姉ちゃんの寝グソと姉ちゃんがお詫びでくれたもの


コロナの関係で在宅勤務の連続。
一人暮らしだから、まあ不自由だ。でも感染なんかしたくないし。
1か月ぐらい前の話なんだが、姉がとんでもないことやらかしてくれた。

俺、24歳である商事会社のリーマンです。
姉ちゃんは26歳でこっちもIT業界で働いてる。
お互いに一人暮らしなんだけど、なぜだか俺が住んでるワンルームマンションに後から姉ちゃんが部屋を借りて入った。
3Fと2Fの1F差だから、けっこう行き来してます。
姉ちゃんが食事持ってきてくれる。在宅になったらほぼ毎日。やることないから弟の俺のところに来るんだわ。
まあ、それはいいんだけどね。食事も一人で食うより楽しいし、それなりに美味いし。

1か月ぐらい前の週末だった。
姉ちゃんがウォッカを2本持ってきた。
「ねえ、これ美味しいんだよ。一緒に飲みながら食事しようよ。」
ここまでは良かった。問題なくいつもどおり。
ところがウォッカなんてめったに飲まないから、姉ちゃんはベロンベロンのグダグダになってしまった。
「慣れるとこれ美味しいね!」ってグビグビ急ピッチで飲んでハイテンションになってた。俺はチビチビ飲んでたから、そこまではいかなかった。
気が付いたら1本半開けちゃってた。姉ちゃんが完全に1本ちょっと飲んでた。
「よっばばっら。(酔っぱらった)ねぶれ(寝るね)」呂律回ってない。
姉ちゃんは酒が強いというわけではない。まあワインフルボトルの半分飲んでいい気持ちって感じだ。
この日はかなり在宅勤務のストレスたまってたと言ってた。
そのままホットカーペットの上にゴロンとなってクーカクーカと寝てしまった。
まあほっとこうって感じだった。きっと明日は二日酔いだねこりゃ。と思ったけど。

TV見ながら俺はチビチビと飲んでました。
2時間ぐらいたってたと思う。
姉ちゃんがモゾモゾ動いてた。カーペットが暑いかと思ったけどそのまま放置。
少しして姉ちゃん見てギョッ!!と驚いた。
スカートまくってて、ピンクのパンツが全部丸出しとなってた。
(この時点で腹痛だったようです。もう我慢の限界だったみたい。)
俺はパンツ拝めてラッキーと思って放置。
ところが、姉ちゃんがいきなりパンツを下におろし始めてケツ丸出しにした。
寝ながら脱いだってことなんだが。
もう何が起きてるかわけわからなくなった。
次の瞬間「ブッ!」とおなら。
それだけなら良かった。
お尻から茶色いものがボトボトと出てきて・・・。俺、冗談抜きにその場で固まってしまった。
部屋中にウンコ臭が漂って「うげえ!!」だった。
急いで窓開けて、振り返ると姉ちゃんは寝たまま脱糞を続けてた・・あろうことか下痢までしてんの!!(飲み過ぎたせい)
「姉ちゃん!!バカ野郎!起きろ!起きろ!起きろ!」怒鳴って、姉ちゃんの頭3,4発はたいて起こした。
なんとか姉ちゃん目を開けた。
「お腹痛いよぉ・・・お腹痛いの・・・ねえ、助けて。」
「ばっか!姉ちゃんどこでクソしてんだよ!!俺の部屋でクソしてんだぞ!信じらんない!」
「トイレでしたよ・・・ちゃんと・・・痛いよぉ」
完全に夢と現実がわかってない。トイレで用足してる夢だったわけ。
「姉ちゃん!!見てみろよ!ううう・・・くっせーーー!」
「うえ?・・へ?・あれ?・・・なんで部屋なの?・・・うわっ!」
「うわ!じゃねえよ!どうすんだよこれ。」
もうホットカーペットは見るも無残でした。
その後は上へ下への大騒ぎ。ただ姉ちゃんはふらふらのよやよた状態。とりあえず姉ちゃんの部屋に避難。
姉ちゃんを風呂場に担いで入れて洗わせて、下痢止め飲ましてベッドに寝かせた。
ベッドでおもらししたら大変なので45Lのゴミ袋を数枚重ねてバスタオル2枚敷いた。
姉ちゃんが履き替えたパンツの中(ケツの部分あたるように)にトイレットペーパを何枚も折りたたんで入れて漏らしても大丈夫なようにした。
「ノブオぉ・・・ごめんねぇ・・・パンツがごわごわで気持ち悪いよぉ・・・ほんとにごめんねぇ。」
酔っぱらってるから会話はこれが限界。
なんでこんなことまで俺がするんだ!
俺の部屋のウンコの洪水は明日のかたづけることにして姉ちゃんの部屋に緊急避難。
姉ちゃんの部屋にベッドマットやら毛布、掛布団を俺の部屋から運び込んでそこで寝た。
そのあと2回起こされました。トイレに連れてってってことで。
パンツも2回履き替えさせて。
朝、姉ちゃんに起こされた。まだ顔が蒼い。そしたら姉ちゃんが無言で土下座した。
「姉ちゃん、腹収まったんか?痛いの治ったか?」
じーっと土下座のまま無言。
そのうち肩が震えだして。泣き出したんだ。
まあ、泣くのもわかる。
「姉ちゃん、飲み過ぎだよ。」
「ううう・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい。・・・ううう・・ヒック・・・エック・・・ううう」
そして、姉ちゃんは頭痛いのを我慢して、俺の部屋を綺麗にしてくれた。もちろん手伝ったよ。
ホットカーペットは粗大ごみで処分。
新しいのを買ってくれました。
ここまでは良かった。
1週間後のことです。姉ちゃんが俺の部屋に来て(この時点では仲直り状態です)、俺にビニールに入ったものを渡した。
「あのね、これお詫びのしるしだから。姉ちゃんのをあげる。」
「何くれるんだ?」
「うーんとね、ノブオが昔姉ちゃんのブラとかパンツとか見てたでしょ?タンスの中の。だから欲しいのかなぁって思ったの。だから姉ちゃんをあげる。」
絶句!姉のこの行為にもだけど、俺のしたことがばれてたこともひっくるめて唖然として何も言えなくなった。
「ねえ、開けて中身見て?嫌なら気に入ったのに交換するね。あとビキニの水着も一緒に入れておいたから。」
姉ちゃんは真っ赤になってた。恥ずかしかったって。
中身出したら、ブラとパンツのセットが5セット。パンツだけが3セット。ビキニ水着が2セット。
「ノブオ、これで勘弁ね。姉ちゃんの気持ちだから。」
「まじか?これ?姉ちゃん知ってたんか・・・あああ・・・ごめんなさい。」
「ううん。姉ちゃんこそごめんなさい。もう飲み過ぎないから一緒に飲もうね。あと、これ大事にしてくれたら嬉しい・・・。」
「こんなにいいの?姉ちゃんのなくなっちゃうよ。ってか・・・まいったなあ。」
「大丈夫まだまだたくさんあるの。だからいいよ。」
「じゃあ、とりあえず俺が預かるってことで。」
「う、うん!良かったぁ・・・。もう許してくれる?あと、誰にも言わないでね・・・漏らしちゃったこと。」
「言わないってぇ!」
結局いろいろあったけど元の仲のいい姉弟に戻ってます。

ちなみに姉ちゃんは会社では美人で有名だそうです。1位2位を争うぐらいの人気ぶりだそうです。
俺も美人の姉ちゃんが自慢だっただけに今回の件はぶっ魂げました。
在宅が続かなければこんな事件は起きなかったでしょうね。
もう、いい加減外に行きたいよ!!俺も姉ちゃんも!!

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