(お母さんがみてるよぉ)。狭いアパートの一室で私は実のお父さんに抱かれてしまった私。
お母さんが亡くなって二年が過ぎようとしてた今年の春のことです。お母さんのいない寂しさ、苦しさをお母さんに似ている私を抱くことで補おうとするかのようでした。ドアを隔てた先にはお母さんの仏壇の間がみえるんです。そこで私はお父さんに押し倒されたんです。
お母さんが亡くなって、私をみるお父さんの視線の変化に気付いた私。さみしい表情、私がそばにいるときの安堵感、お母さん似の私をみてる視線が私を通り過ぎてお母さんを見ているような雰囲気、娘というより女性を見ているようなまなざしを感じ、それらが違和感を感じさせていたのです。
「お父さん、お父さん、やめて!」私は身の危険を感じ、そう言ったの。父親として尊敬してたし、家族的な温かさ、優しさを感じていました。お母さんを失ったつらさは共感できます。でも私は家族でいたかったし、そういう関係は間違っていると思ったので抵抗したのです。なぜ私とセックスしようとするのか理解できませんでした。心が追いついていかなかったのです。
「茜、じっとしてなさい!ごめん、お父さんは我慢できないんだぁ」私は無理やりキスを求められ、思わずされないように顔を背けました。緊張と悲しみで金縛りのようになり、顔は横向けたまま、力が急速に抜けていった私。お父さんは私の着衣を乱し、乱暴に剝いでいきました。視線を合わせるのも怖かったんです。はぎ取られむき出しになった肌がお父さんに見られています。
(誰にも見せたことが無いのに…いやだ!はずかしい)お父さんの視線にさらされた部分は熱くなっていきました。お父さんのイヤラシイ行為は続きました。お父さんの触れる度にイケナイ感情が湧き出て、実の娘なのに感じてしまう私。自身の気持ちに驚く私でした。電流が走り顔が左右に振れます。お父さんが入ってきた時に開けっ放しになってるドアがみえ…。
仏壇の部屋の天井にあるお母さんの遺影。お母さんらしい笑顔の写真を選んだ遺影。お母さんの遺影の視線が私の視線と重なりあったの。
(お母さん、ダメ!見ないでぇ)私は目を閉じました。お母さんの視界から逃れたかったんです。
いつの間にか私はお父さんに覆いかぶされ、実の親子で抱き合っていたんです。嵐が過ぎ去るのを待つ生き人形でした。
そしてお父さんは痛みとともに私の大切なハジメテを奪ったのです。挿入された瞬間、あまりのショックに閉じてた目が開いてしまったんです。お母さんが悲しそうな表情で見ていたんです。どうすることもできなかった。お父さんはかつて、お母さんと同じように愛し合っていたんでしょう。私もお母さんみたいに抱かれていたんです。揺れる心と身体。
お父さんがイッタ時、私は世界が変わったように思えたんです。
(お母さん、ごめんなさい…っと)

