あだん 3


前回:  あだん 2

 「あだんちゃんも、鬼籍に入ったね~」

 メアリーさんは、つるつるロケット乳によるパイ摺りが売りだった。

 しばらく会えずにいたあだんの消息は、同僚?のメアリーさんのそんなショッキングな話だった。

 「?・・・」
 鬼籍という言葉の意味は。

 
 「あなただったの」

 それから数週間後、最初の出会いからはほぼ一年後の三月八日。

 あだんに会えた。

 しかし、元気はなく、顔色も悪そうだった。

 そして、吸精虫のようなあそこの締りもなくなっていた。

 『あだんちゃんも鬼籍に入ったね~』

 僕はメアリーさんの言った言葉を何度も何度も頭の中でリピートさせていた。
 

 
 

 

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