ライターの火を見つめて


4文字数:2001

私はヒメナ。s学五年生です。

一年生の時でした。自宅に車が突っ込んで来て壊れたので、数日の間ママの妹である、ミチヒさんのお家で過ごしました。

ミチヒさんは、
「家の風呂、洗うの面倒なのよね。」
と私を、銭湯に連れて行ってくれました。

銭湯はちょっと古い造りでしたが、とても気持ちいい所でした。
そしてお風呂から出て服を着替えると、私を中庭の見える廊下に連れていきました。
ミチヒさんはそこで、私にコーヒー牛乳などを飲ませてくれるのが湯上がりのお楽しみでした。

その廊下にはいくつか椅子が置かれていて、若いお姉さんや年とったオバサンたちが、ほぼハダカで座ってタバコを吸っていました。

おっぱい出してタバコを吸うお姉さんを見ていると、私は身体の奥にムズムズするものを感じるのでした。

ある日、ミチヒさんに女の人が声をかけて来ました。女の人は腰にタオル巻いて、タバコをくわえていました。
「先輩!」
「よぉ、相変わらずいいチチしてるな。」
ミチヒさんは女の人の乳首を軽くつまみました。女の人は笑いながら
「ダメっスよ……感じるでしょ……」と言うと、
「一本いきますか?」と手に持っていたタバコの箱をミチヒさんに差しだしました。
ミチヒさんは「ダメ、この子がいるから」と言いました。
「誰?」女の人が聞くと、ミチヒさんは、
「姉さんの娘さんよ。」と答えました。
すると女の人はタバコを吸いながら、しゃがんで私の顔を見て、
「あ…… そうなんだ……」と言いました。ミチヒさんは、
「もぉ、この子をタバコ臭くさせないで。」と言って女の人をつつきました。

その夜、私は私のそばで寝るミチヒさんの顔を見ながら、パジャマのズボンの中に手を入れて、パンツの上からお股を手でいじりました。

これまでも、銭湯の廊下でタバコを吸ってくつろぐハダカの女の人たちに身体がムズムズしてたのですが、ミチヒさんもそこでタバコを吸ってることを知って、押さえきれなくなったのです。

ミチヒさんがハダカでタバコを吸う姿を思い浮かべると、お股に当たる指の気持ち良さが一段と強くなるのでした。
そして……その隣に私がいるのです。
ハダカのミチヒさんに寄りかかってるハダカの私が、指にタバコを挟んで口にくわえ、煙を吹きあげているんです。

私はお股をいじるうちに息が荒くなってたようで、ミチヒさんが目をさまし、
「どうしたの?イヤな夢見たの?」
と言って、私を抱きよせてくれました。

   ▽▽

五年生になった春、コロナの感染予防のために、父は応接間に仕切りを立ててテレワークの場所にしていました。
私も家の中でオンライン学習してる毎日でした。

あんまり家にこもってるのもイヤだから、時々こっそり家をぬけ出して外を歩きました。

ある日、人が集まる場所を避けてるうちに、駐輪場の片隅に行った時です。
コンクリートの壁と鉄柵の間に、何かが光ってるのを見ました。

使いすてのライターでした。私は物影に隠れて、レバー(?)を押さえてみました。
(うわ…… 動かない。)
今は、子どもの火遊びを防止するために、こういうライターのレバーが固くなっているとは聞いていたけど、五年生の私でも両手で扱わないと火がつきませんでした。
でも一度成功したら、その要領で(見かけカッコ悪いけど)火をつけることが出来るようになりました。

私は、その近くにライターを隠して家に帰りました。

その日から私は、こっそり駐輪場に向かってはライターを見つけ出し、スムーズに火がつくようにレバーに力をこめる練習をしていました。

(タバコをくわえておいて、この火の中に先っちょを入れる…… そして、くわえたタバコをストローみたいにして、火を吸い込むようにすると火がつく…… 煙は深く吸いこまない、と。)

ライターと出会って、私は一年生のころのエッチな出来事を思い出しました。

そして夜毎ベッドの中で、あのライターに灯る火が浮かんでくるようになりました。

私は、ライターで火をつけたタバコを吸う姿を心に描きながら、お股に手を入れます。
あのころのように、パンツの上からではなく、じかにワレメを触るようになっています。
すごく気持ちいいひとときです。

  ▽▽▽

練習を繰り返すうちに、ライターのガスはだんだん残り少なくなって来ました。
隠し場所から誰かが、ライターを持ち去りそうな気もします。

コロナの自粛が一段落ついて、ようやく再開した学校からの帰り道。
私は通学路のすみずみまで見つめています。
(どこかにホンモノのタバコ、忘れてたり落ちたりしてないかしら……)

04jy2020

 

良かったら「いいね」してください。誰でも「いいね」出来ます!


同じジャンルの体験談

トップページに戻る