飼い犬との体験談⑭


 発情期に入って一月近いというのに終わりが見えず、私はお金を払って公園にいる犬達とヤリまくっていました。最初のうちは休日に訪れるだけだったんですが、今では我慢できずに仕事帰りに立ち寄ることも度々です。おまけに、1日に3匹と連続して交尾したこともあり、給料のほとんどが買春のお金に消えていきました。
「うぅ、痒い・・」
 アソコに痒みを覚えて思考が中断され、思わず股間に手を伸ばしました。今朝も痒みで目が覚めてしまい、寝ている間に引っ掻いたらしくて皮膚が真っ赤になっています。
「やっぱり病院に行くしかないのかな・・」
 犬達と交尾している後ろめたさもあり、できるなら病院には行きたくありませんでした。でも、こうしている間もひっきりなしに痒みに襲われ、我慢しようと思ってもつい手を伸ばしてしまいます。それに、本当に犬達から病気が移ったとすれば、すこしでも早く診てもらったほうがいいはずです。きっと淫乱すぎる自分に罰が当たったんだと思い、私は半休をお願いして学校から病院へと向かいました。

 知り合いに会わないように隣町の病院を選び、受付を済ませて待合室の長椅子に座りました。平日の午後とあって患者さんは少なく、数人の女性が退屈そうに順番を待っているだけです。私は問診票に症状を書き込んだあと、少し悩んでから職業欄に教師と記入しました。
「葵さん、なかへどうぞ」
 名前を呼ばれて診察室へ入っていくと、白衣を着た40歳前後の女医さんが座っていました。男性のお医者さんだったらどうしようと心配だったんですが、女性ならば安心して診てもらえそうです。
「陰部の痒みですね。患部を診ますからそちらで下を全部脱いでください」
 簡単な質問をしながら何かをカルテに書き込んだあと、女医さんはそう言ってカーテンの向こう側を指差しました。指示されたとおりにカーテンの向こうへ行くと、分娩台に似た診察台が置いてあります。
「そこで横になって下さいね」
 スカートとショーツを脱いで診察台に横たわると、お腹の上あたりにあるカーテンが引かれて向こう側が見えなくなりました。でも、たとえお医者さんや看護師さんが見えないとはいえ、性器を晒しているのですから恥ずかしいことに変わりません。
「患部を診るので足を開きますよ」
 看護師さんの声がカーテンの向こうから聞こえ、台に載せた両足がグイッと大きく開かれました。でも、こうしている間もむず痒さに何度も襲われ、アソコに手を伸ばしたい誘惑に駆られてしまいます。
「ああ、これは股部白癬ですね」
 女医さんのちょっと大きな声が聞こえ、さすがに恥ずかしくて顔が真っ赤になりました。もちろん誰からうつされたのか考えるまでもなく、公園の犬達と交尾したせいに違いありません。
「けっこう引っ掻いて赤くなってますね。でも、これくらいなら塗り薬で治りますから大丈夫ですよ」
 そう言いながら女医さんは看護師さんに指示を出し、すぐにシェービングクリームが陰毛に吹き付けられました。いくら股部白癬を治療するためとはいえ、ツルツルになった股間を想像すると形容しがたい気持ちになります。
「念のため膣内も診ておきましょうか」
 きれいに毛を剃って軟膏を塗ってもらったあと、女医さんの細い指が秘裂をグイッと押し広げてきました。カーテンに遮られて向こう側が見えないとはいえ、同性に診られていると思うとやはり恥ずかしく感じます。
「内視鏡を挿れますから少しだけ我慢してください」
 その言葉が終わると同時に冷たいモノが股間に触れ、膣口をヌルッと通り抜けて膣内に侵入してきました。細い棒のようなカメラは膣内を動き回り、触診でもしているみたいにいろいろな場所を突いてきます。私は出そうになる声をグッと飲み込み、腰を微かに震わせながら必死に我慢していました。
「ちょっと膣内が汚れてますね。行為の後はビデを使って清潔にして下さいね」
 野良犬達の精液が残っていたのだと思い、一気に恥ずかしさが込み上げてきました。言われてみればシャワーでアソコを流すだけで、膣内までちゃんと洗ったことなんてありません。でも、たとえ犬の精液でも白い液体に変わりなく、きっとバレるはずはないと甘い考えをしていました。
「あら?」
 驚いたような声が小さく聞こえたあと、カメラがスッと引き抜かれました。何だろうと思って緊張していると、イスから立ち上がった女医さんが目の前に手を伸ばしてきます。
「こんなものが膣内に入ってましたよ」
 それを見た瞬間に心臓がギュッと縮み上がり、血の気がスーッと退いて身体が震えだしました。女医さんの指先には真っ黒な毛が数本へばりついていて、どう考えてもクロちゃんのものに違いありません。
「もしかして、ペットと性行為をされたんじゃないですか?」
「えっ・・、いえ・・・」
 声がうわずってしまってまともにしゃべることもできず、私は思わず顔を背けて両手をギュッと握りしめました。横に立っていた看護師さんは平静を装っていましたが、黒色の短毛を見つめながら頬をひきつらせています。
「学校の先生ならば性病の怖さは分かってるはずですよね。ペットとキスしただけで細菌感染することもあるんですよ。もう一度聞きますけど、ペットと性行為をされたんですね?」
「いえあの・・、ちょっとした悪戯で・・・」
 女医さんの鋭い視線と厳しい口調に負けてしまい、私は取り繕う間もなく交尾したことを認めました。同時に、ついにバレてしまったと思って胸が苦しくなり、羞恥と恐怖で身体の震えが止まりません。
「体毛が入っていたってことはペットの性器を挿入していますよね。膣内に精液が残ってましたけど、普段から膣内射精させているんですか?」
 恥ずかしさよりもあまりの情けなさに涙がこぼれ、私は顔を手で覆ったまま小さくコクンと頷きました。できればすぐにでも逃げ出したい気持ちでしたが、足を固定されていてはどうすることもできません。
「たとえペットといっても動物はそれほど清潔じゃないですよ。今回は股部白癬で済みましたけど運が良かっただけですからね。ペットと性行為なんて絶対にダメですよ!!」
 女医さんから強い口調で釘を刺されてしまい、私はビクッとしながら再び小さく頷きました。まさか中出しさせていることまでバレてしまうなんて思わず、あまりにもいたたまれなくて目の前が真っ暗になっています。
「じゃあ、あとの処置はよろしくね」
 女医さんが何かを指示して出て行ったあと、診察室は私と看護師さんの二人きりになりました。看護師さんはまだ若くてそれなりに綺麗で、きっと私のことを欲求不満の変態女と思っているに違いありません。でも、看護師さんはそんな様子をおくびにも出さず、慣れた手つきでアソコにホースを挿入してきました。
「膣内の洗浄をしますね。ちょっと冷たいですけど我慢してください」
 看護師さんは私の膣内に管を差し込み、奥まで挿れてからグイッとコックをひねりました。細い水流が膣奥にぶつかって弾け、渦巻くようにしてゴボゴボと膣口から吐き出されていきます。
「ここだけの話ですけど、今日みたいな事ってたまにあるんです。ペットと性行為をしている女性ってそれなりにいるみたいで、診察してるとすぐに分かるって先生が言ってました。でも、病院には守秘義務もありますし、あまり気にしないほうが良いですよ」
 安心させようとして言ってくれたのだと思いますが、実際には余計に惨めな気持ちになりました。それに、いくら理由をつけても犬と交尾したことに変わりはなく、一般の女性からすれば理解しがたい行為のはずです。
「本当に好奇心でしてみただけなんです。まさかこんな事になるなんて思わなくて・・」
 あまりにも惨めで思わず言い訳を口に出し、今度は自分が情けなくなっていつの間にか涙がこぼれていました。でも、口が裂けても自ら進んで交尾したなんて言えるはずもなく、甘んじて恥辱を受け入れるしかありません。私は何も考えないようにギュッと目を閉じ、頭の中を真っ白にしてジッと身体を横たえていました。
「終わりましたよ。確認しますからちょっと我慢して下さい」
 10分くらいで膣内の洗浄が終わり、再びクスコを突っ込まれて思い切り膣口を広げられました。すぐに内視鏡が膣内に挿入され、恥ずかしい部分が目の前のモニターに映し出されていきます。
「ちゃんとキレイになってますね。先生、お願いします!!」
 インターホンを通して看護師さんが処置の終了を告げ、少し経ってから女医さんが部屋に入ってきました。女医さんはモニターに顔を近づけ、内視鏡を動かして膣内の隅々までチェックしていきます。
「膣内は問題なさそうですね。でも、今回は運が良かっただけですよ。念のため抗生物質を出しておきますけど、微熱が続くような症状が出たらすぐに来て下さいね」
 チェックを終えた女医さんは鋭い視線を私に向け、やんちゃな学生を諭すように落ち着いた声で言いました。私は気まずい空気の中で身だしなみを整えていきましたが、その間も女医さんがジッとこちらを見つめています。私は女医さんの顔を見ることもできずに簡単に頭を下げ、その場から逃げるように診察室を後にしました。

 病院を後にした私はまっすぐに家へと戻り、精神的に疲れてしまってソファーに倒れ込みました。問診票に教師と書いたことを後悔しましたが、どちらにしろ保険証を使ったので学校名までバレています。それに、たとえ病院に守秘義務があるといっても、看護師さんが話のネタに誰かに話してしまうかもしれません。
「はぁ・・」
 ジッとしていると嫌なことばかりが頭に浮かんでしまい、自分でも気付かないうちに涙が零れていました。これがきっかけで獣姦していることを知られてしまったら、人間として終わるばかりか親にも勘当されてしまいます。おまけに、友人や同僚から縁を切られるのは確実で、日陰者として生きていくことになりそうです。もちろん交尾を止められない自分の弱さが悪いのですが、今さらまともな生活に戻れるとはとても思えませんでした。

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