気弱な僕と、妻をオモチャにする強気な部長


 恵美とは結婚してまだ1年だが、彼女が大学生の時からの付き合いなのでもう7年ほど一緒にいる。
 恵美は27歳で、小柄で可愛らしい女性だ。ただ、小柄だが少しむっちっとしていて、胸もそれなりにあるし、太ももも太い。
 でも、僕は太ももの太い女性が大好きなので、本当に僕の好みそのものの女性だ。彼女は同じ大学の後輩だが、5歳年下なので大学で一緒だったタイミングはなかった。

 ゼミの繋がりで知り合い、一目惚れした僕が頑張って交際に至った。恵美も僕の事を凄く好きになってくれて、幸せな日々だった。
 そして、順調に結婚した。でも、僕の失敗のせいで、恵美は他の男性に良いようにオモチャにされる日々を送っている……。

 きっかけは、仕事上での失敗だった。僕の確認不足で、初歩的なミスをしたまま契約が進んでしまい、契約後に大きな問題になった。
 それを部長に助けてもらった事で、歯車が狂い始めてしまった。最初は、気にするなと言ってくれていた。でも、徐々にウチに遊びに来るようになり、半ば無理矢理恵美にフェラチオをさせた。

 その時に、僕がもっとしっかりと拒否すれば良かったのに、気の弱い僕は言いなりになってしまった。恵美も、僕を助けるためならばという事で、我慢して受け入れた事が部長の行動をエスカレートさせてしまった……。

 僕は、日々後悔しながらも、自分の性癖が大きく歪んでいくのを感じていた。目の前で恵美が抱かれるのを見て、興奮してしまう……寝取られ性癖なのかも知れないが、自分ではそんなはずはないと思っている……。

 今日も、部長がウチに食事に来ている。食事をしている時は、部長は朗らかでとても優しい顔をしている。実際、色々と食材や良いワインなんかを買ってくる。
 会社でも、何かと僕を取り立ててくれるので、32歳にして課長になる事が出来た。給料もボーナスも増え、生活にはかなり余裕が出来た。
 でも、恵美が犠牲になっていると思うと、会社なんて辞めてしまおうと思った事も1度や2度ではない……。

「相変わらず、美味しいね。恵美さんは、良い奥さんだね」
 部長は、優しい笑みを浮かべている。こうやって見ると、なかなかの男前だし、紳士的なオーラを感じる。
「ありがとうございます。いっぱい食べてくださいね」
 恵美は、笑顔で言う。最近では、恵美は部長に対して打ち解けた雰囲気になっている。最初の頃は、本当にツラそうで嫌悪感をあらわにしていた。

 こうやって食事をしていると、本当に楽しい食事会みたいな雰囲気だ。

「そろそろ子供は作らないの?」
 部長がワインを飲みながら質問する。別に、セクハラな感じの聞き方ではない。
「そろそろかなって思ってます。お給料も部長さんのおかげで上がりましたから」
「そんな事ないよ。伸吾が優秀だからだよ」
 そんな会話を続ける二人。いつもの事だが、僕は会話になかなか入れない。どうしても、部長に対する怒りのような感情が消せない。

 そして、ソファに移動してつまみを食べながらワインを飲み、まったりと過ごす。恵美は、部長にワインを注いだりしながら楽しそうに会話を続けている。
 部長は、仕事も出来るし女性にも人気がある。会話も豊富で女性の扱いも慣れている。

 部長の事を知れば知るほど、どうしてあんなに無理矢理に恵美の事をものにしたのか理解出来ない。部長なら、いくらでもセックスの相手もいたと思う。
 恵美は、夫の僕から見れば可愛らしくて最高の女性だが、部長がリスクを冒してまでものにするほどではないと思う。

「そんな事ないですよ。部長さんは、若々しいです」
「そんな事あるよ。最近は、めっきり体力落ちてるし」
 部長は、朗らかに会話を続ける。とても恵美をオモチャにしているとは思えない態度だ。僕は、いつもこの雰囲気に戸惑ってしまう。

 もしかしたら、恵美は嫌がっていないのだろうか? そんな疑念すら感じてしまう。
「体力、落ちてます? 全然そんな感じしないですよ」
 恵美がそんな事を言い始めた。まるで、誘っているように感じてしまう。
「恵美が相手だと、私も頑張るからね」
 部長は、恵美の事を呼び捨てにした。いつも、こんな感じで行為は始まる。
「そうだったんですね。誰にでもあんな感じだと思ってました」
 恵美は、言葉や仕草に媚びた感じが混じり始めた。僕は、胸が苦しくなっている。拒否するどころか、恵美はそうなる事を望んでいるように見えてしまう。

「そんな事はないよ。恵美は特別だよ。恵美みたいなイイ女、他にはいない」
 部長は、真剣な顔で言う。どうしてそんなに恵美に執着するのだろう? 不思議で仕方ない。
「ありがとうございます。そう言ってくれるの、部長さんくらいですよ」
 恵美は、本当に嬉しそうだ。部長相手にそんな態度を取るのを見て、裏切られたような気持ちも湧いてくる。

「じゃあ、始めるか。今日も、可愛がってやるからな」
 部長は、さっきまでの紳士的とも言える態度をあっさりと捨てた。そして、ズボンとパンツを脱ぎ始める。部下の自宅なのに、まったく躊躇なくペニスをさらけ出してしまった。

「もう、大きくなってる……そんなに興奮してるんですか?」
 恵美は、部長のペニスを見つめながら聞く。勃起したペニスを前に、恥ずかしがる様子も怯む様子もない。
「恵美の太もも見てると、すぐにこうなるよ。本当に、最高の太ももだ」
 そう言って、部長はおもむろに恵美の太ももを撫で始めた。恵美にとっては、コンプレックスを感じている太ももだ。太くて嫌だそうだ。
 でも、僕はそんな恵美の太ももがとても好きだ。肉感的で、セクシーだと思う。恵美はスカートを穿いているので、太ももがよく見えている。
 取り立てて短いスカートではないが、ソファに座っているので太ももはかなり見えている。

 部長は、恵美の太ももを撫でる。僕は、恵美の太ももが他人に撫でられているのを見て、すでに勃起してしまっている……。恵美に気がつかれないように、少し腰を引いて目立たないようにした。
 部長は、嬉しそうに恵美の太ももを撫で続ける。部長のペニスは、さらに大きさを増したように見える。部長は40半ばくらいのはずだが、勃起したペニスは若々しい。
 そして、部長のペニスはとにかく太い。長さもそれなりにあると思うが、太さが際立っているので、長さが目立たないようだ。

 すると、恵美が部長のペニスを握り始めた。最近では、自分からこんな事までするようになってしまった。恵美は、部長を怒らせないように、なおかつすぐに終わってくれるように、こんな態度を取っていると説明してきた事がある。
 その時は納得したが、今のこの態度を見ていると、恵美は楽しんでいるのではないか? そんな疑念を感じざるを得ない。

「固い。凄く固くなってます。そんなに私の太もも、好きですか?」
 恵美が不思議そうな顔で聞くと、
「もちろん。最高の太ももだ」
 と言って、太ももに顔を埋めた。
「フフ、部長さん子供みたい」
 恵美は、楽しそうだ。部長は、太ももに顔をこすりつけるようにしている。本当に太ももが大好きという、子供みたいな行動だ。

 実際、恵美の太ももはスベスベで触り心地が良い。でも、本来それは僕だけが知っている事だったはずだ。部長は、舐めるでもなくただ顔をこすりつけている。
 しばらくそれを続けた後、
「挟んでくれ」
 と言い始めた。恵美が少し脚を拡げて隙間を作ると、部長はそこに顔を突っ込んだ。そして、恵美が太ももを絞めて部長の顔を挟み始めた。
「あぁ、最高だ」
 部長は本当に嬉しそうだ。恵美は、そのままグイグイと太ももで部長の顔を締め付ける。

 部長のペニスは、揺れるように動いている。勃起しすぎて揺れているようだ。血管のうねりも見えるほど、部長のペニスはビキビキに勃起している。
 しばらく太ももで挟んだ後、恵美はまた部長のペニスを握った。そして、今度はしごき始めた。

 もう、無理矢理犯されているような感じではない。恵美は、嫌がっているようには見えない。
「固い……本当に固いです」
 恵美は、そんな事を言いながらしごき続ける。どことなく、顔も興奮した感じになってきている。僕は、恵美が他の男のペニス相手に興奮しているのに、勃起したままだ……。

「くわえてくれ」
 部長が指示をすると、恵美はあっさりと彼のペニスを口に含んだ。何度見ても、あまりに強烈な光景だ。太いペニスが、ギリギリな感じで恵美の口の中に入っている。
 恵美は、すぐに頭を前後に振り始めた。恵美が、部長のペニスをフェラチオしている……。最悪な光景を見せつけられているのに、僕はさらに激しく勃起している。

 恵美は、時折チラッとこっちを見ながらフェラチオを続ける。怖いくらいに無表情で僕を見ながら、フェラチオを続けている。
 大きく口を開けているので、少し苦しそうだ。可愛らしい顔が、歪んで間抜けて見える。でも、恵美はそのまま頭を動かし続ける。

「上手になったな。気持ちいいぞ」
 部長は、そんな風に褒める。実際、部長が仕込んだ事で恵美のフェラチオは上達した。色々なやり方を指示し、実践させてきた。
 自分の妻が、他の男の手でしつけられるのを見るのは、本当にツラい日々だった……。でも、僕はそれを止めようとする事もなかった。

 恵美は、リズミカルに頭を振り続ける。時折ペニスを口から出し、舌を絡ませるようにしている。部長の立派なカリ首に、恵美の小さな舌が絡みつく……。僕は、見たくないのに目が離せない。

 こんな風に、僕のいる前で行為に及ぶのは、部長の趣味だ。何度も部屋を出たいと告げたが、部長は笑いながら見てろと言うだけだった。
 僕は、そのせいで寝取られ性癖に目覚めてしまったのかも知れない……。恵美が夢中でフェラチオしている姿を見て、堪えきれずに股間をまさぐり始めた。

 自分でも驚くほど固くなっている。別にEDというわけではないが、セックスの時もこれほど固くなったり大きくなったりしない。それなのに、恵美と部長の性行為を見ると、いつもこうなってしまう……。
 認めたくはないが、やっぱり寝取られ性癖なのかもしれない……。

 恵美の頬はギュッとすぼまっている。舌や唇でカリ首を責めながら、バキュームもする……僕とのセックスでは、一度もした事がなかったやり方だ。
 すべて、部長が一から仕込んだ。僕がバカで気弱だったばっかりに、こんな状態になってしまっている。

「良いぞ、後ろも舐めろ」
 部長は、興奮が高まると本性が見えてくる。言葉遣いも命令調になる。恵美は、部長をソファに四つん這いに導くと、手でペニスをしごきながら彼のアナルを舐め始めた。
「あぁ、良いぞ、気持ちいい」
 部長は、うめくように言う。さっきまでの平和だった時間がウソのように、恵美は風俗嬢まがいの事をさせられている。アナルを舐めながら、手でペニスをしごき続ける恵美……でも、どうしても嫌がっているように見えない。

 恵美の舌が、部長のアナルに触れている……そして、指が卑猥にペニスや睾丸に絡みついている。何回見ても、信じられない光景だ。逃げ出したくなる。

「よし、指入れてくれ」
 部長は、そんな事を言い始める。これは、いつもではない。部長の気分次第というところだ。
「フフ、今日は淫乱な気持ちなんですね」
 恵美は笑顔すら見せている。もう、無理矢理されていた時のツラそうな顔はない。それはそれで僕の心の負担も軽くなるが、違う心配が大きくなる。

「まぁな。強くしてくれ」

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