お父さん、駅裏のホテルから出て来たの見た。長女が、夫の車が、ラブホテルから出る様子を見たとっ、言われた。事故車の修理で、ハッチバックの色の違うワゴン車、選択ナンパーの1に1。夫の勉は、56歳。妻の私、道子は、55歳。もう5年は、セックスレス。50過ぎて、仕方なく思ったが、二人の娘は独立、子供の部屋で、寝ている。畳職人としては、腕の良い職人の夫。しかし、最近は、仕事も減っている。離れた作業所で、寝泊り。こうした事も、多くなった。 どうした、道子? 夜、自宅から、道子が来た。それも、服装は、いつものジャ―ジで無く、黒のワンピース。あなた、たまには、やりましょう。やるって、SEXか? この数年、道子から、誘われた事も無かった。 夫に抱きつくと、畳職人の夫の作業服から、い草の香り。片手を股間に当てると、小さくなっている。私だって、やりたくなる時は、有るのよ。この様に言いながら、ベルトのバックルを外す。畳に毛布だけ敷いた簡素な作業部屋の休憩所は、昭和の面影。夫を畳に押し倒し、初体験の35年前の20歳の頃を思い出した。まだ、夫は、畳職人の見習い。あなた、覚えてる、膣外射精だから、大丈夫。それで、妊娠したのよ。 あっ、そんな事も、有ったのかな? どうして、道子が、こんな事を言うのか、不思議だった。 手こきしても、なかなか、出ない。これで、他の女と、寝ているのか? 長女の言ってた、浮気の目撃。これも、どこか、信じられず。そして、いつの間にか、二人とも寝てしまった。夫の浮気の真相は、不明。ただ、知らない方が、私は良く思った。早朝、朝日に夫の裸に、陽の影。これが、何とも、神秘的に見えた。
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