自分の妻やパートナーが、自分以外の男と親密に話していたら、嫉妬に狂うか、ほんのわずかの確立だが、興奮する者もいるかもしれない。
私は後者の方で、自分の妻が私以外の男に触れられたり、馴れ馴れしく肩を叩きあって親し気にしていても、嫉妬するどころか、もっと触っていいぞ、腰に手を回し抱き寄せられたら、妻は言いなりになるのだろうか、などと妄想し、ひとり興奮しているのだ。
そんな私を見て、妻は、
「焼きもち焼かないの? 私のこと、愛してないんじゃないの」
と苦笑しますが、そんなことはなく、私は妻を心から愛している。
妻の正美は、身長160センチ、体重は50キロほど。スペックは、上から82(D) - 60 - 86。
髪は背中まで伸びたストレートで、目鼻立ちがくっきりとし、近所でも評判の美人奥さんだ。
私と言えば、ごく平凡なサラリーマン、妻は私にとって、まさに高嶺の花なのである。
では、なぜ、嫉妬しないのか・・・
それは、私の心の中に、誰もが羨む正美を自慢したいからに他ならない。
私以外の男が、どれほど親しく正美と会話をしたとしても、正美はかならず私の元へ帰ってくる。
どれほど他の男が正美の体を触り、犯したいと欲情したとしても、正美が体を開くのは私だけ。
そんな優越感が、妙な自信と余裕を齎していたのだった。
結婚して二年目、盆休みを利用してリゾートホテルへ二泊の旅行へ行ったときも、最初はそんなささやかな自信に支えられての、ちょっとした出来心から始まったものだったのだ。
この頃、私は正美を抱くたびに、私以外の男に抱かれているシチュエーションを正美に強要していた。
この時も、夕食が終わり、仲居さんが敷いてくれた布団に寝転がりながら、キスをし、浴衣を脱がせ、こんもりもり上がった純白の乳房を弄びながら、このまま男湯へ行き、そこで大勢の男に犯される設定で正美を言葉嬲りしていた。
「逃げられないよ。何人にもに押さえつけたれてるからね。どうする?」
「どうしたらいい?」
正美も最近は慣れたようで、私に話しを合わせてくるようになった。
「自分から、全員のちんぽを気持ちよくしてややるんだろ」
「いいの? 私があなた以外の人を気持ちよくさせても」
「そうだな。俺のちんぽを、他人のちんぽと思って舐めてみろ」
「わかった。あなたにするより、丁寧にする」
正美が私の股間の顔を埋め、手の平で肉棒を上下させながら、中温かい口の中へ飲み込んでいった。
ぬるりとした、柔らかい口肉が、固く反り返った肉棒を包む。
やがて、口の中で舌がレロレロと動き、亀頭全体を舐めあげるようにして裏筋に舌の感触が走るのを感じる。
その直後、正美が頭を上下させ、じゅぼじゅぼと音を立てて勃起しきった肉棒を舐め上げていった。
「うう、たまらん」
正美の後頭部を抑えながら、垂れ下がった脂肪の塊である乳房を弄び、究極にまで肉棒へ血液が流れ込む。
「正美、今から男湯へ行こう」
「え? 本当に行くの」
「本当だ」
だが、それを正美が承知するはずもない。
「できない」
「本当にするなんて」
嫌がる正美を仰向けにし、浴衣の前を開けて乳房にむしゃぶりつくと、しでに濡れだしている股間のクレバスに指を伸ばした。
「嫌がってても、こんなに濡れてるじゃないか」
「違う、あなたが触るから」
まだ抵抗するか・・・
体をずらし、正美の下半身に纏わりつき、両足を大きく左右へ広げる。
淡い陰毛に包まれ、控えめに合わさった二枚の肉ひだに隠れ、真っ赤な内臓がわずかながら顔を覗かせている。
それは、大陰唇と呼ばれ、小陰唇とも呼ばれている器官だ。
その頂点に、女にとって最も敏感な部分と言われているクリトリスがある。そのクリトリスを舌で転がし、舌先で全体を刺激するようにして突いた。
「あぁぁ、すごい」
正美が背中を仰け反らせ、快感を訴える。
手を正美の上半身へ伸ばせば、しっかりした重量感をを伴った母性の象徴である、ふたつの柔らかい塊だ。
その塊を鷲掴み、先端にある小さな突起を指で摘まむと、正美の全身がびくんびくんと震えた。
合わさった二枚の肉びらを指で開き、クリトリスと膣壁に舌を這わせる。
正美のそれは完全に充血し、息吹きかけただけで、鳥肌をたてた
立てた裸体を反応させ、湿った女の象徴からは、白濁とした大量の愛液が滴り落ちていた。
「こんなに濡れてる正美のまんこ、はじめて見た。本当は男湯へ
行くこと考えて、感じてるんだろ」
「そんなことない」
「だって、太腿にまで垂れてるし」
「もう、知にしているのだ。らない」
正美が拗ねて手の平で顔を覆うも、開いた足を閉じることはない。
私の言葉は、誇張でもなんでのなかった。
目に見えて濡れているだけでなく、指を膣内へ侵入させれば、なんの抵抗もなく根元まで飲み込んでいく。
その指を、二本、三本と増やしても、愛液が潤滑油となって指の侵入を容易にしているのだ。
「これは、もしかしたら」
そう思った私は、正美の下半身から体を離し、立ち上がると、無言のまま正美の手をとって、立ち上がらせた。
「んいするの」
不安な顔で襟元や浴衣の裾を直している正美。
それでも無言のまま、正美の手を引き、部屋の出入口へと向かう。
「ちょっと、待って」
慌てる正美、無視する私。部屋の外に出て、正美の体を壁へ押し当てると、唇を重ねた。
「んん・・ん」
くぐもった声を漏らすたびに、正美の全身から力が抜けていく。
いく。 ぐったりした正美の腰を抱き、エレベーターホールへ、そこから二階にある大浴場へ向かう。
エレベーターの階数を示すランプが二階を示し、ドアが開くと、硫黄の匂いが鼻を突いた。
絨毯がしかれた薄暗い通路を歩いていく。浴場は離れになっているのか、通路の左右は壁になっており、それが三十メートルほど続いた。
やがて、右手に広めなスペースが現れる。
そこには飲み物の自動販売機があったり、コイン投入式のマッサージ椅子があったりする。
その先を少し折れれば、奥に女風呂、手前に男風呂の暖簾が見える。
正美の腰に腕を回した私は、躊躇なく男湯の暖簾をくぐった。
「ちよ、ちょっと待ってってば」
慌てる正美、ふぁが、脱衣所に入り、再び唇を重ねると、呆れたような吐息を吐いた。
「見ろよ、脱衣籠に脱いだ浴衣ないから、誰も入ってないんじゃなきあ。時間的に、まだ宴会で盛り上がっている時間帯だし」
私が言ったが、だからといってずっと誰も入ってこないという保証はない。
それでも、抵抗する正美と押し問答しながら浴衣を脱がすと、次にはブラジャー、そして、パンティーと順番に脱がし、それらを籠へ入れた。
「私、先に入ってる」
正美がバスタオルで体を包み、小走りにして浴場へと入っていった。
私もおもむろに浴衣を脱ぎ、正美の浴衣と同じ籠に入れてから手貫井を棚から取り、欲情へと向かい・・・ぎょっと立ち止まった。
「え?誰もいなかったんじゃないのか」
浴室に一番ちかい列の棚に、脱いだ浴衣が入った籠が四つあった。
ここは男風呂である。温泉に入っている者は、間違いなく男性湯治客だ。
どぎまぎしながら、正美が消えた浴室の戸を開け、広い浴槽のある内湯へ足を踏み入れる。
そこに正美の姿も、先に入っておいたであろう四人の姿もない。
「すると、露天の方か」
緊張した足取りで明るい内湯を通り過ぎると、ガラス戸のドアを開け、岩で作られた露天風呂へと出て行った。
真夏とはいえ、夜ともなれば空気は幾分、涼しくなる。
タオルを腰に巻いた私は、そこに正美の姿、四人の姿がないか探したが、すぐにはみつけることができなかった。
「どこだ」
眉をしかめた時、小さな庭園になっている木立が生い茂る向こうから、何やら声がした。
「あっちか」
私は、何の躊躇もなく足を木立の奥へと向けた。
「アッ」
思わず声を出しそうになり、辛うじて堪えると、とっさに樹木の’蔭へ身を隠した。
「あ、あれは・・・」
絶句する私の目の前に、四人の男に纏わり疲れている正美の姿があった。
「やめてください。違うんです」
必死な抵抗の正美。
「違うって、男湯と知って入ってきたんだろ」
下卑た笑いを見せる男達。
男たちは全員、まるで色鮮やかな半纏を着ているかのような入れ墨をしている。
年齢は、四十代から六十代とさまざまだ。さらに目を引いたのが、異様に膨らんだ彼らの一物である。
「なんだ、あれ」
目を凝らして確認しようとしたが、よくは分からない。竿の部分に何か異物が埋め込まれたように歪な突起が幾つもあり、肉棒自体も通常では見たこともないほど膨れ、長く伸びている。
それが勃起して固くなっているから、余計に大きく、太く見えるのだった。
「おい、手を抑えておけ」
五十代の恰幅がいい精悍な男が言った。見た目からして、どうやらこの男が、彼らの兄貴分か親分らしい。
言われた男たちが、正美を仰向けにし、両手漁漁師を大の字に開かせて固定する。
「待って、待ってください。それ、犯罪です」
「おいおい、犯罪と言うなら、あんたもそうだ、女でも、男湯へ入ったら(建造物不法侵入罪)になるんだぞ」
「そんな・・・」
絶句する正美、その隙を突き、男が正美の股間に体を割り入れ、間髪入れずに固く勃起した凶器を、生のまま根元まで埋め込んでいった。
「あう・・・ひぃ」
悲鳴のような声を上げる正美、続けて、肉と肉同士がぶつかり合う音。女の声。
「待って、子供できちゃう」
抵抗したくても身動きできない正美。自分の妻が強姦されていても、助けに行かない私。
やがて五分もしないうちに、正美を犯していた男が他の男たちに目配せし、男たちが正美の拘束を解いて離れていった。
だが、正美と男は、密着したままである。
正確に言えば、正美が男にしがみついていたので、離れなかったのだ。
「おお、ほらほら」
男が正美の下半身に腰を打ち付け、その度に正美が背中を仰け反らせて獣のような声を放った。
「おおう・・・いい・・・」
「どうした? やめて欲しいんじゃないのか」
「や・・・やめない・・・で。おおう・・・もっと」
唇から涎を流し、焦点の合わない視線を宙に泳がした正美の顔が、私の方へ向いた。
その表情には、日頃の正美は微塵も残ってなく、また、理性など欠片も窺うことはできなかった。
「うう、逝くぞ」
男が呻き、腰を深く突き入れてぶるぶると震えた。
射精しているのだ。
男の股間から伸びたホースのような生殖器は、しっかりと正美と繋がり、子宮の奥まで届いている。
「あああぁ」
中に出されながら、正美の表情は歓喜に満ちて見えた。
射精舌男が離れると、’別の男が正美に伸し掛かったが、それを射精男が引き留めた、
「ここじゃ、人が来たらまずい。その女を俺たちの部屋へ運べ」
「そんなことして、騒がれたら厄介です」
「そんなことはない。この女は、もう、言いなりだよ」
言いながら、射精男が正美の尻をパンパンと叩いた。
「そうですね」
男が卑猥な笑みを見せ、正美を抱き起す。足元こそ覚束ないものの、正美は自分の足で立ち上がり、脱衣所まで歩いていった。
「おい、ラウンジにいる兄弟たちにも声をかけておけ。ただ万さあせてやるってな」
「聖川の叔父貴に犯られたら、それこそこの女の人生変わっちまいますいよ」
若い男の声がし、それが脱衣所へと消えていった。
暫くし、脱衣所が静まってから、急いで浴室から外に出て、浴衣のある籠の棚へ行った。
そこには、私の浴衣だけでなく、正美の浴衣もある。
「ん?」
不思議に思った私は、浴室の入り口まで走り、顔だけ覗かせて外の様子を窺った。
少し折れ曲がった先の通路に、四人の男と正美の姿が見えた。
正美は二人の男に両側から抱えられ、ふらついた足取りで歩いていた。
その後ろ姿には、何一つ身につけていなかった。全裸なのだ。
「正美・・・」
私の呼び声が正美に届くことはなかった。
正美が部屋まで帰ってきたのは、もう、夜が明ける午前六時だった。
眠れぬまま布団に潜り込んでいた私が気配を察し、上半身を起こすと、泣きべそをかいたような、どこか夢を見ているような浮ついた表情のような正美が、とろんとした目で私を見た。
「ただいま」
「ただいまって・・・大丈夫だったか」
「私?・・うーん。十人以上の人に滅茶苦茶犯されたんだもん、大丈夫ではないよね」
心なしか、正美の体からは男の精子の匂いがした。
「ひ、避妊は?」
「避妊? ゴムってこと?するわけないじゃない」
正美の目が、明らかに私を非難しています。
「正美」
私が声をかけ、抱き寄せようと近寄ると、それを正美が制止した。
「近づかないで。私、もう、あなたの物じゃない」
「え? どういうこと」
「私はもう、あなたのものじゃないの」
「じゃ、誰のものなんだ」
「さぁ・・・」
正美が唇に薄い笑いを見せながら、首を傾げた。
「あの人たちのものでもあるし、これから私を買うお客様のものでもあるかも」
「お客・・・?」
「そう、私、家を出る。そして、あの人たちが運営する宿娼になるわ。止めないで、もう、決めたから」
この数時間で、正美はすっかりと変わってしまった。
性格も、見た目も・・・
「あなたが私を抱きたいと言うなら、安くしてあげるわね」
正美が妖艶な笑顔を向け、散々凌辱されたであろう割れ目を指で開いて見せた。
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