愛に満足した妻は軽くイビキを掻いて眠った…
寝顔が愛しい
夫の浮気を、本当に何も知らないのだろうか…?
愛を終えた妻のからだから離れて、
灯りを消した寝室で真っ暗な天井を眺めていると
先程別れた彼女の妖艶な姿態が浮かんでくる
妻を愛しながらも、彼女と離れられない馬鹿な男…
何度彼女と、もう終わりにしようか…と思った事か。
もう別れよう…と思いながら
会って一つになればその決心は、たちまち薄らいでくる
会えば彼女の肌が欲しくなるし、
彼女が悶えてくれるその姿態が忘れられない。
妻が見せたことのない激しいあの乱れようが…
妻に隠れてすろその行為、すまないと心で詫びる
本当は妻を愛しているのに…
もう終りにしようと何度も思ったことか…
でも声を聞いて会ってしまうと、また彼女と一つになりたい…
抱き締めて果てたい・・
彼女と別れて帰えったそんな夜は、
妻にすまない…と思いながら、その事を悟られまいと、
「お前が好き、愛している…」と耳元で囁きながら、
妻とセックスをする。
妻を裏切るそんな関係が、もう25年も続いている。
もう、終わりとしなければ…