夢体験…/好き…


思い出すたびに、…ッです…。
書きます…。

<ガチャッ。>
扉が開く。

「おっと。…来てたの?」
「うん~。おかえりなさい。大介クン。」

「ご飯、出来てるヨ。食べよう~。」
「お~、トンカツ。」

一緒に晩ご飯。

「今日のは、お姉さん、作ったの?」

 私、【お姉さん】なんて、呼ばれています。(喜)
 今、私は、幼馴染みの、お姉さん。(大介さんより、4才年上ですっ。驚)
お隣なのもあって、ご両親が不在なとき、ご飯作りを頼まれたりしてるんです。
よくある、設定ですね…。

「うん~。そうだよ。」
「美味いよ。もぐもぐ。」
「ふふふ(嬉しいな)。もぐもぐ。」

 大介クン。ホッペに、ご飯が付いてるよ~。
「……。」
 う~ん。可愛いから、教えないで、見てようっと。

 ご飯が終わって、大介クンは、お風呂。
 いつもは、後片付けを軽く終えたら帰るトコロなんですが。
 今日は、まだ、ここに、居たいの。

 いつもと違う状況なのですが、私のナカに、変わらず、
 …恋心が、あるから…。

お風呂上りの大介クンと一緒に、
他愛もない話しをしながら、
なんとなく、流れているドラマを見ています。
なんだか、恋愛ものみたい。
 ・・恋愛かぁ・・。
大介クン…、好きなコ…、いるのかな…?

「ねぇ、大介クン。好きなコ…、いるの?」
「いないよ。」

いないのかぁ…(嬉)。

「じゃあ、好きなタイプは…?」
「好きなコが、タイプだよ。」

う~。分かりニクイ…。
今の大介クンにとって、私は…?
う~ん…?
そして、なんとなく、視線はまた、テレビを…。

(大介クン、こういう恋愛ドラマとか、つまらないかも…?
 チャンネル変えたほうが…?)
とか、思っていたら…っ。

「……っ・・っ。」

 ベットなシーンに…っっ(恥)。

「・・・・・・。」
「・・・・・・。」

 テレビ画面には、凄い感じなキスとか…、
 服とか…乱れて、声とか、エッチな…。
 エッチな…。

「・・・・・・。」
「・・・・・・。」

う…。
ドキドキしてきちゃったよ…っ。
え~っと、えっと。

「こ~ゆ~のって、大介クンも興味あるっ?」
明るく、明るくっ。

「そりゃまぁ…。健全な、男子だし。」

う…。
ドキドキ…。
こんな、エッチなのが、流れてるから…?
大介クンから香ってる、…お風呂上りの香りとか、
まだ、ほのかに濡れてる…洗いざらしの、髪の毛…。
男なのに、…セクシー…。

「まだ、シタこと、ないとか…っ?」
明るく、明るくっ。
「・・まぁ。無い…。」

か、カワイイし…っ・・。
まだ、エッチなのが、流れてるし…っ・・。
わ、私・・、

「じゃあ、試してみないっ?」
「え…?」

「お姉さんじゃ、イヤ…かな。」
「え…?」

「お、お姉さんは、・・イイよ。」
「・・・・・・。」

ドキドキドキ・・。

ちょっとだけ、続きます。

 

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