憧れの姉と結ばれて ~寝物語~ 閑話休題・・・


前回:  憧れの姉と結ばれて うれし恥ずかし

さあ、これから本題に入りますが、その前に小休止します。
姉k子との初めての性行為を終えて、僕たち姉弟は仰向けになって寝転んでいました。姉は僕から見て左側に寝ており、いつの間にか知らず知らずのうちに僕の左腕を枕にしていました。自然、僕の左手は彼女の左肩を抱いています。
「k子ちゃん、凄く気持ちよかった!」
僕は開口一番隣に寝ている姉に言い放ちました。姉は上を向いたままですが、「フフッ・・」とすこし嘲るような含み笑いをして白い歯を見せていました。さらに、
「k子ちゃんは、どうだった・・・」
僕はとりあえず姉に聞いてみました。すると、姉は白い顔をゆっくりとこちらに向けて、微笑しながら、
「うん、私もよかったよ!」
と、屈託のない笑顔で答えてくれました。その姉の答えに感動し、僕はうれしさのあまり左腕で姉の方を抱き寄せお互い横向きになり、右手で彼女の頭をつかみキスをしました。
「チュ、チュ、・・・・・」
「ウフフフフフフ・・・・」
「アハハハハハハハ・・・・」
互いに笑いあい、もうこれは当の昔からの恋人そのものの姿でした。でも、僕の気持ちはどこか晴れません。なぜかと言えば、本当はk子ちゃんが高校3年17歳の時にやりたかったわけで、その時であれば姉k子の処女は僕が奪い、僕自身も実の姉で童貞喪失できていたかと思うと、やりきれないものがあるのです。そこで僕は思い切って姉k子に当時の事を聞いてみました。
「ねえ、k子ちゃん、おれ、本当はk子ちゃんが高校3年のころに抱きたかったんだよ・・・あのとき、k子ちゃん、処女だった?」
ある意味、失礼な質問でしたが、姉k子は予想とは裏腹に、
「うん! 処女だったよっ!」
と明朗快活な屈託のない笑顔であっけらかんと答えました。僕はその答えに胸のつかえがとれた気がして、さらに質疑しました。
「そうだったんだ・・・そうかあ・・・じゃ、じゃあさ、あの時、僕が、その、好きだっ!て告白してたら、その、どうなっていたか・・・」
僕は自信のない言葉を発しながらも、心の中はドキドキワクワクしていました。姉は、
「どうなってたかって、それは、あんた次第だったんやない? こうしたいっ!て決めたらなんかせんと・・・」
突き放すよう言い方ではありましたが、同時にそれは姉k子が実の弟である僕を最初から拒否していたわけではなかったことを悟りました。ただ、そのことが分かると無性に悔しくなり情けなくなり、一瞬でしたが自己嫌悪を感じました。
「じゃあ! 僕次第では受け入れてくれたかもしれないってこと?」
僕が核心を突くと、姉k子は、ゆっくりと、
「コクン!」
と、美しい白い顔を横向きで頷いたのでした。30数年前に聞きえなかった真実をいまさらながら知り、僕は自分の消極さと気の小ささを感じずにはおれませんでした。そう、結局、この世の中は自分次第で何とでもなりうるものであり、自己の行動次第で何でも手に入るという事を思い知らされたのです。そう、実の姉、美しい姉、高校3年17歳の姉、そうして・・・処女だった姉・・・あの時、自分の気持ちと欲望と性欲に従った行動をとっていれば、もっとも美しかった姉k子の最初の男になれたはずだったのです。そこから先は、それこそ自分次第だったのです。そのまま関係を続けながら姉の結婚を見送るもよし、結婚後も関係を続け自分の子を身ごもらせるもよし、互いに結婚せずに大人になってから事実婚するもよし・・・・女と言うものは男ほど体裁やルールなどを気にせず、男が自分自身を最高に愛してくれればそれでいいという生き物だという事なのです。

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続き:  憧れの姉と結ばれて 執拗な追及

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