー。でも、砂浜で水遊びとかしたくなるね。」
「じゃあ、少し砂浜、歩いてみる?」
「うん!」
駐車場から、少しいけばそこは砂浜になっています。車を降りようとすると、課長が声をあげました。
「あ!」
「どうしたの?」
「ストッキングはいてきた・・」
ゆったりしたフレアスカートからのびている足はストッキングに包まれていました。
「脱いじゃえば?」
「え?!ここで?!」
「だって、誰もいないし、大丈夫だよ」
「でも・・」
「裸足で砂浜、歩きたいでしょ?!ほら、スカートまくって!腰上げて!」
「え!ちょ、まって!あ!」
と言いつつ、結局課長は腰を上げたので、スカートをまくり上げたら、勢いで腰までまくりあげてしまいました。
「はずかしい・・」
「ほら、もう一回腰を上げないとストッキング下ろせないよ!」
「うん・・」
素直に腰を上げたので、課長の腰に手を入れて、ストッキングに指をひっかけて、一気に膝まで下ろすと、課長が悲鳴をあげました。
「きゃぁぁ!ショーツも下ろさないで!!」
見ると、ストッキングと一緒にショーツもおろしてしまっていました。
「まぁいいか、一緒に脱いじゃおうね。」
私はそう言って、ストッキングと一緒にショーツも足から抜きました。
そして、車を降りて助手席側に回り、
「ほら、あみ、いくよ?」と課長の手を引きました。課長は、
「無理、無理だってば!」と言いましたが、
「大丈夫大丈夫!スカート下ろしたら見えないって!」
「ほら、いまなら誰もいないから、見られたりしないってば」と強引に手を引いて立たせました。
「下着履かないで外に出るなんて・・・恥ずかしすぎるわ・・・」
普通に歩けば誰にもわからないスカートの長さなのに、課長はびくびくしながら、私に手を引かれて砂浜に行きます。それでも、砂浜で、2人で靴を脱いで、私はズボンの裾をまくり上げて、濡れた砂の上まで行ってみました。波が時々、足の周りを洗っていきます。
「冷たくて気持ちいいね・・・」
「気持ちいいね。あそこの岩場まで行ってみよっか」
そう行って、近くの岩場まで歩きました。ちょうどいい高さの岩があったので、そこにハンカチを敷いて課長を座らせ、私も足を水に浸したまま、隣に腰かけて海を眺めました。
「砂浜で足を濡らしながら一緒に歩いて、広々した海を見てるだけで、こんなに開放的な気分になれるのね・・・」
課長はそう言って、私の肩に頭を預けてきました。
「よかった、気に入ってくれて。ここ、好きな場所なんだ。」
私はそう言いながら、課長の肩に手を回して引き寄せて、課長の顔を上げさせると、課長が「なぁに?」
と言いたげに私を見上げてきたので、思わず唇を重ねました。課長はされるがまま、うっすら唇を開けてきたので、舌を差し込むと、課長も絡ませてきます。
もう片方の手で、胸を撫でると、一瞬ぴくっとしたものの、されるがまま、体を預けてきました。手を胸から少しずつ体を這わせて腰を撫でると、心なしか課長の腰が動いています。
スカートの中に手を差し込むと、さすがに驚いたように足を閉じようとしましたが、私の手はその前に秘所にたどり着いていました。
そこは、もう大洪水でした。
「だ、だめ、ゆうくん、ここ、外だし、んあっ!」
課長はそう言いますが、私の腕を引き離そうとする手にも、閉じようとする足にも、あまり力が入っていません。
「あみ、欲しいんでしょ?」
そう言いながら課長の手をつかんで私の股間に持っていくと、されるがまま、私のモノをつかんでいます。そしてファスナーを下げて、直接さわりはじめました。
「いじわる・・・これ、欲しいのに・・・こんなとこじゃ・・・」
そう言うので、私は課長が触っている私のものを出して、
「できるよ・・こうやって・・」
と言いながら課長を立たせて私の足の間に入れ、スカートを捲り上げると
「え?ちょっと、まさかここで・・」
課長がなにか言いましたが、私は最後まで言わせずそのまま座らせ、私のモノは課長の蜜壺に深く差し込まれました。スカートを広げると、周りからは結合部分は見えません。
「はううう!!!!すごい!!こんなとこで、あああ!!!!」
「そんな大きい声出したら、誰か来ちゃうよ」
「だって、だってこれ、あああ!ダメぇぇ、こすれてる、はぁぁぁ!!!」
「ダメ、じゃないでしょう、あみ、腰が動いてるし、もっと、でしょ?」
「ちが、言えない、そんなこと、くはぁぁ!!ダメダメ、イッちゃう、あああ!」
ここで私はちょっと意地悪したくなりました。
「ほら、あそこに人が(ほんとはいない)、こっち見てるよ、もっと声抑えないと聞こえちゃうんじゃない?」
そして、下からの突き上げを早めました。すると、蜜壺がキュっっと締まった上に奥から温かいものが溢れ出すのがわかりました。
「ダメ、声抑えられない、あああ!!聞かれちゃう!!」
「ほんとは聞かれたいし、見られたいんでしょ?ほら、ほんとのこと言って、そしたらイカさせてあげるから」
「いやぁ、見られちゃう、はしたない声聞かれながら、イッちゃうう!!イク、イックぅぅぅ!!!!んんんーーーーー!!!!」
最後は自分からさらに腰を動かして、課長は痙攣するようにのけぞり、蜜壺がさらに強く締め付けられ、私も奥に熱いものを放出しました。課長はそれを受け止めたあと、力が抜けたように私によりかかってきました。
ぐったりした課長を私のほうを向かせて、向かい合って私の太ももにまたがるように座らせて、しばらく背中に手を回してそのままそこで抱き合っていました。少ししてキスをすると少しずつ課長が反応してくれるようになりました。
「はぁぁ・・・ゆうくん・・・ひどい」
「え?どうしたの?なにか、ひどかったの?」
「だって・・・あんな恥ずかしい姿と声、人に見せちゃうなんて・・・恥ずかしくて死んじゃいそうだった・・・」
「誰もいないよ?誰も見てないし、聞いてないよ?」
「ええ?!だって、ゆうくんが、人がいるって・・・」
「うん、ちょっと言ってみた。そしたら、あみ、すごい乱れ方してたね」
「う、嘘だったの?あんなに恥ずかしかったのに・・・」
「でも、あみ、気持ちよさそうだったよ。強く締め付けてくるし、かえって大きな声出してたよね?ほんとは、見られたかったんじゃない?」
「ち、ちがうもん・・・」
「ほら、正直に言ってみて。きらいになったりしないからさ」
「ほ、ほんと・・・?あのね、その・・・、ちょ、ちょっとは、気持ちよかった・・のかも・・・」
「ちょっと、なの?違うでしょ?」
「ご、ごめん・・見られてると思ったら・・体が熱くなっちゃって・・いつも以上に感じちゃって・・・気が変になりそうだった・・・」
課長は、そういうと、恥ずかしそうに私の胸に顔を顔を押し当ててました。
「正直に言ってくれてありがとう。あみ、大好きだよ」
「私も・・・ゆうくん・・・好きよ・・・」
そう言って顔を上げた課長と、あらためて、長いキスをしました。
気づくと、日差しが西に傾いて、少し涼しくなってきました。これ以上季節外れの浜辺にいると風邪を引きそうだったので、立ち上がると、まだ少しフラフラしている課長を支えながら、車に戻りました。車に着く直前、
「あ・・」
と声を上げて下を見たので、なんだろうと思って私も課長の足元を見ると、白いものが足を伝い流れてくるのが見えました。
私は課長を助手席に座らせ、足を広げさせてその間にしゃがみ、車内に置いてあったウェットティッシュで流れてきた精子を下から足の付け根に向かって拭きはじめました。
「はぅ・・」
課長が小さく声を出し、秘所付近を拭いているうちに、流れてくるものが透明になってきましたが、さすがに駐車場前の道路は車が時々通るため、それ以上のことはできず、
「またあとでね」
と言ってショーツを履かせ、ストッキングは課長に任せて履いてもらって車を出し、途中で夕食とったあと、スーパーで食材と酒とつまみを少し買って、課長のマンションに帰宅しました。
帰宅すると、課長がお風呂を沸かし、
「お風呂に入らなきゃ・・・」
というので
「一緒にお風呂に入ろうよ」
というと、恥ずかしそうでしたが、こくん、とうなずいてくれました。一緒に行動しているうちに、2人とも、2人きりでいる間は恋人同士のつもりで過ごす、という認識になっていて、逆に少しでも一緒にいたいと思うようになっていました。
お風呂では、体を洗ってもらい、洗ってあげました。
「もう・・ゆうくん、今日はいったい何回出したの?ってくらい出したのに、まだこんなになるのね・・・信じられない・・・」
と言いながら、恥ずかしがりながらも、撫でられて起立した私のモノを洗ってくれました。
逆に課長の体を後ろから洗いながら、立ってきた乳首を執拗に洗うと「はふぅっ」と声を我慢しながらも漏れてくる吐息に興奮しましたが、泡だらけの足元は滑ると危ないので、そこまでにして、髪を洗ってあげて、お湯を張った浴槽に一緒に入りました。お湯がたくさん流れ出てもったいないですが、離れたくない気持ちでした。
少し大きめの浴槽ですが、並んで入るほどは大きくないので、向かい合って座り、課長が足を広げて私の足の上に外側に出る形で座りました。
「誰かさんのせいで、今日はもうクタクタよ~」
「え、誰だろう」
「もう!ゆうくんに決まってるでしょ!私、主人との何年分ものエッチ、ここ数日でしちゃった気がするわよ」
「旦那さんと、付き合ってから12年でしたっけ?じゃあ、次の週末までで、追いつけるかな?」
「え~?!毎日このペースでできるの?!ゆうくん、大丈夫?明後日からの仕事に影響しない?」
「大丈夫ですよ。基本、今も毎日寝る前にに自分で出してるし」
「え?!そうなの?!っていうか・・そういう情報要りませんから(笑)。それにしても、毎日とか・・・男の子って普通はみんなそういうものなの・・・?」
「要らないといいつつその情報に食いつきますね。。でも、他の人は知らないけど、だいたいそうじゃないのかなぁ。」
「じゃあ、うちの主人が少ない方なのかなぁ・・学生時代に事実上同棲してたときだって、エッチしたのは週に2回くらいだったわよ」
「え、逆にそれ意味がわからない・・一緒にいるのに、なんでしないの?あみはしたくならなかったの?」
「う~ん、私から誘ったことはないし、彼が誘ってくるのはほとんど週末だけだったしね・・・。お風呂も一緒に入ってなかったわよ。結婚式の夜と、新婚旅行の間くらいかなぁ。生理の前とか、ちょっとイライラするときとかあったけど、仕事で疲れて眠いほうが強かった気がするし」
「あみはそれでなんとも思わなかったの?」
「だってこういうことって、いつまでたっても恥ずかしいし・・・今まではそういうものだと思ってたから・・・。今は仕事も忙しくてベッドに入る時間も違う事が多いしね。私は主人とするのはうれしかったから、求められて断ったことはないけど」
「エッチするのはきらいなわけじゃないから、毎日できるなら、それはそれでうれしいけど・・・。」
「あみみたいなステキな美人と一緒に暮らしてて、エッチしたくならないって俺にはわかんないなぁ。というか、無理かも。」
「またまた・・ゆうくん、お世辞上手なんだから・・・。私、ゆうくんより10歳も上なのよ。ゆうくんから見たら、充分おばさんでしょ?」
「何言ってるの?こんな美人でステキな女性、もしフリーだったら、俺、絶対放っておかないよ。全力でアプローチするよ!!」
「だけど、逆に俺のほうが、10歳も年下なんて、相手にされないんだろうなぁ・・・」
「ゆうくん、かっこいし、仕事だってちゃんとして後輩の中でも特に頼もしいし、十分一人前よ。」
「そんなこと言わないでくださいよ。本気で好きになっちゃいそうなんだから。」
「・・・私だって・・・」
「約束通り、来週末まで一緒に過ごせるんだよね?私も本気で恋人のつもりでいたいな・・・」
課長が、ちょっと上気して赤らんだ顔で、にっこり笑ってくれたのを見て、私はまた我慢できなくなりました。
「あみのそんなかわいい顔みたら、何度でもこんなになっちゃうよ・・・ほら・・」
私はそういって、お湯の中で向かい合ったままの課長の腰をつかんで、引き寄せました。課長の中もすでに準備ができていたようで、対面座位の体勢で、つるり、と先が中に入りました。
「んあっ、また、おっきいのが入ってきた・・・」
課長が私の首に腕を回して、抱きついて来て、さらに奥に入りました。
「くぅぅっ!奥に当たってる・・・気持ちいい・・・」
私ももう、我慢するのをやめて、ゆっくり腰を動かしました。
「ああ、あみ、あみのなか、気持ちいいよ!」
「くぅぅっ!奥がこすれて・・さきっぽが一番奥でつんつんに当たって・・・気持ちいい・・・」
「もう、ずっとこうしていたい・・」
「ああっ・・私もこうしていたいけど、んんん、たぶんもうすぐ、イッちゃう・・ぅぅ」
「じゃあ、いちどイッちゃう?こういうのはどうかな?」
課長の中に挿入したまま、立ち上がりました。いわゆる、駅弁スタイルです。
「えっ!なにっ?!ああっ!ふ、深いいい!!ああああ!!!」
課長がしがみついてくれたので、私はそのまま抜き差ししました。時々課長を抱き上げている腕を少し下げるだけで、深く奥に差し込まれます。
「ダメ、これだめぇぇ!!おろして、おかしくなっちゃううう!!!!ああああ!!!」
「ゆうくん!ああ!だめ、イッちゃう、お願い、ああああ!イク、イク、イクぅぅ!!!!」
課長はそのままピクピク体を震わせながら、それでも落ちまいとしがみつき、それがまた深く入ることになり、また体を震わせる、ということを何度か繰り返しましたが、課長の腕が外れそうになったので、背中を支えながらお湯から出て、課長を椅子に座らせました。
まだ荒い息をしている課長から流れ出ててくる精子をシャワーで洗い流し、自分のものも洗ってから、一度脱衣所に出てバスタオルを持ってきて、課長の濡れた髪と体を拭きました。
自分の身体も拭いてから、あらためて課長をバスタオルでくるんで抱き上げ、寝室に連れて行って、ベッドに横たえました。
疲れたのか課長はそのまま眠ってしまい、私もシーツをかけて課長を抱きしめているうちに、一緒に眠ってしまいました。
翌朝、下半身でもぞもぞ動くのを感じてシーツをまくり上げると、課長が私のモノをつかんで頬ずりしていました。
「朝からこんなに大きくしてる人はお仕置きしなきゃ」と言いながら、いたずらを見つかった時のような笑顔を浮かべた課長は、そのまま私のものに舌を這わせてきました。
しばらくされるがままになっていましたが、私はそのくらいではイカないので、上半身を起こして課長の体を持ち上げて69の姿勢になって、「俺にもさせてくださいよ」と言って、課長の秘所に舌を這わせました。そこはすでにしっとり濡れていましたが、クリトリスを舐めあげると、「ひぁんっ!」と声を上げて、密が溢れてきました。
「だめぇ、せっかく舐めてたのに、できなくなっちゃうう!」と声を上げる課長を無視してクリトリスを舐め、課長が軽くイッってピクピクしてきたので、私は課長の下から体を抜いて、四つん這いのままの課長に、後ろから挿入しました。
「あああ!!いきなりっ、深いいっ!!!」
課長はのけぞりながら感じてくれてるのを見て、そのままスピードを上げて突き、2~3回課長をイかせると、体を支えられなくなったのかそのまま突っ伏したので、寝バックの体制で、さらにピストンを続けて課長をイカせ、私も課長の奥に放出しました。
「熱いの、入ってくるうう・・・」
そういいながら課長はまたイって、完全に脱力してしまいました。
次に目覚めたのは11時過ぎ、課長が先に目覚めて着替えている最中でした。
「もう、ゆうくんと一緒にいたら、なにもできないじゃない!」とぷんぷん怒る課長を見て、「怒るあみもかわいいよ」と言いながら、後ろから抱きしめると、「また夜にね。」と言って軽くキスしてくれました。
課長が作ってくれたブランチを食べて、昼間はまたデートに。家に戻ると一緒に入浴からのセックスで、あっという間に、週末が終わりました。自分でも、こんなに続けてできることに驚きました。
月曜日、課長と一緒に家を出ましたが、他の社員に見られると困る、というので、念のため、電車を一本ずらして出社することにしました。
課長が先、私は次の電車で会社に行きましたが、それでもいつもよりは余裕で会社に着きました。そんな日々を続けた金曜日の朝、駅でのこと。
「あれ?宮崎くん!ひさしぶりだね!ってか、宮崎くんってこの路線だったっけ?」と声をかけられました。
彼女は、同期入社の福島さん。同期とはいえ、新人研修の時には最初の席が隣だったこともあってよく話したものの、彼女は総務に配属となり、フロアが分かれたため、ほとんど接点がなくなっていました。
「うん、ちょっと今週用事があってね」と濁しましたが、
「もしかして彼女宅から出勤とか?」と言うので
「じゃあそういうことにしておくよ」というと、
「え?もしかしてホントに?ねぇねぇ、どんな人?」と突っ込んできました。
「ん~、個人情報をしつこくきいてこないタイプの人」というと、
「え~、教えてよ~」と、絡んできましたので「ん~、目が2つあって、鼻は1つ、口もあって、そうそう、髪もあるよ」というと
「え~、ひど~い、同期のよしみで教えなさいよ~」と背中をバシバシ叩かれながら、会社に到着したところで、先に出社していた課長に廊下でばったり会いました。
いちおう「課長、おはようございます!」と挨拶をしましたが、
「宮崎くん、福島さん、おはよう・・。2人仲いいのね、でも会社でイチャイチャしちゃだめよ」と、冗談のように言う課長が、言葉に反してなんかテンションが低いのが気になりました。
とはいえ、職場でいろいろ聞くわけにもいかず、あとで聞こう、と思って更衣室前で福島さんと別れましたが、「宮崎くん、またね~!」と福島さんは逆にテンション高めでした。
その後、自分の席に着き、業務開始の準備をはじめました。
そのまま夕方まで仕事に追われてたものの、なんとか定時までに仕事を終わらせ、課長に携帯でメールしました。
「課長は今日は何時まで残業ですか?何時ころ行けばいいですか?一緒に帰ります?」と聞くと、2時間くらい残業、帰りも別々で、会社を出るときにメールする、という返事があったので、とりあえずどこかで時間をつぶそうと思いつつ更衣室を出ると、またばったり福島さんに会いました。
私は定時であがることがあまりないので、帰りのタイミングが合うのもひさしぶりでした。「また会ったね!週に2回も会うのはなにかの縁、飲みに行こう!」と誘われました。なんの縁だ、と思いましたが、時間つぶしにもいいし、「2時間くらいなら」と誘いに乗ることにしました。
出掛けに課長に会ったので「課長、お先に失礼します」「藤原課長!お先に失礼します~!」と挨拶をして、会社を出ました。
近くの居酒屋で、朝の追求の続きをかわしつつ、福島さんの職場の愚痴をふんふんと聞きながら、「福島さんって、彼氏とかいないの?同僚とはいえ男と2ショットで飲んでて大丈夫?」と聞くと、
「そんな浮いた話はないから大丈夫!」と太鼓判を押されました。逆に、
「そういう宮崎くんはどうなのよ~?」と聞かれ、一瞬だけ課長の顔が頭に浮かびましたが、所詮いまだけの関係だし、と気持ちを切り替えて、「え、いないよ。いたら女の子と飲みに来ないって。」と言うと、さらに追及が。
「・・・今の間はなに?ねぇねぇ、もしかして彼女じゃなくても微妙な関係の人がいたりとか?」
「いやいや、いないってば、いたらいいなあ、と思っただけで。ウチの職場は男が多いし、そういう機会もないんだって」
「確かに、仕事が忙しいと他に出会うチャンスもそうそうないしね~。営業とかだと外に出る分お客さんとの付き合いとかあるかもだけど。宮崎くんの部署だと、藤原課長がダントツでステキだけど、あとはいないか~。宮崎くん、もしかして、藤原課長ファン?ダメだよ~、人妻を狙っちゃ!」
そう言われると、図星過ぎて苦笑しかできません。
それでもなんとか追及をかわしているうちに、2時間ほど経ち、課長からメールが来ました。
「これから会社を出るところ。宮崎くん、今夜も・・来てくれるの?」
「もちろん行きます!会社の近くで飲んでるので、もう少ししたら出て、課長の家に向かいます!」そう返すと、「さて、そろそろ帰るか!」と帰る準備を始めました。
「なに?彼女から連絡?顔がにやけてるわよ!仮にも女の子と飲んでたのに、帰るときにうれしそう、ってちょっと失礼じゃない~?!」
「ち、違うって、課長からオッケーの連絡が来ただけだって」
「え、じゃあオッケーじゃなかったら会社に戻って仕事するつもりだったの?!」「まぁね、でも、今回は自信があったから飲みに来たんだってば」「ふ~ん、藤原課長って結構きびしいのね」「まぁね、俺は体育会系だから、気にならないけどね」
そんな話をしながら帰り支度をしました。
駅まで一緒に歩き、改札を入ったところで福島さんは方向が逆だったので「今日は楽しかった!つきあってくれてありがとう!また飲もうね!」と言われ「そうだね、また連絡するね」と言い、そこで別れました。
課長宅に着き、インターフォンを押すとすぐに入れてもらえました。玄関に入った途端、課長が抱き着いてきました。
「課長、いや、あみ、どうしたの?」と聞くと「ゆうくんが・・・戻ってこないような気がして・・・」と言うので抱きしめ返して「俺があみから離れられるわけないじゃん」と言いながら頭をポンポンすると、「よかった、来てくれて。」そう言って泣きそうな顔ながら笑ってくれました。
「飲んできたなら、軽く呑むのでいいかな?先にシャワー浴びてきて。」
そう言われて、シャワーを浴びに行きました。
シャワーから出るとピザと軽いつまみが用意されていました。課長の夕食も兼ねているようです。ビールで乾杯して、飲み始めると課長がポツリと「福島さんと、仲がいいのね」とポツリと言いました。
「同期ですからね~。でも、ゆっくり話したのは新人教育以来ですよ。普段は路線も違うし。今朝は駅で会ったんですよ、彼女もこっちの路線らしいので。話をしたのも久しぶりですよ。」というと、「そうだったんだ。定時後も一緒だったよね。前から仲がいいのかと思った」
そう言うので、「夕方は偶然ですよ。彼女総務系だから基本定時帰りらしいし、俺は厳しい課長の下でいつも残業だったから会う機会もなかったし、すっかり忘れてましたよ」
「ふ~ん、厳しい課長なんだ、もっと甘やかしてあげたほうがよかった?」「いやいや、厳しい課長のおかげで今の俺があるわけで、感謝しかないです!」そんなやり取りをしていたら、それまでなんとなく沈んだ雰囲気だった課長の表情が、やわらかくなりました。
「なんかね、福島さんにゆうくんを取られちゃうような気がしちゃったの。。。ゆうくんは私のものじゃないのに・・・。」課長はそういいながら私にもたれかかってきました。
「それに・・・ゆうくん、敬語にもどっちゃってるし。もう飽きられちゃったかなって」
「あ!つい・・・ごめん、長年のクセで、つい・・・ごめんよ、あみ」そう言うと、課長は顔をあげて、私を見てきたので思わずキスしてしまいました。
「よかった・・キスしてほしかったの。」
「そんな顔したら、また止まらなくなっちゃうよ」そう言いながら、課長をソファに押し倒しました。
結局ソファで2回出し、汗だくになったのであらためて2人でシャワーを浴びてそこでも1回出して、クタクタになってベッドに入ったのは日付が変わる頃でした。
翌日からは福島さんに会うこともなく、次の一週間も、無事に課長の部屋から通い、3度目の週末を迎えました。
金曜の夜、一通り課長と汗だくな時間を過ごしてベッドで添い寝していた時、課長の携帯が鳴りました。課長は私に背中を向けて、電話をしはじめました。
「あ、お疲れさま、出張は順調?うん、こっちはいつもどおり、なにもないわよ。」
電話の相手はご主人のようです。ちょっといたずらをしたくなり、後ろから課長を抱きしめました。課長は一瞬ビクッとして「ひっ」と声をあげました。
「え?なぁに?やだ、誰もいないわよ?グラスを、落としそうになっちゃったの」課長はイヤイヤと首を振りながら、普通を装って会話をしています。私は回した手で、ゆっくりと乳首を撫ではじめてみました。
「はふぅ、え、ううん、なんでもない、え、出張が短くなったの?よかった、帰りはいつ?え?明日?明日帰れるの?よかった、午後になるのね。晩ごはんは要る?」
「んぁっ、じ、じゃあ飲む準備くらいしておくわ。ひっ!え、あの、蚊がいてね、びっくりしちゃった、じゃあ、明日の夜の帰り、待ってるわね、うん、愛してる、んあ!」
「ううん、帰ってくると思ったら、帰ってきたらしたくなっちゃって、自分で触っちゃって・・そりゃするわよ、私だって・・・恥ずかしいけど・・・はあっ・・うん、帰ってきたらいっぱいして、あんっ、、そこ・・ダメ・・・うん、じゃあ、明日、待ってるね。」
電話を切った課長は、振り向いて私の胸を叩いてきました。「もう!バレるかと思ったじゃない!自分でしたことにしちゃったけど、恥ずかしかったんだから!」
「じゃあ、あらためて、自分でしてみて」そう言うと「え?!ゆうくんの前でするの?!恥ずかしすぎるわ!」と言ったものの、キスしながら、「ほら、自分でするところを見せるのは普通だよ。男は女性が一人でする姿に興奮するんだよ。知らなかった?」
と言ってみると「え、そうなの?知らなかった・・・じゃあ・・恥ずかしいけど・・・」
そう言いながら指をおずおずと胸と秘所に這わせました。
「いつもそんな姿勢でするの?」
「ううん、いつもは壁に枕を立てかけて、それに寄りかかって・・・」
「じゃあ、いつもみたいにして。」
「うん・・・いつもはこんな感じ・・・はぁぁ・・気持ちいい・・・」
「あみ、かわいいよ」
「ホント?んああ。。。」
だんだん課長の指の動きがはやくなってきました。
正面にまわって、覆いかぶさるようにキスをすると、「はああ・・ゆうくんにされてるみたい・・見て・・あみの恥ずかしい姿、ゆうくん見て・・あああ・・イキそう・・・ああ!イッちゃう、イクぅぅぅ!!」
課長が目をつぶって痙攣する姿と、ご主人との電話を聞いて嫉妬を感じた私は妙に興奮してしまい、そのまま課長の体を抱き寄せて、一気に貫きました。
「ひいい!ゆうくん!すごい、やっぱり自分でするよりゆうくんのほうが気持ちいい!!もっとして!!あああ!!またイク、イクぅぅぅ!」
大きく体を跳ね上げそうな激しくイってるにも関わらず止められず、ピストンを続けてしまいました。
「ゆうくん、だめ、イッてる、イッてるからぁぁ!ああ!!」腕の中で痙攣する課長の姿に、「あみ、でるっ!!奥に出すよっ!」と、最後に一突きして、一番奥で放出しました。
タイムリミットが土曜日昼過ぎ、ということで、土曜朝イチに帰ったほうがいいかなと思いましたが、課長が「一人で起きるのは寂しいから、せめて朝はゆっくりしていって・・」と言うので昼少し前に帰ることにしました。
といいつつも、夜は夜で繋がり、朝も目覚めたらどちらからともなく繋がり・・、汗と2人の液体でドロドロになった体をシャワーで流してまた繋がり・・・そうして課長の家を出たのは、土曜の昼ギリギリになってからでした。自分の荷物を車に積み込み、自宅に帰りました。
久しぶりに自宅戻り、元の生活に戻ろうにも、なんとなく自炊する気にもならず、食材買い出しと昼食をとるのを兼ねて、近くのショッピングモールに行って食材買い込みだけはして、買い過ぎたので一度自宅に戻って冷蔵庫に入れたあと、なんだか歩きたくなって、昼食のためにショッピングモールまで徒歩で出かけました。
しかし、結局店を選ぶ気分にならず、なんとなくぶらぶらと歩いていると、「宮崎くん!」と声をかけられ、振り返ると、福島さんが立っていました。
その脇に、よく似た少し若い女性と、年配の女性と3人でいる福島さんでした。
「ああ、福島さん、ご家族でお買い物?」と聞くと、お母さんに買物の手伝いを頼まれて来たのだとか。一緒にいたのはお母さんと妹さんでした。
「え!おねえちゃん、もしかして彼氏?!じゃなかったら彼氏候補?!かっこいいじゃん!!どっちでもなかったら紹介して!」と妹さん、元気がいい。
「どっちでもないけど、紹介するのもやだ!」と意味のわからないことを言う福島さん。
「宮崎くんは、買い物?」と聞かれ、「いや、昼でも食べようかと思って出てきたんだけど、なんか店を選ぶ気分でもなくて」というと、「じゃあ一緒にごはん食べようよ、もう買い物も済んだし、別行動でもいいよね?」と私とお母さんに確認しています。
念のため、お母さんに「福島さんと会社で同期の宮崎といいます、新人研修以来あまりご縁がなかったんですが、最近偶然会うことが増えまして、タイミングが合った時にたまにごはんとか付き合っていただいてます」というと、お母さん、ニコニコしてますが、なんとなく視線が生暖かい気がします。。
妹さんが「え!おねえちゃん、デートしてるの?すごい!」と言うと福島さんは「ち、ちがうわよ、まだ、ごはんだけよ、ね!」と顔を赤くして焦ったように「もう、宮崎くん、行こう!いいよね?お母さん」と言うと、お母さんに「宮崎さん、娘をよろしくお願いします」と言われました。
妹には「まだ、ってことは、お姉ちゃん、こんどこそデートだ!」と言うのを振り切るように腕を引っ張られて、モール内のレストランに連れていかれました。
「まったく、妹には困っちゃうわ」そういいつつ、なぜか福島さんはご機嫌のようでした。私から見ると、性格的にもよく似た姉妹に見えます。
「なに食べる?私はグラタンにしようかな。宮崎くんは?」
「ん~、なんか食欲ないしなぁ、とりあえずコーヒーでも飲むか」
「え~、だめだよ、なんか食べなきゃ!じゃあさ、ピザかなんか頼む?2人でシェアすれば食べられる分だけでいいじゃない?ね、そうしようよ」という福島さんに押されるように、コーヒーと、ピザを頼むことになりました。
食欲はなかったものの、8枚切りのピザを3枚ほど食べて、コーヒーを飲むと、少し落ち着いてきました。
「それだけ食べられるなら、まだ大丈夫ね。」福島さんがいいます。なんのことかと思って聞いてみると、「さっきの宮崎くん、なんか夢遊病者みたいだったわよ。なにかツライことでもあった?失恋したとか。言いたくなければ、いいんだけど、ちょっと心配になっちゃって。」と言います。
そう言われて、それまで自分では自覚してませんでしたが、課長の元にご主人が戻ること、課長がまたご主人と体を重ねることを想像して嫉妬に駆られている自分に気づきました。
「あ、うん・・・ちょっとな・・・。」言葉を濁しつつ下を向くと、福島さんの直観に驚きました。
「そっか~。やっぱりなんかあったのね・・・。そういう時は、あまり長い時間一人でいないほうがいいと思うし、私がしてあげられることはほとんどないけど、週末、一緒にいるくらいならできるけど、私がいちゃジャマかな・・?」
「いや、そんなことないよ。どうせ家に帰っても一人で呑んだくれるだしね。」
「じゃあさ、このあとどこか行く?」
「わかった、ありがとう。じゃあ居酒屋でも行って飲む?」
「そうしよっか。この前の居酒屋に行ってみよっか。」
そして、飲むには少し早い時間でしたが、レストランを出て駅近くの昼からやっている居酒屋に移動しました。
男女2人で飲んでるとはいえ、同僚でもあり、当たり障りのない会話をして2時間。
「先日の飲みといい、宮崎くんと久しぶりに立て続けに話したけど、楽しいね。」
「そう?俺は普段からこんな感じだよ。でもよかった。俺も気を紛らせられて助かったよ。」というと、
「やっぱり、なにか気にかかること、あったんだね。飲み始めた時間も早かったから、まだ時間も早いしさ、どっか場所変えて飲む?というか、給料日近いから、宅飲みにしない?宮崎くんち、近いんだよね?コンビニでお酒とつまみ持って行くってどう?」
「近いし、俺はいいけど、いいのか?ウチで。」
「だいじょぶだいじょぶ!家にも連絡しとくね~。」
そう言って、福島さんはスマホを出して家に遅くなる連絡メッセージを送り、2人で家に向かいました。家に入ると、
「へ~、こんなトコに住んでるんだ。会社から意外と近くて便利だね。それに、ちゃんと片付いてるじゃない。すごいね」
それを聞いて、片付けたのは課長だ、と、また思い出してしまいました。
「うん、通勤には便利だね。福島さんは自宅だっけ。」
「そう。でも、もう社会人だし、あの家族でしょ、いろいろうるさいから、そろそろ家を出たいと思ってたんだよね。この辺、便利そうだね。」
「この部屋、アパート、意外と安いしね。少し前に引っ越しで出ていく人を見たから、もしかしたら空いてる部屋あるかもね。」
「え!そうなの?!思い切って引っ越しちゃおうかなぁ。近くに宮崎くんがいると安心だし。」
「いつもいるとは限らないけどね。今週もいなかったし。」
「そういえばそんなこと言ってたね。あんまり深くは聞かないけど、宮崎くんの落ち込み状態、関係ありそうだね。」
「まぁ、ね。それより、せっかく買ってきた酒、飲もうぜ。」
「そうだね!あらためて、かんばーい!!」
ソファに並んで座って、ご機嫌そうに缶ビールをあおる福島さんを見て、少し酔ったのかその頬が赤くなっているのが、妙に色っぽく見えて、つい見とれて手を伸ばしそうになってしまい、
「なぁに?私の顔になんかついてる?」と言われ、我に返りました。
あぶない、課長と毎日一緒にいたせいで、触れたり抱き寄せたりが当たり前になりつつあった自分に驚き、その課長の元にご主人が帰ってきてることをまた思い出してしまいました。
「いや、なんでもない・・」
「大丈夫?昼からなんかヘンだったけど。」福島さんはそういうと、急に真顔になって、こんなことを言い出しました。
「ところでさ、ねぇ、宮崎くん、今日さ、なんか見張られてるような気がしたんだけど、心当たりある?」
「え、全然気づかなかったけど?」
「最初のレストランでね、私たちが入った後に1人で入ってきた男性がいてね、離れた席に座ったんだけど、なんかこっちを見てる気がしたの」
「そうなんだ、気づかなかったけど、福島さんに見とれてたとかじゃなくて?」
「やっぱりそう?!なわけないじゃない!最初は気のせいかと思ったんだけどね、そのあと居酒屋に行ったでしょ、そこにも、あとからその人、来たんだよね。で、離れてるけどこっちが見える席に一人で座って、一人で飲んでたの」
「俺、まったく気づかなかったよ。それって、やっぱり福島さんのストーカーだったりしない?」
「よくわかんないけど、それも考えちゃってね、一人で帰るのがちょっと怖くて、宮崎くんの家に来させてもらったんだけど、部屋に入る前、向こうの信号の電柱のところに、その人か、少なくとも同じような服装の人が立ってたんだよね・・・なんか気持ち悪い・・」
「こんなこと今までなかったから、どうしていいかわかんなくて、迷惑だとは思ったんだけど、宮崎くんに頼るしかないと思っちゃって・・・。ごめんなさい。」
「ごめん、ぜんぜん気づいてなかったよ。というか、まだいたりするのかな、その男。ベランダから見てみるか」
そう言って2人でベランダに出てみると、電柱近辺には人はいません。「いないみたいだね」と言ったところで、アパートを出ていく男性の後ろ姿が見えました。と、福島さんが小さい声で「あの人!あの人よ!」と叫びました。
「え?!ここまで付けてきたってこと?!もしかしたら、本格的にストーカーっぽいかもしれないな・・・福島さん、まっすぐ家に帰らなくて正解だったかもしれないね。」
そう言いながら見ていると、男は途中で一度だけ振り返りました。なんとなくどこかで見たことがある人のような気がしましたが、少なくとも仕事関係の人ではなさそうでした。
「ねぇ、今日帰るの怖くなっちゃった・・・泊めてもらってもいい?だめ?」
「いや、泊まるって・・・うち、ワンルームだし、別室とかないよ。それに着替えとかも必要じゃないの?タクシーで帰るとかは?」
「だって、タクシーもあとをつけられたら嫌だし・・換えの下着は、生理が近いから今日は持ってるし、大丈夫だから!お願い!」
そう言われると、断るのも無責任な気がしてきます。
「ん~、じゃあ、一晩だけだよ。ってか明日家まで送っていくよ。福島さんになんかあったら困るし。」
そう言うと、「ありがとう!!やっぱり宮崎くん、頼りになる~!」
とうれしそうに抱きついてきました。思わず反射的に抱きしめて、腰に手を回してキスしそうになったところで、我にに返って、
「あ、ご、ごめん、つい」
と慌てて離れると、福島さんもあわあわと離れて、
「あ、あの、と、泊めてもらうんだったら、シャワー、借りてもいいかな?あと、なにかジャージみたいなの、貸してもらえたらうれえしいな・・」
と言うので、比較的新しめのスウェット上下とバスタオル、フェースタオルなどを出しました。
「大きいと思うけど、これで我慢してもらっていい?」
「無理に泊めてもらうんだから、貸してもらえるだけでありがたいです~♪」
そういうと、家にストーカーまがいがいてちょっと怖いので友達に泊めてもらう、と家に連絡を入れ、福島さんはシャワールームに行きました。
シャワーの音が聞こえてきたところで、課長にメッセージしてみました。
「旦那さん、無事に帰ってきた?」
「それがね、まだ帰ってこないの」
「え、そうなの?夕方には戻るのかと勝手に思ってた」
「ついさっき連絡があって、これから帰るって言ってたから、もうすぐ来ると思うけど」
「旦那さんが帰ってないなら、電話してもいい?」と言い、電話に切り替えました。
「旦那さんが遅いんだったら、俺も、もっとゆっくりしてればよかったな~。」
「ね、もう少し一緒にいたかったな・・・。」
なんか、課長の声が、なんか弱々しくて、あまり明るくありません。
「あれ?シャワーの音が聞こえるけど、誰かいるの?」
「え、ああ、友達が来ててね~。泊まっていくことになって。急だったからびっくりだったけど。」
「そうなんだ、ゆうくんは、私といなくてもちゃんと友達と会えてるのね、よかった。」
「いやいや、あみと一緒にいたほうが絶対うれしいって。」
そんな話をしているうちに、福島さんがシャワーから出てきました。
「ありがとー!髪を洗うと長くなるから、体だけちゃちゃっと洗ってきちゃった。あれ?電話中?」
「え?女の子の声?友達って、女の子だったの?」
「あ、ちょっと複雑な事情があって、今度会ったときに説明するから、なにもないから!」
「福島さん、ちょっと待ってね」
「・・・福島さんって、あの福島さん?そんなに仲がよかったんだ・・・」
「いや、そうじゃないって、今度話すから!」
「女の人と電話?もしかして彼女さんとかだった?大丈夫?」
「いや、なんか大丈夫なのか、わかんないけど、なんでもないから!」
「・・ゆうくんにとっては、女の子が家でシャワー浴びるくらいなこともなんでもないことなんだね・・・うん、わかった・・、宮崎くん、邪魔しちゃ悪いから、切るね。ありがとうね・・・」
「え、そうじゃないってば!あ、切れてる・・・」
「宮崎くん、なんか、声出しちゃって、まずかった?そうだったらごめん、もしかして、彼女さんとか?邪魔しちゃった?」
「いや、彼女とかはいないんだけど・・ちょっとね・・」
「もしかして、今日の落ち込んで見えてたのって、いまの人が原因だったの・・?ごめん・・私が軽率に泊めてもらったりするから・・・」
「いや、福島さんは悪くない、単に俺の問題、ってか、本来問題ですらないはずなんだ・・・」
無意識にだんだん声が小さく、うつむき気味になっていた私を見て、福島さんが近寄ってきて私の頭を胸に抱きしめました。
「宮崎くん・・・もし今日だけでも忘れられるなら・・・私・・いいよ・・・」
頭が押し付けられる福島さんの胸は、ふわふわでした。これって・・ブラもしてない・・?
「福島さん・・・」
私は福島さんを抱きしめかえしてソファに座らせ、頭を引き寄せて、キスをしました。福島さんは一瞬ビクッとしたものの、されるがままになっていましたが、急に私を押し返して「く、苦しい・・息ができない・・・」そう言ってはぁはぁ息をしています。
「もしかして・・はじめてだった?」と聞くと、ちいさくコクンと頷きました。
「キスのときは、鼻で呼吸して。」そう言うと、「あ、そっか、キスシーンとか見て、みんな息が続いてすごいな、と思ってたの・・・鼻で呼吸してたのね・・・」と恥ずかしそうにいいました。
「もう一回、いい?」そう言って引き寄せると、あらためてコクンと頷き、目を閉じて顔を近づけてきました。
「少し口を開けて」というと、おずおずと少しだけ口を開けました。
そっとキスしながら、舌で唇の内側の舐めると、またビクッとしましたが、されるがままになっています。少しずつ舌を差し込むと、私に回した腕に一瞬力が入ったあと、舌を合わせてきました。しばらく舌をからませたキスをしていると、腕の力がだんだん抜けてきたので、一度キスをやめました。
「キスってこんなにすごいと思わなかった・・・私、力が抜けちゃった・・・」
「もっとしたい・・・」
そういうので、今度は最初から、ディープキスをします。同時に、スウェットの上から片手を胸の上に置き、そっと撫でてみると、またビクッと体を震わせましたが、抵抗はしません。
「ホントにいいの?」と聞くと、また、コクン、と頷きます。
キスを続けながら、スウェットの下に手を入れて、直接胸に手を這わせると、一瞬体を固くしたあと、力を抜きました。乳首は、すでに固くなっているのがわかりました。
スウェットの中に両手を入れて、片手で抱きしめながらもう片手でゆっくり胸を撫でていると、だんだん福島さんの息が荒くなってきました。
胸に回した手を体を撫でながらだんだん下にずらし、スウェットの上からヒップを撫ではじめると、こころなしか体が揺れているような感じです。感じてくれているのかも、と、手を少しずつずらして、前に手を回すと、福島さんが私の手首を抑えました。
「無理にはしないよ。やめようか?」
そういうと、小さく首を振って、「ちょっと怖い・・けど・・・して・・お願い・・・」と小さな声で言いました。
「じゃあ、下のスウェット、脱がすよ」
そういってお尻側に手を回してスウェットを下げようとすると、腰を上げてくれました。
スウェットを脱がすと、かわいいピンクのショーツが現れました。
「はずかしい・・・」そう言いながら手で前を隠そうとするので、「上も・・脱がしていい?」と聞くと、また小さく頷きました。バンザイの姿勢になってもらい、上のスウェットを脱がすと、ショーツ一枚です。福島さんは、体を隠すように自分の体に手を回しました。
「寒い?」と聞くと、「ううん、はずかしいだけ・・・」と言います。そして
「私だけ脱いでてずるい、宮崎くんも脱いで・・」というので、「それもそうだね。」と、シャツを脱ぎ、ズボンを下ろして、トランクス1枚になりました。
「じゃあ、ここからは触りっこしようか。」と言って、福島さんの手をトランクス越しに私のモノに導くと、触った瞬間に「ひっ!」と声を上げて一瞬手を離したあと、再度おずおずと触ってきました。
「固い・・それに大きい・・・こんなに大きいなんて・・・無理よ・・・」
「大丈夫、そのまま手全体でつかんでゆっくり動かしてみて」
「こう?なんか、ますます固くなって・・熱くなってきた気がする・・・」
「そうそう、その感じ、俺も、触るよ」
私はショーツの上から、秘所をそっと撫で始めました。すでにショーツの上からでもわかるくらい、しっとりしています。
「はぁんっ!」福島さんは自分であげた声に驚いたようで、私のモノを強くつかんできました。
「福島さん、気持ちいいよ」
そう言いながら、私も少しずつターゲットをクリトリスのほうに移し、指の腹で少し強めに撫でていきます。そのたびに、福島さんが、ぴくっと動きますが、声は我慢しているようでした。
「じゃあ、次はお互い直接触ってみようか。そのあと、お互いのを脱がす、ってことでいいかな?」
そう言って、ショーツの中に手を入れました。福島さんはまた私の手を押さえようとしましたが、「ほら、手を離さないで」というと、思い出したように私のトランクスの中に手を入れて、私のモノを掴みました。
「直接触ると、すごい熱いね」と言うので「福島さんのココも熱くなってきたよ」というと、「いじわる・・だって・・熱くなっちゃうんだもん・・こんなのはじめて・・・」
と、上目遣いにこちらを見ながら言います。そのしぐさに、思わずまたキスしてしまいました。そしてそのままショーツに手をかけて、一気におろしました。
「ああっ!だめっ」
そういう福島さんにかまわず、秘所に手を当て、中指を少しだけ入れてみました。
「あああ!そこダメっ」福島さんの言葉とは裏腹に、中から蜜があふれ出しました。
「指、入れるね。痛かったら言って。」そういうと、ゆっくり中指を入れていきました。
「あああ・・・入ってくる・・・んっ・・・」そう言いながら、眉をしかめるので、
「痛い?」と聞くと、
「ううん、違和感はあるけど、大丈夫・・・」と言うので
「2本にするよ」と言って、中指と薬指、2本にしてみました。狭いながらも、入ります。福島さんは、「んあっ・・・なんかヘン・・」そういいながら、私にしがみついています。
時々予告なくクリトリスにも触れると「ひあっ!」と声を上げて強くしがみつきますが、痛くはなさそうです。そして、秘所もかなり潤ってきました。
「そろそろ、いいかな?それとも、今日はやめておく?」と聞くと、「お願い・・して」と言うので、結局脱がされなかったトランクスを自分で脱ぎ、福島さんの秘所に当てました。
福島さんは体を固く身構えましたが、乳首を撫でながらキスをして、私のモノの先でクリトリスを撫でると、その快感に体をゆだね始めたので、まずは亀頭を入れました。
「ひいい!」と声を上げた福島さん。
「痛い?」
「うん、ちょっと、でも大丈夫、少し苦しい感じ、これで全部入ったの?」
「まだ先っぽだけ、もう少し入れていい?」
その答えに「ええ!?もうそれ以上入らないよ!」というので
「入るよ・・・ほら」といって、半分くらいまで入れました。
「ううう、きつい・・中がいっぱいになってる・・・すごいおっきいよ・・・」
「じゃあ、一度少し抜くね・・・」と亀頭半分くらいまで一度抜き、福島さんがほっとした顔をしたタイミングで、奥まで一気に入れました。
「あああ!!痛いぃ!そんな奥まで、おなかの中が避けちゃうう!」と叫ぶ福島さん、かなり辛そうです。
「これで全部だよ。頑張ったね。少しこのままでいようか。」そう言うと、涙目で、こくんと頷きました。
「初めては痛い、って聞いてたけど、こんなに痛いなんて・・・」
「ごめんね、でも福島さんのはじめて、もらえてうれしいよ。福島さんは後悔してない?」と聞くと
「ううん、宮崎くんでよかった、優しかったし。」と言ってくれたので、しばらくそのまま抱き合っていると、
「なんか・・・奥が、ヘンな感じ・・・ムズムズする・・」と福島さんが言いました。
「痛くはないの?」と聞くと「痛みは、たぶん大丈夫そう・・というか、なんかヘンな感覚が、奥のほうから・・・」というので「じゃあ、ちょっと動いてみるね」と言って、モノにちょっと力を入れてみました。ぴくっと動く感触に
「んあっ!なんか動いてる!ぴくぴくしてるっ!あああ・・ちょっと痛いけど、、それ、、なんか気持ちいい・・」と言い始めました。
中もだいぶ潤ってきたようなので、ゆっくりと抜いてみると
「んあああ!すごいいい!気持ちいいの、なかがいっぱいこすれてくるぅ!」と言い、ようやく中で感じられるようになってきたようなので、少しずつ大きく動きました。
まもなく「だめ、あああ!感じ過ぎちゃう、すごいの、ああ!だめ、宮崎くん、なにこれ、こんなの知らないぃぃ!!あああ!!」はじめてにしては、いい感じで快感を受け取ってくれているようです。そこで、ゴムをつけていなかったことに気づきました。
「あ・・ちょっとまって、ゴム、してないよ」そう言うと
「外に、外に出してくれたらきっと大丈夫だから、やめないで」と言うので、それからラストスパートをかけました。
「あああ!宮崎くん、もう、もうだめ、なんか来ちゃう、んあああーーー!!」大きく声を上げてブリッジをするように背中を反らして、私にしがみつきました。中がきつく締まり、私も耐え切れなくなって急いで抜こうとしましたが、福島さんがしがみついているので抜けません。
「ふ、福島さん、ダメだよ、抜けないよ、出ちゃうよ」と言いましたが、快感に翻弄されているようで、しがみつく力が抜けません。結局、「出るっ!福島さん、出ちゃうよっ!」そう言って、一番奥で、放出してしまいました。
出したときの感触のせいか、福島さんはもう一度ビクッと背を反らしたあと、がくん、と脱力しました。その拍子に私のモノも抜けて、中から私の出したものが少し赤い色をまとって、流れ出てきました。
「福島さん・・・ごめん、はじめてなのに、生で出しちゃって・・・。」そう誤ると、まだ息が荒い福島さんは「ううん・・・、宮崎くんをうけとめられて、うれしかったよ・・・。ありがとう」と言います。
とりあえずいろいろ出ちゃったから流そうか、と言って、恥ずかしがる福島さんを無理やり一緒にシャワーに連れて行って一緒に浴び、出したものもそこそこ流しました。
お互い触れたりしているうちに、またしたくなってきましたが、さすがに処女喪失直後に連戦はきついだろうから、やめておきました。
シャワーから出てお互いの体を拭き、福島さんの髪にドライヤーをかけて、あらためて飲みなおしました。
お互い酔った勢いだったのか、そのつもりだったのかは、別にしても、しっかり合意の上での中出しではなかったことは事実で、さすがに妊娠させるわけにはいかないので、明日婦人科の病院でアフターピルを処方してもらうことにしました。福島さんは、
「できちゃったなら・・それでもいいけど・・」
とかぶつぶつ言いながらチラチラこちらを見ていましたが、気が付かないフリをして、病院までは、私の車で送っていき、そのあと家に送っていくことにしました。
それでも福島さんのおかげで少しはモヤモヤした気持ちを忘れて飲みなおすこともでき、いい加減2人ともできあがったところで、2人でベッドで抱き合いながら眠りにつきました。
福島さんを泊めたうえに繋がってしまった翌朝。
暖かい人肌に、寝ぼけながら「あみ、おはよう・・」と言って目を開けると、目の前でニコニコこちらを見ている福島さんがいました。
「宮崎くん、おはよ。ところで、私は[あみ]じゃないけど、それはどこの誰かな?」と言われて、一気に目覚めました。
「福島さん、おはよう。.あれ?福島さんって、[あみ]じゃなかったっけ?勘違いかな?」ととぼけてみたものの、「私は里美です。ぜんぜん違います。同期にだって[あみ]なんて人、いなかったから間違えようがないじゃない!・・・まぁ、いいわ、許してあげる。」そう言って、相変わらずニコニコしています。こわい。
「あ、朝ごはん作らなきゃね。ちょっとまってて。ってかシャワー浴びる?」そう言うと、「え!朝ごはん作ってくれるの?!すごくうれしいけど、いいの?!じゃあシャワー浴びてくる!」とシャワーにダッシュして行きました。
昨日買い出しだけはしておいてよかった、と思いながら、急ぐので鍋で米を炊き、冷凍の魚の切り身を解凍して焼き、ちょっと生野菜をつけ添えて、インスタントの味噌汁にお湯を入れれば完成、というタイミングで、福島さんがシャワーから出てきました。
「え!すごい!ちゃんとした朝ごはんだ!!宮崎くん料理うまいんだね!」と朝からテンションが高い。
「学生時代の合宿とかで、1年が料理当番させられたからね、最低限の料理しかできないけど、できなくはない」そう言うと、「う~、なんか負けた気分・・」と、逆にテンションが下がっていて、福島さん、こんな面白い人だったのか。
食事を済ませて、ネットで日曜もやっている婦人科の病院を探すと、いくつもあったので、福島さんと相談して、女医さんがやっているところを選んでそこに行くことにしました。
病院では、さすがに一緒に入るのはためらわれたけど、責任上私が支払うつもりだったので一緒に行きました。
周りはほぼ皆女性なので、視線が気になり、しかも結構待たされて、その間、針のむしろ感でしたが、心を無にしてなんとか乗り切りました。
さすがに診察は福島さんだけで、医師から「若い子ならまだしも、いい大人なんだから、ちゃんと準備するなり、ないならしない、なり、ちゃんとしないとダメでしょう」と説教されたようですが、、無事に処方してもらえました。
「宮崎くん、ごめんね、無駄に散財させちゃって。」
「いや、こっちこそ、ゴムの用意もないのにはじめちゃってごめん。」
「私も欲しかったし・・・中に・・。ううん、なんでもない、でも、宮崎くん、だいぶ元気になったかな?」
「え?あ~、そういえば。うん、なんとか乗り切れるかな。ありがとね。」
「元気じゃないときは、私でよかったら、また声かけてね。元気な時でも、宮崎くんだったら、大歓迎だから。」
そんなやりとりをしながら、家に送っていく途中でショッピングモールで食事もして行こう、と寄り道しました。
なんか軽く食べようか、とファストフード店でハンバーガーを食べながら、モール内を歩く人を見ていたら、福島さんが「あれ?あそこ歩いてる人、藤原課長じゃない?」と言うので見てみると、確かにそうです。一緒に歩いているのは、ご主人でしょうか。またモヤモヤが復活してきました。ところが福島さんが驚くことを言いました。
「隣を歩いてる人、昨日のストーカーみたいな気がする・・・」
「え、まさか?」そう言ってみたものの、2人が少し離れた店に入る直前にこちらを向いたので顔を見ると、たしかに、ご主人でした。
「山田さん・・・」
「え、宮崎くん、知ってる人?」というので、あわててごまかしました。
「いや、違うよ、学生時代の山田さんって先輩に似てるなと思って思い出したトコ。藤原課長と一緒に歩いてるなら、ご主人じゃない?きっと昨日のストーカーとは、他人の空似じゃないかな。」そう言うと、
「そうかなぁ、うん、ストーカーが藤原課長と一緒に歩いてるわけないもんね。藤原課長をストーカーするならわかるけど、並んで歩いてるストーカーなんて聞いたことないし。」
「ね、だから、もう大丈夫じゃないかな、今日はそんなストーカーぽい人、他に見てないでしょ?」
「うん、少なくとも気づく範囲にはいないと思う。宮崎くんがそう言うなら、大丈夫かな」
「うん、もし後日含めてまたなにかあったら、俺に連絡していいからね」そう言うと、福島さんはにっこり笑い、「ありがとう!うれしい!」と言い、とりあえず今回はこれ以上気にしないことにしたようです。
ショッピングモールで少しお菓子を買い、福島さんを自宅に送り届けて、お母さんにストーカーの件を話し、泊めることが不可抗力だったこと、今日は大丈夫そうだったことも伝えたうえで、とはいえ男の部屋に泊めてしまったことをお詫びしたうえで、持参したお菓子を手渡しました。
お母さんは、相変わらず生暖かい目で私達2人を見ていましたが、福島さんに向かって「それで、大丈夫なのね?」と聞きました。
聞かれた意味がわかっていなさそうな福島さんに代わり「大丈夫です!」と答えました。「え?大丈夫って、なんの話??」と聞くので、耳元で「(避妊だよ避妊!)」というと、顔を真っ赤にして、「だ、大丈夫・・なんだよね?」と私に聞聞きました。
また耳元で「(薬飲んだから大丈夫!)」と言うと、福島さんが「大丈夫みたい!」と言いましたが、ぜんぶお母さんには聞こえていたようでした・・・。
お母さんは、溜息をつきつつも「宮崎さん、これからも娘をよろしくお願いします」と言ってきたので、「こ、こちらこそ、よろしくお願いします」と冷や汗をかきつつ話していたところに、妹さんが出てきました。
「あ!朝帰りのおねえちゃんだ!っていうか、もう昼だよね?!昼帰りっていうのかな?っていうことは、宮崎さん、お兄さんになるってこと?!」と相変わらずのテンションの高さでした。
「そんなこと、まだ決まってないわよ!」と焦って返事をする福島さんでしたが「まだ、なんだね~。早く決めたほうがいいんじゃない?!逃がしたら絶対もったいないと思うよ~!」と相変わらず元気でした。
ますますその場にいずらくなってきたので、3人にあらためて挨拶をして、帰宅しました。
相変わらずのモヤモヤ感を感じつつ、課長にメッセージを送りたいと思いながらも、昼にご主人と仲良さそうにしているのを見たあとなので、邪魔をするわけにはいかないと思い、時折送られてくる福島さんからのメッセージに返信しつつ、軽く呑んで寝ることにしました。
翌朝は、久しぶりに自分の通勤経路で出社しました。課長はすでに出社していて、午後の打ち合わせの資料確認をしているようでした。
いつものように淡々と仕事をこなしているように見える課長でしたが、なんとなく、ため息が時々聞こえる気がしました。ご主人となにかあったのかな・・と思いながら、過ごしました。
私は私で、課長の顔をみるたびに、ご主人と歩いていた姿を思い出し、わかっていたこととはいえ、モヤモヤがつのってしまいました。
そして、翌日の火曜日。
夕方に課長に呼ばれ、「宮崎くん、定時後で悪いんだけど、ちょっと会議室で打ち合わせしたいんだけど、大丈夫?」と言われました。近々で調整が必要なプロジェクトはなかったはずで、なんだろうと思ったのですが、「わかりました」と言って席に戻り、定時後、会議室に行きました。
「宮崎くん・・・なにかあったの?」と聞かれ、「いえ・・何もないですけど?」と言うと、「なんかあったよね?変だよ、宮崎くん、他の人も気づいてるわよ。今週になって、宮崎くんがうつむきがちで、なんか覇気がない、って。」と言われました。
例のモヤモヤが消化できずにいることが、態度にでてしまっていたようです。
「それより、課長、なにかありました?なんか今週は、いつもよりため息が多かったみたいですけど」というと、課長は、ふう、とまたため息をつき「やだ・・私も態度に出ちゃってた?」と言いました。やはりなにかあったようです。
とはいえ会社でプライベートな話を延々するわけにもいかず、「課長・・・このあとお時間ありませんか?場所を変えて話したいんですが」と言うと、「じゃあ、この前のお店に行く?個室だから話しやすいんじゃないかな?仕事はすぐ上がれる?」と聞かれました。
「大丈夫です。それでいいです」というと、「じゃあそうしよっか」と席を立ち、会議室を出て、帰り支度をしました。
いいのかな、と思いつつ、課長と一緒に会社を出て、お店に入りました。とりあえずビールで乾杯したあと、「それで、宮崎くん、どうしたの?」と聞かれました。
それを聞いて、私は、もう2人になっても「ゆうくん」とは呼んではくれないんだな、と悟ったら、不思議と涙が出てきました。
「ど、どうしたの?!大丈夫?」と聞かれ、金曜の夜にご主人と電話するう課長の姿に嫉妬したこと、課長と離れた喪失感、日曜に旦那さんと仲良く歩いているのを見かけてさらに喪失感と嫉妬感、課長の存在が自分の中で大きくなりすぎて、仕事中も課長の姿をあまり見ることができない状態になっていることを、素直に話しました。
課長は驚いた顔をして聞いていました。そして「そっか・・私が原因だったのね・・・。でも、聞いて。私も、宮崎くんがいない日曜から今日まで、どんなに寂しかったか。夜がもどかしかったか。」
「だって、課長にはご主人が帰ってきてるじゃないですか」というと
「それがね・・・。実は主人、帰ってきたのは土曜じゃなかったみたいなの。」
と、一瞬、関係なさそうな話をしはじめました。
と聞くと、「え?どういうことですか?」意味がわからず、
「あの・・ね、本人からは聞いてないんだけど、主人、実は先週水曜日には帰ってきてたらしいのよ。」
なおさら、わかりません。
「学生時代の、私と主人の共通の友人がいてね、その人から土曜の午後に電話があったの。どうしたんだろうと思ったら、なんでも、主人の出張先の空港で会ったらしいんだけど、会ったのが大学卒業以来で、主人、これから帰るところだ、って言って、売店でお土産を買ってたんだって。」
「それがなんか、日持ちしないお菓子だったらしくて、帰ったらすぐあいつと食べるつもり、と言ってたらしいの。それでその人もそのお菓子を買って帰ってから食べたら美味しかったらしくてね。」
「その人、帰ってからまた思い出して、よく3人で行動した昔が懐かしくなったみたいで、土曜の午後、宮崎くんが帰って少ししてからなんだけど、私に電話をくれたの。」
『空港であいつに会ったって、あいつから聞いた?なんか昔が懐かしくなってさあ、また3人で会いたいね。そうそう、あのお菓子、食べた?俺も買って食べたんだけど、おいしかったよね?』
「って。」
「でもご主人はまだ帰ってなかった、ということですか。じゃあ、帰ってから、なにか緊急の仕事でも入ったんですかね・・」
「私も意味が分からなくて、まだ帰ってない、会ったのっていつ?って聞いたら、水曜だっていうし・・」
「たまたま主人の会社に、私が仲が良かった女の子がいてね、部署も近いから、ちょっと聞いてみたの、主人の出張の話。そしたら、」
『出張は水曜までで、木曜・金曜は風邪で休んでた』
「って言うし・・・」
「なにかあったのか心配になって、主人のスマホにメッセージ送っても電話しても出ないし、電話をくれた友人にも再度電話して、主人の様子を聞いてみたんだけど、」
『一人じゃなかったし、大丈夫じゃないかな。若い女性と一緒に出張だったみたいだよ。うらやましいなぁ』
「って言うの。でも、主人の会社の友人の話だと、出張は一人だったらしいの」
「え・・・それって・・・じゃあ、その女の人はいったい・・・」
「なんか、もう混乱しちゃって、それで、宮崎くんに電話をしてみたの、そしたら、宮崎くんも取り込み中だったみたいだし・・・」
「いや、あれは、そうじゃなくて、」
「ううん、いいの、宮崎くんに彼女ができても。でも、なんか、宮崎くんにも頼っちゃいけない、と思ったら、もう誰を頼ったらいいかわからなくなっちゃって・・」
「そんな、頼ってくださいよ!俺、課長が悲しむ顔なんて、見たくないです!」
「宮崎くん・・・頼っていいの?ほんとに?じゃあ、1つだけ・・お願いしてもいい?」
「なんでも言ってください。できることならなんでも、いや、できることにしますから!」
「宮崎くん・・・ありがとう。・・・あのね、今日も、主人、帰りが遅くなるって言ってたの。だから、帰っても一人だし・・・一人になると考えすぎちゃうから、それまで一緒にいてくれる?」
「わかりました。じゃあ、とりあえず、出ましょうか。」
そう言って、頼んだものを手早く消費して、店を出ました。
「課長の家に行くわけにもいかないでしょうから、俺の部屋に来ます?」
「ううん、彼女さんと鉢合わせたら申し訳ないし・・・他の場所がいいな・・・2人になれるところがあったら、行きたいな・・どこか、ない?」
「じゃあ・・」
そう言って、私は課長の手を引いて、駅と反対方向に歩きました。
「ここって・・・あの、いわゆる・・あの、ホテル?」
「2人になれる場所っていったら、ここが一番、でしょう?」
「私、入ったことないの、こういうところ。宮崎くん、詳しいの?」
「俺も学生時代以来だけど、2~3回行ったことあるんです。ドコもそんなに変わらないだろうし、2人になるなら、ここが一番いいでしょ?」
そう言って、空いている部屋を適当に選んで、入りました。
「へぇ・・こんなふうになってるんだ・・・知らなかった。ベッド、大きいね」
「まぁ、2人で暴れても大丈夫なようにできてるからね。」
そんなことを話しつつ、私は課長を抱き寄せて、キスしました。一週間ぶりの、課長とのキスでした。
「んっ・・んんっ」
課長も鼻を鳴らすような声を出しながら、積極的に求めてくれたので、そのまま、ベッドに押し倒しました。
「ちょ、ちょっと待って、スーツが皴になっちゃう」
「・・ごめん、なんか2人きりになったら、もう我慢できなくて。」
そう言いながら、2人で下着姿になりました。
「今日、外回りして汗かいちゃったから、恥ずかしい・・先にシャワー浴びたい・・」
「ダメです、そのままの課長を味わわせてください」そう言って、耳から首筋にかけて舌を這わせ、抱きしめながらブラのホックをはずし、乳首にしゃぶりつきました。
「ああっ、だめ、なんか今日はヘン、なんか感じ過ぎちゃう!はぁぁっ!」
「もっと感じてください。一週間分しますからね。」
「ゆうくん・・またゆうくん、って呼んでいい?」
「もちろん、そう呼んでほしいよ、あみ。全部、脱がすからね。」
私は手早く課長のショーツも脱がすと、そこはもう蜜があふれ出していました。課長は、トランクスの上から、私のモノを握ってきます。
「ごめん、あみ、俺、もう我慢できない。一回入れていい?っていうか、入れるからね」
「ゆうくん、来て、お願い、いっぱい欲しいの。」
課長の了解を得て、私はトランクスを脱いで、部屋に入ったときからすでにカチカチになっていたモノを、課長の中に一気に挿入しました。
「あああ!!!ゆうくん、ゆうくんが入ってきたああ!!これ、欲しかったのぉ!あああ!!」
入れたとたんに課長はそう叫んで、のけぞり、白い首をさらしました。私も一週間ぶりの課長の中の感触に、あっという間に射精感が高まってきました。
「あみ、あみ!気持ちいいよ!とりあえず一回出すからね!ああ!出るっ!」
「ゆうくん、ゆうくん、来て、あああ!!いっぱいちょうだい!んああ!!そこ、すごい、イクっ、イックぅぅぅぅ!!!」
課長もあっという間に昇りつめてくれたようで、二人で荒い息をしながら、しばらく抱き合っていました。そしてあらためて、上気した課長の顔を見ていると、その色っぽさに、またムラムラ感が高まってきました。
「ゆうくん・・・私、こうしてゆうくんと抱き合ってると、落ちつくの。」
「俺もだよ。でも、もっとあみを感じさせたくもなるんだよね。」
そう言って、体を起こし、課長の足の下に私の足を入れ、課長を抱きしめて起こしました。
「えっ、ああっ!深いっ!奥がこすれちゃうう!!これ、感じ過ぎちゃう!だめぇぇ!!」
「大丈夫、ダメじゃないから。もっと感じていいからね。」
と、課長の腰を掴んで、前後に動かすと、課長はのけぞりながら、しがみついてきました。
「だめ、またイッちゃう、気持ちよすぎるうう!!あああ!イクイクぅ!!!」
私は、イッてぴくぴく痙攣するあみを抱きしめると、そのまま立ち上がりました。駅弁スタイルです。このまま、課長の最奥に、注ぎ込みたくなりました。「ほら、ちゃんと掴まって、いくよ」と言って、窓際にまで歩き、カーテンを開けました。窓を開けて、課長から外が見えるようにして、課長を上下にゆすりました。外から、似たようなことをしているのか、女性の嬌声が聞こえます。
「だめ、だめぇ、見られちゃう、あああ!声、聞かれちゃうう!イク、またイクうう!!!」
そういう課長に構わず、また部屋の中を歩き、今度は背が高いデスクに座らせ、そのまま大きくピストンを開始しました。
「ゆうくん!!ダメだって、イッてるから、あああ!またイク、イッてるの、んああ!ダメぇ、おかしくなっちゃうう!!!ああああ!!」
叫ぶ課長の声に私も興奮して、出したくなりました。
「あみ、また奥に出すよ!ちゃんと子宮で受け止めて!!」
「出して、ゆうくん、いっぱい中にちょうだい!!あああ!イクイクいくぅぅ!!」
そして課長の子宮の一番奥に、出しました。2回目なのに、長い射精でした。
ゆっくり課長をベッドに下ろすと、課長はもう力が入らなくなっているようでした。
その間にお風呂にお湯を入れ、課長をお姫様抱っこして浴室に行き、そのまま2人でお湯に入りました。
「ゆうくん・・・相変わらず激しいね・・・。でも、終わった後は優しいし、うれしい・・」
お湯の中で私にもたれかかりながら、課長が言いました。
「俺も・・やっぱりあみから離れられないよ。これからもあみと会って、こうしたい。」
「私も・・時々、こうしたい・・・でも・・・ダメなことだよね・・・」
「それはわかってるけど・・今はそんなこと考えないで、できる限り一緒にいる時間を作って、こうしたいけど、ダメかな・・」
「うん・・・私もそうしたい・・無理がないように、会えたらうれしいな・・・」
そんな話をしていると、気づくともう23時を回っていました。
「さすがにもう帰らないと、そろそろ主人も帰ってきちゃうかも」
「そっか・・。帰したくないけど・・・しかたないね。また、会ってくれるよね?」
「ほんとはダメ・・だけど・・・私のほうが先に会いたくなっちゃうかも。自制がきかない悪い上司で、ごめんね。」
「部下の悪さに理解を示してくれる、いい上司ですよ」
2人で笑いながらそう言って、風呂から上がり、身支度をしました。
「ゆうくん、今日はありがとう。帰っちゃうのが残念だけど、また明日、会社で」
「ううん、あみが同じ気持ちでいてくれたのが確認できてよかった。ありがとう」
「そういえば、福島さんとの話、聞くの忘れちゃってたけど、彼女になったわけじゃないの?」
「もちろん、いろいろあったけど、彼女じゃないよ。それも、今度ちゃんと説明するね。」
「うん。お願い。ありがとう」
「ここで会うっていうのも、どうなんだろうね。他の人の目を考えたら、もっと離れた場所のほうがいいのかなぁ。ばったり知り合いに会ったりしたら、笑えないよね」
「そうよね。今日は勢いだったから仕方ないけど、次はもうちょっと気をつけよっか」
そんな話をしながら、自動精算機があったのでそれで会計を済ませ、部屋のドアを開けました。
部屋のドアを開けたそのタイミングで、隣のドアも開きました。こういう場所での他人との遭遇は、微妙に気まずいものです。
顔を見ないようにしてエレベーターに向かおうとすると、課長が「えっ・・・」と声を上げました。相手のカップルの男性も「な・・・」と声にならない声を出しています。
思わず顔を上げてみると、そこにいたのは山田さん、いや、課長のご主人でした。後ろには、若い女性が、隠れるでもなく、こちらを見ています。
「あなた・・・今日は仕事で遅くなるって・・・」
「いや、これは・・・っていうか、そっちこそ・・・まぁ、知ってたけどな」
「えっ・・知ってたって・・・・」
「ねぇねぇ、知り合い?っていうか、ここで止まっててもほかの人のじゃま?迷惑?じゃない?とにかくホテルから出ようよ~」
ご主人の連れの女性の最もな意見に、とりあえずホテルを出ることにしました。
さすがにそのまま解散、というわけにはいかず、近くの深夜までやっているファミレスに行きました。こんなとき、比較的空いていて、周りの席に人がいないのはありがたいです。
「さて、説明してもらおうか」
「説明って、あなたこそ、先週水曜には出張終わって帰ってきてたんでしょ。」
「そんなの今は関係ないだろ。」
「なくはないわよ。出張も、会社と関係ない女性と一緒だったって」
「そうだよ、私と行ったんだもん、ね~」
「お、お前!今は黙っててくれ!」
「それより、そっちはどうなんだ。人が出張でいない間に若い男を家に連れ込んで泊まり込んで、どういうつもりだ。こいつは誰なんだ、いったいつからなんだ!」
2人の会話だったのが、相手の女性の予想外の発言で、急に私に矛先が向いてきました。私のことを覚えていないようです。
「どういうつもり、って、ご夫婦のご意向に沿うように、頑張ってただけですよ」
そういうと、ご主人と課長、二人ともこちらを見ました。
「僕らの意向って、いったいなんのことだ」
「ご主人、私に見覚えはありませんか?山田さん。」
そう言うと、
「私は山田じゃ・・・え、君は・・もしかして、あの時の・・・?」
「そうです。あのとき、奥さんに精子を提供した宮崎です。」
「しかし、なんで宮崎くんが家内とこんなことになってるんだ」
それで、経緯を簡単に説明しました。
・自分は、奥さんと同じ会社の社員であること
・たまたま、課長と話しているときに、体の特徴からあの日の奥さんが課長であることに気づいたこと
・それを課長に話すと、確実に妊娠できるようにできるだけしてほしいと頼まれ、了承したこと
・ご主人がいない間なら、ご主人が寝取られるツライ気持ちを何度も味わわずに済むし、その間に、がんばれるだけがんばったこと
多少脚色はありますが、ウソは言ってません。
「だから、ご主人と課長ご夫婦の本来の目的であった、奥さんを妊娠させてほしい、という願いをかなえるために全力を尽くしてた、と思っていただきたいです」
そう淡々と説明すると、課長まであっけにとられているようでした。
「そ、そうはいっても、この前、ダメだった時に次また連絡すると・・・」
急に、ご主人の言葉の歯切れが悪くなりましたが、
「そんなことを言っても、女性はそれほど簡単に妊娠できるわけじゃないですし、今回ダメならまた次、ダメならまた次、と1回ずつするんですか?」
「それに、私が部下だとわかってしまっているのに、それを頼む課長は、ツライと思いませんか?じゃあ他の人に頼むんですか?それこそ課長を気持ちをないがしろにしていませんか?」
「女性としての辛さを考えたら、1回の周期の中で、相手を変えずに、できるだけがんばって終わらせたほうが、後々幸せじゃないですか?」
そう言うと、ううむ、と唸ってしばらく考えてましたが、
「し、しかし、不妊治療でも、何度もすると精液が薄くなって可能性が下がると聞いた。そのあと繰り返しても、たいして意味はないだろう!」
そう反論してきましたが、
「それは大丈夫だと思いますよ。私は1日に何度もできます。量も他の人より多いみたいですし、回数したほうが絶対確実性が増しますよ」
というと
「え~!すご~い!何回もできるの?!いいな~!」
「おい!いいな、ってなんだ!!しかし・・・」と言ったまま、黙りこんでしまいました。
「それより、あなたのほうはどうなの。その方はどちら様?」
と課長が聞くと・。
「いや、たまたま、今回一回きりの相手だ。べ、別になんの関係ない」
そう言い逃れようとしましたが、
「え~、ちゃんと奥さんに紹介してくださいよ~。あたしはご主人と同じ会社の派遣社員の千葉っていいます~。藤原さんとは、もうずいぶん前からお付き合いさせていただいてるんですよ~。藤原さん、妻とは別れるっていいながら、なかなか別れてくれないから、しびれを切らしちゃってて~。でも、これでバレたから、いいよね。離婚してくれますよね???」
「な・・・」
「お、お前、それは黙ってろって・・・全部終わってから・・・と思ってたのに」
「・・・そうなのね。お嬢さん、いえ、千葉さん、主人とは、いつから?」
「もう3年、かな~?ね~?」
「ね~、じゃないよ!ああ!なんだこのグダグダ感は!」
「・・・じゃあ、あなたは、私と離婚して、そちらの方と再婚したい、と思ってたってことで間違いないのね?」
「ちがう、そうじゃないんだ、コイツとはちょっと遊んでただけで、本気なのはお前なんだ、わかってくれ!」
「え~!私とは遊びじゃない、本気だ、って言ったじゃない~。指輪だって、ほら、今回の旅行で買ってもらったんだよ~」
まるで空気を読まずに、うれしそうに指輪を見せてきます。
「わかってくれって・・そんなの、わかるわけないじゃない・・・。いったい誰のために宮崎くんまで巻き込んだと思ってるのよ・・・ああもう・・なんか、どうでもよくなってきちゃった・・・。」
といいつつも、白黒ははっきりさせるつもりのようです。
「少なくとも私のほうは、あなたの精子量が少ないから、彼としたんであって、これはあなた公認よね。今回はその確率を少しでも上げたいと思って、私なりにがんばって彼にも協力してもらって、あなたとの間に子供が欲しかったのだけど・・」
「とりあえず、私のほうは、少し考えさせてほしいの。千葉さん、水曜の夜から土曜までは、主人はそちらにお邪魔してたのでしょう?申し訳ないけど、今週も、お願いしていいかしら。」
「さすがにこんな状態であなたと同じ屋根の下にはいたくないわ。ほんとは私が出ていきたいところだけど、女は荷物が多いから簡単には出られないし、あなたは出張の荷物、まだ彼女のところにも置いてるわよね?洗濯物とか、少なかったもの」
「いいわよ~。また一緒にいられるね~!あ、でも、藤原さん、ずっと一緒じゃなかったわよ。一度水曜に家に帰ったんだけど、また戻ってきたの~。そのあとも時々出かけてたけど、どこに行ってたのかは私、聞いてないから知らな~い。」
「待ってくれ、違うんだ!水曜に家に帰ろうと思ったんだよ。で、お前をびっくりさせそうと思ったら、家に知らない車があって、近くに車を停めて見ていたら、お前が知らない男と帰ってくるのが見えて、そのまま泊っていったのを見て、ショックで帰れなかったんだ。」
「悩んでる間、彼女のところにいたけど、土曜の昼に帰ったら、そいつが出てくるのが見えて、どんな奴かつきとめようと思って、女と一緒にいるのを尾行して家までつきとめたけど、表札がなくて名前がわからなかった。」
「それで、土曜・・・俺たちの後をつけてたんですね」
「え、そうなの?」
「ええ、先に気づいたのは福島さんなんですが、その時たまたま一緒にいて、移動してもついてくるので、当然彼女のほうがストーキングされているのかと思って、緊急避難的に私の家に連れてきたんですが、相手が家まで付いてきたので、このまま帰したら彼女が危ないと思って帰せなかったんですよ。彼女を泊めたのは、そういうわけです。」
「ええ?!じゃあ、主人がそんなバカなことしなかったら、福島さん、宮崎くんの家に泊まらなかったの?」
「もちろんそうですよ。全部、ご主人のせいです」
「なんてこった・・・妻の家に出入りしてた上に翌日も別の女を連れ込む女たらしだと思ってたのに・・・」
「全部、あなたが原因ですよ。だって俺、自慢じゃないですが、就職して以来、彼女の1人もいたことがないんですから。」
「え~!一日に何回もできるってすご~い!絶倫じゃな~い!いいなぁ。それでも彼女できなかったの~?」
図星ですが、・・・余計なお世話です・・・。
「・・・とにかく、ぜんぶあなたのせい、ってことね。これからどうするか、今週、考えさせてもらうから、」
「悪かった、一週間ゆっくり考えるのはいいが、許してほしい。もうこんなことはしない」
「え~、今夜もしようよ~。明日もしてあげるからさぁ~」
「お前は黙ってろ!」
「だって、ウチに来るんでしょ?だったら、しちゃうじゃない。ベッド1つしかないんだしさ」
「ああもう!とにかく、お願いだ、許してくれるのを待ってる」
「そうだね、毎晩気持ちいいことしながら、待てばいいよね」
「だから、黙ってろって!」
そんなわけで、食事もろくに手をつけないまま解散となり、課長の「あなたのせいでここに来ることになったんだから、あなたが払うのよね?」との一言で、ご主人が全員分を負担してくれることになりました。
ご主人と女性は、タクシーで消えていき、残された私と課長、どうしようかと思っていると、課長が上目遣いにこちらを見て、
「まだ、ゆうくん、でいい?もしいいなら、今夜、ゆうくんのところに泊めてもらってもいいかな・・今夜はあの家に帰りたくないの。」
といわれ、ドキッとしました。もちろん、否はありません。
「いいんですか?大歓迎です。いや、大歓迎だよ、あみ」
そういって、タクシーを拾い、私の部屋に戻りました。
家につき、すでにシャワーも浴びていたので、そのままベッドで寝ようということになりましたが、隣にいい匂いのする課長が寝ていて、眠れるはずもなく、我慢できずに抱きしめてキスすると、課長もそれに応えてくれました。
「んっ・・・ゆうくん・・・今日はありがとう・・・」
「こっちこそ・・なんか、罪悪感も、嫉妬感も、今日で吹き飛んじゃったし、むしろご褒美な夜になったよ」
そう言いながら、手を這わすと、秘所はすでに潤い始めていました。
「ほんとに、感じやすいんだね、あみ」
「そんなことない、、ゆうくんだからだよ」
「今日、ゆうくんががんばって話してくれたお礼に、私がゆうくんを気持ちよくさせるね」
課長はそう言って、私のモノをつかみ、私の上に乗って、自ら自分の中に入れていきました。
「はぁぁぁっ・・・おっきい・・・なかがいっぱいになっちゃう・・・キモチいい・・」
そう言いながら、体を前後にゆすり始めました。中が絡みつくようで、こうして逆に入れられていると、中の感触をじっくり味わえて、その分気持ちよさが高まります。
「あみ、すごいよ、気持ちいいよ・・・」
「んふふ、よかった・・あっ、そこだめっ、ああ!いいトコに当たっちゃう!」
「いや、いま動いてるのはあみだからね、あみが当ててるんだよ、そこがいいトコなんだね」
「そこだけじゃないけど、今はソコがすごくいいのっ!んああっ」
「じゃあ、こうしたらどうかな」私は下から軽く突き上げてみました。
「ひあっ!ああ!奥が、奥がつんつんされてぇ!だめっ、なんか来ちゃう、あああ!」
課長の奥の狭いところが、下がってきて、そこに先が当たっています。
「ああ!あああ!だめ、なんかダメなところに入っちゃう、ああああ!」
課長もそれを感じていたようですが、腰の動きがとまりません。私も、タイミングをあわせて、大きく下から突き上げてみると、狭いところに先が入り込む感触がありました。
「ひぁああああ!奥が、奥がだめええ!!!おかしくなっちゃうう!」
「イッちゃうう、あああ!イクイクイクぅぅぅぅ!!!」
「あみ、俺も出すよっ!!あみの子宮に、だすからっ!!ああ!」
課長がのけぞりそうになるのを掴まえて、私もさらに強く突き上げ、中に出しました。
「ひいい!あつい!あついのが入ってくるぅぅ!!またイッちゃううう!!!」
全部放出し終わるまで、痙攣する課長を強く抱きしめていました。そして、この女性を守りたい、と心から思いました。
すべて出し切って、「あみ・・ありがとう・・・あみには、俺がついてるからね。」と言ってみると、返事がありません。課長を抱きしめ、体の上にのせたまま、布団をかけて、眠りにつきました。
翌日、課長は一度自宅に寄って着替えてから出社する、とのことで、食事をとらずに早く家を出ていきました。残された私は、つい寝なおしてしまい、逆に遅刻ぎりぎりで出社すると、キリッとした姿の課長がいました。
「おはようございます、課長」
「宮崎くん、おはよう。今日はギリギリだったのね。めずらしいね」
「ヘンな時間に起きちゃって、寝なおしちゃったもので」
「間に合ったから大丈夫だけど、寝直しは危ないから気を付けてね」
ぽん、と肩を叩かれたので課長を見ると、にっこり笑ってくれました。
この笑顔を見るだけで、今週も頑張れそうな気がします。
その日の業務を黙々とこなしていると、部長が入ってきて、課長のところに来ました。
「藤原くん、隣の課で、現場に入ってる例のチームなんだが、若いやつが1人ケガで入院したらしくてな。もちろん仕事外の事故での怪我なんだが、向こうの課は佳境のプロジェクトが多くて、代わりに割ける人員がいないんだ。悪いんだけど、こっちの課で、誰か、助っ人に行ける人はいないかな?」
そう言っているのが聞こえました。
課長は全員を見渡しましたが、皆、火の粉がかかるのがイヤなのか、下を向いて聞こえないふりをしています。私は呑気に顔を上げてしまっていたので、課長と目が合いました。
「あのプロジェクト・・・ですよね・・・?」
「そこの彼・・・宮崎くんですけど、入社3年めで、若いですが一通り業務がこなせるようになっています。学生時代にスポーツもしていたみたいで、体が大きいだけでなく、体力もあると思います。」
「先日の会議で私が説明した課のプレゼンの資料も、彼が作ったものでした。資料は私が手直しした箇所はほとんどなくて、きちんと全体を見通す力もあると思いますが、どうでしょうか」
「宮崎くんか。体力があるなら頼もしいな。ちょっと申し訳ないんだが、現場が火を吹きかけててな、全体を見ながら作業する必要があるのと、昼夜交代で作業してるんだ。そんな状態だから、それぞれの残業時間がそれなりに長くてね、納期まで、1ヶ月弱くらいになると思うんだが、行けそうかい怪我したヤツも、たしか3年めなんだ。山形、っていったかな。」
部長は、私と課長、どちらにということもなく、聞いてきました。すると課長が
「宮崎くん、どう?大変な現場って、体力のある若いうちに一度経験しておくと、あとで視野が広がるし、使う暇もないのに残業手当がちゃんと出るから、あとでボーナスみたいな給料が入って、将来のための貯金とかしたいんだったら、1度はしておくの、オススメよ。もちろん、宮崎くんなら十分戦力としてやっていけると思うわよ」
ここで頑張れば、課長にも私にもプラスになるかも、と思い、頷きました。
「わかりました。課長がそう言ってくださるなら、行ってもいいです。独り身で身軽ですしね。山形は私と同期だし、できるかぎりのこと、してみようと思います」
そういうと、部長はホッとした顔で、「じゃあ、手続きを進めるよ。宮崎くん、頼むよ。詳しい予定とかは、あとで課長経由で連絡するから」
そういって、消えていきました。
「宮崎くん、ありがとう。たぶん、明日には出発になると思うから、今日は定時であがって、準備してね。」
そう言って、お互い仕事に戻りました。
少しして、部長からのメールが課長経由で転送されてきました。
現地移動は明日、朝イチで。期間は納期までの約1か月。現地張り付きでの作業、街から離れた現場なので、宿泊は現場近くの先方の会社の寮を格安で使わせてもらえるとのこと。週末は、息抜きかねて、街のホテル宿泊も可。寮宿泊でも普通の出張の宿泊手当は出るとのこと。
これはおいしいかも。
課長から、今の仕事の最低限の引き継ぎ担当者と、課長から見て準備していったほうがいいと思われるものなどが追記されていました。そして最後に、「今日、出張の荷物準備の手伝いにいくね。」と書かれていました。
定時で上がり、とりあえず先に帰宅、シャワーを浴びて明日の出張準備をしていると、課長が来ました。
「ゆうくん、ごめんね、ヘンな話、振っちゃって。」
「いやいや、仕事は仕事だからね。それに、俺で大丈夫、と思ってくれたんでしょ?だったら、俺、がんばるよ」
「ありがとう、ゆうくんなら、そう言ってくれると思った。でも、ゆうくんのプラスになると思ったのもホントだからね。でも、ホントは、行かせたくなかったけど・・・」
そう言って、スーツ姿のまま、抱き着いてきました。
「明日は始発電車だよね。私も今日ここに泊めてもらって、明日一緒に出ようと思って来たんだけど、いい・・かな?」
上目遣いにそう言われて、イヤとは言えません。というか、大歓迎です。
「しばらく会えないのはさびしいけど、今日あみが来てくれてうれしいよ。毎日メールするから」
そう言うと、
「たぶんね、宿に戻ったら、メールする元気も残ってないかもしれないわよ。ああいう現場って、体力的にも精神的にも疲労するから、睡眠時間少しでもとったほうがいいし。」
「さすがに週末ならきっと少しは時間があるだろうから、身の回りのことをする時間に割いた残りがあったら、メールしてね。私もするから」
そう約束して、そのあと一緒にシャワーを浴び、そこで一戦、シャワーから上がって課長が作ってくれた夕食を食べながら飲んだあと、また2戦、課長が意識を失ってそのまま寝てしまうまで、課長を堪能する、という、結局いつものパターンになりました。
翌朝、かなり早起きしてくれた課長が朝食をつくってくれて、それを食べても余裕を持って始発電車に間に合いました。駅まで課長も一緒に来てくれて、ほとんどお客がいないなか、並んで座って途中まで一緒に乗り、課長が途中で降りて、私はターミナル駅に行き、そこから現地を目指しました。
現地はそれなりにピリピリしてはいましたが、新参者でも人が増えたことを歓迎してくれたうえ、新人研修時に講師だった先輩がチームにいたことで、そこそこ私のことを把握してくれてたので、私ができる作業を割り振られ、一心不乱にそれに取り組みました。
聞いていた通り、宿に帰るとシャワーを浴びるのが精いっぱいで、速攻で眠りにつきました。
翌朝起きると、メールが2通来ていました。1つは課長から、1つは福島さんからでした。
課長からは、「無事に着いたと思うけど無理しないでね」と、福島さんからは「急に現場に出たって藤原課長から聞きました。体に気を付けてね」と。
それぞれに返事を書き、福島さんには状況がわかったらまた連絡する、と付け加えました。
それからは怒涛の日々。確かに自分が作業をこなしている実感はあるものの、全体像が見えてないので、先が見えない手探り感もありました。そして週末、金曜になり、翌日の土曜は15時まで仕事はあるものの、それ以降のさらなる残業はなく、日曜は休めることに。
そんな状況を課長と福島さんに連絡すると、課長からは、高校の同窓会があって週末田舎に戻るとのこと。福島さんからは、遊びに行きたい!とのこと。駅周辺を観光して晩御飯を一緒に食べて、最終近辺で帰るつもりらしい。課長には「道中、お気を付けて」と、福島さんには、「駅に迎えに行くよ~」と連絡して、金曜の残業と土曜の休日出勤を終わらせ、駅に福島さんを迎えに行きました。
駅に着くと、改札の様子がなんかおかしい。荷物を持った人が結構いるわりに、改札を通る人がいません。駅構内のアナウンスを聞くとどうも列車が止まっているらしいのです。15時過ぎに着くはずの列車が、まだ到着の見込みがないようでした。どうせすることがないので、構内が見えるカフェでお茶をしながら、今日のホテルを予約し、列車が来るのを待ちました。
結局、列車が着いたのは19時、4時間遅れでした。逆方向の列車がまだ乱れているため、途中で降りて戻るという選択肢がなかったらしく、乗客はそれなりに乗ってたようでした。
さらに先の終点駅まで行くはずだった列車はこの駅で運行を停止したため、すべての乗客が降りてきたようでした。降りてきた客の中に、福島さんの姿を見つけました。
「福島さん!」
声をかけるとこちらに気づいて、駆け寄ってきました。
「宮崎く~ん!よかった~!会えた~!」
そういって、福島さんが抱き着いてきました。ちょっと周りの目を気にしながらも、よしよし、と頭をポンポンして、
「お疲れさま、わざわざ来てくれてありがとう」
そう言っていると、脇から話しかけてくる人がいて、いきなりマイクを突き付けられました。
「あの、列車の遅れの影響を受けた方ですか?」
「そうですけど」
「どんな影響があったでしょうか」
「15時に着くはずの列車がいま着いたところで。4時間遅れでやっと会えたところです」
「逆方向の路線はまだ復旧していませんが、その影響はありますか?」
「え~!じゃあ帰れないじゃない!今日は泊っていくしかないの?」
「そうだね、慌ててもしかたないから、今日は泊って行って」
「彼氏さんのところに泊めてもらえそうなんですね。よかったですね。ありがとうございました!」
「え!あの!そうじゃなくて!!」と言ったものの、マイクを持った人は、次の人のところに行ってしまいました。
「なんなんだか・・・どっかの局の取材かなぁ。雑だなぁ」
「まぁ、いいんじゃない?ふふ、彼氏さん、だって。うふふ」
「気にしても仕方ないか、じゃあ、宿、どうする?」
「宮崎くん、今日はホテルに泊まるんだよね?私もそこに泊る~」
「じゃあ、直接ホテルに行ったほうが早いかな、すぐそこだから」
そう言ってホテルに行ってみると、すでに帰れない客でいっぱいになっており、空き室はありませんでした。
「え~どうしよう、宮崎くんの部屋、泊れない?」
ホテルに聞いてみると、広い部屋ならエクストラベッドを追加できるが、シングルは狭いので無理とのこと。仕方がないので、シングルのダブルユースは可能か聞くと、事情が事情なので、アメニティは別売になるが、そのままの料金でいい、と言ってもらえました。
部屋に荷物を運んで、ほっと一息ついたので、まずは食事に行きました。
帰れなくなった客でファミレスや居酒屋はどこもいっぱいで、少し駅から離れた高そうなレストランが空いていたので、そこで食事ができました。食事に合わせて、軽くワインも頼んでみました。
「ディナーセットなんて、贅沢しちゃっていいの?」
と聞かれましたが、それしかないんだってば。
それでも驚くほどの値段ではなくて安心しました。
そうこうしているうちに、もう21時。コンビニで酒やその他いろいろ買ってから、部屋に戻り、家に連絡をしたか聞くと、まだしてない、とのこと。
「そろそろ帰りの時間なんだから、まずはお母さんに、無事の連絡をしてあげて」
というと、
「わかった!」と電話。
「あ、お母さん?私~、4時間遅れでやっと着いたよ~。うん、大丈夫。え?帰り?まだ帰りの路線復旧してないからさ、今日はこっちに泊ることにしたよ。うん、宮崎くんも一緒だから大丈夫。うん、一緒に泊まることになったよ。うん、そう、同じ部屋。安心でしょ?」
え、そこまで言っちゃう?と焦っていると、福島さんが私に電話を渡してきました。
「お母さん。宮崎さんに変わって、って」
うわぁ!と思いつつ、電話に出ました。
「こんにちは、ご無沙汰してます、宮崎です。はい、さすがに福島さんを放ってはおけないので、はい、私が泊まる予定のホテルに、それが、ホテルが他の客でいっぱいですでに空き室がない状態でして、なんとかもう1人泊まれないかか交渉したところ、事情が事情だから、と了承をもらいまして、はい。」
「え?テレビ?出てたんですか?あちゃ、あれ、テレビだったんですか!」
「あ、はい、それはちゃんと、大丈夫です!明日ですか、電車が復旧すれば帰れますし、たぶんさっきのニュースだと明日それほど遅くはならないと思いますので、はい。わかりました。お嬢さん、お預かりします。おやすみなさい。」
と言って、電話を福島さんに返すと、「うん、大丈夫だよ。わかった。おやすみ~!」
なんとか、お母さんに連絡できました。しかしまたお母さんに、『大丈夫なのね』とまた念を押されました・・・。
とりあえず、長時間電車に乗って疲れただろうから、と部屋のバスタオルなどを渡して、福島さんにシャワーを浴びるように言うと、
「ありがとう、借りるね」といって、その場で服を脱ぎはじめました。
え?!と思って目をそらそうとすると、「どうせこの前、全部見られちゃってるから、気にしなくていいよ」と言って、下着姿になってバスルームに行きました。
シャワーの音を聞きながら、課長に「あみ、同窓会楽しんでる?もう一週間も会えなくてさびしいよ。」とメッセージしてみました。
部屋付きの薄いガウンのような部屋着になって出てきた彼女、いろんなところが合わせ目から見えそうで見えない感じが目の毒です。
「こういうのって、浴衣と違って、合わせが少ないよね」
福島さんは、恥ずかしそうにそう言いますが、前に見せたと思ってるからか、もはや隠すつもりもなさそうです。
私も着替えの下着を持ってシャワーを浴びに行き、部屋着は福島さんに貸してしまったので、Tシャツとトランクス姿です。そして、ベッドに並んで腰かけて、あらためてコンビニで買ってきたビールで乾杯しました。
「ほんとはさ、こっちでちょっと観光できるかなと思ってたんだけど、こんなことになるなんてね。宮崎くんには迷惑かけちゃって、ごめんね。」
「いや、とりあえずなんとかなったし、福島さんが露頭に迷わなくて、よかったよ。」
「ありがとう、ほんとに宮崎くん、やさしいね。」
ビールも2杯めになり、酔いがまわってきたのか、頬をほんのり赤く染めた福島さん、私の肩にもたれかかってきました。
「なんか、宮崎くんといると、安心する~」
そういってもたれかかる福島さんを見下ろすと、少しはだけた胸元から、完全に胸が、というか、乳首まで、見えてしまっていました。思わずごくっと唾を飲みこみました。私のモノも反応して、トランクスを押し上げています。
そうしているうちに、長い電車乗車で疲れて眠くなったのか、ゆらゆらと福島さんの体が揺れています。転ばないように、腰に手を回して支えていました。
しかし、揺れ続けているうちにカクっっとすべり落ちそうになり、「あわわ」と頭を肩に戻そうとして戻しきれず、結局私が抱えるような形になったので、頭を腰の位置にくるようにしたのですが、立ち上がっている私のモノを福島さんの顔にこすりつけてしまうことになってしまいました。
「ん・・・なんかある・・・」そう言いながら、手で私のモノをつかんで撫でるように動かし始めました。その刺激でMAXまで大きくなってしまったモノは、動かされることで、トランクスの合わせ目から、ニョキっと出てきてしまいました。
「ん・・・出てきた・・・えっ!えっ!!これって?!ごめん!!」福島さんは、無自覚に触っていたようで、モノが出てきて、それがはじめて私のモノであることに気づいたようでした。完全にうろたえてます。
先日福島さんとしたときも、お風呂では見せたけど、まだ直視は恥ずかしいみたいで、彼女にとってあたりまえのものではないようです。
「あらためまして、だけど、このまえ、福島さんの中に入ったモノだよ。福島さん、男の人のを間近で見るのって俺のが初めて?」
「うん・・子供の頃にお父さんのを見たのと、小学校の時にプール授業で男子が教室で着替えてるときに見ちゃった時くらい・・。大人の人のをちゃんと見るのは宮崎くんのがはじめて・・・。この前も見たけど、、、ほんとに毎回こんなに大きくなるんだね・・」
「大きくなってるのは、福島さんが色っぽいからだよ。ほら、せっかくだから、ちゃんと触ってみて」
「うわ、固い・・それに熱いね・・・うわわ、ぴくぴくする!それに・・なんか先っぽから出て来てるよ・・これって、精子?」
「さわってもらって気持ちいいから固くなるんだよ。出てるのは、先走りっていって、精子が出る前に濡らすために出てくるヤツ。でも精子が含まれてる可能性もあるらしいよ。」
「そうなんだ・・じゃあ・・このヘンとか、気持ち良かったりするの?」
そう言って、亀頭を撫で始めました。
「うっ・・そこ・・気持ちいいよ・・・」
「よかった。男の人って、他に、どこが気持ちいいの?どうすればいい?」
「竿の部分を握って、上下に動かしながら、できたら先っぽを口で舐めてくれるとうれしい」
「えっ、そうなの?わかんないけど、やってみる・・・こう?」
おずおずとソフトクリームを舐めるように舌を這わせる福島さんでしたが、「なんかかわいいね♪」と言いながら、途中から、先を口に含み始めました。
「福島さん、それ、気持ちいいよ、歯を立てないように、もう少し口に入れて、舌を使って舐めながら、出し入れしたりできる?」
「うふふ、褒められちゃった・・♪うれしい♪うまくできるかわからないけど、やってみるね・・」
そう言いながら、おずおずと動かして、舌を這わせてくれます。そのぎこちなさが、かえって不規則な刺激になって、急速に高まってきました。
「福島さん、ごめん、気持ちよすぎて、出ちゃいそう。口に出させてもらってもいい?」
と聞くと、私のモノを咥えたままで、上目遣いににっこり笑ってうなづきました。
「ごめん、少し自分でも動かすよ・・苦しかったら言って。」
そう言って、少し早めに前後させると、一気に射精感が高まり、福島さんの口の中に放出しました。課長には、とにかく中で出して妊娠させることを考えていたので、最初の頃に1度口に出しただけだったし、ほんとに久しぶりです。
何度かの放出のあと、福島さんが強く吸ってくれて、また最後の放出をしたところで、ティッシュを探して渡そうとすると、「ごめん、飲んじゃった・・・」と言われました。
「[ごめん]はこっちだよ!ほんとに飲んじゃったの?!」と聞くと、
「うん・・宮崎くんのがおなかに入っちゃう、と思ったら、キュン、ってなっちゃって・・つい・・。宮崎くんのだから、飲んでも大丈夫だよね?」
と聞くので、「俺のだから、ってわけじゃないけど、高たんぱくだから体に悪いことはないと思うけど・・むしろ、なにも言わなかったのに飲んでくれて、うれしいよ。飲みにくくなかった?」
と言うと、「うふ、宮崎くんに喜んでもらえたなら、よかった♪すごく濃くて、ちょっと喉にひっかかりそうだったけど、唾液も出てきたから、一緒に飲んだら大丈夫だったよ。」
と、にこにこしてる。最後に吸い上げるのといい、飲み方といい、この子、実は才能があるのかも・・。そんなことを思いながら、抱き寄せて、手で顎を上げさせてキスをしようとすると、とても恥ずかしそうに、うつむこうとします。もうフェラまでしてるのに。
「ヘンなところに先にキスさせちゃってごめんね、あらためて、キスしたい」
そう言うと、恥ずかしそうにしながらも顔を上げてくれたので、抱きしめて、キスをしました。今回は、舌を入れるとちゃんと舌を絡ませてくれて、鼻呼吸もしてくれているようで、長いキスができました。そうしているうちに、福島さんの息が荒くなってきたようでした。
顔を離して、あらためて見つめると、
「この前も思ったけど、キスって、すごいね・・・。キスしただけなのに、もう力が抜けてきちゃって、おなかの下のほう、熱くなってきちゃった・・。好きな人としてるからなのかな・・」
「体をゆだねる、って気持ちになるって、こういうことなのね、きっと。」
そう言って、抱きついてきました。
気持ちを口にしたことはないけど薄々わかってはいましたが、「好きな人と」と口にしたことで、少なくとも彼女が私に好意を持って接してくれていることははっきりわかりました。そして課長のことを思い出し、チクッと心が痛みました。福島さんのことは好きだけど、課長からは離れられない、と感じている自分に罪悪感を感じました。
とはいえ、福島さんは、すでに私とするつもりでいるみたいだし、少しでも傷つけずに、気持ちの良い体験だけをしてもらおう、と虫の良いことを考えながら、彼女に向き合いました。
「福島さんが気持ちよくしてくれたから、今度は俺が福島さんを気持ちよくさせる番だよ」そう言って、あらためて抱き寄せて、耳に舌を這わせると、
「ああっ、だめ、なんでそんなトコ、力が入らなくなっちゃううう!んああ!」
としがみついて来ます。向かい合うように座り直して、反対側の耳も責めると、私にしがみつき、私の肩に顔を押し付けながら、「んあああ!声が止まらない、だめ、だめだってば。。あああ!」と良いながら、ピクピク体を震わせます。
自力で座っていられなくなったようなので、そのままベッドに福島さんを仰向けに寝かせて、今度は首筋を舐めます。
「やだ、なんでそんなトコまで、こんなに感じちゃうの、あああ!」
と、いい反応をしてくれるので、鎖骨を舐め、腕をあげさせて脇を舐めると、また声をあげました。
「そんなとこ、恥ずかしいっ!汗、汗かいてるかも、あああ!」
「さっきシャワー浴びたでしょ、大丈夫だよ。それに福島さんのだったら、きっと汗も美味しいと思うよ」
そう言うと、
「そんなのヘン、あああ!宮崎くん、もしかして変態だったり?!んああっ!気持ちいい!」
「福島さんを気持ちよくする、ってさっき言ったでしょ?もっと気持ちよくなってもらうからね」
「そんな、ああ!これ以上、気持ちよくなったら、んああ、どうなっちゃうかこわい、あああ!」
「大丈夫、死なないから。気持ちよくなれるのは、才能だからね。存分に才能を活かしてね」
そう言いながら、今度は胸の周りに舌を這わせます。乳首は完全に大きく勃起していました。
「ほら、乳首も、舐めてほしくて大きく固くなってるよ。正直な体を持ってて、よかったね。」
そういって、乳首を舐めあげました。
「んはぁぁ!!すごい、乳首、すごいい!」
「感じるようにできてるんだよ。素直に感じていいよ」
「だって、ああ!だって、乳首ががそんなに感じちゃったら、赤ちゃんできておっぱいあげるたびに、あああ!感じちゃったら恥ずかしいよ、ああんっ!」
「じゃあそのときは、赤ちゃんと旦那さんに左右別々に感じさせてもらえばいいんだよ」
「そんな、あああっ、赤ちゃんに感じる姿見られるなんて、あんっ!恥ずかしすぎるよ!んあああ!」
感じ続ける福島さんを見て、このまま入れてしまいたい気もしましたが、せっかくだから、全身を感じてもらうことにしようと、福島さんにうつ伏せになってもらいました。
肩で息しながら、乳首の責めから開放されたことに少しホッとした表情でうつ伏せになった福島さんでしたが、逆に、私がなにをしようとしているのかわからず、ちょっと気になっているようでいた。
少し足を開いてもらうと、恥ずかしそうにしながら、「ね、ねえ、今度はどうするの?」と聞いてきたので、足の間に腰掛けて、膝を曲げさせて足を持ち上げ
「次は、ここかな。」と、足の指を1本ずつ舐め始めました。
「ふああ!!だめ、あああ!そんなとこ!!なんで、あああ!感じちゃうの!んああっ」
いい反応をしてくれます。指の間にも丁寧に舌を這わすと、「なんで、なんで足の指が、感じるなんてぇぇ!!」
うつ伏せなので自由に動くこともできず、枕に顔を押し付けて声を我慢しているようですが、体がピクピクと、動きます。足の指から、足の裏をなめ、ふくらはぎ、膝裏、と少しずつ舐める場所を変えていくと、その都度、いい声を上げてくれました。
さらに足を広げさせて、その間に入り込み、今度は脇腹から背中に舌を這わせると、枕に顔を押し付けたままで、首を振っています。
腰をつかんで少し持ち上げようとすると、顔を枕につけたままで、腰を上げてくれました。もう、薄目の陰毛から秘所、アナルまで、丸見えですがたぶん、自分がどんな格好になっているか、理解していないんだろうと思います。
そのまま、大きめの白いお尻を指先で撫で回すと、少し顔を上げて、「ああ!撫でられてるだけなのに、んんああ!どうしてこんなに感じちゃうのぉ!!ああんっ!」
と叫びます。そして、さらに秘所の回りに舌を這わせると、お尻をくねらせはじめました。
秘所からは、密が溢れ出して、すでに足を伝って流れはじめています。
クリトリスも包皮を被っているものの、大きくなって少し赤い姿を見せていました。
そこに舌を這わせようかと思いましたが、思い直して、アナルに「ちょん」と舌を這わせてみました。
「ひいい!!!ダメダメダメ、そこダメ!違う、そこ違ううう!あああ!なんで、ヘンになりそう!!」
アナルも責めがいがありそうです。チョンチョンと舌を当てたり、舐めたりするたびに、体をピクピクさせ、体を固くしています。面白いとは思いましたが、かわいそうなので、そこから離れると、ホッとしたように脱力したので、手で少しクリトリスを露出させて、一気に吸い付きながら、舌を這わせました。
「ダメェええ!そこダメぇぇ!ヘンになっちゃうう!あああ!!なんか、なんか来ちゃうう!!ああ!あああああ!!!」
福島さんは、うつ伏せのまま、ブリッジをするように背中を反らし顔をあげて、何度か大きく体を跳ね上げたあと、くったりと力が抜けたようになりました。
「福島さん・・・福島さん?あれ?・・・もしかして失神しちゃった・・・?」
「ちょっとやりすぎちゃったか・・・汗」
快感に耐性のない福島さんには刺激が強すぎたかもしれません。はだけきった部屋着は直しようもなく、そのまま福島さんにシーツをかけ、ちょっと反省しながら、残っていたビールを飲み直しました。
スマホを見ると、課長から「私はこれから二次会よ。宮崎くん、テレビ見たよ。楽しんでるみたいで、よかったね」と返事がありました。
やばい・・・楽しんでるって・・しかも、宮崎くん、って・・なんか表現が堅い・・・あれがいったいどんなふうに放送されてたのか、気になり過ぎる・・・。
「放送見てないけど、何もないからね!人助けだから!あみに会いたいよ」と返信しておきました。
しばらくすると、「ん・・・」という声が聞こえたので見ると、福島さんがこちらを見ていました。
「あ、福島さん、気がついた?おはよう。」
「ごめん、私・・・寝ちゃってたの?」
「ちょっと刺激しすぎちゃったみたいでね、福島さん、失神しちゃったみたい。ごめんね。」
「失神・・・あ~!思い出した!すごかったの!あれ、死んじゃうかと思ったよ!」
「ごめんごめん、せっかくだからいっぱい感じてもらいたいと思ってさ、少し頑張りすぎちゃったかも。」
「頑張りすぎって、でも、宮崎くん、まだ私に入れてないんでしょう?私ばっかり感じすぎちゃってごめんなさい。」
「いや、少しずつ慣らしていけばよかったのかもだけど、つい、ね」
「え、少しずつ、って・・・これからも慣らしていってくれるってこと・・?それって・・」
なにか、独り言を言っている・・・が、聞かなかったことにしました。
「福島さん、なにか飲む?」
「うん、ビール欲しいな」
ベッドから出てきて、私の隣に座りました。部屋着はもう腕にしかかかっていません。
「じゃあ、あらためて乾杯しようか」
「うん!一緒にお泊りに乾杯!」
ご機嫌そうな福島さんに、また課長を思い出して、ちょっと心が痛む。課長は同窓会、楽しんでるんだろうか。高校時代の課長、可愛かっただろうな・・・。見たかったな・・。昔の彼氏とかと会ったりしてるんだろうか、放送のこと、誤解されてないかな・・そんなことを思っていると、福島さんに、つつかれました。
「また、なにか気になること思い出しちゃったの?」
「ん・・・まぁね・・・。自分でも、どうしていいかわからないんだよね。どうできるのかもわからないし」
そう言って残ったビールを飲み干し、次の缶を開けると、
「吹っ切るとか割り切るとか、そういう単純な話じゃなさそうだね・・・」
「自分でもわからないことが一番・・・・ね。なんか女々しい話だけど。まぁ、今夜は考えてどうなるものでもないから、成り行きを見ながら、かな・・」
「もし・・ストレスが溜まったりとか、他に、その、いろいろ溜まったりとかするようだったら、私、お手伝いするから・・・宮崎くんには、元気になってほしい」
「いろいろ溜まるって・・・たしかに、一週間もしてなかったから溜まってたけど笑」
苦笑しながらそう言うと、
「じゃあ、今夜はとりあえず少しでも忘れられるように、いま溜まってるものを出しちゃおう!ね!?」と言われ、福島さんにベッドに押し倒されました。
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「私、宮崎くんには元気でいてほしいの。新人研修のときにも宮崎くんの笑顔に何度も救われたし、今もそう。だから、今夜は、私もお手伝いするね。」そう言って、私のシャツとトランクスを脱がせ始めました。
そのままされるがままになっていると、さっきとは逆に私の足元に入り、私のものを舐めはじめました。一度小さくなっていたモノが、だんだん大きくなります。
「こんなに大きさが変わるのね・・小さいのもかわいいけど、大きくなっていく感じ、私、好きかも・・・」
そう言いながら、一生懸命舐めてくれる姿に、私も興奮してきました。
「じゃあさ、一緒にしようか」
といい、逆を向いて私の上に来てもらうと
「これ・・恥ずかしい・・みんな見られちゃう・・」
と言いながら、また私のモノを舐め始めてくれました。私も、福島さんの腰を引き寄せて、秘裂に舌を這わせます。私のものを舐めながら、すでに秘所は潤っていました。時々舌を中に出し入れすると、「んっ!んん!!」と声を出しながら、一生懸命私のモノを吸い上げようとします。私も、かなり高まってきました。
「そろそろ入れたい・・・福島さんが上のままで、入れてもいいかな・・・」
と聞くと「やりかた、よくわからないけど、宮崎くんがしたいなら、いいよ・・。じゃあ、入れるね」
というので、さすがにまた生のままはまずいので、さっきコンビニでこっそり買っておいたゴムを取り出しました。
「それって・・コンドーム?ちゃんと持ってるんだね」
「いや、さっきコンビニで買ったから・・万が一があったら、お母さんに言い訳できないから」
「そうなんだ・・買ってたの気づかなかった。でも、気にかけてくれてありがとう」
そんな会話をしながら、福島さんの眼の前で袋を開け、付け方の説明をしながら、自分でつけました。
「こんなふうになるんだね・・・なんかかわいいのね。じゃあ・・入れるね・・失礼します・・」
そう言いながら、私のモノをつかんで、自分の中に入れようとしますが、まだ2度め、なかなかキツイ。
「福島さんの唾を、ゴムにまぶしてくれるかな・・少し滑りがよくなると思うから」
そう言うと、手に唾を出して私のモノに塗り、また入れようとしてくれます。さっきよりは奥まで、亀頭までは入りましたが、狭い。すごい圧迫感です。
「ううう・・痛・・くはないんだけど・・すごい違和感とこれ以上広がらない感じがする・・・無理なのかなぁ・・」
「いや、この前全部入ったから、入るはず・・力を抜いてみて・・」
「力、抜きたいんだけど、無意識に力が入っちゃって・・・難しいの・・・」
「じゃあ・・こうしてみようか・・。ちょっとそのままでいて。」
そう言って、両手を伸ばして、乳首をつねってみました。
「ひいい!!あああ!!んああああ!!!!ああーーーーーーーー!!!!!!」
福島さんは、乳首を急に感じされられて意識の先が移った拍子に、体をささえていた力も抜けて、体重が支えられなくなり、一気に奥まで入ってしまったため、その衝撃と快感で、イッてしまったようでした。
少しの間、体を痙攣させていた福島さん、急に力が抜けて、どさっと私に倒れ込んできました。頭をぶつけないように受け止めました。
私のモノはまだ入ったままなので、たまに揺すってみたりしながら、私も中の感触を楽しんでいましたが、しばらくすると、福島さんが、意識を取り戻しはじめました。
「んっ・・・んあっ・・・気持ち、イイ・・・・あああ・・・・」まだ半分、朦朧としているようなので、少し強めに突き上げてみました。
「んあああ!ああ!なに、なになに?!!え、宮崎くん?!これ、あああ!!」
だいぶ意識がはっきりしてきたようで、逆にまた締め付けが強くなってきて、私も高まってきたので、突き上げ続けました。
「福島さん、気持ちいいよ、俺も、そろそろ、イクよ!」
「あああ!ダメ、なんでこんな、あああ!!また、また来ちゃう!!あああ!!!」
「福島さん!!出る、ああ!!」
「ああああ!!!!来ちゃううううう!!!!んあああーーーーーー!!!」
白い喉を見せて反り返り、後ろにひっくり返りそうになる福島さんを支えながら、福島さんの中で(ゴムの中ですが)、放出しました。
「はぁ、はぁ、はぁ、、、宮崎くん・・・なんでこんな・・・こと・・に?」
どうも、入れたときに記憶がないようです。
福島さんを抱きしめたまま、一気に入って福島さんが失神したこと、そのままいたら復活してきたので動かしていたら、感じてくれて、私も福島さんの中が気持ちよくて、今、イッたこと、を順に説明しました。
「そうだったんだ・・私、宮崎くんのこと、受け止め切れないのかな・・毎回失神してるようじゃ、宮崎くんの相手をするには、失格だよね・・そんな相手・・イヤだよね・・?」
福島さん、上目がちにこちらを見ながら、微妙に落ち込み気味です。
「いや、福島さんはまだ男性経験2度目だし、刺激耐性が低くても当然だし、むしろ感度がよくて、責め甲斐があって、つい、たくさん感じさせたくなっちゃった俺も悪かったよ。慣れていけば、ぜんぜん問題ないと思うよ。というか、イヤとかそんなわけないし、むしろご褒美だし」
「そっか・・・宮崎くんが、慣れさせてくれるなら・・いいかな・・喜んでもらえてるなら・・そのままでも・・・」
また福島さんが自分の世界に入っています。
ふとベッドの時計を見るとすでに日付が変わっていました。
「もう0時過ぎちゃったね。そろそろ寝ようか。」
「そうね、ちょっと寝る前に、おトイレ借りるね」
「うん、俺もちょっとこの辺片づけるよ」
そう言って、福島さんがトイレに消えたので、課長から返事がないか見てみましたが、既読にはなっていたものの、返信はありません。
ちょっと心配になって「あみ、大丈夫?飲み過ぎないようにね。離れてるから介抱してあげられないんだから。大好き、おやすみ、あみ」
そう送り、空き缶や散乱したティッシュを片づけて、また下着を着ていると、「え~、下着着ちゃうの?今夜は宮崎くんと裸でくっついて寝たい・・・ダメ・・・?」と上目遣いで言われ、結局着かけた下着を再度脱いで、一緒に布団に入り、腕枕をしながら寝ることになりました。
翌朝、福島さんの要望に応えて?もう一戦、今度は失神させないように気を付けながら、気持ちよくなってもらい、10時ギリギリにチェックアウトしました。
電車は復旧して、昼には正常に戻るようで、先に昼過ぎの切符を購入しておき、近くの公園を一緒に散策しました。穏やかな天気で、それにつられてか、穏やかな気持ちで時間を過ごしました。
少し早めのランチをとって、福島さんを駅に送り届け、私は先方の会社の寮に戻り、明日からの仕事の準備をしているうちに、夜になりました。
時々携帯をチェックしていましたが、福島さんから、無事に帰り着いた連絡がありましたが、課長に最後に送ったメッセージが、なかなか既読にならず、夜になってやっと既読になりましたが、返事がありません。
「久しぶりに楽しくて、疲れたのかな。たまには気晴らしにそういうのもいいのかも。」と思いましたが、課長と連絡が取れないのはモヤモヤしました。
そしてまた、怒涛の月曜からの仕事がはじまりました。課長からは、なにも連絡がありません。前の仕事の問い合わせが担当者から来るものの、課長からは特になにもありませんでした。
返事も来ていないのに、追加でメッセージを送るのもためらわれ、仕事にも追われているうちに、次の週末。この週末は、土曜も忙しく、そのまま寮にいつづけました。
課長には、土曜の夜に「今週もやっと終わりました。あみに会いたいよ」と送ってみましたが、日曜夜に「宮崎くん、おつかれさま。引き続きがんばって下さい」と、杓子定規な返事があっただけでした。
福島さんからは、週末に、「あと少しみたいだね、体に気をつけてがんばってね」というメッセージが入ります。
現場の手伝いに来る前とは、あまりにも違う課長のレスポンスに、戸惑いと不安を感じながら福島さんに、それとなく課の様子を教えてほしいと伝えたところ、なにか書類の受け渡しがてら見に行ってくれたらしく、課内は和やかで笑い声も結構出てて、あの厳しい藤原課長も一緒に笑っててびっくりだった、とのことでした。ストレスが溜ってるわけではないらしい・・。
翌週末も、同じようなやりとりだけがあり、さらに2週間過ぎ、やっと終わり、ということになったので、あらためて、課長に連絡してみました。週末は課長と過ごしたい!
「明日、金曜で、こちらの助っ人業務、終了することになりました。昼で作業が終わるので、夕方には会社に戻れそうです。夜に、あみに会いたい」
すると、「宮崎くんお疲れ様、金曜日は、直帰でかまいません。夜はちょっと難しいかな。週末もバタバタしそうなので、宮崎くんは週末、ゆっくりして体調を整えてください。来週月曜に、また、会社で。」という、さすがに予想外な返事でした。
課長、ご主人とまたなにかあったんだろうか、それとも同窓会でなにか・・?それとも、私がなにかやらかしたんだろうか、と思いつつ、気になるのと心配なのとで、日曜に課長の部屋に行ってみましたが、不在でした。夜になっても不在のままで、どこかに行っているようでした。
月曜は普通に出勤してみると、課長がすでに来ていました。
「課長、おはようございます!」と声をかけると、「おはよう、宮崎くん、おつかれさま。」と、やさしい声で返事をくれました。
「課長、私のいない間に、なにかありました?」と聞くと、「会社の中はなにもないわよ、宮崎くんがちゃんと引き継いてくれてたから担当もうまくまわしてたみたいだし。」
「あの、それで、ご主人のほうとか・・・それから・・」
と言いかけると、
「宮崎くん、その話は、待って・・・。今日の定時後、ちょっといいかな?話したいことがあるの」
「わかりました!この前のお店でいいですか?」
「いいわ、先に行っててくれる?あとで行くから。ちょっと遅れるかもだから、ビールでも飲んで待ってて」
「了解です♪」
「それじゃ、またあとでね」
やっと課長と会話ができて、私は課長との夜の時間を楽しみにしていました。
日中も、課長は淡々と仕事をしているものの、機嫌はよさそうでした。私が帰ってきたからかな、と思いつつ、定時になり、例の店に、先に行き、言われた通り、ビールを飲みながら待っていると、30分ほどで課長が来ました。
「課長、おつかれさまです。」
「ありがと、宮崎くんも、おつかれさま。」そう言って、ノンアルコールビールを頼んでいます。
「あれ?飲まないんですか?」そう聞くと
「うん・・あれから、いろいろあってね・・・・」と言うものの、なかなか次の言葉が出てきません。しばらくして、やっと口を開いてくれました。
「まず・・・主人とは、離婚することにしたの。」
「・・・やっぱり、そうだったんですか。それは・・・大変でしたね・・・でも、俺が・・・」
というと、「ちょっと待って、先に私に話させて」といい、「でね・・」と続けました。
「あのね・・怒らないで聞いてね・・・私、いま、お付き合いしている人がいるの」
え?!課長が何を言っているのか、まったく意味が分かりません。
「私が、同窓会にいったの、覚えてる?主人のこともあったから、目いっぱい羽を伸ばそうと思って、いろんな人と話をしていたの。そこでね、高校の時にあこがれていた先輩に会ったの。」
私は何も言葉が出せません・・・。次の言葉に、不安が募ります。
「幼馴染の彼氏がいた話はしたことあったよね。幼馴染と私の同じサークルの先輩でね、ずっとあこがれてたの。幼馴染とつきあったのも、卒業後にサークルに顔を出してくれた先輩に告白したのがきっかけだったの。
私が先輩に告白したら、」
『俺なんかより、よく知ってる幼馴染くんのほうがきっといいと思うよ、俺はもう卒業しててここにはいないし、めったに会えないから、一緒にいられる時間なんて、実質、ないんだよ?』
「って言われたの。ショックだったこともあったけど、言われてみて意識しはじめたら、幼馴染が意外と悪くないかもしれない、って思って、その幼馴染と付き合うことになったんだけど、結局だめだった、っていうのは話したよね。」
「その先輩が同窓会に来ててね・・。幼馴染とはすぐに別れたこと、今の主人とも離婚することになった、という話をしたら、実は私がサークルに入った時に一目惚れで、ずっと私のこと好きだったんだ、って言われて。あのときは私のことを傷つけたくないと思って離れたんだけど、自分のものにしておけばよかった、ってずっと思ってたって言われて。」
受け入れたくないけど、先が読めてきました。同時に、胸が苦しくなってきました。
「同窓会がそろそろ終わりっていう時間に、宮崎くんからのメールに気づいたんだけど、そのすぐ後、トイレに立ったときに、たまたまお店の中の流れてたテレビのニュースが目に入ったの。」
「あれ?と思ってよく見たら、宮崎くんと福島さんが仲良さそうにしてる姿が映ってて・・彼氏のところに泊まれるとか字幕が出てるのを見て、、。私、ほんとに一人ぼっちになっちゃった気がして。」
「そのあとの二次会、学年ごとだったんだけど、先輩から離れたくなくて、結局2次会には行かずに先輩と2人で別なところに行って・・・そのまま・・・次の日まで一緒にいて」
聞きたくない、聞きたいくないけど、体が動きません。
「ずっと一緒にいたんだけど、夕方には帰らないと、って帰ろうとしたら、実は同じ街に住んでることがわかって。主人の痕跡がある、あのマンションに住み続けるのはイヤだと思ってるって話をしたら、じゃあウチに来い、って言われて・・・」
「先輩、奥さんが他の男の人と不倫して出ていってバツイチになってたみたいで、家は広いから大丈夫だよ、って言われて。」
「今ね、荷物を取りに行く以外はマンションには戻ってなくて、この3週間、ほとんど先輩の家にいるの。」
「だからね、もう宮崎くんと、ああいうこと、やめなくちゃ、と思ってるの。ごめんなさい」
頭を下げる課長を見ても、現実感がありませんでした。
「じゃあ・・あみ、って呼ぶのも、もう、ダメなんですか・・・」
「それは、先輩が私をそう呼び始めてて・・・だから、もうやめなくちゃ、って思ってる・・・」
「あんなに・・・あんなに俺を感じてくれてたのに・・・あんなに俺でイッてくれてたのに・・・全部ウソになっちゃったんですか」
「ごめんなさい・・・それはウソじゃないし、ほんとにうれしかったし、気持ちよかったし、みんなホントのことよ。でも、私と宮崎くん、現実には10才も違うし、私、やっぱり宮崎くんとやっていける自信はないの。私が先に年をとっておばあちゃんになっちゃうなんて、耐えられないし・・」
「ご主人と離婚することになったら・・・次は俺があみを支えるんだ、って、あみから連絡がなかったこの数週間、それだけを支えに頑張ってきたのに・・・これから先、あみのいない日々なんて・・・考えられないよ」
「ごめんなさい・・・。先輩・・私にとってははじめて自分から本気で甘えられる男性になってくれて、趣味も思いのほか共通してるし、価値観も似てるのが一緒にいてわかってきたし、もう身も心も預ける気持ちが大きくなってるから、たぶん、近いうちにあのマンションは引き払って、完全に引っ越して、彼と同棲すると思うの、で、遠くないうちに、たぶん籍も入れると思う・・・」
「そうだ、あの、課長、、お腹の、子供は、お子さんはどうだったんですか?!」
「子供?できたよ。宮崎くんのおかげで妊娠できてたよ。ありがとう。」
「できたよ、って、その子はどうするんですか?!せっかく妊娠できたのに!」
「せっかく、って、どういうこと?育てるわよ、もちろん!先輩にはね、主人と子供ができなくて、それでも子供を作りたくて合意の上で主人以外とセックスして、お腹に子供がいるかもしれない、っていう話も最初に伝えてあるの。ウソはつきたくなかったし、私がしたことを伝えたことで嫌われても、それはしかたないと思ってたし。」
「先輩も、子供ができにくい体質らしくてね、それも奥さんが不倫に走った原因の一つだったらしいの。だからなおさら、この子も含めてあみの一部だから、一緒に受け入れたい、って言ってくれて。」
「だから、大丈夫よ、宮崎くんには、迷惑はかけないで済むわ。宮崎くんには、福島さんがいるじゃない。私みたいなおばさんより、彼女のほうがずっと似合ってるわよ」
「そんな・・。そうだ、その・・夜は・・・満足させてもらえてるんですか・・?」
「女性にそんなこと聞くなんて・・・セクハラよ・・・。でもゆうくんには、満足させてもらってたから、話す義務はあるわよね・・・。大丈夫、先輩、ゆうくんに負けず劣らず、すごいのよ・・・。同窓会で会った最初の夜、朝まで寝かせてもらえなかったもの・・」
そう話す課長は、恥ずかしそうながらもうれしそうで、その表情を見て、私が入る込む隙は一分もないことを悟りました。
「そうだったんですね・・・。わかりました。もう俺の出番はないってことでなんすね。俺は、課長が運命の人だと信じてたんだけど、そうじゃなかったみたいで、まだすごくショックですけど、しかたないです、あきらめるしかないんですね。」
「運命の人って・・・大げさね・・。相性がよかったのは確かだと思うけど、それは福島さんもじゃない?聞いたわよ、福島さんから、全部。」
「え、全部って・・・」
「福島さん、メールの返事もたまにしかこないし、いつ帰ってくるのかもわからなくて心配してたみたいでね、私のところに、宮崎くんのことを聞きに来たのよ?」
「それで、忙しい状況とか、彼女が心配しすぎずに済むように教えてあげたんだけど、その時にね、宮崎くんの家に泊めてもらったときのことも、旅行に行った先のホテルでのことも、包み隠さず全部教えてくれたわよ。あの子、裏表がなくてかわいいわね。宮崎くんと、お似合いだと思うわよ」
「それに・・、運命の人がいると思ってるのに、他の女性に手を出す男って、どう思う?結構ひどいヤツだと思わない?私も、ちょっとショックだったわよ(笑)」
課長はそういって、クスッと笑いました。
「宮崎くんは、ちゃんと他の女性ともやっていける人なんだよ。ね。だから、大丈夫よ。」
「それから、主人のことが表に出たのも、結局、宮崎くんとのことがあったおかげよ。出張から水曜に帰ってこなかったことも、次の週にホテルで鉢合わせたことも、宮崎くんと一緒にいたから起きたことだし。」
「知らないままで3年過ごしてきてたこともくやしいけど、さらに知らずに過ごしてたかもしれないと思うと、ぞっとするもの。ほんとに、ありがとね」
そう言って、私の手を握ると、手の甲にキスしてくれました。
それ以上、その店で話すこともなく、頼んだものを黙々と片付けると、会計は「私が誘ったから」と課長が払ってくれました。
店を出ると、店の前に、知らない男性が立っていました。スラッと背が高く、理性的で、でも優しそうな目の男性でした。
「あ!先輩~!」課長が、見たこともない笑顔で、男性のそばに駆け寄っていきました。先輩が人に甘えている光景、たぶんはじめて見ました。
「あ、宮崎くん、この人が、さっき説明した、先輩ね。先輩、この子が、例の宮崎くん」
「宮崎です。はじめまして。課長にはいつもお世話になってます。」
「ああ、例の宮崎くんね。あみが、お世話になってたみたいで、あみを守ってくれてありがとう。そうだ、僕らにプレゼントもくれたみたいだし、ほんとにありがとう。」
「プレゼント・・・って??」
「・・・この子のことよ。ありがとね。」課長が自分のお腹に手を当てました。
かなわない、と思いました。私が課長としてたことを知ってて、それを受け入れてお礼まで言えるなんて、人としての格の違いを思い知らされました。そしてたしかに、この人のほうが、ずっと課長にお似合いだ、と思いました。
「課長を、よろしくお願いします・・・。じゃあ、俺、帰ります。課長、おつかれさまでした。」
私は深くお辞儀をしたあと、踵を返すと、振り返らずに駅に向かいました。
次の日の朝、朝食も喉を通らず、かなり早い時刻に出勤すると、すでに以前のような笑顔の課長がいました。
「宮崎くん、おはよう。今日は早いのね」
「課長!おはようございます。朝飯が喉を通らないんで、食わずに来たので」
それだけ話すと、一度席に戻り、かばんから1通の封筒を持って、課長のもとに戻りました。
「どうしたの?宮崎くん」
「これ・・・。俺、会社を辞めることにしました。」
「え!なんで?やっと一人前になったところだったのに、もったいないわよ!?」
「そうなんですけど、それは課長の下で頑張れる気がしてたからで、さすがに、この先、課長の顔を見ながら仕事をすることは、俺には無理です。課長には育ててもらって申し訳ないんですけど。」
「そんな、だったら、異動願いとかもあるじゃない」
「同じ会社で顔を合わせるかもしれない、っていうのも、無理です。ごめんなさい。自分でも、こんなに打たれ弱いとは思ってませんでした。」
「・・・ちょっと、会議室に来てもらっていい?話したいことがあるの」
「何を話しても、俺の気持ちは変わりませんけど・・」
「いいから!来なさい!」
課長に無理やり引っ張られるように、会議室に行きました。時間が早いので、誰にも会いませんでした。会議室が打ち合わせで使われる可能性もほぼありませんが、「念のため」と課長が鍵をかけて、向かい合わせで座り、課長が口を開きました。
「要は、この先、私と顔を合わせるかもしれないことも含め、退職の理由なのね。」
「そうです。すみません。ちょっと、辛すぎて。」
「それなら、宮崎くんが辞める必要はないわよ。私が辞めるから」
「え、だって、課長、彼氏さんの家も近いんですよね?遠からず籍も入れるんですよね?なんで辞めなきゃいけないんですか?」
「先輩、ううん、彼がね、海外に転勤することになってるの。それでね、それについていくことにしたのよ。すでに会社には退職願を出して、受理されてるの。もちろん、子供ができた、というのもあるんだけどね、出産も、むこうでするつもりよ。それは会社には言ってないけど。」
「え・・それはいつなんですか?」
「それって・・退職のこと?ちょうど今月いっぱいかな。普通だと半年前とかが常識だし、実際もっとかかることが多いんだけど、宮崎くんも同じ部署だから知ってると思うけど、いま、ちょうど課内のどのプロジェクトもキリがよくてね。今なら資料も揃ってるし、引き継ぎ事項もそれほど多くないの」
「じゃあ、じゃあ、課長に会えるのは、今月いっぱいなんですか?」
「最後2週間は有給休暇を取るつもりだから、実質来週いっぱいかな。先週末に課内のみんなには説明してあるから、宮崎くんだけ伝えてなかったの。ごめんね」
「そんな、課長の顔が見られなくなるなんて、辛すぎます!」
「ちょっとちょっと、私の顔を見るのが辛いから辞めるんじゃなかったの?それにね、いまから宮崎くんが辞表出したとしても、残ってる有休めいっぱい使っても、私のほうが先に来なくなるわよ。だから、今週・来週我慢してくれれば、辞めなくても済むわよ」
「そんな・・・一大決心して退職願を書いてきたのに・・・」
「ふふっ、ごめんね。なんか、昨日から宮崎くんには、謝ってばっかりだわ」
「課長には、驚かされてばっかり、というか、翻弄されっぱなしでしたよ・・・。やっぱり、俺じゃダメだった、ってことなんでしょうね・・・。」
「こればっかりは、巡り合わせもあるからね。でも、その巡り合わせで、宮崎くんと楽しい時間も過ごさせてもらったし、主人とケリをつけさせてもらったし、プレゼントももらったし、それもみんな巡り合わせのおかげよ。ホントにありがとうね。」
話し終わって席を立ったところで、課長が振り返って私に向き合ってこう言いました。
「あ、あとね、会社の人には、離婚することとか、再婚することとか、一切言ってないから。海外転勤の話も、会社にはパートナーが、って言ってあるから、たぶん会社は主人のことだと思ってるはずだし、退職までには離婚は正立しないからそっちも問題ないし、だからね、他の人には内緒にしておいてね。」
「え~・・言っちゃいそうだなぁ・・・なにか、課長からご褒美、欲しいなぁ・・・」
このまま離れるのが嫌で、ついそんなことを言ってしまいました。すると課長は私の前に立って、
「じゃあ・・これでどうかな・・・」
課長はそう言うと、私の頭を引き寄せて、抱き寄せてディープキスをしてきました。
びっくりした私は硬直していましたが、久しぶりの感触に、つい、私のモノも反応して硬直してしまいました。密着していて大きくなったものに気づいた課長は、口を離してそれを撫でたかと思うと、私の前にしゃがみ込み、ファスナーを下げて、素早く私のモノを取り出すと、口に含みはじめました。
私がさせるまで、フェラなんてしたことがなかった、あの課長が、それも、この短期間に、今の彼氏に教えられ、鍛えられたということなんでしょう。私のものを喉の奥まで咥えて、激しく動かしてくれて、私はいつにない早さであっという間に射精感が高まりました。
「課長、出ちゃいます!」そう言うと、課長は少し頷いて、さらに強く吸い上げました。
「ああ!課長!出ます!!出すよ、あみ!」私はそれしか言えず、課長の口の奥に、放出してしまいました。ずいぶん長く出ていた気がしますが、きっとそうでもないのでしょう。
課長は、終わった後の最後まで吸い出してくれて、ファスナーもあげてくれたあと、言いました。
「ゆうくんの、やっぱり濃いね・・。ありがとう。妊娠中だし、下では受け入れられないけど、やっぱり最後に、なにかしてあげたい、と思ってたの・・・」
そう言って、私の胸に顔をうずめて、しばらく震えていましたが、急に離れたと思うと、
「仕事前に化粧を直さなくちゃ!宮崎くんも、行くわよ!」
そう言って、会議室を出ていき、私もあとを追いました。
心は抜け殻のように過ごした一週間ちょっと、それでもなんとか課長に心配かけないようにしないと、と思いながら、眼の前の仕事をこなしていました。
そして次の週、言葉通り、課長は最後の出勤日を迎え、惜しまれながら退職しました。
課長が退職した今も、あの日、最後の会議室を出る前の、課長が顔を上げたときの、ちょっと化粧が崩れ気味の、でもホントに私のことを思ってくれてたのがわかる優しい眼差しは、忘れることができません。
まだ見ぬ課長と私の子どもが、課長と一緒に幸せに育ってくれることを願うばかりです。
私は宮崎といいます。地方国立大卒、地方のIT企業の技術職、社会人3年目の25歳です。学生時代はラグビーをしていて、身長も180センチと体の大きさと頑丈さが取り柄です。
大学時代にはじめて彼女ができて、有頂天になっていたら、ラグビーの合宿でたった2週間離れている間に、彼女の寂しさの相談に乗るフリをして近寄った後輩に奪われて、合宿のお土産を持参した日にフラレました(涙)。それ以来、女性不信気味になってしまい、就職後も彼女がいないまま今日に至ります。
就職してからはほぼ社内や客先での残業に追われて、女生徒のお付き合いやスポーツをする時間はありませんが、筋トレだけは習慣で今も続けています。
これから書くのは、職場の藤原課長との、寝取りまがいな信じられない日々のあとで起きたことです。
藤原課長の退職に伴い、同じ課内の男性のA係長が、新たに課長に昇進しました。A課長が悪いわけではありませんが、藤原課長が座っていて当たり前だった席に他の人がいることの違和感がどうしても拭えず、藤原課長が退職してすぐ、私は異動願いを出していました。
それから数日して、A課長に声をかけられました。「宮崎くん、ちょっと会議室、いいかな?」と言われ、会議室に連れられて行きました。
一緒に入ったA課長に「もうひとり来るから、ちょっと待ってて」と言われ、待っていると、まもなくもう1人、会議室に入ってきました。それは、少しの間、応援で出張に行った話を持ってきた、部長でした。
「あ、部長!お疲れさまです!」私は立ち上がって挨拶しました。
「ええと、宮崎くんだったね。かけていいよ。あのプロジェクトは大変だったみたいだけど、君が行ってくれたおかげでなんとか仕上がって、ほんとに助かったよ」
「そうなんですね。それなら行った甲斐がありました。よかったです。」
「そのあと異動願いを出したみたいだけど、なにか問題か、不満でもあったのかい?」
「仕事上は、特に問題も不満もないです。ただ、あのプロジェクトを通して、もっといろいろ経験してみたいなと思いまして。あのプロジェクトのおかげで、今、仕事の区切りもわりといいタイミングですし」
藤原課長がいない今の課にはいたくない、とは言えないため、そう言うと、
「そうか。あのプロジェクトでだいぶ活躍してくれたから、会社としても少しは君の希望に沿いたいと思ってね、少し確認してみたんだが、行き先は支店で、長期出張扱いでもかまわないかい?」
「どういう話でしょうか?」
「実はね、また大変なことを頼むようで申し訳ないんだが、半年前に新規に開いたS支店が抱えてる客先での調整作業が結構タイトな状態らしくてな。追加メンバーを要望してきてたんだが・・・なかなか送り込める人材がいなくてね。」
「宮崎くんなら、前回の先例の評価もあるし、技術的にも今の仕事と関係があるから適任だと思ったら、異動願が出てると聞いてね、行ってみる気はあるかい?」
「そうだったんですね。はい、私はかまいません。環境が違う土地も経験してみたいです」
「そうか、それはありがたい。じゃあ、とりあえず半年くらいを前提にして、行ってくれるか。もしかしたらもっと短く済むかもしれないし、延びるかもしれないが。」
「わかりました。行くとしたらいつからですか?」
「助っ人でもあるから、早いほうが助かるが・・。」
「仕事的には、来週からでも行けると思いますけど・・・」とA課長を見ると、うんうん、と頷いているので、続けました。
「あとは、住むところとか・・探す時間が必要ですかね」
「すぐ行けるならそのほうが助かるよ。異動だと社内の手続きにも時間がかかるから、とりあえず今の部署所属のままで出張扱いとして、すぐに言ってもらえるとありがたいんだが。だから、引っ越しというより、最低限必要なものを持っていければいいんじゃないかな。出張と考えれば、それこそ、当面はホテルでもかまわないよ」
「そうなんですね。じゃあ、今住んでる場所は、とりあえずそのままでも大丈夫ですね?」
「そうだな。じゃあ宮崎くん、それで頼むよ。Aくん、そういうことで、そちらの調整も頼むな」
そう言って、私の肩をたたき、部長は出ていきました。
「宮崎くん、部長と面識あったんだ。」
「この前の、藤原課長のときの4週間の助っ人、ちょうどあの部長が直接課に来たときに、ぼけっとしていた私がピックアップされたからですよ。課長、いませんでしたっけ?」
「そうなのか。俺はたしかその日はちょうど風邪ひいてて有給休暇だったんだよな。でも話が早くてよかったよ。あの部長、こわいって評判だから、誰もいなかったら俺が行けって言われるんじゃないかと、ちょっとビクビクしてたんだよな。せっかく子供が生まれたばっかりなのに、単身はキツすぎるしな~」
課長はそう言って、かなりホッとした顔をしてました。
しかし、続けて、ちょっと気になること言いました。
「それにしても、宮崎くん、簡単に行きます、って言ってたけど、ホントによかったのか?」
「え?なにかまずいんですか?」
「いや、あのさ、行く前にこんなこと言うのもなんだけど、あそこに俺の同期がいてさ、この前メール来たんだけど、仕事がキツくて地獄だ、って言ってたぞ・・・」
「え!それ、先に言ってくださいよ!課長~!」
「だってさ、まさかあそこに行く話だと思ってなかったしさ、部長の前で、あそこは地獄、とか言えないじゃん」
「た、確かに・・・汗」
「で、でもさ、宮崎くんは前の現場も乗り切ったみたいだからさ、大丈夫だよ、うん、きっと大丈夫!」
「はぁ・・・」
行く前から先が思いやられるような話を聞いてしまいましたが、とりあえず、気持ちを切り替えつつ、住まい探しをすることにしました。とりあえずホテルをとろうかと思いましたが、ウィークリーマンションみたいなところのほうがいいかな?と思い、あちこち調べていると、客先現場からそれほど遠くない場所に古い旅館があることがわかりました。
支店も現場も車通勤ができると聞いているので、交通手段にも困りません。ネットの写真で見る限り、旅館というより、民宿みたいなシンプルな佇まいです。駐車場もあるみたいだし、長期利用も可、と書かれていたので、問い合わせメールをしてみると意外と安いらしい。
長期利用でも事前に希望すれば食事もあるらしいし、和室、というのも逆に気に入ったので、とりあえず最初のうちはそこにいくことにして、予約しました。
心配させるといけないので、藤原課長と福島さんには、事情連絡のメールをしました。
福島さんが、「引越の手伝いをする~!」、と言ってくれましたが、引っ越しではなく出張扱いで持っていくものも多くないし、週末は金曜に職場の有志で壮行会?をしてくれるらしいし、土曜には現地に行って周辺を確認したいから、落ち着いたら遊びにおいで、と話して、会いませんでした。
藤原課長からは、「自分から大変そうな環境に飛び込むなんて偉いね、あの現場、話だけは聞いていたけど、他社とも混じっての仕事になるだろうから、大変だとは思うけど、きっと宮崎くんの役に立つと思うわ。でも、体にだけは気をつけてね」とお褒めの言葉と気遣う言葉をもらいました。
土曜の朝、とりあえず一週間分の着替えを準備して、車に積み込んで、高速と一般道を使って数時間、現地の街に入りました。支店は街の郊外にあり、旅館は、そこからさらに少し山に近いところにあります。車で15分くらいでしょうか。ドアツードアで考えれば、以前の職場よりも通勤時間は短い感じです。
旅館の周りは、昔は栄えていたような名残を残した商店街があり、ちょっとした昔の地方都市のようでした。
スーパーで安いビールを箱買いして、部屋に持ち込むことにしました。少しずつ部屋の冷蔵庫で冷やして飲めば安上がりです。
旅館はすぐ見つけられました。駐車場に車を止め、とりあえずチェックインします。
出てきたのは優しい感じのおばあさんでした。予約の話をして、とりあえず部屋に通してもらうと、中に小さいながらも庭があり、それが部屋から見えて、落ち着く場所でした。冷蔵庫もあって安心。
週末分の食事は予約してあるので、それを確認すると、承っています、とのことで、安心しました。なんでも食事はおじいさんが作っているらしく、老夫婦二人で経営している宿のようです。
なんとなく、昔田舎の祖父母の家に行ったときのことを思い出し、思ったよりも居心地がよさそうな気がしました。とりあえず、一ヶ月、朝夕の食事も含め、お願いしました。
少し宿の周辺を散歩して、部屋に戻ると、まもなく夕食の時間になりました。食堂に行くと、今日は他に客がいないらしく、私だけでした。食事の片付けは、従業員なのかパートなのか、若い女性がてきぱき動いているのが見えました。
普通の家庭料理の皿数を少し増やしたような料理は意外とおいしくて、初日なので瓶ビールも頼みました。長距離運転もしたからか、ビールを呑んだら眠くなったので、部屋に戻るとすでに布団も敷いてあり、そこに横になって、軽く仮眠をとることにしました。
ふと目覚めるともう日付が変わる時間です。
「風呂に入らなきゃ・・・」そう思って、起き上がり、浴室に行きました。男湯ののれんを潜り、浴衣を脱いで中に入ると、こぢんまりながら昔の旅館のお風呂、という感じです。体を洗って湯船に浸かると、疲れがお湯に溶け出すような心地よさです。
ふと横を見ると、浴槽から続く奥に小さな木の扉があり、小さく「岩風呂」と書かれています。
へぇ、それはいいな、と思って行ってみると、たしかにこれまた小さいながら、岩風呂です。ほぼ全体に屋根がかかっていますが、露天風呂のような佇まいで、少しですが庭っぽいスペースもあります。
「これは落ち着くなぁ・・」
そう思いながら、奥の方に行くと、真ん中の岩で隠れるようなスペースがあり、隠れ家のようで、いい感じです。
後ろの岩に頭を載せて、体をお湯に委ねて浮かせて、ゆらゆら漂うようにしていると、極楽です。
そんなことをしていると、ガラガラ、と戸が開く音がします。が、私が入ってきたほうではなく、逆の方から聞こえます。
「ん?」
と首をひねって岩陰から見ると、なんと、女性、それもたぶん若い女性が、前も隠さずに入ってきます。この岩風呂、女湯とも繋がっていたようでした。内湯に入ってから来たようで、内湯の窓明かりが逆光となって肌の水滴がキラキラ光ります。儚げな雰囲気にも見えますが、ご機嫌のようで、かすかに鼻歌が聞こえます。
「きれいだ・・・」
影になっているので、そんなことをと思いながら見とれていると、その女性が奥に進んできます。シルエットも魅力的です。
人ごとのように見ていたのですが、そこで「あっ!」という声を聞き、我に返りました。女性が、私が見える位置まで来て、私の姿に驚いたようでした。
「すみません!お客さんがいるなんて思ってなくて!」
そう言い、私の前で慌ててお湯に浸かりました。「こ、こちらこそ!」そう言って私は慌てて立ち上がってしまい、逆に自分の裸をさらしてしまったのですが、まずいことに、彼女の姿を見て、私のモノはすっかり元気を取り戻して上を向いていました。
「い、いえ!だ、大丈夫です!お客様、ゆっくりなさってください!私が出ましょうか?!」女性も立ち上がってそう言いましたが、
「いえいえ、もしかして時間外だったでしょうか?ご迷惑おかけしてすみません」というと、
「それは大丈夫です、24時間入れるのがウチの売りなので・・。でも、この時間にお客様がいることはほとんどないので、片付けが終わった後、たまに岩風呂に入りに来るんです・・。むしろご迷惑でしたよね?」
と言います。
そこで2人とも、裸で立ったまま話をしていたことにあらために気づきました。
「あ、あの、もし一緒の入浴でも大丈夫でしたら、冷えるといけないのでお湯にはいりましょうか」
「そ、そうですね・・お見苦しいものをお見せしちゃって・・・」
「そんな、すごく素敵でしたよ。入ってきた時の逆光の姿とか、神々しい感じで」
「また、そんなお上手な・・・でも、お客さんも、がっしりしてて。スポーツとかやってるんですか?すごく筋肉ありますよね?」
「学生の頃ですけどね・・今は筋トレでなんとか維持してるだけで」
「腕の筋肉とかもすごいです、ちょっと触ってみていいですか?」
「あ、どうぞどうぞ。腕ならいくらでも」
「いいんですか?じゃあ、お言葉に甘えて」
そう言って、近づいてきました。タオルで胸元を隠しているつもりのようですが、片側の乳首が顔をのぞかせています。きれいなピンク色の乳首は、少し立っていました。
「ほんとだ、すごい、かた~い!」
その言い方に、別の想像をしてしまい、お湯の中で、私のモノが、反応しました。そしてそれに気づかれてしまい、
「あ、あの・・・さっき・・お客さんの・・も・・ご立派ですよね・・」
恥ずかしそうに、そう言うので、
「それは・・あなたが色っぽくて素敵すぎるから・・反応してしまって。こちらも、よかったら触ってみますか?」
冗談半分にそう言い、腕の筋肉をつまんでいた手を、つかんで、私のモノに導いてみました。
「え!ホントに?!いいんですか?!」想像に反して、女性はいやがることなく、恐る恐るですが、私のモノに手を伸ばしてきました。
「ホントだ・・・すごいです・・見たことない・・こんなの・・はじめて・・・」
「それは、固さが?それとも、大きさが?」
私は調子に乗ってしまい、そう聞くと
「・・・どっちもです・・・」
そう言いながら、恥ずかしそうにうつむきますが、手は私のものに這わせたままです。
「あなたの胸も、ツンと上を向いてステキですよ・・・」
そう言って胸に手を這わせると、その手を押さえるように重ねてきますが、拒否はされませんでした。
お互いの距離がすっかり近くなり、私はつい、空いている手で彼女を引き寄せ、顎にをあげさせて、キスしてしまいました。
女性も抵抗することなく、手は私のものを握ったままです。むしろ、舌をからませてきました。私が乳首を時々摘むと、せつなそうに鼻で息を吐きます。
私は手を下にすべらせ、女性の秘所に触れると、一瞬体をビクッとさせましたが、私のものを握ったまま上下しはじめました。
それをOKのサインととった私は、指を中に少し入れると、中はお湯よりも熱くなっているようでした。
クリトリスと、中を順番にイジっていると、しばらくして女性は私に強くしがみつき、「んんーー!!」と声を上げて体を痙攣させました。
しばらくして、おちつちてくると、女性が
「わたしばっかり気持ちよくしてもらってごめんなさい・・。あの、彼女さんとか・・いないんですか?いたら申しわけないです・・」と言いました。
「いや、彼女なんて、もう何年もいたことないですよ。」
私としては、きれいな女性をイカせられてそれ自体でも満足だったのですが、ここ数日出していないこともあって、私のモノはあいかわらず固いままです。
「あの・・これ・・・入れたいですよね・・・。いいですよ・・私も・・欲しくなりました・・」
そう言って、私のモノをつかんだまま後ろを向き、私のモノを、うしろから彼女の秘所にあてがって、
「入れてください・・でもこんなおっきいの・・入るかな・・」と言いました。
え・・でも、ゴムもしてないけど・・と思いながら、誘惑には勝てず、そのまま、ヌプリ、と先を入れました。積極的なので、もっと遊んでる人なのかと思ったけど、思いのほか、中が狭いです。
「あああ!お客さんの、おっきい・・・!それ以上、無理かも・・ぉぉ!!」
まだ先しか入れてないのに、女性は首をのけぞらせて、そう言います。彼女の中は、狭いながらも私を歓迎するように、むしろ奥へと引き込むように動きます。こ、これはすごい・・。
それにつられて、ずず・・っと少しずつ入れていくと、どんどん飲み込まれていきます。
「あああ!中が、中がひろがっっちゃうう!これ、すごい、そんなとこまで、ああああ!!」
そんな声を上げる女性に気を良くして、最後は、ずんっ!一気に奥まで突き入れました。
「くううう!!!奥、奥に当たるなんてっ、こんなの、ああ!すごいい!!」
気に入ってもらえてるようなので、そのまま一気にだしちゃおうか、とも思いましたが、さすがに相手のことを知らないのに中出しはまずいと思い、ギリギリまでピストンしたあと、抜いて女性の白いお尻にかけました。久しぶりに出したせいか勢いよく出たので、背中から一部は髪の方まで飛んでしまいまいした。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・すごかった・・・です・・・」
そう言う女性を脇の岩に座らせ、背中にかけたものをお湯で流してあげると、
「ありがとう・・・お礼に・・・はむっ」
と私のモノの先っぽを咥えて、まわりについたしろいものと、残りを吸い出してくれました。
これ以上お湯に入っているとのぼせそうだったので、私も岩に腰掛け、少し話をすることにしました。
彼女は、ここの老御夫婦のお孫さんだそうで、別に仕事はしているものの、混んだ夜や、週末の夜などに、たまに手伝いにきているのだそうです。
「お客さんは、ご旅行ですか?」
と聞かれ、仕事で、今日から暫くの長期滞在の予定であることを伝えると、
「ええっ!旅館の前にあった自家用車が商用車じゃなかったし、てっきりご旅行の方で、今日だけのお客さんだと思ったら、違うんですか?!明日以降も顔を合わせるかもしれないのにこんなことしちゃったなんて、恥ずかしい・・・うぅぅ・・」
と悶えています。なんでも、昼の仕事が忙しくて、土曜の今日も夕方まで仕事、職場のセクハラなんかもあってイヤな思いをしたりで、かなりストレスが溜まってむしゃくしゃしていたのだそうで、心身ともに発散したいと思って、夜中の岩風呂で一人しようかと思って来たら、男性がいてびっくりした、とのこと。
一人旅っぽい若い男性客、お客さんならあとくされもないし、多少見られてもいいかな、と思い切って逃げずにいてくれたらしいのですが、ストレスとそんな割り切り的な気持ちで逆に大胆な気分になり、どうせ今日だけだし、私なんて、と思って最後までしちゃった相手が、まさかこれからも顔を合わせる、長期逗留するお客さんだったなんて・・・と、今更ながら恥ずかしそうにしています。
「でも、こんな美人の女性にお相手していただけるなんて、ホントにラッキーですし、私はうれしいですよ」というと、
「ホントに?慰めじゃないですよね?!」と言ってきます。
私は、少し前に、この人を守りたい、と思っていた相手が、急に別の人のところに行ってしまい、気持ちを切り替えたくてこちらの仕事に来たことなどを話し、来て早々きれいな女性と触れ合うことができてありがたいと思ってる、と話すと、「ホントに?よかったと思ってくれてる?」と聞き返します。
もしこれからもこの宿で会えるなら、仕事の後にでも、お酒など付き合ってもらえたら嬉しい、と話すと、「お客さん、話していてなんかホッとします。私も、もう少しお客さんと話してみたいから、これからもよろしくお願いします」と頭を下げられました。
そこで、2人共素っ裸で会話していることを思い出し、どちらからともなく「そろそろ上がりますか」と言って、それぞれの内湯のほうに別れました。
長風呂で少しのぼせ気味だったので、風呂上がりに、ロビーで外から入る風に当たっていると、女性が上がってきました。
「え・・待っててくれたの?」そういうので、私は仮眠しすぎて眠くないので、もしよかったら、お酒につきあってもらえませんか、と言うと、喜んで!と私の部屋にきてくれました。
ビールで乾杯しなおして、あらためて自己紹介をしました。女性は、「さやか」さん、というらしいです。
「昼間は、ぜんぜん違う仕事してるんです。派遣だからそんなに給料高くないんですけどね。」と女性。
「俺は宮崎といいます。技術屋で、何か月かこちらにいる予定なんですが、急だったものでアパート探しとかするヒマもなくて、とりあえず長く安く泊れるところを探していたらここを見つけたんですよ。」
「そうだったんですか。ここ、一応温泉なんで、以前は湯治の人も受け入れたりしてたんで、そういう長期滞在の人は子供の頃に見たことあります。今は出るお湯の量が少なくなってたみたいで地下水と合わせて沸かしてるらしいですけど。」
「以前いた従業員さんもみんなお年をめして辞めちゃって、おじいちゃんたちの体力や体調の限界もあって、あまりお客を受け入れられないみたいなんです。」
「私もバイトがてらたまに手伝いには来るんですけど、あんまり掃除とかも行き届かなくて、ごめんなさい。」
「俺としては、高級感があるとかえって居心地悪いし、ここは俺のじいちゃんばあちゃんの家の雰囲気になんとなく似てて、すごく居心地いいんですよ。」
「あの岩風呂も気に入っちゃったし。でも、一番気に入ったのは、さやかさんかな。おかげでとても癒されました。」
「またまた、そんなお上手なんだから、ホントに癒されました?むしろ興奮してたんじゃないですか?」
「今も、興奮と癒しと、同時進行ですよ、ほら。」
そう言って、浴衣のすそをはだけてトランクスの中で起立しているものを見せると、
「えっ!!さっき出したのに・・・男の人って、一回出したら終わりなんじゃないんですか?なんでまたそんなになってるんですか!」
そう言うので、「じゃあ確認してみてください」と、また彼女の手を私のモノに導くと、さわさわと握ってきます。
「ホントに、宮崎さんの、大きいですよね・・・。実は彼女さん、いるんでしょう?大変なんじゃないですか?」そういいながらも、手を止めることもなく、むしろにじり寄ってきて、トランクス越しに上下させてきます。
「ほんとに、彼女なんて、いないですよ・・。というか、さっきも言ったけど、気持ちを切り替えたくて来たくらいだから・・・。そういうさやかさんは、どうなんですか・・・?」
さやかさんが、私の手が届く距離に来てくれたので、軽くキスしながら、浴衣の裾から手を入れて、ショーツの上から秘所を撫でると、ぐっしょり湿っています。
「あん・・・今日の私、なんかヘン・・・。宮崎さんが上手だからなの・・?私、あんまり経験多くないのに・・・体が反応しちゃってる・・・はぁぁっ」
そう言いながら、私にしがみついてきました。
私ももう我慢できなくなり、彼女を布団に横たえると、浴衣をはだけて、形のいい胸にむしゃぶりつきました。乳首もすでに堅く自己主張しています。
「ああっ、きもち、いいっ」
舌を這わせるたびに、かわいい声で喘ぎます。
ショーツも脱がせ、ヒップを撫でながら薄めの陰毛をかき分けて、秘所に舌を這わせると、ピクピク腰が動き、喘ぎ声も大きくなりました。
「あああ!そこ、感じ過ぎちゃうぅぅ!」
感度もよくて、責め甲斐があります。
秘所からあふれた愛液が、お尻を伝ってシーツを濡らし始めていたのを見ると、私も我慢ができなくなりました。
「さやかさん・・・入れるよ・・・」
そう言って、ぬぷり、と亀頭を秘裂に沈めました。
「あああ!!やっぱりおっきいのぉ!」
そう言いながら背中をのけぞらせて、白い喉を見せてくれます。彼女の中は狭く、最初に先を入れる時だけは、異物の侵入を拒むようでしたが、一度入ってしまうと、締め付けながらも絡みついて奥に引き込もうとうねるように動く感じがして、女性経験がそれほど多くない私でも、こういうのを「名器」と呼ぶんじゃないだろうかと思うような気持ちよさでした。
さっき一度出したというのに、早くも高まってきた私は、先に彼女をイカせるべく、引き込まれる力に抵抗せずに一気に奥まで挿入し、抜き差しをせず、奥をくりくりとこすってみました。
「あああ!!奥、奥がぐりぐりされてるぅぅ!!あああん!!」
「すごい、すごいのぉ、ああ!!こんなのはじめて!イッちゃう、イッちゃうよぉぉ!!」
「ああ~!!イクイク、イクぅぅ!!!!」
体をピクピクさせながらイク彼女を見ていると、私も限界になりました。
「さやかさん!俺もイクよっ!!!」そういってラストスパートして、なんとか直前で抜いて、彼女のおなかから胸に、白いものを飛ばしました。
「・・はぁ・・・宮崎さん・・すごいです・・・」
出したものをティッシュでふき取り、2人で布団に横になってると、まだ肩で息をしながら、
「私、・・・中でイッたの、宮崎さんがはじめてです・・・こんなにキモチいいエッチもはじめて・・・」
そんなことを言いながら、私の腕にさやかさんの腕をからめてきます。
「さやかさんは、いまはお付き合いしてる人、いないんですか?」
こんなことになるくらいなので、当然そうだと思いつつ、いまさらながらそんな確認をしましたが、
「うん・・・いないといえば、いない・・です・・・」と、妙に歯切れが悪い。
ヘンにトラブルになっても困るので、そこははっきりさせておきたい、と思って、布団の中で、抱きしめたり、頭をなでたりしながら安心させて、「それで、どういう状態なの?」と聞くと、
「派遣先の妻子持ちの上司と、イヤイヤながら不倫させられてる」らしいのです。
「最初は宴会で・・派遣先の上司だから断れなくて飲まされて・・、介抱するふりして触られたりして・・・イヤだったんだけど、また飲まされてもうろうとなっちゃって、気づいたらホテルで、その上司が私の上に乗ってたの」
「え!それって、レイプじゃん!」
「うん・・でも、気づいたときには、もう裸の写真とか、撮られちゃってて・・・。それからときどき上司に呼ばれて・・・行っちゃダメだと自分でも思ってるんだけど、きっぱり断れなくて・・・写真のことをちらつかせられたりして・・・ずるずる・・・なの・・・」
「エッチの最中に、上司にいろんなこと言わされて、それも動画で撮られてて、人に見られたら、合意じゃない、って反論できないぞ、って言われて・・・」
「最近、職場内でもちょくちょく他の人から見えない場所でセクハラしてくるし・・」
「はじめてじゃないし、月に1~2回、それも給料のウチと思って我慢してたんだけど、セクハラもエスカレートしてきて・・・もう、こんなことやめたいって思ってるの・・・でも誰にも相談できないし・・・」
そんなことを聞かされ、えらいことに首を突っ込んでしまった、と焦りつつも、美人のさやかさんが困っているのを放置もできないキモチにもなりました。
とはいえ、彼女の職場内のことについては、私にできることはなさそうです。
「そうなんだ・・それは辛いね・・・。俺にできることがあるかわかんないけど、なにかあったら、協力するよ」
「うん、キモチだけでもうれしい・・。ありがとう。」
そう言って、とりあえず彼女に腕枕をして、一緒に眠りにつきました。
翌朝目覚めると、すでにさやかさんはいませんでした。
朝風呂を浴びて、食堂に行くと、さやかさんがエプロン姿で配膳していました。
「宮崎さん、おはようございます!」さわやかな声に、朝から和みます。
「さやかさん、おはようございます。」そう言いながらごはんと味噌汁を受け取り、朝食。軽い和定食、という感じで、味噌汁が胃に染みわたります。
「宮崎さんは、今日はどうされるんですか?」と聞かれたので、
「仕事は月曜からですし、今日はお天気もいいので、近所を少しドライブしてみようかな、と思ってます。少し土地勘もつけたいので。よかったら一緒に行きませんか?」とさそってみましたが、
「ドライブですか!いいですね!私も一緒に行きたいくらいですけど、いろいろ手伝いもありますし、家で自分のこともしないといけないもので・・。」
「少し先に、峠の展望台があるんですけど、そこからの風景、いいですよ。昔、おじいちゃんに連れて行ってもらったんですけど、あまり人もいなくて、私、好きなんです。」
「それで・・あの・・次にここに手伝いに来れるのがいつになるかわからないですけど、もしその時に宮崎さんがまだいらっしゃったら、夜のお酒でもご一緒させていただいていいですか?」
そう言うので、「もちろんです、来た時は声かけてくださいね!」と応え、名残惜しかったですが、気持ちを切り替えて、先輩に勧められて少し前からはじめたばかりの趣味の一眼カメラを持って、ドライブに出ました。
お天気もいいし風も気持ちいいし、いいドライブ日和でしたが、藤原課長や福島さんとの時間を振り切って忘れようと思っての異動だっただけに、やっぱり一人でいる時間は、どことなく虚しさがただよってくるものになりました。
さやかさんに教えてもらった峠に行くと、展望台から離れた駐車場の端の木陰に、先客の車が1台いました。普通車のジムニー、シエラのようです。私も欲しかった車ですが、人気車種のようで納車までの期間が長すぎて、断念した車です。
駐車場には車はその1台だけで、他には誰もいませんでした。というか、車があるのに周りに人がいません。そして、微妙に車が揺れています。ということは・・・
発情した男女には、さわやかな風景もなにも関係ないんだろうなと思いつつ、なんかムラムラしてきて、悪趣味だと思いながら、持ってきた一眼カメラを出して望遠レンズで車を覗くと、結構若い男性とそれなりの年齢の女性のようです。
年の差カップルか、とも思いましたが、午前中からこんな場所、どうみても不倫っぽいです。というか不倫だからこそ人目につかないところに行きたがるのだと思いますが。
好奇心で数枚撮影しましたが、「上品そうな女の人なのになぁ。なんか不満があるのかねぇ」
そう思うと、なんかムラムラ感も中途半端に萎えてきてしまい、カメラもバッグに片付けました。
福島さんにメールを送ろうかとも思いましたが、さやかさんとのことがなんとなくうしろめたい気がして、「無事に着いてます。」という連絡と、当面の宿が旅館である話だけメールしました。
月曜から、新たな職場です。支社異動なのに、支社には出ずにいきなり現場、というのはかなりイレギュラーですが、それだけ人手が足りないようで、出張形式の異動ということで、手続き関係のために、支社の総務の人が来てくれることになっていました。
現場の受付でその旨を伝えると、入場証を渡され、会議室に案内され、そこで総務の人と手続きしていると、現場の技術メンバーが迎えに来てくれて、一緒に現場入りしました。
前回の4週間の現場投入経験で、火を噴きかけてる状況には少し慣れていたので、自分に与えられた部分をとにかく早く把握してまわりに追いつくことを優先して作業を進めました。
自分の作業の記録を残し、他の人とすり合わせ易くしたり、リーダーへの報告も多めにするようにして、一週間経つ頃には、メンバーとしてなんとか動けるようになってきました。
それと同時に、作業量も増えてきて、宿に帰るのがだんだん遅くなってきました。
体力には自信があるのと、前回現場を体験しているので、ある程度は慣れていますが、本社勤務しかしたことがない人には、ツライかもしれません。これが続くとなると、地獄、という言葉もわかる気がします。
宿では食事の用意をしてもらっていましたが、朝はともかく、夜の遅さで宿の普通の食事提供の時間はとっくに過ぎていることもあり、
「これからほぼ毎日帰りが遅くなるので夕食はなしにしたほうがいいですか?」、と聞くと、
「若い人がちゃんと食べないのはよくない、でも私らも年だからあんまり遅くまでは無理だから、食堂に出しておくので必要ならレンジで温めらて食べてもらうのでもいいか」、と聞かれ、
「私としては食事が出るだけでもありがたいです」、と言うと、食堂に私の分を準備しておいてもらえることになりました。そして「旅館としてはさすがに申し訳ないから」と、朝に、昼食用におにぎりも作ってもらえることになりました。
そして土曜も休日出勤、帰って食事をするとくたくたで、その週末は、ほとんど寝て過ごしました。そしてその週末は、さやかさんが宿に来ることはありませんでした。
そしてまた月曜日、怒涛の一週間の始まりです。そろそろ現場全体が見えるようになってきて、同じ現場に別の企業も入っていることがわかってきました。たしかに、気を付けてみていると、別のフロアに微妙に色の違う作業服のメンバーが出入りしているようです。ちらっと見た限りでは、女性もいるようでした。
そして、私がこれから新たに担当する部分が、他社とのインターフェース部分になるモジュールになり、トラブルになりやすい部分でもあるので、気を付けなくては、と気を引き締めて作業にかかりました。
そして、何度かその会社の担当者とやり取りをしながら仕事をしていたその週の金曜日のことです。
トイレに行ったついでに、倉庫近くの自動販売機コーナーでコーラ缶を買って帰ろうとしたとき、倉庫の物陰でなにやら揉めている男女を見かけました。聞き取りにくいですが、なにか言い争っているように聞こえます。
「かちょ・・・・だめです・・・・や・・・・ださい」
「いい・・はや・・・咥え・・・」
「こん・・ところ・・・いや・・・」
なにやら、ヤバそうなやりとりです。ここは人が近くにいることを知らせたほうがいいかも、と思い、とっさに持っていた缶を落としてみました。
かん・・・からららら!!
陰になってよく見えませんが、男性がひるんだ隙に、女性が抜け出せたようで、走っていく後ろ姿が見えました。私は落とした缶がコーラだったことに絶望感を感じながら、もう一本買いに自販機に戻ろうとしたところで、男性がこちらに速足でやってきて私を追い越していきました。私とインターフェースがある機能を担当している別会社のメンバーのようでした。
自分の部署に戻ると、今日の昼までに先方の会社の担当者から届くはずの資料が届いていないことに気づきました。リーダーに確認すると、その担当者が今日は休みのようで、先方の課長から、来週まで待ってくれ、と連絡があったようでした。
とはいえ、それがないと明日の土曜の仕事にも支障をきたすため、一部だけでもできてないか知りたいとリーダーにいうと、じゃあ直接交渉してきてくれ、山口課長に話してみて、と言われ、そちらの会社のチームのところに行くことにしました。
「すみません、山口課長さんいらっしゃいますか?」と声を掛けると、こちらを向いたのが、さっきすれちがった男性でした。「山口ですが、何かありましたか」と聞かれ、受け取るはずだった資料の旨を話すと、「今日は担当者がいないから出せません、月曜まで無理です」と言われました。
しかし、ここで引き下がると仕事が滞るので「提出当日に担当者が休んだからといって、まったくできていないということはないと思うので、あとで変更があってもいいから大枠を知りたいので現状の資料が欲しいのですが。」、とダメ元で食い下がってみました。
すると、後ろのほうから、「その資料なら、ほぼできたやつ、私が持ってます。今日担当が再チェックしてから渡す、と言ってたので、ほぼ大丈夫だと思います」という声がして、それはありがたい、と思って受け取ろうとふりかえると、そこにいたのはさやかさんでした。
「宮崎さん・・・?なんでココに?」
「というかさやかさんこそ??」
一瞬二人で固まってしまいましたが、すぐに課長から「資料があったんだったら、それをさっさと持って行ってくれ!ただし正式版じゃないからな!その資料には責任とれないからな!」と言われて、はっとして資料を受け取ろうとすると、
「メールでお送りします。あと、注意事項があるので、これからご説明させてください」
と言われ、よくわからないままさやかさんに連れられて、ロビー脇の会議スペースに移動しました。
「宮崎さん、こちらで仕事だったなんで、びっくりしました」
「俺のほうこそ、さやかさんからは派遣としか聞いてなかったから、まさか同業で、しかも同じ現場で会うとは思ってもいませんでしたよ」
「ほんとに・・・。とりあえず、資料はコレです。」とさやかさんがノートPC上でファイルを指さし、「この資料、コメントを有効にして開いてもらえば、こんな風に修正履歴が見られますので、そこを注意しながら見ていってください」
そう言いながらクリックすると、わかりやすく修正履歴と注意事項のメモが記入されたファイルが表示されました。
「これは助かるよ、これで今日の残業と明日の休日出勤も無駄にならずに済むよ」
そう言うと、
「こういうの、会社間でもきちんと共有したほうがシステムとして精度が高まると思うんですけど、ウチの課長、思考過程は外に出すな、出すのは結果だけでいい、って言うんです」と不満そうに言いました。
「もしかして、前の資料もさやかさんが?」
「そうです、担当者は、たぶん履歴とコメントを消して、送ってるだけだと思います」と、これまた不満げです。
この作業は派遣社員に丸投げ系な雰囲気のようで、この先が思いやられましたが、逆に、いいことを思いつきました。
「ねぇ、ほんとはよくないんだろうけどさ、こういうインターフェース情報、一緒に考えない?俺、ここの処理の担当なんだよね。これから実装するんだけどさ」
「え!そうなんですか?こちら側、実質作るのは私ですよ!」
じゃあ、仕事のメールアドレス教えてもらっていい?俺のはコレ」#ブルー
「私はコレです。これでメール送りますね」
「助かるよ、さやかさんとなら、意思疎通、しっかりできそうだし」
「こちらも意思疎通がちゃんとできれば、手戻りに繋がるやり取りが減るので助かります。結構意図が伝わり切らなかったり違う解釈されたりして、あとで揉める、って時々ありますし。私は派遣なのでやり取りの表に出られなくて、ちょっと歯がゆかったんです」
そう言うので、さっきの揉めごとを思い出しました。
「そういえばさ、さっき、倉庫のほうで、なんか揉めてる男女をみかけたんだけどさ」
「え・・・」
「そのあと、あの課長が走っていったみたいだから、男性のほうはあの課長だと思うんだけど、なんか知ってる?」
「もしかして・・・空き缶を落として音をたててくれたのって、宮崎さんだったんですか?!」
「空き缶じゃなくて、中身の入ったコーラの缶だったんだけどね・・・叩きつけちゃったからコワくて開けられなくなっちゃった笑」
「あ・・・あの・・・ありがとうございますっ!」
「え、ど、どうしたの?!」
「す、すみません、もしかしたら察してるかもしれませんけど・・・。あ、あの、今週末、宿に行くので、その時にお話ししてもいいですか?」
「う、うん、わかったよ、今週末って、明日、土曜の夜だよね?それでいい?」
「すみません、お願いします。じゃあ、明日、うかがいます」
というわけで、明日の夜、宿で会うことになり、私は自分のチームに戻りました。
「ずいぶん時間かかったみたいだけど、なんか揉めたかい?」とリーダーに聞かれましたが、
「資料を作った本人に詳しく説明してもらってきました。」と説明すると、
「いままであの会社の担当者、ちゃんと説明してくれたことないんだけどな、宮崎くん、なんか魔法使った?」と笑われました。
「資料と作ったのが派遣さんだったらしくて、担当者が休んだから逆に派遣さんに直接いろいろ説明をしてもらえました」
そう言うと
「ああ、あの派遣さんね、あの子、頼りになるよね。あそこの山口課長、なんか縄張り意識が高くてそういうの嫌がりそうだけど、大丈夫だったかい?」と聞くので
「はい、正式版じゃないから責任もてないからな、とは言われました笑」
「あはは、そんなのでも山口課長から渡すことを承認してもらえたなら上出来だ!いつもあそことのインターフェースで滞ることが多いから、今後に向けて収穫だったかもしれないな。実際、少なくともあの会社のあのチーム、あの派遣さんでもってる気がするよ。じゃあ、引き続き、がんばろうぜ!」
そう言われて、私も作業に戻りました。
そして翌日、資料のおかげで作業も進み、あまり早いとは言えない時間にやっと作業が終わり、帰ろうとすると、現場の駐車場に行く途中の駐輪場近くの車のそばで、揉めている男女をみかけました。先日のことがあったし、通り道でもあるので、近くによると、さやかさんと山口課長でした。
自転車で帰ろうとしているさやかさんを山口課長が連れて車に乗せていこうとしているようです。
「ダメです、今日は帰ります」「いいから一緒に来い!」「イヤです、今日は祖父の宿の手伝いがあるんです」「そんなのどうだっていい、いいのか、あれ、見られても」
完全に脅迫でした。さすがに放っておけず、少し離れたところから、「あ、さやかさん!今から帰りですか?!」と声をかけて手を振ってみました。
「宮崎さん!」
「お、お前、昨日の、」
「あ、山口課長、こんばんは!」
「何の用だ、お前には関係ない」
「はい、大丈夫です!私も山口課長には用はありませんから!」
「さやかさん、今日はおじいさんのトコ手伝いに行くんだよね?俺、ちょうど帰るところだからさ、乗せていこうか?もう暗いから夜道の自転車、あぶないし。」
「ほんとですか?助かります!」
「だったら俺が送っていくからお前は一人で行け!」
「大丈夫ですよ、俺ははさやかさんのおじいさんのトコに泊ってるんで、行先、一緒ですから、山口課長みたいに無理に送るわけじゃないですし」
「山口課長はこれからご自宅にお帰りなんですよね?毎日遅くまで頑張ってるから、奥さん、首を長くして待ってるんじゃないですか?」
「なっ!」
「さやかさん、行こっか。」
「は、はい!」
あてずっぽうで奥さんの話をしたら思いのほかひるんでくれたので、その隙に、私はさやかさんの手を引いて、足早に自分の車に連れて行き、助手席のドアを開けて乗せました。私も運転席に座り、「ふう。」と息を吐くと、
「宮崎さん・・・ありがとうございます・・・」
「いやいや・・・でも、なんか間に合ったみたいでよかったよ。いつも、あんな感じなの?」
と聞くと、
「はい・・・あの、今日のお話の約束のときに、あらためて、全部お話しさせてください。」
「うん、じゃあ、とりあえず帰ろっか。」
「はい!」
私はエンジンをかけ、山口課長が乗ったBMWが発進するのを見てから、宿に戻りました。
宿に戻ると、おばあさんが、出てきて、「おかえりなさい、宮崎さん、あらら、さやかも一緒かい、宮崎さん、すみませんね。」というので、職場が一緒だったことを話しました。
さやかさんは、「もう遅いし、あとは宮崎さんの晩ごはんのお世話、私がやっておくから、おばあちゃんは休んでいいよー」
そう言うと
「じゃあ、そうさせてもらおうかね。宮崎さんも、さやかも、おつかれさま。」そう言って、奥に行きました。
「ごはん、お部屋で食べますか?あの、私の分も一緒に持って行っていいですか?」と聞くので、「もちろん、一人で食べるより2人のほうが美味しいしね」と言うと、「はい!」とにっこりわらって、少し温めてから、食事をお膳2つに乗せて、部屋に運びました。
部屋に入って御膳と荷物を置くと、さやかさんが後ろから抱き着いてきました。
「宮崎さん・・・今日はほんとにありがとう・・・」
「さすがにあの状態でさやかさんを放っておけないからね・・」
そういいながら向き合うと、うるうるしながらこちらを見上げるので、つい、キスしてしまいました。
私もちょっと緊張していたのか、急に力が抜ける感じがして、キスをしたまま、2人で座り込みました。
その後ろに、座布団を積み上げてあったので、そこにさやかさんを押し倒して、キスをしながら、体に手を回すと、さやかさんも応えるように腕を私の体に回してきます。
そこからは、2人とも止まらなくなっていました。お互いの服を脱がすのももどかしく、手を這わせ、舌を絡ませ、声をあげ、吸いつき、舐めあい、下着を脱いだころには、私のモノは最大限になっていて、さやかさんの秘所も蜜があふれ出していました。
「さやかさん・・・いい?」「宮崎さん・・・私も欲しい・・・」
私は、いまさらながらゴムがないことを思い出しましたが、私がきょろきょろするので察したのか、「ピル飲んでるから、そのままで大丈夫・・・」そう言われると、
もう止まりません。
「さやかさん・・・相変わらず・・狭いね・・・」
私はゆっくり、中に進めていきました。
「あああっ!入ってくるぅ!また、中、中が広がってくのぉぉ!!!」
「きついけど、さやかさんの中、気持ちいいよ・・」
「はああっ!宮崎さんの、中でこすれてすごいのぉ!」
さやかさんの中は微妙に動きながら締め付けてきて、あまり動くと長持ちしそうにないので、さやかさんの体を持ち上げて、半分対面座位のような姿勢にしたうえで、グリグリとこすりつけるようにしました。
「あああ!そこっ、そこいいいっ!奥がこすれてすごいいい!!!!」
「ああっ!もうイクっ!イッちゃううう!!あああーーーー!!!イクイクイクぅぅぅ!!!」
「俺もイクよっ!!!」
のけぞるさやかさんを抱きしめて、中の一番奥に、放出しました。それを感じているのか、さやかさんの中がキュキュっと締り、そのたびに私のものが絞られるようで、また何回か、奥に放出しました。
中の感触が、こなれた感じの藤原課長とも、処女でキツかった福島さんとも違う、と思いながら、抱き合ったままの姿勢で、まだ肩で息をしながらこちらを見ているさやかさんと見つめ合っていると、さやかさんがポツリと、言いました。
「今、別の女の人のこと、考えてたでしょ・・・」
ぎくっ!
「・・・やっぱり・・・なんでかな、わかるんですよね・・・男性のそういうのって」
「いや、ほら、この前話した、別の人のところに行っちゃった思い人のこと、とかさ、俺も、忘れたいのに忘れられないことがあるから・・・」
そう言い訳すると、さやかさんはふふっ、と笑って、
「宮崎さんも、忘れたいことがあるんでしたね・・・私と一緒ですね・・・」
とふんわり笑ったあと
「でもいま、とか、って言いましたよね?とか、って。一人じゃないんですか??」
こ、こわい・・鋭すぎる・・・(汗)
思い人は1人であること、それを知ってか知らずか落ち込む私を慰めようとしてくれた人がいたこと、など、ちょっと違う気もするけどウソではなさそうな範囲で説明を試みると、
「お世話になったのに、いきなりいじめちゃってごめんなさい。宮崎さんの周りに女性がいても不思議じゃないし、私もこうして慰めてもらってるから、感謝してるんです。」
「というか、今夜は私、話を聞いてもらいたくて来たはずなのに、どうしてこんなことになってるんだろ・・・話すよりなにより、宮崎さんに満たされたくなっちゃって・・・」
「宮崎さんも、おなか空いてますよね・・・ごはん、しましょうか・・・」
「でも、さやかさんが足をからみつけてて、離れられないんです・・。それに、相変わらず中が気持ちよくて・・・また・・・」
「えっ・・・あ・・ごめんなさい・・!っていうか、出したばっかりなのに、どうしてまたおっきくなるの?!」
「すみません、俺、何度もできちゃうもんで・・汗」
「私も、またしてほしいけど・・・とりあえず、あとでいいですか?おさまります?」
「あ、はい、大丈夫、です。なんとかおさめます・・・」
そしてやっと離れ、2人そそくさと下着をつけて、服を着直しました。
さやかさんと2人向かい合って食事をとり、一段落したところで、さやかさんの話を聞くことにしました。前の話とかぶるものの、あらためて整理すると、
・昨日今日と会った山口課長が、例の不倫相手の上司であること
・山口課長には奥さんと、高校3年の娘さんがいる既婚者であること
・職場の仕事のミスがあり、損害を与えそうになったのをかばった、と言われたこと
・職場の宴会でそのミスをネタに飲まされて酔わされ、気づいたらホテルだったこと
・写真や動画を撮られていること
・それをネタに、月に1~2度程度、今まで数回、呼ばれてホテルで相手をさせられていること
・最近、職場でもセクハラが増えてきたこと
・昨日は仕事場なのに口でしろ、と言われたこと
・山口課長が避妊をしようとしないので、初回は病院でアフターピルをもらい、今はピルを飲んでいること
・今日は、今までと違い、さやかさんのアパートに車でおしかけてこようとしていたこと
ということのようです。
山口課長はお金に渋いそうで、ホテルでは、いつも短時間で安く済ませているらしく、アパートに押しかけようとしたのはお金をかけずに済むうえ、時間制限もないからなのかもしれない、と言いました。
「部屋に来られたりしたら、いつまでいられるかも、どんなことされるかもわからないし、ホントにこわかったです・・・」
「派遣なんだから、辞めちゃうこととか、できないの?」と聞くと、
「そうなんですけど、たまたま祖父母の旅館の近くの現場の仕事があったので、旅館のお手伝いしていたら楽しいのと、2人共だいぶ年をとってて見てても心配で、離れたくなくなっちゃって・・・。」
「この近辺、あんまり仕事がないし、あんな課長のために祖父母のお手伝いも辞めるのはくやしくて・・・。かといってお客さんをあまとらないので、フルタイムで働くほどでもないみたいで、無理を言って祖父母に迷惑もかけたくないですし」と言います。もっともです。
「いまは派遣だからアパート住まいなんだよね?職場が一緒だと、住んでる場所も把握されてるだろうし、今日はよかったけど、これから先、そこから通うのって、あぶなくないかなぁ。」
「そうですよね・・・。今日の帰りみたいなことがあると、なんかまた心配になってきました・・・」
「ってかさ、むしろ、この旅館に住んでここから通うことってできないの?ここから毎日自転車だとちょっと遠いかもだけど、とりあえず俺がいるうちは、朝晩、送り迎えできるし。」
「それに、万が一俺がいないときとか動けないときとかでも、たまになら自転車でなんとかなるよね?」
そう言うと、「ええ?!いいんですか?!ご迷惑じゃない?」と言いますが、うれしそうです。
「俺がこの現場にいつまでいるかわかんないけど、たぶん最低でも1~2ヶ月、もしかしたら半年はいるんじゃないかと思いからさ、それまでになんとか解決しようよ。」というと
「じゃあ明日、祖父母に相談して、オッケーが出たら」というので、そうなったら、私の車で、さやかさんのアパートに荷物を取りに行くことになりました。
「じゃあ、とりあえず解決、でもないけど、一段落ということで、乾杯でもする?」と言うと
「あの、まだお風呂入ってないし、あの岩風呂で乾杯しませんか?」
と言われました。願ってもありません。
2人で岩風呂につかりながら、缶ビールを開けて乾杯しました。
「ふ~、なんか、ひさしぶりに落ち着いた気持ちでお風呂にはいれました。」
「宮崎さんのおかげです。ありがとうございます・・・」
「いや、まだ解決したわけじゃないけどね。この先、どうするかなぁ」
「不倫って・・・いままでよく考えてなかったんですけど、さっき宮崎さんが奥さんの話をしたのを聞いて、もしバレたときのこととか、心配になってきました・・・。」
「もし奥さんにバレたら、私、奥さんに賠償金とか請求されちゃうんでしょうか」
「う~ん、スタートがホントはレイプだから、払う必要はないハズだけど、それをどう証明するかだよね。」
「ですよね・・・写真はともかく、はずかしいことを言わされたビデオとかあるし・・証明につかうどころか、そんなの公表されたら、私、生きていけない・・・」
「ほんとだよね・・・。なにかいい方法、ないかなぁ。俺もずっとここにいるわけじゃないし・・」
「私、宮崎さんにずっとご迷惑をおかけするつもりはないんです。やっぱり、派遣を辞めるのが一番なんでしょうけど・・最終手段はそれとして、それも含めて、考えてみますね・・・」
「とりあえず今だけは・・・彼女とかじゃなくていいから、宮崎さんに甘えさせてもらっていいですか・・?」
そう言いながら、私にもたれかかってきました。シャンプーのいい香りがします。
背中に手を回して、抱き寄せると、また、どちらからともなく、キスをしました。
「こういうの、いいですね」
「私、男の人と、こんなことしたことないです」
「ヘンなこと聞くけど、いままで男性とつきあったことって?」
「私・・ないんです、ちゃんとおつきあいしたこと。」
「高校の時、部活の先輩が卒業の時に、先輩から告白されて、そういうの初めてだったから、よくわからなくて、いろいろ教えてくれてたやさしい先輩だったから、うちにおいでって言われて家についていったんです」
「家についたら、誰もいなくて、先輩の部屋に入ったら、先輩、人が変わったように乱暴になって、ついてきたんだからそのつもりだったんだろう、って言われて最後までされて、泣きながら帰ったのが最初です・・・」
「2回目は、学生時代の深夜のバイトで、最後の片付けをバイトの後輩2人としていたら、着替え中に襲われて、2人だったから抵抗もできなくて・・・翌日、店長に話して、店長、2人をクビにするとは言ってくれましたけど、その日でバイトは辞めたので、実際2人がどうなったか知らないんですけど」
「だから、山口課長も含めて、経験人数だけは、多いんです。宮崎さんが、5人目ですけど、そんな人ばっかりだったから、ちゃんとしてくれたの、宮崎さんがはじめてなんです。」
たしかに、儚げな美人、とも言えなくもない雰囲気が、抵抗されないような錯覚をおこさせるのかもしれないし、実際、うまく抵抗できずに4人も経験してしまったということのようです。思わず守ってあげたくなります。
それなのに、ここまでしておきながら、「俺が守ってやる」と言葉に出して言えない自分に引け目を感じつつ、できるかぎり力になりたい、と思いました。
そして、お湯の中で自然に抱き合う姿勢になり、そのまま、ゆっくり、さやかさんの中に入れました。そのままだきあったまま動かず、お互いの肩に頭がある状態で、少し話しながらビールを飲んでいましたが、突然、さやかさんが、ピクピクしはじめ、
「あああ・・・なに・・なにこれぇ・・・急に・・・はあああっ!中全体が・・・すごい・・・んああ!!!動いてないのに、動いてないのにぃぃ!!!イッちゃううう!!!イクイクぅぅぅ!!!ああああ!!!イクのとまんないいい!!!!また、イッちゃううう!!!だめ、だめぇぇ!!おかしくなっちゃううう!!!!」
そう言うので、あわててさやかさんを抱きしめましたが
「くぅぅぅ!!!!奥がぁぁ!!!それだめぇぇぇ!!!あああああ!!!またイクイクぅぅぅ!!!」
抱きしめたのは逆効果だったようでした。あわてて抜こうとしましたが、さやかさんの足が腰に絡みついて、抜けません。
「さやかさんっ!!足、足ほどいてくれないとっ!!抜けないよぉっ!!」
そう言って抜こうとすると、こすれた私も高まってしまい、中に出してしまいました。
「だめだめだめぇぇl!!!動いたらまたイッちゃううう!!!!ああああああ!!奥に、熱いの出てるぅぅ!!イクイクイックぅぅぅううううう!!!」
そういって、最後に背筋を伸ばして大きくのけぞったのをなんとか支えたあと、プツン、と糸が切れたように静かになりました。
失神したようです・・・。
出したものがお湯を汚さないように、さやかさんに入れたまま抱き上げて岩風呂から出て男性の内湯に行き、気を失ったままのさやかさんの中をすこし掻き出したあとお湯で体を流しました。
男性脱衣所で私のバスタオルでさやかさんを拭き、とりあえずバスタオルを敷いてさやかさんを寝かせて私の浴衣をかけたあと、女性の脱衣所に行ってさやかさんの浴衣とバスタオルと下着を持ってきて着せました。
岩風呂から飲みかけの酒とフェイスタオルを持ってきました。あらためてさやかさんをかかえて、私の部屋に連れていき、脱衣所からタオルなども回収して私の部屋の布団に寝かせて、私は残ったビールを空けて、さやかさんの寝る布団に一緒に潜り込みました。
翌日は、目覚めると、下半身が妙にふわふわとした快感があります。はっとして下半身を見ると、さやかさんが私のモノを撫でていました・・・。
「お、おはよう・・」
「きゃぁあ!見つかっちゃった・・・!お、おはようございます!」
そう言いながら手を離しません。
「これって・・・いわゆる朝立ち、っていうヤツなんですよね・・・?初めて見ました・・・」
「そ、そうだけど・・・生理現象だから・・・ほっとくとそのうち収まると思うから・・・」
そう言うと、
「でも、もうすぐご飯ですよ。起こしに来たら、まだ寝てるのにここだけ起きてるから・・・ちょっとかわいくて・・・」
はずかしそうに言っていますが、やってることは大胆です。
「じゃあ・・・根元を手でしごきながら、口でしてもらっていいですか・・・?」
そういうと、うれしそうに、ぱく、っと咥えてくれました。
美人が私のモノを喉の奥まで咥えて大きく前後されて、私の射精感は一気に高まり、「さやかさん、出るっ!」そう言うと、うなずきながら強く吸ってきました。
その吸引に耐えられず、私はさやかさんの口の中に、出しました。前夜も出したはずなのに、すごい量が出たと思うのに、さやかさんは全部口で受け止め、ごく、と喉をならして飲み込んでくれました。そしてにっこり笑うと、再度私のモノを咥え、残ったものも吸い出してくれました。
清楚に見えるさやかさんが、そんな淫靡なしぐさをすることにギャップも感じましたが、それはすべて課長にさせられて覚えさせられたのか、と思うと、切なくなりました。
「ありがとう・・・すごく気持ちよかったよ・・・でも、無理して飲まなくてもいいのに・・・。うれしいけど、苦しくなかった?」
と聞くと、
「宮崎さんの、大きくて大変だった・・・でも、私で気持ちよくなってくれてると思ったらいとおしくなっちゃって・・・でも、すごく濃くて、ちょっぴり飲みにくかったです笑」
そう言って笑いました。
思わず、起き上がってさやかさんを抱きしめてキスをしようとすると、「え、ダメです、」
といいます。え!昨日まであんなにキスしてたのに、どうして・・・?!とショックなのが顔に出たのか、焦ったように
「ち、ちがうの!宮崎さんとのキスがイヤなんじゃなくて、宮崎さんが出したものが口に入ったばっかりだからイヤだろうと思って!!男性ってイヤですよね?自分の味わっちゃうのって」と言ってきます。
「お願いだから、自分で出したものに責任持てない男と一緒にしないでね。さやかさんは、どんな状態でも、さやかさんだから」
そう言って、あらためてキスしようとすると、それでもためらうような素振りでしたが、おずおずと、唇を重ねてくれました。
「あ!忘れてた!朝ごはんでした!!!」
急に唇を離してそう言って立ち上がると、私の手を引いて起こしてくれたので、いっしょに食堂に行きました。
食堂で老夫婦に朝のご挨拶をして、一緒に朝食をとりました。その後、さやかさんからお二人に、昨日話した、ここから通勤したい話をしてもらいました。さすがに心配はかけたくないようで、課長の話はしませんでした。
「さやかが毎日来てくれるのはうれしいけども、お客さんにご足労させるのはちょっと・・」と少し気にしていたので、
「最近は夜の自転車を襲う強盗や輩もいるらしいんですよ。ここならお二人がいるから安心かと思いまして」と言ってみると、
「宮崎さんがそこまで心配してくださるなら・・・空き部屋はありますから、それは大丈夫なんです・・・孫がお世話になりますが、いいんですか?」と言ってくれたので、
「私は大丈夫ですよ。実はさやかさんとは会社は違うんですが、仕事でいろいろやりとりする必要が出てきたことが金曜日にわかりまして、一緒にいられる時間が増えると私も仕事上も助かるんですよ」
と、仕事のせいにしてみると、宿の2人も納得してくれました。そして、
「そういえば、さやかには言ってなかったが、宮崎さんで、宿の仕事は終わりにしようと思ってるんだよ」と、驚くことを言いだしました。
「え、じゃあ、私はとりあえず一か月って言ってましたけど、それで終わりってことなんですか?!」と聞くと、
「いやいや、宮崎さんは延長もありうるって言ってたから、それも含めて大丈夫ですよ。ただ、もうほかのお客は受け入れないことにしたんだよ。」と言います。
「そんな、もったいない・・・いい岩風呂もあるのに」
思わず声を出すと「後継者でもいればいいんだけど、さすがに、2人でこの広さは掃除も行き届かないし、そろそろ体力も落ちてきてるから、できなくなってからじゃ遅いからねぇ」、と言いました。
そして、「さやかがいい人でも連れてきてくれたら、喜んで譲っちゃうんだけどねぇ」はっはっはっ、と笑いながら言いました。
ここでも「じゃあ俺がさやかさんと!」と言えない自分にも、引け目を感じましたが、急な話でもあるので、とりあえず、目の前の課題に対処することにしました。
さやかさんの、プチ引っ越しです。
アパートはそのままにしておいて、主な荷物だけ持ってくるというので、私の車ででかけました。アパートの場所は宿と現場の間くらいでした。たしかにここなら職場にも宿にも来やすい場所です。
一緒に部屋に入ると、ワンルームで、女性らしいいい香りがしました。
「ちらかっててごめんなさい。いま荷物準備するので、少し待ってくださいね。」
と言いますが、どこが散らかっているのか、私にはわかりません。
途中で買ってきた缶コーヒーを飲みながら待っていると、タンスの引き出しからいろいろ引っ張り出しています。平日は忙しいから、たぶん一週間分の着替えを持っていく必要があるはずで、それなりの量になりそうです。
開いている引き出しは、下着がたくさん入っていました。男子なので、つい目がいってしまいます。イカンイカン、と思って窓のほうに目を向けると、窓際にも下着が干してありました。ピンクの上下セットのようで、かわいらしいリボンとレースがついています。
「だいたい、こんなもんかな・・・宮崎さん、お待たせ・・・?」
振り返って私を見てそう言ったさやかさんは、私の視線に気づき、そちらを見て、
「きゃぁぁ!ごめんなさい!ヘンなものお見せしちゃって!!」
そう言いながら、あわてて干してあった下着をはずして、それもバッグに詰めました。
「す、すみません、つい目が・・????」そういうと、
「干してあったのを忘れてた私が悪いので・・・」
と恥ずかしそうに言いました。
昨夜も、今朝も、あんなことまでしていても、下着を見ただけでなんとなく気恥ずかしい気分になるのが不思議です。
荷物を積み込み、アパートを出たのは昼少し前、せっかくだからお昼を食べに行こうか、と車で街の中心部まで走り、ファミレスに入りました。入った時には比較的空いていましたが、注文してから昼を過ぎてくると、だんだん混み合ってきました。
入口付近で、待っている人もいます。
その中に、見たことがある顔を見つけました。例の、課長です。ご家族で来ているようで、同年齢の女性と、高校生くらいのお嬢さんと、同じくらいの若い男性が一緒です。
さやかさんは逆向きに座っているので、見えていないハズで、課長もこちらには気づいていません。会話を聞いていると、やはり家族のようで、若い男性は、娘さんの彼氏のようです。笑顔のカワイイお嬢さんで、こんないい家族がいるんだったら、不倫なんかしなきゃいいのに・・と思いつつ、ちらちら見ながら話を聞いていましたが、ふと、とんでもないことに気づきました。
課長の奥さんと娘さんの彼氏が並んで立っていて、狭いので横にくっつくように並んでいたのですが、体の後ろで、2人、指をからませるように手を繋いでいたのです。
一瞬、飲んでいた水を吹き出しそうになりました。
課長がちらっとこちらを見たので、顔を見られないようにうつむきながらゲホゲホ咳き込んでいると、
「急に、どうしたの?!大丈夫ですか?」と聞かれました。
「大丈夫、なんでもないよ」と応えたものの、顔を上げにくくなりました。
少しの間、ハンカチで口を押さえてうつむいていましたが、幸い課長家族が呼ばれて席に移動したので、治ったふりをして、また顔を上げました。
「ごめんごめん、なんか水が気管にはいっちゃったみたいでさ。」
そういってごまかすと、さやかさんはちょっと心配そうな顔をしつつ、それ以上なにも言わずに、2人で食事を続けました。
席についた課長家族は、課長がこちらに背を向けた状態だったので、安心して食事をすることができました。
会計前にトイレに寄り、課長家族の脇を通ったので、なにげなく待っているときには後ろ向きで見えなかった奥さんと娘さん彼氏の顔を見て、席に戻りました。
そのままさやかさんと会計を済ませ、車に戻りました。
「さっき、店に課長が来てたの、気づいた?」と聞くと、
「えっ!知らなかったです!!こっちに気づいてました?」
と聞くので、気づかれてないと思うこと、家族で来ていたこと、などを話すと、
「よかった・・プライベートを見られたら、またなんか言われたりセクハラのネタにされそうで、こわいんです・・」
と言います。普段からこんなにビクビクして暮らすなんてありえない、なんとかしてあげたい、という気持ちがあらためて湧いてきました。
宿に戻って、荷物運びも手伝おうと、「どこに運べばいいかな?」と聞くと、
「おばあちゃ~ん!どこの部屋使っていいの?」と聞きに行きました。
「ほかにお客さんをとる予定もないから、きれいに使ってくれれば好きな客室つかっていいよ」と言われています。
「じゃあ、宮崎さんの隣の部屋にします!お隣だとなにかと安心だし♪いいですよね?宮崎さん。」
と言うので、私も否はなく、私の部屋の隣に荷物を運びました。さやかさんは、荷物の整理をするようです。
荷物運びで汗をかいたので、ざっと風呂に入り、風呂上がりに、部屋で布団にごろりと横になり、少し昼寝をすることにしました。
しばらくして昼寝から目覚めたものの、まだうつらうつらしている状態で、こちらに来てからのことを、とめどなくいろいろを思い出していると、ふと、とんでもないことに思い至りました。
今日ファミレスで見た課長の奥さんと、手を繋いでいた娘さんの彼氏。峠で見た年の差不倫カップルにそっくりでした。
一気に目が覚めました。
そして、写真を撮影したことも思い出し、カメラの写真を確認すると、やっぱりそうです。
女性が、男性にフェラしている姿も写っていました。2人の顔もちゃんと写っています。やはり、あの2人です。
なんとかこれを利用して、さやかさんを助けられないか、考えることにしました。
とりあえず、現場の緊急連絡網に、各社の現場代表者の連絡先が載っていることを思い出し、仕事用のカバンから取り出してみてみると、そこに山口課長の名前があり、携帯の電話番号と、自宅の電話番号がありました。
自宅の電話なら、もしかすると電話帳に載ってるかもしれないな、と思い、ネット電話帳なるものもあるので、ダメ元で住所がわかるかも、と思って検索してみると、住所が出てきました。
夕食まではまだ時間があるので、さやかさんとおばあさんに「ちょっと出かけてきます」と声をかけ、車で住所を目指して行ってみました。
ナビでたどり着いたのは、現場をはさんで反対側のほうにある、住宅地でした。
ゆっくり家の前を通り過ぎてみると、車が2台あり、1台は、先日山口課長が乗って帰ったBMW、もう1台は、ジムニーのシエラでした。
さすがにナンバーまでは写真に写っておらず、覚えてもいませんが、比較的めずらしい車でもあり、やはり、あの年の差不倫カップルは、山口課長の奥さんで間違いなさそうです。
それ以上調べることも思いつくこともありませんでしたが、近くの空き地前に車を停め、しばらく様子を見ていると、奥さんが外出しました。追いかけようかとも思いましたが、そのあと、娘さんが制服で出てきました。
2人が逆方向に行くので、どうしようか迷いましたが、昼には私服でファミレスにいたのを思い出し、ちょっと不審に思い、娘さんのあとをつけることにしました。ただの塾通いかもしれないが、と思いながら、少し様子を見ていると、駅に行くようです。
探偵気分を楽しみながら、見失わない程度に離れたところから見て、駅近くで人待ちの降りをしながら路上駐車をしていると、娘さんが来て、スマホでなにか打っています。
友達と遊ぶ待ち合わせかと思いましたが、遊ぶのなら制服の意味がわかりません。
なんか、おもしろそうだ、と思い、野次馬根性120%で、近くの駐車場に車を入れ、娘さんの近くで、こちらも人待ちのフリをしながら、立ってみました。
しばらくするとかなり年配の太った男性が近づいてきて、娘さんとなにか話していましたが、なにか、交渉が決裂したような、そんな雰囲気で、どちらも不機嫌な表情になり、男性は立ち去りました。
ちょうどその時、私の電話が鳴りました。見ると、福島さんです。
「こんにちは、福島です。宮崎くん、いま大丈夫?」
「大丈夫だよ。福島さん、元気だった?今日はどうしたの?」
「なにもないんだけど、元気にしてるかな、と思って、かけてみたの。」
「とりあえず元気だけど、仕事が忙しくてね~。今のところ、土曜も夜まで仕事だし、日曜はもうぐったりで、あとは宿と現場の往復の生活だよ~」
「そうなんだ、食事はとってる?」
「うん、いま旅館を宿にしてるんだけどさ、安い料金で食事もつけてくれるから、助かってるんだ。」
しばらくして、亜美が目を覚ましました。
「あれ・・・おじさん・・じゃなかった、おにいちゃん、私、どうしたんだっけ?」
あんなに叫んで、覚えてないんかい!と思いましたが、ここは大人、
「亜美を気持ちよくさせてたら、どんどん気持ちよくなってくれて、盛大にイッて、気を失ったんだよ」
と、ざっくり説明すると
「あ”~~~!!思い出した~~~!!すごかったよ!死ぬかと思ったよ!!おにいちゃん、何者?!!」
と聞いてくるので、
「ただのしがない絶倫サラリーマンだよ」というと、
「絶倫って、都市伝説だと思ってた・・・ホントにいるんだね・・・」
「友達とかでも、彼氏がすごい、とか、寝かせてくれない、とか言う人いるんだけど、彼はぜんぜん早いし・・・だから、さすがにそれはないでしょ、擦ったらイッちゃうでしょ、一回出したら終わりでしょ、って思ってんだけど・・・」
「おにいちゃん・・・もしかして・・・イッてない?」
と恐る恐る聞いてくるので、
「あのくらいでイッてたらもったいないじゃん」というと、
「信じられない・・・彼氏、入れたらまもなくイッちゃうよ?入れる前もちょっとキスしてちょっと触るだけだから、下手したらこっちは痛いし・・」
「でも、彼氏が気持ちよさそうだから、私もうれしくなって、求められたら何回かしてたんだけど・・・最近、それも減っちゃってて・・・たぶんそれって・・・」
といいかけて、口をつぐみました。
ここは、もう一押しして、彼氏を嫌って分かれるほうがいいだろう、と思い、
「他に・・・相手がいそうなのか?彼に」と聞いてみると、
「うん、それも、たぶんね、お母さんなの」といいます。まさか、知っていたとは・・・。
聞いてみると、
「最近ね、彼氏が、忙しいって言って、あんまりかまってくれないの。部屋に遊びに行きたい、と言っても断られることが増えたし・・・。久しぶりにこのまえ行ってみたら、前に2人で買ったゴムが、だいぶ減ってたの。お風呂には、シャンプーが2種類置いてあって。」
「この前、お母さんがおしゃれして出かけた夜、戻ってきたお母さんから、彼の部屋の浴室にあったシャンプーの匂いがしたの・・・」
「今日も、彼氏から、行けなくなった、って電話がきたと思ったら、お母さんが急用ができたって言ってでかけたし・・・」
「お父さんも・・女の人がいるみたいだし・・・家には誰も味方がいないの・・・」
もう、全部知ってました。ここまで知ってるなら、隠す必要はなさそうです。
「亜美さ、今日、ファミレス行ったんだよね?そのとき、俺いたんだよ、そこに。」
そういうと、何を言い出すのか、と不思議そうな顔をしてます。
「いたのはたまたまなんだけどね。俺と友人が、食事してたらさ、君たちが入ってきて、入口付近で席が空くのを待ってたよね」
「え、初対面なのに、なんで私たちのこと、知ってるの?」
「お父さんを知ってるんだよ、仕事でね。だから、奥さんと娘さんがいることも知ってたんだ」
「え~!そうなんだ!じゃあ、なんで声かけてこなかったの?」そう言うので、
「知ってる、といっても、仲のいい知り方じゃなくてね、残念だけど」
「あ・・・そうなんだ、お父さん、なんかね、妙に威張ったり、マウント取りたがったりすることあるもんね・・。私の彼氏にも、最初、なんかいろいろ言ってたけど、途中から言わなくなったから、仲良くなったのかと思ってたんだけど・・・」
「それは・・・お母さんから、いろいろ言われたのかもしれないな。」
「お母さんが・・・彼氏をかばってくれた、ってこと?」
「亜美の彼氏だからかばったのか、自分のお気に入りだからかばったのかはわかんないけどなぁ」
「あ・・・そっか・・・」
「ファミレスで待ってるときにも、2人で、体の後ろで手を繋いでたぞ。恋人繋ぎで」
「え”・・・家族の前でもそんなこと・・・気持ち悪いよ・・もうやだ・・・」
「とりあえず、亜美は、そんな彼氏はさっさと別れたほうがいいのは確かだな。」
「・・・うん、今のを聞いたら、もう無理。別れる。」
「そうだな、そのほうがいいと思うよ。さすがにあいつは節操なさすぎだ。」
「あと、お母さんのほうだけど・・・亜美は受験生だよね?」
「そうだよ。一応大学受けようと思ってるし、ここから通えないから、あと数か月で、一人暮らしかな」
「受験は大丈夫なのか?」
「あのね、これでもあたし、成績いいんだよ?国立大はいくつもB判定以上もらってるし。志望校はH大だよ。」
「おお、すごいな、俺も一応H大だよ。」
「え!そうなの?!すごい!」
「まぁ、それはそれとして、俺が言いたかったのは、お母さんのほう、高校卒業まで我慢できそうか?ってことなんだけど」
「あぁ・・そうね。お母さんがヘンなのに気づいたのはだいぶ前で、たぶんその時は別の人だったんじゃないかと思うんだ。その頃から大学に入ったら家を出てやる、と思ってちゃんと勉強してたから、予定通りだよ」
「そっか、亜美は強いな。でも今日は誕生日だから、特別寂しくなっちゃったか。」
「そ、そうだけど・・。でも、ヘンな人としなくてよかった。おにいちゃんのおかげで吹っ切れたよ。それを今年一番の誕生日プレゼントだと思うことにするよ!気持ちいいことも教えてもらったし♪」
「あ、そうだ、おにいちゃん、まだ出してないんだよね?出したい?」
「う、確かに、まだ出してないけどな・・・やめておくよ。こんないい子だったとは思わなかったしな。というか、残りの1万、渡しておくよ」
「え、いらないよ。というか、もらった1万も返すよ。おにいちゃんのおかげでいろいろすっきりさせてもらえたし。ばっさり吹っ切れたし。ありがとう。」
そう言われても、受け取るのもはばかられるので、
「いや、それは餞別ってことにしておこうか。大学に受かって無事に家を出られた時用の」そう言うと
「え、いいの?じゃあもらっちゃうよ?!おにいちゃん、ありがとう!!」
そう言って、私に抱き着いてきました。
亜美の体を受け止めて見ていると、なんとなくキスしたくなり、しばらく2人でながいディープキスをしたあと、帰ることにしました。
「おにいちゃん、連絡先教えて?もしかしたら、また相談したくなるかもだから」
「おお、いいぞ。」
「それと、またストレスたまったら、してくれる?すごく気持ちよかったんだもん・・」と言います。
「まぁ、俺がその時までフリーだったらな。もう何年も彼女もいたことないけどな」
と笑いながら話して、メッセージアプリのIDを交換し、繋がりを確認したあと、ふと思いついて言いました。
「あのさ、亜美のお母さんのメールアドレスと電話番号、教えてくれないか?」
「え、お母さんの連絡先を聞いて、どうするの?」
「ちょっとお父さんのことも含め、お母さんに相談というか、ちょっとお願いしたいことがあってさ」
そういうと、なんか心配そうな顔をしていましたが、「亜美の家をバラバラにするようなことはしないさ。約束する。」
「できれば、お母さんのほうも、おかしなこと、やめさせられるようにしたいしな。」そう言うと、教えてくれました。
ついでに、ご両親の関係について、聞いてみました。
「えっとね、出会いというか、お見合いだったみたいなの。お母さんのほうのおじいちゃんち、結構資産家なんだけど、先祖の格式みたいなのにこだわるタイプで、お父さんは普通の家庭だったみたいだけど、なんか由緒だけはあったらしくて。」
「お見合いも、お母さんは乗り気じゃなかったけど、お父さんが猛烈にアタックしたみたいで、うちの、もう亡くなったひいじいちゃんが、その血筋なら結婚しろ、って言って結婚したって話、親戚のおじさんから聞いたことあるよ。」
「子供のころは、へー、と思って聞いてたけど、格式とかよくわかんないよね。お父さんも、なんでお母さんにそんなにアタックしたんだろ。子供のころからあんまり仲よさそうじゃなかったけど」
それは当然資産目当てでしょ、と思いましたが、言わずにおきました。
ふと時計を見ると、まだ1時間近く残っています。
「まだ制限時間は1時間近くあるけど、亜美はどうする?帰るなら送っていくよ」
「まだ帰りたくない・・・そうだ!おにいちゃんH大なんだよね?!今日、実は塾の日で、結局さぼってここにいるんだけど、数学の日でさ、私、数学がちょっと苦手で、特に確率とか順列組み合わせとか特にダメなんだけど、おにいちゃん、確率って得意?もし得意だったら教えてほしいんだけど!」
と言ってきました。幸い、数学は比較的得意で、その中でも、確率は一番得意かもしれません。そういうと、亜美がさっそく問題集を出してきたので、とりあえずいま亜美が困っている問題をベースに、確率の考え方のコツを教えることにしました。
「確率ってのはさ、あたりまえだけど、全体の中でどれだけなのか、っていう話なんだよ。」
「うん、それはわかる」
「ただ、曲者なのは、その、全体、ってヤツなんだ。たとえば・・・」
得意な分野だったこともあり、大学入試から7年、大学を出て3年過ぎているのに、すらすらと出てきてびっくりしました。そして亜美の吸収も早く、時頭の良さを感じました。
そうこうしているうちに、あっという間に時間となり、困ったときにまた教えてほしい、と言われて、日曜以外は難しけど、日曜なら時間を作れるかもしれない、という話をして、2人でホテルを出て亜美を車に乗せて駅まで送り、そこで別れて、私は宿に戻りました。
宿に戻ると、もう夕食タイム。おばあさんたちはどこで食べてるのかと聞くと、調理場の奥の部屋で2人で食べてるのだとか。
「さやかさんもいるし、私はあんまり客みたいじゃないから、今日みたいに早い時間に食べられるときは、食堂で一緒に食べませんか」と誘うと、さやかさんも「いいね~!それ!ねぇ、おじいちゃん、おばあちゃん、一緒に食べようよ~!」と言い、最初は「いや、お客さんとは・・」と遠慮してましたが、結局折れてくれました。
さやかさんと私が、別会社なのに仕事の接点ができてこのあと一緒に作業する話や、いきなりさやかさんからもらった資料がしっかりしていて作業が進んで助かってる話などして、2人にもすこし安心してもらえたような気がします。
おじいさんたちからは、この宿をなくしたくない、という話が何件か舞い込んでいる話を聞きました。買取や、吸収合併、いろんな話を持ち掛けられているそうですが、知らない人に渡して好き勝手に変えられてしまうのも抵抗がある、というのがいまのおじいさんたちの気持ちのようでした。
食事のあとは部屋に戻り、少ししてから、隣の部屋のさやかさんに「俺は風呂に行ってきます~」と声をかけて、風呂に行きました。もちろん、岩風呂で飲むつもりで、ビールも保冷袋に入れて数本持っていきます。
それにしても、今日は疲れました。内湯でのんびりしたあと、岩風呂に行き、ビールを飲んでいると、さやかさんが来ました。もう、タオルで隠そうともしません。
「あ~!もう飲んでる~!私も欲しいです~!」そう言って、私に抱き着いてきます。
ビールを渡して、乾杯してから、並んで飲みます。
「今日は疲れたね」そう言うと
「荷物運びも手伝ってくれてありがとうございます。これから朝晩の通勤、宮崎さんにお世話になっちゃうけど、よろしくお願いします。」
と、あらためて私にお礼を言ってきました。
「いやいや、それは大丈夫。朝晩もついでだしね」
「そうだけど、私にしたらやっぱりありがたいし、お礼のしようもないですから。」
「じゃあさ、そおお礼がてら、俺の足の間に座ってよ」
「・・・なぜそれがじゃあ、なのかわからないけど、こ、こうでいいの?」と言って、私に背を向けて、私の足の間に座りました。私は片手で後ろから抱きしめ、あらためて乾杯しました。手が、無意識に胸を這います。
「やん・・・はぁぁ・・気持ちいいけど・・・やっぱりこうなっちゃうのね・・・んっ」
「だって、さやかさんの体に触れてると、安らぐんだもん。なによりのご褒美だよ」そう言うと
「じゃあ・・これは・・・?」と言いながら、片手を後ろに回し、私のモノを撫で始めました。
「うっ・・・それもご褒美・・・かなり強力な・・・」
「んふふ、すかさず反応してくれて、もうこんなおっきくなって・・・うれしい」
「じゃあさらにお返しで・・・これはどう・・?」手を下に下ろし、秘裂に指を這わせ、クリを撫でます。
「んあ!そこっ!ビール飲めなくなっちゃうから反則っ!!ああああ!」
「じゃあ、こっち向いて・・・」と言ってこちらを向かせ、前から挿入します。
「くあああ!!!ああ!いきなり、深いいい!!!」
「これも癒やされるんだよね~」
「違う、これ、あああ!癒やしとちがううう!あああああ!」
「そう言いながら、さやかさん、腰が動いてますよ。俺、動かしてないから」
「だって、だってこれ、ああああ!動かしてないのにぃぃ!!あああんっ!!動いちゃううのぉぉ!!!!くううううう!!!!」
「お湯の中だと浮力もあって倒れる心配もしにくいし、お互い楽でいいよね?」
そんなことを言いながらさやかさんをしばらく翻弄しているうちに、急に奥が強く締め付けられ、一気に射精感が高まってきました。
「さ、さやかさん、なんかすごい、俺、もう我慢できないっ!イクよっ!!!」
「宮崎さんっ、来てぇぇ!私、もうイッてるからぁぁぁぁ!!ああああ!!!」
そしてまた、さやかさんの奥にたくさん出しました。
お湯を汚さないように入れたまま岩風呂を出て中を洗うのもルーチンになりそうです。
さやかさんが小柄でよかった。
部屋に戻って、あらためて乾杯。そして、さやかさんに言いました。
「あのさ、山口課長の話なんだけど。」
急にさやかさんの表情がこわばります。
「いや、大丈夫だから、あのね、もしかしたら、解決策、あるかもしれない、って伝えておきたいと思って」
「解決策って・・・山口課長に・・・やめさせることなんて、できるんですか?」
「まだわかんないけど、うん、ちょっと伝手ができてさ、搦め手から攻めようかと思ってるんだ」
「よくわかんないけど、宮崎さんがそう言うならできるのかもだけど、それができるならうれしいけど、危ないことはしないでくださいね」
「それは大丈夫・・なハズ。」
「ハズ、って・・・なんか心配です・・・」
「あ、ごめん、いや、大丈夫、うん、大丈夫だから。」
「・・・うん、わかりました。宮崎さんを信じますね」
「そうして。あとで結果は教えるからさ」
そんな話をしながら、ビールも空き、明日から仕事なので、それぞれの部屋に戻って寝ることにしました。
「え~!!旅館?!いいなぁ!私も泊まってみたい!」
「来てもなにもないよ?旅館といっても、民宿みたいな感じだし。食事も家庭料理プラスアルファな感じで。日常の食事としてはむしろありがたいけどさ。」
「じゃあさ、来週か再来週、行ってみてもいい?!」
「え?!ホントに来たいの?駅から交通機関がないからさ、不便だよ。もし来るなら、俺が車で迎えに行ってもいいけど、土曜も仕事があるから、夜遅くなっちゃうよ?」
「でも仕事帰りに迎えに来てもらうのは悪いかな・・・タクシーとかあるのかなぁ」
「タクシーはありそうだけどね。俺はいつも車だから、あんまりよく知らないんだ」
「わかった!じゃあちょっと考えてみる~♪ありがとね!宮崎くん、またね!」
「え!結局来るの?来ないの?福島さ~ん!」
最後は、切られた後でした。
「はぁ・・」
なんかいきなり振り回された感で一気に疲れた感じがして、ため息をつき、ふと顔を上げると、山口課長の娘さんが、こっちを見ていて、目が合うと「にっ」と笑い、近寄ってきました。
「おにいさん、振られたの?」
いきなり、なんとも失礼です。それに振られたわけじゃありません。
「ち、ちがうよ。っていうか、なに?」
急に話しかけられたこともあってちょっと焦りながら返事をすると
「なんか、来るとか来ないとか、結局電話切られて、来ないみたいじゃない。振られたんでしょ?強がんなくてもいいよ」と言ってきました。
「別に強がってるわけじゃ・・・だけど、そうだとしたら、なんなんだよ」
「振られてヒマになったんだったらさ、あたしと遊ばない?」
「遊ぶって、お前、高校生だろう」
「遊ぶって言ったら、決まってるじゃん、どう?コレでいいよ?」
と指を2本立ててきました。
「未成年とは遊ばない主義なんだよ」というと
「ハタチ未満的な意味では未成年かもしれないけど、もう18だし。今は18で成人じゃん」
「18だっていう証拠は?」
「あるよ。ほら。」
学生証でも出すのかと思ったら、保険証を見せてきました。保険証は名前と生年月日しかわからないから、個人情報的には、むしろ安全なのかもしれません。
指で名前の部分を隠すようにしながら見せてきましたが、隙間から見え、そこには、「山口亜美」とありました。
誕生日は、今日でした。しかも「あみ」って・・・思わず、藤原課長を思い出してしまいました。一瞬言葉に詰まりましたが、なんとか絞り出すことができました。
「・・・昨日まで未成年じゃん」
「だから、成人になって初だよ。どう?」と、ぐいぐい来ます。私は、さやかさんのことを思い出しましたが、それと同時に、山口課長に仕返しをしたいどす黒い気持ちが沸き上がってきました。
「最後までして2、だな?それならいいか。車で来てるから、ついておいで」
そう言って、踵を返し、車に向かいました。ついてこないならついてこないでいい、と思い、振り返らず駐車場まで行くと、亜美は、ちゃんとついてきていました。
「行くなら乗って」というと、助手席に乗ってきて、言いました。
「ねぇ、先にちょうだい」
「まだ何にもしてないだろう」というと
「だって、行った先でいきなり無理やりされて。もらわずに逃げられた話を友達にきいたんだもん。やられ損じゃん。」
危機管理としては、間違っていません。というか、危機の定義が間違ってる気がしますが。
「じゃあ、まず1、な。あとは、ちゃんと最後までしてからだ。」そう言うと、
「いいよ、それで。はい。」と手を出してくるので、1枚、渡しました。
それを受け取って財布に入れながら「はぁ・・」となぜかため息をついてます。
「ため息ついて、どうした?花の女子高生が、なんか悩み事でもあるのか」
「おじさんには関係ないよ」と言われました。お、おじさん・・・ですか。声をかけてきたときは、おにいさん、って言ったくせに。
気を取り直して車を発進し、郊外のホテルに向かいます。亜美が制服なので、駐車場からまっすぐ入れるタイプの場所を選びました。
部屋に入り、「シャワー浴びるか?」、と聞くと、「さっき浴びてきた、おじさんは?」と聞くので、「俺も風呂に入ってきた」と言うと、「じゃあ、さっさと済ませようよ。あ、キスはダメだからね」と言ってきます。
「脱がせればいいのか?それとも自分で脱ぐか?」と聞くと、一瞬黙ったあと
「・・・自分で脱ぐ・・・」そう言いながら、のろのろと脱ぎ始めました。
私も服を脱いでトランクス1枚になって見ると、下着姿で、胸と股間を隠すように立っています。
「どうした、するんじゃないのか?こっち来なよ」と言うと、
「だって・・・知らない人とするの、はじめてなんだもん・・・」と、泣きそうな顔になっています。さっきまで偉そうな態度だったのに、ちょっと調子が狂います。
「どうしたどうした、したくないのか?したくないならなんでこんなことしてるんだ?」と聞くと、
「だって・・・だって、今日、誕生日なのに、家に誰もいないんだもん・・・」と泣き出しました。
亜美をベッドに座らせ、抱き寄せると、一瞬ビクッとしたものの、頭を撫でてあげると、私の胸に顔を押し当てて、声をあげて泣き出しました。
私も、お金を払ったからには、と思わないでもないですが、泣いている女の子を襲うわけにもいかず、しばらくして泣き声がおさまってきたので、
「ほら、おじさんに話してみろ、解決できるとは言わないけど、スッキリするかもしれないぞ」
そう言うと、「うん・・・」
ポツリ、ポツリ、と話しだしたのは、こんな話でした。
・最近、お父さんが怪しい。帰りがいつも遅いし、たまに、帰宅したときに石鹸の匂いがする。どこか寄ったのか聞いてみても、仕事から帰っただけだという。
・お母さんが、最近、妙におしゃれもするようになり、頻繁に出かけるようになった。
・彼氏が、最近あんまり会ってくれない。
・今夜、彼も含めて私の誕生パーティーをしてくれるはずだったのに、お父さんが午後用事ができた、といい、昼にファミレスに行くことになった。
・一旦解散して自分の家に戻った彼から、今日は急用ができていけなくなった、と言われた。
・お母さんも、用事ができたから出かけてくる、と言って出ていって、私だけ、家に残された。
・誰も私をかまってくれない、と思ったら急に寂しくなって、だれかと一緒にいたくなって、友達から聞いていた、ネットで援助交際のサイトを見て約束をして駅で待ってた。
・来たのがお父さんより年上のおじさんで、しかも太って気持ち悪くて・・・絶対嫌だ、と思って値段を釣り上げたら怒って帰った。
・脇に立ってたわりとかっこいいおじさんが、何か振られたばっかりみたいだったから、仲間かも、と思って親近感が湧いて、声をかけた。
・・・ということだったようです。父親のことも、母親と彼氏のことも、感づいてるけど誰にも言えずに1人で悩んでいたらしい。
「じゃあ、こんなことするのははじめてなのか?」と聞くと、「うん。したことない。というか、エッチも彼としか、したことない」といいます。
「じゃあ、どうする、やめるか?俺も無理矢理はしたくないしなぁ」というと、
「もう、彼とは別れたいけど、吹っ切れずにいたから、吹っ切らせてほしいです・・・」といいます。
「ほんとに吹っ切りたいなら、逆に彼よりずっと気持ちいい思いをさせてあげようと思うけど、うんと優しくするから、キスもしていいかい」と言うと
「うん、そのかわり、ほんとに吹っ切らせてね・・・」といいました。
「じゃあ、亜美、って呼んでいいかい?」
「うん、おじさんは?なんて呼べばいい?」
「う・・せめて、おにいさん、にしてくれないかなあ。まだ25なんだけど・・・」
「ふふ、そこが気になるんだ、私達から見たら十分おじさんだけどね、いいよ、おにいさん、って呼んであげる。あ、もしかして、おにいちゃん、のほうがよかったりする?」
「ううっ!それ、いいなぁ。ぜひ、おにいちゃん、で!」
「なんか、近親相姦みたいでヤバい感じもするけど、まぁいいや、おにいちゃん!キスしよっか!」
・・・だいぶ、元気になってきたようです。
そこで、あらためて亜美の体を抱きしめて、顎クイして唇を合わせると、やはり緊張しているのか、体が固くなっています。
舌で唇をなぞると、ビクッとしたあと、おずおずと口を開けてきたので、舌を差し入れ、亜美の舌先を舐めると、またビクっとしましたが、舌先を動かし返してきました。
そこから、ゆっくり舌を絡ませるように動かすと、一生懸命舌を動かし返すのがわかり、固くなっていた体からも、だいぶ力が抜けてきました。
しばらくそうしていると、亜美の目がトロン、としてきたに気づき、唇と離すと、
「こんなすごいキスしたの、はじめて・・・おにいちゃん・・もう力が抜けちゃうよ・・・」といいます。
「じゃあ、少し先にすすめようか」そう言って、あらためて抱きしめて、後ろに回した手で、ブラのホックを外しました。
「あっ」と声を上げましたが、唇を耳に這わせ、「亜美、かわいいよ」と囁くと、「はぁぁっ・・!それだめ・・・」といいながら、力が抜けた体をこちらに預けてきます。
そのまま亜美の体を横たえ、耳から首、鎖骨と舌を這わせながら、手で身体を撫でつつ、ブラの下に手を入れて、ささやかな胸を撫でると、もう乳首は立っていました。
ブラをとりさって、乳首に舌を這わすと、「ん!!あんっ!」とかわいい声をあげます。乳首を軽く撫でるだけでも「はうっ」と声を出すほど敏感です。
脇を撫でながらお腹回りに舌を這わせていくと、「あああ!そんなとこ、なんでこんな、あああ!」と相変わらず気持ちよさそうです。
そして、腰回りを撫でながら、秘所に近づくにつれ「あああ!!ああんっ!」と声が大きくなってきました。ショーツを脱がせて、足を広げさせて自分で膝をかかえさせると、「ああん、こんなの、はずかしい・・・」といいながら、手は離しません。ヘアは薄くて、秘裂の縦筋が透けて見えます。まだ経験も少ないせいか、秘裂もきちんと閉じていますが、すでにじんわり潤ってきているようです。
キュッと締まって格好の良いヒップの肉を撫でながら、秘裂には触れずにそのまわりを舐めていると、「あんああん!」と相変わらずいい声を出してくれるので、秘裂の上で半分隠れているクリをペロっと舐めあげると「くううう!!!!」とのけぞり、愛液をじわっっと溢れさせました。これだけ反応がいいと、感じさせ甲斐があります。
舌を秘裂に差し込み、舐めあげると、そのたびにのけぞり、いい声を出してくれます。
まだ包皮をかぶったままのクリに吸い付き、皮をめくるように舐めながら少し強めに吸い上げると、
「え?!あああ!!なに?!こんなの知らない!!!ああああ!!!!!すごいよそれ!!あああ!!おかしくなっちゃうよぉぉおおおお!!!」と叫びながら、なんども背中を反らせています。
溢れ出る密は、もうお尻の穴を伝い、シーツまで流れています。
「亜美、ほんとにいいの?入れていいの?」
そう言って確認しましたが、うんうん、と頷くだけで、こちらを見る余裕はなさそうです。
一応了承を得た、ということで、私は、ゴムを取り出して私のモノにかぶせたあと、先を少し、差し込みました。
さすがにキツイ。最初の彼女も大学生で処女だったのできつかったですが、高校生を相手にするのは、はじめてです。失礼だけど同じく処女だった福島さんと比べても、弾力性が違う気がします。
個人差、なのかもしれませんが、中に引き込まれる感じがするさやかさんとも違い、ムニュッと締め付ける感じです。そして、やっぱり狭い。
「あああ!!それ、おっきいい!!それ無理~!はいんないよ!!あああ!だめぇ!!」
亜美が叫んでいますが、痛そうではないので、もう少しぐっ、と進めてみました。
「ひぁああああ!!広がるう!!中がひろがっちゃううよおおおお!!」
もう少し、いけそうです。ぐぐっ、と入れてみました。
「えええ!!まだ入るの?!あああ!だめ、もう入らない、んああああ!」
この反応は、たぶん、これ以上奥には誰も入ったことがないのだと思います。でもまだ半分。
「じゃあ、最後、入れるよ」そう言って、一気に奥まで入れました。
「ひいいいん!!!!イクイクイク!!!!だめだめーーー!!!あああ!!イクーー!!」
流石に動かすのはきついので、入れたままにしていましたが、亜美がピクピク動くので、そのたびに奥がこすれるらしく
「だめ、だめだってば、動かしちゃだめーーー!!またイクーー!!!あああ!イってる、イってるからぁあ!!!ああああ!!」
いわば、セルフ連続イキ状態になっています。潮吹きも止まりません。しばらくすると、
「だめぇえ!!イク!イクう!もう死んじゃう、死んじゃうってばぁぁぁ!!ああああ!!イクイク~!」とひときわ大きな声で叫び、大きくのけぞって痙攣したあと、ガクっっとベッドにおちてきました。
ちょっとやり過ぎた・・のかもしれませんが、彼氏への未練を吹っ切らせるためには、このくらいしておいたほうがいいだろう、と思い直しました。
私はまだイッていないので、私が出したものはありませんが、彼女が噴出したもので、シーツはびしょびしょになっています。バスルームからバスタオルを持ってきて敷き、その上に彼女を寝かせて、その上にバスローブを掛け、抱き合って横になることにしました。
月曜からは、また地獄と呼ばれた仕事が再開です。朝はさやかさんと一緒に出勤。
帰る時間が同じとはかぎらないので、車のスペアキーをさやかさんに渡しました。さやかさんが先に仕事を終えたら、スペアキーで私の車に乗れるようにするためです。
後ろの席に乗っていれば、窓はスモークガラスなので、外から見てもわからないと思います。私が先の場合も、車で待つことにしました。
先週もらった資料については、再度担当者に確認して、新しい正式版が来たので、内容に違いないことを確認したうえで、作業をすすめました。
時々さやかさんから、データ構造や再通信の仕組みなど、資料に乗り切らない部分での詰めの問い合わせがあり、お互いのソフトウェアで都合の良い点のすり合わせをおこなうことができたので、かなり建設的に作業が進み、その先の作業が滞っていることもあって、私もさやかさんも、水曜日は一時的に早く帰れそうな感じです。
その時間を有効利用しようと、水曜の昼、私は亜美のお母さんにメールを出しました。
「あなたの不倫について、ご相談」というタイトルと、「夜19時に、駅の近くで待ち合わせたい。駅周辺に来てほしい。あとで連絡する」と送っておきました。
そして夜、さやかさんと現場駐車場の車で合流しました。自転車も職場に置いてあるので、車で通勤していることは山口課長にはバレていないようです。帰り際、自転車置き場付近にいる山口課長を見かけましたが、知らぬふりをして帰りました。
さやかさんを宿に置いた後、「ちょっと出かけてくるね、食事は先にすませてていいよ」と言い、心配そうなさやかさんをなだめて、車でまた出発しました。
駅の近くに喫茶店を見つけ、車を有料駐車場に停め、喫茶店に入り、亜美のお母さんに電話をしました。時間は18:45。
なかなか出ませんでしたが、しばらくして電話にでました。
「こんばんは、昼にメールした者です。山口さんですね」
「・・・どういうご用件でしょうか・・」こわばった感じの警戒する低い声です。
「山口さん、メールにも書きましたが、奥さんの不倫のことと、ご家族のことについて、ちょっとお話したいことがありまして。」
「私、知りません、そんなこと。なにかの間違いじゃないですか」
とりあえず強気のようです。なので、「じゃあ、写真をご主人にお見せしても?」
「え・・・」と声を上げたまま、なかなか、返事がありません。
しばらく待っていると、「どうしろとおっしゃるんですか」返事がありました。
「いえ、ちょっとだけお願いがあるんですが、お会いできませんか。」
「無理です、そんな知らない人と待ち合わせるなんて」
「わかりました。じゃあ、ご主人、山口課長にこの写真は・・・」
役職を言ったことで、嘘じゃないと信じてくれることを期待しましたが、正解でした。
「・・・どこに行けばいいですか」
・・・やった!!
「駅前を真っすぐ行ったところにある、ボルガ、という喫茶店で」
「私は、携帯の上に車のカギを乗せてテーブルに置いておきます。それを目印に。19時で」
「わかりました。遅れるかもしれませんが」
「遅れないほうがいいと思いますよ。私、待ち飽きたら帰りますから」
「遅れないようにしますので」
そんなやりとりをして、電話を切りました。正直、心臓がバクバクです。
19時少し前、喫茶店の前で、誰かうろうろしているシルエットが見えました。そして19時を過ぎ、1分経たないうちに、亜美のお母さんが入って来ました。
ファミレスで見ていたので、もう顔は知っています。中を見渡しているので、手を挙げると、こちらに近づいてきました。
「どうも、山口さんですね。はじめまして」
「・・・なんとお呼びすればいいですか」
「まあ、名前はいいじゃないですか。亜美ちゃんのお友達です」
そういうと、なにを想像したのか、目を見開いて、
「娘になにかしたんじゃないでしょうね・・・!」と詰め寄ります。
「いやいや、友達ってだけですよ。別になにも悪いことはしてません」と言いながら、イイコトはしましたけどね、と心の中で思いつつ、つい、ニヤっと笑ってしまいました。図らずも、奥さんを不安にさせたようです。
「それより、奥さん自身のことです。まさか娘さんの彼氏と・・・なんてねぇ。」
「ど、どこでそれを?」
「え?どこでって、言われている場所がわからないぐらいあちこちでしてるんですか?」
「そ、そんなこと…」
「まあ、そんなことはいいんです。奥さん、ご主人さんには知られたくないですよね。としたら、どうしたらいいか、考えたら分かりますよね?」
「…そんなこと、あの人は信じないわ。」
「私も、言葉だけで信じてもらえるとは思っていませんよ。そのために、写真があるんですから。それに、亜美ちゃんもそんなこと知りたくないだろうなぁ・・」ホントは既に知ってますが。
そこで、スマホに移しておいた写真の中で、比較的問題少なめな写真を表示して、見せました。それを見て、一瞬息を飲んだのがわかりました。
「もちろん、写真はこれだけじゃないですよ。人に見せられないようなものもあります。」
「・・・」
「私も、面倒なことは嫌いなので、1回で済ませたいと思っています。この後、2時間ほど、お付き合いいただけますか?」
「それって・・・本当に、1回だけなんですね?終わったら、写真は消していただけるんですよね?」
「もちろん、そのつもりです。が、奥さんがこちらの要望に沿ってくださったなら、ですよ。」
「分かりました。あなたの言う通りにします。でも、先に家に電話をさせてください。ちょっと出てくる、とだけ言って出てきたので、遅くなると、娘に不審に思われるといけないので。」
「そうですね。私も受験生の亜美ちゃんを心配させたくないので、そうしていただけると助かります。」
奥さんは、私が亜美が受験生であることなど、すでにいろいろ知っていることに敏感に反応して顔を上げ、しばらく私を見ていましたが、諦めたように電話を始めました。
「もしもし、あ、亜美?お母さんだけど、今ね、駅前で友達に会っちゃってね、久しぶりに会った友達だったから、その友達からちょっとご飯付き合ってよって言われてね、軽くだけど食事してから帰るから、ちょっと遅くなりそうなの。」
「2時間くらいかしら。だから亜美、先にごはん食べててね。ごめんね。」
そういうと、覚悟を決めたように顔を上げ、
「時間がないから、行きましょう」
というので、会計を済ませ、私の車に連れていき、助手席に乗せました。
「やっぱり・・・男の人が考えることって、結局こういうことなのね。」
ホテルに連れていき、部屋に入ると、そう言いました。
「さぁ、私のこと、好きにしていいわよ。したいんでしょ」
と、睨みつけるように言いました。そして、上着を脱いで、キャミソール姿になりました。その下に、薄いブルーのブラとショーツが透けて見えます。
「全部脱げばいいの?脱がせたいの?それとも、脱がせないでするのが好きなの?シャワーしたほうがいいの?いらないの?」
私は一瞬あっけにとられましたが、主導権を握られている場合ではない、と思い、
「とりあえず、ここに座ってください。いくつかお話したいことがあります。」
そう言って、奥さんをベッドに座らせました。その反動で、亜美とはちがう大きな胸がぷるん、と揺れ、図らずも股間が反応してしまいました。いかんいかん。
「まず、ご主人さんが、浮気していることは、ご存じですか?」と聞くと、奥さんは立ち上がり、
「なんか怪しいと思ってたけど、やっぱりそうなのね!主人に手を出したのは、どこの誰なの?あなた、主人の差し金で来たの?!それとも女のほう?!私に浮気させて相殺しようっていうつもりなの?!」と怒り出しました。
「そうじゃありません。もしそうだったら、もう奥さんを襲ってますよ。落ち着いてください。とりあえず、深呼吸して、これから、ちゃんと説明しますから。」と私が静かに言うと、奥さんは、はぁ、と息を吐きだし、ベッドに座りなおして、
「・・・たしかにそうよね・・ごめんなさい、取り乱してしまって」と、少し落ち着いたようでした。
「ご主人の相手は、実は私の友人の女性です。私は、ご主人とは別の会社ですが、同じ現場で働いています。その女性は、ご主人と一緒に仕事をしている人です。」
「仕事の帰りが遅いと思ったら、職場の女とだなんて・・・」と、またキリキリしてきたので、
「もう少し聞いてください。ご主人が遅いのは、ほとんどは仕事自体で遅くなっているだけだと思います。でもその女性、ご主人に、ミスに付け込まれて、飲み会で飲まされてホテルに連れ込まれて、気づいたら犯されてたそうなんです。」
「主人が・・主人がそんなことするなんて・・・」
「それから、何度か呼び出されては、断れずに相手をさせられていて、最近は、職場でもセクハラさせて困っています。」
「そんなの、仕事を辞めれば済む話じゃない」
「私もそれを言いましたが、すぐにやめられない事情があるそうで、最悪それも考えてはいるそうですが、話を聞くと、ちょっとすぐには難しそうです。」
「訴えるにしても、ご主人のダメージは自業自得だからいいとしても、本人も晒さらされて、つらい目に遭うことになるのは、同じ女性の奥さんにも、ご理解いただけると思います。」
「だから、私にどうしろっていうのよ!」
「私からのお願いは、4つです。1つめは、写真と動画です。ご主人が、彼女としたときにいろいろ写真や動画を撮影されて、それで脅されているらしいので、それを削除してほしいんですが、ご主人のパソコンがあったら、その中を調べてもらって、画像を探して、見つけたら消してほしいんです。」
「画像ファイルの拡張子で検索すれば、でてくると思います。それはあとでご説明します。」
「2つ目は、画像がご主人の携帯にも入っているかもしれないのですが、普段、携帯はほとんどご主人がお持ちだと思うので、この際、ご主人の携帯を壊しちゃってほしいんです」
「ご主人が風呂に入る時にでも、たたき割ってほしいです。あと、SDカードが入っていたら、それも」
「そんなことをしたら、さすがの主人も怒り出すわよ。なんて言い訳すればいいのよ!」
「そこで3つ目です。先の2つができたら、ご主人に対して、浮気してることを知ってる、すぐ浮気をやめないと離婚する、と説得してもらえませんか。ご主人は、奥さんのご実家の援助がないと辛いんじゃないですか?」
「ご主人、BMWに乗ってますよね。この業界の収入で、ご家族も受験生のお嬢さんもいる状態で乗れる車だとは思えないんです。」
「でも、ご主人自身はあまり懐が温かそうでもないみたいですので、きっと援助いただいてるんじゃないかと思うんですが、どうでしょう?」
「確かに、私の実家から、時々援助はもらってるし・・家も、車も、そうだわ」
「携帯を壊されたら、ご主人、怒ると思うので、そのタイミングで、ご主人の浮気のことを持ち出して、たとえば、浮気の連絡がとれないようにしてやった、とか言って正当化するのがいいんじゃないかと思います。」
「そのうえで、4つ目、亜美ちゃんの彼氏さんとの浮気、やめてもらえませんか。亜美ちゃん、うすうす気づいてますよ。亜美ちゃんはご主人の浮気にも感づいていて、少なからず傷ついています。このままだと受験にも差し支えるんじゃないですか。大事になるまえに、終わらせていただけませんか。」
「娘が気づいてたなんて・・・知らなかった・・・」
「主人のほうは・・・確かに主人に離婚を切り出せば、浮気やめるかもしれないけど・・・私の怒りとストレスはどうするのよ!しかも、私と彼のこともやめたら、ストレスの発散のしようがないじゃない!」と、やっぱり怒り出しました。
「そこで、ここからは、私からの提案です。」
私は、奥さんの手をつかんで、私の股間に引き寄せました。さっき、大きくなりかけたばかりで、まだそこそこ、大きさを保っています。もちろんMAXではないですが、さやかさんや亜美の反応を見る限り、ご主人や彼氏と比べれば、この状態でも充分効果があると考えました。
「な!なにするの・・・」といいつつ抵抗しようとしましたが、一度触れると、私が押さえた手を放しても、私のモノに触れています。
「どうですか?一度これで、発散してみませんか?」そういうと、奥さんは、ごくり、と唾を飲み込みつつも、
「だめよ・・これ以上・・裏切るようなこと・・・」そういいながら、私のものを撫で始めました。
こういうのを世間では「落とした」というのでしょう。こんなこと初めてで、やぶれかぶれな作戦でしたが、なんとかうまくいきそうです。
「これは、浮気じゃありません。あなたを裏切ったご主人への仕返しですよ。」
そういいながら、私は密着するように横に座り、私のモノをさわらせたままで、そっと奥さんを抱きしめて、キスをしてみました。
18才のお嬢さんもいますし、たぶん40過ぎてそこそこの年齢だとは思いますが、色白で整った顔立ち、大きな胸とヒップは、思った以上に魅力的です。
「はあ・・だめ・・・」そういいながら、舌を絡ませてきます。
よし・・私のペースで行けそうです。
「奥さん、美人だし、あんな若造にはもったいないですよ・・こんなステキな体・・・」
私のどこからこんな悪者キャラが湧いてきたんでしょうか。こんな言葉が出てくる自分がこわいです。
「ほら、自分で脱いで・・・全部見せて・・・」
そう言うと、催眠術にでもかかったように、キャミソールを脱ぎます。その合間にも、ちょくちょく、私のモノを触ってきます。
「あなたも・・・これ・・みせてほいいわ・・」というので、私も奥さんの目の前で、トランクス1枚になりました。奥さんもすでにブラとショーツだけになっています。
「見られるの、はずかしい・・」と言いながら、片手で体を隠すようにしますが、もう片方の手は、私のモノから離れません。
「ナマで見たかったら、自分でトランクスを脱がせてください。」そう言って、奥さんの前に立ち上がりました。奥さんは、一度手を放し、私に少し近づくと、両手をトランクスの左右にかけ、トランクスを下しました。
触られて固くなっていた私のモノは、トランクスのゴムにひっかかり、外れた拍子に大きく跳ねて、私のお腹を打ちました。
「すごい・・・こんなの・・見たことない・・・」
そう言いながら、吸い寄せられるように、近づいて握り、私を見ます。
「いいですよ、思う存分、奥さんの好きにしていいんですよ」そう言うと、ほおずりするように丁寧に全体を舐め、玉にも舌を這わせた後、私のモノは奥さんの口の中に吸い込まれました。
結構すごい勢いで、音を立ててしゃぶってきます。が、大きいのを舐めたことがないようで、あまり奥まで口に入れてくれません。
「それで終わり?そんなんだと、いつまでも終わらないですよ?」と言うと、
びっくりしたように私を見上げてきました。
「主人も彼も・・・こんなにする前に出しちゃうのに・・・」
「もしかして、さっさとイカせて終わろうと思いました?でも、まだ俺はなにもしてないですから、ここからは、私からもさせてもらいますね」そう言って、奥さんの隣に座り直し、抱き寄せてディープキスをしました。
それだけでだいぶ力が抜けてきたようでしたが、耳から首、鎖骨、わきの下、と舐めていくと、ちいさく「あっ、ああっ」と声を上げ始めました。
体を舐めまわし、撫でまわして、さりげなくブラも外し、少しやわらかい胸を下から持ち上げると「はああん・・・」と声をあげました。
「気持ちいいみたいで、よかった。続けますね。」そういって、体中を撫でまわし、秘所にたどりついてみると、ショーツはすでにぐっしょり、中は大洪水でした。
「奥さん、すごいですね。俺で気持ちよくなってくれてるみたいで、よかったですよ。じゃあ、ここも、頂きますね。」
ショーツも脱がせると、溢れた密が糸を引きました。足を開かせると、さすがに恥ずかしいようで、顔を背けましたが、
中に指を入れると「あっ、あああっ、気持ちいい、ああああ!」といい反応をしてくれます。亜美の感じやすいのは、お母さん譲りかもしれません。
さらに奥に指を入れると、少し硬くなった部分を見つけたので、指を2本にして、ゆっくり出し入れすると、そのたびに「ああ!あああああ!それすごいいい!!」と大きな声をあげます。
そして、大きく赤く肥大して包皮から顔を出したクリの包皮を剥いて吸い付き、吸い上げながら舌先で舐めると、「くううう!!!!!ダメダメぇぇぇ!!!イクイクイクぅぅぅ!!」と大きな声をあげて、体をそらしてイき、潮を吹きました。
もう十分潤いすぎるくらい潤ったはずなので、まだぴくぴく痙攣気味の奥さんに、「そろそろ入れますね。」と言い、私のモノを一気にいれました。
「待って待って、あああ!なにそれすごい、あああああ!!!!またイクイク!!!イクぅぅぅ!!!」
ひと突きでイッてくれました。でも、私は終わっていないので、
「さあ、これからが本番ですよ」と声をかけると、大きく目を見開いてこちらを見ましたが、特に抵抗もしないので、了解してくれた、と理解して、大きくピストンを開始しました。
さすがに出産以来大きなものが通ったことがないせいか、そこそこ狭いですが、さやかさんや亜美のような締め付け感はないうえ、蜜の出方も多いので、心地よい快感を感じながら、ピストンできます。その気持ちよさは絶妙で、いつまでもできそうで、したくなる感じでした。
しかし、それは私の感覚で、彼女は違ったようでした。
「だめだめだめぇぇぇ!!!そんなにこすらないでぇぇ!!イッてるからぁぁぁ!!」
「なんか出ちゃう!あああ!ダメダメ、漏れちゃうううう!」
ぷしゅぷしゅ、とまた潮を吹き出しました。亜美の潮吹きも、お母さんの遺伝でしょうか。
「またイッちゃううう!!!ああああ!!!!!イッてるのに、くああああ!!」
「無理ぃぃ!!イッてるの、まだイッでるの”お”お”お”お”」
「お願い、ゆるじでぇぇぇ!!!言うとおりにするからぁぁぁ!!!」
「だめだめだめぇぇぇぇえ!しんじゃう、しんじゃううってばぁぁぁぁ!!」
「だべだってsd:ぽいあ:rtああああ!!:0たdrt:おd:tkdらt:!!!!」
何を言っているかよくわからなくなってきましたが、時々きゅっっと締め付けてくる感じが、気持ちいいです。終わらない気持ちよさもあるんだ、ということをあらためて教えてもらった気がします。
しかし、そんなことをしているうちに、約束の2時間が近づいてきたので、
「そろそろ、ラストスパートしますね。外がいいですか?中がいいですか?外なら外って言ってくださいね。そしたら外で出しますから」
と話して、裏返して後ろから寝バックにしてピストンを早めます。奥さんは、時々「ひっ」とか「ぐぁ」とか言うだけで、特に外に出すようには言いません。
「じゃあ、いいですね、このまま中に出しますよ~」そう言って、最後、奥の奥にずんん!!!と入れて、奥の一番狭いところに、出しました。
「ふうう・・・気持ちよかった。奥さん、どうでしたか?少しはストレス発散、できました?」と聞きましたが、反応がありません。
仕方がないので突き出たお尻をペンペン、としてみると、
「ん・・・」と声を上げました。顔を見ると、薄目を開けていますが、起きているかどうかわかりません。口の周りは、よだれでいっぱい濡れていました。
「奥さ~ん、そろそろ、出ないとまずいですよ~」と声をかけながら、汚れた部分をタオルで拭き、下着を着せ、服を着せてソファに座らせると、
「んんん・・・もう無理・・・」と言いながらも、自分で体を起こそうとしています。
「ん・・え・・え?」
やっと意識がはっきりしてきたようでした。
「私・・・あなたと・・・なんかすごかった記憶しか・・・」
「満足してもらえました?」
「満足というか・・・もう、他のはいらないというか・・・こんな世界があるなんて・・・」
「それはよかったです。あの、それは4番目のヤツなので、ほかの3つも、お願いしますね。」
「ああ・・。・・・そうね。主人の件。画像でしたっけ、それと携帯と、浮気の件と。」
「はい、お願いします。できれば亜美ちゃんの彼氏さんとも、もう」
「ああ・・あれね・・私、どうしてあんなので満足してたのかしら・・・乱暴にされて、それが・・なんか男らしく感じてたけど、小さくて早いだけなのに・・・それだったら、主人のほうが、まだ少しはマシだわ。」
「最近ずっとしてくれなかったけど、今度は、離婚しない代わりに、私の相手をさせるから、大丈夫よ。」
そう言って、にっこり笑いました。
「ありがとうございます。私の友人の件は、奥さん頼りなので、なんとかお願いしますね。」
「こちらこそ、ごめんなさい、弱みに付け込んできた悪党だと思ってたのに、いろいろ、亜美のことも含めて、心配してくれて、それに・・・気持ちいい思いもさせてもらっちゃって・・・。」
「またしてほしい・・って言いたいけど、それを言ったら、浮気してた主人と一緒よね。残念だけど。でも、ありがとう。すごくよかったわ」
そう言って、立ち上がろうとしましたが、立てません。
「ご、ごめんなさい、腰が、腰が抜けちゃったみたいで・・」
仕方がないので、会計を済ませて、奥さんに肩を貸して車まで連れていき、そのまま家まで送りました。
家の前で、亜美に電話をかけ、「ちょっと玄関先に出てきてもらっていい?」というと、「いま行きます!」と元気な声とともに、ばたばたと足音が聞こえ、玄関が開きました。
「おにいちゃん!!・・・・あれ?お母さん?なんで?」
「さっきね、駅の近くで、ふらふら歩くお母さんを見つけて、心配だったから、車に乗せて連れてきたんだ。なんか、友達と会って飲みすぎちゃったみたいでさ」
そう言うと、「ホントに友達と飲んでたんだ!私てっきり・・・」
「大丈夫だよ、たぶん、そっちも、もう全部終わったと思うから」そういうと、
「ホント?!ありがとう!おにいちゃん!!」と抱き着いてきました。
「いや、亜美、抱き着かれるのはうれしいけど、先に、お母さんを、家に入れてあげて」
そう言うと、「そうでした!お母さん!!うちに入るよ!!もう、ちゃんとして~!」
そういいますが、小柄な亜美一人では難しそうなので、「じゃあ、俺が連れて行くから、ドアあけてもらっていい?」といい、奥さんをお姫様抱っこして、家の中に入り、ソファに座らせました。
「亜美・・・いろいろ、ごめんね」
「ううん、大丈夫、おにいちゃんが、いろいろ話を聞いてくれたから。でも、いいなぁ、お母さんばっかり~お姫様だっこしてもらって~」というので、
「じゃあ、亜美もおいで」そう言うと、「おにいちゃ~ん!」と嬉しそうに抱き着いてきたので、お姫様抱っこしてあげました。
「え、亜美、おにいちゃん、って・・・どういうこと?」
「この前知り合って、数学を教えてもらったの。H大卒なんだって!私の志望校だから、合格したら先輩だし、いろいろ教えてもらったり相談に乗ってもらったりしたから、おにいちゃんって、呼ぶことにしたの♪」
「そうだったの・・・私てっきり・・・誤解してたわ。図書館かどこかで会ったの?いろいろすみません。亜美までホントにお世話になってたみたいで。」
「いえいえ、たまたま近くにいて、なにか悩んでるみたいだったから、話を聞いて、イロイロ教えたりしただけですから」(誤解じゃないし、ほんとにイロイロ教えちゃったけど・・・(汗))
そんな話をしていると、玄関が開く音がして、「帰ったぞ」と山口課長がリビングに入ってきました。そして亜美をお姫様抱っこしている私を見て固まりました。
「お前!あのときの!なんでここにいるんだ!亜美になにをしてる!!」
「山口課長、おじゃましてます。奥さんと、亜美ちゃんに、お世話になってます。」
「お世話って・・な、なんなんだ!まさか、お前・・・」
「あのね、おにいちゃん、私の志望校のH大卒なんだって!でね、この前数学を教えてもらったの!他にもイロイロ教えてもらったりして、仲良しになったの~!」
「そうよ、あなた、お客様に、ちょっと失礼よ。私だって、駅からの帰り道で足元がふらついていたところを家まで送っていただいたところなんだから。イロイロお世話になった人にそんな言い方はないでしょう?!」
「・・・なんでこんなヤツに・・・いったいなんなんだ・・・。もういい、風呂に入ってくる!」
誰も味方してくれないことに気づいた山口課長は、浴室に消えていきました。
私は、奥さんに目くばせして、「あれ、お願いしますね」と小声で言うと、
「まかせて。今のうちにやっちゃうから。」と小声で返し、亜美に見えないようにウィンクしてきました。
とりあえず、画像フォーマットの拡張子のことを説明して、私は山口家をあとにして、宿に戻りました。
夜に、さやかさんとビールを飲みながら、少しだけ、説明することにしました。
山口課長のご家族と接点ができたので、山口課長を牽制してもらうように頼んで、たぶんうまくいきそうだから、もう大丈夫なはず、、とだけさやかさんに伝えると、
「よくわからないけど、宮崎さんがそう言うなら、きっとそうなんですね。よかった、宮崎さんがいてくれて!」
そう言って抱き着いてきました。とはいえ、夜も遅いし、まだ平日なので、キスだけして、さやかさんは自分の部屋に戻りました。
そして翌日からまた仕事です。さやかさんの話では、その日から、山口課長がさやかさんから距離をおくようになった、とのこと。
仕事のことで「山口課長、」と声をかけると一瞬ビクッっとして、「な、なんか用か」と聞いてくるようになったそうです。
以前は、周りに人がいないと、用がなくても近くに寄ってきては、肩に手を置かれたり、耳元で話しかけてきたりすることが日常茶飯事だったそうですが、それもなくなったとのこと。奥さんが、うまくやってくれたようです。
そんな日々が2ヶ月、そして、また土曜、週末にそなえてキリのいい終わり方をすべく頑張って仕事をしていた午後、福島さんからメールがありました。
「宮崎くんに会いたくなったから、これから、そっちに行きます~!今電車に乗ってる!」
え?!いきなり?来てどうするの?俺も夕方まで仕事だけど、どうしたらいいの?と思いました。たしかに先週、週末は何もすることがないから、日曜は相手できると思うよ、と伝えてはありましたが・・、予告なしに来るとは!ってかもう移動中?!
来たあとどうするつもりなのかもよくわからず、とりあえず到着時刻を聞いたら、しばらくして、「駅に着きました!」というメールがありました。
「仕事が終わったら迎えに行くね」と返事をすると、「大丈夫!」と返事がきました。
なにが大丈夫なんだか・・・わからないながら、比較的仕事もスムーズだったので、いつもの土曜よりは少し早めに仕事が終わり、さやかさんを乗せて宿に帰りました。
と、宿の玄関前に、見覚えのある人が。福島さんでした。
「宮崎く~ん!!」と言いながら、抱き着いてきます。
「ふ、福島さん、ひさしぶり、でも、ちょ、ちょっと、落ち着いて!」というと、「あはは、ごめんごめん!」と言いながら、離れました。
車のほうを見ると、助手席から降りてきたさやかさんが、じとっとした目でこちらを見ています。
なんかやばい、と思い、さやかさんに向かって、
「さやかさん、あ、あのね、この人は、福島さん、会社の同僚というか、同期で、えっと、たまに飲みに行ったりとかする友達、なんだ。」そう言って福島さんを見ると、一緒に車から降りてきた、私とさやかさんを見比べています。やばい。
「えっとね、福島さん、この人は、同じ現場で働いてる、さやかさん。会社は違う人なんだけど、ここの旅館のお孫さんで、ここから現場に通ってるから、一緒に乗せていってる、んだよ?」
なんか、2人とも、微妙な表情になっています。そして2人が向き合い、
「はじめまして・・さやかです・・。もしかして、宮崎さんの彼女さん、ですか?」
「福島です、いつも宮崎くんがお世話になってます・・やだ、彼女だなんて、そんな、まだ・・・」
「え、彼女さんではないんですか?仲がよさそうに見えましたけど」
「まだそこまでは・・・」
「なんだぁ、違ったんですね・・・よかった・・」
と、挨拶するも、なんか、雰囲気がいまいち、内容もよくわからない・・・。
どうしよう。
と、福島さんが、「そうだ、宮崎くん、この辺にどこか宿ないかなぁ。タクシーでここまで来て、ここのおばあさんに泊まれますか、聞いたんだけど、いま宿泊してる人以外は受け付けてない、って言われちゃって・・・困ってたの。」と言いました。
宿も決めずに来たんかい!!この辺、昔はもっとあったそうで、古い旅行雑誌とかだと載っていたかもしれませんが、今はここしか宿がありません。
しかたがないので、3人で中に入り、おばあさんに「あの、この人、俺の職場の同僚なんですけど、泊れないと思ってなかったみたいで直接来ちゃって・・・。」
「もし可能だったら・・どこかの部屋に・・泊めていただけないでしょうか。最悪食事とかナシでもいいので」
「そうは言っても、ねぇ、お泊めするなら、ちゃんとお客様として泊まっていただきたいし・・」とおばあさん、旅館としてのプライドというか、矜持もあるようです。
「もしダメだったら、私の部屋でも」というと、
「それはだめ!!」
突然、さやかさんが言いました。
「じゃあおばあちゃん、私の部屋に泊める!私の友達が来たと思えば、いいでしょ?!前にも、友達を泊めたことあったよね?!」
「でも、さやかさんの友達じゃ・・」と言うと
「これから友達になるから!ね?!いいでしょ?!おばあちゃん、お願い!」
おばあさんも、孫から頼まれると、さすがにイヤとはいえないようで、「宮崎さんにはさやかのことでお世話になってるし、宮崎さんとさやかがいいなら、ウチはいいよ。さすがに夕食は今からだと準備ができないから無理だけど、明日の朝食は用意できるし、お風呂も入っていいから」そう言ってくれました。
よくわかりませんが、なんとか泊まれるようになったようです。
部屋に荷物を運んだあと、食事はどうする、という話になり、まずは風呂に入って、2人分の食事は部屋に持ち込んで、それをつまみにして飲もう、ということになりました。
「さやかさん、でしたっけ?ありがとう!」
福島さんは泊まれることになって、うれしそうです。よかった。
「ううん、このくらい、なんでもないですよ。さすがにね、旅館の孫としては、お世話になった大恩人のお客様の友人を放り出すわけにはいかないですし。」
「そうなんだ~、お世話したんだね、宮崎くん」
「いや、そんなことないって!!さやかさん、ごめんね、なんだったら、荷物だけ置かせてもらって、寝るのは俺の部屋でも構わないけど。」と言うと、
「ダメです!彼女さんならともかく、そうでないなら、私の部屋で!」
「わ、わかったよ、ありがとう、さやかさん。」
ということで、とりあえず風呂に入ることにしました。
例によって、ビール持ち込みです。
体を洗って岩風呂に行き、はぁ、と湯船でくつろいでいると、女性の内湯から、なにやら声が聞こえます。
「え!岩風呂って書いてあるよ!!」
「そこから先が岩風呂になってるの。でも、男女混浴だからね!」
「そうなんだ、岩風呂、いいね!行ってみていい?!」
「だ、だめよ!向こうは混浴だっていま言ったでしょ?宮崎さん、いるのよ?!」
「いいじゃんいいじゃん、お風呂なんだから、裸の付き合いだよ~!」
「あ、福島さん!だめだって、あ~!」
というやりとりが聞こえたあと、女性内湯と繋がるドアが開き、福島さんが姿を現しました。前にも見たけど、メリハリのある姿、きれいです。うしろから、追いかけるようにさやかさんも続きます。何度見ても、ここで見るさやかさんの裸は、神々しいです。
「あ、福島さん、さやかさん、こっちこっち!」
「あ~、お風呂でビール~!!いいなぁ!!私も欲しい~!」
「あああ!福島さん、お湯に入らないと、全部見えて!」
「福島さんとさやかさんの分もあるよ!はい。」
そう言って私は立ち上がり、ビールを出して手渡しました。
「ありがと~!つめた~い!」
さやかさんが、ビールを受け取りながら、福島さんと私のそんなやりとりに、驚いた顔をしています。
「ん?さやかさん、どうしたの?」
「どうしたのって・・2人とも、付き合ってるわけじゃないのに、どうして裸見せあって平気なんですか!」
「え、だって、もう何回も見てるよね。」
「うん、それに、さやかさんだって、一緒だよね」
「そ、そうだけど・・・私はともかく・・・なんで・・なんでそんな裸を何度も見てるんですか・・・やっぱり・・そういう仲なんじゃないんですか・・・」
「あ~、そういうことか。ごめん、とりあえず風邪ひく前にお湯にはいろっか。」
そう言って、お湯に浸かります。ちょっと冷えたので、熱めのお湯が気持ちいいです。
「さやかさん、前にね、ちょっと話したことがあったと思うんだけど、俺の想い人が遠くに行っちゃった話。」
「はい・・・聞きました。」
「で、それを慰めてくれた人がいた、っていう話もしたよね。」
「はい・・・それも覚えてます。」
「その、慰めてくれた人が、福島さんなんだ。」
「慰めるって・・・よくわからないけど、体を張って慰めてくれたってことですか・・」
「う~ん・・・結果としては、そうなった感じ・・・かなぁ。。」
「え?え?なんの話?想い人って?!宮崎くん!そんな人いたの?!いつ?!誰のこと?!」
「え、あの、いや、その」
「はぁぁ・・。なんかわからないけど、とにかくそんなことがあった、ってことなんですね・・」
「まぁ、そ、そういうわけなんで。」ふう、なんとか収まった・・と思ったのですが、まだでした。
「なんかよくわかんない~・・・。というか、逆に、さやかさんは、どうして宮崎くんの前で、裸で平気なの?」
矛先が変わっただけでした。
「え?!、あの、私はココの旅館の孫で、時々仕事も手伝ってるから、お客さんである宮崎さんのお世話なんかも、あの、しちゃったりするわけで」
「え、そういうお世話なんかもしちゃうお仕事なの?」
「違います!違いますけど、宮崎さんに関しては、結局違わないというか、お世話するよりむしろお世話になってるというか・・」
「宮崎くんとお付き合いしてる・・ってわけではないの?」
「それも違います!というか、そうなったら・・・いいけど・・・ゴニョゴニョ・・・」
なんか、最後がよく聞こえませんでした。
「う~ん、やっぱりよくわかんないけど、結局、3人とも、お互い裸でも大丈夫な友達、ってことでいいんだよね?」
「ああもう!いいです!それで!」
「だ、大丈夫?さやかさん、福島さんも」
「そもそも、宮崎さんが全部悪いんです!ほら、その証拠に、もうここ、こんなになってて!」
といきなり私のモノを握って、動かしてきました。
「はうっ、さやかさん、いきなり・・・」
すみません、眼の前で美人が2人裸で言い争ってる姿、平常心で見るなんて無理でした。
「ほんとだ!あいかわらずおっきいね!!」
と福島さんもニコニコと私のモノの先っぽを手で掴んでくるくる動かします。言ってることは無邪気そうですが、やってることはすごいと思います。
「あああ、福島さん、そこ、ダメ・・・」
「あ、今日の宮崎さん、珍しく受け身ですね。じゃあ、こんなのは・・?」さやかさんが、隣に来て、私のモノを握って上下させながら、私の乳首を舐めてきました。
「くっ!さやかさん、やばいです、それ」
「え、いいな、わたしもする~」
福島さんも反対側に来て、先をくるくる撫で回しながら、反対側の乳首に吸い付いてきました。
「ああ!福島さん!ダメだってば!!あああ!でちゃうよっ!!」
そう言いながら、腰を前に突き出すと、福島さんが私の腰を支えてくれて、お湯から顔をだした私のモノをぱくっと咥えてくれました。
その刺激で、私の射精感が崩壊、福島さんの口の中に、放出しました。ごくっ、っと喉をならして飲み込む福島さん、
「いっぱい・・出してもらっちゃった♪」と福島さんが言うと、
「ずる~い、私もほしい・・・」今度はさやかさんが、咥えてくれて、残っていたものを吸い出してくれました。
「はぁぁぁ・・・美人二人に一度にされるなんて・・・天国に行っちゃった気分・・たまんないよ・・・」
そう言うと、「んふふ♪」「でしょでしょ♪」と、なんか2人とも、ご機嫌で、仲良くなってくれたようで、どうやら嵐は通り過ぎてくれたようでした。
いろんな意味でのぼせ気味になったので、部屋に戻ることにしました。
私はすぐ上がり、しばらくして女性2人が戻ってきたところで、あらためて乾杯です。さやかさんの部屋に布団を2枚敷いておき、いつでも寝られるようにして、私の部屋で呑むことにしました。
食事は皿数が多いので、2人分を3人で食べても、充分あります。直接、それぞれの箸でつつくことも、2人とも気にしていないようでした。お風呂から上がってから、すごく仲良くなっています。
「だって、さやかさんとは、同じものを口にした仲だし!宮崎くんは、出した本人だし!」
って、福島さん、相変わらず屈託のない笑顔で、とんでもないこと言ってますが、なんか違う気がします。ここはスルーします。
さやかさんが福島さんに、職場でセクハラされているのを宮崎さんが阻止してくれた、と話してくれました(レイプされたことまでは、さすがに言えませんが)。
福島さんは、さやかさんに、宮崎くんがストーカーから守ってくれたこと、以前も列車のトラブルで旅行先で帰れなくなったときに宮崎くんがフォローしてくれた、と話してくれました。
そんな会話を通じて、それぞれ私との信頼関係ができたきっかけを伝えてくれたので、お風呂でのこともあり、なんとなく2人で私を共有するような雰囲気ができていました。
私としては、すべて成り行きだったことで、2人の美女に持ち上げられて、うれしいながら、ちょっと居心地が悪いくらいでした。
少なくとも山口家の女性2人には、普通に考えたらとんでもないことをした男なわけで、人にはとても言えません。
酔いも回って、日付も変わり、一度トイレに行ってから、そろそろ寝るか、ということになりました。
「じゃあ、俺はこっちだから、2人とも、おやすみ。」と言うと、
「何言ってるんですか」「宮崎くんもこっちで一緒に寝るんだよ~!」
と、手を引かれました。え?どういうこと?と聞くと、2人で顔を見合わせてえへへ、と笑い、
「あのね、さっき宮崎さんがお手洗いに行ってたときに福島さんと話して」
「3人で寝ようか、っていうことになったの。宮崎くん、まさかイヤって言わないよね?!」
と、とても拒否できる雰囲気ではありません。というか、願ってもないことです。
「いいの?2人とも。」
「もちろんです!」「もちろんよ!」と息もぴったりでした。
そして2人の部屋にいくと、2枚の布団が、くっついて並んでいました。
「宮崎くんは真ん中ね!」
「私はこっち」「じゃあ私はこっち」と並んで川の字に。
両側から密着されて腕に絡みつかれ、とても眠れる状況ではありません。
「宮崎くん、会いたかったよ」と言われて、頬にキスされたので、そちらを向いてキスしていると、後ろから、さやかさんが抱きついてきて、背中に柔らかいものが密着します。
「宮崎さん、ほんとにありがとう」
抱き着いてきたさやかさんの指が、私の股間にのび、トランクスから私のモノを出して、なではじめます。そして、もう片方の手が、私の後ろの穴をなではじめ、すごい快感が襲ってきました。
「ほんとに・・・男性もお尻も感じるものなんですね・・・宮崎さんのココ、ビクってなって一回り大きくなりましたよ」
「さ、さやかさん、そんなこと、どこで・・」というと
「もちろん、ネットです、誰にもしたことないですし、されたこともないですから。宮崎さんが初めてだし、感じてもらえてうれしいです」そう言い、前と後ろをクリクリと動かしながら、私の背中を舐めてきました。
いままで感じたことのない、ゾクゾクとした快感が駆け巡ります。
「さやか・・さん、、」そう言いながら、後ろを振り返ろうと頭を上に向けると、
「だめ・・・宮崎くん、そっち向いちゃダメだよ・・・」そう言って、福島さんが、私の耳に舌を差し込んできました。
「くうっ!」・・・耳がこんなに感じるなんて、知らなかった!!
「ふ、福島さんも、なんで、あっっ!」今度は、逆側の耳を、さやかさんに舐められました。ヤバい、理性が飛びそうです。
「宮崎くんに、いつも耳を責められるから、お返し!あと、ここも、いいんだったよね・・・?」
今度は耳の中を指で撫でながら、福島さんが片方の乳首を吸い、もう片方の乳首を指で撫でまわしてきました。
「あああ・・・福島さん・・・やばい・・・」
「んふふ・・・宮崎さんが情けない声出してる・・・でも、そんな声も素敵ですよ・・・」
耳を舐めていたハズのさやかさんが、いつのまにか私の下半身に移動していて、私のモノを口でしゃぶってきました。同時に、アナルも、時々少し強めに指を入れそうな動作をしてきます。アナルの快感がヤバいです。
「さやかさんっ!!ああ!そこ、やばい、すごい気持ちいいよっ」
2人に翻弄され、瞬く間に射精感が高まってきました。
「あああ!出ちゃいそうだよ・・・さやかさんっ!!」
「じゃあ・・・私にください・・・」
さやかさんはそう言って、私の上にまたがり、私のモノを、自分の中に一気に入れました。そして、腰を前後に動かします。締め付けられて動かされて、受け身の快感は別格でした。
「うぉお!さやかさんの中、メチャきもちいいよ!!」
すると、「宮崎くん・・・気持ちよくなってばかりじゃなくて、私も気持ちよくして・・」と、福島さんが私の顔の上に乗ってきました。
私は、夢中で福島さんの秘所とクリトリスを舐め、あふれる蜜を吸いました。
いつもは女性を責める側なのに、責められてみると、思いのほか快感をこらえるのは大変で、その快感に翻弄されそうになっていました。
「あああっ・・・宮崎さん、いつでもイッていいんですよ・・・これ・・キモチいい・・!」
そう言いながら、さやかさんの腰の動きが激しくなってきて、奥にこすりつけるような動きになってきました。先っぽがこすれて、ヤバいです。
「ああん、宮崎くんが、私の舐めてる・・・それ、すごい、キモチいいのお・・!!!」
2人とも、体をささえきれなくなってきたのか、お互い手を絡ませて支えあっていたようですが、そのうち、2人とも前かがみになってきて、見つめあったかと思うと、2人、キスしはじめました。
至近距離でみる美人2人のキスはなまめかしくて、私の頭は沸騰しそうになり、私の下半身は、耐え切れずに沸騰しました。
「あああああ!!!出る、、出ちゃうよ!!さやかさん、福島さんっっ!!」
もう、どちらに何をされて誰に出しているのかわからなくなるような感覚で、思いっきり出すつもりで、何度も腰を突き上げ、押し付けられたクリトリスを強く吸い上げました。
「あああ!!これすごいい!!!イクうう!イッちゃうううう!!」
「そんな吸われたら頭がヘンになっちゃうよぉぉ!!あああ!イッくぅぅぅ!!」
3人で絶頂し、3人でお互いを支えながら、今までにない気持ちよさを味わい、私はなんとか2人を抱きしめて布団に横になり、息が落ち着くまで、しばらくそうしていました。
2人の息も落ち着いてきたので、聞いてみることにしました。
「はぁぁ・・・。今日の2人、どうしたの・・?なんかすごかったよ・・・」
「さっき宮崎くんがトイレに行ってる時にね、いつも宮崎くんに気持ちよくされてばっかりだったから、さっきは今日はしてあげられてよかった、って言ったの。そしたら」
「私もいつも翻弄されてて・・でも反撃する間もなく感じさせられちゃうし、って言って」
「今日は2人だから、2人で宮崎くんを責めちゃおうか、ってなって」
「私がピル飲んでる、って言ったら、福島さんが、じゃあ最後はさやかさんで、って言ってくれて」
「私はどうすればいいかな、って聞いたら、顔面騎乗すれば、って言われて・・・わからなかったからスマホで画像しらべたら、メチャ恥ずかしい格好で・・悩んだけど、宮崎くんが喜んでくれるなら、って、やってみたの・・・」
「そうだったんだ・・俺さ、女性に責められるって、はじめての経験で、ちょっと翻弄されちゃったよ・・やばいよ、クセになりそう」
「んふふ、よかった、宮崎さんに喜んでもらえたみたいで。」
「ね、なんかやり返せた気分?」
あらためて、川の字で並んで横になりながら、二人を抱き寄せて、幸せな気分になりつつも、ちゃんと彼氏がいたわけではないさやかさんが「顔面騎乗」を知ってたのは、きっと山口課長にやらされたからなのか、と想像してモヤモヤしました。
そして、処女だった福島さんを、彼女にするわけでもなく、私にこんなことさせるのを当たり前と思わせる状況になってしまっていることにも、良心がちくり痛んだりします。
誰もが羨みそうな状況で、なんとなくキモチが沈む自分に、呆れている自分もいました。
とはいえ、反省だけならサルでもできる、とりあえずさやかさんは一歩進める状況になったわけだし、福島さんも、遠からぬうちにどこかで白黒はっきりさせることを心に決めて、とりあえず今日のところは今の状況に流されることにしました。
モヤモヤしながらも、自分の中で整理をつけたせいか、急に睡魔に襲われ、2人を抱き寄せたまま、眠りにつきました。
朝、日曜は朝からいい天気でした。
目覚めると、すでにさやかさんの姿はなく、裸のままの福島さんが、私に絡みつくように抱き着いて眠っていました。なにかむにゃむにゃ寝言を言っていますが、よく聞き取れません。
かわいいな、と思いながら見ていましたが、ふと口をあけたかと想うと、よだれが流れてきたので、思わず指ですくうと、福島さんも、舌をだして、私の指をちゅぱ・・と舐めはじめました。
「ん・・・みや・・くん・・・おっき・・ね・・・・おいし・・・・」と寝言のように言いながら、舌を絡ませるように舐め始めたので、
「俺の、おいしい?」
「うん・・・み・・きくん・・の・・おち・・・ん・・・・すき・・・」
「いっぱい舐めていいよ」
「う・・しい・・・や・・きくん・・・すき・・・」
なにか、夢を見ているのでしょうか。
「福島さんも、かわいいよ」というと
「んふふ・・」と笑って、また指を強く吸いました。そして、薄く目を開けると、
「・・・ん・・・んん?!」
私の指を咥えたまま、大きく目を開けました。
「み、宮崎くん?!」
「おはよ、福島さん」
というと、あわてて指から口を離して、手で口を隠し、
「わ、私、なんか言ってた?!」というので
「いろいろ。楽しそうだったよ」と言うと
「え?!私、なに言ってたの?!教えて!?」と聞いてきます。
「いや、聞かなかったことにするから、大丈夫だよ」とにっこり笑ってあげると、
「あ”~!!まさか、あの、ぜんぶ口に出してた?!」
「全部って、どこからが全部なのかわからないけど・・・いろいろ言ってたよ♪」
「いやー!宮崎くん!!忘れて!今の全部忘れてー!!!」
「うん、大丈夫!忘れたから♪」
「きっと違うー!忘れてない~!!やーん!」
そう言いながら、うつぶせになって布団引っ張ってをかぶってしまいました。
かけてあった布団が大きく上にずれたので、きれいな足が布団からでてきて、それはそれで眼福です。
「頭隠して尻隠さず、っていうのはこういう状態かな?」と言いながら、福島さんの足元に回り込んで、布団をまくりあげてお尻を露出させて、そこに舌を這わせました。
「はううう!!!」
「不思議だね、何もしてないのに、すでにすごく濡れてるね。なにか想像したのかな」
「ち、ちがうから!ヘンな夢なんて見てないから!」
「そっか、ヘンじゃない夢を見てたんだね。」
「そうじゃなくて、あああ!!ちがうのおお!!」
そんなことをしていたら、
「おはようございま・・・あっ・・おじゃまでした・・?」
とさやかさんが顔を出しました。
「福島さんがね、頭隠して尻隠さず、の実演をしてくれてたんだ。」
「だからお礼に、舐めさせてもらってたトコ」
福島さんを舐めながら話しましたが、福島さんは、さやかさんに気づいていないようで、
「ああ!イク、いくううう!」とお尻をピクピクさせてくれました。
「じゃあ、キリのいいところで、朝ごはんに来てくださいね」
そう言って、さやかさんはにっこり笑って戻っていきました。すると福島さんが顔を出して、
「さ、さやかさんに見られてた~!」
「大丈夫だよ、お尻でイッてるところだけだから。」
「大丈夫じゃないよ~!恥ずかしすぎる~!!」と言ってまた布団をかぶろうとするので、「また舐めてほしいの?」と聞くと
「ちが・・!ちがわないけど、舐められるとうれしいけど、今はだめ!!」
そういって、布団から出てきました。
2人で着替えて食堂に行くと、普段より少し片付いている気がします。
「おはようございます」「おはようございます~!」
厨房に声をかけると、さやかさんが、ごはんを持ってきてくれました。
「おはよ、福島さん」
「お、おはようございます・・・さっきはお見苦しいものを・・・お見せしちゃって・・」福島さんが、真っ赤になっています。
「大丈夫、私も宮崎さんに翻弄された後は、たぶんあんな感じだと思うから」と、にっこり笑います。
「ところで、今日はどうする?」と2人に聞いてみると、
「私はお昼の電車で帰ればいいから、午前中、宮崎くんがヒマだったらどこかに連れて行ってもらえたらうれしいけど。ダメなら早い電車で帰るよ」
「うん、俺は大丈夫だよ。さやかさんも行く?」と聞くと
「私も行きたいトコだけど、今日、旅館にお客さんが来るみたいで、それが、ここを買い取りたいって話らしいの。」
「おじいちゃんは、たぶん断るけどな、と言ってたけど、どんな人がくるか気になるから、私も同席しようかと思ってて。福島さんをお見送りしたかったけど、ごめんね。2人でデート楽しんできて。」とのこと。
さやかさんもこの旅館を大事に思ってるようだから、一緒に話が聞けるのはいいことだね、と話して、食事のあと、少ししたら出かけることにしました。
食事を済ませて福島さんと部屋に戻り、
「このあとどうする?ドライブするにも少し早いよね?」と言うと、
「もう一回あの岩風呂に、宮崎くんと入りたい・・・」といいます。たしかに、昨日も今朝も、少しドロドロになってるわけだし、流したいか、と思って、一緒にお風呂に行きました。
私は内湯で軽く流して岩風呂に行くと、まもなく福島さんも来ました。
そして、座っている私に抱きついてきました。
「昨日から・・・エッチなこといっぱいしたのに、宮崎くんの、入れてもらってない・・・これ・・・欲しかったの・・・ください・・・これ・・・」
そう言って、自分で私のモノを、自分の中に入れていきました。
「はああっ・・入ってきた・・宮崎くんが、私の中でいっぱいになってるうう・・・!」
苦しそうに眉をしかめながら、奥へと導いていきます。
「くううっ!!こ、これで全部・・・宮崎くんがぜんぶ私のなか・・うれしい・・」
「このままで・・・このままで宮崎くんを感じさせて・・」というのであえて動かず、
「福島さん、福島さんの中、キモチいいよ・・・」そう言いながら、抱きしめました。
「ホント・・・??私、宮崎くんを気持ちよくできてる・・?」
「いつも私ばっかり気持ちよくされてて・・・こうしてると安心する・・・」
そう言いながらも、じわじわと腰が動き出しています。
「はああっ・・きっとしててもキモチいいのに・・腰が動いてダメになっちゃいそう・・」
「ダメになってもいいじゃない・・・感じてる福島さん、かわいいよ」というと、
「だって・・ホントにダメになっちゃったら、私、困っちゃう・・・ああん・・宮崎くんにも迷惑かけるし・・」
福島さんの言いたいことが、私にもわかりました。彼女は自制してくれてるし、私も彼女のキモチに応えられずにいるこの状態が、限りなくズルい状態なのはわかってるものの、決断ができない自分が情けなくなります。
「ごめん、俺も、こんなことしてるのに、まだ自分自身、よくわかんないんだ・・・」
「いいの・・今・・・今だけは・・んあっ・・私を見ててくれればいいから・・・」
「わかった・・ありがとう・・」
健気な福島さんを愛おしく感じながら、福島さんの腰の動きでこすられる先っぽが、そろそろ耐えられなくなってきました。
「福島さん・・・そろそろ出そうだ・・・出ちゃうから、抜いて・・」そう言うと、
「ああん・・今日は・・今日は大丈夫だから、お願い、宮崎くんの、そのまま下さい・・・あああ!」
そういって、強くしがみついてきました。そして、奥が一段と強く締まり、
「ああああ!!宮崎くんっ・・いいっ!!」
「福島さんっ、もし、もし万が一できちゃったら、その時は俺、責任取るからっ!!出すよっっ!!」
「おおおお!出るよ、福島さんの中に、出すよっ!!くあっっ!出るっ!!」
私も福島さんを強く抱きしめて、その一番奥に、放出しました。
「あああっ!うれしいっ!!熱いの出てるぅ!!あああ!イクっ!!!」
そうして、2人でしばらく何も言わずに抱き合っていましたが、どちらからともなくキスをして、息がおちついたところで、風呂から出ることにしました。。
「ホントにお世話になりました。無理なお願いを聞いてくださってありがとうございます」
「いえいえ、こちらこそ、はじめ杓子定規なことを言ってすみませんでした」
「福島さん、もう友達なんだから、また遊びに来てね」
「ありがとう、さやかさん。うん、また来るね。」
「じゃあ行きますか。たぶん夕方には戻ります。」
「宮崎さんも、行ってらっしゃい」
そんな会話をして、車に乗り込み、ドライブがてら、福島さんと出かけました。
「お昼は食べてからで大丈夫なの?」
「うん、14時頃だったかな。16時のでも大丈夫だったはずだけど、前回みたいなことになると困るしね」
「確かに・・・またお世話になります~、って舞い戻ったら笑われそうだ。」
そう言って笑いました。
今朝のことは、お互いしばらく忘れておくことにしました。というか、決断が必要なのは、私のほうなのですが。
そんなことを考えていると、気づくと無口になっているようで、福島さんに
「ほら、また余計なこと考えてるでしょ。もう、私も言うの恥ずかしかったんだから、寝言も含めて、とりあえず今は忘れて~!」
と半分茶化してくれました。
例の峠の展望台に行ってみると、今回は何台か車があり、人も何人か出ているのが見えました。中に、見覚えのあるBMWがありました。もしかして、また山口課長が他の女の子とよからぬことを・・・と思いつつ、さやかさんから離れてくれるなら、もう関係ないか、と思い直して、車を降りて、福島さんと展望台に登ってみました。
高さの差はそれほどでもないのに、上から見る景色は、格別です。下からは見えなかったものまで見えているような気がします。
右手に、なにか当たった、と思ったら、福島さんの手でした。思わず顔を見合わせたあと、ふっと笑って、手を繋ぎました。知ってる人もいないし、今を楽しもう、そう思いました。
そのまま手を繋いで、2人で展望台を降りようとすると、後ろから「おにいちゃん?!」という声が聞こえて、振り返ると、亜美でした。見ると、奥さんと山口課長も一緒です。
「あら・・・お久しぶりね!」「おっ、お前!」三人三様の声の掛け方に笑えましたが、
「こんにちは、おひさしぶり・・・でもないですかね。ご家族でドライブですか?」と言うと、
「そうなのー。お天気がいいから、受験勉強の気分転換に、ドライブ行きたい!って言ったら、お母さんが、お父さんにここに連れてきてもらおう、って言ってくれて。」
「で、おにいちゃんは?もしかして、彼女さんとデート?!いいなぁ!!」と言ってきます。
「そうだったんだ、家族ドライブ、いいね!俺のほうは、まあ、そんな感じです。」と言うと、福島さんが、少しびっくりした顔でこちらを見ていますが、手はつないだままでした。
「そっかぁ、お兄ちゃん彼女いたんだー。残念~。いなかったら立候補したかったのになぁ」
「亜美っ!だっ、ダメだ、こんなヤツは!!」
「あら、いいじゃない、やさしいし、頭もいいし、かっこいいし、いろいろ強そうだし、こんな人、そんなにいないわよ。」
「あの・・・宮崎くん、こちらは?」福島さんに紹介するのを忘れてました。
「あ、ごめん、えっとね、こちらの方が、別会社だけど同じ現場にいる山口課長、それに山口課長の奥さんと、お嬢さんの亜美ちゃん。」
「亜美ちゃんには、たまたまちょっと数学とかいろいろ教えたことがあったのと、奥さんはこっちもたまたまなんだけど、通りがかりで具合悪そうにしてたのを見かけて、家まで送ったことがあってさ、みなさん、それぞれご縁があったんだよね」
「そうなんだ!こっちでも宮崎くん、仕事以外にもがんばってたのね。あの、私、宮崎くんと同じ会社の同期の福島といいます。昨日からこっちに遊びに来てるんです。宮崎くんがお世話になってます」と挨拶してくれました。
「こちらこそ。宮崎さんというのね、この前はお名前、伺いそびれちゃったから。こんなステキな彼女がいたなんて。私、ちょっと残念だわぁ。もう少し若かったら、って思ったのに。」
「おい!ざ、残念って、お前、なに言ってるんだ!」
「そういえば、私も名前、言ってなかったわよね。聡美です、聡明の聡に美しい、今となってはちょっと恥ずかしいけど。」
「え、さとみさんなんですか?!私もさとみです!里帰りの里に美しい、です。田舎の村っぽいですけど笑」
「すみません、せっかくの時間が限られたデートの時間に声をかけておじゃましてしまって。宮崎さん、また今度、ゆっくりウチに遊びに来てくださいね。亜美も喜びますから。」と聡美さんがにっこり笑って言います。
「来て来て!!お菓子焼いて待ってるから!あと、数学とか、いろいろまた教えてほしいなぁ・・・」亜美からも、上目がちにお願いされて、イヤとは言えず、
「お誘いありがとうございます。日曜なら時間があると思うので、亜美ちゃん、わからないとこ、まとめておいてくれたら教えやすいから、準備できたら呼んでね。」
「おい、こんなとこでいつまでも世間話してないで、もう行くぞ!」
山口課長がイラついたように言い車に向かいました。聡美さんは軽く会釈して、ご主人のあとに続き、亜美は
「じゃあおにいちゃん、またね!連絡するからね!!」と言って車に向かいかけたあと、戻ってきて、私に小声で言いました。
「彼氏と、別れたよ。なんか、あのあと、妙に私にベタベタしてくるようになってヘンだったけど、もう無理だから、って、強引に別れちゃった。」
「あと、お母さんも、あのおにいちゃんがお母さんを送ってくれた日のあと、夜に出かけなくなったの。もしかしてそれもおにいちゃんのおかげ?ほんとにありがと!またね!」
そう言って、手を振りながら車に走っていきました。
山口家族と別れたあと、福島さんと展望台の風景を楽しみ、駅に向かう途中のレストランでランチをしました。その間、福島さんはずっとご機嫌のようで、楽しんでもらえたならよかった、と思いながら、食事をしていました。
「・・・宮崎くんって、すぐにいろんな人と仲良くなれるのね。すごいなぁ。」
「いや、今回は、たまたまだよ。」と言いましたが、今回は、むしろ無理やりだった気もして、結果オーライではあったものの、違う結果になっていたかもしれないと思うと、冷や汗が出てきました。
「・・・なんかね、宮崎くんって、私が知ってる宮崎くんと、そうじゃない宮崎くんがいるような気がするの。」
「え、俺はいつも同じ俺だよ?」
「宮崎くんにとってはそうなんだろうけど・・・。宿のさやかさんとも、短期間で親密になってるし、」
「さっきの山口さんだっけ、亜美ちゃんも、聡美さんも、別々に知り合ったんでしょ?なのに、2人からの宮崎くんに対する視線も、普通の知り合い以上に親密というか、距離感の近さというか、そういうのを感じて。」
「なんか、私の知らない宮崎くんが、どこかにいる気がして・・・」
確かに、ただの体育会系男子だった新人研修で福島さんと一緒だった時の俺からは考えられない状況だし、その前の、藤原課長とのできごとの前までは、女っ気なんてまったくない生活をしていたことを思うと、自分でも不思議です。
そもそも、福島さんとこうなっていること自体も、自分でもよくわからない感じです。
「今朝ね・・・中に・・もらったでしょ?できたら責任とる、って言われて、うれしかったの。」
「でもほんとは、先週からピルを飲み始めてるから、大丈夫なの。騙しちゃったみたいで、ごめんなさい」
「でも、宮崎くんはたとえ勢いでしちゃっても、そう言ってくれると思ってたから、逆に、それを利用して責任取らせるみたいな卑怯なことはしちゃダメだなって思って」
「いや、こっちこそ、はっきりしなくてごめん、自分でもまだ先のこと、考えられなくて」はっきりさせないこっちこそ卑怯だなと思いつつ謝ると、
「私も、宮崎くんのこと、もっとちゃんと知ってからじゃないとダメだなと思ってるし、宮崎くんも、いつも優しいけど、私のこと、それほど知らないよね。」
「もっといろいろ知り合えたらうれしいけど、今は、私もこれで充分だから。宮崎くん、ありがとう」
そんな話をしながら食後のコーヒーを飲んでいると、そろそろ電車の時間です。私も入場券を買って一緒にホームまで行くと、まもなく電車が入ってきました。
福島さんが私のほうを向いて、言いました。
「宮崎くんは、相変わらず仕事も忙しいみたいだし、とりあえず、体を壊さないように、無事に帰ってきてくれることを最優先してね。私も時々メールするね。できるときでいいから、お返事くれたら、うれしいな。」
「わかった、またメールするよ。今回は来てくれてありがとう」
「うん、急に来ちゃってごめんね、でも会えてうれしかったよ。」
「じゃ、またね。」
「それじゃ、気をつけて。」
福島さんが電車に乗ってまもなく、ドアが閉まって電車が走りだし、手を振る福島さんも、すぐに見えなくなりました。
私はすぐに宿に戻る気分になれず、駅前の本屋で少し本を買って喫茶店に入って読みながら時間をつぶし、スーパーで夜に飲む箱入りビールと乾物系おつまみを買い、夕方に宿に戻ると、ちょうど見知らぬ年配の人が出てくるところでした。
軽く会釈をして、宿に入ると、「あ、宮崎さん、おかえりなさい!」とさやかさんが出て来てくれました。いつものことながら、癒される笑顔です。
「もう少しで夕食です。またみんな一緒でいいですか?」
「もちろん、そうしてください。」
そんな会話をして、部屋に戻って、荷物を置きました。
いろいろあった一週間だったなぁ、と思い、のんびりしていると、「宮崎さ~ん、夕食準備できましたよ~」という声が聞こえたので、食堂に行きました。
「福島さんは、無事お帰りになったんですか?」
「おかげさまで、午前中ドライブして、お昼を一緒に食べてから、帰っていきましたよ。」
「そういえば、福島さんと峠の展望台に行ったら、山口一家と会いましたよ。山口課長、奥さんと娘さんにいい感じで尻に敷かれながら使われてる感じでした。だから、これからも大丈夫だと思いますよ」
「そうなんですね。じゃあ、明日からも大丈夫でしょうか。まだちょっと不安はあるけど、宮崎さんがそう言うなら、きっと大丈夫なんですね。ありがとうございます。」
「え、さやか、職場でなにかあったのかい?」
「ちょっとね、セクハラしてくる上司がいて困ってたんだけど、宮崎さんが話をつけてくれたの」
「そんなことあったのかい・・・宮崎さん、そんなことまで、さやかがお世話になってたなんて、ほんとにありがとうございます」
「いえいえ、成り行きでしたし、そういうの、男としても許せないですよね。たまたまですけど、対処できたみたいで、よかったです。」
「そういえば、さっき俺が帰ってきたとき、すれ違った人がいたけど、あの人が、買いたいって人なんですか?」
余計なお世話と思いつつ、聞いてみました。
「ああ、そうなんだよ。会社名で連絡が来たから、知らない人かと思ってたら、来たのが娘の婿さんだったんだよ。さやかの母親の、姉の連れ合いでね。」
「なんでも、ホテル業もやってる会社の営業だそうだけど、今回は、別会社の形で、娘婿が主導して、ここを旅館として立て直したい、ってことらしくてね。」
「そうだったんですか。それはびっくりですね。でも、身内なら、少し安心ですかね。」
「あのね、私が理解した感じだと、その会社が株主になって、この旅館を会社の形にして、娘婿が代表になって、株主の会社が出したざっくりした方針に沿って、基本は別会社として独立して、もしかしたら身内も含め回すことになるかもしれない、って言ってたの」
「それって、おじさんたちから見て、どうなんですか?」
「そうだねぇ、まったく知らない人の手に渡るわけじゃないから、悪い話じゃない気もするんだけどね。私らにも、できたら少し手伝ってほしい、って言ってくれてるから、関わりがなくなるわけでもないみたいだし。」
「じゃあ、もしかしたら、この旅館が継続できるかもしれないんですね。」
「そうだねぇ、そうなるかもしれないねぇ」
「来週、また他の人も連れてくるかもって言ってましたね」
「じゃあ、この先、ちょっと楽しみですね」
「まだわかんないけどねぇ、そうなるといいねぇ」
さやかさんが大事に思ってるこの旅館が残ってくれるなら、なによりです。
食事を済ませて部屋に戻り、隣の部屋のさやかさんに「俺はお風呂に行ってくるよ。」と声をかけると、「私ももうすぐ行きます~!」という返事があり、私は先に風呂で汗を流しました。
例によって岩風呂に入っていると、さやかさんが来ました。
並んでビールを飲みながら、
「旅館が残せそうな道筋が見えてきて、よかったね」というと
「うん・・・もし可能だったら、私もここで働かせてもらえたらうれしいんだけどな・・・」
「そうだね、少なくとも中のことをよく知ってるさやかさんがいると、きっと助かるんじゃないかな」
「来週来る人次第、なのかなぁ。代表はおじさんになっても、体制は会社になるから、身内といっても従業員、って形だろうし、余計なことできないかもしれないですけど。」
「でも、心配ばっかりしてても仕方ないから、今は素直に喜んでおくことにしたの。」
「そうなんだ。でもちょっと安心したよ」
「ありがとう、宮崎さんにそう言ってもらえて、うれしいです。」
そう言って、私の方を向き、キスしてきました。
「昨日は福島さんもいたから、ちょっと遠慮しちゃった・・・ごめんね、福島さんとの2人の時間、邪魔しちゃって。」キスをしながら抱きついて、胸を私に押し付けてきます。
「んっ・・・宮崎さんの・・・だんだん固くなってきた・・・」
「そりゃぁさやかさんだもん、正常な男だったら誰でもそうなると思うよ。さやかさんとこんな状況で、固くならない男がいたら、性癖がおかしいとしか思えないよ」
「誰でも・・・なんてやだ・・・宮崎さんがいい・・・あ・・入っちゃう・・・」
そう言いながら、私のモノを、自分の中に導こうとします。
「それ、入っちゃう、じゃなくて、入れちゃう、だよね・・・さやかさん、自分から入れちゃうなんて。エッチになったね・・・」
「違うもん・・宮崎さんが、エッチにさせるんだもん・・・」
「さやかさん・・・いつものことだけど、さやかさんの中、気持ちいいよ・・・」
「福島さんの中でも気持ちよくなってたくせに・・・浮気者なんだから・・・」
「ごめん・・でも、いまは目の前のさやかさんしか考えられない」
「うふふ、ありがと。いじわる言ってごめんなさい。私も、今の宮崎さんのことだけ考える・・ああ・・・気持ちいい・・・」
あまり深く入れずに、お湯に揺られながら、ゆっくり動いているのが、心地いいです。
「はああ・・・ずっとこうしていたい・・・」
「朝まで、こうしてよっか・・」
「それ・・魅力的だけど、流石にのぼせちゃいますよね・・それに、明日仕事に行けなくなっちゃう。」
「確かに。それはやばいね・・・じゃあ・・・そろそろ・・・ラストスパートしていいかな・・」
「ん・・来て・・」
そう言われて、ゆっくり大きくストロークを開始して、次第にスピードを上げていきました。
「あっ!ああっ!んあああ!!すごいいい!!!」
「さやかさんの中もすごいよ・・気持ちいいよ・・腰が止まらなくなっちゃうよ・・・」
そう言いながら動いていると、さやかさんの中がきゅうっっと締まるのを感じました。
「あああ!!!もうだめぇ!イッちゃうう、宮崎さん、来て、中に、来てぇ!」
「さやかさん!!イクよ、奥に出すよっ!!んくっ!!出るっ!!!」
二人、お互いを強く抱きしめ合い、私はさやかさんの奥に、放出しました。
「熱いの来たぁぁ!!ああ!またイクぅぅぅ!!!」
さやかさんの中がきつく締まり、私のモノからすべて絞り出そうとします。
しばらくの間、荒い息を吐きながら、そうして抱き合っていましたが、息もおさまった頃、どちらからともなく、あらためてキスをして、岩風呂を出て、2人で私の部屋に戻りました。
飲みながら話していると、
「宮崎さんのって、すごいよね・・」さやかさんがポツリと言いました。
「え、何が?」唐突だったので、なんのことかわかりませんでした。
「あのね、前にも言ったかもだけど、私、宮崎さんとするまで、エッチでイッたこと、なかったの。」
「一人でして・・・イッたことはあるけど、中ではなかったし。」
「最初の高校の先輩はもちろんだけど、学生時代のバイトの後輩の時も、とにかく終わってくれ、ってしか思えなかったし、山口課長も、あんまり濡れないウチに入れてきて、早く終わっちゃうから、苦痛でしかなくて。」
「だから、宮崎さんとして、してもらったのが、はじめて、気持ちがいいエッチで、はじめてイカせてもらえて、私もちゃんとエッチで感じられるんだ、イケるんだ、ってわかって、すごくうれしくて。」
「さやかさん、こんなに素敵なのに、そんなエッチしかできなかったなんて、もったいないよ。」
「俺ので感じてもらえて、うれしいよ」
「この前まで、半分男性不信だったけど、宮崎さんに抱きしめられてると、安心するし、こういう男の人もいるんだな、って、少しだけ、男性への見方も変わりました。」
「そっか、これから先、いろんな人との付き合いもあるだろうし、男性不信のままじゃ、ツライもんね。少しでもプラスになったなら、よかったよ」
「うん、ホントに。宮崎さん、ホントにありがとう。」
そう言って、私にもたれかかってきました。その拍子に、なぜか2人、机の上の目覚まし時計に目が行きました。
「あっ、そろそろ日が変わっちゃう。明日も仕事だから、寝なくちゃね。」
「それじゃ、また明日ね。」
さやかさんはそう言って、私に軽くキスをして、部屋に戻っていきました。
翌日からは、また仕事です。毎日朝から晩まで、びっしり働き、疲れて帰ってくると、さやかさんと食事をしても、あとはすぐ寝るだけです。入浴も朝に内湯でささっと済ませるだけで、ゆっくり岩風呂を堪能する余裕もありませんでした。
それでも、さやかさんへのセクハラは完全に収まったようで、山口課長からのアプローチも一切なかったようなので、心配事は1つ減った形でした。
さやかさんとは、平日は余裕があれば部屋か岩風呂ですることもありましたが、帰りが特に遅い日は、キスするだけのこともあり、寝過ごすといけないので夜はそれぞれの部屋で寝て、土曜の夜だけ、さやかさんが私の部屋で一緒に寝て過ごしました。
それから2ヶ月経った土曜日、仕事のトラブルが発生しました。ハードウェアに起因するものでしたが、私が作っているソフトウェアの動作に影響が出てきます。急遽、本社に戻って、ハードウェアの部署とそこから先の外注企業とのすり合わせとデバッグを行う必要が出てきました。
リーダーから「一番わかってるのは宮崎くんだから、急で申し訳ないけど、本社に出張して調整してきてくれるかい?明日移動で、来週と再来週くらいだと思うけど、調整が終わり次第、戻ってきてほしい」と言われました。
出張と言っても、私はここの作業が出張扱いなので、出張の出張は、もとに戻るだけですが、行先部署が違うので、元の課に戻るわけではありません。
それでも、久しぶりに本社に行くのは、ちょっと楽しみです。来た時のあの沈んだ気持ちを払拭させてくれたのはさやかさんのおかげなので、なにかお土産を買ってこなくちゃ、と思いました。
さやかさんと宿に戻り、老夫婦とさやかさんに出張の話を伝え、戻ってくるので明日の夜から食事なしで宿泊のままで継続させてほしいことを伝えると、快く了承してもらえました。
そして、いつものようにさやかさんと一緒に岩風呂に入りながら、明日の午前中から移動することを伝え、通勤をどうするか考えないと、と話すと、
「とりあえず、自転車で行ってみます。大変そうだったら、まだアパートもあるので、そちらに行きますよ」と言ってくれたので、大丈夫そうでした。
そしてしばらく会えないので、いつも以上に濃い夜を過ごして、結局3度もさやかさんの中に出し、さやかさんは片手では足りないほど、イッてくれました。
翌朝、朝食を食べた後、出張準備を終えて、出発です。今回は、少し離れた駅から列車を使います。タクシーを呼んで、さやかさんに見送られながら、タクシーを待っていると、タクシーではない車が来ました。
先日見た、年配の人、たぶん旅館を買う件で来た、さやかさんのおじさんなのでしょう。そしてもうひとり、若い男性が運転席から降りてきました。
「タケ兄!!」
「さーや?!」
さやかさんの知り合いのようです。しかも「さーや」って?
「あのね、おじさんの息子さん、昔よく遊んでもらったイトコなの。」と言います。
「こちらは今宿泊してくれてる宮崎さん、いろいろお世話になった人なの」
男性と目が合い、軽く会釈をしたところで、タクシーが来ました。
「じゃ、行ってくるね」
「いってらっしゃい!気をつけてね。早く戻ってきてね!」
まるで新婚家庭のような甘い感じのやり取りに、思わず心が暖かくなりながら、タクシーに乗り込み、旅館をあとにしました。
翌朝から本社に出勤しましたが、元の部署へは顔を出して挨拶しただけで、それ以降は
別の部署で、ハードウェアのチームとの仕事になりました。
ハードウェアに関わる部分は、単に論理的な問題だけでなく、物理的な問題への対処も必要で、特有の難しさがあることもわかり、一緒に考えながら、提案したり、テストしたり、毎日遅くまで作業していました。
家に帰ってもシャワーを浴びて寝るだけの生活で、さやかさんにも1日1回のメール連絡だけはしていましたが、なかなかゆっくり通話したりすることはできませんでした。
短期集中ということで、週末も休みなしで、あとで代休をもらってさやかさんとゆっくりしたい、と思いながら、仕事を続けました。
たまに亜美ちゃんからメールが来て、一時的に現場を離れてて戻るのはもう少し先、という話をしたり、福島さんから、「同じ本社にいるのに会えなくて寂しい~」、とメールが来たりしていました。
それでもなんとか3週間で問題解決の見通しが立ち、日曜の夜に旅館に帰れることになりました。
食事のこともあるので、旅館に電話をしてみましたが、誰も出ません。
とりあえず朝は抜いてもいいや、と思い、着いてからさやかさんにお願いしようと思って、駅の売店で地元の焼酎も買い、駅から「これから旅館に戻ります。やっとさやかさんに会えるのが楽しみです」とさやかさんにメッセージを出して、タクシーに乗りました。
宿について、「戻りました~!」と声をかけましたが、誰も出てきません。
まぁいいや、と思って、部屋に戻り、隣の部屋に「さやかさん、宮崎です、帰りました」と声をかけてみましたが、いないようです。
とりあえず風呂に入りあの岩風呂でのんびりしよう、と思って浴衣に着替えて脱衣所に行くと、誰か先客の着替えがありました。
私がいない間、楽になる分、誰か泊めてたのかな~、と思いながら内湯で体を洗い、岩風呂の扉を少しあけたところで、中から声が聞こえて、私は固まってしまいました。
「タケ兄・・気持ちいいよ・・・はああっ」
「さーや・・・!そんなに締め付けたら、くうっ!」
「あああ!タケ兄、もっとぉ!!奥に入れてぇ!!」
「さーや、俺、もう出そうだっ!」
「もうちょっとだからっ!!ああんっ!タケ兄!!!あああ!私もイキたいっ!」
「さーやっ!!!ごめんっ、出るっ!!!」
「タケ兄っ・・!!んあああ!」
それ以上聞き続けることができず、岩風呂の扉をバタンと閉め、部屋に戻りましたが、頭の中が混乱して、まともに考えることができません。買ってきた焼酎を出して煽りました。
呑むと、混乱した頭が回らなくなって、逆に少し落ち着き、さっき聞こえた声が、頭の中をめぐりはじめました。
「さやかさんが・・・あんなおねだりする声を・・・」
「さーやって。・・・」
酔いとともになにが現実なのかもよくわからなくなってきて、そのままテーブルに突っ伏して眠りかけました。
寝入る直前に、部屋の戸が開いた音がしたのと、「宮崎さん・・・」という声が聞こえた気がしましたが、そのまま睡眠の闇に引き込まれていきました。
翌朝、頭が痛くて目が覚めました。焼酎が、半分になっています。昨夜ストレートで飲んだのを思い出しました。起き上がろうとすると、体に毛布がかけられていました。
「さやかさんが掛けてくれたのか・・・?」
痛む頭を抑えつつ、風呂で軽く寝汗を流し、おばあさんたちに挨拶をしようと食堂に行くと、さやかさんがいました。
「あ・・・さやかさん・・・おはよう」
「宮崎さん・・おはようございます・・・それと、おかえりなさい・・・」
歯切れの悪い挨拶になりました。
「あ、あの、今夜から、また食事をお願いしたいんだけど、いいかな・・・」
「もちろんです・・!あ、朝食も準備してありますよ。召し上がりますか?」
と言われましたが、頭が痛くて、食べられそうにありません。
「ごめん、昨日戻ってから飲みすぎちゃったみたいで、朝は食べられそうにないんだ、せっかく準備してくれたのに、ごめん」
「そうなんですね・・わかりました。頭痛薬と胃腸薬、ありますけど、飲みますか?」
「ああ、ありがとう。どっちもください。あと、水をもらえる?」
「はい、これ、どうぞ」
水と頭痛薬・胃腸薬をもらい、一気に飲みました。
「今日からこっちの仕事に戻るから、家を出るのはいつもの時間でいい?」と聞くと、
「それが、行くときに入れ違いみたいに会ったイトコが、送り迎えしてくれてて・・今日も送ってもらえることになってるので、大丈夫なんです。せっかく声をかけていただいたのに、ごめんなさい」
「あ・・・そうなんだ・・・それなら、うん、わかったよ。帰りも大丈夫ってこと?」
「はい、大丈夫です」
「・・・わかった、じゃあ、俺は俺で、自分で行くから。」
「はい・・ありがとうございます」
そう言って部屋に戻り出勤の準備をして、宿を出ようとすると、「あの!宮崎さん・・・」と呼び止められました。
「どうしたの?さやかさん」と聞くと、
「今日・・お仕事からお帰りになったあと、宮崎さんのお部屋に行ってもいいですか・・・?ちょっと、お話ししたいことがあって・・・」
「・・・わかった、いいよ。夕食後でいいかな?」
「はい、それでいいです。よろしくお願いします。」
「それじゃ、お先に、行ってきます。」
「いってらっしゃい。」
・・・同じ言葉でも、3週間前のような、甘い雰囲気にはなりませんでした。
その日は仕事にも身が入らず、何度かミスをしてリーダーに注意されました。
「休み無しで戻ってきて疲れてるのはわかるけど、逆に無理なら休んだほうがいいんじゃないのかい?クオリティがいつもの宮崎くんじゃないよ。大丈夫?」
と注意と心配が降り混ざった指摘をされ、確かにそうだなと思い、残業を早めに切り上げて帰らせてもらうことにしました。
宿に戻ると、すでにさやかさんは帰っていました。なぜか、おばあさんたちの姿がありません。そういえば、昨夜も、今朝も、姿を見ていない気がします。
1人で食堂で食事をとりましたが、以前とは食事の内容がかなり違っていました。以前は魚が中心の和食系定食な感じでしたが、肉をいろいろ使った洋風な定食の雰囲気です。
食事を終えて、いつものように食器を片付けに厨房の方に行きました。奥におじいさんがいることもあるので、「ごちそうさま~」と声をかけながら、食器を置くと、「ありがとうございます」と男性の声、でもおじいさんではありません。
経営が変わるに当たって、厨房の人も雇ったのだろうか、と思いながら、部屋に戻ると、しばらくしてさやかさんが来ました。
「宮崎さん・・・入っていいですか・・・?」
「どうぞ、さやかさん、いつもすぐ入ってくるじゃないですか」そういうと
「そうなんですけど・・・久しぶりだから・・・」
「・・・ほんとに、ひさしぶり、ですね。ここで話すのって。」
「あ、ビール飲みます?私は飲もうと思ってますけど」
「じゃあ・・頂きます。」
冷蔵庫から缶ビールを2本出し、「ひさしぶりに会えたことに、乾杯」と言って缶を当てると「かんぱい・・・」さやかさんも、小さな声で言いました。
私は一気に1本飲み干し、2本めを開けました。
「宮崎さん、大丈夫ですか?そんな勢いよく飲んじゃって」
「うん・・・なんか、飲まないと聞けない話しな気がしてさ」
「・・・ごめんなさい・・・」
「昨日・・・岩風呂に・・・来ましたよね・・・?」
「うん・・・行ったよ」
「・・・なんか・・聞こえました・・・?」
「ごめん・・・聞いちゃったよ。申し訳ない」
「謝らないでください・・・宮崎さんは悪くないです・・・悪いの、私なので・・・」
「それで、その、説明させていただきたくて。旅館のこととか。」
旅館のこと?てっきり,心変わりのことを説明しにきたんだと思っていましたが、どちらにしても、他にすることもないし、本人からちゃんと聞かないと気持ちを切り替えられそうにないと思い、聞くことにしました。
「うん、全部聞かせてもらっていい?俺も、すっきりしたいから。」
「はい・・。ありがとうございます。」
「旅館、おじさんのところに売る話が出てたのはご存知ですよね。」
「宮崎さんが出かける直前に来たのが、おじさんと、その息子さんの、私のイトコだったんですが、そのときには、おじいちゃんは、まだ売る決心してなかったらしいんです」
「あのあと、おじさんから旅館の再生計画の話をあらためて聞きました。前回、話をしたあと、旅館を買う話について、家族でも相談したらしいんです。」
「買うとしたらどうするのが一番いいか、経営はどうする、調理場は、渉外は、いろいろビジネスとして成り立つか家族の中でも話したらしいんですけど」
「もし可能なら、一定期間お試し経営してみたらどうかな、って話が出たらしいんです」
「そしたら、その息子さん、私のイトコが」
「俺が調理場、やろうか」
「って言ったそうなんです。実はイトコ、あるホテルの中の日本料理のレストランで料理長をしてたみたいで。」
「もし、お試し経営してみるなら、お試し料理も必要だろう、俺がやろうか」
「ってなったらしくて」
それであの日来てくれたんだけど、おじいちゃん、やっぱり自分が担当していた調理場が一番心配だったらしくて」#ピンク
「孫がやりたい、って言ってくれたことですごく喜んじゃって、一気に話が進んだんです。」
「それで、このまま3週間、おじいちゃんおばあちゃんをお客様扱いとして、料理をつくるよって話になって、それから住み込んで、やってくれてました」
・・・住み込みで・・・だからさやかさんとひとつ屋根の下に・・・まさか無理やりとか?!
私がどす黒いものが湧き上がる思いを抑えていると、それが表情にでてしまったのか、
「あ・・宮崎さん・・イトコとのこと・・・誤解しないでくださいね・・・。彼はわるくないんです。」
と先回りされました。じゃあいったい?と思っていると
「実はイトコのおかあさん、母の姉ですけど、一時期病気で入院してたことがあって、ウチの実家でタケ兄、あのイトコですけど、をあずかってたことがあったんです。で、兄妹みたいにしてたんですけど、すごく優しくて、私、タケ兄、って呼んで、なついてたんです」
「中学くらいになって、私がはじめて淡い恋心を抱いたのも、タケ兄でした。」
「実は、一人でエッチするようになったのも、タケ兄のことを思ってしてたくらい、好きになってました。」
「でも、イトコだし、5つも離れてたので、私が中学1年の頃は向こうは高校卒業間際だから、向こうから見たら子どもだろうし、そう思って心のなかに封印していたんです」
「そのうち一緒に住むのも解消して、離れ離れになって、タケ兄は卒業後、料理学校に行ったってことだけは聞いてたけど、それっきりだったんです」
「先日、あの日ですね・・・タケ兄が現れて、大人だと思ってたタケ兄が、もっと大人の男性になっていて」
「昔の気持ちや想いが一気に蘇ってきてしまって・・・聞いたら、バツイチになってて、今は彼女もいないって聞いて」
「私、夜にタケ兄とお酒を呑みながら、私だって大人になったんだよ、って言ったら、」
「言われなくても、どこをどう見てもいいお嬢さんだよ、きれいになってて、びっくりした。彼氏がいなかったら、俺のものにしたいくらいだ」
「って言われて・・・」
「ごめんなさい、私から、私からタケ兄に迫ったんです。タケ兄は、朝の彼はいいのか、って言ってくれたけど、もうあふれる気持ちが止められなくて・・・」
「その週のうちに、おじさんとおじいちゃんに、彼と一緒に旅館を再建したい、ってお願いして」
「おじいちゃんからは、孫2人が一緒にもり立ててくれるならそんなうれしいことはない、って言ってもらえたし」
「おじさんも、俺は経営と渉外はできるが旅館の切り回しについては正直素人だから、中をどうするか迷ってたが、ここを知ってる料理長と女将ができるなら、俺も安心して本格的に旅館の経営ができる、って言ってもらえて」
「親にも相談したら、女将って大変だぞ、心配だ、と最初言われたけど、タケ兄と一緒なら、ってことで許してもらって」
ああ、私がここを離れてすぐ、もうすべてが確定に向かって動いていたんだ、と知りました。
「そこから話がトントンと進んで、女将修行もしなくちゃならないね、って話も出て、来月には、一旦ここを離れて、おじさんの知ってる旅館で、中居の仕事をしながら、そこの女将からいろいろ教わることになりました。」
「本当にごめんなさい。」
「じゃあ、職場の方には、もう退職願を出したの?」
「はい、派遣元に出して、そこから現場にも伝わっていて。なんか、私の退職が、山口課長のセクハラが原因だ、という噂が流れてるらしくて、申し訳ないんですけど」
「まあ、山口課長は、そうなってもおかしくないことをしてたし、クビになってないなら、その程度は自業自得、ってことでいいんじゃない?」
「ふふ、そうですよね。宮崎さんにそう言われたら、気持ちが楽になりました」
「実は今日が最終出勤日で、手続きだけして帰ってきました。明日から有給休暇消化でお休みになるんです。」
「そっかぁ・・じゃあ、もう結婚式の話も出てるの?」
「はい・・女将修行、2か所でする予定なんですけど、その間のタイミングで、籍を入れて式をあげて、という話になっています。私の女将修行の間に、ここの改装とか、並行して進める話になっています。」
うれしそうなさやかさんを見ているうちに、心の中の黒いわだかまりが、溶けていくのがわかりました。
「そっか、ぜんぶ、すっかり話が決まってたんだね・・・びっくりだ。」
「それから、おめでとう、いろいろ大変な思いをしてたあとだし、短期間とはいえさやかさんを大好きになった身としては、一番の願いは、さやかさんに幸せになってもらえることだし。」
「旅館も立て直しも見通しが立ったみたいだから、今のさやかさんの笑顔を見たら、素直にうれしいよ。」といいました。
「ありがとう・・・私も、宮崎さん、今でも大好きです。」そういって、私の頬にキスしてきました。
「余計なお世話だけど、イトコさんとは・・・すぐに男女の関係になれたの?」
「タケ兄、私から迫ったのになかなか手を出してくれなかったんですけど、宮崎さんのときみたいに、岩風呂で、迫って・・・やっとでした・・。」
ゆっくり話を聞いていたせいか、気づくともう遅い時間になっていました。
「ぜんぶ話してくれてありがとう。福島さんにも伝えておくよ。旅館が新しくなったら、また2人で泊まりに来るから」
「はい!お二人のおかげで、いろいろ吹っ切れたものもありました。ほんとにありがとうございました!」
「あ!もうこんな時間!そろそろ寝なくちゃ!宮崎さん、おやすみなさい!」そう言って、部屋をでていきました。
私も、急に眠くなり、風呂にも入らず、眠りにつきました。
翌日の火曜日、いつものように朝食後、職場に行き、また怒涛の仕事。そして夕方、リーダーに呼ばれました。
「宮崎くんさ、この前行ってくれたハードウェアとの調整なんだけど、ああいうの好きかい?」
「あ、はい、いままでソフトウェアって、論理的に考えてエラー判定とかするものだと思ってましたけど、ハードウェアが絡むと、それだけじゃないことを知りまして。」
「へぇ、たとえば?」
「物理的に壊れる話とか、センサーの精度とかズレとか校正とか、スイッチのチャタリングとか、ある意味すごく人間臭い気がする部分の考慮が必要なことがわかって、大変でしたけど、すごく楽しかったです。ああいうの、もしやれるなら、もう少しやってみたいです」
「そうか、こっちもそう言ってくれることを期待してたんだけどね、実はあの部署から、宮崎くんをこっちにもらえないか、って打診があってさ。」
「え?もらえないか、って、どういうことですか?」
「つまり、あっちの部署に移らないか、ってこと。なんか、宮崎くんの仕事ぶりが向こうの課長の目に止まったらしくてね。」
「なんか、ああいう感覚、苦手な人も少なくないらしくて、すごく助かった、って言ってるんだ。」
「他のメンバーも、一緒に仕事ができたらすごく助かる、って言ってるらしくてね。」
「メンバーを引き抜かれるのはこっちも大変なんだけどさ、本社に、ちょうど役職試験を受けない社員がいて、本人も現場作業を続けたい、って言ってるらしいから、いわゆるトレードな感じでいけそうなんだ。」
「わかりました。私は大丈夫ですけど、いつからですか?」
「今週いっぱいは、こっちでドキュメントとかまとめてもらって、それができしだい、ってことでどうかな」
「いいですよ。今週で仕上げます」
「助かるよ、こっちはこっちで、書類書きががダメなやつが多くてさ、宮崎くんのドキュメント、他でも真似させてもらうけど、いいかい」
「もちろんです、ただの資料ですし。」
「じゃあ、こっちは今週いっぱいで、来週からに、って連絡しておくよ。」
「はい、わかりました。あ、金曜までに仕上げたら、土曜は休んでいいんですよね?」
「もちろん、本来休みだからね。俺も休みたいよ~」
「あはは、リーダーもがんばってくださいね~」
そう言って、ドキュメント整理にとりかかりました。
自分の作業は把握しているし、都度整理しているので、ドキュメント化だけなら、平日の定時内で済ませられる自信があります。
そんなわけで、その日は定時で上がり、宿に戻りました。すでに退職予定のさやかさんは、有給休暇で宿にいます。
「宮崎さん、おかえりなさい!今日は早いんですね!」
「あ、さやかさん、ただいま。うん、今週はたぶんずっとこんな感じだよ」
「それでね。えっと、ここにいるのも、今週いっぱいになったんだ。土曜に帰るか日曜に帰るか、迷ってるとこなんだけど」
「え・・・それって・・もしかして・・私のことがあったから・・・ですか・・・?」
「いや、昨日の今日だからそう思われても仕方ないけど、違うんだ。」
「俺もびっくりしたんだけど、先週まで行ってた部署から、来てくれって話があったみたいでさ、急遽、来週からそっちに配属になることに決まったんだよね。」
「ほんとはまだまだここにいる予定だったんだけど、そんなわけで、この旅館に住むのも、今週いっぱいなんだ」
「そうだったんですね。わかりました。宮崎さんの旅館の精算は、私が任されてるので、私に言ってもらえれば、いつでも大丈夫です。あと、帰る日だけ、早めに確定していただければ。」
「うん、わかったよ。ほんとにお世話になっちゃって、ありがとね。」
「いえいえ、逆に私もとてもお世話になりました。あ、夕食、ひさしぶりに食堂で一緒に食べませんか?」
「俺はもちろんいいけど、イトコさん、いいの?」
「はい、今日は会合があるとかで、食事を作ってでかけたので、大丈夫です」
「じゃあ、お言葉に甘えて。」
「はいっ!じゃあ準備しますね!」
荷物を部屋に置いて、食堂に行くと、さやかさんが待っていてくれました。
「じゃあいただきます」
ひさしぶりにさやかさんと一緒に食べる食事は、やはりおいしいです。もしかしたら、これが最後かもしれない、と思いながら、一緒に過ごせる時間を噛み締めながら食事をしました。
食事を終えて、部屋に戻ると、車の音がしたかと思うと、玄関のほうで男性と女性の声がしました。女性の声はさやかさんのようです。男性はよくわかりませんが、イトコさんかもしれません。しばらくして、また車の音がしました。でかけたのでしょうか。
「まあ、もう俺には関係ないしな・・・」
そう独り言をいいながら、風呂にでも入るか、と浴衣に着替えて浴室に行きました。
体を洗って岩風呂で、いつものようにビールを飲んでいると、いつものように、女湯の扉があき、いつものようにさやかさんが入ってきました。
「え?なんで?いいの?」
と思っていると、さやかさんが近づいてきて、
「宮崎さん、私、タケ兄とのことがいろいろ決まってるのに、宮崎さんのことも忘れられなくて・・・今週でホントに終わりなんですよね・・・。」
「あの、今週一週間、私にお世話させてください・・・。もし、宮崎さんが私にしたいこと、もしあったら、全部してほしいです・・・」
といいながら、私に抱きついてきました。
「え、だって・・・イトコさんが・・・。それに、宿に他の人はいないの?もし見られたら・・」
「今週、彼は前の仕事での関係で急用ができたみたいで、いないんです。戻るの、土曜日って聞いてます。食事も、明日から私が準備することにしてます。おじいちゃんたちも、この機会に、って病院に検査入院してて、誰もいないんです。」
「で、でも・・・イトコさんに・・・申し訳ないよ・・・」
「私も、宮崎さんへの気持ち、ちゃんと整理したいんです。いままで男性といい思い出がなくて、そのうえ山口課長のことがトドメみたいになって、もう半分自暴自棄な気持ちで、宮崎さんにもお風呂で迫っちゃったんですけど」
「宮崎さんとで、はじめてエッチが気持ちいいと思えたのは前にもお伝えしたと思うんですけど、宮崎さん、日常でも、私のこと、すごく気遣ってくれて、山口課長からも解放してくれて。」
「旅館のこととか、先のことを前向きに考えられるようになったのも宮崎さんのお陰でだし、宮崎さんは私にとって恩人でもあるし、忘れられない人なんです。」
「だから、宮崎さんとだったらしたかもしれないこと、全部して欲しいんです。これは私のワガママですけど、宮崎さんのすべてを私に刻み込んでほしいんです・・・。だから、今週は、宮崎さんと一緒にいさせてください・・・お願いします・・・」
そう言って、私にキスをしてきて、豊かな胸を押し付けてきた。さすがに、後ろめたいものがあっても、体は正直に反応してしまう。
「ホントに・・・したいこと、して、いいんだよね?」
そう言いながら、返事を待たずに、さやかさんの胸に手をあて、舌を口の中に差し入れて口内を蹂躙するようにディープキスをしながら、胸を揉み、時折乳首を刺激すると、さやかさんの息が荒くなってくるのがわかり、乳首も固くなってきました。
向きを変えて逆の胸を刺激しながら、もう片方の手で腰を撫で、そこから秘所に手をすべらせると、明らかにお湯とは違うヌルっとした密がまとわりついているのがわかりました。
入口付近を指で刺激しながら、ときどきスッとクリを撫でると、「んん!」と鼻から声を出し、私にしがみついてきました。
もう固くなっているモノを入れたくなっていましたが、もう少し我慢、指を奥まで差し込んで、Gスポットを探し、こすります。同時に、逆の手で、後ろからアナルを探り当て、少しずつ、指を埋めていきました。
「んーーーー!!!んんんーーーー!!」
キスから口を話さないので、さやかさんはうめくばかりで、私の胸をとんどんとにぎりこぶしでかるく叩いてきますが、それに構わず、刺激していくと、だんだんアナルがほぐれてきて第一関節まで入りました。
「そこっ、だめぇ、ちがう、そんなとこ、あああっ!」
なにか言っていますが、大丈夫そうです。Gスポットを刺激する指を2本にして、後ろのほうも、もう少し沈めていってみます。さやかさん、腰がガクガク動いていますが、私の首に腕をまわしてに強くしがみついてくれているので、倒れる心配はなさそうです。
そろそろ、さやかさんが仕上がってきたようなので、正面から向かい合って、さやかさんの中に私のモノを突き入れました。
「あああっ!!入ってくるっ!!!んんあああ!!いいっ!!!!」
とりあえず、軽くイッてくれたようです。また首にしがみついてくれたので、そのまま立ち上がり、岩風呂を出ました。
「だっだめぇ!!落ちちゃう、ああ!深いい!!奥、奥が、あああっ、イクイクイク!!!」
気持ちよさそうにしてくれるので、そのまま岩風呂を出て、内湯を通り、脱衣所でバスタオルを取ってさやかさんにかけ、そのまま裸のまま、2人で廊下に出ました。
「だめ、恥ずかしい!見られちゃうう!!あああ!またイクぅぅぅ!!」
感じてもらえて、頑張っている甲斐があります。そのまま私の部屋に行き、バスタオルを敷いて、その上にさやかさんを寝かせました。
「はああっ!宮崎さん、すごかったですぅぅ・・んあっ!」
ときおりピクっと体を震わせながらそう言っていますが、これからです。
「さやかさん、本番はこれからだよ。」そう言って、あらためて私のモノを突き立てます。まだ少しイッているのが終わってないようで、中はさっきよりも狭く、中に入れただけでこすれ方がちがいます。
「くううう!!!!また入ってきたぁぁぁ!!!あああ!!!またイッちゃううう!」
好きな女性にイッてもらうのは、男としてうれしいことです。私は、私のモノの形を、さやかさんに刻み込みたい、と思いました。
奥まで突き入れた状態で、対面座位にして、強く抱きしめ、時々さやかさんを揺らします。
奥の狭いところが降りてきているようで、そこにこすりつけると、
「ああっ、奥、奥がヘン、あああ!!ダメ、ダメなトコに当たってるうう!!」
気持ちよさそうです。もう少し強くゆすってみると、奥の狭いところに、私のモノが、ぐっ、と入り込むのがわかりました。
「あああ!!これダメェェェ!!!!イクぅぅぅl!!!おかしくなっちゃう!!」
「イクイクイク!!!またイクぅぅ!!」
「あああ!!だめぇぇ!!イクのとまんないいい!!!」
そういうと、今まで以上に強く私にしがみついてきて、狭かった奥が、さらにぎゅ、っと閉まるのがわかり、一気に射精感が高まりました。
「さやかさん、イクよ!奥に出すよ!!!」
「くぁぁl!!!イッてるうう!!イッてるから!!あああ!!!」
「くう!出る!!出るよっ!!!」
自分でも熱いとわかる気がするものを、さやかさんの奥に打ち付けるようにだしました。
「あっついのきてるうう!!!!あああ!!またイッちゃううう!!!」
「んあああ!!!」
さやかさんがそう叫んだあと、ふっとさやかさんが静かになりました。
しがみついていた腕の力が抜け、倒れそうになったのを抱きしめて、布団に寝かせ、まだ濡れている部分がある体を拭いてから、そっと私のモノを抜きました。
奥深くで出したせいか、あまりあふれてきません。ピルを飲んでなかったら、絶対妊娠させちゃっただろうな、と思いながら、自分の体も拭き、気持のいい疲れを感じながら、さやかさんを抱きしめて、一緒に布団に横になり、目をつぶりました。
翌日水曜は、夕食後、片付けを手伝いがてら、厨房と食堂を行き来して、片付いたところで、食堂でさやかさんを後ろから抱きしめました。
「えっ・・・み、宮崎さん・・?」
「テキパキ家事とかしてるさやかさん、素敵だよ・・・」
服とエプロンを押し上げている豊かな胸をぎゅっとつかみ、柔らかさを堪能していると、
「あ、あの、、あんっ・・・お、お部屋か・・・お風呂で・・・はうっ・・・」
「俺に残されてるさやかさんとの時間は、あと何日もないし、移動する時間ももったいないんだ」
「そ、それはそうですけど、あふっ、そこ摘まれると・・ああんっ」
乳首を摘むと、首を上げて仰け反ったので、白い首筋から、耳にかけて片手を滑らせ、ふっくらした唇に、を舌を這わせ、口の中に滑りこませると、鼻で荒く息をしながらも、さやかさんの舌も応えてくれます。
舌を絡ませ合いながら、エプロンの紐をはずし、脇から手を入れて、上着の下に手を滑り込ませると、びくっと反応してくれます。
テーブルにさやかさんのお尻を押し付けるようにして、上着を捲りあげて、キスをしたままで片手はブラジャーの上から胸を揉み、片手を後ろに回してブラのホックをはずすと、
「んんっ!!や・・はずかしい・・・こんなとこで・・・はうんっ!!」
言葉では恥ずかしがりながらも、抵抗はしません。さやかさんが動くとホックをはずして支えをなくした胸が、たゆん、と揺れ、思わずその先端に、吸い付きました。
「はうっ!!きっ、きもちいいです・・・・」
胸の上まで捲りあげていた上着をさらに持ち上げ、両手をあげさせて、首から抜いたところで、さやかさんテーブルの上に押し倒し、捲り上げた上着を頭の後ろにいれると、簡易拘束状態になりました。
「ああんん・・・!!こ、これっ!恥ずかしいですっ!!そんなに吸われたら、ああっ!!」
乳首に吸い付きながら、ジーンズのホックを外し、一気に膝まで下ろします。ストッキングに包まれた下半身がみえて、なんとも色っぽいです。
「こ、こんなところで脱がされるなんて、はうっ!あああっ!」
スッキング越しに秘所の周りを撫でると、
「くううっ!!」とかわいい反応をしてくれました。もう、ストッキングまでぐしょぐしょに濡れています。
ショーツごとストッキングも膝まで下ろし、さやかさんをテーブルに座らせると、足を抱えあげて、私のものを突き入れました。足を閉じているせいか、いつも以上に中が狭く感じます。
「ひぃいっ!!すごいぃぃ!!中がひろがっちゃううう!!」
「さやかさんの中、いつも以上に狭くて、すごく気持ちいいよ!」
「わっ、私も、ああっ!気持ちいいですぅっ!!んああ!!」
喘ぐさやかさんをテーブルから下ろし、後ろ向きに立たせて上着を脱がせ、テーブルに手をつかせ、今度は後ろから挿入しました。
「あああ!!それ、それも気持ちいいですっ!!ああん!!」
後ろから突きながら、形のいい胸を揉み、首筋に吸いつき、キスマークをつけました。
そして膝に引っかかった状態のジーンズとストッキングとショーツも足から抜きました。
「こんなところで裸になっちゃうなんて・・・恥ずかしいです・・・」そう言いながら、秘裂からは蜜があふれ出してきます。
もう一度向かい合わせになり、テーブルに座らせてさやかさんを貫き、首に手を回させると、
「ああんっ!み、宮崎さん・・・また・・あのおかしくなっちゃうヤツ・・・ですか・・?」
そう言いながら、首に腕を絡ませて、しがみついてきました。
「そう、さやかさん、これ、好きみたいだからね。」そう言って、さやかさんの軽い体を持ち上げます。駅弁スタイルです。
「あああっ!!奥がずんっって!擦れてるぅぅぅ!!」
「さやかさん・・奥、好きだよね・・。いっぱい、してあげるから。」
「はうう!!奥、好き、好きですけど、あああっ!宮崎さんのしか、そこ、当たったことないから、んああ!!わかんないですぅぅ!!くうう!!」
「こうすると、もっとキモチいいと思うよ」
そう言って、食堂から出て、廊下に出ました。そして玄関の土間へ。
もう来客もないので玄関の灯りはついておらず、まだ暗くなりきっていない玄関先の駐車場の風景、その向こうの家の窓の灯りが見えています。外より玄関が暗いので、外からはよほど目を凝らさないと、見えないハズです。
「ええっ!!宮崎さん!!ダメ、ダメです~!!外から見えちゃう!!!」
「だって、こんな素敵なさやかさんの姿と声と、俺だけが堪能するのはもったいないじゃない?」
「ダメですってば!見られたら恥ずかしいです!!あああ!!イッちゃう!イクの見られちゃう!イクイク!!!!」
「あああ!!また、またすごいの、来ちゃう!!ああ!イクぅぅぅ!!」と大きく体を反らすと、体をゆするたびにプシュっ!と潮を噴きました。
「あああ!出ちゃううう!!ごめんなさい、また出ちゃううう!!」
「さやかさん、見られるの、好きなんだね。こんなに潮を噴いてくれるなんて、うれしいよ。」
「ああんっ!!ちがう、ちがうの、あああっ!!またイッちゃう、ああ!!」
「さぁ、俺も、本格的に、いくよ」
そう言って、玄関の土間に降り、さやかさんを下ろして、閉まっている玄関のガラスのドアに手を突かせて、また後ろから激しく突きました。駐車場の先の道路を、ヘッドライトを点けた車が通り、一瞬だけ玄関先を照らし、通り過ぎていくのが見えました。
「ひぁぁぁ!!宮崎さん、あああ!!いま、見られて、あああ!!だめぇ!さやか、おかしくなっちゃいます!!!!」
「また、またイッちゃう、あああ!宮崎さんっ、イッてる、イッてるから!!!」
さやかさんの中の締め付けが、キュゥぅっっと一層強くなりました。
「さやかさん、俺もそろそろ・・・またさやかさんの中に、出すよっ」
そう言って、ラストスパートをかけました。
「あああああーー!!!死んじゃう、宮崎さん、さやかしんじゃううう!!来てきて~!!宮崎さんの、いっぱい中にください!!!あああ!またイクイクイク!!!!」
「さやかさんっ!出るっ!!」
「くぅぅぅぅ!!!!」
一番奥に放出すると同時に、さやかさんの中が、さらに収縮して、私のモノからすべて搾り取ろうとしているようでした。
仰け反って痙攣していたさやかさんが脱力して崩れ落ちそうになったのをささえて、お姫様抱っこして部屋に連れ戻り、裸のまま、布団の中でさやかさんを抱きしめていると、しばらくして、さやかさんが、目を開けました。
「宮崎さん・・・今日もすごかったです・・・」
「気持ちよかった?」
「それはもう・・・でも、なんかいっぱい汚しちゃったみたいで・・・すみません・・」
ということで、ドロドロになった部分を流すために、一緒に入浴することにしました。
他に人はいないとのことなので、2人で女湯から入りました。女湯から入ったのは、さやかさん用のシャンプーなどが置いてあるためです。
誰もいないのがわかっていても「女湯」の暖簾をくぐるのは、背徳感があり、ちょっとドキドキします。
丹念にさやかさんの体を洗ってあげ、さやかさんからも私を洗ってもらいました。
シャンプーしてもらうのはほんとに気持ちよくて、女性の洗髪が思いのほか大変だということも知りました。
洗いながらもいたずらもやめません。時折アナルに指を滑らせ、さやかさんは「そこ違うっ!だめぇ!」と言いながらも体に力がはいらないようで、私にされるがままで、最後には中指の第二関節まで入るようになりました。アナルに指を入れながら秘所に突き入れると、狂ったように感じてくれました。思った以上に、後ろも素質がありそうです。
もう何度出したか自分でもわからない放出の後、岩風呂で2人並んで温まりながら、
「今日も喜んでもらえた?」
「喜ぶどころか、ずっと天国にいるみたいでした。。。」
「それならよかった。ここにいる間は、毎晩天国に連れて行ってあげるよ」
「あの、天国はうれしいんですけど、何度も、帰ってくれないんじゃないかと思いました・・・。せめて天国から帰って来れる程度で・・・お手柔らかに・・お願いします・・・」
「あはは、大丈夫だよ・・・たぶん」
「たぶんって!!なんか心配になってきました・・今日だって、死んじゃうかと思ったんですから・・・」
「俺がいなくなった後は、イトコさんに天国に連れて行ってもらってね。」
「もう・・・宮崎さん・・・」
「でも、天国に連れて行ってもらうのは、たぶん、宮崎さんで最後だと思います・・。」
「タケ兄・・・正式にお付き合いするようになって、何度かエッチしていますけど・・・、宮崎さんみたいな、情熱的なエッチをする人じゃないみたいです・・。」
「もちろん、抱きしめられてると幸せなので、不満、というわけじゃないですけど・・。」
「・・・あの・・・その、大きさとか・・・回数とか・・・時間とかも・・・控えめで・・・。」
「そうなんだ・・・。それでも、俺としたあとでそうなってても、イトコさんがいい、って思えるのなら、ほんとにさやかさんを大事にしてくれてるんだね。」
「はい、それはもう・・」
さやかさんが、恥ずかしそうに頷きました。たしかに、私の出る幕は、もうなさそうです。
「じゃあ、俺がここにいる間、さやかさんを目一杯天国に連れて行ってあげるよ。」そう言うと、にっこりわらって、
「うれしいです・・・。でも、ちゃんと天国から連れ戻してくださいね。」
といい、抱きしめ合って、眠りにつきました。
翌日木曜の夕食後は、夜のドライブに。例の峠の展望台からの夜景がきれいと聞き、行ってみることにしました。
平日だからか、他に人もおらず、2人で展望台に上り、下界をながめると、うっすらとかかった霧に街灯りが滲んで見えて、とても幻想的でした。
さやかさんを後ろから抱きしめると、
「宮崎さん・・・暖かい・・」と私に体を預けてきたので、上着の裾から手を滑り込ませて乳房に手を這わすと、ビクっと体を硬直させました。
「みっ、宮崎さんっ!こ、ここ、そ、外ですっ!!」
「夜景を見つめるさやかさんがきれいすぎて、我慢できなくなった・・。いいよね?」
「せ、せめて帰ってから・・・」
「いま、ここでしたい・・・俺といたらしたかもしれないこと、させてくれるんだよね?」
「そ、そうは言いましたけど・・・はうっ!ち、乳首つまんじゃだめぇ・・・」
「み、宮崎さん・・・、外は、は、恥ずかしいです・・・んああっ」
「やんっ!スカート捲っちゃだめぇ!あんん!!」
「ひっ!そこっダメですっ!!」
「やぁっ!ショーツ脱がさないでっ!!あああっ!」
少し体を撫で回しただけなのに、すでにぐっしょり濡れている秘所は、簡単に指を受け入れ、さらに密を吹き出します。
さやかさんのストッキングとショーツを膝まで下げ、私はベルトを緩めてスボンとトランクスを一緒に少し下げ、固く起立した自分のモノ取り出しました。
「あああ!!指っ!!はげしいっ!!」
声を抑えることもなく快感を訴える姿を愛おしく感じながら、もう片方の指先で、秘所の突起をこすると、逃げようと腰を引き、お尻を突き出してきました。
そのタイミングでさやかさんのスカートを後ろから捲り上げて、私のモノを突き入れると、それだけでいつものように軽くイッてくれたので、引き続き、クリを弄りながら後ろから突き入れ続けます。
そのままそばのベンチに腰掛け、背面座位の体制で、座ったままさやかさんを前後にゆすると、それだけで、外であることも忘れたようになりふり構わぬ様子でイキ続けてくれました。
そしてさやかさんが大きく痙攣して、私のモノが強く締め付けられたので、さやかさんの奥に放出しました。
さやかさんの中の締め付け絵を堪能しながら、しばらくそのままでいると、展望台めがけて登ってくる車のライトに一瞬照らされたあと、駐車場に車を停める音が聞こえました。
こんな平日の夜でも、来る人がいるんだな、と思い、とりあえず簡単に身繕いして、車に戻ろうとしたところで、街灯で逆光になった2人の人影が見えました。
「おにいちゃん!!」そう呼ばれて、「ん?」と思って近づいてくる2人をよく見ると山口課長の奥さんの聡美さんと、亜美でした。
「亜美ちゃんと聡美さんじゃないですか。こんな夜に、どうしたんですか?」そう聞くと、
「亜美が、塾の帰りに展望台に行きたい、っていうので、ドライブがてら、来てみたんです。」と聡美さん。
「え~!おにいちゃん、また女の人と一緒だ!ってかこの前と違う人?こっちの人が本命?!」亜美が、とんでもないことを言い出します。
「いやいや、なんか誤解されてるけど、この人は、今泊まってる旅館のお孫さんでね、同じ現場で働いてる人だよ。前の人は会社の同僚だよ。どっちもドライブに来ただけだってば」
そしてさやかさんには、
「こちら、山口課長の奥さんの聡美さんと、お嬢さんの亜美ちゃん。この前、課長の件でお世話になった人。」
そう言うと、さやかさんが目を大きく開き、「山口課長と同じ部署で働いていたさやかと言います。山口課長には、お世話に・・・なってました・・」
「え・・・じゃあ、もしかして、ウチの主人が・・ご迷惑をおかけしたのって・・・あなただったの・・・?うちの主人が、ひどいご迷惑おかけして・・・なんとお詫びしたらいいか・・・。ほんとにごめんなさい・・辛かったでしょう?」
「はい・・・でも、今は一緒じゃなくなったので、大丈夫です」
「そうだったの・・・ほんとにごめんなさい・・・主人、部署を変えられたからもう大丈夫だと思うんですけど・・」
「え?そうなの?山口課長、どっか移ったの?」
「あ、宮崎さん、いなかったから知らないんですね。はい、本社に戻って、別の部署に移ったみたいです。」
「そっかぁ、まぁ、こっちにいたとしても俺も今週いっぱいでいなくなるし、さやかさんも退職だし、もう関係ないか。」そう言うと、亜美が食いついてきました。
「えっ!おにいちゃん!!今週でいなくなるって、どういうこと?!」
「あ、俺ね、元々助っ人でこっちの現場に来てたんだけど、急遽本社から頼まれて戻ることになったんだ。」
「だから、今週土曜か日曜に帰ることになったんだよね。亜美ちゃんにも会えなくなるのは残念だよ」
そう言うと、横から聡美さんが「えっ!そんな、聞いてないですっ!」と言い出します。
いや、そういうのをお伝えする仲でもないでしょう、と思いましたが、
「すみません、ほんとに急な話で、今週決まったんですよ。」というと
「おにいちゃん、土曜日はまだこっちにいるんだよね?!ウチにきて!!まだ教えてほしいことがあるの!!」
「私からも、ぜひ、お願いします。あらためてお礼させてください」
と言われました。
どうしようか迷っていると、さやかさんが、にっこり笑って、「宮崎さん、ウチの宿は土曜の昼にイトコが帰ってくるから、私は大丈夫ですよ。よかったら行ってあげてください」と言います。
「主人は本社で今週末研修と聞いてるので、顔を合わせることもないですし。」
と言われたので、土曜の朝で旅館をチェックインして、山口家に寄って、帰宅することにしました。
2人と別れてから、せっかくドライブに出たこともあって、ラブホテルに寄りました。
途中、思うところあって、薬局にも寄り、さやかさんには車で待っててもらって、買い物をしました。
ラブホテルの部屋に入り、お湯を溜めて一緒にお風呂に入ってお互いの体を洗い、ボディシャンプーまみれで抱き合ったり、くんずほぐれずして、潮を吹き、私のものを大量に奥に受け止めて、息も絶え絶えなさやかさんと、一緒に湯船に入っていると、
「宮崎さんって・・、女性が放っておかない人なんですね・・。」
さやかさんが、ポツリと言いました。
「い、いや、そんな認識はないんだけど・・・。現に、こっちに来る1~2ヶ月前までなんて、彼女は大学時代の短期間1人だけしかいなかったし、先輩に連れられてヘンなお店に連れられていったりした時以外、まったく女っ気のない人生だったんだよ」というと、
「それは・・・信じられないです。私もお会いした初日から惹かれちゃったし、今日会ったう山口家のお二人も、女性として宮崎さんを見てましたよ。福島さんだって、宮崎さんのこと、大好きなのがよくわかりましたし。」
「私が・・・言える立場じゃないのはわかってますけど、やっぱり妬けちゃいます・・。」
「でも、少し前まで女っ気がなかったのはホントなんだけどなぁ・・・」
「じゃあ、なにかきっかけとか、あったんでしょうか。前におっしゃってた、想い人さんが、宮崎さんの中の眠っていた女たらしの素質が目覚めちゃった、とか?」
「女たらしって・・・それって素質なんですか笑」
「でも、私はそのおかげで助けられたし、あのお二人もすごくうれしそうでした。人を幸せにする女たらしの素質、なのかもですね」
「なんか、褒められてる気がしない・・・」
「でも、少なくとも私にとっては、忘れられない人になりました。ありがとうございます」
「いやいや、できることをしてただけだし・・お礼を言われるほどのことはしてない気がするよ。むしろ、こんな美人と、毎晩・・こんないい思いをさせてもらったお礼なんかできそうにないし・・・。」
「お礼なんて・・・あ、そうだ・・もしかしたら、もうもらってるかもしれません。」
「え?なにもあげてないけど??」
「あの・・・いままで黙っててごめんなさい。実は、山口課長の件が片付いてから、私、ピル飲んでないんです。それで、宮崎さんが戻って来る1週間前に、生理もありましたし。」
「え?それって・・・ええ?!!」
「普通は妊娠できるようになるまで人によってある程度かかるらしいので、すぐ妊娠できるとはかぎらないですけど、前の周期に戻ってるとしたら、たぶん今週、絶賛危険日真っ最中、です♪」
「だめじゃん!俺、ピル飲んでるって聞いてたから、出しまくっちゃってたよ!やばいじゃん!」
「はい・・。だって、欲しかったんです・・・宮崎さんの・・・。」
「いや、だって、イトコさんとの結婚、どうすんの?!」
「タケ兄ですか?もちろん結婚しますよ。」
「でも、子どもが・・・俺の子が・・・できてたら」
「はい、それも、含めて、です」
「今週、タケ兄が不在、っていいましたよね。ほんとは秘密にしておくつもりだったんですけど、実は、わざとなんです。」
「わざと??え?誰が?なにを?」
「ね、わかんないですよね・・・。私もよくわからないんですけど。」
「タケ兄、バツイチだって言いましたけど、私、タケ兄に宮崎さんとのこと、正直に話したんです。そしたら」
「興奮する、って言うんです・・・。そもそも、バツイチになったのが、タケ兄の性癖、っていうんですか、なんか、奥さんが他の人にされるのを、見たり、聞いたりするのが興奮する、ねとられ、とかいう趣味があるらしくて・・。」
「前の奥さんのときにも、ヘンに奥さんを他の男性と2人にしようとすることが多くて、結果、それが奥さんにバレて、そんなの理解できない、私のこと大事に思ってくれてるとはとても思えない、って大喧嘩になって、結局離婚されたんだそうです」
「今回も、今週で宮崎さんが終わりなんだって、って伝えたら、もし彼とエッチしたいんだったら、俺に構わずしていいよ、というかむしろしてほしい、って言われて。」
「私、これでも一瞬途方にくれたんですけど、そんな説明をされて・・。だけど、それも含めてタケ兄を受け入れようって思って。」
「だから、タケ兄に、じゃあ、宮崎さんとしちゃうよ、でも、避妊もしないよ、いいのね?って聞いたら、それがいい、って・・。だから、宮崎さんの子を妊娠しても、大丈夫、というか、私は宮崎さんの子、生みたいんです」
そんな健気なことを言ってくれるさやかさんが、ほんとうに愛おしくなってきたのですが、さやかさんは続けて、こんなことを言いました。
「さっき、山口課長のご家族に会って、なんか2人に宮崎さんを取られるような気がしたら、なんか、ゾクゾクしてきちゃって・・・。そういえば、福島さんと2人でしたときも、そんな気持ちになりました。」
「私も・・・ヘンでしょうか・・・。」
・・・それって、もしかしたら、イトコさんと同じ性癖じゃないでしょうか・・・(汗)。
ヤバイ、といえばヤバイですが、カップル内で意識が揃っているのは、むしろいいことなのかもしれません。スワッピング向き、とでも言うんでしょうか。
私は奥さんが他の人とするなんて、想像するだけでも絶対イヤだから、一緒にできそうにはありませんが。
「じゃあ・・・明日と明後日も、思いっきりさやかさんの中に出していいんだね?」
「はい!いっぱい出してください!さやかを、妊娠させてください・・・」
そう言いながら、しなだれかかってくるさやかさんに、私のモノが再度反応してきました。
さやかさんに後ろを向いてお尻を突き出してもらうと、薬局で買ったいちじく浣腸を注入しました。
「えっ、な、なにっ?!くぅぅ!!だっ、ダメですぅぅ!!」
そう言いながらお尻を振るさやかさんを見ると、ますます股間に力が入ります。
2度ほど中をきれいにして、それだけで脱力してきたさやかさんのアナルを、ローションでゆっくりほぐし、少しずつ広げました。
「そこ、違うのにぃぃっ!」と言いながら恥ずかしがるさやかさんは、思いのほか後ろの感度もよくて、指で広げている間も、秘所の奥を刺激しているときにも似た大きな声で喘いでくれました。
時間をかけてほぐしていると、やがて指も2本入るようになったので、ラブホテルで買ったバイブを秘所に入れながらアナルを攻めると、
「あああ!!!両方なんて、んああ!!だめぇぇ!!おかしくなっちゃううう!!!」
と思いのほかさやかさんが乱れ、そのうち、「お尻ぃぃ!!だめ、だめなのに、お尻でイッちゃううう!!イクぅぅぅ!!!」と叫び、アナルでもイケるようにもなりました。
さやかさんは何度も失神しつつ、また快感で目を覚まし、を繰り返してくれて、最後はさやかさんのご希望どおり、秘所の奥に放ちました。
帰りはさやかさんの腰が立たず、お姫様だっこしたまま車に戻り、宿ではそのまま2人で私の部屋に行き、一緒に寝ました。
そして金曜日の朝。
あまりの気持ちよさに目が覚めると、さやかさんの顔が私の目の前にありました。
というか、私の上にいます。
「宮崎さん、おはようございます・・・。昨日は宮崎さんにやられっぱなしでくやしいので、今朝は元気になってるこのコを私がかわいがってあげることにしました」と言い、朝立ちしていたと思われる私のモノが、さやかさんの中に飲み込まれていました。
「私だって、やられっぱなしじゃないんですからねっ!」そう言いながら、前後に動いてきます。心の準備がなかった状態で攻められてるせいか、一気に高まってきました。
「さやかさん、すごいよ、さやかさんの中、すごくきもちいいよ・・・」そういうと、満足そうでしたが、ふと時計をみると、あまりゆっくりもしていられない事に気づきました。
「じゃあ、ここからは俺がお礼しなきゃね。」そう言い、下から突き上げると、
「ああんっ、今朝は私が攻める番なのにっ!んあっ!!いっ、あっ!だめっ!ああ!!イカされちゃううう!!」と、体を震わせ、私にしがみついてきました。
「さやかさん、大好きだよ。一緒にイこう」耳元でそうささやき、奥を突いて放出しました。
「そんなこと言われたら、ああああ!!!!!イクイクぅぅぅ!!!宮崎さんっ!私も大好きですぅぅ!!!」そう叫びながら、痙攣して、私の上に倒れ込んできました。
さやかさんを抱きしめて、そのまま逆に倒れ込んで正常位の形からそっと抜くと、私の出したものが、コポッと溢れてきました。
「結局、宮崎さんにイカされちゃいました・・・」悔しそうな嬉しそうな表情をしたさやかさんは、時計に気づき、「きゃぁぁ!もうこんな時間!!ごめんなさい!」急に我に返ったようで、あわてて身繕いをしはじめたので、私も苦笑しながら、出勤準備をしました。
そして、現場最後の仕事は早めに終わらせ、同僚にも挨拶をして、定時で現場から戻ると、さやかさんとの最後の夜です。
夕食後、今夜はゆっくり旅館のお風呂ですることにしました。今日も女湯です。何度入っても、毎回「女湯」の暖簾をくぐるドキドキ感がたまりません。
今日は事前にいちじく浣腸で洗浄してもらっています。全身をボディソープまみれにして、お互い絡み合っているうちに、ふと思いついたことがありました。
「さやかさん、ここ、剃っていい?」
「えっ!!そ、剃るんですか?!」
「剃ったさやかさん、かわいいだろうなぁ。見たいなぁ・・・」
「宮崎さん・・・その言い方・・ずるいです・・・」
「イトコさん、ココ剃られたのを見たら、俺にどんなことされたのか、きっといろいろ妄想して、嫉妬しちゃうだろうなぁ。それ、イトコさんが望むことなんじゃない?」
そう言うと、
「タケ兄に・・・宮崎さんとエッチなことしてた痕跡を、見られちゃうんですね・・・。きっと、いろいろ想像されて・・・うぅぅ、恥ずかしい・・・。恥ずかしすぎて・・・なんか腰に力が入らなくなっちゃいました・・」
「さやかは、今日も宮崎さんのしたいようにされるんです・・。好きにしてください・・」
そう言って、顔をそむけながら、私に向かって、M字に足を広げました。
「さやかさん、いい子だね。じゃあ、最後にさやかさんのヘア、堪能させてもらうよ」
私は、さやかさんの秘所に顔を埋め、あふれる密を吸いながら秘所のヘアに顔を擦り付けました。
「はああっ!!それ、恥ずかしいのに、なんか気持ちいいいですっ!」そう言い、クリに思いっきり吸いつくと、
「ああああ!!そこ、すごいい!!それだけでイッちゃううう!!!!」と言いながら、腰をガクガク震わせました。
痙攣が収まり、さやかさんが脱力したところで、私のシェービングクリームを塗り、私の4枚歯のカミソリで、少しずつ、剃っていきました。
しばらく剃ると、アナルに近い方に産毛のように生えていたヘアも含め、すっかりきれいになり、それを見ているだけで私のモノは大きく固くなりました。
お湯をかけて流し、濡らしたタオルで拭いて、子どものような縦筋から淫靡な秘裂につながる部分に、あらためて舌を這わせると、さやかさんが気づきました。
「はぁぁ・・・え・・ええっ!!み、宮崎さんっ!!あああ!!!なんかいつもよりかんじるうう!!!」アナルもひくひく動いて、誘っているようです。
なので、アナルに溢れ出る密を塗り、しばらく指でほぐしたあと、持ち込んでいたバイブにゴムをかぶして密を塗って、アナルに少しずつ挿入しながら、クリを舐めると、
「ああっ!だめっなのにっ!お尻なのに感じちゃうううう!!クリも気持ちいいですっ!!んんあああっ!」
と喜んでいるさやかさんをうつ伏せにして腰だけ高く挙げさせると、入っているバイブがおしりの動きにあわせて、揺れています。
それを見ていたら、私のモノはMAXサイズになり、アナルのバイブを抜いて洗い、私のモノを秘所に突き入れ、数回ピストンしたあと、一度抜いてバイブを秘所に入れると、
「ああん、宮崎さんのがいいですう!!」と言いながらお尻を振るので、バイブを秘所に入れたままで私のモノにゴムをつけて、アナルに入れました。
「ぎああああ!!むりっ、むりですぅ!!キツイっ!!お尻がぁぁ!お尻が裂そうっ!裂けちゃううっ!!!広がっちゃううう!!!あああ!!」
「痛い?大丈夫??」と聞くと
「ちょっぴり・・・でも痛いというより、苦しいというか・・・痛みは・・・大丈夫かな・・・けど、それ以上は・・・あああああ!!!無理~~!だめぇぇ~~!!むりなのにぃぃ!!入ってきちゃう!!ヘンになるううう!!」
さやかさんが大きな声で感じてくれるので、ゆっくり、少しずつ入れていき、奥まで入れたところで、もう一押し、と、バイブのスイッチをいれました。
「あがぁぁ!!だめだめだめぇぇぇ!ひぃぃぃ!!!!中でこすれてっ!!オカシクナッちゃうう!!イクイク~~!!」
すぐにイッてくれたので、私は気を良くして、ゆっくりピストンを開始しました。
「待ってまってまってぇぇ!!!イクイクク~~!!だめぇぇ!!それ以上されたら、さやか、しんじゃうう!!!またイクイクぅぅぅぅ!!!!」
バイブが入っていることもあって、さやかさんの中が、いままでにない狭さで締め付けてきます。
あっという間に私も射精感が高まってきたので、ラストスパートのピストンにはいりました。
「ああ!!イッてる、イッてるのぉぉ!!ああああ!さやか壊れちゃううう!!!!もう無理無理、ゆるしてぇぇぇ!!またイクぅぅ!!くううううう!!!」
そう言うと、激しくバウンドするように体を反らして、さやかさんが崩れ落ちました。
さすがにやりすぎたかな、と思い、バイブを抜いて抱き起し、正面から抱きしめて、私のモノをアナルから抜いてゴムをはずし、秘所に突き入れて、そのまま駅弁スタイルで抱き上げて、岩風呂に浸かりました。
お湯に揺られながら、2人で抱き合っていると、ここではじめてさやかさんに会った日のことを思い出しました。
勢いで私と繋がった最初の日のさやかさん、
山口課長とのことを打ち明けてくれたときの、消えてしまいそうな儚さのさやかさん、
福島さんが来た時の、対抗するように張り合いながら仲良くなったさやかさん、
イトコさんとのことを打ち明けてくれたときの、申し訳無さそうな、でも幸せそうな顔のさやかさん。
短期間でこんなに喜怒哀楽をみせてくれたさやかさんが、これ以上辛い目にあうことがないように心で願いながら、腕の中にいるさやかさんを愛おしく感じていました。
しばらくするとさやかさんが目を覚ましました。
「ん・・・宮崎さんだ・・・あったかい・・・のに・・奥・・また擦れてるぅ・・・」
そういって、あらためて私に抱き着いてきたさやかさんを受け止め、長いキスをしました。
そしてしばらく腰をゆっくり動かしていると、
「ああああ・・・なんか、なんかくる・・・っ!奥からなんか来ちゃううう!!宮崎さんっ!さやか、またイッちゃいますぅぅ!!!イクイクイク~~!!」といつものように盛大にイッてくれて、私のモノを締め付けるので、私も、さやかさんの一番奥に、たっぷり出しました。
しばらくして部屋に戻ろう、岩風呂から上がり、脱衣所で着替えようとしたとき、
「きゃぁぁぁ!やだーーー!」とさやかさんが叫びました。
「さやかさん、どうしたの?」と聞くと、ヘアがなくなった自分の姿に、驚いたようでした。そういえば、剃った後、そのまま挿入しちゃって、イカせちゃったから、
さやかさん、見てなかったんですね。
「体型が大人なのに、そこだけ子どもみたいでヘン・・・」と恥ずかしがるので、
「これがかわいいんだよ・・・ますますさやかさんに惚れちゃいそう。」というと、
「いまさら惚れたって言ってもだめです!私にはタケ兄がいるんですからねっ!宮崎さんには、エッチしかさせてあげません!」
「というか、また、来てくださいね。きっと、タケ兄も喜ぶと思います・・・違う意味で、ですけど・・・。もちろん、私も、来てほしいです。絶対、来てくださいね!」
そう言って、にっこり笑うさやかさんの笑顔は、ほんとに魅力的でした。
2人で部屋に戻り、さっき岩風呂の中でさやかさんを抱きしめながら、ここでさやかさんにはじめて会ってから今日までのことを思い出していたことを話しました。
短い期間だったのはずなのに、思った以上にいろんなさやかさんを見られたし、いろんなさやかさんの表情と姿を思い出していたよ、と話すと、さやかさんはなにも言わずに私に抱きつき、私もそのままさやかさんを抱きしめて、そのまま一緒に眠りました。
土曜日、目覚めると朝からいい天気でした。
さやかさんが作ってくれた朝ご飯を食べ、荷物をまとめていると、亜美からメールがありました。
「おにいちゃん、おはようございます!今日はウチに来てくれるんですよね?!うちは何時でもいいです!というか、早ければ早いほどうれしいです!!」
「10時過ぎには出られると思うから、最速で10時半くらいかな?でもいいの?そんな早くて」
「もう昨日からわくわくして眠れなくて、今日は早起きしてもう朝ご飯も済んでます!」
「まるで小学生の遠足みたいだね。わかった、じゃあ、11時前には着くように行くね。もし遅れるようなら、また連絡するよ。お母さんにもよろしく伝えてね。」
「は~い!少しでも早いとうれしいです!待ってます!」
それなりに長く滞在したので、荷物もそこそこ増えていました。とはいえ引っ越し荷物の量ではないですし、車のリアスペースに充分収まります。
あとは、途中で必要になりそうなものだけ手元の荷物にまとめ、食堂に行くと、さやかさんがいました。
「あ、宮崎さん、そろそろ出発なんですか?」
「うん、亜美ちゃんからも早く来いって催促メールがあったしね。」
「あいかわらずモテモテですね」
「いやいや、まだ高校生だし。」
「この前のあの子の目、ぜったい宮崎さんに恋してますよ!」
「まぁ、勉強とか教えるだけだしね。」
「昔習ったことを教えられるって、すごいですよ。がんばってくださいね。」
「あと、お体にお気をつけて。」
「ありがとう、さやかさんもね。」
そう言っていると、奥からイトコさんが顔をだしました。
「さーやがいろいろお世話になったそうで、ありがとうございました」
「いえ、成り行きみたいなものだし、たまたま御縁が繋がってできたことなので」
「また、友人と泊まりに来ますね。」
「はい!福島さんと、ですよね?!私も楽しみにしてます!!」
「たしか同僚さんが来てくださったんでしたね。ぜひ、お待ちしてますから」
「ありがとうございます。」
「そのとき、もしよかったら、ぜひ2カップルで・・・」
「駄目です!」
「駄目です!」
「う・・・汗」
「と、とにかく、福島さんにもよろしくお伝えくださいね!」
「結婚式にも、ご招待させてください!」
「ありがとう。楽しみにしてるね。」
さやかさんと話していると、いつまでも去りがたくなり、ふと時計を見ると、すでに10時半を過ぎていたので、出発することにしました。
「長らくお世話になったので、名残惜しいですが、そろそろ。」
「はい、ほんとにお元気で。」
「ありがとう、さやかさんも、イトコさんも、いい旅館に生まれ変わることを楽しみにしてます」
「ありがとうございます」
そう言って、立ち去ろうとすると、さやかさんが右手を伸ばしてきたので、あ、握手、最後にさやかさんと握手するくらいなら、イトコさんの前でも大丈夫だろう、と思って手を握ると、ぐいっっと思わぬ力で引っ張られ、前のめりになると、さやかさんが腕を首に巻き付かせてきて、抱きしめられ、そのままキスをされました。
「ん!!」
私は硬直して、ちらっとイトコさんを見ましたが、イトコさんも硬直していますが、止めようとはしません。
これがあの性癖ってヤツか!と思い至り、イトコさんを無視することにして、さやかさんの腰に手を回して抱き寄せ、舌を差し込んでディープキスを返しました。
「んんんっ!」
さやかさんもびっくりしたようですが、私の舌を受け入れ、絡ませてきたので、そのまま、腰からお尻に手を這わせて撫でながら強く引き寄せて密着するように強く抱きしめ、絡ませる舌以外、時が止まったように、キスを続けていると、しばらくして、脇から咳払いが聞こえたので、抱きしめる力をゆるめて、さやかさんを放しました。そのままイトコさんの存在は無視して、見つめあい、
「宮崎さん・・・大好きです・・・」
「俺も、さやかさん、好きだよ。大好きだよ・・・」
そう言ってまた軽く抱きしめて、軽くキスをして、離れました。
「宮崎さん・・・」
「さやかさん・・・もう行くね」
「はい・・・お元気で。」
「ありがとう。それじゃ。」
そう言って私は車に乗り込み、発進させました。
山口家に寄る前に、洋菓子店に寄って小さいケーキをいくつか買い、酒屋で地元のワインを数本買って、山口家に向かいました。
家の前に車を停めて、インターフォンを押そうとすると、急にドアが開き、亜美が出てきました。Tシャツにミニスカートから伸びたはちきれそうな生足がなんとも、目の毒です。
「おにいちゃん、おそ~い!!」
「ごめんごめん、出がけにちょっと時間食っちゃってさ。」
「どうせ、あの美人さんと別れがたかったんでしょ~!」
ぎくっ!
「そ、そんなことないって、それより、ほら、お土産、これ選ぶのに時間かかっちゃってさ、亜美ちゃんがどれ好きかな、って考えてたらさ。」
「あっ!ありがとう!!ここのケーキおいしいの!!うれしい!!」
話題を変えられてよかった・・・。
「あ、車はどこに置けばいいかな?お父さんの車があったココに入れてもいいの?」
「あ、そうだった!それを伝えにきたの。そこでいいよ。早く入れて来て~」
「う、うん、わかった。ありがとう。」
「早く入れて」とか、「来て~」とか、普通の言葉を妙に意識してしまうのは、自分の中に邪な気持があるからでしょう。今日は聡美さんもいるんだし、ちゃんとしないと、と頭を振ってそんな気持ちを振り払い、車を入れて、家におじゃましました。
「いらっしゃい、宮崎さん。」
「はやくお帰りになりたかったでしょうに、足止めしてしまってごめんなさいね」
迎え入れてくれた聡美さんは、タイトなブラウスとスカートですが、胸のふくらみがブラウスを押し上げているうえ、胸元が少し開き気味で、胸のふくらみの上部が少し顔をのぞかせています。私の好みです。
「いえいえ、また職場環境が変わるので、間の息抜きに、ちょうどよかったです。亜美ちゃんとも聡美さんとも、ゆっくり話をする時間、あれからなかったですし。」
今のソファに座ると、
「お母さん、おにいちゃんからお土産もらったよ!あそこのケーキだよ!」
「あら、かえってすみません、いまコーヒー淹れてきますね」
目の保養をしながらそんな会話をしていると、亜美が隣に座ってきて、真面目な顔をして、聞いてきました。
「おにいちゃん、ほんとに帰っちゃうの?」
「うん、仕事場が変わるからね。まぁ、もともと俺は本社勤務で、こっちの仕事は助っ人だったから、元に戻るようなもんだよ。」
「そうなんだぁ・・もう会えなくなっちゃうのかぁ。」
「まぁ、でも外国に行っちゃうわけじゃないしね。日帰りもできなくはない距離だし、機会があったら、会えると思うけどね。もしかしたらまた俺がこっちに飛ばされてくるかもしれないし。あ、でも亜美ちゃんがH大行ってたら会えないなぁ」
「えー!なんかすれ違いそう・・」
「だったら、受験が終わって合格したら、遊びに来ればいいじゃん。」
「行きたい!ねえ、お母さん!卒業旅行代わりに、おにいちゃんのトコ遊びにいってもいい?!」
「亜美が、ちゃんと勉強して大学に合格して、その時、宮崎さんが忙しくなくて、宮崎さんに彼女さんがいなかったら、いいんじゃない?」聡美さんが、持ってきてくれたコーヒーをテーブルに置きながら、言いました。
「わかった、頑張る!おにいちゃんも、それまで彼女作ったらダメだからね!」
「いやいや、それはわかんないよ。まあ、もう何年も彼女なんていたことないから、そんな短期間じゃできないだろうし、それどころかきっとしばらくいないだろうけど。なんか、自分で言ってて悲しくなるけどなぁ。笑」
「じゃあその時私が彼女になるってことで!」
「あはは、気長に待ってるよ」
そんなことを話しつつコーヒーを頂きながら3人でケーキを食べると、亜美が言いました。
「おにいちゃん、また教えてほしいことあるんだけど、部屋に来てもらってもいい?」
「いいよ。また数学かい?」
「数学もそうなんだけど、他にもいろいろ教えてほしくて。」
「ああ、今日はどうせそのつもりで来たしね、教えられることなら、なんでも教えちゃうよ」
「やった~!」
「亜美、ちゃんと勉強するのよ。宮崎さんに迷惑かけないようにね。」
ケーキを食べ終えて、亜美の部屋に行くと、きれいに片付いた、女の子らしいいい香りのする部屋でした。
「ちゃんと片付けてるんだね、えらいえらい。」
「もう、高校生なんだから、当たり前じゃない。」
「でね、まずは数学なんだけど・・・統計と、漸化式がわかんなくて・・」
「あ~、統計も漸化式も、学校であんまり丁寧にやらないトコ多いみたいだよね。これはさ・・・」
そうやってしばらく勉強に付き合っていると、ノックの音がして、部屋のドアが空きました。聡美さんです。
「亜美、お母さん、ちょっと買い物に行ってくるから、お留守番お願いね。宮崎さんに迷惑かけないのよ。」
「わかった~!大丈夫だよ。ゆっくり買い物してきていいよ。あ、誰か来てもここだとすぐ出られないから、玄関、外から鍵かけておいてね!」
「あ、わかりました。いってらっしゃい。」
「宮崎さん、それじゃ、亜美をお願いしますね。」
そう言うと、出かけていきました。
それからしばらく数学を教え、きりのいいところで一休みにしました。
「ふう、やっぱりおにいちゃんに教わるとわかりやすいよ。なんで今までこんなにわかんなかったんだろ、って気がするよ~。」
「そりゃよかった。」
「あのとき会えたのがおにいちゃんで、ほんとに良かった。お母さんも戻ってきてくれて、なんとなく優しくなったし、お父さんも、なんかお母さんに頭が上がらなくなったみたいだし、彼と別れるのだけがねー、ちょっと手間取ってめんどくさかったけど笑」
「彼も、お母さんから振られて亜美から振られて、ショックだっただろうねぇ」
「もうね、なんで、いやだ、別れたくない、みたいな感じで、あんまりしつこいから、自分の胸に手を当ててよく考えて、私、知ってんだからね、って言ったら、もうしないから、って言って。それって、やりました、って言ってるようなもんだよね。」
「たしかに。なにをどこまでしてたかは別にして、本人はダメだとわかってることをしたのは明白だね」
「でしょでしょ。なんかね、必死過ぎて、逆に完全に冷めちゃった。」
「でもまぁ、よかったよ。亜美がもっと辛い思いをしなくて済んで。それにさ、ヘンな言い方かもしれないけど、彼氏のがちっちゃいブツだったおかげで、初めての経験が痛みも少なくてよかったんじゃないか?」
「やだよ~、もう思い出したくもないよ、ちっちゃくても、濡れないうちに入れられたら痛いんだからね~!」
「あはは、それもそうだな。」
2人で笑った後、亜美が私の方を向いて、言いました。
「だから、吹っ切るきっかけを作ってくれたおにいちゃんには、ほんとに感謝してるの。感謝してるんだけどね・・・」
なんか歯切れが悪い。
「感謝されるようなことはしてないけど、どうしたの?」
「あのね、彼のほうは吹っ切れてよかったんだけど・・・今度は、おにいちゃんとしたのが、忘れられなくなっちゃって・・・」
「私、それまで1人でなんて、ほとんどしたことなかったのに・・・今は、毎晩寝る前に、おにいちゃんのこと思い出して、1人でしてるんだよ・・・でも、指じゃ物足りなくて・・・」
急に生々しい話になってきました・・・。
「だからね、もう一回、おにいちゃんにして欲しいの。それで、受験まで頑張れるから。」
うすうす、そんなことを言われる想像はしていましたが、お母さんもいる自宅だから現実にはないだろうと思っていたら、来て小一時間で、あっさり言われました・・・。
「そんなこといってもなあ、俺も今日か明日には帰るし、今からホテルに行くわけにもいかないし・・・って、亜美!なに脱ぎ始めてるの!!」
「なにって、おにいちゃんが帰るまで、もう時間もないし、今お母さんいないから、今のうちに、おにいちゃんの、ちょうだいっ!!」
そういって、下着姿になって、抱き着いてきて、そのままベッドに押し倒されました。
「ちょ、ちょっと待って、亜美、んん!!!」
押し戻そうとしましたが、覚悟を決めた亜美にキスされ、思わぬ急展開に亜美の舌を受け入れてしまい、頭が混乱してしまいました。
「おにいちゃん、強引なのはわかってるけど、お願い・・・」
亜美はそう言いながら私の上で向きを変え、私のジーンズのホックを外してファスナーを下ろし、トランクス越しに私のモノに頬ずりしてきました。
さすがに女子高生のお尻が目の前にある状態で股間に頬をこすりつけられ、私の意思にかかわらず、私のモノは戦闘態勢に入ってしまいました。
「この前も見たけど・・・ホントにすごい・・・」そう言いながら、トランクスの上から手を入れて、私のモノを取りだし、先っぽを舐めはじめました。
「はぁぁっ・・・どこも触られてないのに・・・おにいちゃんの舐めて匂いを嗅いでるだけで、おなかの中が熱くなってきちゃう・・・」
そういう亜美の股間も、ショーツに染みだした蜜があふれ、今にも垂れ落ちそうになっています。
私は観念して、というか、理性がもたなくなり、濡れた亜美の秘所を、ショーツの上から舐めはじめました。
「くぅぅぅ!!!お、おにいちゃんっ!!それ、感じるっ!!」
亜美が顔を上げて、喘ぎ始めました。反撃開始です。亜美の腰に手を回し、ショーツを下ろすと、蜜が糸を引いています。そのままショーツを足から抜きました。
そしてまた向きを変えさせ、こちらを向かせると抱きしめてキスをしながら、ブラのホックを外します。私の上で、全裸の亜美の、完成です。
私は仰向けで亜美を腰の上に乗せたまま、ズボンとトランクスを脱ぎ、上着を脱ぎ、言いました。さすがに生でするわけにはいかず、亜美に少しずれてもらい、カバンからゴムを取り出して、装着しました。
「亜美、そんなに欲しいなら、これ、自分で入れてごらん。」
「え・・このまま・・?私、そんなのしたことないよ・・」
「簡単だよ。俺の上でまたがるようにして、腰を下ろせばいいだけだから。」
「こう・・・かな・・。なんか・・こわいね・・・おなかまで刺さってきそうだよ・・」
「大丈夫、この前奥まで入ったから。」
「そうだけど・・・。こ、こうかな・・・ううう、太い・・・入るのかな・・・んっ!くう!!!は、入ってきたぁ!!」
「ほら、まだほんの先っぽだけだよ。がんばって。」
「くぅぅう!!!すごいぃぃぃ!・・・こ、これ以上入れるの、こわいよ・・・」
「じゃあ、手伝おうか。」
私は、亜美の腰をつかんで、下から軽く突き上げました。
「えっ、手伝うって・・ひあああ!!いいいい!!!イクイクぅぅぅぅ!!」
私のモノが、中ほどまで入りましたが、狭い亜美の中では擦れて十分な刺激になったようで、それだけで亜美は絶頂しました。
体を伸ばしてのけぞるような姿勢でしたが、さらに私が胸に手を伸ばして乳首を摘まむと、「ひぃっ!」と力が抜けて体が落ちてきて、そのまま一気に奥まで入ってしまいました。
「ぎああああ!!!!そんな奥突いちゃだめだめ!!またイク!!イクイクぅぅl!!!」
「亜美ちゃんが自分で入れたんだよ。ほら、大丈夫、これで全部入ってるよ。」
「あっあっあっああっ!!擦れる、擦れるぅぅ!奥が、奥がだめぇぇぇ!!!またイッちゃうううう!!!」
もう、私の言葉が聞こえてる気がしません。そこから、亜美のセルフ逝きがはじまります。イッては痙攣し、痙攣しては擦れ、擦れてはイき、の繰り返しです。
「あああ!!もう、もうだめ、あああ!またすごいの来るぅっ!!!」
「だめぇぇ!おにいちゃんっ!!だめ、もうだめ、助けて、またイッちゃううう!!」
そんな亜美を見ていると、廊下で、かすかに音がした気がしました。
ちらっとドアを見ると、さっき閉めたはずのドアが、ほんのわずか、開いています。
やばい、聡美さんに見られた・・・汗。
すでに取り繕える状態でもなく、そもそも亜美が私の上に乗って腰を振っている状態で急には動けないし、言い訳もできず。仕方がないので、体を起こして、亜美を抱きしめて対面座位の姿勢になり、少しモノを抜き加減にして、頭を撫でながらキスをして、
「亜美ちゃん、俺も大好きだよ」と言い、2人好き合ってコトに及んだ風を装いました。
亜美も覗かれているのを知らぬまま「はうううっ!!おにいちゃん・・・!!気持ちいいのっ・・・!!!大好き・・!」としがみついてキスに応えてくれます。私を好きなのか、気持ちいいのが好きなのかわからない返事でしたが、ヨシとします。
しばらくピクピクしながらしがみついていましたが、私が亜美を大事にしている風を受け止めてもらえたのか、ドアがそっと閉まり、廊下を歩く音がかすかに聞こえ、消えていきました。
ふう、と一息ついて、亜美をベッドに横たえると、その刺激のせいか「あうっ」「ひあっ」と声を上げますが、意識はなさそうです。そのまま、タオルケットをかけて、服を着直し、
聡美さんに、謝ろうと、亜美を起こさないように静かに部屋を出て、リビングに行きましたが、聡美さんがいません。キッチンにもおらず、どこだろう、とうろうろすると、奥の部屋からかすかに声が聞こえました。
ほんの少しドアが開いていたので、中を覗いてみると、そこは寝室で、聡美さんが下着姿で四つん這いになって、片手をブラの下に手をいれ、もう片手をショーツの中に入れて、一人でしていました。
「あああ・・宮崎さん・・・キモチいいの・・・もっとして・・・」
なんか、私が呼ばれています。ここは、期待にお応えしないと!と思い、ズボンを少しだけ下げてモノを出し、そっと部屋のドアを開けて聡美さんに近づきました。
聡美さん、自分の世界に没頭しているようで、気づきません。私は聡美さんのショーツに手をかけて一気に下ろし、私のモノを突き入れました。
「えっ!!なんで、あああっ!!ダメ、そこダメェ!!いいっ!そこ、イイのぉ!!」
急な快感に頭が混乱しているようで、イイのかダメなのかわからないですが、イイのがあとだから、きっとイイのでしょう。抵抗もされないので、そのまま奥までピストンしました。
ブラのホックを外し、豊かな乳房を揉み、乳首を指先で転がしながら、奥を突きます。
「ああああ!!!宮崎さんの、すごい!!奥が、奥がいいのぉっ!!んああ!」
「やっぱりホンモノがいいのお!!!キモチいい、いいいいっっ!!」
「ああああ!!ダメ、イッちゃう、イクイクぅぅぅ!!」
聡美さんはすでに自分で高めていたせいか、あっという間にイッってしまいました。そのまま、突っ伏してしまいましたが、ギリギリ私のモノが抜けなかったのと、私は亜美でもイッていなかったうえに、またイケなかったので、そのまま、寝バックで突き始めると、
「ええっ!なんでこんな姿勢で、奥まで、あああっ!!これすごいい!!」
「キモチイイっ!!あああ!!奥まで届いて、擦れて、宮崎さんの、すごいいい!!」
「あああ!!また、またイッちゃううう!!!イクイクぅっ!!」
またイッてくれたようですが、私はまだなので、そのまま突き続けました。
「んあ!!ああ!!ダメ、もうイッてる、イッてるのぉぉ!!また、すごいの来るぅ!!!!あああ!イクイクイクぅぅぅ!!」
「もう、もうだめ、あああ!お願い、宮崎さんも、イッて、イッてぇぇ!!あああ!」
「わかりました、ドコに出したらいいですか?」と聞くと、
「中で、中でいいからぁ!!お願いイッてぇぇぇ!!またイクううう!!」
「じゃあ、ラストスパート、しますね。イキますよ!」
私はそう言って、ピストンを早め、奥を強く突きました。
「ああ!!すごい!!!ダメ、死んじゃう!!あああああ!!!!」
聡美さんは、叫ぶように声をあげ、中がぎゅううっと締まり、私も奥に突き入れて、溜まっていたものを放出しました。ずいぶん長い時間、出ていた気がします。
聡美さんも、反応がなくなりました。
聡美さんに出したものが溢れてきたときのために、膝に引っかかっていたショーツを上げ、もタオルケットを掛けて、リビングに戻りました。
う~ん・・・2人とも、寝ちゃったなぁ・・。」
そう思いながら、リビングで自分でコーヒーを入れて飲んでいると、しばらくして、バタバタと廊下を走る音がして、亜美がリビングに来ました・・が、裸のままです・・・。
「おにいちゃん・・いたぁ!!!」私を見つけて、飛びつくように抱きついてきます。
「気づいたらおにいちゃんがいなくて・・・もう帰っちゃったのかと思ったんだからねっ!」
「ごめんごめん、亜美ちゃんが眠っちゃったからさ、そばにいようかと思ったんだけど、俺も喉が乾いちゃって、コーヒーもらってた。亜美ちゃんは、大丈夫」
「なんか、まるで叫び続けたみたいに喉が枯れてる感じで・・・お水飲もうかな・・・」そう言いながら、私に抱きついたまま離れません。
「ってかさ、亜美ちゃん、その格好、いいの?そのままで?ベランダの外から見えると思うんだけど。」と聞くと
「え?なにが?・・・うわ、ヤバ!裸で来ちゃった!!」
気づいていなかったようで、焦って部屋に戻ろうとすると、リビングのドアが開き、「宮崎さん!!」と聡美さんが来ました。
「宮崎さん、いたぁ・・・よかったぁ!!」
そう言いながら駆け寄ってくる聡美さん、ショーツ1枚ですよ?
「おっ!お母さん!!」
「えっ、あ、亜美!」
聡美さん、亜美がいることに、気づいていなかったようです。
全裸vsほぼ全裸の親子対面です。私は覚悟を決めました。
「あの・・・、私はここで待っているので、まず、お二人共、服を来て戻ってきてもらえませんか?」
「・・・・わかったわ。帰っちゃダメよ。」
「わかった・・。ぜったいここにいてね・・!」
2人は声を揃えるように言って、バタバタと部屋に戻り、しばらくして身づくろいをした2人が戻ってきました。
3人、リビングのソファに座ります。私の隣に亜美が陣取り、向かいに聡美さん。
「・・・それで、亜美、宮崎さんと、部屋でエッチしてたのはお母さんも知ってるわ。どうしてそうなったのか、教えてもらえる・・?」
「!!!」
亜美は、聡美さんに覗かれたことに気づいていなかったので、驚いて、あわあわしています。そして、ポツリと、言葉を出しました。
「だって・・・ふつうにおにいちゃんとこのまま別れたら、もう会えない気がしたんだもん・・・。卒業旅行の話だって、お仕事忙しい、って言われたらそれで終わりだし・・・。」
「おにいちゃん、前に会った2回とも、きれいなの女の人と一緒だった。きっと、普通にしてても、女の人が放っておかない人なんだと思うんだ。高校生の私なんか、待ってても相手にしてもらえないよ。」
「だから、おにいちゃんに、せめて、アイツの痕跡・・上書きして欲しくて・・・おにいちゃんに、迫ったの・・・」
「・・・やっぱり、そうなのね。亜美が宮崎さんを見る目、完全に恋する乙女の目だったから、2人にしたら、そうなりそうな気はしてたんだけど・・・。」
「それで、大丈夫なのね?」
・・・なにか、以前どこかで聞かれた言葉のような気がします・・。私は即座に返事しました。
「もちろん、大丈夫です。ちゃんと、ゴムもつけましたし、そもそも、出してもいません」
「え・・・エッチしたのに、出してないの?そうなの?亜美?」
「あ・・・そういえば・・・おにいちゃん、中には出してないと思うよ。」
「思うって・・どうしてはっきりしてないの?!」
「だって・・・私、気を失っちゃってて・・・気づいたらおにいちゃん、部屋にいなかったんだもん・・・」
聡美さんが、呆れた顔で私を見てきます。
「あの、亜美ちゃんの部屋のゴミ箱に、使ってたものをティッシュにくるんで捨てています。見てもらえば、出てないのがわかると思います・・・。」
「・・・そこまで言うなら、ホントなのね・・。まぁ、出されたら、流れてくるからわかるでしょうし。」
聡美さんは、そう言いながら、自分の下腹部を気にしたように手を伸ばしかけました。すみません、聡美さんには出しちゃってます。
「それで、二人は、お付き合いするつもり、ということでいいのね?」
「もちろん、そうです。」
「もちろん、しないよ。」
え?!私は覚悟したのに!?
「だって、私まだ高校生だし、この先、何があるかわかんないんだよ、私にも、おにいちゃんにも。」
「私、今はおにいちゃんが大好きだけど、おにいちゃんのこと、何も知らないし、客観的に考えたら、今熱を上げてるだけかもしれないし。」
「もちろん、おにいちゃんに彼女がいない間は、会いに行きたいし、エッチもしてほしいと思うよ。でも、住む場所も生活リズムも違う私とおにいちゃんが、うまくいくとは思えないもん。」
「どっちかが、なにかを妥協しないとダメだと思うし、私は妥協したくないし、妥協して付き合ってくれるような人、私はイヤ。そんな人生、送るのも、送らせるのも、ダメだと思ってるよ。」
聡美さんも、驚いて口を開けたまま、亜美を見ています。亜美は、私が想像していたより、はるかに大人でした。
「そ、そうなのね・・。わかったわ。亜美も初めてじゃなかったでしょうし、妊娠の心配もない、とりあえず2人が好きで納得してエッチしたのなら、お母さんとしても、これ以上言うことはないわ。宮崎さんも、それでいいのね?」
「俺も気をつけてたので、亜美ちゃんとは万が一もないとは思っていますが、あった場合には責任を取る覚悟はできています。その上で、何もなかった場合でも、亜美ちゃんが望めば受け入れるつもりでいます。」
「とはいえ、亜美ちゃんも言った通り、私が本社に戻れば亜美ちゃんとは離れ離れだし、亜美ちゃんが大学に行っても、たとえばH大に合格したとしたら、やっぱり離れ離れです。」
「俺は学生時代、合宿でほんの2週間彼女と離れていただけで、大好きだった彼女を奪われました。そのくらい、離れて付き合うって、すごく難しいと思うし、続けるためには、いろんな妥協も入ってくると思うのは、亜美ちゃんが言った通りだと思います。」
「亜美ちゃんは、元の彼氏のこととか、、周囲のいろんな現実の部分が見えて、たぶん寂しくなったところに、俺が現れて、よく見えちゃったんじゃないかと思います。」
「でも、今朝リビングでも話してましたけど、亜美ちゃんが卒業旅行で俺のところに遊びに来る話、もちろん歓迎します。よかったら聡美さんもご一緒にいらしてください。案内しますよ。」
「え、なんでお母さんも?」
「というか、話が私の方ばっかりだったけど、お母さん、なんであんな格好で寝室から出てきたの?それに、宮崎さん!って叫んでたよね・・・。どういうこと?」
やばいやばい、矛先が変わってきた!
「そっ、それはね、お、お母さん・・・あのね、宮崎さんと・・・」言葉が途切れます。さすがにお母さんからは言えないと思います。
「ごめん、亜美、俺が悪いんだ」
とっさに言い訳を思いつき、ダメ元で言ってみることにしました。
亜美と聡美さんが「えっ」という顔をして、同時にこっちを見ます。
「さっき、聡美さんが、俺達がしてたの知ってる、って言ってたよね。俺がリビングに戻ってきたら、聡美さんに、亜美になんてことするの、亜美には手を出さないで、私が代わりになるから、って言われて」
「説明しようと思ったんだけど、俺の説明じゃたぶん信じてもらえないし、あわあわしてたら、お母さんに寝室に連れて行かれて」
「亜美としたことについては、あとで亜美にも確認させてもらうけど、これ以上亜美に手を出さないでくれたら、私を好きにしていいから、って言われて」
「聡美さんが、あまりにも真剣だったし、そこで断ったら、亜美ちゃんとの関係をずるずる続ける、って宣言するようなもんだと思って。」
「俺としても、それで亜美ちゃんとのつながりが切れるのはいやだったから、とりあえず聡美さんの言う通りにしようと思って、じゃあ、ほんとに好きにしていいんですね、って言って、聡美さんにも、満足してもらえるようにがんばったんだ。」
「え?!じゃあ、お母さん、私のために?!」
「亜美ちゃんとのことは、さっき亜美ちゃんが言った通り、この先離れ離れかもしれないけど、この先どんな形になるかわからないけど、1人の女性として、大事に思ってるんだよ。」
「俺、亜美ちゃんとのつながりを、大事にしたいんだ。」
「そして聡美さんも、亜美ちゃんの未来のことを一番に心配してくれてるんだよ」
自分でも、すごくいいことを言っている気がしましたが、やってることは鬼畜です(汗)。
「お母さん・・・私のためにそんなことまでさせちゃって・・ごめんなさい・・・。でも、私、さっきも言ったけど、ちゃんと自分の未来のこと、考えてるから。」
「そ、そうね、それはさっき聞いて、よくわかったわ。お母さんの取り越し苦労だったみたいね。宮崎さんも、こんなオバサンに、ヘンなことさせてしまって、ごめんなさい。」
聡美さんも、私に合わせてくれることにしたようです。よかった・・・、
「オバサンだなんて、聡美さんも、素敵でしたよ。そうじゃなかったら、できませんから」
「・・・ふ~~~ん、おにいちゃん、お母さんにも興奮するんだ~。それで、大丈夫なの?」
「うっ!!」
「!!」
「・・・聞かなくてもわかった・・・大丈夫じゃないのね・・・。それでお母さん、どうするの?できちゃったら。」
「もっ、もちろん堕ろすわよ!」
「そ、その前に、まずはアフターピルを処方してもらいましょう!!」
高校生の亜美のツッコミに、大人2人が狼狽しているという、なんとも情けないことになりました。
「え?生まないの?私、弟か妹、ほしいなぁ。おにいちゃんの子だったら、きっとカワイイと思うんだけどなぁ。」
と、とんでもないことを言い出しました。
「お父さんより、おにいちゃんのほうがかっこいいし、今後、おにいちゃんと離れちゃっても、私たちとおにいちゃんと繋がりが残るって、私はうれしいけど・・・おかあさんは、イヤ?」
「だ、だって、お母さん、お父さんと結婚してるし・・・」
「お母さんは、お父さんともしてるでしょ?お父さんにはさ、ちょっと避妊に失敗したことにしてさ、それでできちゃったってことにすればいいじゃない。精子だって、きっとおにいちゃんにほうが強そうな気がするから、大丈夫よ。」
「そんな簡単に・・・でも・・・そもそも宮崎さんが・・・こんなオバサンと子供つくるなんて・・・イヤですよね・・・?」
聡美さんが、うつむきながら上目遣いで私をチラチラみながら言ってきます。その、いじらしい感じのオトメチックな表情と視線に、私は一瞬でやられました。
「オバサンだなんて、卑下しないでください。聡美さんは、お世辞じゃなく、素敵ですよ。でも、ほんとにイイんですか?亜美ちゃんも、俺が聡美さんとしちゃっても、いいの?」
「う~ん、なんかね、お母さんならいいかな、って。お母さん、お父さんのことでずいぶん我慢してきてるの、見てきたし。お母さん美人なのに、なんか幸せそうにみえなくて。」
私ね、おにいちゃんとエッチして、ほんとにキモチがいいエッチって、はじめて知ったし、お母さんにも、エッチで幸せな気持ちとか、感じてほしいの。」#コーラル
「お母さん、お父さんとのエッチで、満足してないんでしょ?だからアイツとあんなことになったんでしょう?」
「亜美・・・それは・・ほんとにごめんなさい・・・。あの時のお母さん、ホントにどうかしてたわ・・・」
「それはもういいの、ホントに。私もあの節操ナシと別れられて、せいせいしたし。でも、せっかくだから、おにいちゃんとの子供が出来るように、もっといっぱいしてもらってよ。でも、私だけ仲間外れはイヤ。おにいちゃん、私ともしてね!」
「俺がここにいるのは、明日の昼までなんです。それまでなら、いくらでもお二人にお付き合いしますよ。」
「やった!おにいちゃん、ありがとう!!」と、亜美が抱きついてきました。
「それじゃ・・どうしましょうか・・。さすがにここで、っていうのは、万が一主人が帰って来たり誰か来た時にまずいから、どこか別の場所にしたいわ。」
「それじゃぁ、今夜、どこか泊りで温泉にでも行きませんか。俺も、別の場所のほうが非日常感があって、いいような気がします。」
「温泉!!行きたい行きたい!!他の人の目もあるといけないから、少し離れた場所のほうがいいんじゃない?」
「じゃあ、あの峠の向こう側の温泉とかどうかしら。ちょっと調べてみるわね。」
あっという間に話が決まり、聡美さんがどこかに電話をしていました。温泉を予約してくれたようで、「いいトコが取れたわよ。」とニコニコしながら言い、3人で温泉に行くことになりました。
聡美さんが軽く昼食を作ってくれたのでそれを一緒に食べた後、出発の準備です。一泊なのでそれほど荷物は要りませんが、女性はそれなりに準備があるようで、私はその間に車の荷物を整理しておき、30分くらい経って、出発です。
聡美さんのシエラでもいいのですが、珍しい車なので、他の人に見つかったときに気づかれても困るので、あえて私の車で行くことにしました。
「亜美は、勉強道具も忘れないでね」
「もちろん持ったよ。ヒマな時間ができたら、おにいちゃんに教えてもらうんだもん」
「さすがだ・・・俺が高3のときなんて、勉強から逃れたい一心だったけどなぁ」
「んふふ、おにいちゃんには、イロイロ教えてもらいたいしね~♪」
助手席には聡美さんが座りました。温泉までのナビをしてもらうためです。亜美は後部座席に座りましたが、ちょっと不満そうです。
「ナビだったら私だってできるのに・・・」
「ナビって、GoogleMapのナビを見てそのまま言うじゃダメなのよ。ちゃんと交通ルールを知ってる人じゃないと。」
と説明していますが、助手席に陣取る聡美さんはうれしそうで、助手席に乗りたかっただけにしか見えません。
こうして笑顔の聡美さんを見ていると、30台前半と言われてもおかしくないほど若々しく見え、とても18歳の娘がいるようには見えません。
サイドブレーキに手をかけた私の左手の上に、右手をそっと乗せてきました。ストレスがなくなったせいなのか、私から高たんぱくを摂取したせいなのか、ツヤツヤして見えて、思わず聡美さんに見とれてしまいました。
「おにいちゃ~ん!お母さんに見とれてないで出発してよ~!」
亜美の呆れた声に、はっと我に返って、あわてて車を発進させました。
知ってる人に会うと面倒なので、いつもの峠は素通りして、直接温泉に向かいます。聡美さんのナビで、温泉街を通り越してその奥、少し離れた場所の林の中に隠れるように木々に囲まれた場所に車を入れます。その先に、こじんまりとしていますが、落ち着いたたたずまいの、高級そうな宿があらわれました。
聡美さんが先に車を降り、私と亜美で荷物を分担して持ち、聡美さんに続いて入口に向かいます。
「山口様、お待ちしておりました。」宿の女将と思しき女性と、数人の中居さんが、入口で挨拶してくれます。
ほかにもお客がいるだろうに、なんで誰が来たのかわかるの?と不思議に思って聡美さんを見ると、
「またお世話になります」そう言って、聡美さんは当たり前のようにしています。私がぽかんとしてるのを見て、「ここね、両親と一緒に、何度か来たことがあるの。」そう言ったあと、とんでもないことを言いました。
「今日は貸し切りだから。」
「え・・・貸し切りって・・・貸し切り温泉とかは聞いたことあるけど、宿が・・貸し切り?!」
「そう。普段は空いてないんだけどね。最初は普通の温泉ホテルを予約するつもりだったんだけど、調べたら、たまたまちょうどキャンセルが出たところだったみたいで、せっかくだから予約しちゃった♪」
予約しちゃった♪って、そういう問題ではない気がします・・。いったいいくらするのか、想像するのも怖いです????
聡美さんのご実家が資産家であるとは聞いていましたが、ちょっと、ではなさそうです。
部屋に案内されると、そこには、手前にソファのあるリビングルーム、右に和室と、左に洋室があり、洋室側にベッドがあります。広いキングサイズのベッドと、ダブルベッドが2つ。その奥には、露天風呂もありました。
「わぁ!露天風呂付きだよ!!すごい!みんなで入れるね!」
「そうね。でも、宿の大浴場も、宿自体が貸し切りだからみんなで入れるわよ。」
「そうなんだ!じゃあ、せっかくだから、みんなで大浴場に入ろうよ!」
「そ、そうね。そうしましょうか。宮崎さんも、それでいい?」
「は、はい、わかりました。」
完全に聡美さんたちのペースに飲まれてしまいましたが、これも仕方ないですよね。
部屋にあった浴衣を持って、3人で大浴場に向かいます。亜美には、「浴衣って、下着はつけないものなんだよ。浴衣も和服だからね、洋装の下着をつけるとおかしいんだよ」というと、
「え?!そうなの?知らなかった!じゃあい浴衣だけでいいのね!」と、下着を荷物に戻しました。聡美さんが私を見て「まったくこれだから男は・・・」という顔をしています。
例によって「殿」「姫」と書かれた紺と朱色の暖簾の前で、「それじゃあ・・」と男性男性浴室に入ろうとすると、
「そっちじゃなくて、こっちよ。」と聡美さんに腕をひっぱられて、一緒に女性脱衣所へ。さやかさんの宿でも思いましたが、すごくイケナイコトをしているような気がしてきます・・・。
さやかさんの宿でも、さやかさんと一緒に入りましたが、小さい宿の風呂ですし、さやかさんと2人だったし、岩風呂の延長気分もありました。それに対してここはそれなりの大きさもあり、部外者が紛れ込んだ感120%です。
ためらわず脱ぎ始める聡美さんと亜美を見て、覚悟を決めました。男の脱衣は簡単です。
私もパパッと下着も脱いで、あえて隠さず、堂々とすることにしました。
「あ・・このまえ見たときと、大きさが違う・・・なんかかわいいね・・」
服を脱ぎ、下着姿になった亜美が、私の股間を見て、手を止めて言いました。
「そりゃ、いっつもあのサイズなわけないじゃん。」
そう言いながら、まじまじと見られるのはさすがに微妙にはずかしいものがあります。
チラッと聡美さんを見ると、後ろ向きで前かがみになって、ちょうどショーツを下ろすところでした。大事なところが、丸見えです。
これが熟女、という感じで、一見生真面目そうな聡美さんの奥にこんないやらしい秘所が隠されているなんて、と思うと、そのギャップに、ドキドキしてしまい、私のモノも、すかさず反応してしまいました。
とりあえず、3人で浴場に入り、さっと流して並んでお湯に浸かると、亜美が言いました。
「おにいちゃんの、あの、おちん・・ちん、さっき、お母さんの着替えを見たとき、急に大きくなったよね・・・。私の着替えを見てもあんまり大きくならなかったのに、お母さんが脱いだのを見たら急に大きくなってて、なんか負けた気がしたの~!!」
「んふふ、まだ私も捨てモノじゃないってことかしら。」
「おっぱいもお母さんのほうがおっきしい、なんかくやしい~」
亜美が、自分の胸に手を当てながら、くやしがっています。
「亜美ちゃんの裸、張りがあって健康的なイメージが前面に出てるからね。エッチでもあるんだけど、それ以上に、キレイなんだよ。」
「あら、じゃあ私はどう?」
「聡美さんは、美しいのはもちろんですけど、正直に言うと、エロい、です。ヤバいです」
「やっぱりそうなんだぁ・・・」
「亜美ちゃん、そういうのって、比べてもしかたないんだよ。ヘンな言い方だけど、亜美ちゃんの健康的でピチピチな体が、エッチでいやらしく反応する姿って、すごくギャップがあって魅力的だし、まだエッチ慣れしてないぎこちなさとか、中の狭さとかもあって、今から思うと、俺もよく出さなかったなと思うよ。」
「さすがおにいちゃん、女の人に慣れてるんだね~。」
「そんなことないんだけどなぁ。一般論だよ、一般論。彼女だっていないって言ったじゃん」
「だって、この前会った女の人達だって、おにいちゃんとしたんでしょ?彼女じゃないのにエッチできちゃうって、女たらしだよね~。実は他にもいたんじゃない?」
他にも、と言われて、つい、藤原課長の顔を思い出し、切ない気持ちになったのが、顔に出てしまったようでした。
「・・・宮崎さんも、なにか辛いこと、あったの・・・?」
「・・・すみません、まだ自分の中で吹っ切れてなくて、すぐ顔に出てしまって。」
「なぁに?おにいちゃん、振られたの?この前の電話の人のこと?」
「え?亜美、電話の人って?いつのこと?」
聡美さんに聞かれて、亜美はしまった、という顔をしました。自分が出会い系サイトで、やらかそうとしてた時の話だったのを思い出したのだと思います。
「ちょうど俺と亜美ちゃんが知り合ったのが、その時なんですよ。」
亜美は、私が何を言い出すのかと、心配そうにこちらを見ています。
「せっかくだから、俺から順に話させてください。」
「そもそも、少し前に、俺の想い人、俺のところに来てくれると信じてた人が、俺からしたらちょっとしたすれ違いで、他の人のところに行ってしまうことになったんです。」
「そのショックが大きくて、いまでも引きずっているんですけど、仕事も手につかないくらいだった俺を、慰めて癒やしてくれてた人がいたんですが、それが、先日、峠で会った、福島里美さん、なんですよ。」
「でも、結局、俺はその想い人がいなくなったことに耐えられなくて、本社を離れて、こっちの現場の仕事に逃げるように来たんです。そこで会ったのが、ついこの前の夜に峠で会った、宿の女性、さやかさんで。」
「さやかさんとは、それぞれ理由は違うけど、辛い思いを共有しているってことで仲良くなりました。」
「さやかさん・・・いまどうしていらっしゃるのかしら・・・」
聡美さんが悪いわけではないけれど、自分の旦那がしでかしたことということで、気にしてくれているらしい。
「彼女、ああ見えても強い女性です。幸い、すべて知ったうえで結婚したいと言ってくれる人も見つかったみたいで、今は前に進んでいるところです。」
「で、さっき亜美ちゃんが言った電話の人、相手は福島里美さん、なんですよ。突然本社を離れちゃった私を心配してくれて、電話をくれたらしいんですけど。」
「その時たまたま亜美ちゃんも近くにいたんですが、俺が駅前にいたときに、福島さんから電話がかかってきて」
「で、福島さんが遊びに来るとか来ないとか言って、結局よくわからない状態で電話が切れて呆然としていたら、亜美ちゃんが、俺が振られたと思って心配して声をかけてくれたいです。」
うん、ウソは言ってない。
「亜美ちゃんとは、それで話をするようになって、それが縁で数学を教えることにもなったんですが、そんなわけで、亜美ちゃんは、人の心の痛みがわかる、優しい女の子だと思ってますよ」
うん、途中ばっさり端折ったけど、言い訳としては完璧だ。ふう。
「俺は、行く先々で会う人に、気を使ってもらってよくしてもらってて、ホントにありがたいと思ってます。今も、俺としては、お二人に癒やしてもらっている、と思ってます。」
「そんなことがあったんだ・・・」
「それで、まだ、吹っ切れずにいる・・・のね・・・?」
「じゃあ、今夜は亜美と私と2人で、宮崎さんをめいっぱい癒やしてあげましょうか」
聡美さんがそう言うと、2人、右と左から、そっと抱きしめられました。そして2人の手が、私の中心でぶつかりました。
「あ・・・」
「あら・・・」
「・・・宮崎さん・・・すくなくともココは、充分元気を取り戻したみたいね。」
「脱衣所で最初に見たときとぜんぜん違う・・・」
「亜美は・・男性の・・お口でしてあげたこと、あるの?」
「あっ、あるよ!・・・少しだけだけど・・・」
「じゃあ、亜美、宮崎さんのを、お口で、してあげて。宮崎さん、そこに腰掛けてください」
「え、いいの?でも、私、よくわかんないよ?下手だったら教えてね。」
「・・・お母さんに見られながらするのって、なんか、恥ずかしいね・・」
そう言いながら、亜美は私の前に座り、私のモノをそっと掴んで、アイスクリームを舐めるように、先を舐めあげました。
「うぉっ・・・」
美少女が私を見上げながら私のモノを舐めるという、しかもお母さんの眼の前で、という、背徳的な状況に、私の感覚は思った以上に研ぎ澄まされていたようで、不覚にも、すごく感じてしまい、私のモノがピクっと動きました。
亜美は、「おちんちんが自分で動いたっ!」と驚いたようですが、また恐る恐る舐め始めました。が、時々歯が当たり、イマイチです。それを見て聡美さんが言いました。
「亜美、歯を当てちゃだめよ。あと、同じところばかり舐めてもダメなのよ。ここのね、裏のところとか、根元とか、タマタマなんかも舐めてあげるといいのよ」
聡美さん、なにを指導してるんですか・・・
「亜美、どう?なにか感じる?」
「う~ん、結構疲れるね・・でも、なんかこの匂いとか・・嗅いでると、頭がぼ~っとしてきちゃう感じがする・・」
「そうよね・・・このおちんちん、凶悪だと思うわ・・・」
「聡美さん、亜美ちゃんに見本を見せてあげてくださいよ。」
「わかったわ。ちょっと、お母さんにも代わって・・・」
「うん・・・お母さんも、してあげて。」
なんか私のあずかり知らぬところで、2人で共有されているような感じです。でもまぁ、今夜だけはそれでいいかな、とも思いました。そして、それを思う存分、楽しませてもらおう、とも思いました。
「こんな感じ・・かしら・・」
聡美さんは、そう言いながら先端全体をぱくり、と咥えました。しかし、言ってた割には、ちょろちょろと舌を動かすだけで、あまり気持ちよくはなりません。
「亜美ちゃんはともかく、聡美さんも、それじゃぁ普通の男はいつまでも終わらないですよ。」
「え・・・」
「お二人がそれでいいなら、これ以上言いませんが、もしもっと男を喜ばせるテクニックを身につけたいなら、教えますけど、どうします?」
二人は顔を見合わせて、そろって、こくん、と頷きました。
「いいですか、フェラチオは、口を女性のアソコの代わりにするものです。男性が、女性の中でイキたくなったとき、どうします?」
「奥まで入れて・・・激しく動く?」
「亜美ちゃん、正解です。それを、口で再現するのが、イカせるフェラですよ。」
「で、やり方はいくつかあるんだけど、まず簡単なほう、手を使う場合です。」
「さっきは2人とも、手で俺のモノを持って支えて、先だけ刺激していましたが、これを女性の中と比較して考えると、手は刺激になってなくて、先っぽだけ入れて、ゆっくりこねるようにしてる程度です。」
「これで男性がイケると思います?」
「・・・ごめんなさい、今まで私がしたことがある男性は、みんなそれで出してました・・・」
「・・・そうでしたか・・・。亜美ちゃんも、経験あんまりないから、わかんないよね。」
「うん・・・っていうか、お母さん、みんな、って、今まで何人の男性としたことあるの・・・?」
「え、そ、その、結婚する前、とか、にね?彼氏がいたりとか、ほら、するじゃない・・」
聡美さん、結婚する前「とか」や彼氏がいたり「とか」って言うと、それ以外もあるって言ってるようなものだと思うんですが、大丈夫でしょうか。
「そうなんだ・・・じゃあ、おにいちゃんのコレって、別格に大きいっていうこと?」
「そうね・・・少なくともお母さんは、見たことないわ、こんな立派なのは。」
「でも、初めてがコレだったら、泣いちゃいそう・・・。裂けちゃわない?」
「でも、女の人はそこから子供も出てくるんだから、きっと大丈夫なんじゃない?」
「逆に、初めてがこんなだったら、アソコが広がっちゃって、もう小さい人とはできなくなっちゃわないかなぁ・・・」
「どうかしらね・・。できないことはないと思うけど、物足りないでしょうね・・」
なんか、2人で私のモノを間にして会話が進み、私は置いてきぼりになっていたので、ちょっと口をはさみました。
「あの・・続き、いいかな・・・?」
2人がはっとしてこちらを見ました。
「ごめんなさい!」
「ごめんなさい・・・」
こほん、と咳ばらいをして、先を続けました。
「聡美さんが経験されたお相手が残念だったのは、逆に私としてはうれしい気もします。今日明日、思う存分、味わってくださいね。」
「で、手と口で、男性を喜ばせるには、という話です。」
「手は根元を掴みます。強く握り過ぎないようにしてくださいね。」
「口ですが、まず、歯が当たらないように、唇で覆う感じで。そのうえで、唇が手に当たるところまで、ほおばります。」
「そのまま吸い込むくらいの勢いで口をすぼめて、手と口を大きく、早く動かすんです。舌も絡めるようにして。亜美ちゃん、やってみる?」
「うん・・・やってみる・・・こうかな・・・」
「最初はゆっくりでいいからね。そう、そんな感じ。で、男性が立ち上がってる場合は、反対の手を腰やお尻に当てて押さえると、男性の体が固定して、動かしやすくなるよ」
「そうそう、もう少し早くしてみて、あと、もう少し奥まで。」
「くっ・・・いいよ、亜美ちゃん、気持ちいいよ・・・」
そう言うと、亜美が上目がちにこちらをみてにっこり笑いながら、激しさを増してきます。美少女がにっこり笑いながらフェラする姿は、想像以上に破壊力がありました。
そこへ、聡美さんが横から抱きついてきて、たわわな乳房を私に押し付けます。私としたことが、一気に高まってきました。
「うぅっ・・・亜美ちゃん、出そうだよ・・・ラストスパートして、出たら口でそのまま受け止めて、強く吸い上げて。」そう言うと、亜美は一層激しく頭を動かしました。
「出るっ!!」
亜美は、反射的に頭を離しそうになりましたが、私が頭を押さえて、全部口に入れました。
「んん----!」
亜美ちょっと苦しそうでしたが、私の言葉に素直に従って、最後の吸い上げまでちゃんとしてくれました。
「はぁ・・・亜美ちゃん、気持ちよかったよ・・。口の中の精液は、無理なら出してもいいけど、できるなら、唾液を出して混ぜて、飲み込んでくれると、男性は喜ぶよ。」
亜美は、少しの間ためらっていましたが、意を決したように、こくん、と飲み込みました。
「けほっけほっ・・・飲んじゃった・・・飲んじゃったよ!」
「ありがとう、飲んでもらえると、すごくうれしいよ。」
「そうなんだ・・・飲みにくかったけど、おにいちゃんのがおなかに入ってくると思うと、なんか、子宮がきゅん、ってなるみたい・・・」
「ありがとう。俺もこんなかわいい亜美ちゃんに精子を飲んでもらえるなんて、ほんとにうれしいよ。」
「さて、じゃあ、次は聡美さんね。」
「ちょっと、今出したばっかりじゃない。どうするの?」
たしかに、大きさは平常時よりはありますが、少し柔らかくなっています。
「どうするって、まずは、大きくしてくださいよ。」
「えっ!今朝も出したのよね?今ので2回目よ。まだできるの?今までそんな人、見たことないわよ。」
「ところが、できる人もいるんですよ。まずは、聡美さんの色っぽい姿が見たいなぁ。」
「立ち上がって、そこの岩に手をついてこちらにお尻を向けて、突き出すようにしてください。」
「こう・・・?なんか恥ずかしいわ・・・」
「そう、そして、少し足を開いて・・・肩幅くらい・・・そうそう。」
「こ、これじゃ、みんな見えちゃうじゃない・・・恥ずかしい・・・」
聡美さんは、耳まで真っ赤にしながら、従ってくれます。
「そのまま、もうちょっと腰を落として、お尻を突き出して・・・聡美さんのキレイなお〇ンコと、ヒクヒクしてるお尻の穴が、よく見えますよ。」
そう言いながら、お尻に顔を近づけます。
「はああっ・・・見られてる・・宮崎さんに・・みんな見られてる・・・んああっ」
腰が、微妙にくねくね動き始めました。
「おかあさん・・・なにもしてないのに、腰が動いてる・・・」
「こんな恥ずかしい格好、近くで見られてると思っただけで、ヘンになっちゃいそう・・・。お、お願い・・・どうにかして・・・」
「亜美ちゃんも、お母さんと並んで、してみよっか。」
「えっ・・・こんな格好・・・恥ずかしいよ・・・」
「お母さんが頑張ってるんだから、亜美ちゃんもできるはずだよ。ほら、立って」
「う、うん・・・こう・・・かな」
「もう少し手を着く場所を下げて腰を落として、お尻を突き出して。そうそう、いいよ、そんな感じ。近くでよく見せてね。」
「はぁぁ・・・恥ずかしい・・・恥ずかしいのに・・・」
亜美の腰もゆらゆら、動き始めます。
「ほら、亜美ちゃんのお尻も、動き始めたよ。お母さんの気持ち、わかった?」
「う、うん、わかった・・・わかったから・・・お願い・・・」
「宮崎さん・・・私も・・・お願いします・・・」
「お願い、だけじゃわからないよ。何をお願いしてるのかな?」
「お願いします・・・触って・・・聡美に触ってください・・・」
「ああん、私も触ってぇぇ・・・」
聡美さんは、すでに秘所から密が溢れて、ヘアを伝って糸を引きながら流れて落ちています。
亜美も秘所も、明らかにお湯ではないものが溢れはじめていました。私は、2人に手を伸ばし、手を広げて指先を少し曲げ、5本の指先でそれぞれのお尻を、そっと丸く撫でました。
「ああんっ!」
「はあああっ!!!っくううう!!」
亜美は、秘所からどくっっと密を溢れさせ、聡美さんは、撫でただけなのに、潮を吹いて腰砕けになり、そのままお湯の中に座り込みました。
「聡美さん、大丈夫ですか?」
肩で息をしている聡美さんに声をかけると、
「はぁ・・はぁ・・ごめんなさい・・・撫でられただけで、電気が走ったみたいで・・・勝手にイッてしまいました・・・こんなのはじめてです・・・」
「亜美ちゃん、亜美ちゃんも感じたみたいだけど、お母さんを見て、どうだった?」
「すごい・・・すごく色っぽい・・・いやらしいのに・・・きれい・・・」
「でしょ?大人の色気が溢れてるよね。こういうのを見るとね、男はこうなっちゃうんだ」そう言って、再びいきり立った私のモノを見せました。
「うわ・・・おにいちゃんの・・・さっきより・・・すごくない?・・・」
「ほんと・・・何度見ても、すごいわ・・・」
「じゃあ、次は聡美さんの番、と思ってましたけど、せっかく聡美さんがイッてくれたみたいだし、一度、これ、聡美さんに入れましょうか。今日は、本気で中で出しちゃっていいんですよね?」
「ええ・・・宮崎さんの、子宮に届けて欲しいわ・・・」
「じゃあ、もう一度、そこに手をついて。お望みどおり、生で、入れますよ。」私はそういって、聡美さんの秘所に、私のモノを先端だけ少し入れました。
「くぅっ・・・」それだけで、聡美さんはのけぞります。
「亜美ちゃん、これが母さんの中にはいるところ、見ててごらん。」
「これが全部入っちゃうんだね・・・」
「ああ・・こんなところ・・・亜美に見られてるなんて・・・」
「じゃあ、いきますよ!」そういって、一気に奥まで突き刺します。
「はあああっ!!!!すごいいい!!!すぐイッちゃいそう!!」
「聡美さんの中も、締まって気持ちいいですよ!」
奥を突きつつ、グリグリ擦り付けて、また引いて突いて擦って、を繰り返します。
「奥ぅ、奥がすごいいっ!!あああ!!!イッちゃう!!イクイクぅぅ!!」「聡美さん、まだですよ。俺がイクまでがんばってください」
「だめだめ!!奥だめぇぇぇ!!またイクぅぅ!!!」
「お母さん、すごいね・・・こんなお母さん初めて見た・・・」
「亜美、見ないで、恥ずかしいっ!!ああああ!!また、またイッちゃううう!!」聡美さんは叫ぶように言いながら、体をガクガクさせています。
「次は、こんな感じはどうですかね?」私はそう言って、聡美さんの片足を上げさせて私の肩に乗せ、深く突き入れました。
「あああ!!それだめだめええ!!奥が、違うトコに当たって、ああっ!そこ気持ち良すぎて、ヘンになっちゃううう!!!」
「お母さんのおっぱいがすご揺れて・・でも、きれい・・・」
「亜美ちゃん、お母さんのおっぱい、吸ってあげて。」
「うん・・・うわ・・やわらかい・・・」
「あああ!!亜美、だめ、おっぱい吸っちゃだめ、あああ!!ソコ、イイのぉ!!すごいい!!気持ち良すぎておかしくなっちゃう、あああ!!イクイクイクぅぅぅい!!!」
「今日はいくらでもイッていいですからね。もっとイッてくださいね」
そういって、さらに早く突きます。前もそうでしたが、聡美さんの中はいつまでも気持ちの良い感じでしたが、このへんで一旦私も出したくなりました。
「あああ!!またイク、ああ!イッってる、イってるのぉぉ!!だめぇぇ!!」
「もうだめ、許して、ああ!!イクの止まらないぃぃぃ!!!」
子宮が降りてきた、というんでしょうか、奥に当たりやすくなり、その先の狭い部分に、入りそうになっているのがわかり、強く締め付けられて、一気に射精感が高まってきました。
「ここ・・がいいかな?聡美さん、俺ももう、イキますよ」
ギリギリまで我慢して、「聡美さん、出るよっ!くぁぁ!!」一気に放出します。
「来て、あああ!!すごい奥に出てるっ!!熱いの、ああ!!またイクイクぅぅぅ!!!ああああああ!!!!」
さとみさんは、大きく仰け反り、膝から崩れたので、亜美ちゃんと2人で支え、お湯の中に入りました。
聡美さんは、体は脱力してしまって、なんとか私の首にしがみついて抱きついている状態です。
「お母さんばっかりずるい~」
うしろから、亜美が抱きついてきました。が、このままだと亜美をかわいがってあげることもできません。
「亜美ちゃん、一度お風呂から出て、部屋に行こうか。お母さんを寝かせてあげたいんだ」
「そっか、そうよね。私も手伝う~」
そう言って、私は聡美さんをお姫様だっこの状態で抱いたまま立ち上がり、その状態で脱衣所に行き、亜美にバスタオルで体を拭いてもらいました。
「亜美ちゃん、自分の浴衣を着たら、お母さんにも浴衣を掛けてあげて。俺にも掛けてくれかな。そしてら、そのままお母さんを抱っこしたまま、部屋まで行くよ」
「え!半分裸だけど、いいの?!」
「他のお客がいたらまずいけど、貸し切りなんでしょ?最悪見られるとしても宿の人だけだし。悪いけど、タオルとか服とかも持ってきてもらっていい?」
「は~い。今浴衣着るから待ってね。」
浴衣を着終わった亜美に聡美さんを抱いたまま浴衣を羽織らせてもらい、そのまま部屋に戻りました。聡美さんと裸で密着している状態でもあり、私のモノが反応したままですが、仕方がありません。途中の廊下で、数人の若い仲居さんのすれ違いました。1人だけ、口に手を当てて、私の股間を凝視していた人がいました。その場にいた仲居さんの中で、一番若そうな、メガネをかけた女性でした。
「やっぱり見られちゃったか・・・」と思いつつ、なんとかの恥はかき捨て、と思うことにして、どのみち手が塞がっていて隠せないので、あえて隠さず堂々と部屋に向かいました。
部屋に戻って聡美さんをベッドに寝かせ、あらためて体をタオルで拭いて、ショーツだけは履かせ、浴衣をかけ、てシーツを掛けました。聡美さんはその間、時々「ん・・」と声を上げましたが、相変わらず目覚めません。
やっと聡美さんを寝かせて「ふう」と一息つくと、後ろから、亜美が抱きついてきました。
「おにいちゃん・・・今度は私にも・・・」
そう言って亜美が後ろから抱きついてきました。
「亜美ちゃん、おいで・・・」振り返ってそう言うと、いつの間にか亜美は浴衣を脱いで全裸になっていました。私は元から浴衣を羽織っただけの半裸状態、亜美が今度は前から抱きついてきたので受け止めると、嬉しそうにキスをねだってきました。
「明日の朝まで、時間はいっぱいあるから、聡美さんは少し寝かせておこうか。亜美ちゃん,あっちに行こう。」
そう声をかけて、亜美の手を引いて、リビングに移動しました。ソファに座ると、亜美が抱きついてきました。
そういえば、今まで亜美を抱いたときは、いつも気持ちや時間に余裕がなかったなと思い、ゆっくりキスをしながら、体にゆっくり丁寧に手を這わせると、それだけで時々体がピクッと反応してくれます。
肌の感触も、さすが高校生です。失礼かもしれませんが、充分若いはずのさやかさんや福島さんと比べても、個人差なのか年齢差なのかわかりませんが、張りと弾力性がまったく違います。びっくりです。
少し前まで女っ気がまったくなかったことを思うと、女性の肌の比較ができる状態になってることが信じられません。
ソファからは、露天風呂付きの庭がよく見えます。
「おにいちゃん・・・なんか、外から丸見えの場所みたい・・・明るいし、恥ずかしいね・・・」
さっきも露天風呂で存分に見せているはずですが、やはり1対1になると、また別なのでしょう。女の子らしい恥じらいが、かわいらしいです。
「ん・・・大丈夫、すごくきれいだよ。」
そういうと、恥ずかしそうな表情ながらもにっこり笑って、体を私に預けてきました。
中にはいれていませんが、対面座位のような姿勢です。
ついばむように優しくキスをしながら、ささやかな胸に手を這わせると、一瞬「んっ!」と声を上げ、体をぴくっとさせたあと、脱力しました。あいかわらず敏感で、もっと感じさせてあげたくなります。
乳首に触らないようにしながら胸を軽く撫で、耳にキスをして、顎から首筋、鎖骨、とゆっくり唇を這わせながら、片手は胸を、もう片手は肩甲骨から背中、腰にかけて、指先を少し立てるようにして、そっと触れるように撫でていきます。
「んんっ・・・んはっ・・!お、おにいちゃん・・・私、おかしくなっちゃったのかな・・・撫でられてるだけなのに、すごいよ・・・全身感じちゃう・・・はぁぁっ!」
「皮膚って、もともと敏感なんだよ。ただ、先に強い刺激を受けちゃうと、それを基準に感覚のレベルを落とすみたいなんだよね。」
「はうっ!こ、こんなに自分が敏感だったなんて、知らなかったよ・・・んん!!」
「でも、亜美ちゃんは、前もそうだったけど、敏感な子だと思うよ。女の子が感じてくれるのって、男にとってはすごくうれしいし、自尊心も満たしてくれるから、すごくいいことだと思うよ」
「んはぁっ!!で、でも、元彼のときは、ぜんぜんだったのに・・・くぅっ!」
「こんな敏感な亜美ちゃんを感じさせないって、ある意味すごいな・・・ってか、何もしなかったってことか、乱暴だったか、どっちかかなあ。」
「ひぁっ!も、元彼のときは、んっ!おっぱい強く揉まれて吸われて、痛かったのと、濡れてないのに入れられて・・。恥ずかしいのと痛いのとで、今思えば散々だった・・・んああ!」
「そういうのがトラウマになって男性が怖くなる人もいるらしいからなぁ。亜美ちゃんがそうならなくて、よかったよ。」
「あのとき、おにいちゃんに声掛けてよかった・・・。ありがとね・・・くうう!」
軽くキスをしながらゆっくり話をしているうちに、亜美の体が紅潮してきて、だいぶできあがってきたようです。
少し位置をずらして、亜美の乳首を攻めることにしました。片手で背中を支えながら、もう片手と舌で、乳首の先を撫でます。
「くぅぅぅぅ!!!」
亜美の体が跳ねるように動き、それを支えつつ、指で乳首をつまみ、唇で挟んで吸い上げます。
「ひああああ!!!おにいちゃんっっ!!!気持ちイイよぉ!!あああ!!」
乳首だけで体をビクビクさせ、軽くイッたようでした。軽く潮も吹いています。
男だったらだれでも、美少女のこんな姿を見ていたら、なんの刺激をされなくても、モノはMAX状態になると思います。というか、私はなりました。
「亜美ちゃん、俺も気持ちよくなっていいかな・・?入れていい?」
そう聞くと、恥ずかしそうに「私も欲しい・・・。おなかの奥が熱くなってて・・。おにいちゃんの、亜美にください・・・」そう言うので、すぐ脇に置いてあったリュックからゴムを取りだして、亜美に渡しました。
「これが亜美を守ってくれるんだから、自分でつけてみて。めんどくさがる男もいるみたいだし、付け方を覚えておくと身を守れることがあるかもしれないからね」
と、いいことを言ってみましたが、単に美少女にゴムを付けさせたいだけです。
亜美が、「こうかな・・」と悩んでいるので付ける向きと、膨らんだ部分に空気が入りにくいようにしてつけることを教えて、亜美に任せました。
両手でかぶせて、途中から片手は私のモノをつかみ、もう片手でゴムを広げてつけてくれました。美少女にモノを握られてこするように動かされる姿は、それだけで一人でするときのおかずになりそうな絵ですが、それ以上のことが待っているので、その絵は後日用に、脳の片隅に保管しておきます。
ゴムをつけた亜美が、また私に抱き着いてきました。
「ゴムつけたよ・・・。おにいちゃん、亜美に・・・ください・・・」
かわいい。かわいすぎる。こんなかわいい子と、母親公認でこんなことをしていることが信じられません。せっかくの夢のような時間なので、時間をかけて可愛がろうとおもいます。
「今日は、時間があるから、ゆっくりしようね。」
そう言って、もう一度対面座位の形になりました。私の上に乗るのではなく、亜美のお尻もソファに乗せる形にして、向かい合って座った感じです。広いソファだからできることですね。
その状態で、私のモノを、亜美の秘所にあてがいました。
「亜美ちゃん、入れるよ。」
「うん・・・来て・・・入れて・・・おにいちゃんの、亜美の中に・・・」
聡美さんを家に送っていったときに玄関先で似たような言葉を聞いたなぁ、と思いながら、こんなシチュエーションでまた聞けるなんて、信じられない思いです。
ぬぷ、と私の先を挿入すると、「んああ!!おっきい!!」と、いい反応をしてくれます。もう少しだけ挿入して、亜美を抱きしめました。
「しばらくこうしてていいかな・・・。あんまり奥に入れたり、動かしたりすると、またあっという間にお互い終わってしまいそうだし、亜美ちゃんの中、気持ちいいから、」
「うん・・・おにいちゃん・・・亜美もすごく気持ちいいよ・・・んはぁぁっ!」
そういって、またキスをせがんできました。ついばむように軽いキスをしたあと、ゆっくり舌を入れて、舌先をこすり合わせたり、お互いの唾液を吸ったり、ゆっくりしたキスをしていると、いつまでも続けられそうな気持ち良さで、ほんとに時間を忘れそうです。
どのくらい時間が経ったのか、我を忘れるように2人で求め合っていると、どこかでノックのような音がした気がして、部屋の入口のドアの方を何気なく見ると、
「あの、本日のご挨拶を・・・あっ!!す、すみません!!鍵が開いてたので・・あの!」
仲居さんでした。部屋に戻るときに見た、メガネをかけた若い仲居さんです。あの時と同じように、驚いて手を口にあてて固まっています。
ちょっといたずらっ気が出て、声をかけてみました。
「あの、仲居さん、」
「は、はいっ」
「お願いしたいことがあるんだけど、こっちに来てもらっていいですか?!」
「ええっ!!は、はい、ただいま、」
「ええっ!!」
「鍵を閉めてなくてすみません。他の人が来て見られると困るので、鍵を閉めて来ていただけますか?」
「は、はいっ!」
仲居さんはそう返事して、入口の鍵を閉めて、おずおずと近寄ってきました。
「見られちゃう・・・恥ずかしいよ・・・くうっ!!」
亜美は、近くで人に見られると思うと恥ずかしいのか興奮するのか、顔を真っ赤にしながら、仲居さんから顔をそむけるようにしつつ、私のモノを締め付けて、自分で反応しています。
「申し訳ないけど、そこのバスタオル、持ってきて頂けますか?はい、それです。この子、さっき、潮を吹いちゃって、周りを拭かないといけないので・・・あ、そうだ、もしお時間大丈夫だった、拭いてもらってもいいですか?」
「は、はい・・・」仲居さんも、顔を真っ赤にしながら、バスタオルを持って近づいてきて、亜美の足元を拭いてくれます。
「すみません、体もかなり濡れちゃって、このあたりもお願いします」
そう言って亜美の体を持ち上げると、亜美が「んああ!」と反応して、私のモノがむき出しになりました。
「ひゃい・・・」
びしょびしょになっている2人の股間まわりを、それでも無意識のプロ意識からなのか、丁寧に拭いてくれます。その途中で私のモノにも触れ、「あっ・・すみません・・・」と小さな声で謝りつつも、ちゃんと拭いてくれました。
「んんああ!!!おにいちゃんっ!イッちゃううう!」
中居さんに股間を゙拭かれた刺激のせいか、拭かれた恥ずかしさからか、持ち上げられて微妙に擦れる場所が感じるのか、亜美が軽くイキ、のけぞり、大きく動いたので、持ち上げていた手がずれて、亜美の体が落ちてしまい、私のモノが奥深く刺さりました。
「ひいい!!イクイクイクぅぅ!!おにいちゃんっ!!だめぇぇぇ!!またイクううう!!」
亜美が叫ぶように声を上げ、しばらくイキ続けて、また潮を吹き、そのまま失神してしまいました。
その姿を仲居さんが見て、「えっ!!あみ・・・ちゃん?!」
「部活で一緒だった、あみちゃん・・?!」
「おにいちゃんって?!!だめ、ダメよ!あみちゃん!兄妹でそんなことしちゃ!!お母さん、悲しんじゃうよ!!」
仲居さん、まさかの亜美の先輩のようです。そして「おにいちゃん」という言葉で、誤解をされてしまったようでした。
「な、仲居さん、あの、説明したいので、その前に亜美ちゃんをベッドに連れていくのをちょっと手伝ってもらっていいですか」
そう言うと、キッときつい目で私を見て、「・・・わかりました。」と言い、私が亜美を駅弁スタイルで立ち上がると、亜美が「ひいっ!!」と声を上げましたが、目覚めてはいないようです。仲居さんは、そんな状態で結合している部分を、驚いて口に手を当てて、見ています。
洋室側に向かうと、中居さんがあわてて来てくれて、ドアを開けてくれました。
亜美が寝られるように空いているベッドの布団をまくってくれて、脱ぎ捨てられていた浴衣を手に持ち、私が裸の亜美を寝かせると、浴衣をかけ、シーツをかけてくれました。
その間も、チラチラと臨戦状態のままの私のモノを気にしています。
リビングルームに戻って、仲居さんと、ソファに戻りました。
「いろいろありがとうございます。俺は宮崎といいます。仲居さんは亜美ちゃんの先輩さん、なんですね?」
えっ?!という表情をしたところを見ると、姓が異なることに戸惑っているようです。
「お、岡山結子(ゆうこ)といいます。あ、亜美ちゃんと同じ高校で、1学年上になります。」
仲居さん、あらたまった状況に緊張しているようです。
「あ、あの、お客様のお部屋なので自由なのですけど、できれば、浴衣とか、羽織っていただけないでしょうか・・・」
岡山さんが、顔を真っ赤にして、うつむきながら言いました。視線はチラチラと、私の下半身が気になっているようです。
「さっき着るつもりだったんですが、すみません、忘れてました!」そう言って、私も浴衣を羽織りました。若い女性に恥ずかしそうにしながら見られるのがクセになりそうで、やばいです。浴衣も羽織っただけなので、隙間から多少見えているのかもしれません。
「お粗末なものをお見せしてもうしわけありません。」というと、
「いえ、ご立派でした・・・」岡山さん、相変わらず真っ赤です。もう意味がわからない会話になってきたので、本題に戻しました。
「コホン、あの、ご説明する、とさっき言いましたが、ここでの話は、口外しないことをお約束頂けますね。」
「わ、わかりました。」
「まず、私と亜美ちゃんとの関係ですが、もちろん、実の兄妹でもないですし、血がつながったりもしていません。少し前に知り合って、今は、彼氏・彼女、みたいなものです。亜美ちゃんのお母さんも認めて下さっています。」
「ええっ!!そうなんですか?!」
「ただ、私は社会人で、明日こちらを離れる予定でして、しばらく亜美ちゃんに会えなくなってしまうので、想い出作りもかねて、こちらに来たんですよ。」
想い出作りというより、聡美さんと子供を作っちゃう計画でしたが・・・。
「そ、そうだったんですね・・・私てっきり・・・亜美ちゃんが、実のお兄さんに無理やりされてるのかと勘違いしてしまって・・・。申し訳ありません。」
「でも、あの純真な亜美ちゃんが・・・。こんなすごいエッチしてるなんて・・・それに・・・あんな大きなのが入っちゃうなんて・・・というか・・・男性のがあんなに大きいなんて・・・ぶつぶつ・・・」
岡山さん、心の声が漏れてますよ。微妙に放心状態のようです。
「あの、岡山さん、お仕事に戻らなくて大丈夫ですか?」
「あっ!そうでした!戻らないと!」と立ち上がったので、
「俺は、亜美ちゃんともう1人、2人にここに連れてきてもらった立場で、見ての通り、まだ眠っているので、もし説明とかあるようでしたら、2人が起きたあとに、あらためてお願いします」
「あと、戻ったらきっと遅れた理由を聞かれるかもと思うんですが、水をこぼしたところに出くわして拭くのを手伝った、ということにでもしておいていただけますか?拭いていただいたのは事実ですし。」
そう言うと、こくん、と頷き、また顔が真っ赤になりました。亜美が対面座位でイッて潮を吹いた痴態を思い出したのかもしれません。恥ずかしそうな岡山さん、ちょっと地味目ですが、かわいいです。
部屋を出るまで、チラチラと私の股間付近に注がれる視線を感じました。
聡美さんはお風呂で、亜美は部屋で、それぞれ失神してしまったため、起きているのは私1人という、なんとも微妙なシチュエーションになりましたが、私はまた亜美に出していませんし、気づいたらゴムもつけたままで、なんとも生殺しな状態です。
そもそも今回の温泉の第一の目的は、聡美さんを妊娠させることです。それを思い出し、ゴムを外して、ベッドで気持ちよさそうにしている聡美さんに、いたずらをすることにしました。
幸い?ショーツは履かせたものの、あとは浴衣とシーツをかけただけです。
そっとシーツをはがし、浴衣をめくると、ショーツが目に入りました。起こさないように脱がしてみると、私がさっき温泉で出したものが流れ出していてべっとりついています。
さすがに自分が出したものは舐めたくはないものですが、ほとんどはお尻の方に流れていて、クリトリス周辺は大丈夫なようです。足を広げさせて、少しタオルで拭いたあと、そっとクリトリスに舌を這わせてみました。
「んっ・・・はぁぁ・・・」
聡美さんは、一瞬ピクっと動いた後、喘ぎ声を出し始めました。
もう少し強めに舐め続けると、「んあああっ・・・宮崎さん・・・気持ちいい・・・」と声を出しました。
起きたのかと思って顔を見ましたが、そうではないようです。寝言でこんなはっきり私の名前を呼ぶのは、旦那さんの前だったりしたら大変です。
しばらくすると、秘裂からたぷっ、と愛液も溢れ出してきたので、入れさせてもらうことにしました。
「聡美さん、また入れますね。」
そう言って私のモノを秘裂にあてがい、ゆっくり奥まで入れていくと、「んあああ・・・気持ちいい・・・宮崎さん・・・?!えっ!!なに?!んあああっ!」
先っぽが奥に当たった瞬間に聡美さんが目覚めました。
「あああ!ちょ、ちょっと待って、あんっ!!だめ、あああ!いいっ!!宮崎さんの、すごくいいのっ!!」
いいようなので、少し激しめにしてみます。
「擦れてるっ!奥が、すごく擦れて、ああっ、そこ、ソコがいいのぉ!!あああ!」
「ソコだめぇ!すぐイッちゃうからぁぁ!!イクイクイクぅぅぅ!!」
せっかくイッってくれたので、もう少しがんばってみます。聡美さんを横向きにして、片足を持ち上げてみました。松葉崩し、とかいうヤツらしいですが。
「あ”~~!!深いいい!!!気持ちよすぎてダメになっちゃううう!!あああ!!またたイクぅぅぅ!!」
きゅううう、と中が締まるのを感じます。
しばらく松葉崩しで聡美さんを攻めたあと、そういえば、聡美さんにはまだ騎乗位をしてもらってなかったなと思いだしました。
「今度は交代ですよ」と言って、聡美さんを起こし、私が寝そべって「自分で入れてみてください」というと、おずおずと私の上に跨ってきました。
「そうそう、そのまま、腰を落としてください。」
「こ、こう・・?う、入ってくる・・・中が広がるぅぅ・・・」
「は、入りました・・くぅぅ・・・これ、奥に当たって・・すごいです・・・」と言うので、
「そのままだと、私はイケないですから、聡美さんが、自分で気持ちがいいように動いてみてください。」
「わ、私、上になったことないの・・・んんっ!どうすれば・・・いいの?」
「上下に動くのが一般的だと思いますが、腰を前後に動かすとか、人によっては腰を前後左右に動かして回転させる人もいるらしいです。」
「む、難しいわね・・・こう・・・?」
おずおずと、聡美さんが動き始めます。が、慣れていないせいか、あまりうまく動けないようです。
「私の体に手を突いて、膝を立ててしゃがむような姿勢になると、上下に動きやすいですよ。」
AVで見た騎乗位を思い出しながら助言してみると、そうしてくれました。さっきよりも動きが出てきて、気持ちいいです。
「くぅぅぅl!!!こ、これ、気持ちいいトコに当たっちゃう・・んああ!!」
聡美さんも、動いているうちに自分の気持ちのいいトコロを見つけて無意識にそこに当てるように動いているようなので、私も下から手伝うことにしました。
聡美さんが体を下ろすタイミングで、下から突き上げます。
「ひいっ!!ダメ、動かないでぇ!あああ!!下から突かれたらおかしくなっちゃううう!!」
感じてもらえてるようで、自分の動きも私に合わせてきました。中がきゅぅっと狭まり、
私も射精感が高まってきました。
「聡美さん、俺もイキそうです。また中に出しますよ!」
「来て来てぇぇ!!中に、ああっ!!中にちょうだいい!!!」
「出るっ!」最後に強く突いて、聡美さんの中に放出します。
「んあああ!!イクイクイク!!!熱いの入ってきてるぅぅ!!あああ!!」
「くぅぅ・・・」
体位のせいか、いつも以上に聡美さんの中で搾り取られる感じがすごいです。体力がない男性だと、あっという間に出してしまうかもしれません。
温泉から抱き上げたまま部屋に連れてきたり、体力も使っていたので、私も少し疲れて、倒れ込んできた聡美さんを抱きしめ、そのままキスしました。
「宮崎さん・・・毎回イカせてくれて、うれしいわ・・・。こんなに気持ちの良いセックスをしたの、宮崎さんがはじめてよ。」
聡美さんはそう言って、私の横に横たわって寄り添うと私の頭を胸に抱きしめました。やわらかい胸の感触が、たまらないです。
私も聡美さんに抱きつき、甘えるように胸に顔を押し付けていると、ふんわりした柔らかい乳房の感触に、急に睡魔に襲われ、そのまま眠ってしまいました。
目が覚めるとすでに夕方になっており、隣で寝ていたはずの聡美さんと、隣のベッドの亜美がいません。起き上がってリビングルームに行くと、きちんと浴衣を着直した2人が、お茶菓子を食べながら、お茶を飲んでいました。亜美は、勉強道具も出しています。
「あ、おにいちゃん、起きてきた!」
「宮崎さん、目が覚めたのね。もうすぐ食事の用意ができるみたい」
時計を見ると、もうすぐ18時、随分寝ていたようです。
「すみません、せっかく温泉に来たのに1人で寝てしまって。」そう言うと
「あら、さっきまで2人で寝てたのよ。私と抱き合って。宮崎さんの寝顔、可愛かったわ」
「もう、2人で見せつけるように抱き合って寝てて羨ましかったの~!!私だけ1人で大の字で寝てて、なんか仲間はずれみたいで悔しかった~!!」
「ごめんごめん、亜美ちゃん、気を失っちゃったからさ、岡山さんと2人で寝かせたんだよ」
「え?岡山さんって?」
「亜美ちゃんの1年上の先輩の、岡山結子さん。」
「え!なんで岡山先輩が出てくるの・・・?あ”!もしかして、あのときの中居さんって、岡山先輩だったの?!!」
「そうそう、亜美ちゃんがイッて吹いた潮を拭いてくれて、裸の亜美ちゃんをベッドに寝かせたときに浴衣とシーツをかけてくれたんだよ。」
「うそ~!!岡山先輩にそんな恥ずかしいトコ見られたなんて~!!恥ずかしすぎて顔見られないよ~!!誰かにバレたらどうしよう!!」
「こんなちゃんとした宿で中居さんしてるんだから、お客さんのプライバシーはきちんと守ってくれる筈だし、亜美ちゃんを寝かせたあとに少し話をしたけど、しっかりした人だったよ。亜美ちゃんの心配もしてくれてたし。」
「そうなんだ・・岡山先輩って、すごく優しくて、ずいぶん良くしてくれたの。すごくいい先輩だったんだよ~。」
「私が寝ている間にそんなことがあったのね・・・。岡山さんって、一度亜美が家に連れて来たことがあったわよね、文化祭なにかの準備があるとかで。なんか、天然な感じのかわいい子だったわよね。」
「そうそう!その岡山先輩!」
天然なのは、あなたたちも負けないでしょう、と思いつつ、そんな話をしていると、ノックの音が聞こえました。「どうぞ~」と聡美さんが声をかけると、年配の中居さんが顔を出しました。
「失礼します。お夕食、お持ちしました。」中居さんがそう言い、一瞬私の方を見て驚いた顔をしましたが、すぐ平常に戻り、「お膳なので和室の方にご用意させていただいていいでしょうか?」
「お願いします」
そんなやりとりをしてあと2人の中居さんとともに、お膳を3つ、和室に運びました。最後に入ってきたのは岡山さんでした。
御膳のほかにお櫃やお茶の入ったポットなども持ち込み、戻るときに亜美が岡山さんに声をかけました。
「岡山先輩!」
「亜美ちゃん!ひさしぶりね。元気そうでよかった。」
「さっきは恥ずかしいところお見せしちゃったみたいで、ごめんなさい」
「ううん、亜美ちゃん、きれいだったよ。」
「うう、恥ずかしい・・・。先輩と、ゆっくりお話したいけど、まだお仕事ですよね。」
「うん、今日は夜の9時までかな。私は住み込みだから、そのあとだったら大丈夫よ。明日は私はオフの日だから、夜ふかししても大丈夫よ。」
「じゃあ、終わったら連絡もらってもいいですか?」
「わかった、じゃあLINEするね。」
「はい!じゃあお仕事がんばってくださいね!」
「うん、ありがとうね。じゃあまた。」
中居さんたちが部屋を出て、食事タイムです。食事は、とにかく豪勢でした。聡美さんと乾杯しようと思い、冷蔵庫から瓶ビールを出すと、亜美が「私もちょっぴりでいいから飲みたいなぁ」と言い出しました。
「え、飲んだことあるの?」聡美さんにビールを注ぎながら聞くと、
「ううん、でも2人だけ飲んで酔って乱れる中に私だけシラフってなんか不公平~」といいます。
「乱れるって・・・お母さん、ちょっとくらい酔っても乱れないわよ」
「というか、聡美さんは、酔ってなくても昼間、乱れてましたよね?」
「もっと乱れたところ、見たいです。」
そう言うと、「もう・・宮崎さんったら・・・あんな姿、宮崎さんにしか見せてないんですからね・・・」と、恥ずかしそうにしながらも、うれしそうです。
「2人ともずる~い!私も飲んで乱れる!!」そういって、自分のコップにビールを注ぎました。
「まぁ、昔は中学とか高校になったら家で親が飲ませたりもめずらしくなかったらしいし、大学に入ったら運動部なんかは飲むのが当たり前だったりするから、亜美ちゃんも18でもうすぐ大学生だし、一応成人なんだから、今日くらいいいんじゃないですかね?」
「そうね。じゃあ、今夜は、亜美も一緒に乱れましょうか。」聡美さんがにっこり笑って言いました。
「やったぁ!じゃあ、おにいちゃんとの夜に、かんぱ~い!」
「宮崎さんとの夜に、乾杯!」
「聡美さんと亜美ちゃんの大人の夜に乾杯!」
私がグラスのビールを一気に飲み干すと、亜美もビールを半分、一気に飲みました。
「にが~い!」
「あはは、ビールは飲み慣れるまでは苦いよね。でも、疲れて喉が乾いたあととか、この喉越しが美味しいって思うようになるんだよ。」
「そうね。私も最初はビールが苦手だったわぁ。」
「そうなんだぁ。飲みやすいお酒とかあるの?」
「まぁ、酎ハイとかは、甘くて飲みやすいのが多いかもしれないけど、食事には合わない気がするしねぇ。」
「あ、そういえば、ワインも持ってきてあるのよ。冷蔵庫に入れてたのを持ってきたから、ちょうどいい温度になってるかも」
聡美さんがそう言って、荷物からワインの瓶を持ってきました。赤ワインです。
聡美さん、ほんとに酔って乱れるつもりだったんでしょうか。
「これ、わりと飲みやすいわよ。渋みも少ないし」
「そうなの?私でも飲めるかなぁ?飲んでみたいけど」
「じゃあ、とりあえず少しね。宮崎さんも、飲みます?」
「お願いします。聡美さんも。」
「ありがとう。じゃあ、あらためてワインで乾杯!」
「かんぱ~い!あ、これ飲みやすい!っていうか、おいしいよ?」
食事をしながら空いたグラスにお互いワインを注ぎつつ、一通り食事が終わるころには、亜美は真っ赤になっていました。食べ終わって立ち上がろうとしたので、
「亜美ちゃん、大丈夫?」と声をかけると、
「だいじょぶ~!」#と言いながら、よろけてきたので、とっさに立ち上がって支えましたが急だったので、胸を揉むような体勢になってしまいました。浴衣の下にブラをつけていないようで、クニュ、とした感触がなんとも気持ちいいです。
「あんっ!おにいちゃん、えっち・・・!」そう言いながら、もたれかかってきます。
「亜美ちゃん、完全に酔っ払いだね。」
「そんなことないもん・・・おにいちゃん・・・大好き・・・キスして・・・」
「甘えん坊のお姫様にはこんなキスがいいかな?ほら、首に手を回して。」
もたれかかりながら私の首に手を回した亜美をお姫様だっこして、キスしながらベッドまで連れていき、ベッドに寝かせると、その横に腰を掛けて、覆いかぶさるようにディープキスを続けながら、襟元から手を差し込んで、そっと乳首を撫でました。
「んっ!んんん~~!!」
お酒のせいか敏感な亜美がより敏感になったようで、乳首だけでかなり感じているらしく、乳首を指でぎゅっと摘むと、「ん!!!んん~~~~~~~~~~!!!!!!!」と声にならない声を上げて、背中を反らせてイったあと、急に脱力して、寝息をたてはじめました。
和室に戻ると、聡美さんがお膳の空いた食器をまとめているところでした。
「あら、亜美は?」
「酔って敏感になって、胸だけでイッたあと、寝てしまいました。」
「あら・・じゃあ、宮崎さん、また亜美にお預け食らっちゃったのね。」
聡美さんはそう言い「娘の食べ残しは母が責任持って頂きますね♪」
と笑いながら、私のモノを浴衣の上から撫で始めました。
「むこうに行きましょうか。」
手を引かれてリビングスペースに行くと、ソファに座らされ、聡美さんは私の前にひざまずくように座って、私の浴衣の前をはだけると、トランクスの上から頬ずりをしました。
「亜美も言ってたけど、この匂いを嗅いでるだけで、頭がクラクラしてきそう・・・。」そう言って、トランクスをも下ろされ、直接頬ずりしてきました。
「何度触っても、堅くて大きくてたくましくて、すてき・・・。」
そういって、片手で玉を撫でつつ、もう片手で竿を持ち上げて、裏筋から舐め始めました。
おかしい・・・聡美さん、昼にはそれほどフェラがうまくなかったはずです。
「うっ・・・聡美さん・・・いつの間にそんな技を・・・」
「んふふ・・・、女は変わるのよ?」
そう言いながら、尿道付近に舌を這わせたり、横から舐めあげたり、カリ全体を口にほおばったり、まるで別人です。玉からお尻に回された手に引き寄せられ、私は自然と立ち上がり、浴衣も肩から落ちて、全裸で仁王立ちのような状態でフェラされる形になりました。
「そ、それ、すごいです・・・くぅっ・・・き、キモチいい・・・」
「もっと気持ちよくなってもいいのよ。私も脱ぐから、私の体も見てね。ほら、ここはどう?」
そう言いながら、浴衣を脱ぐと聡美さんは下着をつけていませんでした。そして、お尻の穴付近にも指を這わせてきました。頭がしびれそうな快感が押し寄せます。
「さ、聡美さんっ!そ、そこ、ダメですっ」
「ふふっ、たしか、ダメって言っても攻めてきた人がいたわよね。たまにはされる側も味わってみたら?」そういう聡美さん、妖艶です。やっぱり私は攻められると弱いようです。
そして、聡美さんが私のモノを喉の奥まで頬張り、音を立てて強く吸い、激しく頭を動かしました。その快感に、私が腰を引いたタイミングで、お尻にまわし中指を、私のアナルにつぷっ、と第一関節まで入れて、その指を中でくにゅくにゅ、と動かしました。
「あああ、聡美さん!!ダメだって、あああ!!出ちゃうよ!!」
私は情けない声を上げて、最後の抵抗も我慢できなくなったところで、どこかでノックのような音が聞こえた気がしました。
「失礼します・・・お膳、下げに来ま・・・ひああ!」
岡山さんが入って来てこちらを見たのと、ドアを開ける音に聡美さんが口を離してドアのほうを見るのと、私が我慢できずに放出するのが、同時でした。
ぴゅるるっ!
次の瞬間、私が出したものが聡美さんの顔にかかり、一瞬時間が止まったような気がしました。
最初に動いたのは、なんと、岡山さんでした。
「お客様、大丈夫ですか?!お拭きしますね!」そう言って、部屋のティッシュペーパーを数枚取り、聡美さんの前にかがむと、顔にかかったものを拭きはじめました。プロです。
私が驚いて、「お、岡山さん・・・」と放出の快感に腰が砕けそうになりながら、声をかけると、私のほうを振り向き、私の竿の先を凝視したかと思うと、真っ赤になりながら、「こ、こちらもお拭きします・・・!」と流れ落ちそうになっているものを拭いてくれました。
その刺激に竿の中のモノがまた出てくると、聡美さんが「こうするといいのよ」と言って、私のモノを咥えてちゅるっ!と吸い出して、飲み込んでくれました。
「あなたもやってみて?」聡美さん、なんてことを・・・。ところが岡山さんは、
「お、教えてくださって、ありがとうございますっ!こ、こうですか?」と言いながら私を見て「失礼しますっ!」と言って、私のモノを咥えて、吸いました。
「んああっ!岡山さんっ!また出るっ!」出したばかりの敏感なところに、あまりの淫靡な光景に、岡山さんの口の中にも放出してしまいましたが、岡山さんは出てきたモノを口で受け止めつつ、最後まで吸い取って、飲み込んでくれました。
「はあっ・・・お、お客様、もう大丈夫でしょうか・・・?」
下から見上げながらの岡山さんにそう声をかけられて、我に返りました。
「ご、ごめん!そんなつもりじゃなかったんだけど、ヘンなもの飲ませちゃって申し訳ないっ!」
「わ、私は、大丈夫です・・・あ・・もしかして、私、余計なことをしちゃったでしょうか・・・?」急に焦りだしたような岡山さんを見て、
「ふふっ、大丈夫よ、岡山さん。それより、ありがとう、すぐ拭きに来てくれて。昼間も、亜美が出したの、拭いてくれたんですって?親子で何度もごめんなさいね・・・。」と言うと、岡山さんは、一瞬安心した顔をしたあと、また焦った顔をして、「もしかして・・・亜美ちゃんのお母さん・・・ですか?」と聞き
「そうよ。岡山さん、前にウチに来てくれたこと、あったわよね。おひさしぶり。元気にしてた?」そう言うと、
「はい・・おじゃまして、夕飯もごちそうになりました。ありがとうございました・・。」と言いつつ、なぜか私のほうをキツイ目で見てきます。なぜ?!
「あの、えっと、お膳下げに来たんだっけ?」と強引に話を変えると、
「あっ、そうでした!!お膳、下げさせて頂いても大丈夫ですか?」
「いいわよ。お願いね。」と聡美さんが言うと、慌てたように入口に置いてあったケースを持って和室に移動して、手際よく食器を重ねてまとめると、ケースに入れて運んでいきました。部屋を出る時にも、なぜか、岡山さんに睨まれた気がします・・・。
「ふう・・・びっくりしましたね。」
「とんでもないところ、見られちゃったわね。」
「昼に亜美ちゃんが俺が見られたときに、亜美ちゃんとは、彼氏彼女のような関係、って説明したんですよ。おかあさん公認だ、ということも話してあったんです。」
「岡山さんの俺へのキツイ視線を考えると、亜美ちゃんの彼氏が、おかあさんにも手を出してる!って解釈して、たぶん岡山さん的に許せない話になってるんじゃないかと思うんです。」
「そうよね・・・。傍から見たら、前の亜美の彼氏の時とまったく同じ感じだし・・・」
「だからいっそ、岡山さんにも、亜美ちゃんも納得の上のことだってことも含めて、全部説明しておいたほうが、いいんじゃないかと思います。」
「そうね。亜美にも話して、そうしましょうか。」
「夜に亜美ちゃんと会う話をしてましたよね。その時に、一緒に話をしたらどうかなと思うんですけど。」
「亜美から話してもらったほうがいいかもしれないわね。じゃあ、あとで亜美が起きたら、2人で亜美にお願いしましょうか。」
「そういえば岡山さん、9時まで仕事、って言ってましたよね。それまでどうします?」
「宮崎さんも、何回も出して、少し休みたいでしょ?飲みながら一休みしましょうか。実はもう1本、ワインがあるのよ?冷蔵庫に白ワイン、入ってるわ。」
「あ、いいですね!じゃあ俺、持ってきますよ。」
「私はグラス準備するわね。」
そしてリビングルームで、2人でワインで飲みなおし、亜美が起きるのを待つことにしました。
「それにしても、聡美さんのフェラ、昼とまったく違ったじゃないですか。いったいどうしたんですか?」
「だって昼間は・・・さすがに娘の前だし、がっつくみたいなフェラ、恥ずかしくてできないじゃない。それに、若い男性だから、すぐに出しちゃうと思ったのよ。簡単なフェラで今までの彼氏がイッちゃった、っていうのもホントよ。」
「じゃあ、どこで・・・」
「宮崎さんだから、話してもいいかな・・・。こんな話、聞いても引かないでね。」
「大丈夫です。聡美さんは、聡美さんですから。」
「あのね・・、私のフェラ、祖父母に教えられたの。」
「え”・・・・」
「私の実家って、それなりに由緒がある家柄でね、田舎だし、考え方も古くて、女は手練手管で家柄を繋ぐための道具みたいな考え方が、祖父や祖母にはあったの。」
「普段はすごく優しい祖父母で、大好きで、夏休みや冬休みはずっと祖父母の家に行ってて、その間はいつも祖父母と一緒にお風呂に入ってたの。祖父母の家は大きな家でお風呂も大きかったから。」
「小学校の5年生だったかな、初潮があったあと、祖母がね」
「聡美も一人前の女の子になったし、そろそろいろいろ教えていこうかねぇ」
「って言って、祖父のおちんちん・・・触らされたの」
「え”!!」
「女の子はね、男の人を喜ばせてあげられる技がいっぱいあるんだよ」
「って、最初は触り方から・・小学生だから、あんまりよくわかってなくて、自分にないものだし、触ると大きくなるし、面白いと思って触ってたんだけど、そのうち、手でイカせたり、口でしたり、祖母がやって見せてくれて、それをマネして、みたいな感じで。」
「さっきのアナルに指を入れながらのフェラも、その時、祖母に教えられたの。」
「中にこそ入れなかったけど、女性が上になっての腰の動かし方とか、ぬいぐるみを使って、祖父の上で祖母が腰を動かすのを見ながら、並んで動かしたりとか、いま考えたらとんでもない性教育よね。」
「もしかしたら、昔の房中術とかって、そういうのだったのかもしれないわね。」
「私も最初のうちは祖父が喜んでくれるのが楽しかったし、時々祖母や祖父が、私のことも指や舌で気持ちよくさせてくれたりするから楽しみだったりもしたんだけど」
「さすがにね、中学生になるとおかしいって気づいて。部活とか理由をつけて祖父母の家には近寄らないようにしたの」
「でも結局、私がつきあった男性って、主人も含めてみんな、いわゆる短小早漏ばっかりで・・・せっかく身につけた技を生かすチャンス、さっきがはじめてだったのよ?」
「その中では祖父が一番大きかったけど、それほど固くはならなかったし・・・」
「・・・そんな経験があったんですね・・・。辛い思い、しなかったですか?」
「幸い、処女を奪われたりしたわけじゃないから、いわゆる性的暴行、っていうほどでもなかったし、祖父母には、絶対誰にも言うな、って言われてたし」
「おかしいって気づいた以降はとても人に言えることじゃないこともわかったし、心の中に秘めて、普通に暮らしてたけど、」
「若いころの、心の中の闇、みたいなのは半端なかったわね・・・男女の交わりに、ドロドロした暗いものを感じてたからあんまりいい恋愛もできなかったし。結婚も、結局祖父が決めたし。」
「だからね、宮崎さんには、すごく癒されてるし、感謝してるのよ?心の闇の原因だったこんなテクニックで、宮崎さんをイカせられて、すごくうれしいし。ほんとに、宮崎さんのおかげで、やっと吹っ切れそうな気がしてきたわ。」
「俺なんかが役に立てる気はしないけど、明日までの間で、俺にできることがあったら、なんでも言ってください。がんばりますから。」
「ありがと。もう充分してもらってるけど、少しでも多く私をイカせて、中にいっぱい出してくれたらうれしいわ。」
「それはもう、がんばります!」
ワインを飲みながら、聡美さんのとんでもない過去を聞いて、できる限り(精力が続く限り?)少しでもお役に立とうとあらためて思いました。
しばらくして、亜美も目覚めて、リビングルームに来ました。
「あ、おはよう、亜美ちゃんもまたワイン飲む?」
「う~、なんか頭痛い~。」
「慣れないアルコール飲んだからじゃないかな。でも、外で飲む前に、家で自分のアルコールの限界量を知っておくのも大事だよ。」
「そうね。外でそれをやったら、気づいたらお持ち帰りされてるとか、ありそうだし。」
「そうそう、それを狙って飲ませる野郎もいっぱいいるからね。大学に行ったら気をつけないと。」
「そうなんだぁ・・。そんな人、いるんだね。」
そんなやりとりで、さやかさんのことを思い出しました。聡美さんも同じだったようで、、聡美さんが気まずそうな顔をして、こちらを見ました。
「と、とにかく、学生の時は、信頼できる女の子の友人と必ず複数で行動することが一番だと思うよ。」
「うん、わかったよ。気をつけるね。ありがとう。」
「まぁでも、まずは大学に合格することが先決かな。」
そう言って、笑うと、聡美さんが、さっきの話をはじめました。
「あのね、亜美、このあと、岡山さんと会うんでしょ?その前にね、話しておきたいことがあるの。」
「え、なに?岡山さんとなにか関係があること?」
「そう。実はね、さっき亜美が眠っている間に、お母さんと宮崎さんと、ちょっとしてたんだけど」
「してたって、エッチを?いいんじゃない?それをしにきたわけだし。」
「ありがとう、でも、それをね、岡山さんに見られちゃったの。」
「え~!おかあさんも見られたの?親子で見られるって、メチャはずかしいね~!」
「恥ずかしい、っていうより、岡山さん、たぶん、亜美ちゃんの彼氏が、おかあさんにも手を出してる、って思ってると思うんだ、きっと。」
「ええ~!!おにいちゃん、ヤバイヤツ認定されちゃったってこと?!」
「そうそう、だからね、岡山さんの誤解を解くのを手伝ってほしくて。」
「そっか、おにいちゃんやおかあさんが話しても説得力ないもんね。いいよ。私公認、って伝えればいいんだね。」
「亜美、ごめんね、お願いね。」
そんな話をしていると、亜美の携帯が鳴りました。
「あ、うわさをすると、岡山さんだ!ちょっとロビーまで行ってくるね!」
そう言って、亜美が部屋を出ていきました。
「2人が話してる間、私たち席を外してたほうがいいわよね。どうしましょうか。」
「じゃあ、部屋の露天風呂にひっそり入って、様子を見てましょうか」
「それ楽しそうね!」
露天風呂へのドアから、2人で出て、目立たないところに浴衣を置いて、露天風呂に浸かりました。ドアは、中の声が聞こえるように、軽く開けておきます。
部屋からは見えにくい岩の陰に2人で移動して、亜美が部屋に戻るのを待ちました。
しばらくすると、声が聞こえてきました。
「ただいま~。あれ?おかあさんとおにいちゃん、ドコ行ったんだろ?」
「ほ、ほんとにいいの?おじゃましちゃって・・・」
「だいじょぶだいじょぶ!」
「それより、岡山先輩に、最初に話しておきたいことがあるんだけど、いい?」
「私も・・・亜美ちゃんに、話したいことがあるの。」
「もしかして、おかあさんとおにいちゃんのこと?」
「ええっ?!亜美ちゃん、知ってるの?!」
「知ってると言うか、さっきのことは、2人に聞いたよ。そもそも、今回ここに来た目的って、おかあさんとおにいちゃんがメインで、私はおまけなの。」
「亜美ちゃんがおまけって!!そんなのひどい!だってあの男の人、亜美ちゃんの彼氏さんなんでしょう?!」
「うん、今だけの、期間限定でね。それで、おかあさんの彼氏でもあるの。こっちも今だけ、期間限定。」
「・・・なんかよくわかんないよ。2人の彼氏とか、期間限定とか。普通、彼氏とか彼女って、相手に一筋になるべきなんじゃないの?そうじゃなかったら、彼氏でも彼女でもないでしょう?」
「それに、亜美ちゃん、おとうさんもいるよね?!おかあさん、旦那さんもいるのに、そんなことしていいの?!」
岡山さんの声が、熱くなっているのか大きく聞こえてきます。
「岡山先輩もそう思うよね。私もついこの前までそう思ってたの。だからなおさら、心配してくれてる岡山先輩には、ちゃんと話を聞いてほしくて。」
そう言って、亜美は、お父さんの浮気にはじまり、彼氏も浮気、落ち込んでたところに私と知り合い慰めてもらったこと、彼氏を吹っ切るために私とエッチしたこと、お母さんともたまたま知り合ってたことなど、うまく説明してくれているようです。さすがです。
私と聡美さんの関係については、お父さんの不倫に対するお母さんの怒りとストレスを、亜美公認でお父さんへの仕返し的な感じで一時だけの関係、と説明をしていました。さすがに子作りの話まではしてませんでした。さすがにまずいと思ったのでしょうか。
「はぁ・・・。亜美ちゃんって、幸せいっぱいな家庭にいると思っていたのに、いろいろ大変だったのね。」
「大変だったのは、ちょっと前までね。今はおにいちゃんのおかげで元気になれたし、受験勉強も数学教えてもらったりして、頑張ってるよ!」
「亜美ちゃんが納得してるなら、なによりだけど・・・。私、早合点して宮崎さんがとんでもない人かと思ったから、思いっきり睨んじゃった・・・ちゃんと謝らないと・・・」
「おにいちゃんなら、そんなこと気にしないから大丈夫よ。それより、岡山先輩って、この部屋の露天風呂、入ったことあるの?」
「さすがにこの部屋の露天風呂はないわぁ。だってここ、一番高い部屋なのよ?大浴場とか、一番下のグレードの部屋ならあるけど・・・」
「じゃあさ、部屋の露天風呂、入らない?私もまだ入ってないの。せっかくだから、一緒に入ろうよ!」
「え、でも、お客様の部屋のお風呂に入るなんて・・・」
「大丈夫よ。わたしたちが言わなきゃわからないよね?なんか、おかあさんたちいないし、一人で入るのもつまらないし、岡山先輩!お願い、一緒に入って!」
「カワイイ後輩の亜美ちゃんのお願いだからしかたないなぁ。笑」
ドアが開く音がして、聡美さんと顔を見合わせました。ヤバい。
岩の隙間から、少しだけ、脱衣スペースが見えます。二人の後ろ姿が見えました。
衣擦れの音がすると、「え、亜美ちゃん、下着つけてないの?!」
「浴衣って、下着つけないんだよね?」
「え~!昔はそうかもしれないけど、今は普通つけると思うよ~!ここは貸切だからいいけど、普通の温泉ホテルとかで、大浴場に行ったあとにレストランとか売店とか寄ったりするよね。そもそも浴衣って、お祭りとか花火を見に行くとかの時も着るよね?なんかの拍子に見られちゃってたかもだよ!?」
「え!そうなの?!おにいちゃんがつけないのが普通、って言ってたのに!」
「それは・・・見たかったんじゃない?宮崎さんが。」
「そうなんだ・・・おにいちゃんってば・・・やられた・・・笑」
「あはは、やっぱり宮崎さん、かなりエッチね。亜美ちゃんもだったけど~。」
「あ~!昼間!岡山先輩に見られたのよね?!恥ずかしい!!忘れて!」
「あはは、大丈夫よ、亜美ちゃんのかわいい姿、しっかり長期記憶に格納したから。」
「もう、やだ~!笑」
岩の隙間から、2人の張りのあるお尻が見えます。別の意味でも、やばい・・・。
「そうだ、私メガネはずすとよく見えないから、亜美ちゃん、危なさそうだったら言ってね」
「大丈夫なの?メガネして入ったほうがよくない?」
「普通のお風呂はメガネかけたまま入るんだけど、ここは硫黄成分があるから、金属フレームのメガネは傷む気がして。」
2人が移動してきて、風呂の端で体にお湯をかけている音がします。
お湯に入る音がして、近づいてきました。先に来たのは亜美でした。
「あっ!」
亜美が私たちを見つけて声をあげました。「シー!」ジェスチャーで静かにするように伝えると、頷いて、後ろを見ました。
「亜美ちゃん、どうしたの?なんか声出してたけど。」岡山さんの声が聞こえます。
「う、ううん、お湯の上に、虫が浮いてたの、もう除けたから大丈夫~」
「そうなんだ、ありがとう」
そして、岡山さんも現れました。こちら側は暗いうえに後ろの上に照明があって逆光でもあるので、目が悪い岡山さんからは見にくいかもしれません。気づいていないようです。
その岡山さん、小柄なのに、亜美よりも大きな胸、Dカップくらいなんでしょうか。少し大きめのお尻、そのわりに細い腰、お湯をはじくような張りのある肌、思わず見とれてしまいました。仕事中に後ろにまとめていた髪もアップにして、うなじが色っぽいです。
私の視線に気づいた聡美さんに、腕をつねられました。「っ!!」あぶなく声を出すところでした。
しかし、さすがに正面に男性がいるとそのうちバレそうなので、2人が後ろを向いているうちに、聡美さんの後ろにまわって胡坐をかいてすわり、聡美さんをその上に座らせるかたちにしました。その分聡美さんが前に出るので、見つかる前に聡美さんに声をかけてもらうことにしました。
「あら、岡山さん、こんばんは。今日はありがとうね。」
「あっ、亜美ちゃんのおかあさん、すみません、亜美ちゃんに誘われて、お客様のお風呂に一緒に入らせてもらってしまって。」
岡山さんがこちらを向きました。至近距離で見る岡山さんの裸体、すごくきれいです。メガネを外した岡山さんは、清楚な感じの美人で、私のモノがむくり、と反応して、下から聡美さんの秘所をこするかたちになりました。
「んっ!あ、亜美が誘ったんでしょう?いいのよ。亜美も一緒に入れて喜んでるみたいだし。」
「ありがとうございます。あ、あと、さっきはいろいろ、誤解してしまってごめんなさい。宮崎さんにも、お客様なのに、誤解で失礼な態度をとってしまいました。」
「お、岡山さんの感覚、まちがってないわ。亜美と宮崎さんのことも、最初は兄妹だと思ったんでしょう?びっくりするわよね。ただ、今回だけ、特別だと思ってもらえるとうれしいわ。」
「宮崎さんにも、直接お詫びしたいんですけど、どこかに行かれたんでしょうか・・?」
岡山さんが、立ったまま、近づいてきます。亜美も聡美さんもキレイだけど、メガネをはずした岡山さんは、小柄で清楚なトランジスタグラマー、という感じで、2人とも違う美しさでした。
私のモノは完全に復活して、ちょうど聡美さんの中に飲み込まれました。
「ひあっ!い、いるわよ?会いたい?んああっ!」
「おかあさん、大丈夫ですか?声が辛そうな・・・どこか具合でも・・・?」
「だめ、岡山さん、私は、だ、大丈夫、ああっ、」
聡美さん、自分で腰を動かしはじめました。岡山さんが、心配して近寄ってきます。
「もう、おかあさんとおにいちゃん・・・なにやってるのよ・・・」
さすがに隠れるのは無理、と思い、横から顔を出しました。
「こ、こんばんは、宮崎です・・・さっきはどうも・・・」
「ひあああ!!!」聡美さんの後ろから顔を出した私に、岡山さんが驚いて、後ろに倒れそうになり、亜美がそれを後ろから支えてお湯の中に座らせました。
「もう、おかあさんとおにいちゃん・・・なにやってるのよ・・・」
亜美に、呆れた声で言われました。
「さっき、亜美ちゃんから聞いたと思うけど、こちらのいろんな事情の話、2人で話したほうがいいかなと思ったから、席をはずすために2人で露天風呂に入ってたんだけど、まさか亜美ちゃんと岡山さんも入ってくると思わなかったもんで・・・」
「だからって、繋がってなくてもいいじゃない・・・ほんとにもう・・・」
「それが、違うんだ、2人が来たから、驚かさないようにと思って、隠れてやりすごそうと思ってこっちの隅に来て、場所をとらないように、聡美さんを膝の上に乗せてたんだけど、岡山さんがあまりにもきれいで、ちょっと、俺の、ほら、アレが、反応しちゃって、そしたら聡美さんの中に入っちゃってね・・・」
「そ、そうなの、まさか、はぁぁっ!こっちにくるとは、お、思わなくて、んん!」
岡山さんは、私たちのやりとりを、あっけにとられて見ていましたが、私の視線が岡山さんの胸に向いていることに気づいて、ふたたび「きゃぁぁ!!」と声を上げて胸を隠して後ろを向きました。
「あっ、ごめん、きれいだからつい見惚れちゃって・・岡山さんは男に裸を見られると思ってなかったんだもんね。俺、先に上がってるから、3人でゆっくり入ってよ。」そう言って、聡美さんから私のモノを抜くと、
「ああんっ!そ、そうね、ごめんね、宮崎さん、そうしてもらえる?」
と聡美さんも言い、私は、立ち上がって岡山さんの横をすり抜けようとしました。
すると「だ、だめですっ!」と、岡山さんが立ち上がって、私の体に抱き止めました。
「お、お客様に出てもらうなんて、そんなわけにはいかないです!わ、私は大丈夫ですから、入っててください!」と、オフの時間でも、接客サービス精神を前面に出さずにいられないようです。
「ホントに大丈夫?無理しなくていいんだよ。」と言いましたが、
「旅館って、思った以上に複数の仕事をこなす必要があって、大浴場の掃除とか点検とかも日によって分担するんですけど、24時間入れる温泉だと、男性が入浴中に入らなきゃいけないこともあります。」
「慣れるためにも、ここにいていただけると、助かります」というので、お言葉に甘えてお湯に浸かりなおそうと前を向くと、すぐ目の前に岡山さんのお湯に濡れた裸体が室内の灯りに照らされて美しく、節操のない私のモノが反応しました。
「ひっ!動いたっ!」
「ご、ごめん、美人を眼の前にすると、男はどうしても反応しちゃうんだよ」そう言うと、後ろから聡美さんに、横から亜美に、つねられました。
「どうせ、岡山先輩のほうがグラマーですよ!」
「張りのあるピチピチの肌のほうがいいのね・・・」
2人に睨まれました。が、美人3人に囲まれて、裸でモノをブラブラさせている状況、興奮せずにいろというのは無理です。
「もう・・・こうしてやるっ!」亜美が私のモノを握って、大きく動かしました。
「亜美ちゃん・・うまくなったね・・・。気持ちいいよ。」そういうと、今度は聡美さんが、「じゃあ、私はこっちね・・・」後ろから、アナルを舐めてきます。
「さ、聡美さんっ!だから、それダメですって、ああっ!」
岡山さんを見ると、こちらを見て、ごくり、と唾を飲むのがわかりました。でも、目は私のモノに釘付けです。
「岡山さんも、参加してみたい?」聡美さん、なんてこと言うんですか!と思って岡山さんを見ると、こくん、とうなずく岡山さん。ええ~!!ほんとですか?!いいんですか?!
「じゃあ、みんなでベッドに移りましょうか。」
露天風呂から出てベッドルームに移動する4人、「ベッドを2つくっつけたら、かなり広くなるわね」聡美さん主導で、準備します。部屋が明るいのが気になるのか、岡山さんだけ、胸と股間を手で隠していますが、参加しない選択肢はないようです。
「宮崎さん、広い方のベッドの真ん中に座ってもらえる?」
「は、はい・・・」ベッドの上に、足を伸ばして座ります。私はなにをされるんでしょう?
「なんか、ココに来てから、落ち着いてエッチしてなかった気がするの。だから、今回は、ゆっくり、したいわ。もちろん、順番に、みんなでね。」
聡美さんが私の左側に座り、「亜美は右に座って。岡山さんは、とりあえず見学する?いつでも参加していいわよ。宮崎さんの正面に座ってくれるかしら」
「じゃあ、キスから、しましょうか。亜美からする?それともおかあさんでいい?」
「おかあさんからでいいよ。」亜美が言うと、聡美さんが、膝立ちして、私の首に腕をまわしてきて、キスをはじめました。膝立ちで聡美さんの顔のほうが上にあるので、キスをしている、というより、されている、という受け身の感覚になります。いつもはキスをする側ですが、される側になると、同じキスでも別物です。亜美が「頭がぼうっっとしてくる」と言ってたのがわかる気がします。
「んんっ!」気づくと聡美さんの胸に無意識に手を這わせていました。
「私も・・・」反対側から、亜美が抱きついてきたので、聡美さんと一度唇を離して、そちらを向いて亜美とキスをしました。聡美さんは、耳にキスしてきました。
前を見ると、あっけにとられたような表情の岡山さんが見えます。が、もう、胸を隠してはいません。それどころか、右手が股間に伸びていました。たぶん、無意識です。聡美さんもそれに気づいたようで、
「岡山さん、いらっしゃい」
「ひゃ、ひゃいっ!」声が裏返っています。かなり緊張しているようです。
「大丈夫よ、そんなに緊張しなくても。岡山さんも、宮崎さんと、キス、してみる?キスははじめて?」
こくり、と岡山さんが頷きました。キスがはじめてなのか、キスをしたいのか、わかりません。聡美さん、同時に2つの質問は、ダメですよ。
「お、お願いします・・・」と岡山さんが近づいてきました。
質問の答えは、どちらも、のようでした。
岡山さんを軽く抱くような姿勢で、顔を近づけます。「いいの?」と言うと岡山さんが再びこくり、と頷いたので、まずはほんの少し、唇を触れさせました。
岡山さんの体が、ピクッ!と震えて、一瞬体が固くなるのがわかりました。少し唇を離して、再度、触れさせます。今度は大丈夫のようなので、少しずつ、ついばむようにキスをすると、おずおずと、それに応えるように唇を動かします。
「ほんの少し口をあけて、舌を少し出してみて。」
そういうと、また、おずおずと舌を出してきました。
今度は舌同士、触れます。さっきより大きく震えましたが、大丈夫のようです。舌で唇をもなぞるように動かすとそれに合わせて岡山さんの舌も動き、いつしか、舌同士を絡め合うキスに変わっていました。
岡山さんの体を抱き寄せて、舌を岡山さんの口の中に挿入して、吸い付くように舌の奥、口内を舐めるように動かすと、抵抗するどころか、同じようにしてきます。私の体に手を回して、抱きついてきます。岡山さん、才能ありそうです。
「す、すごい・・・こんなキス・・見るのはじめて・・・」亜美の声に、岡山さんはビクっとして口を離し、しばらく私の顔を見たあと、はっと気づいたように、
「ご、ごめんなさいっ!!!亜美ちゃんの・・・彼氏さんなのに・・・」と片手で口と顔を覆いながら、
「私、はじめてのちゃんとしたキスなのに・・・恥ずかしい・・・」といいながら、もう片手は股間を押さえています。たぶん、キスで濡れちゃったんだと思います。聡美さんもそれに気づいたようでした。
ちゃんとしたキス?ってどういうことだろう、と思うまもなく、聡美さんは次の行動に移っていました。
斜め後ろから岡山さんをそっと抱きしめて、「大丈夫よ。女の子ってきもちのいいキスをしたら、みんなそうなるのよ?」そう言いながら、胸をそっと撫でながら、頭を抱きしめて、後ろから首筋に舌を這わせ始めました。
私も亜美に、「反対側から岡山さんに手を回して、乳首を舐めたりそっと吸ったりしてあげて、体が伸びたら、そのまま横にして、足を広げさせて」と小声でいうと、「わかった!」と岡山さんに近づいて乳首の愛撫をはじめました。
岡山さんは、時々ピクっと体を震わせたり「んはあっ!」と声をあげながら、だんだん倒れこんでいきました。聡美さんは、岡山さんを静かに横たえて、キスをし始め、岡山さんも「んんっ、んふううっ!!」と気持ちよさそうです。
亜美がうまく足を広げさせてくれたので、私は足を撫でることにしました。足の甲からはじめ、足首、ふくらはぎ、太ももの内側、と少しずつやわらかいところをそっと撫でていくと、感じるようで、やはりピクっピクっとしながら、逃げるように足を広げていきます。
その足の間に入り込み、秘所を見ると、もう大洪水です。試しに、クリトリスをそっと舐めてみると、「くぅぅぅ!!!!!」とそれまでにはない大きな声を上げて、ブリッジのように背中を反らせました。いい感度です。
さらに強く吸ってみると、「あああ!!!だめだめだめぇぇぇ!!!なんか出ちゃううう!!!!」と叫んで、プシュっっと潮を吹きました。かわいいです。中指を入れようとしてみましたが、狭い。たぶん初めてなので、無理はさせられません。
「少しずつ、指を入れていくから、痛くなったら言ってね。」そう言って、少しずつほぐしながら、中指を奥に入れていきました。
「あああ!はいってくるうう!!!」と声を上げてのけぞりました。
「大丈夫?痛くない?」と聞くと、泣きそうな顔で、こくん、と頷きます。
指を前後に少し動かしながら、もう少し奥まで入れます。指を動かすたびに「あんっ!なにこれっ!ああ!」といい反応をしてくれて、こちらも頑張り甲斐があります。
思ったより奥まで指が入ったので、2本にしてみます。
「ふ、ふといぃ!!」と言いますが、なんとか入ります。奥のほうで、少し感触が違うところを見つけて、撫でてみると「ひぁぁぁ!!そこだめっ!!あああ!」すごく反応してくれます。
Gスポットでしょうか。蜜が、指と秘所の隙間から、ドクっとあふれ出します。しばらくそこを刺激し続け、聡美さんにキスされたり、亜美に胸を揉まれたりして、わけがわからないくらい感じてくれているようなので、次の段階に進むことにしました。
「岡山さん、準備はできたと思うけど、どうする?俺のコレ、入れてみたい?」そう聞くと、亜美のほうを見て、亜美が頷くのを確認したあと、「お願いします・・・。おなかの中が切なくて・・・欲しいです・・・」と言いました。
「じゃあ、ゴムつけるね。いくよ。」と言って、ゴムをかぶせたあと、秘所からあふれてお尻に流れている蜜を私のモノに塗り付け秘所に当てました。
さすがに大きなものが入るか心配なのか、不安そうにこちらを見てくるので、聡美さんと亜美に目くばせすると、2人は同時に左右の乳首を吸い上げてくれました。
「ひぁぁぁ!!!」岡山さんが乳首の快感にのけぞっている間に、ぬぷっ!と亀頭を入れました。
「ああああ!!はいってくるうううう!!!すごいいい!!!」
大きいのを入れて大丈夫か心配でしたが、思ったほど痛がりません。入れるのに抵抗はありますが、少しずつ入れていくと、
「中がひろがっちゃうううう!!!!ああああ!!こすれるこすれるぅ!!ひあああ!!」
盛大に感じてくれているようです。そして、ぐん、と奥に当たるまで、入ってしまいました。
「奥ぅぅ!すごい奥に当たってるぅぅ!!ああああ!!ダメダメダメェェェ!!!ひぁぁぁ!!奥ダメェェェl!!またなんかくるぅぅぅ!!!!くぅぅぅl!」
岡山さんは、叫ぶように声をあげながら、背中をバウンドさせるように反らし、ピクピク痙攣しています。
少しずつ抜いていくと、「ああああ!!!内臓が、内臓が抜けちゃううう!!」と声をあげます。聡美さんと亜美も胸を攻め続け、私は再度奥まで突き、それを数回繰り返すと、
「ひぁぁぁぁぁ!!!!またおっきいのくるうううううう!!!んんんんんんぅぅぅ!!!!!」と声を上げ、大きく背を反らして何度か体が跳ねて私のモノが抜けると同時に、ふっと静かになりました。
「岡山先輩・・・かわいい・・・」
後輩になんか言われています。
「亜美ちゃんも、あんなふうになったじゃん。かわいくてたまんなかったよ。」というと、
「だ、だって!自分の時のことなんて、覚えてないんだもん!」というので、「じゃあビデオに撮っておいてあげようか。」と言いましたが「絶対だめぇぇ!!」というので、残念ながらハメ撮り計画?は発動前に消えました。
「なんか、考えてたのと違っちゃったけど、楽しいわね。」聡美さんも楽しそうです。
攻められると弱いくせに、攻めるのが好きなようです。もっとも、それは私も同じかもしれませんが・・(汗)。
岡山さんは見た感じ処女かと思っていたのですが、血も出ませんでしたし、痛がることもなかったので、処女ではなかったようで、むしろ、無事イかせることができてよかったです。
過去の経験については、あとで聞いてみようと思います。
それにしても、ゴムをつけてしてたせいか、私はまだイッていません。
「今日はだいぶ出したけど、少し休めばあと1~2回できそうな気がするよ」そう言うと、聡美さんが、
「とんでもない絶倫ね・・・。」聡美さんがあきれたようにいいますが、私のせいじゃないです、2人(3人?)が魅力的すぎるからです。
「次は、どうしよっか?」と聞くと、亜美が、
「おかあさん、私がしてもらってもいい?さすがにこんなに出したら、おにいちゃんの、薄くなってそうだし、明日朝一番に濃いのをおかあさんに出してあげて。」と言われました。おかあさん思いな言葉のようで、すごいこと言ってます。
「そういえば、亜美って、宮崎さんからまだ一度も出してもらってないのよね?亜美がしてもらって。」と聡美さんも言うので、「亜美ちゃん、おいで。」と手招きして、恥ずかしげに寄ってくる亜美を、抱き寄せて、キスをしました。
「おかあさんに見られながらって、恥ずかしいね・・・」
「昼間は温泉だったし、練習みたいな感じだったしね。」
「うん・・・でも、見られてるの、イヤじゃなくて、逆に恥ずかしくてドキドキするって、私、ヘンなのかな・・・」
「そんなことないよ。恥ずかしいって気持ち、普通に好きな男女間でもあるでしょ。好きな人に見られるのって、恥ずかしいけど見られたい、って気持ちになるよね。それって、エッチする気持ちを高めるのに大事な気持ちだと思うよ」
「そっか、よかった、おにいちゃんのこと好きだからなんだね。私、露出狂の気があったらどうしようと思っちゃった。」
「う~ん、露出狂の人も気持ちは同じだと思うから、確かめるには実際に第三者に見せてみて、病みつきになるかどうかを確認するしかないんじゃないかなぁ。」
「見せたい気持ちの度合いにもよるかもね。たとえばビキニの水着を第三者に見られても快感な人がいるかもしれないし、混浴温泉で、異性に見られてドキドキする人もいるだろうし。亜美ちゃんも、今度ためしてみる?」
「もう、おにいちゃんのいじわる~!そんなおにいちゃんには、こうだ~!」
亜美が、そう言うと、私を押し倒して、胸の上に後ろ向きで座り、私のモノを握って、口で攻めはじめました。温泉で教えたことをきっちりしてきます。さすが、優等生です。
私の前に、亜美のかわいい白いお尻があります。となれば、することは1つです。
「亜美ちゃん、ちょっとだけ、腰を上げてみて」というと、「え?なぁに?」と返事をして、軽く腰を上げてくれました。その下に手を入れて、足と腰を引き寄せれば、69の体勢のできあがりです。
まずは、ぺろん、と秘部を舐めあげました。
「ひあああ!!」亜美が声を上げて、こちらを見ました。
「亜美ちゃんのきれいなお尻と、おつゆたっぷりのココ、美味しそうだよ」
そう言って引き寄せて舐めはじめました。
「いやぁ!だめだめ、見ちゃだめぇ!全部みられちゃうう!!恥ずかしいっ!!」そう言いながら、秘所から密がドクっと溢れ出します。
「あ、おつゆがいっぱい溢れてきたね。見られて感じてるんじゃない?」
「ち、ちがうの!恥ずかしいから、恥ずかしいからなのっ!」
「恥ずかしいとおつゆがあふれるのかぁ。やっぱり見られて感じる露出好きなのかもしれないねぇ。」そんなことを言いながら、おしりの穴を撫でてみました。
「ち、ちがうのっ!そんなことないっ!ひああ!そ、そこ、ちがうぅぅ!!」また、愛液がどくどくっと溢れてきます。もしかしたら、露出好きというより、Mなのかもしれません。
「亜美ちゃん、おしりの穴もヒクヒクして、かわいいよ。亜美ちゃんのココの処女、もらっちゃいたいくらいだよ。」そう言いながら撫でると、
「あんっ、そこ、違うのにっ!撫でられて気持ちよくなっちゃダメなのにぃ!!あああっ!!」
本気でアナルで感じているようです。「攻められると弱い」は亜美にも聡美さんから遺伝しているのかもしれません。指で秘所を撫でて濡らして、指が貼らない程度に、アナルをちょっと押してみました。
「だめだめだめぇぇ!!そこ違うってばぁぁ!!あああ!!」
感じてくれているようなので、もうちょい本気を出します。
「ちょっと体勢を変えようか。」そう言って、亜美を抱き寄せると、そのままくるっと回転して、亜美を下にします。そして亜美の腰の下に枕を入れて、足を大きく上げさせます。アナルも秘所も、部屋の灯りに上から照らされて、シワまできれいに見えてます。
「い、いやぁ!この格好はずかしいい!!!」亜美がもがきますが、私の足の間にいるので、出ることができません。あふれる密がお尻のほうに流れていき、アナルを濡らします。
「こんどは、こっちも舐めてあげるね。」クリを舐めます。
「ひぃぃ!!そこ感じ過ぎちゃうう!!」と声を上げます。
同時に、アナルにも指をつんつんすると、「ダメダメぇぇ!!ああんっ!」といい声を出してくれました。
「亜美ちゃんにも、新たな快感、あげるよ。」そう言って、
クリトリスを舐めながら、アナルも少しずつほぐしていきます。「だめだめぇぇ!ヘンになっちゃうううう!!」と声を上げていますが、叫んでいますが、まだ大丈夫そうです。アナルもだいぶほぐれたようなので、一度イッてもらおうと思い、再度クリトリスを強く吸いながら舌で舐め、秘所に片手の指を挿入して、もう片手の指を第一関節まで、アナルにつぷっと挿入しました。
「くぅぅぅ!!!イッちゃうううう!!イクイクイクぅぅぅ!!!」
亜美は、大きく足を伸ばして痙攣させました。
「準備もできたみたいだし、本物、いくよ。」と、朦朧としている亜美の上から足の間に移動して、あらためてゴムをつけて、正常位で挿入しました。
「はいってきたぁぁ!!!またイクぅぅぅ!!!」
まだ大丈夫みたいなので、ここは一気に奥まで。そしてピストンします。
「あああ!!イッてるから、ひああ!こすれるこすれるぅ!!」
「ああ!まだイッてるのに、奥が、奥が感じすぎて、ああああ!またイクぅ!!!」
「ダメ、もう無理、あああ!!イキすぎてヘンになっちゃううう!イクイクイクぅぅぅぅぅぅ!!!」
「イックゥゥゥゥゥゥ!!!!」
最後に大きく体を跳ねて、反応がなくなりました。
それを隣のベッドで見ていた聡美さんが、声をかけてきました。
「・・・宮崎さん・・・」
「は、はい・・・」
「・・・鬼畜ね・・・」
「い、いや・・・それほどでも・・・汗」
「若い女の子が2人、失神してるんだけど。」
「いや、あの、」
「来て・・・」
「はい・・・」
隣のベッドに移動します。
「いつもやられっぱなしだから、宮崎さんが寝て。私が上になるから。」
そう言うので素直に横になり、ゴムをはずします。
「私だって・・」
と言いながら、上にまたがってきます。
「濡らさなくて、大丈夫ですか?あ、もう濡れてました?」と聞くと
「余計なこと言わなくていいの!まったく、あんなの見せられたら・・誰だって我慢できなくなっちゃうわよ!」そう言いながら、私のモノを掴んで、秘所に当てます。
たしかに、秘所から蜜が糸を引いて垂れてくるのが見えました。
「す、すみません・・・」
「い、いくわよ・・・じっとしててよ・・・んっ・・・・お、おっきい・・・んんんっ!」
じわじわと、入れていきます。何度も入れたので慣れてるはずですが、ゆっくりです。
「お手伝いしましょうか・・・」そう言って、軽く下から突くと
「ひぃぃ!!だめだめだめ!!!動いちゃだめだってばぁぁ!!!イクぅぅ!!!」
いきなり、奥まで入ってしまい、その拍子にイッたみたいでした。
しばらく私の胸に手を当てて荒い息をしていましたが、こちらをキッと睨んで
「宮崎さんはぜったい動いちゃダメよ!!」
そう念を押すように言うと、腰を前後左右に動かしはじめました。今までこんな腰の動かし方をしてくれた人はいません。すごく気持ちいいです。
「ああ・・・聡美さん・・・気持ちいいですよ」
「はうっ・・・もっと気持ちよく、んあっ、なってね・・・あああ!」
聡美さん、がんばってくれていますが、たぶん、奥がメチャこすれてるし、あまり長持ちしないんじゃないかと心配していると、案の定、
「あああ!私が動いてるのに、私が先にイッちゃダメなのに、もう、もう無理、んああっ」
と、動くのをやめました。無理、とのことなので、代わりに私が動くことにしました。
「あまり無理しないでくださいね。動くのは俺がしますから。」そう言って、聡美さんの腰を掴んで、前後に動かします。
「ああああ!!待って待って、あああ!だめぇ!なにこれすごい、あああああ!!!!」
「またイクイク!!!イクぅぅぅ!!!」
またイッてくれました。女性にイッてもらえるのは、やっぱりうれしいです。
「せっかくなので、俺も楽しませてくださいね」と声をかけると、大きく目を見開いてこちらを見ました。前にも見たことがある表情です。
前後に動かしながら、時々腰を持ち上げて、下から突いたり、持ち上げて落としたりします。いろんな箇所に当たって、気持ちいいです。
「だめだめだめぇぇぇ!!!動いちゃダメって言ったのにぃ!そんなにこすらないでぇぇ!!イッてるからぁぁぁ!!」
「なんか出ちゃう!あああ!ダメダメ、出ちゃうううう!」
ぷしゅぷしゅ、とまた潮を吹き出しました。やはり、親子で潮吹き体質のようです。
「またイッちゃううう!!!ああああ!!!!!イッてるってば、くああああ!!」
「無理無理ぃぃ!!イッてるの”ぉ!!、まだイッでるの”お”お”お”お”」
「お願い、止めてぇぇぇ!!!わかったから、充分気持ちよくしてもらったからぁぁぁ!!」
「だめだめだめぇぇぇぇえ!しんじゃう、しんじゃううってばぁぁぁぁ!!」
聡美さんの子宮が下りてきたのか、狭いところに、モノが入った感じがあり、急に締め付けられて、私ももたなくなりました。
「さとみさん!!イキますよ!!でるぅっ!!!!」
前の2人に出さずにいたせいか、思った以上に長く放出していた気がします。
「くぅぅぅぅぅぅぅぅl!!!!」
大きく体を跳ねて倒れそうになるのを慌てて支えて抱きしめました。何度もピクピク痙攣するのを押さえつつ、痙攣が収まるのと、放出しきるのとを待ちます。
しばらくして聡美さんから寝息が聞こえてきました。落ち着いたようです。
静かにベッドに寝かせて、3人にシーツをかけて、今日の一仕事は終わり、という達成感がありました。
冷蔵庫からビールを出して、あらためて部屋の露天風呂に行こうかと思いましたが、大浴場の男湯に入っていなかったことを思い出して、浴衣を羽織り、ビールを持って大浴場に向かいました。
大浴場の露天風呂からは、たくさんの星が見えていました。足を伸ばしてちょうど沈まない岩の位置を探して、星空を見上げながらビールを飲んでいると、流れ星が流れるのが見え、それに吸い込まれるかのように、いつの間にか、意識が薄れてきました。
「お客様!お客様!!」
遠くでそんな声が聞こえた気がしました。
なにかあったのかな、と思いながら、しばらくぼぉ~っとまどろんでいると、バタバタと足音が聞こえました。
「お客様!!大丈夫ですか!!」
肩をゆすぶられ、うっすらと目を開けると、旅館の女将さんです。
「あ・・・おはようございます・・・。あれ?どうしたんですか?」
「はぁぁ・・!よかった!!生きてた・・・!」
見ると、他の仲居さんも何人か立っています。
「そりゃ生きてますけど・・・よっこらしょ・・・」
立ち上がると、「ひっ!」「すご・・」「おっき・・・」小声で口々になにか言っています。
その視線の先は、私の股間でした。
「え?あ!すみません!朝の、生理現象なので!!」
「はじめてあんなおっきいの・・・」「いままでみたことない・・・」「あんなの入れたら・・・」相変わらず小声でいろいろ話しています。それを女将さんが叱責しました。
「あなたたち!お客様の前ですよ!」
「お客様、申し訳ありません。ご自分で、歩けますか?」
女将さんに聞かれ、「大丈夫です。ああ、露天風呂で寝ちゃったんですね。すみません。」
そういって歩き出そうとすると、露天風呂の入口から、聡美さんが現れて、「宮崎さんっ!!いたぁ!よかったぁ!!」
そう叫んで、私に駆け寄り、抱きついてきました。
「目覚めたら、宮崎さんがいなかったから、心配したのよ・・・」そう言いながら、私の前にひざまずき、私のモノに頬ずりしてきます。心配してたのは、ソレでしょうか?
「コホンっ、お、奥様、あの、お客様のこと、あとは、お任せしてよろしいでしょうか?大丈夫でしたら、私どもは、下がらせていただきます。」女将さん、
今頃になって女将さんの存在に気づいたようで、聡美さんは一瞬びくっとしましたが、それでも私から離れず、
「え、ええ、大丈夫です。あとは私にまかせて。」といい、女将さんと仲居さんたちは浴室から出ていきました。
「普段もすごいと思ってたけど、朝の宮崎さんって、すごいのね・・・。昨日、あんなに出したのに・・・」
生理現象+聡美さんの頬ずりで、私のモノはMAXです。
「そういえば、朝一番のは、聡美さんでしたね。」というと
「もう我慢できない、ちょうだい・・・」と言います。浴衣の紐を解くと、下着はつけていないようで、秘所に手を触れると、すでに密が溢れてます。すぐにでも、入れたくなりました。
「聡美さん、すぐ欲しいですよね?」
「ええ・・・欲しいわ・・・」
「じゃあ、まず脱衣所、行きましょう。亜美ちゃんも目覚めて心配してるといけないから。」
「えっ・・・そ、そうね・・・」すぐ入れてもらえると思っていたのか、ちょっと残念そうです。
「大丈夫ですよ、すぐ入れてあげますから」
そう言って、2人で脱衣所に行き、浴衣を羽織って、脱衣所の椅子に腰掛けました。
「聡美さん、このまま、自分で入れてください」
「ありがとう・・・ああ・・当たっただけでも感じちゃう・・・じゃあ、入れるわね・・・んんっ・・・来たぁぁ・・・くうう!!おっきいぃぃ!!!な、中が、ひろがるぅぅ!!・・・くっ!!は、入ったわよ・・・んん!!」
対面座位で、聡美さんが私のモノを入れていきます。メリメリと聡美さんの中を広げながら、奥まで入りました。
「じゃあ、部屋に戻りましょうか。首に腕を回してください」
「えっ!こ、このまま?!無理よ!!」
「大丈夫ですよ。昨日も聡美さんを抱いたまま部屋に戻ったんですから。じゃあ、いきましょうか。よいしょっ」掛け声をかけて、立ち上がります。駅弁スタイルです。私の大きい体と体力、長めのモノが役に立ってよかったと思います。
「で、でも、ひぃぃっ!!深いぃぃっ!!」
「落ちないように気をつけてくださいね」
「無理無理~~!!だめぇぇ!!ああああ!!!奥に、奥に当たってるぅぅ!!」
「大丈夫ですってば、行きますよ~」
脱衣所から廊下に出て、部屋に向かって歩きます。歩いて揺れるたびに、「ひあ!」「くうぅぅ!」「あっあっ!!」と声を上げます。
時々「くぅぅぅ!」と声を出して細かく痙攣してしがみついてきます。もしかして、イッてるでしょうか。
やっぱり部屋に戻る途中で仲居さんとすれ違いましたが、一瞬目を瞠るものの、会釈をして脇に寄って通してくれようとしたので、「すみません、お願いがあるんですけど」と言い、部屋の前まで先導してもらいました。仲居さん、平静をよそおっていますが、耳が真っ赤です。
中居さんに来てもらったのは、部屋のノックをしてもらうためです。ノックの音に、「は~い」と亜美の声がしました。
ドアが開くと、亜美と岡山さんが立っていました。
「おにいちゃん!おかあさんも!何やってるのよ!!」
「あ、亜美ちゃん、岡山さん、おはよう♪え、これ?朝立ちをおかあさんに鎮めてもらってるとこなんだけど」
「そんなことしてたら鎮まるものも鎮まらないじゃない!!もう~!とにかく入って!!」
「仲居さん、ありがとうございました」
聡美さんを抱いたまま会釈すると、「ひぃっ!!」当たるところが変わったためか、聡美さんが声をあげました。
「い、いえ、ご、ごゆっくり・・」顔を真っ赤にしながらも、仲居さん、接客に徹してくれます。さすがです。
「亜美ちゃん、お母さんとこのまましたいんだけど、ベッド空いてる?」
「うん、大丈夫、朝はお母さんの約束だもんね。」亜美が言い、洋室へのドアを開けてくれました。
「ありがとう。亜美ちゃんと岡山さんんも、見てる?」
2人がコクコクと頷くので、聡美さんをベッドの横に腰掛けさせるように下ろして移動させ、正常位の形になりました。
「聡美さん、ラストスパート、いきますよ。」
そう言って、あらためて、抽送を開始します。
「ひぃぃい!!!またイクぅぅぅ!!!奥こすれるぅぅ!!」相変わらず聡美さん、いい声です。
時々、奥を擦ったり、片足を持ち上げて松葉くずしにしてみたり、聡美さんはされるがまま、「ああ!」とか「ひぃぃ!」とか声を上げ、ときどき背中を反らします。
聡美さんを裏返してバッグで抽送していると、岡山さんが「ケモノみたい・・・」というのが聞こえました。聡美さんは、岡山さんの声も聞こえていないようで、「それ気持ちいい!!もっと、もっとぉぉ!!」リクエストもしてくれました。
そして、私もそろそろ出したくなってきたので、聡美さんの足を大きく持ち上げて腰の下に枕を入れ、上から伸し掛かるように、いわゆる「種付けプレス」体勢にします。
「あああ!!いつもと違うトコに当たってるううう!!またイッちゃうううう!!」
体勢も気に入ってもらえたようなので、スピードを上げて、ラストスパートします。
「あああ!!ダメダメだめぇぇ!!おかしくなっちゃうう!!」
「ひぃぃ!!またイッちゃううう!!だめ、もう許して、ああああ!!」
「ひあああ!!またイクイクぅぅ!!だめ、壊れちゃうぅぅぅ!!!!」
「聡美さん、俺もイキますよ。朝の俺の濃いの、受け取ってくださいね!」
「お願い、はやく、早くちょうだぃぃ!!あああ!!」
「聡美さんっ!!!出るぅっ!!」最後に大きく一突きして、聡美さんの一番奥に、放出しました。
「熱いの来たぁぁぁ!!!あああ!!またイクぅぅ!!!んんん~~~~~~!!!」
聡美さんもひときわ大きく痙攣して、2人で抱きしめ合いました。
「はぁ、はぁ、」「はぁ、はぁ、」
余韻を感じながら、2人でしばらく抱き合っていましたが、「すごいね・・・これが大人のエッチなんだ・・・」という岡山さんの声が聞こえてきました。
亜美と岡山さんがいるのをすっかり忘れていました。
聡美さんの上から離れ、私のモノを引き抜くと、中からコポリ、と白濁が流れ出ました。
それを見て「えっ!中に出しちゃってるんですか?!」岡山さんが驚いたように言いました。あ、岡山さんには子作りの説明してなかった!やばい!
「うん、大丈夫なの。おかあさんたちは、ちゃんと考えてあるから。今はほら、あとから飲むピルもあるじゃない。」亜美が説明しています。たしかに、アフターピルがあるのは事実だし大事な知識です。使うとは言ってませんが。
聡美さんからあふれ出た分をティッシュで拭いていると、岡山さんが、「失礼します・・こっちもきれいにしますね」そう言って、あとから出て来ていた私のモノをくわえて吸い取ってくれました。
「あ~!おにいちゃんが岡山先輩にお掃除フェラされてるっ!」
「だって、おかあさんが、最後はこうするのよ、って、昨日教えてくださったから」そんなことを言いました。
「私もしたいっ!」亜美もそう言って、岡山さんと交代しました。亜美も昨日よりだいぶ上達しています。2人にキレイに吸い出してもらってすっきりしたところで、汗も流したくなって、部屋の露天風呂に行きました。亜美と岡山さんも一緒です。
3人でお湯に浸かりながら、いまさらながら、気になっていたことを聞きました。
「岡山さん、ヘンなことに巻き込んじゃって、ごめんね」
「昨日、岡山さんの了解はとったつもりだったけど、俺とエッチしちゃって、ほんとによかった?」
「なんか、勢いで断れなかったとかだったら申し訳なかったなと思って。」そう言うと、
「いえ、私もしてほしかったので、よかったです。」
「おかげで、トラウマが少し薄れました。ありがとうございました。」と言います。
「え!トラウマって・・、岡山先輩、なんか辛いことあったの?」と亜美が聞くと、
「うん・・・。ほんとは人に話せるようなことじゃないんだけど、」
「亜美ちゃんも、辛いこと、話してくれたから、言っちゃおうかな・・・」
「いいの?俺も聞いちゃって。」
「はい・・・。私、昨日が初めてではなかったの、わかったと思うんですけど、」
「うん、それはわかったけど、経験豊富、というほどでもないよね?」
こくり、とうなずき、
「私、大学に進学するつもりだったんです。旅行関係の仕事に携わる関係の学科を受けようと思ってて、それが兄の大学に近かったので、志望校に受かったら兄と同居する話になっていたんです。それが志望校を受験する条件だったんですけど。」と言います。
「高校3年の、冬休み、受験間近のころに、大学生で正月の帰省をしていた兄に、襲われたんです。」
「ええっ!」「ええっ!」
思わず声をそろえて同じリアクションをしてしまいました。
「冬休み中は、親が日中家にいない日が2日あって、その日に・・・。兄が帰るまで2回、襲われました。なので私、初体験が、兄なんです。」
「そんなこと、親にも言えないけど、ショックで勉強が手につかなくなって・・・結局受験に失敗しました。親は浪人を勧めてくれたんですけど、もし翌年合格しても兄と住んだら・・・またされそうで・・。そのうち、取り返しがつかないことになりそうで。」
「かといって、家にいても兄が帰省してきたら怖いし、一人暮らしなんかしたら、いつ兄が来るかもと思うとそれも怖いし、それで、住み込みで働けるところを探して、ここを見つけて、こっそり面接して、合格をもらって。」
「親には、旅行を、受け入れる内側から見る立場を経験してみたい、と説明をして、認めてもらいました。」
「男性が怖い気持ちもあったんですけど、宮崎さん・・・でしたよね、素敵だし、亜美ちゃんもお母さんも幸せそうで、私も兄のトラウマ経験を上書きしてほしい気持ちになって。」
「宮崎さんの、兄のよりずっと立派なモノで上書きしてもらえて、やっと吹っ切れそうな気持ちになれました。」
岡山さんは、そこまで言うと、にっこり笑いましたが、まだ無理して笑っているように見えました。
岡山さんのことを、エッチにうといのに興味がある女の子、くらいに思っていたのが、とんでもないことでした。
「岡山先輩・・・そんなことがあったなんて・・・。私の経験なんて、辛いうちに入んないよ!」
亜美が、泣きそうな顔でそう言いながら、岡山さんを抱きしめました。
「いや、亜美ちゃんは亜美ちゃんで、大変だったんだよ。それぞれの体験だから、比較のしようもないんだけど、岡山さんは、進路まで変える決心するなんて、辛かったね・・・」
私もそう言いながら、抱き合っている2人を、抱きしめました。2人も私に手を回してくれて、なんとなく、2人が私に抱き着いているような恰好になりました。
亜美が、うるうるした目で、私を見つめてきたので、思わずキスすると、岡山さんも、「私も・・いいですか?」とこちらを見つめてくるので、キスしました。
2人の背中を撫でながら、2人と交互にキスしていると、2人とも、体の力が抜けてきたようでした。
ちょうどその時、露天風呂へのドアが開く音がしました。
「もう、みんないないと思ったら、ここにいたのね。」
聡美さんが露天風呂に入ってきました。
「宮崎さん、相変わらず若い子たちにモテモテね。」
「でも、もう朝食の用意ができてるわよ。そろそろ上がってきて。」
そう言われて、また2人にキスをして、お湯から上がることにしました。
部屋には、もう朝食のお膳が来ていました。
私と亜美は浴衣を、岡山さんは服を来て、自分の部屋に戻る用意です。
「岡山さん、俺は今日でここを離れて○○市に帰るんだけど、もし来ることがあったら、いつでも連絡してくれていいからね。困ったことがあったときに相談してくれてもいいし、困ってなくてもいつでも。」
「平日は残業があったり、土曜も休日出勤がある場合もあって、仕事で返事がすぐできないこともあるかもしれないけど、どうせ彼女もいないから、週末は空いてることが多いと思うから。」
そう言って、連絡先を交換しました。
岡山さんは、にっこり笑い、「はい!ありがとうございます!もしかしたら、また上書きをお願いしに行くかもです!」そう言って、チロっと舌を出したと思うと、くるっと亜美と聡美さんのほうを向き、
「亜美ちゃん、今回は吹っ切るきっかけを作ってくれてありがとう。おかあさんも、お世話になりました。いい経験をさせて頂きました。また泊りに来てくださいね!」そう言って、部屋を出ていきました。
そのあと3人で朝食を頂きました。チェックアウトまで2時間ほど。もう一度3人で大浴場の露天風呂に、今度は男湯から入りました。
2人とも、最後に私のものを味わいたいというので、岩に腰掛け、2人に左右から舐めてもらったあと、聡美さんに言われるまま、亜美の前で岩に手を突いて立つと、下になった亜美が前から私のモノをしゃぶります。舌を使ったり奥に入れたり、確かに昨日より上達しています。さすが、物覚えがいいです。
「亜美ちゃん、気持ちいいよ・・・」快感に身を委ねながらそう言うと、今度は後ろから、聡美さんが、私のタマを舐め、そこからさらに後ろ、アナルを舐めてきました。
「さ、聡美さんっ!そこっ、気持ちいいっ!」
聡美さんは、私のお尻に手を当てて広げ、舌先をアナルの中に差し込んだりして、ほぐしはじめまたと思うと、聡美さんはほぐしたアナルに指を当て、一気に第二関節まで入れてきました。
「あああ、亜美ちゃんも、聡美さんも、それヤバイっ、気持ち良すぎるっ!」
そう言うと、亜美は手も使って、激しくしごき、口もすぼめて強く吸ってきました。
同時に、聡美さんは、さらに奥まで指を入れたかと思うと、指の先をクイクイっと動かすと、今まで体験したことのない、ものすごい快感が襲ってきました。
「くぁぁぁ!!!聡美さんッ!それっ、あああ!!頭がしびれそうだよっ!!だめだっ、亜美ちゃんのフェラも気持ちいいっ!出るよっ!!」叫ぶように言いながら、亜美の口の中に、一気に放出しました。亜美は残さず口で受け止め、私のほうを見てニッコリ笑うと、ごくり、と飲み込んでくれました。
放出して一段落かと思いきや、聡美さんの攻めが、止まりません。
亜美に前に回った聡美さんは、またアナルに指を入れてクイクイ動かしながら、私のモノを下から舐めあげたり、亀頭の上をチロチロ舐めたり、タマを口に入れたりしてきます。
そしてまた、私の亀頭を握って、激しく動かし始めました。
「あああ!!聡美さん!イッたばっかりだから、ダメだって、あああ!!感じすぎておかしくなるよ!くあああ!ダメだってば、あああっ!また出るぅ!!!」そう言うと、前にいる聡美さんの顔に、放出したものがかかりました。私は、腰がガクガクです。
「おかあさん・・・なにそのワザ・・・すごいんだけど・・・おにいちゃんをこんなイカせかたするなんて・・・」
亜美が、呆然として聡美さんを見ています。
「んふふ、乙女にはいろんな秘密があるの♪」
「そのうちね、もし機会があったら、亜美にも教えてあげるわ♪」
そんなことを言っていますが、乙女になる前に身に付けたワザですよね?!
ってか、教えるのには練習に男がいないとダメだと思いますけど、もしかして私が練習台ですか?卒業旅行のときって、もしかして、俺、ヤバイですか?!
息も絶え絶え、とはこのことか、と思いながら荒い息をしながら岩に座り込むと、亜美がキスしてきました。
「おにいちゃん、大好き。アイツとしたことなんて、もう思い出せないよ。おにいちゃんとのエッチで、完全に上書きされちゃったから、おにいちゃんが私のホントのはじめての人ね。気持ちよくしてくれたのも、イカせてくれたのも、全部おにいちゃんがはじめてだから。」そう言って、抱きついてきました。
聡美さんは、そんな亜美を微笑ましそうに見ながら、私の中に入れた指を、お湯に入れないようにしながら、排水溝のほうで洗っています。そうですよね~。
部屋に戻って服に着替えたあと、亜美の卒業旅行関係で必要になるかも、と、聡美さんとも、連絡先を交換しました。
そしてそろそろチェックアウトです。
急いで帰る理由もありませんが、いつまでも一緒にいると名残惜しくなって離れがたくなる、と亜美が言うので、2人をまっすぐ山口家まで送り、玄関先で別れました。
ちょっとだけ待って、と言われて玄関先で待っていると、「これ、おにいちゃんにお土産!」と、紙袋を渡されました。「あとで見てね!」と言われたので、そのまま車に積み込み、あらためて2人に挨拶して、車を発進しました。高速道路の最初のサービスエリアに寄り、もらった袋の中を見ると、地元のお菓子の箱と、かわいい親子の猫のマスコットがありました。聡美さんと亜美っぽいです。
スマホを出して、さやかさんには、山口家と温泉に来てこれから自宅に帰ること、福島さんと、藤原課長には、現場作業の出張日程を終えて、これから移動して戻ることを連絡しました。
そこから、久しぶりの自宅に向かい、一般道と高速道路を使って数時間、無事に自宅に到着しました。
自宅に着いて荷物を部屋に入れて、聡美さんと亜美にはそれぞれ無事ついた連絡とお土産のお礼を、さやかさんと福島さんにも、自宅に無事に着いたことを連絡してベッドに座り込むと、移動の疲れか出しすぎの疲れか、ドッと疲労感が出てきて、そのまま意識を手放しました。


