絶望の自縛


かなり前、1997年くらいかな、観光バス運転手で仕事で来たホテルニューオータニに泊まった時に、自縛プレイした時。
オールスルーパンスト(ヌードパーキー)とTバックレオタード(BODY ART)でペニスにローターを当て(Tバックサポーターとパンストの間にローターを入れたのでずれない)、後ろ手胸縄に股縄、足首を別々に縛ってベッドの下を通して互いに反対側から引っ張り、足首は肩幅より広く開いて繋ぎ、繋ぎの中間にハングマンズノットのロープの端をなるべく短めにつなぐ。足首のロープをきつく張って縛り、ベッドに女の子座り状態で動けなくして、最後に胸縄の背後に繋いでおいたハングマンズノットの輪の中に、両手首を通して捻ると絞まるように調整した緩い6巻きした麻縄を、片手首にかけて輪の中に麻縄を通し、通した側にもう片手首を入れて高手小手の位置に定めたら、一気に立て膝になってハングマンズノットのロープを引っ張り、高手小手後ろ手緊縛を完成させた。
ローターの振動と、目の前の鏡に写る、自身の快楽に悶える姿で興奮しながら、身体をくねらせていた。
問題はこの後、手首の麻縄の結び目をまさぐったが、どうやら届かない位置にしてしまったらしく、結び目をほどこうとしても、ほどけないと分かり、ベッドの下に置いていたボストンバッグからカッターを取ろうと、口でバッグを引き上げ探ったが、カッターが無い!
全身の血の気が引き、死に物狂いでもがいてもほどけない。
胸縄も、脇の下で絞っていたので緩まない。
この時点で、一度イッてしまう。
すごい快楽だった。今までの何倍も気持ちよく、数分間続いた。でも、そのあと我にかえる。
目の前には全体が写る鏡。 興奮と恐怖の両方が頭の中をグチャグチャに。
普通の格好なら、誰かに襲われたとか言い訳になりそうだが、パンストレオタードは言い訳つかない。
“ほどけないまま朝になれば、ガイドが起こしに来る。そうなったらおしまいだ!”
パニック状態になって暴れる。
でも、全然緩まない。
何度か「助けて!」って叫んだけど、すぐ後悔する。まずい、見られたら終わりだ。
全く緩まない、力も尽き果て、5時間以上緊縛状態で朝7時。朝食に行くためガイドさんがピンポンを鳴らした。
まさに万事休す。オートロックで開かない。
何度もピンポン、ついに携帯が鳴る。
もう最後の力でもがく。全く緩まない。
そして、ついにドアが開いた。
ガイドさんとホテルのフロントの女の子、唖然。
ガイドさん、気を効かせて、 大丈夫ですから!あとやっときます!
呆れられながらもニヤニヤしながらも、裁縫用のハサミ使ってほどいてもらいました。
人生最悪の大恥をかきました。
その後は、ガイドさんから事ある毎にゆすられ、奢らされたりしました。
いっそのこと、付き合ってくれればよかったのに。
ホテルでは絶対に噂になったろうな・・・
出先での自縛は、持ち物チェックして、刃物は絶対に忘れないようにしましょう。

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