一石二鳥な経験


行きたい内定も決まらず彼女とも別れて電車に揺られる毎日怠いなーとその日も電車に目の前に凄く綺麗な女の人がいた。その日も朝から満員になった。オレはたまたま座れてふっと顔を横に向けるとさっきの女の人が俯いて痴漢されてた。
巻き込まれるのは嫌だったけど前人に席譲って次の駅についたときに移動できた。まだ触るおじさんに「彼女嫌がってるでしょ。気持ち悪い!」と腕持って大声だしたら「私は何もしていない、見間違いだ!」と反論「こっちは見てたんだよ。」その場の何人かもみてたらしく次の駅でお縄に。面接あるのに事情徴収。
時間過ぎて電話したが取り合ってもらえず帰ろうとしたら女の人に御礼したいのでこの後時間あるかと聞かれた。
「いや、別に周りの人も助けてくれてたし俺なんもしてないですよ。」と言うと「お仕事ですよね?ではこちら渡しときます」と名刺を貰った。名刺を見ないまま「就活生ですので別に今日で大丈夫です。」といって
喫茶店に話によれば最近ずっとさっきの人に痴漢されてたらしく怖くて声出せなかったらしい。事情があって親にも言えないし。周りとの関係もあまりよくないから話せなかったらしい。
つい口が滑って「電車乗ったときについ見とれてしまって笑」と気持ち悪い発言をしてしまった。
さすがに退かれたかなと思って顔をみると赤くなって戸惑っていた様子。
俺も気まずくなって貰った名刺を見ると秘書と書いてある。かなり上の人だった。「社長の秘書ってすごいですね」と切り出した。すると「私そこの会社の社長の娘なんです」と最初冗談うまいなーとしか思わず聞いていた。本当らしく親のコネで入ったとか噂にされていて友達もあまりできないし遠まわしだったがやはり綺麗な人なので男の子人に人気があって女の人からは冷たくされてるらしい。
「初めて会った人にこんなに話してスミマセン」と言われて「別にいいですよ。たまってたもんでてすっきりできたならいつでもききますよ?」といったら次の休みに遊ぶことになった。
その女の人の会社は俺が最終で落とされたとこで行きたい会社でもあった。
どちらも一人暮らしで家も近かったので夜車で向かいに来て家に送ってあげた。
半分下心もあったけど別になんとも思わなくなったし一人の女の子としてデートした。
俺のことを父に言ったらしく特別社長面接で聞かれたことは志望理由と個人理由で何でその時助けたか?と聞かれた!「困ってる人助けるのに理由は必要ないと思います」と言うとその場で内定がもらえた。
なんか悪い気がしたけど就活は無事終了。女さんに報告した。「内定おめでとうございます。でもあまり会えなくなりますね」と言われた。就活ある時はいつも同じ電車で行ってたからだ。
その時俺はお嬢さん過ぎてあまり知らなくて天然で優秀な女さんが好きになってて
俺「俺は女さんが心配なんで毎日送りますよ?」
女「それは迷惑だからだめだよ」
俺「でも俺女さんのこと好きになってしまったから俺のそばにいてください。」
女「・・・それって告白でいいのかな?」
俺「はい!」
女「私なんかでいいの?俺君だったらもっといい子見つかるとおもうよ?」泣きながら言われた
俺「女さんが好きだから!付き合ってください!」
と少し臭いこと言ってつき合ってます。今は彼女が部屋を出て俺んちで学生の身分ながら二人で暮らしている。

 

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