「単棹独穴②‥承諾ⅠⅡ」


 女性が 男性からのプロポーズを承諾する迄には、どんな 心の働きがあるのでしょうか?。〝自分が 申し込まれたら…〟と 考えても、なかなか 察しにくい処があります。(続く)

 (承前)男の側の気持ちも 単に〝好きだから…〟だけでは申し込め無い、色々な 要素があります。直接にはやはり 〝この女(ひと)と ズッと一緒に居たい、そして 抱き締めたい〟と云う直接的な気持ちですが、その後の「長い 一緒の暮らし」を考えると やはりそれだけでは済ま無いのです。多少は折り合うにしても どうしてもお互いの、独身時代の性向を確かめ、今後の新生活のデザインが 〝何とかなる〟見通しが欲しくなります。
 だから 私も女房にプロポーズするまでには、いろいろと躊躇い 思い巡らすことがありました。特に彼女は 親友の妹だったので、もし断られて 親しい以上に好きだった彼と疎遠になるのもイヤだし、〝イエスと云って貰えない 可能性があるなら、プロポーズは 止めよう〟とも思いました。大体それまで 結婚など頭に無かったのに、〝オレも 結婚を考えるか…〟と 思い始めたのは、遠隔地に勤めて居た彼の処に 遊びに行ったとき、ふと見た机上の手紙で 彼が女性と付き合って居ることを知ったからでした。急に彼との距離が遠くなり やがてはお互いに…と云う現実が 突き付けられたのです。

 当時私は留守見舞いと称して 彼のお母さんと妹や弟の居る実家を時々訪問し、その経緯を含めて 頻繁に彼へ手紙を出します。実家では弟は留守勝ちでしたが お二人が気持ち良く歓待し呉れ、特に妹には 〝結婚するなら こんな人が良いナ…〟と、ふと 思ったりもしました。私が彼の処で結婚を意識したのは そんな頃でした。彼とはお互いにノン気の仲で 彼が女性と付き合うのも当然ですが、判ってはいても それを知るとショックで涙が出ました。そしてその日以降 私は自分の気持ちを抑え、彼への関心を逸らして 〝自分も やがて結婚しなくては…〟と、気持ちは一挙に 彼の妹に集中します。

 その内に彼女とは 映画や芝居に一緒に行くようになり、ある日帰りに都電のホームで 肩が触れ合い、彼女が瞬間に激しく緊張したことで 彼女との「男女の関係」を強く意識します。そうなると 不思議なもので、今まで近くに据わり 触っても平気だったのが、少し 距離を置いて据わるようになります。家は親父が早くに死んでお袋と二人暮しでしたが、もし結婚すれば 同居するので、隅田川の花火の晩に彼女を呼び お袋に逢わせたりもしました。お袋は仮住まいの倉庫の二階で アイスクリームを舐めながら一緒に花火を見物し、彼女とも2時間ほど話して 「いい娘じゃないか…」と好感触でした。

 そんなある日私は 彼女の家に遊びに行って、夕飯を ご馳走になります。その日は弟も居て 食事の後で話をしていたときでした。彼女が何気無く 「昨日の夜 〇〇さん(私のこと)が来た夢を見たワ…」と云います。これを聞いて私は 〝〆た!… 夜夢に出てくるほど潜在意識に這入りこんで居るなら、プロポーズしても まず断わられはしいだろう…〟と確信したのです。彼女となら 話も合うし趣味も一緒で、家事は云うこと無くこなすし お袋とも充分に折り合えると思いました。話の順序は お袋の諒承を貰って、彼女に告白し もしOKなら彼に直接報告して、彼のお母さんの お許しを貰う段取りです。

 まず お袋に話すと、私が一人っ子で 兄弟も居無いことから、〝良い娘さんだし 親友の妹ならお前も心強いだろう…〟と 二つ返事です。それではと いよいよ彼女へのプロポーズです。私が休みの週日に お母さんと弟の居無そうな昼間に彼女に電話すると、「一人で淋しい処だから どうぞ…」云います。嬉しくなって 肚で〝今 淋しく無くして上げるからね…〟と独りごちながら訪問します。家に着き坐ると 始めはいつもの世間話ですが気が焦ります。家族が居無い内に 肝心のプロポーズの返事を貰わなければなりません。やがて暫く躊躇ったあと 「今日は 話があるんだけど…」と 切り出します。(Ⅱへ 続く)

【同穴 : 承諾Ⅱ】
 (Ⅰより 承前)「なぁに…」「貴女… 今好きな人居るの?…」 「‥‥‥ 居無いわ…なぜ?」「良かったら ボクと結婚して呉れない?…」、彼女は眼を伏せ 真っ赤になり黙って居ます。 ‥‥‥。

 *以下の記事へは 間違って訪問した未成年者はもちろん、Sex描写に嫌悪を感じる方は お這入りにならないで下さい。

 「ドォ… ダメ?…」、やがて彼女は顔を上げ 私の眼を見て、小さな声で 「ハィ…」と云って呉れました。「有り難う!…」と 思わず両手を差し出すと、前に坐っていた彼女は 私の胸に飛び込んで来ました。私が夢中で両手で肩を抱くと 彼女は両膝を私の右に揃え、上体を私の胸に合わせ 頸を左側にに両手で私の脇の下を抱いて呉れます。私はもう 溜まりません。自分の頸を左に捻じ曲げると 頬摺りをして唇を探ります。

 見ると彼女は眼を瞑り目尻に涙を溜め 私の胸にしがみ付いて居ます。私は右手を肩から外し 彼女の頭を持って彼女の顔を私の方へねじ向けます。私も初めてで どうしたら良いのか判ら無いので、とにかく ソット唇を合わせます。柔らかい 唇です。首を横に小さく振って 唇を擦るようにすると、彼女は 身体を固くしてしがみ付きます。頭のどこかに 〝キスは 吸うもの…〟と云う思いがあったので吸ってみますが、彼女は身体を固くするだけで 反応はありません。もっと強く唇を合わせてみようと 力を込めるとガチッと歯がぶつかります。これでは仕方ないと思い切って 彼女の唇に舌を差し込みます。

 合わせた唇に中を舌で探り 彼女の閉じている歯を舌でねじ開けるようにすると、彼女は僅かに歯を開き 私の舌が彼女の舌に触れます。〝コレダ!〟と思い その舌を思い切り吸うと、彼女の舌が 私の口にベロッと這入って来ます。柔らかい 温かな舌でした。私はそれに舌を絡め ネットリとしゃぶっると、彼女もイイ気持ちらしく 身体を堅くして突っ張ったまま、舌は私に任せて しゃぶらせます。あんなに身を守って閉じ 緊張して居た彼女が、今私の腕で眼を瞑り べロリと舌を弛めて任せ切っています。それを見たら 私も堪りません。ペニスは突っ張って勃ち切り 私の膝の彼女の尻の下で脈打ちます。

 お互いの胸を合わせて揉むようにすると 私の胸に彼女の乳房が当たります。抱き合ったまま唇を離し 「ネェ…今度は 貴女がしゃぶって…」と云うと、彼女は小さく頷き 私と唇を合わせて私の舌を吸い込みます。私が舌の力を抜いて 好きなようにしゃぶらせると、彼女は普段の淑やかさに似ず 私の舌を頬張って自分の舌を縦横に絡ませます。その内二人の口の周りは お互いの涎でズルズルになりました。舌を絡めて その涎だらけの口の周りをヌルヌルと擦り合わせると、何とも自堕落な 〝お互いに 汚しあっている!〟 自虐的な快感があります。その内… ふと気付くと2時間が経って居ました。

 キスは始め 〝ナンダこんなものか… ちっとも美味しくないじゃ無いか〟と思いました。しかし 2時間も舌を絡めあっていると、生まれて始めての 女性の顔が目の前に迫って、それだけでも ドキドキするのに、これも始めての 舌の絡め合いですから、その一体感は 宙に浮かぶようです。動悸は収まって来ましたが ペニスは勃って 彼女には云えませんが、もう先端は カウパー汁でヌラヌラ濡れて来て居ます。しかし彼女と この後の段取りも話し合わなければなりません。「ありがとう… 後の話だけど…」「えぇ…」 「まず 彼の処へ行って話して、それから お母さんにお願いに来るから…」「ハイ…」‥。

 その日は 洗面所で顔を洗わして貰い、便所を借りて ペニスのカウパー汁を拭き取ります。パンツは濡れて気持ち悪かったのですが 拭いてそのまま穿きます。夕食を誘われましたが その日は断り玄関に立ちます。何だか離れるのがイヤでお互いに手を差し伸べて また抱き合います。今度は初めからネットリと舌を絡め お互いに背中をまさぐります。都電の駅まで送ると云うのも断り 外に出るともうあたりは薄暗くなっていました。都電に乗ってからふと 〝あのとき玄関で 背中の手を下げれば、そのまま彼女のお尻に触われたのに!…〟と思ったら急に昂奮し またペニスが勃って来て困りました。

 帰宅後 お袋に「話したよ OKだって…」と報告し、飯を食って 次に彼と会う段取りを考えます。寝床についても中々寝付かれず 結局さっきの彼女を思い出して2度もマスを掻きました。そのイメージが 彼女から見た私だったのは奇妙でした。イメージの中で私は プロポーズを切り出し、承諾すると手を差し伸べ、その懐へ飛び込むと シッカリと抱いて呉れます。やがて手で 顔を振り向けられ、今まで遠くでニコニコしていた顔が 急に真顔になり唇が迫ります。唇を合わせると 舌がねじ込まれ、それに誘われて 自分の舌が吸い出されてしゃぶられます。股の間はもう スッカリ濡れてしまいました。(終わり)(ブログ「茫々録・共存録」より)

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