妊婦の女子高生と教師のレズ


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まだ誕生日を迎えていなかった高校1年生で妊婦だった。妊娠は絶対に知られてはならない。
体育は毎回、見学した。校則では不純異性交遊禁止だったが、万が一バレても虐待で出来てしまった子だし、入学前の性行為で生まれたことは間違いないから退学にならないはず。
夏休みには生まれる私の赤ちゃん。
最初から出産を学校に伝えても良いような気もするが母親には隠すように言われている。
出産はもう2回経験している。流産も経験した。小6から妊娠してない期間がないような気がする。育児には興味ないが、無事に産んであげたい。胎動が大きくなる。片道2時間半かかる家に帰ればすでに2人の娘がいる。今度の子も女の子だ。

8月上旬、隣の県にある死んだ父の墓にお参りに行った。高校がある県からは片道でも5時間ぐらいかかるど田舎なのだ。
免許もないのに臨月に山でのお墓参りなど無謀過ぎるが何も考えていなかった。
高校の知り合いに会うことはないと思い、油断して大きなお腹を晒す外資系アパレルブランドの薄手のワンピースを着た。
隣県に戻ったら、ゆるいパーカーで誤魔化すつもりだった。背が高く老け顔の私はきっと20代に見られているはず。ここで妊婦として扱われても問題ない。

6歳ぐらいの可愛い女の子がじっと見てくる。
妊婦が珍しいのかな?目が大きくて可愛い。
すでに美人だ。胸まであるロングヘア、子供服にしては大人っぽい薄手の白い生地に百合柄のぴたっとしたワンピースと眠そうな猫みたいな目が色気を感じる。どこかで見たような?
「お姉ちゃんのお腹に赤ちゃんいるの?」
でも笑うと可愛らしい。
「そうだよ。もうすぐ生まれるの!」
「うちのママにも赤ちゃん産まれるんだよ!」
「そうなんだ〜ママの赤ちゃんも元気に生まれると良いね」

そこに男性と女性2人が近づいてきた。
「勝手に先いっちゃダメじゃない!」
「そうだぞ。車来たら危ないだろ。」
「⚪︎⚪︎ちゃん」
「ごめんなさい」
「あれ?瑠璃。」
「知り合い?」
「あ、うん。生徒」
「えー、すごい!こんなところで。」
連れの人は多分卒業した生徒と思っているな。
なんで、こんなところにうちの学校のA先生がいるんだ…。知り合いなんていないと思ったのに。やばい、お腹をめっちゃ見てる。
この服、体型モロわかりだもんな。
「ママ、パパ、おばちゃん!このお姉ちゃんにも赤ちゃんいるんだって!」
おばちゃんは先生のことか。
先生は目をものすごく大きく開きながらびっうりしている。親戚の子?女の子は先生によく似ているんだ。長くて黒い髪の毛、大きく開いているのになぜか眠そうな猫みたい目、高い鼻筋がめちゃくちゃ似ている。
「何ヶ月ですか?」女性に聞かれる。女性も先生や女の子に目が似ているが、ぽっちゃりしていて普通の雰囲気だ。
さっき、女の子に妊婦だと言った手前「妊婦ではない」と嘘をつけない。嘘つかなければ「太った」で誤魔化すのに。バレるか?
「もう臨月です。」
「うちと一緒ですね。」

「えっ、冗談よね?でも、そのお腹は…」
先生に勝手にお腹に手をあてられる。胎動がとても元気だ。
「これ、胎動?ごめんね。勝手に触って。でも…瑠璃ちゃん…」

「ごめん、公園には先に行ってて。」
男女と女の子に声をかける。

「瑠璃ちゃん、こっち来て。」
古くて大きな家に案内される。実家かな。
2階に連れて行かれた。時代の感じるポスターが貼ってある。昔住んでいた部屋か?
「ここ、実家なの。さっきのは妹夫婦と姪っ子。瑠璃ちゃんはどうしてここにいるの?」
「死んだ実の父の墓参りしていました。うちの父もこの市の出身なんです。父の実家は駅の近くにあったけど」
「瑠璃ちゃんは妊娠してるの?」
「うん。」
なぜか、先生が私のお腹に頬をあてる。
不思議そうな心配そうな顔をしながら。
「赤ちゃんは…誰の子…?」
「私の子」
「そうじゃなくて…赤ちゃんのパパは?」
「継父。」
「…!?今も一緒に住んでるの?」
「高校入る前に事故で死んだ。」
「今、お母さんと2人暮らし?きょうだいは?」
「母と娘2人の4人暮らしです。」
「娘って誰の娘?」
「私の娘です。」
「その年で他にも2人も産んでるの!?」
「そうですね。」
「中学生に2人も産ませるなんて…。」
「1人目は小6です。それ以来妊娠してない期間がありません。流産もしてるし」
「そんなの母体に…ねえ、高校には…」
「夏休み中には産まれるけど言った方が良い?」
「体育どうするの?」
「どちみち見学だけど」
「それはまた後で相談しよう。瑠璃ちゃんは赤ちゃんうむことどう思ってるの?」
「育てるの母親だし、とりあえず元気な子を産みたい。」
お腹を撫でてくれる。
「赤ちゃん、元気に生まれておいで〜。」
妊婦じゃなきゃ体触ってもらえないよね。
妊婦だからって無遠慮にお腹触られるのは嫌だけど先生は別。もっと触ってほしい。
私は甘えるように抱きつく。抱きしめ返してくれる。お腹の赤ちゃんが動く。
思わず、キスをしたら困惑していた。
「瑠璃ちゃん、ダメ…」
妊婦だから強く怒れないのかもしれない。
「瑠璃ちゃんやめて。」
構わず胸を揉む。暖かい。
「瑠璃ちゃん…。やめて、ママがそんなこと…」
「好きでママになったわけじゃないし」
「そうね。でも、あ、ダメっ…。あっん…あっ…」感じた顔がとてもセクシーだ。乳首に当たると感じるらしい。
先生の腕を掴んで無理やり私の胸も触らせる。じんわり母乳が濡れていた。
「瑠璃…」
「妊婦だし大きいでしょ?」
「瑠璃ちゃんダメ…」
先生を押し倒す。元々細いが妊娠して10キロ増えた体重の私がのしかかって「痛い!痛い」と悲鳴をあげた。押し倒してもお腹が邪魔で貝合わせもできないが抱きつく。
「そんなに暴れたら危ない!お腹の赤ちゃんがつぶれる!お腹の赤ちゃんが危ない!
わかった…キスだけならいいよ。」
私が起き上がると「妊婦さんがすることじゃないわ」と呆れながら私にキスをしてくれた。
唇をあてるだけだったが私から舌を絡ませたら応じてくれた。暖かい。さりげなくおっぱいを揉んでも抵抗しないでくれた。先生はお腹を触っている。じめじめした冷房もついてないなかなので汗ばむ感じが気持ちよかった。
頬を触ると触り返してくれる。私の心臓に鼓動するように赤ちゃんの胎動もあった。
「今日のことは内緒ね」と言って別れた。
その2週間後、元気な女児が誕生した。

 

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