私の手は進む、そこは艶美な海


      
艶美な海   
      
やさしく、やさしく      
撫でながら、私も手は進む      
恥丘の黒い茂みが・・      
ゆっくり、ゆっくり、扉を開ける      
ピンク色の美しい唇が・・      
そっと、我の唇で覆う。      
艶美な海へ、わが子を誘う      
危険な海とも知らないで      
悦楽深みにはまって行く      
喜美恵への愛      
      

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