レズ噂から本当にレズに。


陸上記録会で、走り幅跳び。暑い汗に、砂場に飛び込み砂まみれ。陸上の長距離の苦手な私は、短距離。そして、スポーツドリンクを飲みたくて、バックを置いた木の所に行く。しかし、木の前に行き、目が点になった。あっ、私のバックが無い。慌てて周囲を見るが、どこにも見えない。どうしたの、明日香。友人が、右往左往する私を見て、声をかけた。無くなっているの、私のバック。えっ、無いの! 友人の有希が、驚く。先生、明日香のバックが、盗まれました。えっ、久保のバックが、無くなったの。引率の、陸上部の顧問の工藤も驚く。バックの中身は、タオル、ジャージ、水筒、小銭の数百円の財布。私の気持ちは、混乱。その後、とりあえず出た100メ―トルは、気持ち落ち込み、最下位。会場の陸上競技場は、高校生だけ。そして、バックも見つからず、閉幕。服装の陸上ウェアは、競技場を出たら、水着で、街を歩くのと同じ。顧問の工藤の車で、家に帰る。一体、誰が、あんな物を盗んだのかね。工藤の、のんびり口調に、はら立つが、教師を相手に怒れず。 家に帰って、ベットに倒れ込んだ。そこに、スマホが、着信。公衆電話に不審に思いながら出ると、女性の声。あなたのバック、中島神社の鳥居の近く。そこに、有るわよ。えっ、あなた、誰なのよ。私の問いかけに、電話は切れた。中島神社は、自転車で、10数分。そんなに、遠くも無いが、坂道。陸上している私も、すこししんどい。そして、神社の鳥居が見えると、ジャージの女子が、こちらを見ている。そして、至近距離で、はっとっ、息をのんだ。中学校の同級生、田村美波。高校は、別で、今日の記録会にも出ていた。美波、あなた、まさか、私のバックを盗んだの。そうよ、明日香、あなた、中学の時に、私をいじめ。その、仕返しよ。いじめ? 私が、困惑しているとっ、美波は、言った。私が、姉とレズって、言いふらした。言われて、思い出した。美波は双子で、レズのデマが、言われていた。何かの誤解で、私が、言い始め。この様に、思われていた。美波は、バックを返した。バックを開けると、バックの中に、切り刻んだ、ジャージ。そして、走って逃げる美波。私も怒り、爆発。坂道を下る美波を、自転車で、追いかける。そして、自転車を美波に体当たりさせて、転倒させた。美波のジャ―ジを引っ張るとっ、脱げて陸上の短パン。それも、引っ張ると、尻の素肌が、露わ。この時に初めて、他人の性器を触った。何とも、不思議な気分。落ち葉の中を、転がり落ちる、私と美波。 ちょつと、あんた達、何しているの。通りがかりの老女から言われて、私と美波は、その場から、走って逃げた。 それから、こっぜんとっ、私の美波に対する憎しみ。この気持ち、消えた。美波も、私に対しての恨み。これが、消えた。いつの間にか、レズの噂から、本当にレズ。これに、私達は、なってしまった。

 

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