す・・す・・好きなんです②…2


前回:  す・・す・・好きなんです②…1

0文字数:763

「・・・・・・。」

「・・・・・・。」

「・・・・・・。」

「・・・・・・。」

 この沈黙…。

…これが、大介さんの…
  答え…なの?

大介さん、…困ってる…?

…表情からは、読み取れない…。

大介さんと、…私。  
視線が…はずれないまま。

「・・・・・・。」

 いつか、恋人になれたらって…
思ってたの。

 手を、…触れた時から。

 ゆっくり、色んなことを積み重ねて、
 色んなものを、積み重ねて…。

そして、いつか、恋人にって…。

 貴方に、全然似合わない、私だけど…。
 
 貴方の側で、成長していきたい。
 それまで、…友達でって。

そうして、友達だった。

 …今も、全然、似合ってなんか…ない。

 なのに、…言葉にしてしまった。
「貴方が好き」だと、
 ・・言ってしまった。

「・・・俺もだよ。」

「…・・っえっ…?」

今の、何・・?

 
「・・・好きだよ。」
 
「・・え・・」

 一歩、…引いてしまった。

 ふぃに、前進した大介さんに、
 体が反応してしまいました。

   違うの・・。
   体が勝手に反応して…。

 …言葉にできない。

嬉しい言葉に、
貴方が側にいることに、
…ドキドキし過ぎてるせい…?

「・・・・。」

「・・・あっ。」

…そして今、
大介さんが、目の前に…。

ぎゅっ…。

「あ…っっ」

「・・俺だって、好きだよ。」

 これが、大介さんの、腕の中・・なんだ。

 暖かい…。
 すごく、暖かい…。

・・ドキドキ・・。

 まだ、男性を知らないからなのかな・・。

抱きしめられただけで、
こんなにドキドキしちゃうのは・・・。

…続き、書きます…。

 

 

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