昔の銭湯


今では混浴できる年齢が県の条例で決まっていて、銭湯もちゃんと守っているのだろうが、私の子供のころは小学校の制服を着ていると6年生でも許されていた。
うちには風呂がなくて、毎日父親について、銭湯にゆくときは、姉が小学生のあいだは一緒に男湯に入っていた。
 姉は成長が早く、すでに5年生で大人並みに胸も成長し陰毛もジャングル状態だったが、平気で男湯に入っていた。
風呂で私のクラスメートと出会うこともあり、姉の剛毛はクラスでも有名だった。女の家族が居ないクラスメイト特に男子はガン見してたし、大人の男の人もチラチラ見ていた。
姉が中学に入って、女湯に行くようになると、私は男湯には行かず、姉について女湯に行くようになった。
 6年生になる頃には私にも陰毛が生えてきた。包皮もむけるようになり勃起すると亀頭が半分露出するので、女湯では勃起しないように気を付けていた。
しかし、いつも半分勃起状態で、よく見知らぬおばさんから
「あら、あなた、立派なチンチンしてるわね。まあ、チン毛もはえてきてるじゃない」とからからかわれた。
 女湯ではクラスの女子に出会うこともあったが別にどうと言う事もなくお互いに隠しもせず言葉を交わしていた。それに小学生はひとりでは男湯に入れてくれなかった。
だから一緒に来たのが父親だったら男湯、姉や母親だったら女湯に入るしかなかった。
母親と一緒で女湯に入っていて、母親が着替えるときなどにお尻を突き出したら、和太鼓みたいに連打したものだった・・・
 おばさんたちは脇毛は生やしぱなし、陰毛も生やしぱなしだった。
夏場は銭湯の脱衣場の窓が開けっ放しだから隙間からも見えた。
いい時代だったな。

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