PR

す・・す・・好きなんです・・・8


0文字数:1004

相変わらず、私は、
大介さんが…好きです。

 進展は、ありませんが、それでも、全然良くて、
大介さんが…好きです。

 そして、今日も、お店に。

「今日も、ミカンだねっ。」

「うん。…凄く、好きだから…。」

 貴方が、好き。

 あぁ…。
どうしよう。
 今日は、…私、変…。

「つい、食べちゃうの?」

「…うん…。つい…、…たべちゃう。」

 …我慢、出来ない時、…つい、なの。
今、みたいに…。

「おいしいもんねっ。」

「うん。おいしいから…。」

 凄く…、おいしいから…。

「俺も、結構、食べるんだよ。」

 大介さんも…?
たべちゃうなんて…。
 …どんな、風に…?

「甘いのが、好きなの?」

「どんな味でも、…好きだよ。」

 どんな、味、だって、わたし…。
今すぐ、…食べちゃいたいよ…。
 こんなに、目の前に…、
 すぐ…、目の前に…。

 …はぁ、…駄目。
今は…駄目なのに…、

 あとで、…あの…場所で…、
じゃないと…駄目だよ…、私…。

「俺も、どんな感じでも、好きだよ。」

 …そんなに、爽やかに、私を、見て…。

 ・・・私、
いつも、貴方と、色んな風になってて…なんて、

 貴方の手で、わたし・・・なんて、

 貴方の知らないところで…私、
   凄く、変
に、なってるのに…。

 いつも、優しくて、…私ぃ…。

「あの、また、来るね…。」

「あっ、早く、食べたいんだろう?」

「ふふっ。ん…、そうなの。
…はやく、食べちゃいたいの…。」

 はぁ・・。
もう、駄目…。

 変になってるのも、
…気付かれちゃいそうで…。

 もっと、話したい…けど、
 もったいない…けど、

 …もう、駄目…っ。

「じゃあ、またね。」

「うん、また!」

 
 …大丈夫だったかな。…私。

自分でも、自覚があるほど、
 …大介さんの、目の前なのに…、わたし…。
私…、ずっと、変な気持ちで…。
・・・エッチな気持ちで・・・。

 ・・…ギシ…・・

「はぁ・・。」

 これは、・・ミカン・・。

 ・・みかん・・。

ずっと、食べたかったの…。

「はぁ・・。」
 
 ・・これは、・・・ミカン・・。

 ここまで、我慢したの・・。
…この場所まで、我慢して…、わたし…。

「はぁ・・、はぁ・・、」

続き、ます。

 

 

 

 

良かったら「いいね」してください。誰でも「いいね」出来ます!


続き:  す・・す・・好きなんです・・・9

同じジャンルの体験談

トップページに戻る