同じような家族はいるはずよね 1


子供は娘真紀と息子武志の2人で訳ありながら今は各々家庭を持ち元気に暮らしている。
持ち家でごく普通の家族のように良き父良き母を演じ振る舞いママ友からは羨ましがらていた。
山田太一氏の訃報に接しご冥福をお祈りしつつ胸を撫で下ろすように「岸辺のアルバム」擬きの世間体の良い家族はいるわよねと呟いた。
今だから私だけが知っている本当の家族の秘密の姿を告白するわね。

娘真紀は大学生になると英語を学びたいと交換留学生のサ-クルに入った。
夏休みにサ-クルの友人たちと近くの河原でバ-ベキュ-を楽しみ帰りに家に寄った。
国際色豊かで米国白人のポールと米国黒人マイケルがいた。
父親は立川の米軍基地関係者で母親は日本人でハ-フのマイケルは流暢な日本語を話し「ママ 鈴木保奈美似で綺麗ですね」と煽ててくれた。
ポールは片言の日本語で2人とも立派な体格をしていた。
この時他人を疑うことを知らないノ-天気な専業主婦は後々この2人が家族に影響を及ぼす存在になるとは夢想だにしていなかった。

息子武志も大学生になり誰もいない午後にはママ友と旦那の悪口や愚痴と近所の不倫や夫婦性活話に興じていた。
我が夫婦性活は新婚当初から前偽もほどほどにいつも生で押し入り勝手気ままに中に出し終えると背を向け寝てしまい子供は年子である。
淡白な旦那はママ友みたいなクンニ、フェラ、騎乗位、屈曲位で愉しむ素振りもなくただ正常位のみで歓喜でイクッこともなく
月1に満たないレスの今はママ友が羨ましかった。
年の離れた旦那は仕事人間で家庭を顧みない亭主関白で出世頭だと自慢話を聞かされ飲んで帰宅することが多く軽いDVもあった。

30代半ばの頃だった。
酩酊状態で旦那が部下に担がれ深夜に帰ってきた。
部下の驚くような視線を感じたが慌てながら謝礼を告げるのが精一杯だった。
「直美先輩ですよね 大学のサークル後輩の吉田亮です」
全く気付かず驚いていると名刺の裏に連絡先を記し手渡された。
ネクタイやワイシャツの好みが変わり私の知らない柄の下着が増えると浮気を疑い亮に連絡し旦那の様子を聞いた。
専務からややこしい買収案件を押し付けられ時々競合相手からの嫌がらせやハニートラップに注意した方がいいと。
休日出勤が多くなりス-ツの香水の匂いでDVも許せないが浮気を確証すると珍しく夜誘ってきた。
嫌悪感から危険日と嘘を告げ拒否すると不機嫌になりDVと罵声を浴び悲しくなった。
反発し気落ちしている時亮から連絡が来てDVを心配し慰められ励ましてくれた。
「大丈夫ですよ 気分転換にランチでも」
「またの機会にとっておいてください」
不機嫌で会話もなく夫婦性活も途絶えている旦那を夜誘ってみた。
「忙しくて 疲れているだ」
背を向ける旦那に反発しママ友が羨ましく悩み話も聞いて欲しくて亮に連絡しランチをタ-ミナル駅でご馳走になった。
「外食なんて久しぶり」
「美人先輩と出会うなんて驚きました」
旦那のDVや愚痴りを吐露して心和み学生時代の話題に気持ちが癒されると自然の流れのまま期待通り西口のラブホ街に誘われた。
旦那以外の男性は初めてで緊張したが今日は安全日。
裸体を弄ぶように愛撫され足を持ち上げ広げられると女性器を舐め始めてくれた。
「えっ 初めて アッアウッ~ 」
身体が初めてのクンニに素直にピクンッと反応し気持ち良さに酔い痴れてしまった。
若い男性器は旦那のより太く硬く亀頭に舌を這わせ味わうようにぎこちなく初めてフェラをした。
旦那ともしたことのない69で女性器に疼きを覚えるとカチカチに反り返った男性器が生で私の中に優しく入ってきた。
全く違う挿入感で突き擦られ足を曲げ広げ奥深く達するように受け入れてしまった。
「アッアウッ~」
我慢できず声を出ししがみつくと激しく突き刺され初めての騎乗位で腰を掴まれて突き動かされると快楽に悶え
歓喜に翻弄され意識が朦朧となると屈曲位で深く浅く激しく突き一際奥深く届くように押し込まれた。
「中に出すよ」
「いいわ 出して」
旦那にも言ったことのない言葉を吐き背中に腕をまわすと同時に奥深く突き刺された男性器が激しく脈動し始めた。
「アウッイッイイッ イクッ アッ出されてる」
大きく叫び悶え声を出し歓喜と勢いよく中に注がれる温かな精液を味わいドロッドロッと溢れ出てくる旦那以外の男性の精液を
初めて気持ち良く感じ取り受け止めてしまった。
もう戻れない・・・
ピロートークで夫婦性活の事を話すと驚いていたが2回戦をフェラから始め一心不乱に舐め頭を上下に動かして咥え続けた。
「入るかな?」
跨ぎ握り締めた男性器をあてがい女性器を擦られながらすべてを受け入れた。
歓ぶ顔を見ながら腰を掴まれ突き上げられ対面座位から屈曲位で激しい動きに合わせていると歓喜の大波が押し寄せてきた。
「アウッ アッアアッ いっちゃう」
「中に出すよ」
背中に爪を立てしがみつき脈動を感じるまま大きな叫び声を上げ温かな精液を受け止めた。
生中だし不倫セックスで旦那以外の男性から歓喜を身体が覚え快楽に嵌り逢瀬を待ちわびるようになっていた。
「最近綺麗なったわね 他所の男と不倫でもしているみたい」
ママ友からの指摘は正しく羨ましがられたがいつもたっぷりと若い精液を生で中に注ぎ込まれ続けているとは口が裂けても言えない。
この淫靡な爛れた関係は続き妊娠しなかったことに感謝しお誘いを心待ちにしていた。

40代半ば頃で子供たちは大学生になり旦那は例の買収案件が頓挫し辞任させられた専務派と見られ配置替えとなっていた。
以前のような覇気もなくDVが収まり家でも影が薄い存在になった。
「中に出すよ」
「いつもそうじゃない 中に頂戴」
亮との歓喜の言葉のやり取りが過激になり脈動が始まると同時に仰け反り腰を震わせ浴びせかけられる精液で快楽を貪っていた。
「もう離さないで」
旦那には言えない言葉をしがみつき囁いていた。

家族間ではお互いに干渉しないようにしていたが武志から真紀に付き合っている男がいると囁かれたのが波乱の始まりだった。
「友人たちと3泊4日の旅行に行く」と嬉しそうに真紀が出掛けたが誰と行くのかは聞かなかった。
旦那とは家庭内別居となり逢瀬でいつも歓喜の快楽を貪り合いたっぷりと奥深く中に温かな精液を受け止め潤わされ続けていた。
洗面所で気持ちが悪いと嘔吐する真紀を見たが悪阻とは思いもせず悪いものでも食べたのかなと軽い気持ちでいた。
見知らぬ番号で着信があり出ると以前遊びに来た真紀のサ-クル仲間のマイケルだった。
「珍しいものが手に入ったから 喜ばれると思います」と有無を言わせない会話で家に招かざるを得なかった。

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