母におねしょ見つかった日の言いわけ


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私はおねしょがなかなか治らなくて
たまにですけど、6年生になっても布団が濡れていることがありました…

冬休みが終わってすぐのことです
かなり早い時間に目が覚めてしまい、一瞬おしっこのことが頭をよぎりました
じつは前の日にも失敗していたので
くれぐれも注意するようにと母から言われていたんです
なのに2日連続なんて見つかったら確実にお尻をたたかれてしまいますが
なにせ寝起きなので…
ぼーっとして、あまり難しいことは考えられなくて

とりあえず、わかっていることは
いま二度寝したらおねしょしてしまう
おねしょしたら母にしかられる
この2つでした…

この時の私は焦るあまりに
トイレに行く、という解決法を思いつくことができず
おねしょをしたらしかられるけど、このまま寝たらしてしまう…どうしたらいいの
と訳のわからない悩みかたをし始め

最後はどうしたかというと…

そうだ、服が濡れてなきゃおねしょじゃない!

そう
下に穿いているものすべて脱いで布団の隅あたりにおしっこをかけ
なにごともなかったように体を折り曲げ、眠りについたのでした

ちゃんと起きて普通に用を足したのだからおねしょじゃない
そんなヘリクツが母に通用するわけもありません
むしろわざとやっている分より悪質です
もちろん今なら私もそう思います
ほんと、なにを考えていたんでしょうね…

当然、母にはしかられました
お尻はもう一生いらないってほどたたかれましたし
布団も自分で洗うはめになりました

しかしひどくしかられたことが私にいい意味でショックを与えてくれたのか
この日を境におねしょはぴたりとなくなりました

知り合いにはぜったい話せない黒歴史ではありますが
もし今でも治らなかったらと思うと
ちゃんと厳しくしかってくれた母には感謝しています

 

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