「雅くん、どうしてもしないとダメなの? 本当に、私のこと嫌いにならない?」
恋人の涼子が、不安そうに聞いてきた。僕は、もう指定されたホテルにまで来てしまっているので、今さら止めるつもりはない。どうしてもして欲しいと言うことと、絶対に嫌いにならないし、結婚すると約束した。
「……わかった。本当に、後悔しないんだね」
涼子は、少し悲しそうに言った。
涼子とは、交際を始めて2年経過した。社会人になったばかりの僕が、まだ大学生になったばかりの涼子を口説いて付き合い始めた。
涼子とは、バイクの練習会で知り合った。ジムカーナ競技という、かなりマニアックなヤツだ。車のジムカーナはそれなりに知名度があるが、バイクのは世間の認知度も低い。
人に聞かれると、白バイがやっているようなヤツですと説明する感じだ。そんな中、涼子はジムカーナをするためではなく、スムーズにUターンが出来るようになりたいという程度の理由で練習会に参加していた。
涼子は、アイドルかと思うようなルックスなので、色々な人が競うようにアドバイスをしたり教えたりしていた。でも、たまたま同じバイクを乗っている僕に、色々と質問してくるようになった。
そして、ツーリングに行ったりしているうちに、思い切って口説いた。僕は、基本的には草食系の男なので、あまり女性との交際には興味がなかった。でも、涼子はあまりにも可愛かった。
さすがの僕も、このチャンスを逃したら次はないだろうなと思った。そしてそれは上手く行き、今はバイクだけではなく涼子にも乗る日々を送っている。
涼子は、ショートカットがよく似合う、パッチリとした二重まぶたが印象的な女の子だ。マジで恋する5秒前な感じの美少女だ。
僕は、ルックス的にはごくごく平凡で、ただバイクが上手いという一点だけで、涼子に好きになってもらったように思っている。
初めてセックスをした日のことは、よく覚えている。涼子は、恵まれすぎたルックスをしているのに、処女だった。勝手なイメージで、男性経験はそれなりにあると思っていたので、初めてをもらえた幸運に自分でも驚いた。
そして、涼子はとにかく尽くすタイプで、僕が望むことは何でもしてくれるような従順な女の子だった。こんなに可愛らしいのに、なんで僕なんかをそこまで好きになってくれたのだろう? 不思議に思う。
ただ、最初の方こそ涼子と付き合える幸運に感謝していたが、それが当たり前になり、色々と涼子にさせるようになっていった。
最初は、軽いコスプレみたいな感じだった。可愛らしいランジェリーを着てもらったりしていた。でも、それもエスカレートして、ドンキで買ったナースやJKの制服姿でセックスをするようになったりした。
「興奮する? なんか恥ずかしいな……」
そんな風に恥ずかしがりながらも、卑猥なコスチュームを着て相手をしてくれる。こんなにミニスカートのナースなんているはずもないが、ゾクゾクしてしまう。
涼子は、恥ずかしがりながらも積極的に責めてくれる。小さなお口を一生懸命に使って、僕のペニスに奉仕をしてくれる。男性経験のなかった涼子は、フェラチオなんて当然したこともなかったので下手くそだった。
でも、真面目で研究熱心な涼子は、すぐに上達した。上目遣いで僕を見つめながら、熱心にフェラチオを続けている。この上目遣いでのフェラチオが、もの凄く興奮する。
「気持ちいい? いつでも出して良いからね」
セクシーすぎるナース姿の涼子が、ペニスを弄ぶように触りながら言う。すぐに舌が絡みつき、たまらなく卑猥に見える。涼子は、僕なんかと付き合わなくても、いくらでもいい男を捕まえられると思う。
それなのに、ここまでしてくれる。最高の気持ちのまま、涼子の可愛らし顔を見つめる。すると、涼子の指が乳首にまで伸びてきた。
あまりの快感にうめくと、
「気持ちいい? もっと気持ちよくなって欲しいな」
と、恥ずかしそうに言いながらペニスをくわえてくれる。すぐに舌が絡みつき、強烈なバキュームも始まる。乳首を触られながらここまでされると、少しも我慢出来ずに搾り取られるように射精をしてしまった……。
「ん〜〜」
軽くうめきながら口内射精を受け止める涼子。僕は、慌てて謝りながらペニスを引き抜く。ティッシュを取る前に、涼子は僕のことを見つめたまま飲み干してくれた。
「飲んじゃった。今日も、いっぱい出たね」
涼子は、本当に嬉しそうに言う。ここまでしてくれることに感動してしまう。
そして、僕は卑猥なナース姿の涼子を押し倒していく。涼子は、興奮した顔で僕を見つめている。素肌に着たナース服、浮き出た乳首がクッキリと見えている。
僕は、それを指で触り始めた。
「うぅっ、あっ、雅くん、気持ちいいよ」
涼子は、すぐにとろけた声をあげる。本当に気持ちよさそうで、幸せそうな顔をしている。凄く恥ずかしがりなのに、卑猥な姿で乳首を触れてあえぐ涼子……ギャップに僕の興奮も高まる一方だ。
ナース服に浮き出た両乳首を、夢中で責め続けた。さらに乳首の固さは増していき、カチカチになってきている。僕は、強めにそれを摘まんだ。
「うぅっ、あぁ、ダメぇ、気持ちいい」
涼子は、さらに顔をとろけさせている。本当に気持ちよさそうで、切なげな顔になってきている。僕は、さらに夢中で触り続けた。
「ンッ、あっ、アンッ、雅くん、もう来て……欲しいよ」
涼子は、焦れたような顔になっている。僕は、短すぎるスカートをまくり上げ、ショーツを引き下ろした。薄いヘア、そして小さな陰唇。
溢れた蜜が膣口周りをしっとりと濡らしている。すごく濡れてると告げると、
「は、恥ずかしいよ……見ないで」
と、顔を真っ赤にして恥ずかしがる。その可愛らしさに、ドキドキしながら指を近づける。そして、クリトリスの辺りを触り始めた。
充分すぎるほど濡れそぼった膣口、クチョッと小さな音を立てる。
「うぅっ、雅くん、もう入れて欲しい」
さらに焦れた声を出す彼女。すでにカチカチになっているクリトリスを触り始めた。
「あっ、ンッ、アンッ、気持ちいいっ。雅くん、もっとっ!」
涼子は、可愛らしい声であえぎ始める。さらにクッキリと浮き出てきた乳首、切ない顔。僕も、すっかりと回復して勃起しきっている。
僕も我慢出来なくなり、コンドームを装着して挿入した。ナース姿のままの涼子を、正常位で犯すように抱くと、
「あっ、アンッ、雅くん、もっとっ! 気持ちいいよ。愛してるっ」
と、すぐにあえぎ始めてくれた。痛いくらいに締め付けてくる膣。昔陸上部だったことも影響しているのだろうか? 泣きそうな目で僕を見つめながらあえぐ涼子……快感が強すぎて、僕はすでにイキそうな感覚になってきている。
可愛らしい控えめな声であえぐ涼子を見ながら、また色々な妄想をしてしまっている。まだ大学生の涼子は、身の回りに男性も多い。
あまり積極的に参加はしていないが、ツーリングサークルみたいなものにも所属している。本当は、あまり参加して欲しくないという気持ちもあるが、逆にもっと参加して他の男と仲良くなって欲しいという、異常な願望も持っている。
寝取られ性癖とまでは行かないと思うが、嫉妬で興奮する気持ちを昔から持っている。オナニーする時も、ライトな寝取られ物を使うことが多い。
涼子が、他の男に性的な目で見られることに興奮するのだと思う。涼子が、他の男を好きになるとか、そういうことではない。涼子が他の男を好きになってしまったら、さすがに耐えられないと思う。
夢中で腰を振りながら、卑猥な姿であえぐ涼子を見ている。こんな卑猥なコスプレ姿を、サークルの男子が見たらなんと言うだろう?
僕は、涼子が他の男のオナニーのオカズになっているのを想像しながら腰を振り続けた。そして、あっけなくイキそうになってしまった。
「雅くん、固いよ。カチカチになってきた。イクの? キスして、キスしながらイッてっ!」
涼子は、興奮しきった声で叫ぶ。僕は、キスをしながらスパートをかけた。すると、あっけなく射精してしまった……。
相変わらずの早い射精……早漏は、いつまで経っても治らない。口でしてもらってからのセックスでも、3分以上保ったことはないと思う。
「雅くん、気持ちよかった?」
甘えた顔で聞いてくる涼子。本当に可愛くて、何度もキスをしてしまう。すると、涼子はコンドームを外してお掃除フェラを始めてくれた。
そんなのしなくていいよと言っても、したいのと言ってしてくれる涼子……本当に幸せを感じる。でも、この状況でも、涼子が他の男にこんな事をする姿を想像し、強いヤキモチを焼いていた……。
そんなある日、涼子が泣きそうな顔で謝ってきた。話を聞くと、ツーリングサークルのツーリングで、ドタキャンが続いてサークルの男性と二人でツーリングに行ってしまったそうだ。
別に、やましいことはなかったそうだが、二人きりで行ったことに強い罪悪感を感じているようだ。僕は、不安と嫉妬を感じながら、どうして中止にしなかったのかと聞いた。
「そ、それは……仲のいい子だったから……。彼の方が年下だし、先輩として引っ張らないとダメかなって思って……」
涼子は、本当に強い罪悪感を感じているみたいだ。僕は、確かにヤキモチは焼いているが、本当に何もなかったんだろうなと思っている。
こんなに罪悪感を感じなくても良いのに……と、思っていたくらいだ。でも、僕は急に悪い考えが浮かんでしまった。怒ったフリをしながら、そんなのダメじゃん、浮気みたいなものだよと言った。
「……ごめんなさい。そうだよね……雅くん、本当にごめんなさい」
涼子は、ほとんど泣いているような顔になっている。僕は、怒って帰って行ったような演技をしながら涼子の部屋を出た。涼子は、慌てて引き留めようとしたが、僕は罪悪感を感じながらもそのまま帰った。
電話やラインで反省しているメッセージが届く。こんなに必死になってくれることに嬉しくなりながらも、ウソをついて申し訳ないという気持ちももたげてくる。
そして翌日、ずっと考えていたことを告げた。他の人にエッチなことをされても、感じないか見せて欲しいと言うことを。
「えっ? 他の人と、エッチなことするの? どうして?」
涼子は、まったく意味がわからないという顔になっている。僕は、本当に僕を好きなら、他の人としても感じないはずだと告げた。
当然、涼子はまったく理解しない。当たり前だと思う。言っていることはメチャクチャだ。でも、涼子が後輩と二人でツーリングに行ってしまったという弱みを利用して、説得をした。
「本当に、それで許してくれるの? でも、他の人とエッチなことして、嫌いにならない?」
涼子は、とうとう承諾した。