高校生になって


私は小学校から高校まで一貫校に通っていた。中学までは父の会社が学校の近所にあったので父と2人で電車に揺られて通学していたが、高校に上がってすぐ会社の場所が移動して一緒に通学できなくなった。
初めて1人で乗る電車は普段と何ら変わらないのに不安で仕方がなかった。それまで父に守られていたのが1人になって何とも心細い気持ちでいるとそれに追い討ちをかけることがあった。その日は雨が降っていていつもより駅が混んでいたがいつもと同じ快速電車に乗ることができた。この電車に乗ると学校の最寄駅まで乗り換えなしで行けるのだ。周囲は仕事に向かっている会社員や私と同じような学生などがひしめき合って乗っていた。
私はいつも扉横の手すりに寄りかかって窓の外を見ていたところ、途中の駅で多くの人が乗ってきて周りにいた人と密着した。正直、父以外の男の人と密着するのは不快でしかなかったが、我慢して最寄駅に着くのを待つことにした。
駅と駅の間で電車がゆっくりと走るようになり、車掌の案内によると前の列車がかなり遅れていると言うのだ。周囲は少しざわついたがかなり余裕を持って通学をしているので特に気にすることはなかった。引き続き外の景色を見ていると後ろにいた人がカバンを私の足の間に押し込んできて無理やり脚を開かざるを得なくなった。そしてスカートが持ち上げられているような気がしたが荷物が引っかかっているのかも、と思いスルーしていた。が、それは後ろの男の人の手がスカートに入ってきていたようで突然お尻を鷲掴みにされて「ひっ」と声が出たが誰かに見られると恥ずかしい、と思ってスルーを決め込んだ。
私が抵抗しないと思ったのかエスカレートしていき手が前の方に回ってきた。当時、オナニーの経験があって毎朝と毎晩サルのようにオナニーをしていたのでとても感じでしまう、それだけは阻止しなくてはとその人の手をぎゅっと握るとお尻に戻って降りるまでずっと揉まれていた。その揉み方になぜか興奮してお腹の中がキュンキュンしてきて濡れてきているのが分かって恥ずかしかった。

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