妻によく似た女性が、新宿で立ちんぼしてた


「お疲れ様。今日も大変だった?」
 妻の美冬が、仕事を終えて帰ってきた僕に、ねぎらいの言葉をかけながら夕食の準備をしてくれる。

 美冬もパートに出ていて、共働きだ。家事は、出来る方がするという感じでやってきたが、最近は僕の仕事が忙しく、美冬に任せっぱなしになってしまっている。

 僕は、クタクタに疲れてはいるが、なるべく笑顔で大丈夫だと答えた。そして、洗濯物の取り込みを始めた。
「ありがとう! 疲れてるのに、ゴメンね」
 美冬は、良い笑顔で言ってくれる。彼女の笑顔を見ていると、本当に癒やされる。
 

 そして、夕食が始まった。出来合いの惣菜との組み合わせだが、それでも手間のかかった愛情を感じる食事だ。
「美味しい?」
 僕が食べる姿を見ながら、幸せそうに微笑む彼女……もっと稼いで楽をさせてあげたいなと思いながらも、コロナの影響はなかなか深刻だなと思っている。

 給料こそ変わっていないが、残業はすっかり減ってしまった。サービス残業も増えてしまったが、まだクビにならないだけマシかな? と思っていた。

 美冬は、28歳の優しい雰囲気の女性だ。比較的身長は低めだが、胸はかなり大きい。全体的に、ムチッとした感じもある。ポチャッとした女性……と思われるかもしれないが、脱ぐと意外なほど良いスタイルをしている。
 肩に掛かるくらいの髪を、家にいるときはポニーテールみたいにまとめている事が多い。

 本当に、良い妻だと思う。性格も良いし、僕の事を真っ直ぐに愛してくれている。なによりも、セックスが抜群に良い。取り立ててテクニックがあるというわけではないが、その肉感的でセクシーな身体だけで、骨抜きにされる。

 恥ずかしがりなところがあるので、あえぎ声を必死で堪えるところもたまらないと思っている。
「ねぇ……今日はダメ? 明日、お休みでしょ?」
 今日も、美冬の方から恥ずかしそうにお誘いがかかった。僕は、もちろん大丈夫だよと告げた。

 片付けをして、風呂に入った。腰のタオルを巻いた状態で寝室で待っていると、同じく身体にタオルを巻き付けた美冬が入ってきた。
「お待たせ……」
 頬を赤くしながらベッドに入ってきた美冬に、僕はすぐにキスをした。最近は美冬とのセックスだけを楽しみに、1週間頑張っているような感覚だ。

 キスをしながら美冬のタオルを外し、乳首を触り始める。美冬は、可愛らしい声であえぎながら、同じように僕の乳首を触ってきた。

 キスしながらお互いの乳首をまさぐっていると、どんどん気持ちが高まってくる。
「伸吾、愛してる」
 美冬は、普段は滅多に口にしない言葉を言ってくれる。僕は、愛してると言いながら彼女の乳首を舐め始めた。

「んっ、アンッ、あっ、気持ちいい」
 美冬は、どんどん高まっていく。僕は、最高の気持ちになりながら責め続けた。すると、美冬の手が僕の股間に伸びてくる。

「固い……カチカチだよ。嬉しいな」
 心から嬉しそうな美冬。そのまましごいてくれる。最高の気分になりながら、夢中で乳首を舐め続けた。すると、真冬がフェラチオを始めた。舌がカリ首に絡みつくと、一気に射精しそうになってしまう。

 美冬は、一生懸命に奉仕してくれる。気持ちよくて腰が浮いてしまう。そして、射精感も高まるばかりだ。すると、美冬がフェラチオをやめて仰向けに寝転がった。

 軽く脚を拡げ、発情したような顔で僕を見つめる。僕は、たまらなくなって彼女に覆い被さった。そして、キスをしながら挿入し、腰を動かし始める。
 最近では、そろそろ子供を作ろうと話しているので、避妊はしていない。包み込まれるような感触に、思わずうめいてしまう。

「気持ちいいよ。すごく固い。もっと動いて」
 美冬は、気持ちよさそうにあえぎながら僕を見つめてくる。結婚して2年なので、まだまだ倦怠期とは縁がない。毎週のようにセックスをしていても、飽きる気配もない。

 僕は、夢中で腰を動かし続ける。潤んだような瞳で見つめてくる美冬……本当に気持ちよさそうだ。そして、僕はキスをしながら射精を始めた。
 挿入してから、まだたいして経っていない。早漏なのが申し訳ないと思うが、美冬は嬉しそうに微笑んでいる。

「気持ちよかった?」
 優しく聞いてくる彼女に、早くてゴメンねと伝えた。
「ううん。平気だよ。それだけ興奮してくれてるってことでしょ? 嬉しいよ」
 美冬は笑顔で言ってくれる。僕は、彼女を抱きしめながら幸せをかみしめていた。

 そんなある日、暇つぶしにYouTubeを見ていた。最近問題になっている、新宿の立ちんぼの動画だ。迷惑系というわけではないかも知れないが、ユーチューバーの一人が立っている女性達と周辺にいる男性を勝手に撮影するという動画だ。

 カメラに気がつくと、慌てて顔を背ける人たち。モザイクもなく映していて、さすがにやり過ぎだなと思って見ていた。女性陣はほぼマスクをしているのでよくわからないが、目元や服装から見ると、かなり若い。
 男性は、かなり年配の人が多い印象だ。正直、気持ち悪いなと思いながら見ていたが、女性の一人が美冬にそっくりだった。
 マスクをしていてもわかるくらいに、目元の印象が美冬だ他。でも、服は見た事がないものだ。やたらとヒラヒラしているというか、ゴスロリっぽい可愛らしい服。
 28歳の美冬がまずしないような格好だ。僕は、世の中にはこんなにも似ている人がいる事に驚いた。そして、美冬に似た女性が、こんな事をしてお金を稼がないといけない状況に、胸が痛くなった。

 それにしても、こんなにも大勢の女性が立ちんぼをしている事に驚いてしまった。そして、買っている男性の多さにも……。
 その後も、関連動画を見続けた。すると、実際に立っている女性にインタビューしている動画もあった。

 立ちんぼをしている理由に、衝撃を受けてしまった。ホストクラブの推しをナンバー入りさせるためにやっているそうだ。一瞬意味がわからなかったが、ホストクラブの担当の男性を、売り上げランキングのナンバー5以内にするためだという意味だそうだ。

 かなり衝撃を受けた。ホストクラブの男性に、恋心を持っているからお金を使うのだと思っていた。それならば、他の男に身体を売ってお金を作るという事と、矛盾するように思う。
 それはそれ、これはこれ……みたいな感覚? 愛する男性のために、気持ち悪いおっさんに身体を売る……どう考えても、理解出来ないと思った。

 こんな動画、見なければよかったと思いながら、自分は幸せでよかったと感じた。そして、数日経った。たまたま新宿に仕事に行く事になった。
 最近は、シェア自転車を使って移動する事が多いので、いつも通りにシェアステーションに行った。

 本当に便利な世の中になった。こうやって自転車を借りて移動して、目的地近くのステーションに戻せばいい。わざわざ借りたところに戻らなくて良いのは、本当に便利だ。

 東京は坂もそれほど多くないので、快適に移動した。そして、目的地近くのステーションに自転車を置いて客先に向かった。

 仕事も無事に終わり、契約も取れた。上機嫌でシェアステーションを探すが、貸し出し中ばかりだ。大久保公園まで行かないと空いてない事が分かり、とりあえず歩き始めた。

 まだ日も落ちていない昼間の時間なのに、立ちんぼがけっこういて驚いてしまった。考えてみれば、この辺りを歩くのも本当に久しぶりだ。
 韓国ブームの時に新大久保で飲み会をしたとき以来だ。公園近くの歩道は、一種異様な雰囲気だった。等間隔に立つ女性……と言うよりも、少女。

 僕は、興味を引かれて立ち止まって観察してしまった。すると、少女達にいい歳したおっさんが話しかける姿が散見される。
 少し話して離れていく男性、次の男性が声をかける。少女は、マスクを少しずらして顔を見せる。男性は、テンション高い感じで話を続け、二人で歩き去った。

 目の当たりにすると、不安な気持ちになってきた。あんなに幼いような少女が、売春をしている……日本、大丈夫? そんな事を思ってしまった。

 僕は、そそくさと立ち去ってシェア自転車ステーションを目指した。すると、動画で見た女性がいた……。
 生で見ると、距離もあるせいか美冬に見える。背もスタイルも、美冬そっくりだ。でも、服装はやっぱりロリっぽい感じのもので、目元の印象と相まって10代の少女に見える。

 想像以上にそっくりで、ドキドキしてしまった。すると、男性が声をかけた。結構長い時間話している。ほどなくして、女性はマスクを少しずらして顔を見せた。

 美冬……としか思えないくらい似ている。でも、目の感じや口の感じがちょっと違う。なんというか、少し派手な印象だ。涙袋というのだろうか? やたらと大きく見える。

 美冬をギャルにしたら、こんな感じなのかな? と思いながら、ちょっとドキドキしていた。世の中には3人似てる人がいると聞いた。その一人がここにいたんだなと思った。

 美冬似の女性は、そのおじさんと歩き去った。ステーションと方向も同じなので、なんとなく後を付いていく。すると、すぐ近くのラブホテルに入っていく二人……。
 僕は、そのままシェアステーションに行って自転車に乗った。会社へ戻りながら、色々考えてしまった。

 僕は、自分でも不思議なほど興奮している。異常な世界を見たせいで、興奮している……そう思いたいのに、あの美冬似の女性のせいだと自覚している。

 美冬が、あんな風に売春して他の男性に身体を売っているのを想像して、興奮している……寝取られ性癖なんてないはずなのに、想像して興奮してしまう。
 僕は、自己嫌悪に陥りながらも自転車をこぎ続けた。そして、仕事を終えて帰宅すると、美冬が笑顔で出迎えてくれた。

 やっぱり、こうやって見るとけっこう違う。涙袋なんてないし、口も立ちんぼの女性よりも小さいと思う。でも、やっぱり背格好はそっくりだと思った。

「どうしたの? じっと見てるね」
 美冬は、キョトンとした顔だ。僕は、なんでもないと答えながら、やっぱり妄想してしまっていた。美冬が立ちんぼをしている状況を……。

 少しぎこちなくなりながらも、いつも通りに過ごした。夜になると、美冬が誘ってきた。まだ水曜日なのに珍しい。それでも、僕も興奮していたので、そのままセックスを始めた。

 腰を振りながらも、やっぱり美冬が売春をしている姿を想像していた。ただでさえ早い射精が、今日はいつも以上に早かった。完全に早漏だ……。
「良いよ、嬉しいもん」
 謝る僕に、美冬は微笑む。ふと、美冬は欲求不満にならないのかな? と思ってしまった。

 少し性癖に歪みが出た僕は、寝取られものの動画や漫画を見るようになった。最初は嫌悪感みたいなものを感じていたが、すっかりとその刺激に慣れてしまった。
 美冬とのセックスが減ったわけではないが、オナニーの回数が増えた。そんなある日、立ちんぼ女性を盗撮するという動画を見た。

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