通勤列車で


 僕はいつも通り通勤列車に乗り込みました。いつもはラッシュにかかる時間なので座ることができませんが、この日は列車が比較的空いていました。一部の学生が夏休み期間に入っていたからかもしれません。いずれにしても、座ることができました。
 同じ駅で後から列車に乗ってきた20代後半と思われる女性が僕の前に立ちました。列車が動き出すと、彼女はノースリーブの服を着ていたが、ためらうことなくつり革に摑まりました。当然、彼女のワキの下が見えるようになりますが、彼女のワキの下には、5ミリから1センチくらいの毛が生えていました。濃くはないですが、特に本数が少ないというわけではないので、毛は目立っていました。
 彼女が美人なのに加えて、昭和末期ならギリギリ見かける状況かもしれませんが、完全な脱毛が普通になった現代では明らかに遭遇しない状況ですので、思わずワキ毛をチラチラ見てしまいました。処理をしない派でもなく、明らかの処理忘れのワキ毛に興奮してしまいました。

 

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