新婚の頃は、仕事から帰宅すると、真っ先に私をペットに押し倒した夫。その夫も50を過ぎると、性欲も衰えるのか、この数年は夜の夫婦生活も無い。子供も独立、私は娘の部屋に寝ている。そして、タンスの上に置いていた書類の入った封筒。これを、タンスの裏に落としてしまった。ホウキの枝を入れて、取り出した封筒。この時に、別の封筒も出て来た。中身は、娘の玲子の高校生の時で、玲子は裸で、ピースサイン。更に、同年代らしい、男の裸。玲子の高校生の平成元年の頃、携帯電話の言葉も無かった。背景などから、一台のカメラで、互いに撮影していたのか。写真に学習机は、どうも、この部屋に以前に有った事が思い出された。 その玲子も、現在は、一児の母。そして、私の家に来た。家のボイラー故障から、風呂に来る。あらっ、お母さん、どうしたの? 脱衣場に母が、入って来た。玲子、偶には、一緒に入ろう。この様に言う母だが、狭い浴槽に入る事に不審を感じた。元から大きかった胸は下がり、下の毛も白が、目立つ。何か、言いたそうな、母。私は、シャワーを浴びると、直ぐに、浴槽を出た。狭い浴槽に、大人の二人は、気持ち、疲れる。そして、居間で、コーラーを飲んでいると、母が来た。そして、封筒から、写真を出した。玲子、これは、何なのよ。えっ、とうして! 私は、思わず、息をのんだ。高校生の頃に、交際していた、邦夫との写真。邦夫は、高校卒業から約20年は、会っていない。邦夫が、写真の現像を家で出来た事から、私が、調子に乗ってヌード撮影。そして、すっかり忘れていた。エッチしたけど、上手く出来なかった。だから、妊娠しなかった事は、お母さん、知ってるよね。私は、照れながら言った。母は60も近い歳になって、エッチの無いとっ、私に言った。そこに、父の帰宅。私は、慌てて、バックに懐かしの写真を入れた。
良かったら「いいね」してください。誰でも「いいね」出来ます！
