借金のカタに(その4)


 妻が夜の仕事に出かけている間、私はパートでビルの夜警の仕事をすることがありました。ある日仕事に行くと、人員の割り振りを間違えたらしく、別の人が来ていたので私はそのまま帰宅しました。アパートのドアを開けると、入口に見知らぬ男物の革靴があります。部屋の奥からは微かに女の喘ぎ声が聞こえてきます。とっさに何が起こっているか察した私は、静かに戸を閉め、物音をたてぬようにベッドのある寝室に進みました。案の定、妻が男を連れ込んでいるのでした。暗闇の中でうごめく27歳の女と40歳くらいの男。私の妻に覆いかぶさり、両脚の間で腰を動かしている男は、人妻を寝取る快感を、今まさに楽しんでいる最中なのでした。小さな電球の灯りに眼が慣れてくると、二人の行為ははっきりと見えました。私は身をかがめ、見つからぬようドアの間から見ていました。
「気持ちええわ、奥さん、よう締まるよ~」
男は酔っているようです。関西人らしい。
「アン、アン~、わたしもよ~もっと突いて~」
妻は身体じゅうに男のフェロモンが回っているような、甘い声です。頭に血が上る思いでした。だが一方で下半身も微妙に感じてくるのですから、自分と言う生き物は不思議です。
「もっとよ~ああ、ああ~イイ」
「あかん、いきそうやわ。奥さん、今度は後ろ向いて」
ペニスを引き抜くと、妻を四つん這いにさせ、顔と胸を下げてヒップだけ突きあげるようなポーズをとらせます。そして男はヒップに顔を付けて、ジュルジュルと下品な音を立てて女陰を舐め始めました。肛門も舐めているようです。
「ハアアアアア~」
当然だが、妻は感じます。闇の中でもわかるほど淫汁で妻のそこは濡れているのです。
時々男が平手で妻の尻を叩きます。妻のあそこを舐めるだけ舐めると、今度は妻を仰向けにさせ、後ろ手をついて上体を反らさせ、Mの字に脚を広げさせました。男は指を妻の膣に入れると、激しく出し入れし始めました。グジュグジュと粘液の満ちた粘膜のたてる音がします。妻は今や、雌の野獣と化して叫びに近い狂おしい大声を上げると、液体をあそこからドバッと吹き出し、気味が悪いほど白目をむいてガクガクと腰を震わせてしまいました。その時は失禁したのかと思いましたが、これがいわゆる「潮を吹く」という現象だということを、私は後になって知りました。男は妻の痴態を見て嬉しそうにすると、
「奥さん、今度はわてのしゃぶってや」
そう言って、ベッドの上に仁王立ちになりました。妻はトロンとした眼付で男の一物を見ると亀頭から順に、渾身の丁寧さで舐め上げてゆきます。舌先で尿道口を舐めたり、陰のうの片方をまるごと含んだり、亀頭を含んで頬が飛び出るようにしたり、頬がへこむほど吸引しながら首を前後させたり・・・・。
私にはこんなにフルに尽くして貰えないのに・・・勿論単品ではあるけど・・・
男の一物がどんどん硬くなり、伸びてゆくようです。太さは私と変わらないと思いますが、長いのです。20センチくらい?他の男の勃起したところを良く知りませんが、長いと思いました。妻が後頭部をつかまれて、喉の奥までペニスを押し込まれた時は、窒息しそうになりゴホゴホと咳き込みました。人妻だと思って、やりたい放題です。
「そろそろ欲しくなったか、入れて欲しいか」
「入れて・・」
「もっと、はっきり言いや。私のオマンコに入れてください、言うて」
「わたしの・・・オマンコに・・・あなたの・・おちんちん入れて・・・」
「違うな、そや、参りました、降参です、や。あなたの、おちんちんを、私のオマンコに入れてください、言うて。」
「・・参りました・・・降参です・・・あなたの・・・オマ! アッ!」
最後の言葉を聞き終わらずに男は妻を押し倒すと、ペニスを妻の女陰に突っ込みました。男が満身の力を込めて激しく突き上げると、妻は背を弓なりに反らせて、悦楽にむせびます。最後は妻も男も獣のように叫びながら溶け合うように合体し、雄、雌の精を出しきって、ガクガクと震えながら果てたのでした。妻の上に覆いかぶさり、息を弾ませて、ゴムも付けずに人の妻の子宮に金玉に溜まったどろどろの精液を流し込んだのです。妻は男のドクドクと動くペニスの動きと、吹き出る精液の感覚を体の奥に体感したに違いありません。終わった後の
「いっぱい出たね」
という妻の言葉が何よりの証拠でした。
男は妻から離れると、鼾をかいて寝入りました。私は脚が震えるのを我慢しながら、立ち上がると戸棚からビデオカメラを取り出し、電気スタンドの灯りをつけて男と妻の顔を映しました。男は関西の政治家でした。妻は薄目を開けて私の顔をちらりと見ましたが、すぐに両目をつぶりました。妻の股間を見ると、男の精液が流れた跡と濡れたシーツがはっきり見えました。顔を近づけると、男のものの匂いと、妻のものの匂いが鼻の奥を強く刺激するのでした。

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