元嫁の思い、従妹の思い


近所に住んでいた母の弟の娘・・・4歳年下の従妹・・・可愛い女の子で、いつも俺を慕っていた。
お互い一人っ子、どちらも共働き、境遇に共通点が多い二人は仲良しだった。
鍵っ子でも俺は4歳年上だから、従妹の面倒を見ていた。

俺が高1の初夏、オナニーしているところを小6の従妹に見られた。
「お兄ちゃん、何してるの?チンチン、腫れてるよ。」
このオナニーは、少しずつ大人びてきた従妹と風呂に入る前に、従妹の裸で勃起する事を防ぐためにしていたのだが、バッチリ見られたので、仕方なく正直に説明した。
「お兄ちゃん、私の事好きってこと?」
「うん、そういうことかもね。」
微妙な心理を説明できないから、そういうことにしたら、
「じゃあ、私も裸になってあげる。」
と言って、素っ裸になって、無邪気にマンコを拡げて見せてくれた。
俺は従妹のマンコを、従妹は俺のチンポを弄って、
「お兄ちゃん、なんだか気持ちいいね。あん・・・ふうー・・・」
二人で気持ちいい時間を過ごすようになった。
ドピュッと出る精液の意味も教えて、裸で抱き合うようになった。

やがて、マンコとチンポを洗って舐め合うようになると、従妹は愛液でヌルヌルさせながら、
「ああん、ああん、気持ちいいよ、お兄ちゃん・・・・」
と完全に感じて、いつの間にか素股で射精するようになった。
やがて従妹は性教育を受けたようで、俺とセックスしたがった。

俺を好きだという従順な従妹は、幼い股を開いていつものようにクンニに目を閉じて感じた。
高1童貞と小6処女、初潮前のマンコをこじ開けて貫通するのに四苦八苦し、5分くらいかかってやっとズコッと入れば、従妹の悲痛な叫びが響いた。
途中でコンドームをつけるつもりが血を見てビビってしまい、あろう事か従妹のマンコに中出ししてイチゴミルクを造ってしまった。
まだ初潮前だったので事なきを得たが、それからは気をつけて、挿入後5分でコンドームをつけるようになった。
次第に幼いマンコがほぐれてくると、従妹は快楽に溺れるようになった。
「ああーん、お兄ちゃんもっと、あ、あ、あ、あ、お兄ちゃん、あああーーー」
従妹は快楽に溺れるようになった。

中学生になったら、見た目の清純さと裏腹に、覚えた性の疼きを癒したくなって自ら体を開いて俺を誘うようになった。
セックスに、男女の愛情云々というより好きな従兄と気持ちいいエッチな秘密の遊びをしたいようで、淫らな体に刻み込まれていく快楽に堕ちていった。
親がいる週末を除いて、ほとんど毎日従兄妹セックスに勤しんだ。

「お兄ちゃん、大学休みになったら帰ってくるからね。」
東京に出たら、盆と正月にちょっと帰るくらいで1回セックスして戻るようになり、次第に従妹と疎遠になるとともに東京の綺麗なお姉さんとのエッチに夢中になっていった。
そして、俺が大学を卒業して戻ると、入れ替わるように従妹が進学で東京へ出た。

従妹との体の関係は完全にフェードアウトし、普通の親戚に戻ったと思っていた。
俺は、従妹が大学を出て戻って着た年、27歳の時に従妹と同じ年齢の女性と結婚した。
披露宴、従妹が俺の耳元で、
「私、お兄ちゃんのお嫁さんになりたかった・・・」
と囁き、涙を流した・・・

もう、23年も昔の話だが、従妹は俺へのあてつけのように独身を貫き、6年前、男を作って嫁が出て行った時、従妹が中学生の娘と小学生の息子の面倒を見てくれて、通い妻のような存在になっている。
「私、男の人はお兄ちゃんしか知らないんだよ。本当だよ。」
6年前、26年ぶりに抱いた従妹が呟いた。

現在、上の娘は短大を出て隣町でアパート住まいで働き、今月、下の息子が大学進学で東京へ出る。
娘が、
「パパ、一人になるんだし、おばちゃん(従妹)と再婚したら?ママもそれを望んで出て行ったんだから・・・」
「え?」

6年前、元嫁は男を作って出て行ったんじゃなかった。
元嫁は従妹の高校時代の親友だった。
従妹が大学時代、故郷を留守にしている間に、俺と従妹の関係を知らなかった元嫁が俺とデキてしまったのだ。
そして、自分の結婚相手が、高校時代の親友が大好きだった初体験の相手でもある従兄だったと知ったときには、もう後戻りできる状態ではなかったのだ。
そこから、どういう経緯で元嫁が家を出る決意をしたのかは知らないが、娘が短大生の頃、元嫁に会って話を聞いたらしい。
そして、就職先を隣街に求めたのは、隣街に住む母である元嫁のそばで暮らすためだった。

「ママの事は探さないで、そっとしておいて。私に、任せて・・・」
娘が訳知りのように言った。
従妹は、そんな事情を全て知っているようで、
「出て行った元奥さん、私が何かしたわけじゃないんだよ。色々あって、そうするのが良いってことになったの。」

俺は、元嫁の軌跡をたどるために戸籍や住民票を取り寄せ、そして、元嫁が昨年11月、ひっそりとこの世を去っていたことを知った。
娘は、秘かに母を看取っていたようだった。
一人で闘病生活を送り、娘に看取られた元嫁の遺言が、俺と従妹の再婚だったらしい。

俺は、元嫁に生前に一目、会いたかった。
男を作って出て行ったと思ったから、元嫁をなじり、罵詈雑言をぶつけたことを謝りたかった。
俺は、元嫁の遺言を履行して、従妹と二人、元嫁を弔う気持ちで残りの人生を歩んでいきたいと思う。

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