あなた、無理しないで。夫は、必死に、性器を揉む。しかし、何とか勃起するが、射精が、困難。夫の英夫は、48歳。妻の厚子は、46歳。21歳の娘は、家を出ている。当然、妊娠は、望んでる歳でも、無い。ただ、50歳まで、妊娠の可能性。娘が家を出てから、夫の夜の営み。これも、しばらく休んでいたのが、再開。 厚子、出る事に勢い無し。これも、寂しいな。夫は、やっとの事で出すが、亀頭の先に、少し精液で、濡れる程度。勢い精液の飛ぶ事は、無い。ティッシュで拭いて、小さくなった性器に、トランクスを履く。 21歳の娘、繁美が妊娠。その事を伝える電話の会話していると、何か、私の体に違和感。前回の妊娠が、約22年前。忘れていた記憶が、よみがえる。お母さん、妊娠って、体は、こんな調子なのかな? 娘の質問に応じて、電話を切ると、洗面台に走った。そして、口から、げろを吐く。 久しぶり産婦人科に行くと、医師が、神妙な表情で、言う。妊娠してます、どうしますか? 高齢出産の意図しない女性は、高齢と養育費で、諦める人も居る。私も、夫に、70代まで、頑張って。これに、すまない様に思った。そして、夫に打ち明けると、えっ、あれで、妊娠したんだ。勢い無い、しみ出し。ほんの一滴、僅かな精液で、妊娠。これに驚くも、出産は、喜んでいた。娘の出産から、三か月後、母の私も、出産。娘は、4月。そして、私は、7月。学校は、同学年。お母さん、ランドセルは、一度に、2つ買うのね。この様に、娘から言われた。
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