クリスマスの翌日の夜~One day night~


 どうも、「ある日の帰り道シリーズ」及び「ある女子との出会い」などを投稿させてもらっている者です。

今日は、新しいネタが浮かんだので、ここに投稿。(といっても、またあのヒトがでてくるのだけど・・・)
 
てなわけで、詳しい設定は私が投稿した過去の作品等(前述済)を見てください、と。
  
 
その日の夜、自分は自転車である所へ向かっていた。それは、小1から通っている英語教室だ。

え、なんのためにって?。いや、まあ、ただ受験勉強に備えて英語の補講を受けに行くだけだよ?(一人) 悲)

自転車を走らせること5分、到着。駐輪場に自転車を置き教室に行く。
 
 入るとそこには意外な人物が。(いや、総理大臣とかじゃないよ?)来るとは聞いていなかったが、Nが来ていたのだ。

自分は多少ドキッとしつつも席に着く。といっても何をするでもなく、淡々と授業は進んでいく。

多少先生の話も聞きながら、高校入試の過去問題集の、英語の範囲を解いていく。

Nとの会話はこんな程度。N「ねえ、ここ分かる?」、Y(=筆者)「う~ん、こうじゃね?」。

こんな会話が何度かあり、つつがなく授業は進んでいき、1時間半の授業が終わった。

 
さて帰ろうかとなった時、「ねえ、一緒に帰ろう?」とNからお誘いが。もちろん、断る理由も無いので、OK。

駐輪場からそれぞれの自転車を出し、サドルにまたがる。「かえろ」というNの言葉で帰途に就く。

 
 自転車に乗りながらでも会話はした。お互いの学校生活(同じ学校)についてだったり、ちょっとプライベートな事まで、

とにかく色んな雑談をしながら帰った。まあ、間が持たずに少々の沈黙もありつつ。

 こうしてみると、Nは本当に女性として魅力のある人だと思う。昔(小1)から一緒にこの教室でこうして、英語を勉強してきて

すぐそばでNの事を見てきた結果だ。まあ、すべての事が分かると言うつもりはないが、そうして長い年月を掛けて接してきて

分かったこともある、という事だ。明るいし話しやすいし親しみやすいし、笑顔が素敵で・・・、以下等々略。

 
 そうこうしているうちに、筆者の自宅前まで来た。ここでNとは別れた。
 
 実を言うと、今日告白されるのではないかという、考えがあった。しかし結局それは無かった。

まあそんな簡単に告白されようものなら、今頃世界は付き合っている人でいっぱいになっていることだろう。

自分は、結構前からNに好意を抱いている。さっき言った”魅力”もそうだけど、やっぱり、いつもNの傍にいて接していたい、

という思いもあるのだろう。(←ちょっと間違えたら変態な考え)。

 
             ~そんな淡い期待が散った、クリスマスの夜だった・・・。                Fin.
 
 

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