すごく昔、まだケータイやスマホなんて無い時代。ナンバーディスプレイとかもなかったころ。
電話をしたら間違ってしまってて小さい女の子が出ました。
最初、気づかなくて「おうちの人いますか？」と聞くと「今、いません…」と言ってて話してるうちに間違いに気づきました。年齢とか全然聞かなかったのですが声の感じからすると低学年くらいの子で割としっかりした子な感じでした。
ちょうど夏休みの時期ったので、
「夏休みにみんなが元気かどうか学校からお願いされてみんなに聞いてるので答えてもらってもいい？」
『うん』
と言って好き嫌いとか、体で痛いところがないとか適当にやり取りをしてました。
それで切られたらそれまでだと思って、
「今はスカートはいてますか？、それともズボン？」
『スカートです』
「じゃあ、おなかを見ながら答えてほしいからパンツを脱いでください。」
『・・・。』（ゴトッ）
電話口でカサカサと服を脱ぐような音が聞こえてドキドキしてしまいました。少しして、
『脱ぎました。』
「じゃあ、おしっこするところを見てください。どんな形になってますか？」
と聞いたら、割と長い間、無言状態が続きました。切られるかなと思ったけど、
『線みたいになってます。』
と答えてくれました。
「割れ目になってますか？」
『はい・・・』
「指でその割れ目のところを開いて見れますか？」
と言ったら受話器を置く音がして、服がすれるような音がして、少しして
『見ました。』
「割れてるところの中ってどういう色ですか？」
『真っ赤になってます』
「赤いところに穴が開いてるのわかりますか？」
また受話器置いて少しごそごそ音がして、
『わからないです』
「指で赤いところを触ってみてください」
少し無言の後、
『痛っ』
と小さい声がしました。
『ここのところ触ると痛いです・・・』
と言ってました。
「赤い部分の上のほうに膨らんでるところありますか？」
ごそごそ・・・
『よくわからないです、あ、穴がありました』
「じゃあ最後の検査だから、そこに指を一気に入れてみて」
『・・・・・・・、あ、やだっ、痛いー』
どこまでしたかわからなかったけど、半泣きになってしまってました。
結構時間もたってたので、それで終わりにしてしまいましたが、割と今でもやり取りだけは覚えてる感じです。
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