憧れの老夫婦


家の前に洋服の製造販売店がありました。子供のころその老夫婦に憧れていました。子供が結婚する前から、この夫婦は、いつも一緒に、お風呂に入っていました。 旦那は、イケメンでなくも、ひと財産作ったという、貫録というか、風格がありました。奥さんは、町の3大美人とか?。言われたらしい?。このころの経済的に余裕のある人は、たいてい和服を着ていました。その奥さんは、和服を着崩して、色っぽい着方をしていました。近くの内科医の色白で、ポッチヤリした奥さんや、隣組の美人の奥さんより、好感を感じていました。愛想がいいというか、簡単にいうと、色っぽいということでしょう。                                         となりのおばさんが、「あのふたり、金魚の糞みたいにいつも一緒だよ」と冷やかし半分言っていました。ある夏の夜、近所の子供3人で、プロレスのテレビを見させてもらっていました。隣は、お風呂場で、奥さんが一人で入っていました。しばらくすると旦那が入るとと言って、入っていきました。家族は、結婚したばかりの子供とこれから結婚する子供二人の計3人いました。子供は、3人ごろごろ横っていました。そこに奥さんが、腰巻ひとつで、上半身裸で、出てきました。私は、テレビどころでなく、奥さんの裸体にくぎずけ名なりました。おっぱいは、スルメでしたが、美人で、品の良いおばさんの腰巻姿が、神々しく映りました。子供の一人も、ジロジロお袋さんの腰巻姿をシゲシゲ見とれていました。そのときは、タンスの上の鏡に向かって、汗もよけの白粉を塗っていました。          この老夫婦は、たいてい一緒にお風呂に入っていました。子供が結婚するにあたり、近くに隠居宅も作りました。冬のまだ明るいうちから、どこということなくどちらからが、先に入り、どちらかが「入るよ」という掛け声で入っていました。まだ、明るいのに従業員も働いていましたが。たまたま外にいると。「あの子は、しょうがないよ」とか、「背中を流してくれ」とかいう会話も聞こえてきました。     夏は、良く窓を開けてこの老夫婦は、入っていました。あるとき老夫婦がないかしているようでした。私は、興奮して覗きました。が、湯気で、良く見えませんでした。 ご隠居宅は、女中とも暮らしていましたが、他人の眼も構わず、二人で入浴していたでしょう。旦那は、奥さんのいないとき、女中に背中を流させたかも。旦那も、貫録がありましたから。

 

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