側わん症の検査


小学校のころの話です。
当時、側わん症の検査というのが行われました。
同じ経験ある人もいると思います。
上半身裸で骨のゆがみ等をみる検査です。
保健室でやった時はブルマーをはいていました。
でも、検査で異常と診断され、大学病院での再検査となりました。
何人か集められたのですが、大学病院では、恥ずかしいことに男子と一緒でした。
その時、パンツ1枚にさせられました。
医者の中には女の人もいて、少しはほっとしたけど恥ずかしい気持ちにかわりはありません。
パンツをお尻が半分見えるぐらいまでにずらされ、 手を横につけたまま立たされたり、前屈みで診断を 受けました。
だから、男子には胸が丸見えでした。
でも、本当に恥ずかしいことはその後にきました。
写真を撮影するので、パンツを脱ぐように指示されました。先生は「後ろからしか撮影しないから恥ずかしくないよ。」と言ってくれましたが、男子の前で パンツを降ろすことは恥ずかしいことでした。
先に男子が撮影していったのですが、みんな恥ずかしくて前を隠していましたので見ることはできませんでした。
でも脱ぐときにちらっと見えました。
私たち女子の番がきたので、みんな覚悟をきめて脱ぎました。
撮影の時は壁側を見ているのでそれほど恥ずかしくはありませんが、お尻がみんなに丸見えと思うと急に恥ずかしくなってしましました。
医者は男子にパンツをはくことを許しませんでした。
撮影が終わった女子に対しても一緒です。
最後の女子の撮影が終了すると、みんな横一列に なるように命じられました。
男女交互にです。 そして、前の手を横につけ、前方を見るように指示されました。
そこで最後の撮影が始まりました。
男子の真横で裸になることはものすごく恥ずかしい 体験でした。
前にかがんだとき横の子のおちんちんが見えました。
大きくなっていていました。
たぶん、私の方も丸見えだったと思います。
その撮影が終わってようやく服を着ることを許されました。
服を着るときは男子女子一緒でその時に何人かの子がもうすでに生えていることが確認できました。
恥ずかしい検査はこれが最初で最後でした。
私の骨のゆがみは成長とともに直っていったので、特に治療等はやっていません。

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