25年前の同僚再開で思い出す負の愛


河原でバーベキューしていて、車の運転の都合で、ノンアルビール。この買い出しに、ス―パーに行った。レジの会計を済ませ、エコバックに、ビールを入れて店を出る直前に声をかけられた。あなた、岡真由美じゃない。声かけたのは、私と同年代らしい女性。あの、どなたですか? 忘れたの、石山信金の高山澄子。えっ、高山さん。私は、一気に約25年前に、記憶が思い出された。それも、最悪の出来事。当時の交際していた男に、300万円を信用金庫から、横領。結局、親に弁済してもらい、信金解雇。数年前に、どうにか、300万円を返済。 高山から今の仕事などを聞かれ、親戚の水道屋の事務員とっ、答えた。高山のスマホの鳴った隙に、私は、逃げる様に場を去った。  真由美、すまない。そんな、あなた、気にしないで。私は、交際していた藤田徹に、ホテルで、300万円を渡した。藤田は、私のショーツを、ゆっくりと脱がす。いつも素早いのに、この丁重で、敬意のつもりなのか。バックで、入れながら、夢を語る藤田。まだ、工夫すれば、個人の喫茶店の経営も、伸びる余地は有る。藤田から、喫茶店の開業資金の不足を言われて、私が、横領して、工面した。最後は、真由美に任せるよ。正常位から騎乗位で、私が、フイニッシユさせた。 しかし、藤田の喫茶店の開業は、全くのデタラメだった。競馬などのギャンブル返済に、私は利用されていた。 あなた、本当に、男を見る目が、無いのね。私が、信金を去る時に言ったのが、高山澄子。本人は忘れているだろうが、私は、この25年、男から背を向けて生きて来た。 どうしたの、全然、食べない。バーベキューに戻り、食べない私は、心配された。しかし、昔の同僚に有ったなんて、言えず。今日、暑くて、食欲は、無いの。ノンアルビールを飲み、空の雲を見つめた。

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