これは、僕の姉が体験した話です。
僕には、24歳の姉がいます。
姉の名前はユイ。
姉はかなりの美人で、感じやすい体質だそうです。
姉には付き合ってる男がいるらしいんですが、なんでも浮気癖がひどいと、
姉がぼやいていました。
そんなある日、姉はとうとう彼に浮気癖をどうにかしてほしいと迫りました。
すると彼は、いきなり電話を取り出してどこかにかけ始めました。
すると姉は、不思議に思ったのか、どうしたの?と怪訝そうに尋ねました。
けれど彼は、大して気にしたそぶりも見せず別に・・・、とその一言だけ残して
そこからは、会話も途絶えてしまいました・・・・。
それから、5日後。
その日は、いつもいないはずの彼氏が家にいて、
姉も上機嫌でした。
ピンポーン
姉は洗濯物を取り込んでいたそうで、ヒマそうに雑誌
を読んでいた彼に、ちょっとでてくれるー?と言いました。
すると彼は、無言で玄関へと向かってくれました。
数分後、邪魔するぜーと図太い声の男が
二人ほど入ってきました。
姉はビックリして、どちら様ですか・・・・。と、相手を見定めるように言いました。
すると片方の男がニヤニヤしながら、俺たちはあいつのだちでよー、
なんかあいつよぉ―、今日してた約束忘れてたみたいでなぁー、
つーわけで、今日はこの家を使わせてもらうからー。
意味がわかりませんでした。何言ってんだこの男?そう姉は思ったそうです。
けれどそんな言葉は呑み込んで、姉は思っていた疑問を問いかけました。
あのっ・・・・・、不安そうな顔で聞こうとする姉に、もう一人の男が待ってたぞ
とでも言わんばかりに、あいつは買い出しに行ってるから、といい。
ズカズカと上がりこんできました。