ヒガンバナ 2 ~秘め事は被虐の味~


再び真紀を抱いたのは3月末、真紀の部屋だった。
「うーん、まだちょっと痛いなあ。血は出てないみたいだけどね。」
真紀と俺のアパートは、私鉄で5駅離れていた。俺の方が都心に近いので家賃の割りにアパートがボロなのだった。次第に快感を覚えてきた真紀を俺の部屋で抱けば、隣に真紀のヨガリ声が漏れているはずなのだ。真紀は可愛い女の子だから羨ましがられる優越感には浸れるが、結婚可能な四親等とはいえ親や親戚に内緒の近親者における相姦なので、聞こえる事自体後ろめたかった。
「ああ、気持ちいいよお兄ちゃん。ああ、お兄ちゃんのチンチン大好き。」
こんな声を聞かされたら、ただならぬ関係と疑われかねないととても引け目に感じていた。なので、8割方は真紀の部屋で愛し合っていた。真紀の部屋には俺の着替えが増えていった。

夏休み、盆前までバイトして、旅行しながら帰省した。旅館や民宿の宿帳には本名を記した。苗字が同じで俺をお兄ちゃんと呼ぶ二人は血縁者で何となく似てるので兄妹と間違われたが、一々反論しなかった。だから、真紀のマンコを拡げてクリまで舐めると、部屋の外に聞こえないように必死で声を押し殺して喘いでいた。でも、チンポを入れられて感じて収縮した膣の中ほどの壁をカリで細かい振動を与えてやると、歯を食いしばって耐えていた真紀の口から、
「あうう、ああ、ううう、うぐっ、くううう…」
耐え切れず喘ぎ声を漏らしながら快楽に浸っていた。
翌朝、朝食の時に他の宿泊客の様子が気になって仕方なかった。民宿ならオーナー達には部屋に性交渉の痕跡が残るからバレバレだが、真紀の声がどれだけ外に聞こえたのか気になっていた。涼しげなノースリーブのワンピースを着て、まるで高原の美少女のような真紀に注がれる視線は、可愛さを観賞しているのか、はたまた昨夜の喘ぎ声の主なのか見定めているのか、自意識が過剰になっていた。

故郷へ向かう新幹線、真紀は一駅手前で降りた。俺はその先の駅が実家だった。そこで一度離れても、数日後には本家で顔を合わせて仲良く過ごした。
「お前達、昔から本当の兄妹のように仲がいいなあ。健斗がいるから安心して真紀を東京に出したんだけどな。」
叔父の言葉が胸に突き刺さった。まさか、真紀が俺に抱かれてヨガッてるとは完全に想定外のようだった。チラッと真紀を見た。ペロッと舌を出して微笑んでいた。

俺と真紀は、兄妹のような幼馴染のような不思議な信頼関係で結ばれていた。だからなのか、セックスに対する遠慮が無かった。俺が買い込んできたエロ本を見て、真紀は興奮していた。SMの雑誌を見て、
「こんな綺麗な女の人が、こんな恥ずかしい格好でアソコを弄られてるなんて信じられない。これ、ボカシがかかってるけど、絶対何か入れられてるよね。キャー、いやらしい。」
「何だ真紀?私もされてみたいなんて言い出すんじゃないだろうな。」
「へへ、ちょっと興味あるかも。」
俺は真紀を開脚に縛って、むき出しにしたマンコにビール瓶を入れてる姿を鏡に映して見せてやった。
「ああん、恥ずかしいよお兄ちゃん。ああっ、アソコに便が出し入れされてる。ああ、いやらしい。」
俺は、真紀の後ろに回って真紀を抱きかかえて座り、背後からマンコに生チンポを入れて腰を動かした。
「ああーっ!お兄ちゃんのチンチン入ってるとこ見えてる。あん、お汁がジュブジュブ音がして恥ずかしい。」
左手で真紀の乳房を揉み、右手で真紀のクリを転がしながら俺は腰をグイグイ動かした。
「ひゃー、ひいっ、ひいっ、おかしくなるぅ、頭がおかしくなっちゃう」
鏡に映る真紀は、清純さを失ってただの一匹の牝になっていた。顔を歪めて目は虚ろ、最後は半開きの口からよだれを流して絶頂を迎えた。
グッタリした真紀は、初めて激しく取り乱して絶頂を味わって、恥ずかしそうに頬を染めていた。俺は、グッタリした真紀を縛ったまま容赦なくもう一度犯して狂わせて、真紀の顔に射精した。
こうして清純な真紀の中に、被虐の精神が芽生えていった。

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