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俺の知らない間に、ヤクザに輪姦されちゃった嫁


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先日、俺は嫁の秘密を知ってしまった。
秘密というのは少し違うかもしれない。
隠したと言うよりは、俺に言えなかったというのが正解だと思う。
しかし、知ってしまった今、嫁にどんな言葉をかけるべきか、正直に言うと悩んでいる。

俺は30歳の会社員で、嫁は29歳の主婦だ。
結婚したのは6年前。会社の後輩だった嫁に、俺の方が惚れて、口説き落として結婚した。
岡山県と鳥取県の県境にある山間ののどかな田舎出身の嫁は、素朴で不器用だが、芯が強く、そして優しい女だ。

俺が言うと嘘っぽいが、力仕事で、
あまり女性にとっては労働環境が良いとは言えない職場で、上司の悪口や職場への不満を言わず、淡々と働く嫁の姿に俺は感動したんだ。
こいつなら俺の人生を半分預けても大丈夫だとそう思った。

後、胸がでかかったのにも惹かれたんだけどね。

結婚当初は共働きだったが、長男の誕生を機に、質素倹約するからと嫁は会社を辞めて専業主婦になった。俺の母親も専業主婦で、俺自身、子供が小さいうちは誰かが一緒にいる方が良いと思ったので、小遣いは減るが、俺も嫁の意志に賛成した。

専業主婦になった嫁は長男を可愛がっている。
そんな嫁だったから、長男が幼稚園に入園すると、保護者の中でも熱心な母親と目され、
父兄会の役員を引き受けてきたんだ。
そして嫁はその父兄会でKさんというママ友に出会った。

Kママさんは嫁より2歳年上だったが、
互いに子ども好きで、そして他県の出身だったこともあり、2人は意気投合して、子どもたち以上に仲良くなった。嫁より小柄だが、頭がよくしっかり者のKママさんは、父兄会の副会長を務めていた。だから、2人は父兄会でもタッグを組んでいたのだ。

家族ぐるみの付き合いというわけではないが、
俺もKママさん一家と一度だけ出かけたことがあった。
自営業だというKパパさんは私より一世代上の落ち着いた男性で、初めて会ったKママさんは女優の木村文乃さん似の美人だった。
その日は、他のママ友さん家族も交えたバーベキューだったわけだが、手足が長く巨乳のうちの嫁と小柄で可愛らしいKママさんは、
対称的だがお似合いの美人ママコンビだった。
ゴメン、これはちょっと自慢かな。

俺はそんな2人を眺めながら、自分を幸せ者だと信じていたんだ。本当に単純に。

先日、俺は急にKパパさんに、電話で呼び出された。深刻そうな声で携帯に電話してきたKパパさんは、「例の件、どうするんですか」といきなり俺に言ってきた。

「何の事ですか。私は何をおっしゃっているのか分かりません。」

俺が正直にそう答えると、Kパパさんは今晩会いましょうと言ってきた。

「私が説明します。そして、今夜私に会うことは、取りあえず奥様には内密にした方が良いでしょう。」

そんなKパパさんの意味深な言葉に俺は随分困惑したが、その夜Kパパさんに聞かされた話は俺の想像をはるかに超えていた。

Kパパさんいわく、Kママさんと内の嫁が一緒にいる時に、数名のヤクザ者に襲われ、輪姦されてしまったというのだ。 

何でも父母会の臨時役員会だといってメールで呼び出された貸会議室に行ってみると、そこに他の父兄会のメンバーはおらず、代わりに屈強な男たちが5人も待ち構えていたらしい。
男たちは嫁とKママさんに襲い掛かり、着衣を剥ぎ取り全裸にすると、必死に抵抗する2人を押さえつけ、次々に犯したそうだ。

「うちの妻も、そして俺さんの奥さんも、5人全員にレイプされたようです。」

俺の知らないところで、嫁がヤクザ者に輪姦されたなんて、俺は容易には信じられなかった。
「信じがたいとは思いますが、しかし事実です。」

俺の表情から疑いを読み取ったのだろう、Kパパさんはそう言うと、証拠があるんだと言ってスマホを取り出し、俺に画像を見せた。
それは酷いものだった。

10枚ほどある画像には、泣きじゃくりながら犯されるKママさんと、そして嫁の姿が撮影されていた。

俺の嫁が巨乳だって話したよね。
更に言うと嫁の左右のオッパイの間にはちょっと大きめのホクロがあって、俺はエッチの時にスケベホクロだって言ってからかうんだけど、
見知らぬ極悪そうな男が、その嫁のスケベホクロを舌で舐めている画像があった。

俺だけしか知らないはずの嫁の秘密を汚されたと思うと、俺は本当に無念だった。

「これは、犯人たちから妻たちに送られてきたものです。」
「内のにも送られているんでしょうか。」
「はい」

俺は嫁の気持ちを思うと、本当に悲しくなった。
嫁は俺に隠しているのではない、俺に言えずにいるのだ。そう言えば、最近嫁は元気がなかった。
ただ俺も忙しかったので、あまり会話が無かったというのは、単なる俺の言い訳だ。忙しさにかまけて、気付いてやれなかったのだ。

「もしかして、2週間くらい前の話ですか。その事件って。」
「ええ、最初のはその頃だったと聞いています。」
「最初って」

俺は、Kパパさんの含みのある言い方にぞわっとした。
怒っていたと言ってもいいだろう。
Kパパさんは俺のそんな気配をあえて無視して続けた。

「内の妻いわく、昨日また呼び出されたそうです。」

Kパパさんの話は以下のようなものだった。
2週間前、突然輪姦レイプされてしまった2人は、解放された後、一旦は誰にも言わず、2人だけの胸に収めようと決めたらしい。
しかし、そんな2人の想いを見透かしたかのように、昨日2人のスマホに画像が送られてきて、金を要求されたらしい。

「2万で良いからって言ったらしいですよ。」

2人は2万円位ならって、2人は呼び出された都内のホテルに出かけたそうだ。
指定されたホテルの喫茶室で男たちに会った嫁とKママさんは、男に誘われるままにそのホテルの1室に連れていかれたそうだ。
そして、そこには先日とは別の2人の初老の男が待っていた。男たちは嫁とKママさんを見ると、

「この子たちが、素人の人妻さんか。さっそくいただくよ。」

男たちは、そう言って襲い掛かってきた。

「レイプですから少々の乱暴は結構ですが、
 素人の人妻ですから、殺さないでくださいよ。」

嫁たちを部屋に連れ込んだ男は、部屋から出て行きながらそう言ったそうだ。
それを聞いた時の嫁たちの恐怖は半端なかっただろう。

嫁とKママさんは形ばかり抵抗したが、死にたくなかった2人は、結局は大人しく2人の初老の男に股を開いた。男はそれぞれ2人を犯すと、一緒に風呂にまで入らせた。売春婦のように扱われたと、Kママさんはそう言っていたそうだ。

男たちに輪姦され、それをネタに売春させられる。まるでやくざ映画のような展開にこれ以上はもう無理だと思ったKママさんは、全てをご主人に告白したようだった。

「警察に訴え出ようと思っています。」

Kパパさんは俺に向ってそう言った。だから俺と嫁にも協力して欲しいと。恐らくKパパさんの考えは正しいと思う。

脅しに屈する限り、嫁たちはあいつらに食い物にされる。その蟻地獄から逃れる手段は、奴らよりより強い国家権力に頼るしかないのだ。
Kさんパパは更に、嫁たちの幼稚園の父兄会の、
会長と別の副会長が糸を引いているのではないかと、そう言った。

「取りあえず、明日まで待ってもらえませんか。
 俺から嫁に話してみます。」

俺がそう言うと、Kパパさんは納得してくれた。
迷っても仕方がないことは分かっている。
しかし、今朝も精いっぱい明るく見送ってくれた嫁のことを思うと胸が痛む。
自分の身に降りかかった不幸を俺に話さない嫁の心に決して悪意はない。俺はそう信じている。俺に心配をかけたくない。俺に自分の恥辱を知られたくない。そして俺を含めた家族を失いたくない。そう思い、ひとりで苦しんでいる嫁が可哀想だ。

嫁とKママさんは、意図せずその2人と対立してしまっていたらしい。
だから彼らはヤクザ者に嫁とKママさんを売り渡したのではないかと、Kパパさんは邪推すているのだった。

事の真相なんて俺には分からない。
それより、俺は嫁を守らなければならない。
誰より俺が嫁を失いたくないから。
今、嫁は子どもと風呂に入っている。
子どもが寝入ったら嫁と話をするつもりだ。
俺の気持ちをちゃんと伝えよう。
今はそう思っている。

 

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