妻のバイオリン教室は、秘密のご褒美のおかげで評判が良い


 ウチには完全防音の音楽室があって、そこで嫁のいおりがバイオリンを教えている。いおりは、昔は有名な音楽グループのバックでバイオリンを演奏したりもして、それなりに有名だった。
 そして、その時の知名度のおかげか、教え子は多い。授業料も相場よりは高めに設定しているそうだが、教え子が途切れることもなくここまで来ている。
 私の稼ぎもそんなに悪いわけではないが、フルタイムで働いている私の稼ぎと変わらないくらい稼いでくれている。夫としては少し歯がゆい気持ちもあるが、ありがたいと思う気持ちの方が上回る。

 そして、いおりの教え方が上手いのか、コンクール対策のノウハウがあるのかわからないが、教え子は賞を取ったりすることが多いらしい。
 なかでも、映斗君という少年は、テレビのニュースになったこともあるくらいに将来有望なバイオリニストらしい。まだ6年生であどけない少年だが、ふとしたところに大人だなと感じることもある少年だ。

「先生、ありがとうございました! またね〜!」
 男の子の教え子が、元気いっぱいに挨拶をして出て行った。いおりは、笑顔で送り出す。
「あ、パパお待たせ。ご飯にしようか?」
 いおりは、穏やかな笑みを浮かべている。本当に出来た女性だなと思う。ウチにはまだ1歳になっていない息子がいるので、レッスン中は私が面倒を見ている。私は自宅で仕事をしているので、こんな形でフォローすることが多いが、当然の義務だと思っている。

「さっきの正輝君も、今度コンクールに応募するのよ。ホント、みんな上手でビックリしちゃうわ」
 そんな事を言ういおり。私は、何か教え方のノウハウ的な物があるの? と、聞いてみた。たまたま優秀な子ばかりが集まっているのかもしれないが、あまりに結果が出ているなと思う。そして、みんなのやる気がすごいと思う。
「う〜ん。ちゃんと褒めることかな?」
 と、思いのほか精神的なことを言った。もっと、具体的なノウハウを話すのかと思ったが、そもそもそんなものもないのかもしれない。

 私は、食後にたまにいおりがバイオリンを弾いてくれるのを聞くのが好きだ。音楽のことはうといが、とても穏やかな気持ちになる良い演奏だと言うことはわかる。
 そして、真剣にバイオリンを弾いているいおりは、神々しく見える。もともと、美人顔だと思う。でも、真剣になっている時のいおりは、さらに美しさに磨きがかかる感じがする。

 そんなある日、いおりが教え子を送り出す時に、その男の子がご褒美がどうのと言ったのが聞こえた。いおりは慌てた感じで話をかぶせたような感じだった。
 私は、それを何の気なしに洗面所で聞いていた。そして、ご褒美って? と、気になってしまった。いおりが慌てたことも気になった。一体なんだろう? そんな疑念を持ってしまった。
 ただ、その時に感じた疑念は、次の日にはすっかりと忘れていた。それから1ヶ月ほど経ったある日、いつものように食事をしていおりが息子を風呂に入れると、私は明日の可燃ゴミを出す準備を始めた。
 部屋中のゴミ箱の中のゴミを集めていく。音楽室の中のゴミも集めた。その時に、ふと壁に汚れがあるのに気がついた。目を近づけると、何かゼリー状の物が付着している。何の気なしにティッシュで拭き取り、それをゴミ箱に入れた。
 でも、入れる瞬間に独特の臭いがした。精液の臭い? 慌てて確認すると、どう考えても精液の臭いだった。白くてドロッとした液体……なぜこんなところに精液が? 私は、急にドキドキし始めた。

 もしかして、ご褒美というのは、何か性的なご褒美なのだろうか? まさか、いおりに限ってそんな事をするはずがない……そんな風に思うが、どうしても気になってしまう。
 考えてみれば、音楽室は完全に密室だ。外から中は見られない構造になっている。ただ、相手は子どもなので心配したこともなかった。

 そんなはずはないと思いながらも、壁に付着した精液……どう考えても、状況は怪しい。そして、私はカメラを仕掛けてしまった。盗撮なんて、どう考えても良くないことだと思う。
 でも、もしもいおりが私が想像通りのことをしているとしたら、早く手を打たないと警察のお世話になってしまう。

 私が購入したカメラは、見た目はコンセントの分岐タップ型のものだ。コンセントに刺していることで電源供給され、SDカードいっぱいになるまで撮り続ける。
 こんな事をしていいのだろうか? そんな罪悪感を感じながらも、結局実行してしまった。

 その日の夜、確認をした。でも、ごく普通の授業の光景だった。楽しそうで、本当に良く褒める方針だ。私は、考えすぎだったかな? と、反省し始めた。二人目の生徒に対しても、同じような態度だった。3人目も4人目も同様で、最後の一人に対しても、おかしな事は一切なかった。

 それを見て、申し訳ない気持ちが膨らんでしまった。いくらなんでも、変な想像をしすぎたなと反省した……。ただ、せっかく設置したという言い方も変だが、一度設置してしまったのでその後も何度か確認した。
 そして、とうとうその動画を見てしまった。いつもと同じ感じで普通にレッスンが進んでいく。
「良いわね。じゃあ、次もノーミスでいけたら、ご褒美よ」
 この時のいおりは、いつもと態度が違っていた。ご褒美というワードも初めてだ。
「うん! 約束だよ!」
 映斗君より1つ下の子だ。名前は思い出せないが、すごく可愛らしい愛嬌のある子だ。最初、女の子なのかな? と、思ったくらいの子だ。

 そして、演奏が続く。音楽にうとい私でも、それが感情のこもった良い演奏だったとわかる。
「フフ、出来たじゃない。良かったわよ」
 いおりはそんな風に言うと、いきなり彼を抱き寄せてキスを始めた。それは、軽いキスではなく、舌を差し込んでかき混ぜるようなハードなキスだ……。

 私は、衝撃が大きすぎて思わず動画をとめた。どう見ても、マズい動画だ。こんな事をしていた? いつから? 何人と? 恐らく、今までの人生で一番のパニックになってしまった。でも、なぜだかわからないほどの強い興奮も感じてしまった。
 私は、自分が勃起している現実が受け止められずにいる。そして、動画を再開した。いおりは、濃厚なキスを続けている。舌を使った大人のキスを続けている。男の子は、すぐに自分からも舌を絡ませ始めた。動画で見ていてもわかるくらいにぎこちないキスだと思う。でも、必死になっている。
 いおりが身長が高い方なので、男の子の方が小さい。そんな彼が、必死でキスをしている姿は違和感が大きい。

「上手になったわね。キス、好き?」
「うん。もっとしたい」
 男の子は、興奮した口調だ。男の子もすごく積極的だが、それでもこれは問題がありすぎると思う。いおりは、嬉しそうにキスを再開した。
 いおりが他の誰かとキスをしている……でも、相手が相手なので、不倫をされているとか言う感覚ではない。自分でも、どう捉えれば良いのかわからないような状況だ。

 いおりは、イヤらしく舌を使いながら彼の股間をまさぐり始めた。うめくような声をあげる男の子。いおりは、さらに興奮した顔でキスを続けながら、ズボン越しに股間をまさぐり続ける。
 私は、自分でも意味がわからないほど興奮している。この状況で興奮する意味がわからないのに、私のペニスは射精感をかすかに感じるほどいきり立ってしまっている。

「フフ、ダメよ、まだ出しちゃ」
 いおりはそう言って彼のズボンを脱がしていく。そして、パンツも脱がせると、まだ毛も生えていない秘部があらわになる。
 勃起したペニスは、皮を被って可愛らしい感じはあるが、思ったよりは大きさがある。でも、ツルンとしているというか、色素が薄いというか、妙に可愛らしい印象がする。
「先生、早く出したいよぉ」
 甘えたような声で言う彼。
「ちゃんと、オナニーは我慢した?」
「うん。我慢した」
 切なげな声で言う彼。

「偉いわよ。じゃあ、剥いちゃうね」
 いおりは嬉しそうに言うと、彼のペニスを剥き始めた。仮性包茎のペニスは、あっさりとずる剥けになる。
「うぅ、先生……気持ちいい」
 男の子は、さらに切なげな声をあげる。剥き出しになった亀頭は、見ていて少し心配になりそうなほどはかなげだ。綺麗なピンク色というか、粘膜みたいに見える。

 いおりは、指でペニスを弄ぶように触り始めた。それだけでも、男の子はうめく。かなり気持ちいいみたいだ。
「あらあら、もう爆発しちゃいそうよ。もっと我慢出来る?」
 いおりは、普段の優しい先生の顔から、アダルトビデオの痴女の顔に変わってしまっている。まさか、彼女にこんな顔があったなんて、想像すらしたことがなかった。
「も、もう出ちゃいそうだよ。先生、舐めて」
 男の子は、まったく余裕のない声をあげる。私は、手だけじゃないんだと思った。過去に、口でしてもらったことがあるような言い方だ……。

「フフ、ご褒美よ」
 そう言って、いおりは男の子のペニスを舐め始めた。いおりの舌が、男の子のペニスに絡みついている……。想像を超えた状況だ。
「あぁ、先生、出ちゃう、せーし出ちゃうっ」
 男の子は、泣きそうにも見える顔だ。いおりは、舐める場所をズラして竿の方に移動する。すると、男の子は焦れた顔になる。
「まだダメよ。いっぱい我慢しないと、たくさん出ないでしょ?」
「うぅ、もう出したいよぉ」
 そんなプレイを続ける二人。おねショタとでも言うのだろうか? 確かに、私も昔こんなシチュエーションを夢見たことがある。

「ダメよ。もっと我慢して」
 いおりはそんなことを言いながら、彼の睾丸まで舐めたりしている。男の子は、切なげな顔でうめいている。いおりは、射精をさせないような責め方を続ける。
 男の子は、気持ちよさそうな顔ながら、泣きそうな声も出している。

「フフ、すごく固い。出ちゃいそうね」
「先生! もう出ちゃうっ!」
 男の子は、本当に余裕のない声で叫ぶ。すると、いおりは彼のペニスをしごき始めた。
「あぁっ、出るっ、出るっ」
 男の子は、切羽詰まった声で叫ぶ。すると、ツルンとしたペニスから勢いよく精液が飛び出し、いおりの顔にかかっていく。
「あぁ、熱い」
 いおりも、興奮した声を出している。そして、顔中ドロドロにしながら、大きく口を開けて精液を口に注ぎ始めた。

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