詐欺師だった男から人生狂わされ


はい、息を吐いて。出産直前の女性に呼吸指導の、助産師。多数の出産に立ち会った、私、大東礼子。しかし、私に、出産経験は、無い所。こんな、筈じゃなかった人生。知人の美容師から紹介された男の、中川武と交際していた。まだ、学校を出たばっかりの、新米助産師。仕事をしていたので、避妊していた。礼子、子供は、何人がほしい? SEXの時に、武は言っていた。そうね、家も欲しいから、二人じゃない。この様に、人生の夢を描いていた。武の仕事は、車のセールスマン。昭和60年、当時は、車のカタログを持って、アポなしの飛び込み営業。武は、セールスマンでも、成績が、良かった。巧みな、話術。 SEXの時も、甘い言葉で、私を楽しませる。礼子は、女神だよ。中学校の美術教科書の彫刻で、昔のギリシャのミロの彫刻の様だ。裸で立った私に、片手を後ろに回したポーズをさせる。そして、私も、早く武との子供。これを考えていた矢先に、刑事が、私の所に来た。武が、営業所の金庫から、現金を盗んで逃亡。一部の人が、数百万円の支払い、現金。刑事から、最後に会ったのは、いつなのか、聞かれた。この事件から、武が、他の女性とも交際している。この事も、知った。現金を、騙された人も居る。私は、新米の社会人で、現金の無い事から、被害は無かった。そして、私に武を紹介した、美容師の、工藤早紀も、所在不明。どうも、武と、逃げている様子。そして、私の男性不審が、始まった。気が付いたら、50直前。妊娠も、難しい。

 

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