妻は外出する際、よくジーンズを履いて出かけます。汚れてもいいように、気兼ねなく履けるのが気に入ってるそうです。もう若くなく還暦に近くなりました。これは、もう20年位前のエピソードです。おばさん体系になり尻がかなりでかくなった頃の話です。
ぴっちりしたジーンズを愛用するので、その頃から尻がはち切れそうに見えました。見様によっては、盗撮や痴漢、あるいはナンパを誘っているように見えたのです。ある時、妻が外出の際、ある街の地下通路を通った時です。ホームレスではなさそうですが、ベンチに座っていたおじさん(妻の話では当時50前後に見えた。)が「奥さん！大きなお尻だね。ムラムラするよ。」妻は、特にショックは受けなかったそうで「そんなに大きいですか？」と返したそうです。おじさん「うん。触りたい。俺と付き合ってよ。」妻「嫌だぁ。ははは。」と足早に逃げたそうです。その話を聞かされた時、危ない危ない。いつも見慣れているこんな妻は、男には相手にされないだろうと、私は全く警戒しておりませんでした。襲われなくても、オナペットにされそうなリスクがあることを感じました。その後、そこを通る度に毎回口説かれたそうです。おじさん「毎日奥さんのエッチな尻を思い出してしてるよ。」妻「おじさん。からかわないで。冗談は駄目よ。」妻は、一切応じなかったと言っておりますが、おじさんに連れられ、性の相手をさせられ悶え狂う様を妄想してしまいました。それから何年も経ち、スマホが世に出回って来た頃、妻がスーパーで買い物をしていました。すると店員と警備員が若い男をいきなり取り押さえたそうです。警備員が妻に説明したところによると、男はスマホで妻を後ろから盗撮していたそうです。店側は、店の奥に男を連れて行き、妻にも同行を求めたそうです。警察に通報するので被害届を出された方がよろしいと説得されたそうです。ですが面倒を嫌った妻は被害届を出すことを断り、すぐに帰宅したそうです。私は、警察に突き出せばよかったのにと妻を叱りました。妻は危機感が全く無く脳天気な女です。
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