お互いに忙しいこともあってそれから長い間会うことも少くなかったし、会っても夫婦交際の話は出なくなってしまい、もう忘れてしまったものと思っていた。
ある土樽日に恒例で二人で飲んでいると、ウェイターに突然電話です、と呼び出された。妻が出てみると小山さんの奥さんだった。
「よかつたわ、伊田さんがいて。今ねこのホテルの11階の例の部屋にいるの。ちょっと見た来ないこと? とてもいい部屋なのよ」
「エッ、例の部屋ってどこ?」
「あらお忘れになったので 例の部屋ってスワッピングルームと主人の言っていたところ」
「あーら。京子さんお楽しみだったの?」
「そんなんじゃなくってよ。純子さんもいじわるね。今私一人なの。主人はもうじき帰って来るけれど、わけは来てから脱明するからいらっしゃいよ」
詳しい事情も判らずに『とにかく部屋を見るだけ』と推められて二人で訪ねてみた。
広いL字型の部屋にダブルベットが二つありL字の角の所にバストイレのあるきれいな部屋だった。奥さんがポッンと一人でTVを見ていて、客を泊める予定が急用で帰京しなくてはならなくなり、夜も遅くキャンセルもできなくなったとのことだった。ご主人は駅までその一家を送って行ったのだそうだ。
ルームサービスのアルコールを口にしながら話をしている間に、妻は奥さんに案内されて部屋を見ていた。ハスはこういったビジネスホテルには珍しくユニットバスではなく大型なバスタブだった。
「ホラネ、この戸を閉めると二つ部屋になるでしょう」
と奥さんの説明にスワップルームと同様に使えると納得したが、夫婦交際の実行者でもないらしい小山さんの想像の豊かさに驚いた。
程なくご主人が帰って来られた。
「イヤァ、いらっしゃい。四人部屋と言ったら混んでるらしくこの部屋しかとれなくてね。料金だけとって泊れなくなったのに一度入室したからと返してくれないそうでね。それじゃ話の種に伊田さんをお呼びしたらと思ってね。いつものところで飲んでたの?」
「ええ。呼び出し電話で驚いてね」
「イヤァーそれはすみません。でも近くにいて良かった。なかなかの部屋でしょう。これで天井に鏡でも張ってあれば申し分ないんだけれど。ちょっと失礼してひとつ風呂浴びさせてください。一日中仕事で案内させられて疲れてしまったので。お前も一緒にどうだい?」
と奥さまにも推められたがご主人が一人で入ってゆかれた。
「セクシーなお部屋ですもの、京子さんもどうぞご一緒に入ってらっしゃいよ」
と妻が推めると逆に、
「アーラ。気が付かなくてごめんなさい。この部屋だもの、純子さんが行ってくだきらなくちゃ。主人に言ってくるわ」
と腰を浮かしかかったので妻はあわてて、
「京子さん、ヤメテェー」
と奥さんをとめた。
でもそれがきっかけとなって約半年前の夜の話に戻った。あの時はどうした、こうしたという話の中に、あの晩家へ帰ってからの軽い妖妬心にアクチベイトされて素晴らしいセックスになったことを思い出した。小山さんのところでも同じらしく私との二時間位の一部始終を話し、妻とのことを聞いて興奮してしまい、何年振りかに燃えたそうだ。
そんな話の途中にご主人が風呂からあがって来て話に加わった。
話の途切れたときに奥さんが妻をパスへ誘った。部屋を見るだけで来たつもりだった妻も話の成り行きにつられて着
換えの浴衣まで持ってバスへ行ってしまった。
男二人で飲みながら話をしているうちにどちらが言い出すともなく、せっかくのチャソスだから妻を交換して遊ぶことに話がまとまった。妻たちがバスから上ると女同士でもそんな話になったそうで、まるでドライブにでも行くかのようにすぐに決まってしまった。
「じゃあ、ハートナーをチェンジしましょう」
とご主人のソファに妻が移動し、私はシャワーを浴びてくるために席を立った。
シャワーを浴びているうちに先日の夜のことを思い出してベニスが立ってきてしまった。
「私もご一緒してよろしいかしら」
と奥さまが入って来た。小山さんと妻は奥さんの前でキスを始めてしまい、じゃまみたいだからと言って浴衣をぬいで向うむきでパンティをとった。
抱き寄せようとした腕からするりと抜けてしゃがむと躊躇なくベニスを口に含んでしまった。舌先で裏側をチョロチョロとなめられ口に含んで抽送し、睾丸をひんやりする手で包みこんで、もまれると半立ちだったペニスがイキリ返ってしまった。抱き上げてキスをしながらそれを股間にはさもうとしたが互に慣れてなくてうまくゆかない。危く滑べりそうになったのをしおにベッドへ行く。
体を拭いたバスタオルで裸を包もうとするのを、
「そのままのほうが美しいですよ」
と二人共裸で歩く。そり返らんばかりにイキリ立ったペニスが揺れるたびに重さを実感する。

