サラリーマンの悪夢の4日間


私の名前は宮本一樹、32歳。現在、都内の自動車販売店に勤めるサラリーマンです。
今日は、私と私の家族にふりかかった悪夢のような出来事についてお話しします。
あれから3カ月が経過した今でも私には、あの4日間の出来事がトラウマとなって、心に重くのしかかり、妻を以前のようには素直に愛せなくなっているのです。
最近では、夜の生活はおろか、妻との会話もめっきり少なくなりました。
「離婚」という二文字が浮かんでは消え、また浮かんでは消える・・・そんな息苦しい雰囲気が二人の間に漂っている気がします。
ただ、その中で、唯一の救い・・・それは二人の間の子ども「彩花」です。
私にとって彩花は、あの悪夢の出来事に巻きこまれる以前、妻と過ごした楽しい生活の結晶でした。
彩花のためにも、私は妻との関係が最悪のシナリオになることを思いとどまっていました。
いつかは、時が全てを忘れさせてくれることを祈りながら・・・。

その日は、夏休みを利用して、妻の実家に帰省した帰りでした。
妻の名前は沙希、28歳。
妻とはいわゆる職場結婚で、結婚4年目、今年の始めにマンションを購入し、妻と3歳になる一人娘の彩花の3人家族です。
仕事の関係で、少し遅めの夏休みとなり、8月25日から長野県の妻の実家で3泊し、28日の午前10時に実家をお暇しました。
孫と別れるのが名残惜しそうな妻の両親に見送られながら、私はまだ新車同様のワゴン車に妻と娘を乗せ、東京を目指して出発しました。
順調にいけば、夕方には自宅マンションに到着できる予定でした。
最寄の中央高速ICまで、およそ1時間の距離。
平日ということもあり、私は、鼻歌まじりに、ほとんど車の行き来がない信州の県道のドライブを楽しんでいました。
「ずいぶん、機嫌がいいのね」
娘と一緒に後部座席に座っていた妻が話しかけてきました。
「ああ、最高だね。天気はいいし、車は少ないし・・・今日は最高のドライブ日和だ」
「でも、スピードの出しすぎには気をつけてね」
「わかってるって・・・大事な奥さんと娘を乗せているんだから」
「お願いします・・・」
ルームミラーにうつる妻の顔が微笑んでいます。
その様子はなんとも幸せそうでした。
そんな妻の姿をみながら、私は改めて妻のことを「美しい・・・」と思いました。
薄っすらと栗色に染めたショートのヘアーに透き通るような白い肌、そして、パッチリとした目元・・・
社内でも人気が高かった沙希を射止めた私は、男社員から羨望の眼差しで見られたものでした。
そしてスリーサイズが85D-60-88というプロポーションも、私にとっては自慢の種でした。
本人は子どもを生んで、少し太ったことを気にしているようですが、私には、腰周りが少しふっくらした現在の方が、魅力的に感じます。
実家を出て30分ほど経った頃、道端に停車している白いセダンの脇に立ち、手を振っている男がいるのを見かけました。
困っている様子に見えた私は、その車の後ろに停車しました。
「どうしたの?」
妻が聞いてきました。
「いや、何か困っているみたいだ・・・故障でもしたのかな?」
男がこちらに近づいてきました。
「あなた・・・気をつけてね・・・」
「大丈夫だよ・・・話を聞くだけだ・・・」
私は運転席の窓を開けながら、男が近づいてくるのを待ちました。
「どうしました?」
近くで見ると、がっちりとした体格の男でした。
「いやあ・・・エンジンがオーバーヒートしちゃって・・・困っていたんですよ・・・JAFに連絡したら、1時間以上かかると言うし・・・
これからどうしても仕事で、松本まで急いで行かなければならないものですから・・・どうしようと思っていたら、運よくオタクの車が通りかかったというわけです・・・」
「そうですか・・・」
私は改めて、その男の風貌を観察しました。
一瞬、男の顔を見たとき、私は以前どこかで会ったような気がしました。
ただ、それがどこだったのかははっきりと思い出せませんでした。
それはまるで歯の奥にモノが挟まったような、何ともスッキリとしない気持ちででした。
それと着ている作業着のような服装から考えて、この男がごく普通の会社員ではないことも想像できました。
「それで、どうします?」
「たいへん申しわけないんですが、最寄の国道のどこかまで乗せていってもらえませんか?」
「・・・その前に、私がエンジンを見てみましょう・・・もしかしたら、私に直せるかもしれない・・・」
私は躊躇することなく、車を降りました。
これが運命の分かれ目とは知らずに・・・。

私は、白いセダンのボンネットを開けるために、運転席のドアに手をかけました。
次の瞬間、私は背後から後頭部をいきなり殴られました。
強い衝撃と痛みで、私はその場に思わずしゃがみこみました。
「何するんだ!」
私は、頭を抑えながら、振り返ると男を怒鳴りつけました。
すると、無表情の男は懐から拳銃らしきものを取り出し、銃口を私に向けながら言いました。
「言っとくが、これは本物だぜ・・・なんだったら車のトランクを開けてみな・・・オモシロいものが見れるぞ。」
男の低い声を聞きながら、私の頭の中では、切れかかっていた記憶の糸が繋がり始めていました。
目の前に立っている男の顔、それは今朝、妻の実家で何気なく観ていた朝のTVニュースに映っていた犯人の顔に間違いありませんでした。
ニュースでは、その男は昨日、松本市内で警察官を殺害し、拳銃を奪って逃走中と報じていました。
状況からみて、男が言うとおり、目の前の拳銃は本物でしょう。
『とんだ災難に巻きこまれてしまった・・・』
今さらながら、車を停めて対応したことを深く後悔しました。
「立て!」
男は拳銃をかざしながら命令しました。
「何が目当てだ?」
私はゆっくり立ち上がると、最大限の勇気をふりしぼって尋ねました。
「ウルサイ!・・・車のトランクに横たわっている仏さんのようになりたくなかったら、余計なことを聞くな!それより、お前の車に乗っているのはお前の女房か?」
「そうだ・・・妻と娘だ・・・」
「よし・・・今すぐ、女房を呼べ!」
「頼む・・・金なら、あるだけ出す・・・もし、足りなければ近くのATMでおろしてもいい・・・だから・・・見逃してくれないか・・・」
「オイ・・・さっきオレの言ったことが聞こえなかったのか!・・・余計なことを言うなと言っただろ・・・早く言われたことをやれ・・・」
私にはどうやら選択肢はないようでした。
私は妻を呼びにワゴン車に戻りました。
しばらくして、妻が不安そうに降りてきました。
そして私の横に立ち、拳銃を手にする男の姿を見たとき、妻は、すぐに私たちが立たされた困難な状況を飲み込めたようでした。
妻は、私の手をぎゅっと握り締めました。
私は、男の様子をずっとうかがっていましたが、妻の姿を初めてみた時のニヤリとした表情と、その後、妻にむけられた好色な目つきを見逃しませんでした。
それは、まるで獲物を物色するように、妻のカラダをナメまわすオスのイヤラシイ目つきでした。
「奥さん・・・悪いが、オタクらには、ちょっと協力してもらうよ・・・なに、素直に従ってくれれば、危害を加えたりしない・・・約束する・・・
車には大切な娘も乗っているんだろう・・・その子をいきなり孤児にするようなことはオレだってしたくないさ・・・だから協力してくれ・・・」
私の手を握る妻の手の力がいっそう強くなりました。
「わかった・・・それで、どう協力すればいいんだ?」
「オレの指示通りに車を運転してもらう。とりあえず、この県道を○○方面へと向かうんだ。ああ、それから、携帯は渡してもらおう・・・」
やむなく、私は内ポケットから携帯を取り出すと、男へ渡しました。
「奥さん・・・あんたもだ・・・」
「車の中にあります・・・」
「早く、取ってきな・・・」
妻は、携帯を取りに車へ戻りました。
スライドドアを開けたとき、「どうしたの?」という無邪気な彩花の声が聞こえました。
「もうちょっと、待っててね・・・」
妻が優しく声をかけています。
その間も、男の視線は妻の後姿を追っていました。
しばらくして、妻が戻ってきました。
そして恐る恐る携帯を男に渡しました。
「よし・・・それじゃあ、車を走らせてもらおうか・・・」
男は私たちを促しながら、言いました。
男は助手席へと乗り込みました。
すると、すかさず、娘が妻に質問していました。
「ママ・・・この人、誰?」
返答に困っている妻を見かねた男は娘のほうを振り向きながら言いました。
「おじちゃんは、パパのお友達だよ・・・ヨロシクね・・・」
一瞬、キョトンとした表情を見せた娘でしたが、まるで何事もなかったように、今読んでいる絵本のことを妻に話しかけ始めました。
妻は困惑した表情で、ルームミラーごしに私を見つめました。
『大丈夫だ・・・きっと何とかなる・・・』
私も、そんな思いを抱きながら、妻を見つめ返したのでした。

車は○○方面へと向かい、山道にさしかかりました。
途中、コンビニでおにぎりやお菓子などの食料をたくさん買い込みました。
とは、言っても、コンビニに入ったのは妻と娘、そして男の3人・・・私は運転席で、何と手錠をかけられた状態で車に取り残されたのでした。
車は峠に向かってどんどん登っていきます。
もともと通行量が少なかった道路なのに、市街地とは反対方向へと進んでいるわけですから、まったくと言っていいほど、すれ違う車はありませんでした。
否が応でも不安な気持ちが高まります。
おそらく妻の不安は私以上だったと思います。
男は、時間が経つと、馴れ馴れしく妻に話しかけ、その度に後部座席を振り替えって、妻の様子を伺っていました。
妻は、そんな男の視線を意識し、何度となく、ルームミラー越しに、怯えるような目線で私に合図を送ってきました。
間もなく峠にさしかかろうとした時、突然、男は脇の細い道に入るように命じてきました。
どうやら男はこのあたりにかなりの土地勘があるようで、決して、思いつきで言っているわけではなさそうでした。
慎重運転で細い道をしばらく進んだ頃、娘がトイレに行きたいと言い出しました。
「おい・・・少し行ったところに、広場がある。そこに停めて、連れて行ってやれ・・・」
男の言うとおり、5分ほど進むと、左手に、広い草地が見えてきました。
私は、そこに車を停め、不安そうな妻を残し、娘を連れ出しました。
ところが、外で用を足した経験のない娘は、なかなか、その気になりません。
「彩花・・・早くしないと、オシッコ漏れちゃうよ・・・」
結局、10分近く、草地を連れまわした末、ようやく、娘はオシッコをしてくれました。
その間、男と二人きりで車に残してきた妻のことが気がかりで仕方ありませんでした。
そして娘が用を足し終ったのを見届けると、急いで車に戻りかけました。
それは車まで10mほどまで近寄った時のことだったと思います。
突然、後部のスライドドアが開き、中から男が降りてきたのです。
そして、私の姿を確認した男はニヤリとしながら、助手席に乗り込みました。
私は、胸騒ぎを覚え、車に走りより、開いているドアから後部座席を覗くと、そこには、顔を赤らめて、着衣を慌てて直す妻がいました。
妻は、ブラウスのボタンを留めなおしていましたが、フレアのミニスカートが大きくめくれ上がり、白い太ももが露になっているっているのを私は見逃しませんでした。
妻は一瞬、驚いたように私の顔を見ましたが、直ぐに目をそらし、同時に、めくれあがったスカートを直しました。
私は思わず「沙希・・・」と妻の名前を口にしました。
妻は、胸元を押さえ俯いたまま、返事をしません。
その代わりに、私は一筋の涙が妻の頬を流れたのに気づきました。
その妻の様子が、つい今しがたまで車内で、どのような行為が行われたのかを物語っていました。
まさに、私の不安は的中し、妻は私が車を離れた隙に、ずっと妻に対して興味を持っていた男に言い寄られたのか、あるいは乱暴されたのでしょう。
たぶん妻は必死に抵抗したと思います。
しかし、屈強な男の力にはとうてい適わなかった・・・ブラウスのボタンを外され、その美乳を男の目に晒してしまったかもしれません。
時間的に、男の手が下半身まで及んだとは思えませんが、私には、妻がまるでレイプされたように思え、男に対する憎しみが一機に高まりました。
「おい・・・これ以上、妻に手を出したら・・・絶対に許さないからな・・・」
私は運転席に座りながら、娘に聞こえないような声で言いました。
男はニヤリとすると
「何言っているのかわかんねえなあ・・・オレは、奥さんに何もしてないぜ・・・ただ、話をしていただけだ・・・なあ奥さん・・・そうだよな・・・」
妻は依然として俯いたまま無言でした。
「まあいいか・・・だが、おまえ口のきき方に気をつけろよ・・・娘の前であの世には行きたくないだろう・・・さあ、車を出せ・・・」
悔しいことに、主導権は男が握っていました。
拳銃が男の手にある以上、私は、自分を含め、家族が人質にとられているのと同じでした。
私は、結局、男の言いなりになるしかなく、エンジンをかけ、出発しました。

その日の夜は、野宿をしました。
娘は妙にハイテンションではしゃいでいましたが、私たち夫婦は、昼間のことがお互い気にかかり、会話が少なくなっていました。
今考えれば、妻の受けた心の傷の深さを考え、もっと労わるべきでした。
つくづく、私は心の狭い人間です。
外で簡単な夕食を済ませると、妻は早々に娘を連れ、車内に引っ込みました。
事前にワゴン車内の2列目と3列目のシートを倒し、就寝スペースはつくっておきました。
外には男と私が残されました。
すでに男は、缶チューハイを3缶あけていました。
途中、私も何度か誘われましたが、断りました。
夜も更け、午後10時近くになると、さすがに眠気が襲ってきました。
うつらうつらしていると、男が近づいてくる気配を感じました。
私が目を開けた瞬間、私は男にうつ伏せに倒され、後手に手錠を嵌められました。
「な、何をするんだ!」
「なあ・・・悪く思うなよ・・・大事な時に邪魔には入られたくないんでね・・・」
そう言うと、男は私にタオルで猿轡をしました。
そして男は立ち上がると、ゆっくり車へと近づいていきました。
「う~、う~・・・」
私はうめきました。
『沙希・・・逃げろ・・・』
私は心の中で叫びました。
やがて、男の手はドアにかかり、スライドドアが開けられました。
私は、ゆっくりと乗り込む男の背中を見送ることしかできませんでした。
「何?・・・いや・・・出て行って・・・」
車内から妻の声が聞こえてきました。
「おい・・・いいのか・・・あんまり大きな声を出すと、娘が起きるぞ。オレはいっこうに構わないが・・・お前はいいのか・・・」
男はそう言いながら、ドアを閉めました。
依然として車内からは、
「ヤメテ・・・お願い・・・助けて・・・」
という妻の押し殺した声が聞こえていました。
「ああ・・・ダメ・・・本当に・・・ヤメテ・・・あなた・・・助けて・・・」
その声は次第に涙声へと変わっていきました。
私は胸が張り裂けそうになりながら、ただ、妻の声を聞くしかありませんでした。
そんな妻の可哀相な声を聞かずに済むなら、聞きたくなかった・・・しかし耳を塞ぎたくても、それすらできなかったのです。
そして10分ほどが経過しました。
(私には1時間以上に感じましたが・・・)
もはや車内から聞こえるのは、妻の小さくすすり泣く声だけとなっていました。
いつしか、車のルームランプがついていました。
おそらく妻のカラダや反応を愉しもうと考えた男がつけたのだと思います。
私の脳裏に、車内でしかも寝ている娘の横で妻のカラダを弄ぶ男の姿が浮かびました。
私は気が狂いそうになりました。
しかし、車からはさらに私をどん底へと突き落とす妻の声がしてきました。
「ダメ・・・それだけは許して・・・」
久しぶりの妻の声でした。
「いやあ・・・ダメ・・・ダメ・・・」
その声から妻が必死で抵抗しているのを感じました。
「ああっ・・・あああ・・・」
おそらく、妻の中に男のモノが挿入された瞬間だったと思います。
とうとう、我が愛する妻が、ケダモノによって汚されてしまいました。
再び、妻のすすり泣く声がしてきました。
同時に、ワゴン車が大きく揺れ始めました。
私は、何とか体制を立て直して起き上がることができました。
そして恐る恐る立ち上がると、離れた位置からワゴン車内の様子を伺いました。
うっすらとルームランプに照らされた車内では、時折、裸の男の尻が大きく上下動しているのがわかりました。
その男の尻の動きに合わせて、妻のオマンコに男の醜い肉棒が出し入れされていることは間違いありません。
しばらくすると今度は、高く持ち上げられた妻の白い足が見えました。
どうやら、男はさらに深く、妻のオマンコに肉棒を挿入したようです。
男の腰の動きが激しさを増していきます。
私は、その悪夢のような光景を立ち尽くしたまま、ただ呆然と眺めていました。
いつしか、すすり泣く妻の声が聞こえなくなっていました。
果たして、妻は今、どんな様子なのか・・・直ぐにでも飛んで言って助けてやりたかったのに、私にはどうすることもできませんでした。
やがて車の揺れがおさまり、スライドドアが開くと、上半身裸の男が、ズボンのチャックを上げながら降りてきました。
男は、私の顔をみるなり、ニヤリと笑い、無言のまま、近くの木の根元に腰を下ろしました。
そして、満足げにタバコに火をつけました。
私は屈辱と絶望が入り混じった気持ちに押しつぶされそうになりながら、その場にしゃがみこみました。
男の目に私の姿は、情けない寝取られ男とうつっていたことでしょう。
「おい、おまえ、車の中で寝るか?」
しばらくして男が私の猿轡を外しながら声をかけてきました。
私は返事をしませんでした。
男の問いかけを無視したのではなく、私は、その時、車に戻り、妻の顔をみる気にとてもなれなかっただけです。
とにかく私の頭は混乱していました。
「そうか・・・じゃあ、オレは車で寝かせてもらうぞ」
そう言うと男は車へとむかいました。
『まさか・・・また?』
一瞬、そんな不安が過ぎりましたが、男は、まっすぐ助手席に乗り込んでいきました。
こうして、私たち夫婦にとって地獄のような夜は更けていったのでした。

ガタっと言う音で目が覚めました。
あたりは明るく、すでに夜は明けていました。
音がした方向に目をやると、車の後部スライドドアが開けられ、そこに立つ男の背中が見えました。
「おい・・・降りろ・・・」
しばらくして、男に手を引かれるかたちで妻が降りてきました。
どうやら娘はまだ寝ているようです。
私は寝たふりをしながら、二人の様子を見守りました。
妻は上はピンクのTシャツ、下はスエットのスタイルでした。
「こっちへ来い・・・」
「いや、痛い・・・」
男は妻の手を強引に引きながら、車の裏手の茂みの方へと連れていきました。
一瞬、妻の顔がこちらへと向いたのがはっきりとわかりました。
私は思わず、気づかれてはマズイと思って目をつぶってしましました。
それはまるで見てはいけないものを見てしまったようで、私は、夫として、男として、何もすることができない歯がゆさ、情けなさを思い知らされました。
「いやよ、離して・・・」
少し離れた場所から妻のかすかな声が聞こえました。
それから10分ほど、私は悶々とした時間を過ごしていましたが、イテモたってもいられず、立ち上がると、二人の後を追って、茂みへと入っていきました。
私はできるだけ、音を立てないようにゆっくりと慎重に進みました。
そして、しばらく進んだ時、10mほど先にいる二人の姿を発見しました。
私は一目で、そこで何が行われているのかがわかりました。
男は一本の太い木に寄りかかるかたちで立ちながら、その前に妻を跪かせ、何とフェラチオをさせていたのです。
ある程度、予想はしていたものの、それはショッキングな光景でした。
私にとって衝撃だったのは、妻が自分以外の男のペニスを咥えていたということだけではありません。
同じくらい衝撃だったこと、それは妻が咥えている男のペニスの太さと長さなのです。
離れた位置からでも、それが自分とは比べ物にならないくらい立派なイチモツだと、はっきりわかりました。
果たして妻は、どんな気持ちで黒ずんだ男の巨根を咥えていたのでしょう・・・。
大きさのせいか、時折、苦しそうに顔を歪めながら、妻はフェラを続けています。
「そうだ、もっと舌を動かせ・・・」
時折、妻に対して命令する声が聞こえました。
やがて妻は、男に命じられる通り、一旦、肉棒を口から離すと、今度はウラ筋に舌を這わせました。
男の肉棒は大きくそそり立ち、私には、まるで凶器のように思えました。
よく見ると、すでに妻は下半身には何も着けておらず、上半身にTシャツ一枚だけの姿で男への奉仕を続けさせられていました。
10分以上続いた長いフェラチオの後、男は妻を立たせ、木に寄りかからせました。
そして妻の左足を持ち上げたかと思うと、今度は自分が妻の前にしゃがみこみ、妻の最も恥ずかしい場所へと顔を近づけていきました。
「いや、やめて・・・そんなこと・・・」
次の瞬間、妻はカラダを仰け反らせました。
どうやら、男の舌が妻の敏感なところを確実にとらえたようでした。
まるで、イヤラシイ音が聞こえてきそうなくらい激しいクンニが始まりました。
妻は男の頭に両手をあてながら、何とか逃れようとしていました。
しかし、男は容赦なく、妻のオマンコへの責めを続けました。
やがて妻の顔は、歪み始め、時折、口を大きく開けながら、いつ終わるとも知れない男の容赦ないクンニを受けていました。
そして、とうとう、私にとって絶望的な時がやってきました。
妻のアソコから口を離した男は、立ち上がると、代わりに、そそり立つ肉棒をそこへ押し当てたのです。
「いやあ・・・もうだめ!ヤメテ・・・」
妻のか細い声が聞こえてきました。
『ああ、妻が犯される・・・』
私は、飛び出して止めさせようと思いましたが、結局、足が動きませんでした。
男の下半身が妻へと密着したと同時に
「ああっ・・・」という声が妻の口から漏れました。
それは、無常にも、男のチンポが妻に挿入された瞬間でした。
私は、妻が犯される姿をはっきりと見てしまいました。
やがて、男は腰を動かし始めました。
妻は最初のうち少しでも、男のモノが深く挿入されるのを防ごうとしていたのでしょうか、両手を男の肩にあて、
腕をつっぱっていたのですが、次第に、その腕は曲がり、終いには腕を男の肩に回すような姿勢になってしまいました。
こうして、二人のカラダは完全に密着し、妻は、男の巨根によって、何度となく、下から激しく突き上げられたのです。
次第に妻の息づかいが激しくなっていきました。
妻は自分の片方の手で口を塞ぎました。
それは、まるで羞恥の声が漏れるのを必死で堪えているように見えました。
やがて男は「しっかりつかまってろ」と言うと、妻の両足を抱え込み、いとも簡単に妻を抱きかかえました。
もちろん、妻のオマンコには男の大きな肉棒が突き刺さったままです。
一瞬、妻は驚いたように目を開けました。
初めて経験する体位ですから、妻が驚くのも無理はありません。
そして男は、妻のお尻を掴むと、腰を激しく動かしました。
次の瞬間、不意をつかれた妻の口から思わず「ああっ・・・」という声が漏れました。
動きを遮るものが何もなくなった男の肉棒は妻のオマンコ奥深くまで到達し、繰り返されるピストン運動の中で、激しく子宮を突き上げたのでしょう。
やがて妻は上半身を大きく仰け反らしました。
「あああ・・・いやあ・・・やめてえ・・・」
次第に、妻の声が大きくなっていきます。
それは拒絶の声なのか、それとも押し寄せる快感に堪えきれなくなった声なのか、私にはそのどちらにもとれました。
「ダメ・・・やめて・・・ダメ、ダメ・・・」
妻は男に抱きつきながら大きく頭を左右に振って叫び始めました。
「お願い・・・もう許して・・・」
そんな妻の姿を見ていると、間違いなく妻は犯されながら、感じ始めている・・・と私には思えました。
同時に妻を寝取られた夫の嫉妬とも思える感情が沸いてきました。
その後、男はバックから妻を犯しました。
男の長くて大きな肉棒が妻の蜜壷に出し入れされる時、それに白い妻の愛液と思われるものがべっとりついているのが見えました。
思わず、その卑猥な光景に、私は吐き気をもよおしました。
私は、もうこれ以上、その場にいて二人の獣のような交尾を見続けることはできませんでした。
私は、二人に気づかれないように静かにその場を去りました。
それでも、私の頭からは、今みた光景が消えることはなく、その後の二人の行為に対する妄想がどんどん膨れ上がっていきました。
それから20分ほどしてらです、妻が男に腰を抱かれながら戻ってきたのは・・・。

その日は、私と妻の間に、昨日以上のまずい空気が流れていました。
妻は私と目を合わせようとせず、ひたすら娘の面倒だけみていました。
そのような妻の態度は、私を拒絶しているとしか思えませんでした。
私は、無性に腹が立ってきました。
当然、妻は自分が男に犯されたことを私が知っていると思っているはずです。
だったら、何か一言、私にあってもいいはずではないか・・・私は、妻の気持ちがわからなくなっていました。
もちろん、男の前では話しにくいでしょう・・・だったら、せめてすまなそうな態度くらいしてもいいのではないか・・・と思いました。
私はこの日も男の命令に従い、車を運転していましたが、頭の中はずっとそのようなことを考えていました。
やがて車は県道ぞいを北上し、午後には○○県へと入りました。
一旦、街中で食料を買い込んだ後、再び、男の命令通り、山道へと逆戻りしました。
そして、この日も人里離れた山中で野宿することになったのです。
私は夕食が済むと、後手に手錠をかけられました。
昨夜と違うこと・・・・それは酒を飲む男の脇に、娘を寝かしつけた妻が座らされていることでした。
途中の町で購入したランタンの明かりが妻の憂えた顔を照らしています。
程よく酔いがまわった男は、私の目の前にもかかわらず、平然と妻を抱き寄せました。
妻は嫌がったものの、力で組み敷かれてしまいました。
男は勝ち誇ったようにニヤリとして私を見ると、強引に妻の唇を奪いました。
妻は顔を振って男の唇から逃れようとしましたが、男は妻の頭を押さえつけると、そのまま貪るようなキスを続けました。
「止めろ!」
思わず私は大声で叫びました。
すると、男は一旦、妻の唇を解放しました。
そして再び振り替えって私の顔を見ると、すぐさま、今度は唇を妻の首筋に這わせ始めたのです。
「やめろ、やめてくれ!」
そんな私の叫び声を嘲笑うかのように、男は、妻の首筋に吸い付きながら、妻のブラウスのボタンを外しにかかりました。
やがて、全てのボタンが外され前開きになったブラウスの間から、妻の白い乳房が露出しました。
男の唇はさらに下へと移動し露になった乳房へと到達しました。
やがて静まり返った闇夜に「ここではイヤ・・・」という妻の消え入るような声が聞こえました。
久しぶりに聞く妻の声でした。
ここではイヤというのは、夫の目の前で抱かれるのはイヤという意味にとれます。
つまり、妻は男に抱かれることを受け入れたわけです。
「そうか・・・やっと素直に抱かれる気になったんだな・・・」
男は再びニヤリとしながら私の方を振り向くと声をかけてきました。
「よう旦那・・・そういうことだ・・・さあ、お前は車の中に入っていてもらおう・・・さっさと行きな!」
私は追い立てられるように車へと向かわされました。
立ち上がるとき、チラッと妻のほうに目をやると、妻はブラウスの前を抑えながら、黙って俯いていました。
本当に屈辱的な瞬間でした。
私は重い足取りで車に着くと助手席に乗り込みました。
これから野外で始まるであろう、妻と男の痴態のことを思うと気が狂いそうになりました。
いくら車の中へ移動したと言っても、窓の外を見れば、多少離れていても二人の姿ははっきりと見えるのです。
おそらく声だって聞こえるでしょう。
しばらく私は頭を抱え込み、こみ上げてくる怒りと嫉妬が入り混じった複雑な感情を必死で堪えていました。
しかし、私の心の中には、どうしても二人の様子が気になって仕方ない・・・そんなもう一人の自分もいたのです。
結局、私は後者の感情に負け、恐る恐る窓の外に目をやりました。
私の目に真っ先に飛び込んできたのは、妻の白いパンティでした。
スカートは大きくめくりあがり、高く持ち上げられた形のよいピップが時折、ゆれています。
男は木に寄りかかりながら座り、その股間で妻の頭が上下に動いていました。
どうやら妻は男の肉棒を頬張っている様子でした。
命じられてやっているのか、それとも妻が自分の意思でそうしたのか・・・わかりません。
その体勢でのフェラが長く続いた後、男は妻にパンティを脱がせ、69の体位になりました。
車の中からは、仰向けに寝た男の大きくそそり立つ肉棒がはっきりと見えました。
そして、それに口を這わせる妻の顔も・・・。
男はわざと私に見せるような体勢をとったのでしょう。
見れば見るほど、男の肉棒は立派で、とりわけ大きく張り出したエラは見事としか言いようがありませんでした。
そんな肉棒を必死で頬張る妻の顔が時折、歪んでいるようです。
普段、私のチンポしかしゃぶったことのない妻にとって、男の巨根は、まるで口内を犯す凶器に近かったかもしれません。
しばらくすると、「うううう・・・」という妻の苦しそうな声が聞こえてきました。
最初、私は男のモノで口内を占領され、その息苦しさから出た声だと思いました。
しかし、それが私の思い違いであることは間もなく思い知らされることになりました。

やがて妻は男の肉棒を口から離しました。
妻の表情は今まで以上に歪み、ハアハアという息が口から漏れ始めました。
男の太い腕は妻の腰を抱きかかえるように押さえ込み、妻の下半身に下から顔を密着させ、その茂みにむしゃぶりついていたのです。
妻は男のそそり立つ肉棒を片手で握りながら、上体を大きくのけぞらしました。
その瞬間、声こそ出しませんでしたが、妻は口を大きく開けました。
最も恐れていたことが、その時、起ころうとしていました。
男の下半身への執拗な責めにより、妻は意に反して間違いなく感じ始めていたのです。
そんな、妻の変化を察知しのかどうかわかりませんが、男の責めは続きます。
いつしか、妻は男の膝の上に倒れこむ姿勢で、男の口での愛撫を受けながら、手で口を塞いでいました。
時折、背中がビクンビクンと震えているのがわかります。
かれこれ、そんな光景が10分近く続いた後、男はようやく、妻の陰部から口を離し、上体を起こすと木に寄りかかりました。
そして、しばらく自分の大きなマラを片手でしごきながら、肩で大きく息をしながらうずくまる妻の様子を見ていました。
やがて、男は何か妻に声をかけました。
しばらくすると妻は顔を上げ、男の方を見ました。
「早くしろ!下脱いで、こっちへこい!」
今度は、男の声がはっきり聞こえました。
妻は頭を左右に二度振りました。
『沙希、いいぞ、がんばるんだ・・・』
それが、無駄な抵抗だということはわかっていましたが、簡単に男の言いなりにならない妻に内心、安堵しました。
しかし、男がそんな妻のはかない抵抗を許すわけがありません。
「早くしろ!車の中の2人がどうなってもいいのか!」
まさに、それは妻にとって、殺し文句でした。
やがて観念したように妻はゆっくりと立ち上がると、スカートのホックを外しにかかりました。
『沙希、やめろ!』
そんな言葉を心の中で叫んだ私の目には、するするとスカートがずり落ち、その下から、白く艶かしい妻のヒップが露出する様子がうつりました。
「いいぞ、さあ、こっちへ来い!」
一瞬、私には妻がこちらを見たように思えました。
『沙希・・・行くな!』
そんな私の思いは届くはずもなく、妻はニヤニヤしながら待つ野獣のもとへとゆっくり近づいていきました。
『ああ・・・沙希・・・』
私は、これが全て夢であって欲しいとただ祈るしかありませんでした。
「よし、そのまま、ココへ腰を落としな!」
男は自慢げに大きなマラを指差しながら言いました。
「ううう・・・」
かすかに咽び泣く妻の声がしてきました。
「何度、言わせるんだ、早くしろ!」
男の怒声が響きました。
依然として、すすり泣く声はするものの、どうやらこの時点で、妻はもう完全に観念していたようでした。
妻は一瞬、空を見上げるような仕草をしてから、男の両足を跨ぐと、男の両肩に手をかけ、そのまま腰を落としていきました。
そそり立つ男の肉棒が妻のピップの中心に押し当てられ、やがて少しずつ、妻の中へ埋没していきました。
つい数秒前まで天を向いてそそり立っていた凶器のような肉棒が信じられないことに、すっぽりと妻のマンコに納まっていきました。
『沙希!』
私が心の中で妻の名を叫んだのと、妻が上体を仰け反らしたのがほぼ同時でした。
私は、またしても最愛の妻のオマンコに憎き男のマラが挿入された瞬間を見てしまいました。
男は妻の腰に手をかけると、前後に大きく動かしました。
膝の上に座った妻のヒップが艶かしく動き始めました。
「ほら、今度は自分で動くんだ」
男は妻の腰から手を離すと命じました。
妻はゆっくりと腰を動かし始めました。
「おい、もっと大きく早く動け!」
しかし、妻の動きに変化は見れません。
これには男も業を煮やしたようでした。
やがて、男は挿入したまま妻のカラダを180度回転させました。
妻の顔がこちら向きになり、その不安そうな表情がはっきりと見えました。
そして男は仰向けの状態のまま背後から妻の腰に手を置くと、軽く妻の腰を持ち上げました。
そして、なんとその体勢で激しく腰を上下させたのです。
妻のマンコに男の太いマラが出し入れされる光景がはっきりと見えました。
不意を突かれるかたちの責めに、妻の顔には焦りと戸惑いの表情がはっきりと見てとれました。
「いや・・・そんなこと・・・ダメ・・・」
そんな妻の言葉を無視しながら男の腰の上下動はさらに加速していきました。
同時に、妻の上体は徐々に仰け反り始めました。
「いやあ・・・やめて・・・とめて・・・」
男の肉棒は凶器と化して、妻のマンコを貫き通しました。
「あああ・・・いやっ!・・・だめええ・・・そんなことしたら・・・」
まさに、それは私が今までAVでしか見たことのない卑猥な体位でした。
男はまさに野獣となり、か弱く美しい妻を我がものにするべく、挑みかかっていたのです。
「やめて・・・お願いだから・・・やめてください・・・あなた・・・助けて・・・」
私にははっきりとそう聞こえました。
しかし、私は車の助手席で悶々として、そんな哀れな妻の姿を見守っているしかなかったのです。
妻が目の前で寝取られるというこの地上で最も情けない夫である自分の立場を思い知らされながら・・・。

「・・・あああああ・・・ダメよう・・・いっ・・・いっ・・・いっくううう・・・」
妻は大きく上体を仰け反りながら、後ろ向きに男に倒れ込みました。
依然として、妻のマンコには男のマラが突き刺さった状態で、妻の白い腹部が大きく上下動していました。
『あの妻が男にイカサレタ・・・』そんな絶望的な思いが私の胸を支配しました。
それは嫉妬にも似た感情でした。
しばらくして、妻は上体を起こされ、それまで上半身にかろうじて羽織っていたブラウスが脱がされました。
一糸纏わぬ姿になった妻の姿がランタンの光に照らせれ闇夜に妖しく浮かび上がります。
仰向けの男は両膝を立て、その上に妻に手をつかせると、再び、下から肉棒の激しい転送を開始しました。
「ああっ!」
一瞬、今までにないくらい大きな妻の声があたりに響きました。
慌てた妻は首を横に振りながら、口を自分の手で抑えました。
「ううう・・・」
それでも妻の低く押し殺した声が聞こえてきます。
容赦ない男の腰の動きによって押し寄せる快感のうねりは、妻の自制心を徐々に奪い去っていきました。
「あああ・・・ダメ・・・」
いつしか、妻の手は口から離れていました。
「ヤメテ・・・もう・・・そんなにしたら・・・ああああ・・・ダメ・・・・いやああ・・・また・・・い・・・いっちゃうう・・・」
こうして妻は二度目の頂点に達したのでした。
男は一旦、腰の動きを止めましたが、妻は男の両膝に手を置きながら、幾度となく全身を痙攣させ、下半身から押し寄せる快感を受け止めているようでした。
「いったな・・・だが、まだまだだ・・・」
しばらくすると男は妻の両手を後ろへ引き寄せ、上体を仰け反らせると、再び腰を上下に動かし始めました。
大きく開いた両足、その中央の茂みの中に、男の肉棒が激しく出入りしている様子がはっきりと見えました。
「いやあ・・・もうダメ・・・ヤメテ・・・」
そんな妻の声を愉しむかのように、男は腰を上下動するスピードを上げていきました。
「ダメ・・・そんなに・・・いやああ・・・あああああ・・・で・・・でちゃう・・・でちゃうううう・・・・」
次の瞬間、男はいきなり肉棒を妻のオマンコから引き抜きました。
すると、妻の蜜壷からは、噴水のように液体が吹き出ました。
何と、妻は潮を吹いたのでした。
妻は確かにもともと潮を吹きやすい体質でしたが、その時は今まで、私とのSEXでは見せたことのないくらい大量なものでした。
それでも男は妻に対する責めの手を緩めませんでした。
再度、男は決して萎えることのないチンポを妻の蜜ツボに挿入すると、思い切り下から突き上げました。
パワフルな腰の動きの前に、妻の快感は一気に高まっていきます。
「ああああ・・・また・・・・ダメ・・・・もう・・・また・・・でちゃう・・・いいい・・・ああ・・・いい・・・
でちゃう・・・ほんとに・・・いく・・・いくううう・・・」
男が肉棒を抜くと、妻はさらに大量の潮を噴き上げました。
そしてそのまま妻は仰向けの姿勢で、男の上に倒れこみんだのです。
本当に、私がこれまで見たことのない激しいSEXでした。
それにしても男の精力はまさに絶倫でした。
その後も、バックから正上位まで、およそ30分以上、妻を責め続けたのです。
最後は、妻のお腹の家に射精して終わったようですが、本当に獣のような交わりでした。
こうして2日目の夜は終わったのでした。

翌日の車の中は、前日までとは座席の位置が異なっていました。
運転する私の横には、チャイルドシートの娘が座っていました。
初めて経験する助手席からの光景に、娘は終始ご機嫌でした。
そして、2列目の後部座席には、妻と男が並んで座っていました。
男の意図は見え見えでした。
妻はできるだけ平静を装っていましたが、ルームミラーにうつる顔は次第に火照り、時には焦ったような表情を見せるよになりました。
男が妻に対して悪戯を仕掛けていることは明らかでした。
男の悪戯はどんどんエスカレートしていき、終いには、いやがる妻の唇を強引に奪いました。
ルームミラーには、男の顔が妻の顔にかぶさる様子しかうつりませんでしたが、妻の可愛い唇が男の唇で塞がれていることは間違いありませんでした。
妻は最初、腕を突っ張るようにもがきながら必死で抵抗していましたが、頑強な男の体力は、そんな妻の抵抗などに怯むはずもありませんでした。
やがて妻の上半身は男の逞しい腕によって身動きがとれないようにがっちり押さえ込まれました。
そして、男はその姿勢のまま、キスを続けたのです。
「ううう・・・」妻の潜った声がすると同時に、男は体勢を横向きに変えました。
次の瞬間、唇を重ね合う2人の顔が私の目に飛び込んできました。
妻はもはや観念したように目を閉じていました。
しかも、その唇は半開きになり、男の唇がその隙間に割り込んでいました。
まさに、そのキスは男が妻の唇を貪っているという表現がふさわしく、おそらく、妻は男の舌に侵入を許していたのだろうと思います。
そんな光景を見せつけられた私は嫉妬で頭が狂いそうになりました。
男は時折、チラッとこちらに視線を送ってきましたが、その時の、勝ち誇ったような目つきは今でも忘れられません。
一方の妻はと言えば、間違いなく夫に見られているのを知りながら、時折、嫌がる表情を見せていたものの、そのまま男の舌を受け入れ続けたのです。
長い長いキスがようやく終わり、妻は一旦、解放されました。
私はルームミラーごしに、妻の姿を追いました。
妻は俯いたまま、一度、手を自分の唇に持っていっただけで、決して、顔を上げることはありませんでした。
私のことを意識していることは明らかでした。
しかし、私の心を大きく乱す行為は、この後さらに続いていくことになるのです。

男は再び、妻を抱き寄せると、その白いうなじに唇を這わせました。
妻は目を閉じ唇を噛み締めながら、そんな男の行為に耐えているようでした。
やがて男の手は妻のTシャツの下から強引に滑り込むと、乳房に対する愛撫を始めました。
妻は首を左右に振りながら、自分のTシャツの下で蠢く男の手を片方の手で抑え込みました。
すると男は、何ともう一方の手でガバッ!と妻のTシャツを大きく捲くり上げたのでした。
ひとたまりもなく妻の美乳が露になりました。
妻はブラをつけることを許されていなかったのです。
ルームミラー越しに驚き慌てる妻と視線が合いました。
しかし、それはほんの一瞬のことで、すぐに妻は恥入るように目を伏せ、かわりに唇をきつく噛み締めました。
即座に男は妻の乳房に対する愛撫を開始しました。
当然のごとく、最初のうち妻は激しい抵抗の姿勢を見せました。
業を煮やした男は、妻の耳元で何かを囁きました。
その瞬間、何と妻は抵抗の手を急に止めてしまったのです。
いったい男は妻に対して何を囁いたのでしょうか?
まるで別人になったように、妻の態度は急変してしまいました。
妻は腕をだらりと下ろすと、もはや抵抗する意思を失ってしまったようで、瞳を閉じて、一方的な男の愛撫を受けとめ始めました。
『どうしたんだ?!沙希!』
私は心の中で悲痛な叫び声を上げました。
手による執拗な愛撫を受けていた妻の乳房は、いつしか男の口と舌によって蹂躙され始めました。
妻の乳房を吸ったり、舐めあげたりする卑猥な音が聞こえてきました。
そうするうち、それまでひたすら我慢していただけ妻は時折、眉をしかめたり、口を開けたりと、少しずつ反応が変わっていきました。
次の瞬間、妻の顔は男の頭で隠れました。
再び始まったキス・・・それは前回より長いキスで、時折、クチクチュという音が聞こえてきました。
おそらく半開きとなった妻の唇の間から男の舌がねじ込まれ、妻の舌は、いいように弄ばれていたのだと思います。
やがて、男はキスをしながら、妻の下半身に手を伸ばし、太ももに手をかけると強引に妻の股を大きく開きました。
「両足をシートの上に乗せるんだ」
男は妻から唇を離しながら、そう命じる声が聞こえてきました。
妻は恥ずかしがりながらも男に命じられるまま、シートに両足を乗せました。
そして男は再び、まるで私に見せつけるように妻の股を大きく開いたのです。
当然のごとく、ミニのフレアスカートは大きく捲られ、その中から妻の白いパンティがルームミラーにはっきりとうつし出せれました。
男はルームミラーごし私の方をみてニヤリとすると、指を妻のパンティの中心部へと這わせたのでした。
妻はもう耐えられないという表情をしながら、顔を横に向けました。
男はそんな妻の反応を楽しんでいる様子で、その後も嬲るように妻の下半身を指でなぞっていました。
「奥さん・・・ここ熱くなってきているぞ・・・」

すると男は、一旦上体を起こし、いっきに妻のパンティの中に左手を突っ込みました。
それまで横を向いていた妻は振り向いて男の顔を見ると、切ない表情をしながら顔を左右に振りました。
「やめて・・・ください・・・」そんな妻の声がかすかに聞こえてきました。
しかし、男は無言のまま、パンティの中にしのばせた手を動かし始めたのです。
私は、もう絶望的な気持ちといいようのない怒りに心を押しつぶされそうになりながらハンドルを握っていました。
しかし、そんな気持ちとは裏腹に、どうしても目線はルームミラーにうつる妻の痴態を追ってしまうのでした。
私の気持ちを察したのか、男は後ろから声をかけてきました。
「おい旦那・・・運転に集中しろよ・・・4人であの世行きたくないからな・・・」
それは、まるで寝取られ夫をあざ笑うかのような憎い言い方でした。
それから5分ほど経過した頃でしょうか・・・ハアハアという妻の息の音がし始めたのを機にルームミラーを覗くと、
そこには、さらに私を失意の底に落とすような光景がうつし出されていました。
妻は顔を男の肩にもたれかける姿勢で呼吸を乱しながら時折、顔をゆがめたり、口を大きく開けたりしていました。
視線を下に向けると、そこには妻のパンティがはち切れんばかりに大きく盛り上がり、そこが激しく動いている様子が見えました。
妻の蜜壷が男の太い指で掻き回されているのは明らかでした。
私にはクチュクチュという卑猥な音がパンティの奥から、かすかに聞こえてきたように思えました。
状況から考えて、男の行為によって、妻の快感が高まっている事実は認めざるを得ませんでした。
「腰をあげろ・・・」
再び男の命令が下されました。
しばらくすると、男は脱がせたての妻のパンティをわざと私に見せびらかせながら、ニヤリとしました。
同時に妻の茂みは男の左手で覆われ、指マンが開始されました。
男の胸にもたれかかる姿勢で抱きかかえられた妻・・・男の左手の動きが徐々に激しくなっていくのがわかりました。
同時にクチュクチュという卑猥な音が今度こそは間違いなく車内に響き始めました。
妻は右手で口を抑えました。
「うううう・・・」
妻の下半身から聞こえる音はさらに大きくなっていくにつれ、妻の声のトーンがどんどん高くなっていきました。
「うううう・・・、いや・・・うううっ!」
どうやら、妻は絶頂に達してしまったようでした。
おそらく、2列目のシートは妻が漏らした愛液でビッショリと濡れていたことでしょう。
しばらく、妻は男の胸の中でハアハアと大きく息をしながら抱かれていました。
私は依然として、胸が張り裂けそうな思いにかられながらも、なぜか二人の痴態をみて、恥かしいことに興奮していました。
それが証拠に、半立ちながら、私は勃起していたのです。
妻が男の指マンでいかされた姿を見てです・・・。
本当に自分が情けなくなりました。

その後、男は妻を連れて3列目の座席へと移動しました。
すると、二人の姿はルームミラーの私の視線から消えました。
どうやら男は妻をシートに押し倒したようでした。
「いやあ・・・こんなところで・・・やめて・・・お願い・・・」
妻の潜った声が聞こえてきました。
しばらくすると、二列目の背もたれに何か白いものがかけられました。
それは、妻が着ていたTシャツでした。
私の脳裏にTシャツを剥ぎ取られ、裸にされた妻の姿が浮かびました。
そして、それに覆いかぶさる男の姿も・・・・。
二人の姿が見えないだけに、私の頭には妄想だけが大きく広がっていきました。
とても運転などしている状況ではありませんでした。
ふと見ると、チャイルドシートに座っていた娘はいつの間にか寝ていました。
それがせめてもの救いでしょうか・・・
いくらまだ何もわからない年頃とはいえ、同乗する車内で母親が殺人犯に犯されるなどというおぞましい経験など絶対にさせたくない・・・
いえ、二人が行為に及ぶ、その同じ空間の空気を吸わせることすら避けたい気持ちでした。
娘のすやすや眠る横顔をみると不憫で仕方がありませんでした。
『この娘は、この後、どうなるんだろう?・・・私たち夫婦は?』
そんなことを考えているうち、ルームミラーには妻の白い足が見えました。
どうやら、男は妻の足を高く持ち上げたようです。
そして、同時にジュルジュルという音が聞こえてきました。
それは、紛れもなく、男が妻のマンコに対する激しいクンニを始めた証でした。
ハアハアという妻の乱れた息遣いが聞こえてきました。
しばらく、そんな息遣いの音が聞こえていましたが、そのうち「うううう・・・」という妻の潜った声がしました。
おそらく妻は自分の手で口を覆い、声が漏れるのを必死で我慢していたのだと思います。
夫は仕方ないとしても、自分のようすを娘だけには知られたくない・・・そんな気持ちだったのだと思います。
そのうち、ルームミラーに男の顔がうつりました。
男はこちらを見て、またニヤリとしました。
その口元は明らかに何かで濡れ光っているのがわかりました。
おそらく、それは男の唾液と妻の愛液が混ざりあったものだったのでしょう。
男は腰を上げると、もぞもぞと動き、やがて自分のズボンとパンツを同じく2列目の背もたれにかけました。
『まさか・・・おい、やめろ!』
「いやあ・・・それだけは・・・やめて・・・」
妻の男を拒否する手が一瞬、見えました。
しかし、男はその手を軽く払いのけると、そのまま再び、妻にのしかかっていったのです。
しばらく揉み合うような音が聞こえましたが、やがてそんな様子が静まると、絶望的な声が聞こえました。
「あああ・・・いやああ・・・・」
「よし・・・入ったぞ・・・」
とうとう、直接、目にしてはいないものの、私は同じ車内という空間で最愛の妻を犯されてしまったのです。

おい・・・お前の女房・・・もらったぞ・・・もう・・・俺のモノだ・・・」
トドメを刺すような言葉が背後から浴びせられました。
やがて、後部座席からはギシギシという激しい音が聞こえてきました。
私の脳裏には、昨日、目にした男の巨根が妻のマンコに出し入れされる様子が鮮明に浮かび上がりました。
そしてそんな音が5分以上続いた頃、その音に「あっ・・・あっ・・・」という妻の声が時折、混じるようになりました。
その声を聞いた男は、ここが責め時と思ったのでしょうか・・・
ますます激しい挿入を繰り返し、さらに妻の足を高く上げると、深い挿入も試みていました。
2列目の背もたれから見える妻の白い足が大きく揺れ動いています。
「あああ・・・ダメ・・・そんなにしないで・・・」
「ははははは・・・・ほら、もっと感じろ・・・もっと声だせ・・・旦那に聞かせてやれ・・・ははははは・・・」
本当に悪魔のような男です。
しかし、そんな下劣な男の責めの前に、妻としての、そして母としての理性は崩れ始めていました。
「いやあ・・・そんなこと・・・うううん・・・」
どうやら、妻の唇が男の唇で塞がれたようです。
「もっと、舌出せ・・・もっと・・・」
二人が舌を絡めあう姿が目に浮かびます。
「よし、今度は俺が下になる」
男は起き上がりながらそう言うと、3列目のシートに座り直しました。
しばらくして、ゆっくりと起き上がってきた妻の姿が見えました。
「スカートも脱げ・・・」
ルームミラーにうつる妻の白い背中・・・とうとう腰を覆っていたスカートさえも脱がされた妻は
そのまま男に跨がされ、一度、浮いた上体が徐々に沈んでいきました。
妻の上半身が仰け反った時、私は妻のオマンコに男の肉棒が挿入されたことを確信しました。
男はじっくりと時間をかけ、オマンコに挿入した肉棒の感触を愉しみながら、妻を時間をかけて嬲っていきました。
一方の妻は、もうそれだけで十分すぎて、声こそ抑えているものの、迫りくる快感に身を震わせているようでした。
おそらく、娘と夫がいる車内で、しかも夫に見られながら他人の肉棒で犯されるという、これ以上ないくらい背徳的なシチュエーションが、興奮を煽っていたのだと思います。
そんな対面座位が10分以上、続いたと思います。
その間、私は、妻と男がキスしあうシーンを2度、目撃しました。
もちろん、それは男から求めたものだと思いますが、私の嫉妬の炎はこれ以上ないくらい、燃え上がっていました。
その後、再び2人の姿はミラーから消えました。
すると、「あっ・・・ああ・・・」という妻の喘ぎ声が聞こえ始めました。
おそらく妻を襲う快感の嵐は、我慢できる限界にきていたのでしょう。
正上位にされ、少なくとも夫の目から身を隠くせたことで気が緩み、思わず声が出てしまった・・・
「あああ・・・あああああ・・・・」
「いいか・・・もっと声だせ・・・いいぞ・・・」
男が腰を大きく振る気配が伝わってきます。
「おお・・・いいぞ・・・このまま中に出すぞ・・・いくぞ・・・」
男の唸るような声がしました。
「あああ・・・・ダメ・・・中だけはヤメテ・・・ダメえ・・・あああ・・・」
という妻の声が重なりました。
なんと男は妻の中に出そうとしています。
それだけは何としても止めさせなくてはならない・・・私はブレーキを踏みました。
「出でるぞ!」
「あああ・・・ダメ・・・ああああああ・・・・」
時すでに遅し・・・車が停止するのと、男が精を妻の中にぶちまけるのが、ほぼ同時でした。
私は絶望からハンドルに顔を伏せました。
「おい、早く車を出せ!」
しばらくして男の声が後ろからしました。
私は顔を上げると、ルームミラー越しに男を睨みました。

男は、2列目に移動してきて、何食わぬ顔でズボンの履き直しました。
上半身は依然として裸、筋肉粒々とした逞しい裸体が汗で光っています。
妻の姿は見えません。
きっと放心状態で、3列目のシートに横たわっていたのでしょう。
私は仕方なく再び車をスタートさせました。
妻がルームミラー越しに姿を見せたのは、それから10分以上経過してからのことでした。
いつの間にかTシャツは着ていましたが、髪は乱れた状態のままで目は虚ろのように思えました。
「ティッシュとってもらえます・・・」
久しぶりに聞く妻の声でした。
それは私ではなく、男にかけられた声でした。
男は頷くと、すぐさま近くにあった箱ティッシュを妻に手渡しました。
どうやら妻は体内に流し込まれた男の精液を処理したかったようです。
妻のオマンコから流れ出る大量の白い体液・・・それを丁寧に拭き取る妻の姿が私の頭の中で妄想となって広がりました。
カーッとカラダが怒りから熱くなるのを感じました。
「おい、これ履くか?」
男はパンティとスカートを妻のほうへ差し出しながら聞きました。
妻は無言でそれをひったくるように受け取りました。
こうしてようやく妻が2列目のシートに戻ってこれたのでした。
その後の妻は、窓から外の景色を眺める時以外は俯いているか、目を閉じていて、決して、私と目を合わせようとはしませんでした。
いや、できなかったのだと思います。
男のほうも、十分、満足したのか、それ以上、妻に手を出すことはありませんでした。
やがて、前の座席に飽きてきた娘が妻を求めてぐずり始めました。
男は仕方なく、私に車を停めさせると、チャイルドシートの交換を命じました。
私は一旦車を降りて、助手席に回るとチャイルドシートを外し、後部座席に付け替えました。
その間、男は車を降りてタバコを吹かしていました。
一瞬、妻と目が合いました。
すると妻は、私に一枚の紙切れを渡してきました。
妻は真剣な表情で私を見つめながら頷きました。
私は運転席に乗り込む前、男に気づかれない位置で紙切れのに書かれていることを読みました。
『あなた、私が男の気を惹いている間に、彩花を連れて逃げて下さい』
その紙切れには、そう書いてありました。
果たして妻はいつ、これを書いたのかわかりませんが、
その乱れた短い字の中に、自分を犠牲にして私と娘を助けようとしている妻の気持ちがこめられていました。
私は運転席に乗り込むと、ルームミラーで妻の顔を見つめました。
妻は何事もなかったように、娘の相手をしていました。

それから、2時間ほど、車を走らせた頃、
「車を停めてもらえます。彩花がトイレに行きたいって・・・」という妻の声がしました。
その時、車は国道沿いを走っていましたが、場所的にトイレがあるようなところではありませんでした。
男は、横道に入るように命じてきました。
私はハンドルをきり、細いわき道へと車を進めました。
5分ほど、進むと道は行き止りになりました。
「このあたりでいいだろう・・・旦那、適当なところへ連れて行ってやりな・・・」
私はエンジンを止め、シートベルトを外しました。
運転席のドアを開けて降りる時、背後から男の声がしました。
「おい・・・わかっているな・・・用を足したら、娘を、ゆっくり散歩でもさせてきな・・・」
もちろん、私には男が言わんとしていることがわかりました。
私が、後部のスライドドアを開けると、奥に座っていた妻と目が合いました。
真剣に見つめる妻の目は、『あなた、これがチャンスよ・・・逃げて・・・』と語りかけているように感じました。
しかし、その目は同時に、私たちと永久に別れることを覚悟しているかのようであり妻の不憫さを思うと、胸がすごく痛くなりました。
私は娘を降ろすと、車から離れました。
間もなく車のドアが開く音がして、男が助手席から降りると、後部座席に乗り込んでいくのが見えました。
今まさに自分を犠牲にして私たちを助けようとしている妻・・・今頃は、車の中で男に押し倒されていることだと思います。
私は娘が用を足した後、私は何度も車に戻ろう、妻を助けようと思いました。
しかし、妻が自分のカラダと引き換えに守ろうとしたもの・・・最愛の娘彩花のことを考えると・・・。
私たち3人が、このままずっと、あの男と一緒にいることなど到底出来ないことです。
殺人を犯し逃走を続けている男にとって、私たちは人質同然の存在であり、今の状況ですんなりと解放されるとは思えません。
いつかは足手まといになる時がくるはずです。
そうなった時、私たちに命の保障などないことはわかっていました。
『妻の言葉通り、このまま逃げて警察へ駆け込もうか?』
『いや、いくらなんでも妻を見捨てるなんてできない・・・。』
『ではどうする?』
『男と闘うか?』
『相手は拳銃を持っているんだぞ。』
『しかも、こちらには彩花がいる・・・。』
などと、心の中で自問自答を繰り返しました。
とりあえず私は妻の様子を確かめるために車に戻ってみることにしました。
娘には少し離れた広場で遊んでいるように言い聞かせ、こっそり男に気づかれないように車に近寄りました。

車まで10mくらいの距離に近づくと、車の中から妻の声がはっきりと聞こえました。
「あっ・・・ああああ!・・・」
それは、車の揺れとともに外まで大きく響いていました。
さらに5mくらいの至近距離に近づくと今度は車内の様子がはっきりと見えました。
そこには上半身裸の妻が、髪を掻き乱し仰け反りながら大きな喘ぎ声をあげている姿がありました。
男の姿を確認できないところから、どうやら女性上位の体位でフルフラットに倒したシートに横たわっているのだと推測できました。
「あああ・・・いい!」
果たして、妻が本気で感じているのか、それとも演技をしているのかは、その時点でわかりませんでしたが、これまでにないくらいの歓喜の声を上げていることは確かでした。
「いいか・・・そんなに俺のチンポはいいか?」
「・・・いい・・・ああっ!ダメ・・・そんなにつかないで!」
「ほら・・・いけ・・・いってしまえ、俺のチンポで!」
「いやあ・・・ダメ・・・ほんと・・・そんなについたら・・・いく・・・いくう・・・」
次の瞬間、妻の姿が視線から消えました。
どうやら絶頂に達した妻はそのまま男の胸に倒れこんだようです。
妻の激しい息遣いだけが、依然として聞こえていました。
「どうだ・・・旦那とどっちがいい?」
「・・・」
「なあ・・・このまま俺の女になれよ・・・」
「・・・」
「旦那のことは忘れろ・・・いや、絶対に忘れさせてやる!」
妻は再び上体を起こされ、そのまま男の上でカラダを180度回転させられました。
妻はちょうどバックドアをむくような体勢となりました。
私はそっと移動してバックドアから中の様子を伺いました。
全裸の妻は同じく全裸の男の上に腰をおろす姿勢で、たち膝となった男の膝に手をあてていました。
幸いにも、男の視線は妻のカラダで遮られ、私は見つからずに済みました。
次の瞬間、妻と目が合いました。
一瞬、妻は目を大きく開きビックリした表情を見せましたが、すぐに小さく首を顔を振りながら、口で合図を送ってきました。
『に・・・げ・・・て・・・』
私には、はっきりそう受け取れました。
やがて、妻の腰に背後から男の手がまわると、妻の腰はわずかに持ち上げられました。
そして、男は激しく腰を上下動させ始めました。
妻の茂みに、あのオゾマシイ男根が出入りする様子がはっきりと見て取れました。
それまで私を見ていた妻の目は閉じられ、そのかわりに口が半開きとなってきました。
「・・・いやあ・・・あなた・・・もう・・・わたし・・・ああっ・・・はやく!・・・あああああ・・・もう・・・ダメ!・・・」
妻は両足を大きく開いて上体を仰け反らして叫んでいました。
さらにはっきりと妻のマンコに愛液で光る巨根が抜き差しされる卑猥な光景が見えました。
そんな妻の姿を見て、私はもう居た堪れなくなり、止め処もなく涙が零れ落ちました。
『沙希、ゴメン・・・』
「あああ・・・いい・・・ダメ・・・いっちゃう・・・また・・・いっちゃう・・・ごめんなさい!・・・いく・・・いく・・・いくう・・・」
そんな妻の絶叫を耳にしながら、私は車を離れました。
今、思えば私は本当に情けない男です。
私は、その時、間違いなく嫉妬していました。
今目にした妻の痴態に頭が混乱してしまい、冷静さを完全に失っていました。
気がつくと、私は娘を抱きかかえながら、国道の方へと走り出していました。
途中、男の肉棒に貫かれ、仰け反っている妻の姿が何度も頭に浮かびました。
10分ほど走ると、ようやく、もと来た国道へと出ました。
しかし、これで安心できるわけではありません。
なにせここは市街地から遠く離れた山中です。
この時間の交通量は少なく、行きかう車はほとんど見当たりませんでした。
私は、息が苦しくなるのを必死で堪えながら走り続けました。
それからさらに10分ちかく走り続けた頃、私たちに幸運が訪れました。
近づいてきた一台の車・・・私たち親子は、こうして救われたのです。

私たちは、そのまま、最寄の警察署に身柄を保護されました。
簡なに事情聴取が行われ、即、男は指名手配されました。
警察は、妻が男といることに戸惑いを隠さないようでした。
どうしてそのようなことになったのか、私だけどうして逃げることができたのか、その辺りの事情を私は何度も聞かれました。
口に出して言わないものの、妻を残して逃げてきた夫には当然のことながら非難の目が向けられました。
私は居ずらい雰囲気を肌で感じつつ、ひたすら妻の無事を祈るしかできませんでした。
警察は、私の車を追跡し始めたようでした。
担当の刑事から、妻たちが、5kmほど離れた山間のラブホテルにいるのが発見されたと聞かされたのは、翌日の午前11時頃でした。
娘と一緒に逃げてから、およそ22時間が経過していました。
すでに警察はホテルを包囲してましたが、妻が人質として一緒にいる限り、簡単には突入できなかったようです。
午後2時、警察が強行突入し、ようやく妻の身柄を確保したという知らせが届きました。
男はその場で射殺されたとのことでした。
男が射殺されたことを聞いても、特別な感情は起きませんでした。
それより私は、すぐにでも妻に会いたいと思い、警察にお願いしましたが、妻が病院に搬送されている途中なので、今しばらく待つようにと言われました。
警察署にはマスコミ関係者が大勢押し寄せ、たいへんな騒ぎになっていました。
どうやら、私をとどめたのは、そのようなマスコミに対する配慮もあったようです。
私は妻の状態を案じつつ、辛抱して待ちましたが、思いもしないところで、妻に関する情報を得ることのなりました。
それは、私が警察署のトイレの個室に入っていた時のことです。
私が用を済ませ、水を流そうとした時のこと・・・
「おい、例の事件のこと、聞いたか?」
個室の外で声がしました。
「例の事件って、ラブホテル監禁の件か?」
「そう、そう・・・」
「聞いたって何を?」
「人質になっていた人妻が救出されたときのことだよ・・・」
「いや、詳しくは聞いてない・・・」
「それがよ・・・ホテルの室内はたいへんだったてさ・・・」
「たいへん?何が?」
「室内にはティッシュがそこらじゅうに散らばっていたらしくてよ・・・」
「ティッシュ?」
「そう、男の精液がべっとりついたやつだよ・・・どうやら奴さん、死ぬ間際に、その奥さんとやりまくったらしいな・・・」
「へえ・・・そんなにいい女なのか?」
「ああ・・・しかも、これこそ、マル秘の話なんだが・・・踏み込んだ時、奴さん、どうやらあの最中だったらしい・・・」
「へえ・・・こりゃあ、たまらんなあ・・・」
「なんでも女をバックから突いていたってよ・・・だから、ろくに抵抗できないまま、やられたんだろよ」
「それにしても、その奥さん、気の毒になあ・・・」
「ああ・・・二人がチェックインしたのが昨日の夜8時だそうだから、約18時間、一緒にホテルで過ごしたことになる。その間、何発、男にやられたのか・・・」
「こりゃあ、マスコミがかぎつけたら大変だぞ・・・」
「だからだよ・・・最大限の報道規制をしいている・・・その奥さん、実はすでに東京の病院に搬送されているらしい・・・このことは旦那にもまだ知らせてないそうだ・・・」
「旦那が、このこと聞いたら・・・ただでは済まないぞ・・・」
私は、その話を個室でカラダを震わせながら聞いていました。
その話の内容は十分予想できるものでしたが、改めて、他人の口から真実を聞くと、ショックは大きいものがありました。

私が最後に見た妻と男の激しい車内SEX・・・結果的にあれが、私たちが逃げる時間を稼いだのだと思います。
その間、30分だったのか、それとも1時間近くだったのかわかりませんが、とにかく今思えば妻のがんばりで私たちは救われたのです。
しかし、それからが大変だった。
ことを済ませた男は、やがて私たちが戻ってこないことに気づいた。
その時の男の怒りはそれはたいへんなものだったでしょう。
残された妻は、覚悟はしていたでしょうが、その男の怒りを全て一人で受けとめるしかなかった。
「お前の旦那は、お前一人を見捨てて、娘と逃げやがった・・・まったくひでえ男だよな!ええ、これでわかっただろ、所詮、お前の亭主はそういう意気地なしの男だったのさ!
こうなるとわかってりゃ、もっと早くに殺しておけば良かった。お前のことが可哀相だからなんて、柄でもない温情をかけたのが失敗だった。チキショウ!なめたまねしやがって!!」
などと、散々私のことを罵ったことでしょう。
いずれにしても、私たちが逃げたことで、この先、捕まるのは時間の問題だと悟った男は開き直り、遠くへ逃亡するのをやめ、近くのラブホテルに妻を連れ込んだのだと思います。
そして、時間を惜しんで、夜通し妻とSEXをやりまくった・・・もしかしたら、私に逃げられた腹いせに、怒りの矛先をすべて妻に向け、そのカラダを汚すことで性欲と心を満たしてのかもしれません。
果たして妻は、どんな気持ちで男と過ごしていたのでしょうか?
私は、今でも、時々、あのホテルでの出来事を妻に聞いてみたい衝動にかられることがあります。
妻が他人に抱かれる姿を見て興奮するという寝取られ願望の話は以前、聞いたことがありましたが、まさか自分がそうなるとは思ってもみませんでした。
私は2日目の夜、野外で男に抱かれ、喘ぎ声をあげながら、潮を吹いていた妻の痴態、車のバックドアのガラスごしに夫に見られているのを知りながら、下から突き上げられる男の肉棒によって絶頂に
上りつめた妻の痴態が脳裏から離れなかったのです。
あれは間違いなく演技ではない、妻の本当の姿だったと確信しています。
それ故に、精神的に追い込まれ、一種の極限状態に身を置いた男と妻がホテルの一室でいかなるSEXを繰り広げたのか・・・私はどうしても知りたくて仕方がありませんでした。
私は、病院から家に戻ったきた妻を見ると時々、あのホテルのベッドの上で、全裸で横たわる姿、男の肉棒をおいしそうにしゃぶる姿、両足を男に絡ませて肉棒をオマンコ深く挿入されている姿、
バックからがんがん突かれ大声で乱れまくる姿、男の上に跨り、下から激しく突き上げられる度に、歓喜の声を響かせ、仰け反っている姿などが、妄想となって現れました。
私は、その度に嫉妬しながらも、股間を熱くしていたのです。
一方、心の狭い私はの中には、そんな妻を許せない自分も存在していて、ちょっとしたことで妻に冷たくあたることがよくあります。
もちろん、夜の生活は最初にも書いた通り、あの件以来、まったくありません。
先日、キッチンのテーブルの上に、そっと離婚届用紙が置いてありました。
直接、口に出して言わないものの、それは妻から私にあてたメッセージだと受け取りました。
果たして、私たち夫婦がもとのような普通の生活に戻れる日はくるのでしょうか?
そのためには妻ではなく、私自身がかわる必要があることはわかっています。
そして、もう一つ、大きな問題・・・それは現在、妻のお腹の中にいる子供、もちろんあの忌まわしい事件の申し子のことです。
まさに男は死んでもなお大きな爪あとを私たち夫婦に残していきました。
もちろん、私は清算させるつもりですが、果たして妻はどういう気持ちなのでしょうか?
犯され、弄ばれた男の子とはいえ、体内に宿った命に多少なりとも未練というものはないのでしょうか?
私たちは、このことをまだしっかりと話し合っていません。
いえ、万が一にも、妻が子供を産みたいと言い出すのをおそれて、私はこの重大な問題から逃げている気がします。
とにかく、このように私たち夫婦が、あの悪夢の4日間を清算するためには、多くの問題が山積みで、まだまだ時間がかかると思いますが、
今度こそ、しっかりと妻を受け止められるよう、私は努力していきたいと思っています。

おわり

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