先日、私の兄が亡くなった。突然である。 その兄には奥さんだけがいる。子供は出来なかったらしい。 義弟にあたる私は、義姉が未亡人になって、寂しがってると思い、時より訪問してた。 義姉は兄妹はいないので、頼る人がいない。 まだ、義姉は42歳。義弟の私が35歳。 義弟の私はまだ独身。なかなか巡り合えないまま今日が来た。 義弟「お姉さん(義姉)。兄ちゃん亡くなってもう、1年が過ぎたね」 義姉「そうね...
クリスマスパーティーでかなり飲んだ夜。 運転して帰るのは危ないから、と夫と義理の兄の家に泊まることに。 夜中、喉が渇いたのでお水を飲みにキッチンに立つと、義理の兄が眠れないのかひとりでテレビを見ながら飲みなおしていた。 「眠れないの?」と聞かれ、「いえ、喉が渇いたので」と答え、きまずいなーと思いながらも水道の蛇口からお水をコップに入れる。 「これ、この前彩さんに借りた映画、眠れないから見てた...
TOZAN:BU
10リットルの精子
重戦車うさぎ隊
しまじや
お兄ちゃんとの関係は、私が小学生の頃から続いています。 と言っても、私が小学校6年生になった年、お兄ちゃんは東京の大学に行ってしまったので、私が昨年の春に大学に入るまで、お兄ちゃんが東京から帰省してくる時にしか会う事ができませんでした。 お兄ちゃんとは小さい頃からとても仲が良くて、勉強を見てもらったり縁日に連れて行ってもらったり、スキーに連れて行ってもらっていました。 それというのも、私達の...
今年30歳になる主婦です。 夫には弟と兄がいます。 弟は遠く離れていますので滅多に会う事はないのですが、兄の方はご近所に住んでおり、頻繁に家に来るのです。 夫は次男ですが母親と同居、兄のところに居たのですが兄嫁と合わず、私たちが結婚した時に同居する事に。 親を押付けたと思っているのか兄夫婦はそれは親切です。 夫の兄は背が高くて身長は185センチもあり私などは見上げるくらいです。 兄夫婦は仲が...
秋の夕暮れはつるべ落としというが今はもう師走。 クリスマスの声が近づいて早いもんだな年明け気分。 遊技場の通路は人影もまばらで大当たりおめでとうございますと店長必死のマイクパフォーマンスも二連荘で終わってしまった。 「じいちゃん、もう帰ろう」 ふと声がして振り返ると孫娘のあかりだった。 「きららも帰ってきているよ」 孫の姉妹はどちらがあかりでどちらがきららか見分けが正...
私はとある総合ビルの警備員をしている。 事務所は2階にあり、他には美容院、ブティック、英会話教室、商社などが入っている。 ある晩、1時頃の事だ。 事務所で待機していると、1つの部屋の火災ランプが点滅している。 慌てて7階に駆け上がると、そこはアロマエステだ。 ドアをガチャガチャさせ、「誰かいますか?」と声を掛けたが、当然こんな時間だ、返事はない。 もちろん無灯で、緊急事態...
おませなマキちゃん⑳+22の続きです お泊り会の夜、パジャマに着替えて布団の中に、入った、マキちゃんとマナちゃん 「ねえ、マキちゃん・・この前、言ってた内緒の話って・・?」 「マナちゃん、聞きたい?教えてあげよっか!マナちゃん、こっち来て、あのね・・」 マキちゃんの布団の中に、入って来た、マナちゃん・・向かい合わせの状態に・・ 「マナちゃん、絶対に内緒だよ!マキ...
縄文時代、まえにご紹介しましたが、足形付き土器なるものも発掘されています。 土で幼な子の足形や手形をとって、焼いて土器にしたものです。 これなども、おそらくは(昔は子供はよく死んだので)失った子供を偲んで、その思い出をたいせつにとっておいたものなのであろうと考えられています。 そういう、女性や子供をとても大切にした社会が、実は日本では、縄文時代という2万年近く続いた長い長い時代の...