あれは３年前のこと・・・。
それまで付き合っていた彼女から、
「あなたとのセックスではイケなかった」と言われて別れた私は、
セックスに対する自信が持てず、かといって性欲には勝てずに、
ソープ（といっても合計で二万もしない安いところです）に通っていました。
あるとき、それまで指名していた子がやめてしまったので、
誰でもいいと言ってついたのが「あい」さんでした。
当時２９歳だという彼女を最初に見たときは、
「うわあ、おばさんぽいなあ」と思ったんですが、
それは一分後にどこかへ行ってしまいました。
部屋に入ると同時に、
それまでの子は決してやらせてくれなかったディープキス。
そして風呂に入る前からフェラ、
生で挿入と、凄いサービスでした。
マットのテクニックも最高で、風呂の中でもキスしてきたり、
挿入したりしてくれました。
私はすっかりあいさんのテクにメロメロになり、
毎月あいさんを指名して通っていました。
そんな日が半年ほど続いたある日、私に彼女ができました。
でも、前の彼女に言われた事がひっかかり、
なかなかセックスに踏み切ることが出来ず、
彼女も言葉には出しませんでしたが、
なかなかセックスしようとしない私を
怪訝な顔で見るようになりました。
そんなある日、いつものようにソープに行き、
プレーが終わったあとの会話であいさんが、
「明日お休みなんだ」と言いました。
私は咄嗟に彼女とのことを話し、
「お金は払うから、今夜一晩、Ｈについて教えてくれ」と頼みました。
彼女はびっくりして少し考えていましたが、
「わかったわ。１時に終わるから
近くのファミレスで待ってて」と言ってくれました。
そして１時半過ぎに彼女はファミレスに来てくれました。
ホテルに行こうとすると、「お金がもったいないから・・」と言い、
私を部屋に連れていってくれました。
部屋に入ってお茶を飲みながら話し、
話が途切れたところを見計らって私はキスをし、Ｈしようとしました。
彼女は、「そんなんじゃだめ」と言い、
私にキスのときの舌の使い方や、服の脱がせ方を教えてくれ、
そのほかにも乳首の愛撫の仕方、クンニの仕方、
Ｇスポットのマッサージの仕方などを丁寧に教えてくれました。
挿入してからも、腰の使い方や、
挿入してからの愛撫の仕方を教えてくれ、朝まで３回Ｈしました。
一眠りして帰ろうとすると、
「今日は何も予定がないから、１日中Ｈしてない？」と言われ、
私は会社をさぼってその日１日中あいさんとＨしまくり、
さまざまな体位を経験することが出来ました。
６回目のＨで潮吹きをさせることに成功しました。
彼女も潮吹きは初めての経験だったようで、
最高に感じまくっていました。
そのあと風呂とベットで１回ずつやり、
帰り際に、「これしかないんだけど・・・」
と言って３万を渡そうとすると、
「いっぱい感じさせてもらったからいらない。
これは彼女に使ってあげて」と言ってくれました。
その３日後、私は彼女と結ばれました。
それなりに経験があったようですが、
あいさんから教えてもらったテクニックを駆使したら、
「こんなにイッタの初めて」というぐらいにイキまくりました。
その翌月・・・。
あいさんに彼女とのことを報告しようとソープに行ったら、
彼女はその一週間前に店を辞めていました。
そのときに、以前彼女が「３０になったら店を辞めなきゃいけないから、
そしたら実家に帰って母親がやってる小料理屋を手伝う」
と言っていたことを思い出しました。
そして彼女の部屋のカレンダーの月末に、
ちいさい丸が打ってあったことを思い出しました。
あれはきっと彼女の誕生日だったのでしょう。
今にして思えば、彼女は寂しかったのかもしれません。
店に勤める半年前に離婚し、
それ以来２年近くＨは仕事以外ではしてないと言っていましたから・・・。
それ以来、私はソープ通いをすっぱりとやめました。
彼女とは何回か別れの危機がありましたが、来月結婚します。
あいさんも今頃、きっと素敵な人と再婚し、
一緒に店を切り盛りしていることでしょう。