精子欠乏症を隠され不妊


結婚から、約30年。不妊で、子供も諦めて10年。夫と、夜の生活も無い。ハーフパンツで寝て、夏は、ハーフパンツで、朝食も食べる。不動産の営業している夫は、私の見ている時の服装の大半は、ワイシャツ、スラックス。ネクタイ着用したら、仕事に行ける。その夫は、50過ぎから、帰宅も遅くなった。会社でも、それなりの地位で、接待なども、有る様に思った。その夫が、ハイヤーに、はねられる交通事故で、入院。着替え用意などで、夫の部屋に入った。45過ぎから、妊活も辞めて、別の寝室。あらっ、何に、これ? 夫の着る筈も無い、赤のジャ―ジ上下、赤のハーフパンツが、押し入れから出て来た。夫に女装趣味が、有るとも思えず、女装なら、下着、スカート。不審に思っていると、SDカードが、出て来た。パソコンに入れると、赤のジャ―ジの女性が、出て来た。そして、思い出した、夫の会社が、ママさんバレーボール大会のスポンサーだった。試合会場で、選手の女性と、親しく話をしている様子も見た。ただ、仕事の様に思っていた。しかし、夫の車の前に、赤のジャ―ジの女性の写真。何か、深い関係を感じる。 着替え持って病院に行く足は、重かった。あなた、この人は、誰なの? これが、言えるか、どうか。そして。夫の入院してる病室に入ると、ぼんやりと、天井を見つめていた夫。やっ、草子。はい、あなた、着替え。私も、言葉が、続かない。少し雑談を言いかけてると、スマホが、鳴った。ちょつと、電話だから。私は、病室を出た。それから、数分。パートの相手と仕事の話をして、病室に戻ると、赤ワンピースの女性が、夫と会話。ヘアスタイルなどから、あの写真の赤のジャージ女性だと、確信。私は、夫に会わず、病院を出た。 帰りのバスを待つが、遅れているのか、来ないバス。そこに、赤ワンピースの女性が、来た。私は、思い切って、言った、私は妻の草子です。えっ、奥さん! 女性は、驚きながらも、夫との関係の事を言った。精子欠乏症の事は妻に内緒にして、私と、関係を持っている事を言いました。夫が、精子検査を頑なに断る理由に、俺は高校生の時に、同級生を妊娠中絶させた。この嘘に、騙された事を、知った。浮気相手の女性は、精子の無い種無し。これに、安心して、SEXしていた。私は、来たバスに乗らず、やみくもに、走った。そして、周囲に人が居なくて、病院の見える所から、叫んだ。「あなた、良くも、私を騙したわね」

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