蛍・・・始まりの夜 其の二


前回:  蛍・・・始まりの夜 其の一

 初めて触れるHの下着は、夏のせいか少し湿っていた。
 Tシャツを脱いだ。全裸になる。
 ベッドに横になり、Hに抱きつく。おそらく汗で湿っている肌が直に俺の胸に、足に、チンポに触れるのが何とも心地よい。ますます膨張する。
 上から四つん這いになる形で覆い被さり、右手で半開きになっているHの口を開く。
 白い歯の奥に、やや湿り気を帯びている舌が見える。その姿は、いつものお転婆なHを見ているぶん、無防備で艶やかに見えた。
 カメラを手に取り、おそるおそる開いた口に、俺の口を近づける。
 唇が重なる。安心と興奮からか、唾液が舌の付け根から溢れ出す。
 そして、唾液を舌に乗せながら、Hの口の中とを往復する。
 写真を撮る。
 約2分間の一方的なディープキスを終え、口を離す。殆ど俺の唾液で俺の舌の先からHの口まで糸を引いている。
 写真を撮る。
 既に俺のチンポの先からは、カウパーが糸を引いてHのへその辺りに垂れている。
 我慢できなかった。
 Hのパンティーを脱がしながら心の片隅で、胸は後、と決める。
 脱がし終えたパンティーは俺のパンツの上に投げ捨てる。
 気持ちを抑えることが出来なくなっていた。

 

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続き:  蛍・・・始まりの夜 其の三

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