相変わらず、私は、
大介さんが…好きです。
進展は、ありませんが、それでも、全然良くて、
大介さんが…好きです。
そして、今日も、お店に。
「今日も、ミカンだねっ。」
「うん。…凄く、好きだから…。」
貴方が、好き。
あぁ…。
どうしよう。
今日は、…私、変…。
「つい、食べちゃうの?」
「…うん…。つい…、…たべちゃう。」
…我慢、出来ない時、…つい、なの。
今、みたいに…。
「おいしいもんねっ。」
「うん。おいしいから…。」
凄く…、おいしいから…。
「俺も、結構、食べるんだよ。」
大介さんも…?
たべちゃうなんて…。
…どんな、風に…?
「甘いのが、好きなの?」
「どんな味でも、…好きだよ。」
どんな、味、だって、わたし…。
今すぐ、…食べちゃいたいよ…。
こんなに、目の前に…、
すぐ…、目の前に…。
…はぁ、…駄目。
今は…駄目なのに…、
あとで、…あの…場所で…、
じゃないと…駄目だよ…、私…。
「俺も、どんな感じでも、好きだよ。」
…そんなに、爽やかに、私を、見て…。
・・・私、
いつも、貴方と、色んな風になってて…なんて、
貴方の手で、わたし・・・なんて、
貴方の知らないところで…私、
凄く、変
に、なってるのに…。
いつも、優しくて、…私ぃ…。
「あの、また、来るね…。」
「あっ、早く、食べたいんだろう?」
「ふふっ。ん…、そうなの。
…はやく、食べちゃいたいの…。」
はぁ・・。
もう、駄目…。
変になってるのも、
…気付かれちゃいそうで…。
もっと、話したい…けど、
もったいない…けど、
…もう、駄目…っ。
「じゃあ、またね。」
「うん、また!」
…大丈夫だったかな。…私。
自分でも、自覚があるほど、
…大介さんの、目の前なのに…、わたし…。
私…、ずっと、変な気持ちで…。
・・・エッチな気持ちで・・・。
・・…ギシ…・・
「はぁ・・。」
これは、・・ミカン・・。
・・みかん・・。
ずっと、食べたかったの…。
「はぁ・・。」
・・これは、・・・ミカン・・。
ここまで、我慢したの・・。
…この場所まで、我慢して…、わたし…。
「はぁ・・、はぁ・・、」
続き、ます。